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JPH06100028B2 - 柱筋の先組工法 - Google Patents
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JPH06100028B2 - 柱筋の先組工法 - Google Patents

柱筋の先組工法

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JPH06100028B2
JPH06100028B2 JP18978686A JP18978686A JPH06100028B2 JP H06100028 B2 JPH06100028 B2 JP H06100028B2 JP 18978686 A JP18978686 A JP 18978686A JP 18978686 A JP18978686 A JP 18978686A JP H06100028 B2 JPH06100028 B2 JP H06100028B2
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孝一 山本
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、原子力発電所建屋のごとき大型構造物の配筋
工事において特に柱筋の先組工法に関する。
〔従来の技術〕
かかる大型構造物の太径鉄筋には第9図、第10図に示す
ようにネジフシ鉄筋1を使用し、これを継手部材2とし
てのロックナット2aとカップラー2bを用いて機械的に接
合する鉄筋継手工法が採用されている。これは圧接その
他の面で時間のかかる継手工法に代わるものとして旋工
の合理化が図れるもので、一方の差筋側のネジフシ鉄筋
1にロックナット2aとカップラー2bを、他方の継ぐべき
ネジフシ鉄筋1側にロックナット2aを予めセットしてお
き、両ネジフシ鉄筋1の端を突き合わせカップラー2bを
これらに跨らせるように移動しその両側をロックナット
2aを回動させて締付ける。
ところで、このようなネジフシ鉄筋1を用いた従来の柱
筋の配筋方法を説明すると、第11図に示すように既設躯
体から突出するものとしてすでに配筋されている差筋3
の内側に仮設鉄骨架台4をセットし、ネジフシ鉄筋によ
る柱主筋5をクレーン等で1本ずつ吊り上げ所定配筋位
置に移動する。
次いで、前記継手部材2を用いたロックナット継手で柱
主筋5と差筋3とを接合し、接合された柱主筋5の上端
は水平方向の倒れ防止及び配筋ピッチ保持のために前記
仮設鉄骨架台4の上端と柱筋受具6で仮止めする。図中
8は足場を示す。
その後フープ筋7を柱主筋5に巻回し、結束線14でこれ
らを止めて柱部分の組立ては完了する。一方、図示は省
略するが、該柱間には壁タテ筋が配設され、この壁タテ
筋と柱主筋とに壁ヨコ筋を沿わせ結束線で固定して配筋
作業は一工程終了する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このような従来の柱筋の配筋方法は、柱主筋5は1本ず
つ配筋しているため作業能率が非常に悪い。また、大型
クレーンにて鉄筋を1本ずつ吊り上げて配筋するために
クレーン稼動効率が悪く、揚重費のコストアップにな
る。さらに、鉄筋工の労力負担が大きく、熟練工不足も
影響して労力確保に問題を生じ、安全性にも問題があ
る。
なお、鉄筋を地上で先行地組するいわゆるプレハブ化も
考えらえるが、特に太径鉄筋の場合は1本の重量が大で
あり組立の容易性や地組した物の吊り上げ時の安定性に
問題があり、またネジフシ鉄筋を使用しロックナット継
手に必要とされる、吊り込み後接合時に鉄筋を回転ある
いは押引きする自由度が失われてしまうおそれがある。
本発明の目的は前記従来例の不都合を解消し、地上で簡
単に先組みでき、組立てられたものは安定した状態で一
挙に建込むことが可能で、しかもネジフシ鉄筋接合の際
の鉄筋の自由度も確保できる柱筋の先組工法を提供する
ことにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は前記目的を達成するため、配筋間隔の通し孔を
有する枠組プレートを架台により直立させて並べ、該枠
組プレートにネジフシ鉄筋による柱主筋を貫通させて柱
主筋に螺合する割ロックナット係止し、また柱主筋にフ
ープ筋を適宜数巻回し、このフープ筋に棒状固定材を添
設しその接合個所を結束し、一方柱主筋とフープ筋とは
4隅の柱筋を除いて任意ピッチ間隔で結束することを要
旨とするものである。
〔作用〕
本発明によれば、柱主筋は枠組プレートに挿入するだけ
で組立てられ、その両者の係止は割ロックナットを使用
したので該ナットの取付けが回転移動させることなく簡
単につ迅速に行える。また、柱主筋は前記枠組プレート
で組まれるので吊り上げ時及び建込み後も剛性の高い安
定した状態を保ち、フープ筋と柱主筋とはすべてを結束
しているわけでないので、接合時に柱主筋の回転や押引
きなどが行える。
〔実施例〕
以下、図面について本発明の実施例を詳細に説明する。
第1図は本発明の柱筋の先組工法の1実施例を示す側面
図で、図中9はH型鋼を2本平行に並べた架台を示す。
該架台9の上面には、アングル材を直立させ長ボルトで
中央を連結したH型の支承部材9aを後述の枠組プレート
10が入る巾だけあけて2連設けてあり、このような架台
9を地上に適宜数(図示では3個)間隔を損じて平行に
並べ、ボルト等で下部を床面に固定しておく。
また、架台9の支承部材9aが形成する隙間に、平板10a
を矩形に組み対角線状のバー10bで固定した枠組フレー
ム10を差入れてボルトで仮止めするなどしてセットする
が、この枠組フレーム10は柱筋のゲージプレート兼固定
プレートとしての役割を有し、予め配筋間隔で通し孔10
cを形成してある。
このように、架台9により通し孔10cを有する枠組プレ
ート10を直立状態で並べておき、柱主筋5を横にして前
記通し孔10cを介して枠組プレート10間に順次貫通させ
る。
所定本数柱主筋5を枠組プレート10にセットさせたなら
ば、柱主筋5の該プレート10からの貫通突出個所にロッ
