JPH0561864B2 - - Google Patents
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- JPH0561864B2 JPH0561864B2 JP62030573A JP3057387A JPH0561864B2 JP H0561864 B2 JPH0561864 B2 JP H0561864B2 JP 62030573 A JP62030573 A JP 62030573A JP 3057387 A JP3057387 A JP 3057387A JP H0561864 B2 JPH0561864 B2 JP H0561864B2
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- JP
- Japan
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- bracket
- brush holder
- resin
- yoke
- opening
- Prior art date
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- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、樹脂からなるブラシホルダと金属か
らなるブラケツトとの複合体を備えている回転電
機に関し、特に、ブラケツトとブラシホルダとの
接触面間におけるシール性の改良に係り、例え
ば、スタータモータ等のような回転電機に使用さ
れるブラケツトとブラシホルダの複合体(以下、
ブラケツトユニツトという。)であつて、ブラケ
ツトの一部にブラシホルダが一体的に樹脂成形さ
れているものに利用して有効な技術に関する。
らなるブラケツトとの複合体を備えている回転電
機に関し、特に、ブラケツトとブラシホルダとの
接触面間におけるシール性の改良に係り、例え
ば、スタータモータ等のような回転電機に使用さ
れるブラケツトとブラシホルダの複合体(以下、
ブラケツトユニツトという。)であつて、ブラケ
ツトの一部にブラシホルダが一体的に樹脂成形さ
れているものに利用して有効な技術に関する。
スタータモータに使用されるブラケツトユニツ
トとして、薄板形状に形成されたブラケツトにブ
ラシホルダが樹脂を用いて一体的に成形されてい
るものが提案されている(例えば、実開昭61−
58843号公報参照)。
トとして、薄板形状に形成されたブラケツトにブ
ラシホルダが樹脂を用いて一体的に成形されてい
るものが提案されている(例えば、実開昭61−
58843号公報参照)。
このようなブラシホルダにおいては、ブラケツ
トに鉄系材料が、ブラシホルダにナイロン樹脂が
それぞれ使用された場合、サーマル・シヨツク試
験等のような環境試験が実施されると、ブラケツ
トとブラシホルダとの熱膨張系数が相違するた
め、両者の接触面間に相対的ずれが発生し、その
結果、このブラケツトユニツトが組み付けられた
スタータモータのハウジングにおいて気密性およ
び液密性が低下するという問題点があることが、
本発明者によつて明らかにされた。
トに鉄系材料が、ブラシホルダにナイロン樹脂が
それぞれ使用された場合、サーマル・シヨツク試
験等のような環境試験が実施されると、ブラケツ
トとブラシホルダとの熱膨張系数が相違するた
め、両者の接触面間に相対的ずれが発生し、その
結果、このブラケツトユニツトが組み付けられた
スタータモータのハウジングにおいて気密性およ
び液密性が低下するという問題点があることが、
本発明者によつて明らかにされた。
本発明の目的は、ブラケツトとブラシホルダと
の接触面間における相対的ずれに伴うシール性の
低下を防止することができる回転電機を提供する
ことにある。
の接触面間における相対的ずれに伴うシール性の
低下を防止することができる回転電機を提供する
ことにある。
本発明に係る回転電機は、樹脂成形されたブラ
シホルダ20がブラケツト21に固着されてお
り、このブラケツト21がヨーク4の開口部に当
着されている回転電機であつて、 前記ブラケツト21が金属材料を用いられて薄
板形状に形成されているとともに、このブラケツ
ト21は前記ブラシホルダ20の樹脂成形時に植
え込み成形されており、さらに、このブラケツト
21はこのブラシホルダ20にその前記ヨーク4
開口部外側の前壁部26と、前記ヨーク4開口部
内側の後壁部27との間に挟まれた状態で、か
つ、この前壁部26と後壁部27とを連結する樹
脂の一部28により一体化されている回転電機に
おいて、 前記ブラケツト21と前記ブラシホルダ20と
の接触面間に、ブラケツト21の形成材料および
ブラシホルダ20の形成材料のいずれにも親和性
がよい樹脂またはゴムが用いられて形成されたシ
ール膜76が、介設されており、 このシール膜76は介設された状態において、
前記ブラケツト21との接触面および前記ブラシ
ホルダ20との接触面のいずれにもそれぞれ接着
ないし粘着した状態になつているとともに、可撓
性を維持した状態になつていることを特徴とす
る。
シホルダ20がブラケツト21に固着されてお
り、このブラケツト21がヨーク4の開口部に当
着されている回転電機であつて、 前記ブラケツト21が金属材料を用いられて薄
板形状に形成されているとともに、このブラケツ
ト21は前記ブラシホルダ20の樹脂成形時に植
え込み成形されており、さらに、このブラケツト
21はこのブラシホルダ20にその前記ヨーク4
開口部外側の前壁部26と、前記ヨーク4開口部
内側の後壁部27との間に挟まれた状態で、か
つ、この前壁部26と後壁部27とを連結する樹
脂の一部28により一体化されている回転電機に
おいて、 前記ブラケツト21と前記ブラシホルダ20と
の接触面間に、ブラケツト21の形成材料および
ブラシホルダ20の形成材料のいずれにも親和性
がよい樹脂またはゴムが用いられて形成されたシ
ール膜76が、介設されており、 このシール膜76は介設された状態において、
前記ブラケツト21との接触面および前記ブラシ
ホルダ20との接触面のいずれにもそれぞれ接着
ないし粘着した状態になつているとともに、可撓
性を維持した状態になつていることを特徴とす
る。
前記した手段によれば、シール膜は金属と樹脂
とのいずれにもそれぞれ接着ないしは粘着される
ため、その隙間を遮蔽することにより、シール状
態を構成することになる。
とのいずれにもそれぞれ接着ないしは粘着される
ため、その隙間を遮蔽することにより、シール状
態を構成することになる。
また、シール膜は可撓性を有しているため、そ
の熱膨張係数差により、ブラケツトとブラシホル
ダとの接触面間において相対的な変位(ずれ)が
発生された場合、その変位に追従して可撓変形す
ることにより、前記シール状態を維持することが
できる。
の熱膨張係数差により、ブラケツトとブラシホル
ダとの接触面間において相対的な変位(ずれ)が
発生された場合、その変位に追従して可撓変形す
ることにより、前記シール状態を維持することが
できる。
第1図は本発明の一実施例であるスタータモー
タに使用されているブラケツトユニツトを示す一
部切断拡大側面図、第2図はそのスタータモータ
を示す縦断面図、第3図は第2図の−線に沿
う断面図、第4図はターミナル部を示す拡大部分
断面図、第5図はそのスタータモータの分解斜視
図、第6図は製造途中を示す縦断面図、第7図お
よび第8図は作用を説明するための拡大部分断面
図、第9図は実験方法を説明するための模式図で
ある。
タに使用されているブラケツトユニツトを示す一
部切断拡大側面図、第2図はそのスタータモータ
を示す縦断面図、第3図は第2図の−線に沿
う断面図、第4図はターミナル部を示す拡大部分
断面図、第5図はそのスタータモータの分解斜視
図、第6図は製造途中を示す縦断面図、第7図お
よび第8図は作用を説明するための拡大部分断面
図、第9図は実験方法を説明するための模式図で
ある。
本実施例において、本発明にかかる回転電機は
スタータモータに使用されるものとして構成され
ており、固定子1、回転子2、および金属と樹脂
の複合体としてのブラケツトユニツト3を備えて
