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JPH0541721B2 - - Google Patents
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JPH0541721B2 - - Google Patents

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JPH0541721B2
JPH0541721B2 JP59163471A JP16347184A JPH0541721B2 JP H0541721 B2 JPH0541721 B2 JP H0541721B2 JP 59163471 A JP59163471 A JP 59163471A JP 16347184 A JP16347184 A JP 16347184A JP H0541721 B2 JPH0541721 B2 JP H0541721B2
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JP
Japan
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product
linear
viscose rayon
elongation
linear material
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JP59163471A
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Kenjiro Yamagata
Atsumi Asami
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
<産業上の利用分野> 本発明は研摩用、刷子用等に使用することを目
的としたビスコースレーヨン線状物及びその製造
方法に関する。 <従来の技術> 従来より、機械工業や金属工業においては、仕
上加工として寸法精度の高いものや仕上面のなめ
らかさを得る為に、研削、研摩等の精密加工工程
が施され、この精密加工に用いる器材として多種
多様のものが考案され、利用されてきた。例え
ば、研摩ブラシ、研摩砥石、研摩布紙等が知られ
ている。 上述の中の研摩ブラシは、一般に高速で摩擦さ
れることが多く、研摩ブラシと被研摩体との接触
による摩擦熱は非常に高くなり、耐熱性のない素
材では、例えばナイロン、ポリエステル等の合繊
素材にしばしば見られるように、線状物先端部が
溶融変形し、研摩ブラシの特性が変化するので、
研摩ブラシとしては好ましくなかつた。 精密加工に用いられる研摩砥粒は、天然産とし
てはダイヤモンド、エメリー、鋼玉、ケイソウ
土、ざくろ石等が、人工物としてはAl2O3,SiC,
WC,Fe2O3,Cr2O3,MgO等が用いられるが、
これら砥粒はその使い易さの面からステアリン
酸、牛脂、樹脂、ろう類、鉱物油等と混合し固形
棒状にして、研摩基材にすりつけて使用されるこ
とが多い。さらに研摩の際、仕上面をなめらかに
するとともに、研摩屑を洗い落としたり、摩擦に
より発生する熱を奮い去る目的で、工作液として
石油を主成分として硫化油または動物油を添加し
たものが用いられることもある。研摩ブラシとし
ては当然これら有機物質に犯かされない、あるい
は吸着膨潤しない素材が要求され、このような素
材を用いることにより有機物質を媒介として研摩
材を保持することができると共に工作液によつて
影響されることがない。 以上述べたように研摩材用線状物としては耐熱
性、耐有機溶剤性が要求されるが、ナイロン、ポ
リエステル等の合繊素材ではこれら双方の性能を
有するブリツスルは未だ存在しない。 一方、耐熱性、耐有機溶剤性を有する素材の一
つとして、バフ仕上用に用いられる綿やサイザ
ル、もしくはサボテンの一種であるタンピコ等の
天然セルロース繊維がある。 綿やサイザルでは、天然物である為フイラメン
トのデニールが限定され、腰の強さの要求に応じ
て調整した線状物を得ることができない。 又、天然繊維である為、均一なデニールの糸も
できないこともある、例えばタンピコ繊維の場
合、平均デニールが600でもそのバラツキが300デ
ニールに達することもある。 セルロース系の人造繊維は耐熱性、耐有機溶剤
性を有し、且つ、また紡糸することによつて一定
の形状に形成しさらに性質性能を均質化できる等
で有利である。したがつて従来からビスコースレ