クナットを取付け吊り上げ時にこの枠組プレート10が柱
主筋5からずれないようにするが、このロックナットに
は第5図に示すようなロックナット部分11aが2分割さ
れ、一方を蝶番11bで連結し、他方をボルトナット11cで
固定するようにした割ロックナット11を使用し、第6図
に示すように、柱主筋5の外側部から一端を枠組プレー
ト10に当接するようにして螺合した。
なお、この割ロックナット11は組立てられた柱主筋5等
の吊り上げ時にこれが縦になっても柱主筋5と枠組プレ
ート10がずれないように係止するもので、その取付位置
は柱主筋5の適宜なもの(特に四隅の柱主筋5)の途中
で縦にした時に割ロックナット11が枠組プレート10の下
側にくるように設定する。そして、端に位置する枠組プ
レート10の一つのみはすべての柱主筋5について両側に
割ロックナット11を取付け、この割ロックナット11で枠
組プレート10を挟み込んでしっかりと柱主筋5に固定す
るようにした。
その次の工程として、枠組プレート10で組まれた柱主筋
5にフープ筋12を所定量、所定間隔に巻回する。そし
て、巻かれた多数のフープ筋12の横に細径鉄筋等による
棒状固定材13を添設し、各フープ筋12とこの棒状固定材
13とを結束線14でそれぞれ結束する。
一方、柱主筋5とフープ筋12とは四隅の角部に位置する
柱主筋5を除いて、任意ピッチのフープ筋12のみを結束
線14で結束した。前記四隅の柱主筋5とフープ筋12と
は、全く結束しないものとする。
以上で本発明による柱主筋の先組は完了するが、このよ
うにして完成した柱ユニットAの両側に玉掛けワイヤ15
を取付け、その一方に吊上げクレーン親フック16a、他
方に子フック16bを引っかけて架台9の支承部材9aと枠
組プレート10の係止を解いてから全体を吊り上げれば、
枠組プレート10は支承部材9a間の隙間から抜け出て第7
図に示すように縦になって吊り下がる。
この時のユニットA自体の形状維持と剛性保持は枠組プ
レート10で発揮され、また先に述べたように割ロックナ
ットが枠組プレート10を両側から挟み込むか若しくは下
面にあるので充分係止され、主鉄筋5から該プレート10
がずれ落ちることはない。
さらに、フープ筋12相互は棒状固定材13で連結され、ま
た該フープ筋12の一端は結束線14で柱主筋5に固定され
ているので、これらフープ筋12が吊り下げ時に柱主筋5
からずれ落ちることもない。
そして、第8図に示すように差筋3がある所定位置まで
建込んだならば、前記のごとくロックナット2aとカップ
ラー2bによる継手部材2でロックナット継手を行うが、
この時柱主筋5はフープ筋12のすべてと結束しているわ
けでなく、必要最少限の個所しか結束していないので、
押引きや回転等の自由度が与えられ差筋3との接合をス
ムーズに行うことができる。かかる作業を行うにあたっ
ては割ロックナット11を必要に応じて外すこともある
が、これを足場上等から簡単かつ迅速に行える。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明の柱筋の先組工法は、1本1
本建込む労力を省き、安定性を高めるためにネジフシ鉄
筋を柱主筋とする柱ユニットを地上で先組する場合に、
簡単にかつ精度よく組立てることができ、しかもこの組
立てられた柱ユニットは吊り上げ時も安定した状態を保
ち、また、ロックナット接合の際の柱主筋の自由度も確
保でき、全般的に施工の合理化を図ることが可能なもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の柱筋の先組工法の1実施例を示す側面
図、第2図は第1図の側面図、第3図は同上A−A線断
面図、第4図は同上B−B線断面図、第5図は割ロック
ナットの斜視図、第6図は割ロックナットの取付状態を
示す側面図、第7図は本発明による柱ユニットの吊り上
げ時の正面図、第8図は同上建込み時の正面図、第9図
はロックナット継手の正面図、第10図は同上一部切欠い
た正面図、第11図は従来例を示す側面図である。 1……ネジフシ鉄筋、2……継手部材 2a……ロックナット、2b……カップラー 3……差筋、4……仮設鉄骨架台 5……柱主筋、6……柱筋受具 7……フープ筋、8……足場 9……架台、9a……支承部材 10……枠組プレート、10a……平板 10b……バー、10c……通し孔 11……割ロックナット、11a……ロックナット部分 11b……蝶番、11c……ボルトナット 12……フープ筋、13……棒状固定材 14……結束線、15……玉掛けワイヤ 16a……クレーン親フック 16b……クレーン子フック A……柱ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−47469(JP,A) 特開 昭63−47471(JP,A) 実願 昭61−124279号(実開 昭63− 30545号)の願書に添付した明細書及び図 面の内容を撮影したマイクロフィルム(J P,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】配筋間隔の通し孔を有する枠組プレートを
    架台により直立させて並べ、該枠組プレートにネジフシ
    鉄筋による柱主筋を貫通させて柱主筋に螺合する割ロッ
    クナットで係止し、また柱主筋にフープ筋を適宜数巻回
    し、このフープ筋に棒状固定材を添設しその接合個所を
    結束し、一方柱主筋とフープ筋とは4隅の主筋を除いて
    任意ピッチ間隔で結束することを特徴とした柱筋の先組
    工法。
JP18978686A 1986-08-12 1986-08-12 柱筋の先組工法 Expired - Fee Related JPH06100028B2 (ja)

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JP4817945B2 (ja) * 2006-04-12 2011-11-16 株式会社泉州イワタニ 鉄筋籠の変形防止方法、該方法に用いられる固定用金具、鉄筋籠、及び鉄筋籠の建込方法

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