いる。
スタータモータに使用されるものとして構成され
ており、固定子1、回転子2、および金属と樹脂
の複合体としてのブラケツトユニツト3を備えて
いる。
固定子1は磁性材料を用いて絞りプレス加工等
の適当な手段により一体成形されているヨーク4
を備えており、ヨーク4は一端面(以下、前側と
する。)が開口し、他端面(以下、後側とする。)
が閉塞している略円筒形状に形成されている。ヨ
ーク4の開口部5における外縁には、フランジ部
6が径方向に突設されており、フランジ部6には
一対のボルト挿通孔7と、一対のビス挿通孔8と
がそれぞれ上下に配されて穿設されている。ヨー
ク4の開口部5における内縁には、一対の回り止
め凸部9が左右に配されて突設されている。ヨー
ク4の背面の閉塞面壁には軸受部材収容部10が
円筒形状に形成されており、この収容部10の内
部には軸受部材11が嵌装されている。ヨーク4
の内周面には複数個のマグネツト12が磁界を形
成するように周方向に等間隔に配されて固着され
ている。
の適当な手段により一体成形されているヨーク4
を備えており、ヨーク4は一端面(以下、前側と
する。)が開口し、他端面(以下、後側とする。)
が閉塞している略円筒形状に形成されている。ヨ
ーク4の開口部5における外縁には、フランジ部
6が径方向に突設されており、フランジ部6には
一対のボルト挿通孔7と、一対のビス挿通孔8と
がそれぞれ上下に配されて穿設されている。ヨー
ク4の開口部5における内縁には、一対の回り止
め凸部9が左右に配されて突設されている。ヨー
ク4の背面の閉塞面壁には軸受部材収容部10が
円筒形状に形成されており、この収容部10の内
部には軸受部材11が嵌装されている。ヨーク4
の内周面には複数個のマグネツト12が磁界を形
成するように周方向に等間隔に配されて固着され
ている。
回転子2はヨーク4の長さよりも長いシヤフト
13を備えており、シヤフト13の中間部の外周
上にはコンミユテータ14とアーマチユア15と
が前後に配されて固装されている。シヤフト13
の前端部にはピニオン16が刻設されており、ピ
ニオン16は組付け状態において、スタータのド
リブンギヤ17に噛合するようになつている。シ
ヤフト13の外周におけるピニオン16の後位置
と後端部とには、ジヤーナル部18,19がそれ
ぞれ形成されており、シヤフト13は両方のジヤ
ーナル部18,19を後記する軸受部材58およ
びヨーク4に配された前記軸受部材11でそれぞ
れ支承されることによりヨーク4の内部において
回転自在に軸架されている。
13を備えており、シヤフト13の中間部の外周
上にはコンミユテータ14とアーマチユア15と
が前後に配されて固装されている。シヤフト13
の前端部にはピニオン16が刻設されており、ピ
ニオン16は組付け状態において、スタータのド
リブンギヤ17に噛合するようになつている。シ
ヤフト13の外周におけるピニオン16の後位置
と後端部とには、ジヤーナル部18,19がそれ
ぞれ形成されており、シヤフト13は両方のジヤ
ーナル部18,19を後記する軸受部材58およ
びヨーク4に配された前記軸受部材11でそれぞ
れ支承されることによりヨーク4の内部において
回転自在に軸架されている。
本発明にかかる金属と樹脂の複合体としてのブ
ラケツトユニツト3はナイロン樹脂により略円盤
形状に一体成形されている樹脂構造物としてのブ
ラシホルダ20を備えており、ブラシホルダ20
は金属部材としてのブラケツト21に一体成形さ
れている。また、ブラシホルダ20の所定位置に
はターミナル部材33が、第4図に示されている
ように、ブラケツト21を絶縁状態で貫通するよ
うに植設されている。
ラケツトユニツト3はナイロン樹脂により略円盤
形状に一体成形されている樹脂構造物としてのブ
ラシホルダ20を備えており、ブラシホルダ20
は金属部材としてのブラケツト21に一体成形さ
れている。また、ブラシホルダ20の所定位置に
はターミナル部材33が、第4図に示されている
ように、ブラケツト21を絶縁状態で貫通するよ
うに植設されている。
ここで、ブラケツトユニツトの製造方法を説明
することにより、その構成を明らかにする。
することにより、その構成を明らかにする。
ブラケツト21は鉄板等のような導電性を有す
る板材を用いて打抜きプレス加工により、ヨーク
4のフランジ部6の外形に対応するように、第5
図に示されているような平板形状に形成されてい
る。ブラケツト21の上下部には一対のボルト挿
通孔22と、ビス螺入用ねじ孔23とがそれぞれ
配されて開設されている。ブラケツト21の略中
央部には窓孔24が、コンミユテータ14の外径
よりも若干大きい内径になるように開設されてお
り、窓孔24の周囲には複数の小孔25が周方向
に配されて開設されている。窓孔24には軸受部
材収容部57が円形椀形状に一体的に連設されて
いる。また、ブラケツト21の左上隅略45度の位
置には、ターミナル部材33の幅および厚さより
も大きめの挿通孔34が開設されている。
る板材を用いて打抜きプレス加工により、ヨーク
4のフランジ部6の外形に対応するように、第5
図に示されているような平板形状に形成されてい
る。ブラケツト21の上下部には一対のボルト挿
通孔22と、ビス螺入用ねじ孔23とがそれぞれ
配されて開設されている。ブラケツト21の略中
央部には窓孔24が、コンミユテータ14の外径
よりも若干大きい内径になるように開設されてお
り、窓孔24の周囲には複数の小孔25が周方向
に配されて開設されている。窓孔24には軸受部
材収容部57が円形椀形状に一体的に連設されて
いる。また、ブラケツト21の左上隅略45度の位
置には、ターミナル部材33の幅および厚さより
も大きめの挿通孔34が開設されている。
ブラケツト21にブラシホルダ20が成形され
る時、第6図に示されているように、ブラケツト
21は成形型70に挟み込まれるようにセツトさ
れる。詳細な説明は省略するが、成形型70は上
型71および下型72を備えており、その合わせ
面にはゲート74を開設されたキヤビテイー73
が、後述するような構成を有するブラシホルダ2
0を成形し得る形状に没設されている。ブラケツ
ト21はこのキヤビテイー73にブラシホルダ2
0を成形される部分を挿入されて、上型71と下
型72との間に挟み込まれるようにセツトされ
る。
る時、第6図に示されているように、ブラケツト
21は成形型70に挟み込まれるようにセツトさ
れる。詳細な説明は省略するが、成形型70は上
型71および下型72を備えており、その合わせ
面にはゲート74を開設されたキヤビテイー73
が、後述するような構成を有するブラシホルダ2
0を成形し得る形状に没設されている。ブラケツ
ト21はこのキヤビテイー73にブラシホルダ2
0を成形される部分を挿入されて、上型71と下
型72との間に挟み込まれるようにセツトされ
る。
同時に、ブラケツト21の挿通孔34にはター
ミナル部材33が接触しないように挿入され、キ
ヤビテイー73を貫通して上型71および下型7
2に位置決め保持される。
ミナル部材33が接触しないように挿入され、キ
ヤビテイー73を貫通して上型71および下型7
2に位置決め保持される。
ここで、ブラケツト21が成形型70にセツト
される前に、ブラケツト21におけるブラシホル
ダ20が成形される部分の表面には、メタクリル
酸アルキルエステル・アクリル酸アルキルエステ
ル共重合物を主成分とするデイスパージヨンが、
刷毛やスプレー等による適当な手段により適当な
厚さをもつて均一に塗布されることにより、その
塗膜75が形成される。また、この塗膜75はキ
ヤビテイー73にインサートされて樹脂形成され
る他の金属部材としてのターミナル部材33にお
けるインサート成形される部分の表面にも同様に
形成される。
される前に、ブラケツト21におけるブラシホル
ダ20が成形される部分の表面には、メタクリル
酸アルキルエステル・アクリル酸アルキルエステ
ル共重合物を主成分とするデイスパージヨンが、
刷毛やスプレー等による適当な手段により適当な
厚さをもつて均一に塗布されることにより、その
塗膜75が形成される。また、この塗膜75はキ
ヤビテイー73にインサートされて樹脂形成され