ーヨン線状物が研摩材用線状物として提供されて
いた。しかし従来からのビスコースレーヨン線状
物は耐久性に欠点がありこれを改善することが望
まれていた。 <発明が解決しようとする問題点> 上述したように、研摩用ブラシに用いる線状物
には、耐熱性、耐有機溶剤性は欠かせない性能で
ある。 本発明者らは、セルロースの有するこれらの性
能を生かし、しかも物性レベルを上げ耐久性を増
したビスコースレーヨン線状物を提供するべく鋭
意研究を進めて本発明を成すに至つた。 本発明の目的は、本質的に耐久性、耐有機溶剤
性を有すると共に、耐久性の改善された研摩ブラ
シ用ビスコースレーヨン線状物およびその製造方
法を提供するにある。 <問題点を解決するための手段> 本発明の目的は、熱収縮応力曲線における応力
のピーク温度が180〜200℃に示すことを特徴とす
る単糸300〜5000デニールのビスコースレー線状
物によつて達成される。 ビスコースレーヨン線状物は、その単糸デニー
ルが300デニール未満であると腰が弱く、ブラシ
用の使用出来ず、又、500デニールを越えると脆
さや現われる。 熱収縮応力は、試料を直線上に固定し、試料を
経時的に昇温せしめ、その加熱に伴い発生する収
縮応力を測定するものであるが、その熱収縮応力
曲線のピーク値の温度が高いほど、アモルフアス
領域ののびきり分子鎖の量が多い、と一般に言わ
れている。 本発明者等は熱収縮応力曲線における応力のピ
ーク温度が180〜200℃のビスコースレーヨン線状
物は、引つ張り破断の強度と伸度の積(以下タフ
ネスと称す)が最大値を示すことを見出した。す
なわち熱収縮応力曲線のピーク温度が200℃を越
えるとタフネスが低下し、又、180℃未満でもタ
フネスは低い。 タフネスは、糸としての一番の基本物性を示す
ものであるが、熱収縮応力曲線のピーク温度が
180〜200℃を示すビスコースレーヨン線状物は、
糸として好ましい内部構造を有しているものと思
われ、タフネスが40以上と極めて高く、このよう
に高タフネスを示すビスコースレーヨン線状物は
現在迄に出現していない。 又、熱収縮応力曲線のピーク温度が180〜200℃
を示すビスコースレーヨン線状物は、他の優れた
特性、即ち、研摩ブラシ用線状物に必要な線状物
の真直度特性について最大値を示す。 線状物の真直度とは、線状物が真直ぐであるこ
とであり、線状物をその自重で吊り下げた場合、
波形の出入り角度が繊維軸に対して、経験的に
は、8゜以下の状態であるものが好ましい。 線状物の真直度は、被研摩面に対して有効に研
摩力を伝達する機能として特に重要である。熱収
縮応力曲線のピーク温度が180℃未満では真直度
の好ましい線状物は得られない。 又、研摩ブラシ用線状物に必要な特性には結節
破断の強度と伸度の積、ループ破断の強度と伸度
の積(以下それぞれ結節強伸度積、ループ強伸度
積と略称する)がある。 研摩ブラシ用線状物が実用に供される際には、
必ず板等の固定具に把持されて使用するが、研摩
操作に際して線状物に与えられる曲げ応力がこの
把持点に集中する。 特にビスコースレーヨン線状物の場合は、この
曲げ応力の集中により、把持点での線状物の折損
が問題であり、その為に結節強伸度積、ループ強
伸度積等の物性向上が重要である。 本発明のビスコースレーヨン線状物は、真直度
に優れ、且つ結節強伸度積、ループ強伸度積が高
い値を示す。また前述したようにタフネスが高
く、そのため強くてかつ耐久性のある線状物であ
り、研摩ブラシに用いても前述した把持点での折
損も少なく、すぐれた性能を有するビスコースレ
ーヨン線状物である。 本発明の第2の発明は、紡糸工程で延伸をかけ
ることなく得た線状物を、洗浄後、乾燥工程にお
いて先ず緊張をかけることなく3〜15%収縮せし
めた後、次いで定長乾燥を行うことを特徴とする
単糸300〜5000デニールのビスコースレーヨン線
状物の製造方法である。 まず紡糸工程で紡糸された線状物は延伸されな
い。すなわち300デニール以上のビスコースレー
ヨン線状物は凝固・再生が遅く断面方向でそれが
不均一に行なわれそのためここで延伸をかけると
断面の真円度が損なわれるからである。また不均
一な延伸となるためそれに伴う構造上の歪が後工
程に影響して線状物の物性値がが低下するなど好
ましくない。 次に得られた線状物を洗浄後、乾燥工程におい
て2段階で収縮せしめるが、その具体的な方法と
しては、例えば洗浄後の線状物を捲取枠に1〜数
層になるように捲取り、次に線状物の収縮率が3
〜15%になるように捲取枠の枠周を縮少した後、
加熱乾燥処理する。このように行えば線状物を先