る他の金属部材としてのターミナル部材33にお
けるインサート成形される部分の表面にも同様に
形成される。
メタクリル酸アルキルエステル・アクリル酸ア
ルキルエステル共重合物を主成分とするデイスパ
ージヨンは、金属および樹脂に対する親和性のよ
い樹脂またはゴムの液状物の1例であり、後に列
挙される樹脂またはゴムのデイスパージヨンまた
はラテツクス等を使用してもよい。
ルキルエステル共重合物を主成分とするデイスパ
ージヨンは、金属および樹脂に対する親和性のよ
い樹脂またはゴムの液状物の1例であり、後に列
挙される樹脂またはゴムのデイスパージヨンまた
はラテツクス等を使用してもよい。
ちなみに、本実施例においては、スタータモー
タが厳寒地でも使用されることを考慮して、メタ
クリル酸アルキルエステル・アクリル酸アルキル
エステル共重合物としては、そのガラス転位点が
約−30℃以下になるように調整されたものが使用
されている。かつまた、樹脂の成形温度(約280
℃)に耐え得るものが使用されている。
タが厳寒地でも使用されることを考慮して、メタ
クリル酸アルキルエステル・アクリル酸アルキル
エステル共重合物としては、そのガラス転位点が
約−30℃以下になるように調整されたものが使用
されている。かつまた、樹脂の成形温度(約280
℃)に耐え得るものが使用されている。
塗膜75の厚さは、使用する樹脂またはゴムの
種類、デイスパージヨンまたはラテツクスの媒
液、乳化剤等の種類、その液状物の濃度や粘度
等々によつて異なるが、1〜50μmが好ましく、
10μm程度が望ましい。すなわち、1μm以下であ
ると、可撓性が発揮されにくくなり、50μmであ
ると、効果の増加率が減少し、使用量の割合に対
するコストが増加する。
種類、デイスパージヨンまたはラテツクスの媒
液、乳化剤等の種類、その液状物の濃度や粘度
等々によつて異なるが、1〜50μmが好ましく、
10μm程度が望ましい。すなわち、1μm以下であ
ると、可撓性が発揮されにくくなり、50μmであ
ると、効果の増加率が減少し、使用量の割合に対
するコストが増加する。
この塗膜75は自然または強制的に乾燥される
ことにより、デイスパージヨンの媒液としての水
を蒸発される。そして、この塗膜75はゴム弾性
的特性ないしは可撓性を備えた状態になるととも
に、金属の表面に接着ないしは粘着する。塗膜7
5が乾燥された後、金属部材としてのブラケツト
21およびターミナル部材33は前述したよう
に、成形型70にセツトされる。
ことにより、デイスパージヨンの媒液としての水
を蒸発される。そして、この塗膜75はゴム弾性
的特性ないしは可撓性を備えた状態になるととも
に、金属の表面に接着ないしは粘着する。塗膜7
5が乾燥された後、金属部材としてのブラケツト
21およびターミナル部材33は前述したよう
に、成形型70にセツトされる。
このようにしてブラケツト21およびターミナ
ル部材33が成形型70に適宜セツトされると、
そのキヤビテイー73には成形材料としてのナイ
ロン樹脂が約280℃に加熱溶融された状態でゲー
ト74から充填され、ブラケツト21にはナイロ
ン樹脂から成る樹脂構造物としてのブラシホルダ
20が一体的に成形されるとともに、ブラシホル
ダ20にはターミナル部材33が植え込み成形さ
れる。
ル部材33が成形型70に適宜セツトされると、
そのキヤビテイー73には成形材料としてのナイ
ロン樹脂が約280℃に加熱溶融された状態でゲー
ト74から充填され、ブラケツト21にはナイロ
ン樹脂から成る樹脂構造物としてのブラシホルダ
20が一体的に成形されるとともに、ブラシホル
ダ20にはターミナル部材33が植え込み成形さ
れる。
すなわち、ブラケツト21はブラシホルダ20
の成形時に軸心と略直交するように配されて植え
込み成形されることにより、窓孔24の内縁から
小孔25の外側にかけての部分がブラシホルダ2
0の前壁部26と後壁部27との間に挟された状
態でブラシホルダ20に一体化されている。この
状態において、ブラシホルダ20を形成している
ナイロン樹脂の一部はブラケツト21の各小孔2
5を埋めて中実の円柱部28をそれぞれ形成して
おり、これら円柱部28によりブラケツト21と
ブラシホルダ20とは完全に回り止めされた状態
で一体化されていることになる。また、ブラシホ
ルダ20が樹脂成形されると、ターミナル部材3
3は挿通孔34が樹脂により埋められてなる略直
方体形状の保持部35により固定的に保持される
ことになる。
の成形時に軸心と略直交するように配されて植え
込み成形されることにより、窓孔24の内縁から
小孔25の外側にかけての部分がブラシホルダ2
0の前壁部26と後壁部27との間に挟された状
態でブラシホルダ20に一体化されている。この
状態において、ブラシホルダ20を形成している
ナイロン樹脂の一部はブラケツト21の各小孔2
5を埋めて中実の円柱部28をそれぞれ形成して
おり、これら円柱部28によりブラケツト21と
ブラシホルダ20とは完全に回り止めされた状態
で一体化されていることになる。また、ブラシホ
ルダ20が樹脂成形されると、ターミナル部材3
3は挿通孔34が樹脂により埋められてなる略直
方体形状の保持部35により固定的に保持される
ことになる。
そして、ブラケツト21の前後面とブラシホル
ダ20の前後壁部26,27、および小孔25内
周と円柱部28の外周において、ブラケツト21
とブラシホルダ20との接触面間には可撓性を有
するシール膜76が、メタクリル酸アルキルエス
テル・アクリル酸アルキルエステル共重合物を主
成分とする塗膜75により形成されて介設されて
おり、メタクリル酸アルキルエステル・アクリル
酸アルキルエステル共重合物が金属および樹脂に
対する親和性が高いため、このシール膜76はブ
ラケツト21とブラシホルダ20との表面に強力
に粘着または接着、ないしは物理的または化学的
に結合した状態になつて一体化している。また、
ブラシホルダ20とこれに挿通されたターミナル
部材33との接触面間にもシール膜76が同様に
介設されている。
ダ20の前後壁部26,27、および小孔25内
周と円柱部28の外周において、ブラケツト21
とブラシホルダ20との接触面間には可撓性を有
するシール膜76が、メタクリル酸アルキルエス
テル・アクリル酸アルキルエステル共重合物を主
成分とする塗膜75により形成されて介設されて
おり、メタクリル酸アルキルエステル・アクリル
酸アルキルエステル共重合物が金属および樹脂に
対する親和性が高いため、このシール膜76はブ
ラケツト21とブラシホルダ20との表面に強力
に粘着または接着、ないしは物理的または化学的
に結合した状態になつて一体化している。また、
ブラシホルダ20とこれに挿通されたターミナル
部材33との接触面間にもシール膜76が同様に
介設されている。
ブラシホルダ20の前壁部26における左下隅
略45度の位置には、穴部がブラケツト21の地肌
が露出するように開設されている。ブラシホルダ
20の後壁部27における正面穴部に対応する位
置にも、背面穴部31が同様に開設されており、
この背面穴部31底部におけるブラケツト21の
露出面部はピグテールを接続するためのピグテー
ル接続部32を形成している。ターミナル部材3
3の保持部35から前方に突出した部分により第
2のリード線接続部36が、後方に突出した部分
により第2のピグテール接続部37がそれぞれ形
成されている。
略45度の位置には、穴部がブラケツト21の地肌
が露出するように開設されている。ブラシホルダ
20の後壁部27における正面穴部に対応する位
置にも、背面穴部31が同様に開設されており、
この背面穴部31底部におけるブラケツト21の
露出面部はピグテールを接続するためのピグテー
ル接続部32を形成している。ターミナル部材3
3の保持部35から前方に突出した部分により第
2のリード線接続部36が、後方に突出した部分
により第2のピグテール接続部37がそれぞれ形
成されている。
ブラシホルダ20の後壁部27における外径
は、ヨーク4の開口部5における内径と略等し
く、かつ、軸心が一致するように設定されてお
り、これにより、後壁部27の外周とヨーク開口
部5の内周とは互いに雄印篭結合部38と、雌印
篭結合部39とを実質的に構成することになる。
後壁部27の背面の外縁における左右位置には、
一対の立ち上がり壁40が軸心と略平行方向にそ
れぞれ立設されており、両立ち上がり壁40の外
向き面には回り止め凹部41が逆三角形の頂点に
円形を連結してなる形状に没設されている。前記
雄雌の印篭結合部38,39の結合状態におい
て、両回り止め凹部41には、ヨーク4の開口部
5の内縁に突設されている前記回り止め凹部9が
それぞれ嵌合するようになつている。
は、ヨーク4の開口部5における内径と略等し
く、かつ、軸心が一致するように設定されてお
り、これにより、後壁部27の外周とヨーク開口
部5の内周とは互いに雄印篭結合部38と、雌印
篭結合部39とを実質的に構成することになる。
後壁部27の背面の外縁における左右位置には、
一対の立ち上がり壁40が軸心と略平行方向にそ
れぞれ立設されており、両立ち上がり壁40の外
向き面には回り止め凹部41が逆三角形の頂点に
円形を連結してなる形状に没設されている。前記
雄雌の印篭結合部38,39の結合状態におい
て、両回り止め凹部41には、ヨーク4の開口部
5の内縁に突設されている前記回り止め凹部9が
それぞれ嵌合するようになつている。
後壁部27の背面における上下位置には、一対
のブラシ収容室42が互いに対向するようにそれ
ぞれ配設されており、この収容室42は互いに平
行に対向して突設された一対のガイド壁43によ
り、径方向の両端面および背面の三方が開放して
いる中空の略直方体形状に形成されている。各ガ
イド壁43の背面にはかしめ部44Aを形成する
ためのピン44がそれぞれ突設されており、ま
た、前記立ち上がり壁40の一方の内側位置に
は、後記する脱落防止板を位置決めするためのピ
ン45が突設されている。ブラシ収容室42の背
面側の開口は、各ガイド壁43の背面に当接され
た状態において各ピンにより固定化される脱落防
止板46によつて閉塞されている。
のブラシ収容室42が互いに対向するようにそれ
ぞれ配設されており、この収容室42は互いに平
行に対向して突設された一対のガイド壁43によ
り、径方向の両端面および背面の三方が開放して
いる中空の略直方体形状に形成されている。各ガ
イド壁43の背面にはかしめ部44Aを形成する
ためのピン44がそれぞれ突設されており、ま
た、前記立ち上がり壁40の一方の内側位置に
は、後記する脱落防止板を位置決めするためのピ
ン45が突設されている。ブラシ収容室42の背
面側の開口は、各ガイド壁43の背面に当接され
た状態において各ピンにより固定化される脱落防
止板46によつて閉塞されている。
両収容室42には一対のブラシ51A,51B
が内向きに配されて径方向に摺動自在にそれぞれ
挿入されており、両ブラシ51A,51Bに植設
されている各ピグテール52A,52Bは脱落防
止板46の上下に開設されている挿通孔49に摺
動自在にそれぞれ挿通されている。上側に配設さ
れたブラシ51Aのピグテール52Aの端末はタ
ーミナル部材33のピグテール接続部37に、下
側に配設されたブラシ51Bのピグテール52B
の端末はブラケツト21のピグテール接続部32
にそれぞれ溶着されて、ターミナル部材33およ
びブラケツト21に電気的に接続されている。
が内向きに配されて径方向に摺動自在にそれぞれ
挿入されており、両ブラシ51A,51Bに植設
されている各ピグテール52A,52Bは脱落防
止板46の上下に開設されている挿通孔49に摺
動自在にそれぞれ挿通されている。上側に配設さ
れたブラシ51Aのピグテール52Aの端末はタ
ーミナル部材33のピグテール接続部37に、下
側に配設されたブラシ51Bのピグテール52B
の端末はブラケツト21のピグテール接続部32
にそれぞれ溶着されて、ターミナル部材33およ
びブラケツト21に電気的に接続されている。
収容室42のブラシ51A,51Bの外側に
は、一対のスプリング53が収容室42の外向き
開口から挿入されてそれぞれ収容されており、ス
プリング53は収容室42の外向き開口部に止着
されるキヤツプ54に反力をとつてブラシを内向
きに付勢することにより、回転子2のコンミユテ
ータ14に押接させるようになつている。
は、一対のスプリング53が収容室42の外向き
開口から挿入されてそれぞれ収容されており、ス
プリング53は収容室42の外向き開口部に止着
されるキヤツプ54に反力をとつてブラシを内向
きに付勢することにより、回転子2のコンミユテ
ータ14に押接させるようになつている。
ブラケツト21の窓孔24に対応する位置に
は、略円筒形状の軸受部材収容部57が前方に突
出するように形成されており、この収容部57に
はボールベアリング等からなる軸受部材58が正
確に軸心合わせされて嵌装されている。この収容
部57の軸心はブラシホルダ20の後壁部27の
外周により形成されている雄印篭結合部38につ
いての軸心と一致するように設定されており、し
たがつて、収容部57に軸心合わせされて収容さ
れている軸受部材58の軸心は雄印篭結合部38
の軸心と一致されていることになる。
は、略円筒形状の軸受部材収容部57が前方に突
出するように形成されており、この収容部57に
はボールベアリング等からなる軸受部材58が正
確に軸心合わせされて嵌装されている。この収容
部57の軸心はブラシホルダ20の後壁部27の
外周により形成されている雄印篭結合部38につ
いての軸心と一致するように設定されており、し
たがつて、収容部57に軸心合わせされて収容さ
れている軸受部材58の軸心は雄印篭結合部38
の軸心と一致されていることになる。
このように構成されているブラケツトユニツト
3が固定子1と回転子2とに組み付けられた状態
において、ブラシホルダ20はヨーク4の開口部
5に両者の外周面および内周面における雄雌の印
篭結合部38,39により印篭結合されて軸心合
わせされる。この状態において、軸受部材58は
ブラシホルダ20の雄印篭結合部38に軸心合わ
せされているため、ヨーク4の軸心にも一致され
ることになる。したがつて、この軸受部材58と
ヨーク4の後端部の軸受部材11にジヤーナル部
18,19を支承された回転子2のシヤフト13
は固定子1に対して正確に軸心合わせされて回転
自在に軸支されることになる。
3が固定子1と回転子2とに組み付けられた状態
において、ブラシホルダ20はヨーク4の開口部
5に両者の外周面および内周面における雄雌の印
篭結合部38,39により印篭結合されて軸心合
わせされる。この状態において、軸受部材58は
ブラシホルダ20の雄印篭結合部38に軸心合わ
せされているため、ヨーク4の軸心にも一致され
ることになる。したがつて、この軸受部材58と
ヨーク4の後端部の軸受部材11にジヤーナル部
18,19を支承された回転子2のシヤフト13
は固定子1に対して正確に軸心合わせされて回転
自在に軸支されることになる。
ヨーク4の開口部5とブラシホルダ20とが印
篭結合される際、回り止め凸部9と凹部41とは
互いに整合されて嵌合される。両者9と41とが
嵌合されると、ヨーク4のフランジ部6における
ボルト挿通孔7およびビス挿通孔8と、ブラケツ
ト21のボルト挿通孔22およびビス螺入用ねじ
孔23とはそれぞれ整合することになる。ビス5
9をヨーク4のフランジ部6の挿通孔8に挿通し
てねじ孔23にねじ込むと、ブラケツト21とヨ
ーク4とは結合されるため、固定子1、回転子2
およびブラケツトユニツト3は軸心および位置を
合致された状態で一度に結合一体化されることに
なる。詳細な説明は省略するが、この三者一体の
状態において、エンジンケース60のボス部61
に軸受部材収容部57が嵌合される。エンジンケ
ース60のボス部61と軸受部材収容部57との
軸心を互いに合致するように設定しておくと、軸
受部材収容部57の軸受部材58に支承されてい
るシヤフト13がボス部61に軸心合わせされる
ことになる。このため、シヤフト13に刻設され
ているピニオン16はドリブンギヤ17に正確に
噛合することになる。
篭結合される際、回り止め凸部9と凹部41とは
互いに整合されて嵌合される。両者9と41とが
嵌合されると、ヨーク4のフランジ部6における
ボルト挿通孔7およびビス挿通孔8と、ブラケツ
ト21のボルト挿通孔22およびビス螺入用ねじ