ず緊張をかけることなく3〜15%乾燥収縮せしめ
た後、収縮後の長さを固定して最終乾燥を行ない
単糸300〜5000デニールのビスコースレーヨン線
状物を製造することができる。 線状物の収縮率が3%未満の場合は熱収縮応力
曲線のピーク温度が200℃を越える。また収縮率
が15%以上になると熱収縮応力曲線のピーク温度
が180℃未満となる。収縮率のより好ましい範囲
は4〜13%である。 本発明の製造方法はこのように乾燥の初期に緊
張を与えることなく乾燥させ、乾燥の末期には逆
に緊張を与えながら乾燥処理する方法である。 すなわち、1段階目の無緊張乾燥工程では線状
物に内在している構造上の歪を緩和除去し、2段
階目の緊張乾燥工程では線状物を延伸しその配向
性を高める。本発明は1段階目の無緊張乾燥工程
において自由収縮せしめる収縮率を制御すること
により、2段階の乾燥工程がもたらす線状物の構
造及び特性への影響を調整し適切なバランスをと
ることができる。 このようにして単糸300〜5000デニールになる
ようにビスコースレーヨン線状物を紡糸して捲取
枠に巻取り、2段階で収縮乾燥することにより研
摩ブラシとして好ましい性能を有するビスコース
レーヨン線状物を製造することができる。 本明細書に記載された各物性の定義及びその測
定方法について以下に説明する。 (1) 熱収縮応力曲線の応力のピーク温度 熱収縮応力歪測定装置(島津製作所製TMC―
30)を用い、測定する原糸のデニール×3×10-3
gの初荷重をかけて調整した後、試料設定後の試
料長を5mmとし、昇温速度5℃/minで昇温し熱
収縮応力曲線を求める。この曲線から応力のピー
クを与える温度をピーク温度と定義する。 なお、試料については、乾燥処理後直ちに相対
湿度65%、温度25℃の雰囲気下に移し60時間保存
したものを使用した。 以下(2),(3),(4)については引つ張り試験機(島
津製作所製オートグラフDCS―100)を用いて測
定した。 (2) 強伸度積 糸長2cmの試料の引つ張り最大荷重と最大伸度
を測定する。次に最大荷重と糸のデニールより強
度を求め、強度と伸度の積を算出する。 (3) 結節強伸度積 糸長20cmの試料を中央で結び、この時の引つ張
り最大荷重を最大伸度を測定し、(2)と同様にして
強度を求め、強度と伸度の積を算出する。 (4) ループ強伸度積 糸長20cmの試料を2本用いて2本をループ状に
つなぎ、この時の引つ張り最大荷重と最大伸度を
測定し、(2)と同様にして強度を求め、強度と伸度
の積を算出する。但しこの場合、引つ張り最大荷
重は糸を2本分合わせた値として得られるので、
強度の算出にあたつては1/2を乗じた数値を用
いる。 <実施例> 以下本発明を実施例をあげて具体的に説明し、
併せて比較例との性能比較を行う。 実施例1,2および比較例1,2,3 Γ実施例1の製造条件 常法により得られたビスコース(セルロース8
%、全アルカリ5.5%、全硫黄2.2%、以上重量パ
ーセント、20℃における粘度70ポイズ)を1.2mm
φ×1Hの紡口を用い、紡速50m/minで、硫酸
130g/、硫酸ナトリウム200g/、硫酸亜鉛
15g/、、浴温50℃の紡糸浴にて、延伸するこ
となく紡糸し、洗浄後、捲き取り枠に1層になる
ように捲き取り、その後、線状物の収縮率が5%
になるように捲き取り枠周を縮少し、さらに80℃
で加熱乾燥させ乾燥後切断し、1200デニールのビ
スコースレーヨン線状物を得、実施例1とした。 加熱乾燥前は縮少された枠周に捲かれていた線
状物は、乾燥終了時点で、枠周の長さまで収縮
し、更に収縮する力が働き緊張乾燥されていた。 Γ実施例2の製造条件 線状物の収縮率を12%に変更した以外は、実施
例1と同一条件で製造し実施例2とした。 Γ比較例1および2の製造条件 実施例1の本発明方法に従い1200デニールのビ
スコースレーヨン線状物を製造し、その際、線状
物の収縮率を次のように変更して製造した。 比較例1 糸の収縮率 0% 比較例2 糸の収縮率 17% Γ比較例3の製造条件 洗浄前の紡糸工程において、線状物を15%延伸
した以外は実施例1と同一条件で製造した。 得られた実施例1,2および比較例1,2,3
の各線状物の性能は第1表に示す。
【表】 第1表から明らかなように、本発明の方法によ
り得られた実施例1の線状物は、タフネス41g/
d×%、結節強伸度15g/d×%、ループ強伸度
積1.8g/d×%、の物性を示し、又、真直度に
ついても良好で優れたビスコースレーヨン線状物
となつている。 実施例2についても、タフネス45g/d×%、