孔23とはそれぞれ整合することになる。ビス5
9をヨーク4のフランジ部6の挿通孔8に挿通し
てねじ孔23にねじ込むと、ブラケツト21とヨ
ーク4とは結合されるため、固定子1、回転子2
およびブラケツトユニツト3は軸心および位置を
合致された状態で一度に結合一体化されることに
なる。詳細な説明は省略するが、この三者一体の
状態において、エンジンケース60のボス部61
に軸受部材収容部57が嵌合される。エンジンケ
ース60のボス部61と軸受部材収容部57との
軸心を互いに合致するように設定しておくと、軸
受部材収容部57の軸受部材58に支承されてい
るシヤフト13がボス部61に軸心合わせされる
ことになる。このため、シヤフト13に刻設され
ているピニオン16はドリブンギヤ17に正確に
噛合することになる。
次に作用を説明する。
前述したように、スタータモータはエンジンケ
ースに連設されるため、厳寒大気温度からエンジ
ンのオーバヒート温度までの温度環境に晒される
ことが予想される。そこで、スタータモータにつ
いては、約−20℃〜150℃程度の範囲において数
十回のサーマル・シヨツク試験を含む環境試験が
実施される。
ースに連設されるため、厳寒大気温度からエンジ
ンのオーバヒート温度までの温度環境に晒される
ことが予想される。そこで、スタータモータにつ
いては、約−20℃〜150℃程度の範囲において数
十回のサーマル・シヨツク試験を含む環境試験が
実施される。
ところで、ブラケツトとブラシホルダとの接触
面間にシール膜が介設されていないブラケツトユ
ニツトがスタータモータに使用された場合、サー
マル・シヨツク試験が実施されると、金属と樹脂
との熱膨張係数差により、第7図に示されている
ようにブラケツト21′とブラシホルダ20′との
接触面間に相対的ずれ77が発生するため、その
後の気密性試験において、モータハウジングの気
密性が低下することが、本発明者によつて明らか
にされた。これは、ブラケツト21′とブラシホ
ルダ20′との接触面間における相対的ずれによ
つて微細な隙間77が発生し、この隙間により制
御し得ない不測の通気路が第7図に矢印で示され
ているように形成されてしまうためと考えられ
る。そして、ブラケツトとブラシホルダとの接触
面間にこのような相対的ずれが発生すると、外部
の雨水や凝結水等がモータハウジングの内部に侵
入するため、モータの性能を損う原因になる。
面間にシール膜が介設されていないブラケツトユ
ニツトがスタータモータに使用された場合、サー
マル・シヨツク試験が実施されると、金属と樹脂
との熱膨張係数差により、第7図に示されている
ようにブラケツト21′とブラシホルダ20′との
接触面間に相対的ずれ77が発生するため、その
後の気密性試験において、モータハウジングの気
密性が低下することが、本発明者によつて明らか
にされた。これは、ブラケツト21′とブラシホ
ルダ20′との接触面間における相対的ずれによ
つて微細な隙間77が発生し、この隙間により制
御し得ない不測の通気路が第7図に矢印で示され
ているように形成されてしまうためと考えられ
る。そして、ブラケツトとブラシホルダとの接触
面間にこのような相対的ずれが発生すると、外部
の雨水や凝結水等がモータハウジングの内部に侵
入するため、モータの性能を損う原因になる。
しかし、本実施例においては、ブラケツト21
とブラシホルダ20との接触面間にシール膜76
が介設されているため、サーマル・シヨツク試験
が実施された後においても、モータハウジングの
気密性は所期の通りに維持される。したがつて、
ブラケツト20とブラシホルダ21との接触面間
から外部の雨水や凝結水等がハウジングの内部に
侵入することは防止される。
とブラシホルダ20との接触面間にシール膜76
が介設されているため、サーマル・シヨツク試験
が実施された後においても、モータハウジングの
気密性は所期の通りに維持される。したがつて、
ブラケツト20とブラシホルダ21との接触面間
から外部の雨水や凝結水等がハウジングの内部に
侵入することは防止される。
すなわち、サーマル・シヨツク試験において、
金属と樹脂との熱膨張係数差によりブラケツト2
1とブラシホルダ20との接触面間に相対的ずれ
が発生したとしても、シール膜76はそれが金属
および樹脂のいずれについても優れた親和性を有
するため、第8図に示されているようにブラケツ
ト21とブラシホルダ20とのいずれにも接着な
いしは粘着することになる。しかも、シール膜7
6は優れた可撓性を有するため、ブラケツト21
とブラシホルダ20との熱膨張係数差による相互
間の変位を可撓変形することによつて許容し、シ
ール膜76自体の一体性を維持することになる。
したがつて、ブラケツト21とブラシホルダ20
との接触面間に相対的ずれが発生としても、その
両者21と20との間は隙間ないしは通気路が形
成されることをシール膜76によつて防止される
ため、モータハウジングはサーマル・シヨツク試
験後も所期の気密性を維持することができる。
金属と樹脂との熱膨張係数差によりブラケツト2
1とブラシホルダ20との接触面間に相対的ずれ
が発生したとしても、シール膜76はそれが金属
および樹脂のいずれについても優れた親和性を有
するため、第8図に示されているようにブラケツ
ト21とブラシホルダ20とのいずれにも接着な
いしは粘着することになる。しかも、シール膜7
6は優れた可撓性を有するため、ブラケツト21
とブラシホルダ20との熱膨張係数差による相互
間の変位を可撓変形することによつて許容し、シ
ール膜76自体の一体性を維持することになる。
したがつて、ブラケツト21とブラシホルダ20
との接触面間に相対的ずれが発生としても、その
両者21と20との間は隙間ないしは通気路が形
成されることをシール膜76によつて防止される
ため、モータハウジングはサーマル・シヨツク試
験後も所期の気密性を維持することができる。
この明細書の末尾に携載されている第1表は、
この気密性に関する実験結果を示すものであり、
実験は次の通り実施された。
この気密性に関する実験結果を示すものであり、
実験は次の通り実施された。
まず、ブラケツトユニツトがヨークに組み付け
られて成る実験試料は、−20℃から150℃まで約2
時間の間隔で冷却および加熱を10回以上繰り返さ
れる。
られて成る実験試料は、−20℃から150℃まで約2
時間の間隔で冷却および加熱を10回以上繰り返さ
れる。
第9図に示されているように、このサーマル・
シヨツク試験を実施された実験試料78にはコン
プレツサ79が、ブラケツトユニツトとヨークと
によつて内部に形成された気密室にホース80等
を介して流体結合されるとともに、圧力計81が
気密室の内圧を測定し得るように取り付けられ
る。
シヨツク試験を実施された実験試料78にはコン
プレツサ79が、ブラケツトユニツトとヨークと
によつて内部に形成された気密室にホース80等
を介して流体結合されるとともに、圧力計81が
気密室の内圧を測定し得るように取り付けられ
る。
このセツト状態で、実験試料78は水槽82の
水中に浸漬され、気密室内にコンプレツサ79に
よりエアを圧送される。そして、ブラケツトユニ
ツトにおけるブラケツト21とブラシホルダ20
との接触面間から気泡83が発生した時における
気密室の内圧値が圧力計81により測定される。
この測定値が第1表における圧力値であり、その
単位はKg/cm2である。ちなみに、ブラケツトとブ
ラシホルダとの接触面間からの侵水現象は、この
実験値が0.3Kg/cm2以上であれば、実用に充分に
耐えることができる。
水中に浸漬され、気密室内にコンプレツサ79に
よりエアを圧送される。そして、ブラケツトユニ
ツトにおけるブラケツト21とブラシホルダ20
との接触面間から気泡83が発生した時における
気密室の内圧値が圧力計81により測定される。
この測定値が第1表における圧力値であり、その
単位はKg/cm2である。ちなみに、ブラケツトとブ
ラシホルダとの接触面間からの侵水現象は、この
実験値が0.3Kg/cm2以上であれば、実用に充分に
耐えることができる。
第1表において、第1試料はブラケツトとブラ
シホルダとの間にシール膜が介設されていないブ
ラケツトユニツトが使用されている場合を示して
おり、第2試料以下はそのシール膜が第2表に列
挙された樹脂またはゴムの液状物をそれぞれ用い
て、次のように塗布されて形成された場合を示し
ている。すなわち、液状物はブラケツトの表面に
刷毛を用いて3回塗布されて、約10〜20μmに形
成され、数時間放置乾燥されて塗膜を形成され
る。その後、ナイロン樹脂を用いてその塗膜を包
囲するようにブラシホルダ20が成形され、ブラ
ケツト21とブラシホルダ20との間にシール膜
76が介設される。
シホルダとの間にシール膜が介設されていないブ
ラケツトユニツトが使用されている場合を示して
おり、第2試料以下はそのシール膜が第2表に列
挙された樹脂またはゴムの液状物をそれぞれ用い
て、次のように塗布されて形成された場合を示し
ている。すなわち、液状物はブラケツトの表面に
刷毛を用いて3回塗布されて、約10〜20μmに形
成され、数時間放置乾燥されて塗膜を形成され
る。その後、ナイロン樹脂を用いてその塗膜を包
囲するようにブラシホルダ20が成形され、ブラ
ケツト21とブラシホルダ20との間にシール膜
76が介設される。
第10図は本発明の第2実施例を示す拡大部分
断面図である。
断面図である。
本実施例が前記第1実施例と異なる点は、ブラ
ケツト21の後側端面に環状溝84が窓孔24を
取り囲むように配されて円形環形状没設されてい
る点にある。
ケツト21の後側端面に環状溝84が窓孔24を
取り囲むように配されて円形環形状没設されてい
る点にある。
本実施例においては、ブラケツト21にメタク
リル酸アルキルエステル・アクリル酸アルキルエ
ステル共重合物のデイスパージヨンが塗布された
際、そのデイスパージヨンが環状溝84内に溜る
ため、その環状溝84の箇所においてシール膜7
6が厚く形成されることになる。したがつて、ブ
ラシホルダ20の樹脂が径方向に拡縮した時に、
厚くなつたシール膜7がその接触面において環状
溝84の外周面および内周面に押圧されるため、
シール膜76におけるシール性能が確実化される
とともに、一層高められる。
リル酸アルキルエステル・アクリル酸アルキルエ
ステル共重合物のデイスパージヨンが塗布された
際、そのデイスパージヨンが環状溝84内に溜る
ため、その環状溝84の箇所においてシール膜7
6が厚く形成されることになる。したがつて、ブ
ラシホルダ20の樹脂が径方向に拡縮した時に、
厚くなつたシール膜7がその接触面において環状
溝84の外周面および内周面に押圧されるため、
シール膜76におけるシール性能が確実化される
とともに、一層高められる。
第1表において、この第2実施例は第9試料と
して示されており、シール膜は第2試料と同様に
構成されている。
して示されており、シール膜は第2試料と同様に
構成されている。
第11図は本発明の第3実施例を示す拡大部分
断面図である。
断面図である。
本実施例が前記第1実施例と異なる点は、ブラ
ケツト21とブラシホルダ20との接触面にシー
ル膜76に加えて、プラスチツク含浸剤から成る
層85が浸侵されて形成されている点にある。含
浸剤としては、第3表に示されているものが使用
されており、含浸方法としては次のような方法が
使用されている。
ケツト21とブラシホルダ20との接触面にシー
ル膜76に加えて、プラスチツク含浸剤から成る
層85が浸侵されて形成されている点にある。含
浸剤としては、第3表に示されているものが使用
されており、含浸方法としては次のような方法が
使用されている。
シール膜が形成されたブラケツトユニツトを真
空槽で真空排気した後、含浸剤の液中に浸漬し、
さらに、再真空排気し、その後、加圧含浸させ
る。
空槽で真空排気した後、含浸剤の液中に浸漬し、
さらに、再真空排気し、その後、加圧含浸させ
る。
なお、含浸剤および含浸方法は一例であり、他
の含浸剤としては、例えば水ガラス等のようなも
のが挙げられる。
の含浸剤としては、例えば水ガラス等のようなも
のが挙げられる。
本実施例によれば、万一、シール膜76が不均
一に形成されていても、含浸剤層85により目張
りされるため、シール性能は確実に維持されるこ
とになる。
一に形成されていても、含浸剤層85により目張
りされるため、シール性能は確実に維持されるこ
とになる。
第1表において、この第3実施例は第10試料と
して示されており、シール膜は第2試料と同様に
構成されている。
して示されており、シール膜は第2試料と同様に
構成されている。
第12図は本発明の第4実施例を示す拡大部分
断面図である。
断面図である。
本実施例が前記第1実施例と異なる点は、ブラ
ケツトユニツト3における窓孔24の内周にゴム
ブツシユ86が、ブラケツト20とブラシホルダ
21との境界線を目張りするように配されて固着
されている点にある。
ケツトユニツト3における窓孔24の内周にゴム
ブツシユ86が、ブラケツト20とブラシホルダ
21との境界線を目張りするように配されて固着
されている点にある。
本実施例によれば、シール膜76のシールに加
えて、漏洩の根元になる窓孔24内周におけるブ
ラケツト20とブラシホルダ21との境界線が、
ゴムブツシユ86により目張りされるため、シー
ル性能は一層高められる。
えて、漏洩の根元になる窓孔24内周におけるブ
ラケツト20とブラシホルダ21との境界線が、
ゴムブツシユ86により目張りされるため、シー
ル性能は一層高められる。
第1表において、この第4実施例は第11試料と
して示されており、シール膜は第2試料と同様に
構成されている。
して示されており、シール膜は第2試料と同様に
構成されている。
第13図は本発明の第5実施例を示す縦断面図
である。
である。
本実施例が前記第1実施例と異なる点は、ブラ
ケツト20における軸受部材収容部57の内周面
に通気路87が、軸受部材58の内外を連通させ
るように、その内周面の一部を軸心線方向に没設
させることによつて形成されている点にある。
ケツト20における軸受部材収容部57の内周面
に通気路87が、軸受部材58の内外を連通させ
るように、その内周面の一部を軸心線方向に没設
させることによつて形成されている点にある。
第1実施例において述べたように、シール膜7
6が介設されているブラケツトユニツト3におい
てはブラケツト21とブラシホルダ20との接触
面間のシール状態は確実に維持されているため、
モータ外部の雨水や凝結水等が当該箇所から侵入
することは防止されている。
6が介設されているブラケツトユニツト3におい
てはブラケツト21とブラシホルダ20との接触
面間のシール状態は確実に維持されているため、
モータ外部の雨水や凝結水等が当該箇所から侵入
することは防止されている。
本実施例においては、通気路87がエンジンケ
ース60の内部に開口されるため、モータ外部の
雨水や凝結水がハウジングの内部に侵入すること
はない。したがつて、侵水によるモータ性能の低
下現象は完全に回避されることになる。そして、
ブラケツトユニツト3とヨーク4とで気密化され
たハウジングはこの通気路87により外部に連通
されるため、侵水を完全に防止されながら、大気
に即応する内圧変化、所謂呼吸作用を確保される
ことになる。
ース60の内部に開口されるため、モータ外部の
雨水や凝結水がハウジングの内部に侵入すること
はない。したがつて、侵水によるモータ性能の低
下現象は完全に回避されることになる。そして、
ブラケツトユニツト3とヨーク4とで気密化され
たハウジングはこの通気路87により外部に連通
されるため、侵水を完全に防止されながら、大気
に即応する内圧変化、所謂呼吸作用を確保される
ことになる。
なお、本発明は前記実施例に限定されるもので
はなく、その要旨を逸脱しない範囲において、
種々変更可能であることはいうまでもない。
はなく、その要旨を逸脱しない範囲において、
種々変更可能であることはいうまでもない。
例えば、ブラケツトは鉄系材料を用いて構成す
るに限らず、他の金属材料を用いて構成してもよ
いし、ブラシホルダはナイロン樹脂を用いて構成
するに限らず、他の樹脂を用いて構成してもよ
い。
るに限らず、他の金属材料を用いて構成してもよ
いし、ブラシホルダはナイロン樹脂を用いて構成
するに限らず、他の樹脂を用いて構成してもよ