結節強伸度積20g/d×%、ループ強伸度積2.5
g/d×%、と極めて優れた物性を示し、真直度
についても線状物として満足のいく製品である。 線状物が無緊張下で収縮することのないよう
に、捲き取り枠周を縮少せずにいきなり加熱乾燥
処理を施した比較例1の製品は、真直性には優れ
ているものの、タフネス28g/d×%、結節強伸
度積3.6g/d×%、ループ強伸度積0.5g/d×
%と本発明品に比べて物性的に劣る。 比較例2では、線状物の収縮率を17%とした。
この製はタフネスについては39g/d×%と本発
明品よりは劣るものの、結節強伸度積、ループ強
伸度積については、それぞれ21g/d×%、2.6
g/d×%と本発明品と同等もしくは上回る。し
かし、この製品は真直度が悪く研摩用ブラシとし
ては使用し難い。 比較例3については、紡糸工程において延伸率
15%とつた。この際のタフネスは17g/d×%、
結節強伸度積は1.1g/d×%、ループ強伸度積
は0.2g/d×%であつた。この製品は真直度に
は優れるものの、物性においては本発明品に比較
して著しく劣るものである。 実施例3および比較例4 Γ実施例3の製造条件 2000デニールのビスコースレーヨン線状物を製
造するに際し、紡口を1.3mmφ×1Hに変更した以
外は実施例1と同一条件で製造した。 Γ比較例4の製造条件 8000デニールののビスコースレーヨン線状物を
製造するに際し、紡口を1.5mmφ×1Hに変更した
ことを除いては実施例1と同一条件で製造した。 得られた実施例3および比較例4の線状物の性
能は第2表に示す。
【表】 第2表より、本発明方法により得られた実施例
3の線状物は、タフネス40g/d×%、結節強伸
度16g/d×%、ループ強伸度積1.7g/d×%
の物性を有し、真直度についても良好で優れたビ
スコースレーヨン線状物である。 比較例4においては、デニールが8000と大であ
ること以外は実施例1と同一条件で製造したにも
かかわらず、タフネス24g/d×%、結節強伸度
積95g/d×%、ループ強伸度積0.9g/d×%
と本発明品に比較して著しい物性低下が認められ
た。 <発明の効果> 本発明は前述のように構成されているので本発
明のビスコースレーヨン線状物は本質的に耐熱
性、耐有機溶剤性が優れていると共に、耐久性に
おいても優れている。その結果精密加工仕上に適
した研摩用ブラシとして用いることのできるビス
コースレーヨン線状物が提供される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 熱収縮応力曲線における応力のピーク温度が
    180〜200℃を示すことを特徴とする単糸300〜
    5000デニールのビスコースレーヨン線状物。 2 紡糸工程で延伸をかけることなく得た線状物
    を、洗浄後、乾燥工程において先ず緊張をかける
    ことなく3〜15%収縮せしめた後、次いで定長乾
    燥を行うことを特徴とする単糸300〜5000デニー
    ルのビスコースレーヨン線状物の製造方法。 3 乾燥工程において、洗浄後の線状物を、捲取
    り枠に1〜数層になるように捲取り、次に、線状
    物の収縮率が3〜15%になるように、捲取り枠周
    を縮少した後、加熱乾燥処理を行うことを特徴と
    する特許請求の範囲第2項に記載のビスコースレ
    ーヨン線状物の製造方法。
JP16347184A 1984-08-04 1984-08-04 ビスコ−スレ−ヨン線状物及びその製造方法 Granted JPS6141317A (ja)

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JPS6141317A JPS6141317A (ja) 1986-02-27
JPH0541721B2 true JPH0541721B2 (ja) 1993-06-24

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US3905260A (en) * 1974-09-06 1975-09-16 Paper Converting Machine Co Log sawing system
JPS542418A (en) * 1977-06-06 1979-01-10 Asahi Chem Ind Co Ltd Production of high-bulky viscose rayon

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