い。
前記実施例ではスタータモータに適用した場合
につき説明したが、本発明はこれに限らず、他の
モータや発電機等のような回転電機全般に適用す
ることができる。特に、液密性または気密性が必
要な製品に適用して優れた効果が得られる。
につき説明したが、本発明はこれに限らず、他の
モータや発電機等のような回転電機全般に適用す
ることができる。特に、液密性または気密性が必
要な製品に適用して優れた効果が得られる。
以上説明したように、本発明によれば、ブラケ
ツトとブラシホルダとの接触面間に、金属および
樹脂に対して親和性のよい樹脂またはゴムから形
成され、可撓性を有するシール膜を介設すること
により、ブラケツトとブラシホルダとの接触面間
に相対的ずれが生じた場合においてもシール状態
を維持することができる。
ツトとブラシホルダとの接触面間に、金属および
樹脂に対して親和性のよい樹脂またはゴムから形
成され、可撓性を有するシール膜を介設すること
により、ブラケツトとブラシホルダとの接触面間
に相対的ずれが生じた場合においてもシール状態
を維持することができる。
第1図は本発明の一実施例であるブラケツトユ
ニツトを示す一部切断拡大側面図、第2図はそれ
が使用されているスタータモータを示す縦断面
図、第3図は第2図の−線に沿う断面図、第
4図はターミナル部を示す拡大部分断面図、第5
図はそのスタータモータの分解斜視図、第6図は
製造途中を示す縦断面図、第7図および第8図は
作用を説明するための各拡大部分断面図、第9図
は実験方法を説明するための模式図である。第1
0図は本発明の第2実施例を示す拡大部分断面
図、第11図は本発明の第3実施例を示す拡大部
分断面図、第12図は本発明の第4実施例を示す
拡大部分断面図、第13図は本発明の第4実施例
を示す縦断面図である。 1……固定子、2……回転子、3……ブラケツ
トユニツト、4……ヨーク、5……開口部、6…
…フランジ部、7……ボルト挿通孔、8……ビス
挿通孔、9……回り止め凸部、10……軸受部材
収容部、11……軸受部材、12……マグネツ
ト、13……シヤフト、14……コンミユテー
タ、15……アーマチユア、16……ピニオン、
17……ドリブンギヤ、18,19……ジヤーナ
ル部、20……ブラシホルダ、21……ブラケツ
ト、22……ボルト挿通孔、23……ビス螺入用
ねじ孔、24……窓孔、25……小孔、26……
前壁部、27……壁部、28……円柱部、31…
…背面穴部、32……ピグテール接続部、33…
…ターミナル部材、34……ターミナル部材挿通
孔、35……ターミナル部材保持部、36……リ
ード線接続部、37……ピグテール接続部、38
……雄印篭結合部、39……雌印篭結合部、40
……立ち上がり壁、41……回り止め凹部、42
……ブラシ収容室、43……ガイド壁、44……
ピン、44A……係止部、45……位置決め用ピ
ン、46……脱落防止板、47……被覆部、48
……連接部、49……ピグテール挿通孔、50…
…小孔、51A,51B……ブラシ、52A,5
2B……ピグテール、53……スプリング、54
……キヤツプ、55,56……係合凸部、57…
…軸受部材収容部、58……軸受部材、59……
ビス、60……エンジンケース、61……ボス
部、62……ボルト螺入用ねじ孔、63……ボル
ト、70……成形型、71……上型、72……下
型、73……キヤビテイー、74……ゲート、7
5……塗膜、76……シール膜、77……隙間、
78……実験試料、79……コンプレツサ、80
……ホース、81……圧力計、82……水槽、8
3……気泡、84……環状溝、85……プラスチ
ツク含浸剤層、86……ゴムブツシユ、87……
通気路。
ニツトを示す一部切断拡大側面図、第2図はそれ
が使用されているスタータモータを示す縦断面
図、第3図は第2図の−線に沿う断面図、第
4図はターミナル部を示す拡大部分断面図、第5
図はそのスタータモータの分解斜視図、第6図は
製造途中を示す縦断面図、第7図および第8図は
作用を説明するための各拡大部分断面図、第9図
は実験方法を説明するための模式図である。第1
0図は本発明の第2実施例を示す拡大部分断面
図、第11図は本発明の第3実施例を示す拡大部
分断面図、第12図は本発明の第4実施例を示す
拡大部分断面図、第13図は本発明の第4実施例
を示す縦断面図である。 1……固定子、2……回転子、3……ブラケツ
トユニツト、4……ヨーク、5……開口部、6…
…フランジ部、7……ボルト挿通孔、8……ビス
挿通孔、9……回り止め凸部、10……軸受部材
収容部、11……軸受部材、12……マグネツ
ト、13……シヤフト、14……コンミユテー
タ、15……アーマチユア、16……ピニオン、
17……ドリブンギヤ、18,19……ジヤーナ
ル部、20……ブラシホルダ、21……ブラケツ
ト、22……ボルト挿通孔、23……ビス螺入用
ねじ孔、24……窓孔、25……小孔、26……
前壁部、27……壁部、28……円柱部、31…
…背面穴部、32……ピグテール接続部、33…
…ターミナル部材、34……ターミナル部材挿通
孔、35……ターミナル部材保持部、36……リ
ード線接続部、37……ピグテール接続部、38
……雄印篭結合部、39……雌印篭結合部、40
……立ち上がり壁、41……回り止め凹部、42
……ブラシ収容室、43……ガイド壁、44……
ピン、44A……係止部、45……位置決め用ピ
ン、46……脱落防止板、47……被覆部、48
……連接部、49……ピグテール挿通孔、50…
…小孔、51A,51B……ブラシ、52A,5
2B……ピグテール、53……スプリング、54
……キヤツプ、55,56……係合凸部、57…
…軸受部材収容部、58……軸受部材、59……
ビス、60……エンジンケース、61……ボス
部、62……ボルト螺入用ねじ孔、63……ボル
ト、70……成形型、71……上型、72……下
型、73……キヤビテイー、74……ゲート、7
5……塗膜、76……シール膜、77……隙間、
78……実験試料、79……コンプレツサ、80
……ホース、81……圧力計、82……水槽、8
3……気泡、84……環状溝、85……プラスチ
ツク含浸剤層、86……ゴムブツシユ、87……
通気路。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
塩素系溶剤 易溶
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 樹脂成形されたブラシホルダ20がブラケツ
ト21に固着されており、このブラケツト21が
ヨーク4の開口部に当着されている回転電機であ
つて、 前記ブラケツト21が金属材料を用いられて薄
板形状に形成されているとともに、このブラケツ
ト21は前記ブラシホルダ20の樹脂成形時に植
え込み成形されており、さらに、このブラケツト
21はこのブラシホルダ20にその前記ヨーク4
開口部外側の前壁部26と、前記ヨーク4開口部
内側の後壁部27との間に挟まれた状態で、か
つ、この前壁部26と後壁部27とを連結する樹
脂の一部28により一体化されている回転電機に
おいて、 前記ブラケツト21と前記ブラシホルダ20と
の接触面間に、ブラケツト21の形成材料および
ブラシホルダ20の形成材料のいずれにも親和性
がよい樹脂またはゴムが用いられて形成されたシ
ール膜76が、介設されており、 このシール膜76は介設された状態において、
前記ブラケツト21との接触面および前記ブラシ
ホルダ20との接触面のいずれにもそれぞれ接着
ないし粘着した状態になつているとともに、可撓
性を維持した状態になつていることを特徴とする
回転電機。 2 シール膜76が、メタクリル酸アルキルエス
テル・アクリル酸アルキルエステル共重合物を主
成分とするデイスパージヨンを使用することによ
り、構成されていることを特徴とする特許請求の
範囲第1項記載の回転電機。 3 ブラケツト21が鉄系材料を、ブラシホルダ
20がナイロン樹脂をそれぞれ使用することによ
り、構成されていることを特徴とする特許請求の
範囲第2項記載の回転電機。 4 樹脂成形されたブラシホルダ20がブラケツ
ト21に固着されており、このブラケツト21が
ヨーク4の開口部に当着されている回転電機であ
つて、 前記ブラケツト21が金属材料を用いられて薄
板形状に形成されているとともに、このブラケツ
ト21は前記ブラシホルダ20の樹脂成形時に植
え込み成形されており、さらに、このブラケツト
21はこのブラシホルダ20にその前記ヨーク4
開口部外側の前壁部26と、前記ヨーク4開口部
内側の後壁部27との間に挟まれた状態で、か
つ、この前壁部26と後壁部27とを連結する樹
脂の一部28により一体化されている回転電機に
おいて、 前記ブラケツト21と前記ブラシホルダ20と
の接触面間に、ブラケツト21の形成材料および
ブラシホルダ20の形成材料のいずれにも親和性
がよい樹脂またはゴムが用いられて形成されたシ
ール膜76が、介設されており、 このシール膜76は介設された状態において、
前記ブラケツト21との接触面および前記ブラシ
ホルダ20との接触面のいずれにもそれぞれ接着
ないし粘着した状態になつているとともに、可撓
性を維持した状態になつており、 さらに、ブラケツト21の前記ブラシホルダ2
0との接触面に環状溝84が没設されており、こ
の環状溝84において前記シール膜76が厚く形
成されていることを特徴とする回転電機。 5 樹脂成形されたブラシホルダ20がブラケツ
ト21に固着されており、このブラケツト21が
ヨーク4の開口部に当着されている回転電機であ
つて、 前記ブラケツト21が金属材料を用いられて薄
板形状に形成されているとともに、このブラケツ
ト21は前記ブラシホルダ20の樹脂成形時に植
え込み成形されており、さらに、このブラケツト
21はこのブラシホルダ20にその前記ヨーク4
開口部外側の前壁部26と、前記ヨーク4開口部
内側の後壁部27との間に挟まれた状態で、か
つ、この前壁部26と後壁部27とを連結する樹
脂の一部28により一体化されている回転電機に
おいて、 前記ブラケツト21と前記ブラシホルダ20と
の接触面間に、ブラケツト21の形成材料および
ブラシホルダ20の形成材料のいずれにも親和性
がよい樹脂またはゴムが用いられて形成されたシ
ール膜76が、介設されており、 このシール膜76は介設された状態において、
前記ブラケツト21との接触面および前記ブラシ
ホルダ20との接触面のいずれにもそれぞれ接着
ないし粘着した状態になつているとともに、可撓
性を維持した状態になつており、 さらに、前記シール膜76とブラシホルダ20
との接触面間にプラスチツク含浸剤層85が、シ
ール膜76が不均一に形成されている部分を目張
りするように形成されていることを特徴とする回
転電機。 6 樹脂成形されたブラシホルダ20がブラケツ
ト21に固着されており、このブラケツト21が
ヨーク4の開口部に当着されている回転電機であ
つて、 前記ブラケツト21が金属材料を用いられて薄
板形状に形成されているとともに、このブラケツ
ト21は前記ブラシホルダ20の樹脂成形時に植
え込み成形されており、さらに、このブラケツト
21はこのブラシホルダ20にその前記ヨーク4
開口部外側の前壁部26と、前記ヨーク4開口部
内側の後壁部27との間に挟まれた状態で、か
つ、この前壁部26と後壁部27とを連結する樹
脂の一部28により一体化されている回転電機に
おいて、 前記ブラケツト21と前記ブラシホルダ20と
の接触面間に、ブラケツト21の形成材料および
ブラシホルダ20の形成材料のいずれにも親和性
がよい樹脂またはゴムが用いられて形成されたシ
ール膜76が、介設されており、 このシール膜76は介設された状態において、
前記ブラケツト21との接触面および前記ブラシ
ホルダ20との接触面のいずれにもそれぞれ接着
ないし粘着した状態になつているとともに、可撓
性を維持した状態になつており、 さらに、前記ブラケツト21の内周面にゴムブ
ツシユ86が前記ブラケツト21とブラシホルダ
20との接触面の境界線を目張りするように固着
されていることを特徴とする回転電機。 7 樹脂成形されたブラシホルダ20がブラケツ
ト21に固着されており、このブラケツト21が
ヨーク4の開口部に当着されている回転電機であ
つて、 前記ブラケツト21が金属材料を用いられて薄
板形状に形成されているとともに、このブラケツ
ト21は前記ブラシホルダ20の樹脂成形時に植
え込み成形されており、さらに、このブラケツト
21はこのブラシホルダ20にその前記ヨーク4
開口部外側の前壁部26と、前記ヨーク4開口部
内側の後壁部27との間に挟まれた状態で、か
つ、この前壁部26と後壁部27とを連結する樹
脂の一部28により一体化されている回転電機に
おいて、 前記ブラケツト21と前記ブラシホルダ20と
の接触面間に、ブラケツト21の形成材料および
ブラシホルダ20の形成材料のいずれにも親和性
がよい樹脂またはゴムが用いられて形成されたシ
ール膜76が、介設されており、 このシール膜76は介設された状態において、
前記ブラケツト21との接触面および前記ブラシ
ホルダ20との接触面のいずれにもそれぞれ接着
ないし粘着した状態になつているとともに、可撓
性を維持した状態になつており、 さらに、前記ブラケツト21に軸受収容部57
が形成され、この軸受収容部57の内周面に通気
路87が軸受収容部57の内外を相互に連通させ
るように形成されていることを特徴とする回転電
機。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3057387A JPS63198552A (ja) | 1987-02-10 | 1987-02-10 | 回転電機 |
| US07/151,834 US4847528A (en) | 1987-02-10 | 1988-02-02 | Plastic molding on penetration metal, particularly on motor end plate |
| FR8801522A FR2612702B1 (fr) | 1987-02-10 | 1988-02-09 | Ensemble composite contenant un metal et une resine, procede de fabrication de cet ensemble et machine electrique tournante utilisant l'ensemble composite |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3057387A JPS63198552A (ja) | 1987-02-10 | 1987-02-10 | 回転電機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63198552A JPS63198552A (ja) | 1988-08-17 |
| JPH0561864B2 true JPH0561864B2 (ja) | 1993-09-07 |
Family
ID=12307590
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3057387A Granted JPS63198552A (ja) | 1987-02-10 | 1987-02-10 | 回転電機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63198552A (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5339407A (en) * | 1976-09-24 | 1978-04-11 | Hitachi Ltd | Small sized motor |
| JPS5625958U (ja) * | 1979-08-03 | 1981-03-10 |
-
1987
- 1987-02-10 JP JP3057387A patent/JPS63198552A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63198552A (ja) | 1988-08-17 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |