JPH0611759B2 - 2−クロルピリジンの製法 - Google Patents
2−クロルピリジンの製法Info
- Publication number
- JPH0611759B2 JPH0611759B2 JP30141286A JP30141286A JPH0611759B2 JP H0611759 B2 JPH0611759 B2 JP H0611759B2 JP 30141286 A JP30141286 A JP 30141286A JP 30141286 A JP30141286 A JP 30141286A JP H0611759 B2 JPH0611759 B2 JP H0611759B2
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- Japan
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- mol
- pyridine
- chloropyridine
- chlorine
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ピリジンを原料とする2−クロルピリジンの
製造法に関する。2−クロルピリジンは、医薬及び農薬
の中間体として非常に有用である。
製造法に関する。2−クロルピリジンは、医薬及び農薬
の中間体として非常に有用である。
(従来の技術) 2−クロルピリジンの製造法として、ピリジンを直接塩
素化する方法は公知である。例えば、特開昭50−88
075号公報では、水存在下ハロゲン化炭化水素溶媒
中、紫外線照射下にピリジンを塩素化する方法が提案さ
れている。
素化する方法は公知である。例えば、特開昭50−88
075号公報では、水存在下ハロゲン化炭化水素溶媒
中、紫外線照射下にピリジンを塩素化する方法が提案さ
れている。
(発明が解決するための問題点) しかしこの方法では2−クロルピリジンの収率が20〜
30%前後、また選択率も67%前後と低く、目的の2
−クロルピリジン以外に他の塩素化物が生成する。これ
らの副生物である高塩素化物は、2−クロルピリジンと
の分離が困難で、これを通常の蒸留法によって精製して
も、2−クロルピリジン中に不純物として混入したり、
あるいは蒸留塔の閉塞を起こしたりする。
30%前後、また選択率も67%前後と低く、目的の2
−クロルピリジン以外に他の塩素化物が生成する。これ
らの副生物である高塩素化物は、2−クロルピリジンと
の分離が困難で、これを通常の蒸留法によって精製して
も、2−クロルピリジン中に不純物として混入したり、
あるいは蒸留塔の閉塞を起こしたりする。
そのため高純度の2−クロルピリジンを得るには、抽出
等の複雑な操作が必須であり工業的にも抽出装置等の設
置を要し、プロセスとしては大きな欠点を有する。
等の複雑な操作が必須であり工業的にも抽出装置等の設
置を要し、プロセスとしては大きな欠点を有する。
(発明を解決するための手段及び作用) 本発明者らは、前記反応の問題点を解決すべく鋭意検討
した結果、ピリジンを含水ハロゲン化炭化水素溶媒中紫
外線照射のもとに、ピリジン1モルに対して1.5〜1
0.0モル/時という特定の速度で塩素を吹き込み反応
させることにより高選択的かつ高収率で、2−クロルピ
リジンを製造できることを見い出し本発明を完成した。
した結果、ピリジンを含水ハロゲン化炭化水素溶媒中紫
外線照射のもとに、ピリジン1モルに対して1.5〜1
0.0モル/時という特定の速度で塩素を吹き込み反応
させることにより高選択的かつ高収率で、2−クロルピ
リジンを製造できることを見い出し本発明を完成した。
以下本発明の詳細について説明する。
本発明における、塩素の吹き込み速度はピリジン1モル
に対して1.5〜10.0モル/時であり、1.5モル
/時以下であると収率,選択率共に低下し、10.0モ
ル/時を越えると効率の良い塩素の利用が困難となる。
従って好ましくは1.5〜10.0モル/時である。通
常本発明の反応は5分〜1時間で完結できる。
に対して1.5〜10.0モル/時であり、1.5モル
/時以下であると収率,選択率共に低下し、10.0モ
ル/時を越えると効率の良い塩素の利用が困難となる。
従って好ましくは1.5〜10.0モル/時である。通
常本発明の反応は5分〜1時間で完結できる。
本発明で使用するハロゲン化炭化水素としては、通常使
われるクロロホルム,四塩化炭素,トリクロルエチレ
ン,テトラクロルエチレン等が挙げられ、適宜選択して
用いることができる。その際、ピリジンに対して7〜2
5モル倍用いるのが好ましい。また、ハロゲン化炭化水
素に添加する水の量はピリジンに対して、10モル倍以
下好ましくは0.5〜5モル倍である。
われるクロロホルム,四塩化炭素,トリクロルエチレ
ン,テトラクロルエチレン等が挙げられ、適宜選択して
用いることができる。その際、ピリジンに対して7〜2
5モル倍用いるのが好ましい。また、ハロゲン化炭化水
素に添加する水の量はピリジンに対して、10モル倍以
下好ましくは0.5〜5モル倍である。
そして、本発明における反応温度は、通常は室温から1
50℃まで、さらに好ましくは使用する溶媒の沸点付近
に維持して行う。
50℃まで、さらに好ましくは使用する溶媒の沸点付近
に維持して行う。
(発明の効果) 本発明の方法を用いることにより、短時間に2−クロル
ピリジンを高選択的かつ高収率で製造できる。
ピリジンを高選択的かつ高収率で製造できる。
(実施例) 以下、本発明を実施例によっで説明するが、本発明はこ
れら実施例のみに限定されるものではない。
れら実施例のみに限定されるものではない。
実施例1 内容積300mlのガラス製反応器に温度計,塩素吹き込
み管,パイレックスガラス製光源冷却管、冷却管を取り
付けこの反応器内に四塩化炭素195g,ピリジン7.
0g及び水1.5gを仕込み、反応器内温度を75〜7
6℃に維持した。次いで高圧水銀燈による紫外線照射の
もとで塩素ガスをピリジン1モルに対して1.9モル/
時の流速で15分吹き込んで反応を行つた。反応液は水
層と有機層の2.層に分かれており、この反応液を水酸
化ナトリウム水溶液にて中和後各層を分析した結果、得
られた2−クロルピリジンは3.77gであり、収率は
仕込んだピリジンに対して37.5%、転化率は同じく
ピリジンに対して84.7%であった。
み管,パイレックスガラス製光源冷却管、冷却管を取り
付けこの反応器内に四塩化炭素195g,ピリジン7.
0g及び水1.5gを仕込み、反応器内温度を75〜7
6℃に維持した。次いで高圧水銀燈による紫外線照射の
もとで塩素ガスをピリジン1モルに対して1.9モル/
時の流速で15分吹き込んで反応を行つた。反応液は水
層と有機層の2.層に分かれており、この反応液を水酸
化ナトリウム水溶液にて中和後各層を分析した結果、得
られた2−クロルピリジンは3.77gであり、収率は
仕込んだピリジンに対して37.5%、転化率は同じく
ピリジンに対して84.7%であった。
実施例2 実施例1と同じ装置の反応器に、四塩化炭素195g,
ピリジン7.0g及び水1.5gを仕込み室内温度を7
5〜76℃に保持した。次いで高圧水銀燈による紫外線
照射のもとで塩素ガスをピリジン1モルに対して3.9
モル/時の流速で15分吹き込んで反応を行った。反応
液を水酸化ナトリウム水溶液にて中和後、各層を分析し
た結果反応液中には2−クロルピリジンが4.13g含
まれており、収率は仕込んだピリジンに対して41.1
%、転化率は85.4%であった。
ピリジン7.0g及び水1.5gを仕込み室内温度を7
5〜76℃に保持した。次いで高圧水銀燈による紫外線
照射のもとで塩素ガスをピリジン1モルに対して3.9
モル/時の流速で15分吹き込んで反応を行った。反応
液を水酸化ナトリウム水溶液にて中和後、各層を分析し
た結果反応液中には2−クロルピリジンが4.13g含
まれており、収率は仕込んだピリジンに対して41.1
%、転化率は85.4%であった。
実施例3 実施例1と同じ装置の反応器に、四塩化炭素195g,
ピリジン7.0g及び水1.5gを仕込み、器内温度を
75〜76℃に保持した。次いで高圧水銀燈による紫外
線照射のもとで塩素ガスをピリジン1モルに対して8.
0モル/時の流速で15分吹き込んで反応を行った。反
応液を水酸化ナトリウム水溶液にて中和後、各層を分析
した結果、反応液中には、2−クロルピリジンが4.2
1g含まれており、収率は仕込んだピリジンに対して4
1.9%、転化率は80.9%であった。
ピリジン7.0g及び水1.5gを仕込み、器内温度を
75〜76℃に保持した。次いで高圧水銀燈による紫外
線照射のもとで塩素ガスをピリジン1モルに対して8.
0モル/時の流速で15分吹き込んで反応を行った。反
応液を水酸化ナトリウム水溶液にて中和後、各層を分析
した結果、反応液中には、2−クロルピリジンが4.2
1g含まれており、収率は仕込んだピリジンに対して4
1.9%、転化率は80.9%であった。
比較例 比較例としてピリジン1モルに対して0.97モル/時
の流速で塩素を吹き込んで反応を行った他は実施例1と
同様な操作を行った結果、反応液中には2−クロルピリ
ジンが1.26g含まれており収率は仕込んだピリジン
に対して12.5%、転化率は23.1%であった。
の流速で塩素を吹き込んで反応を行った他は実施例1と
同様な操作を行った結果、反応液中には2−クロルピリ
ジンが1.26g含まれており収率は仕込んだピリジン
に対して12.5%、転化率は23.1%であった。
Claims (1)
- 【請求項1】ピリジンと塩素を含水ハロゲン化炭化水素
溶媒中、紫外線照射下に反応させて、2−クロルピリジ
ンを製造するに際して、ピリジン1モルに対して1.5
〜10.0モル/時の速度で塩素を吹き込むことを特徴
とする2−クロルピリジンの製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30141286A JPH0611759B2 (ja) | 1986-12-19 | 1986-12-19 | 2−クロルピリジンの製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30141286A JPH0611759B2 (ja) | 1986-12-19 | 1986-12-19 | 2−クロルピリジンの製法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63156774A JPS63156774A (ja) | 1988-06-29 |
| JPH0611759B2 true JPH0611759B2 (ja) | 1994-02-16 |
Family
ID=17896564
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30141286A Expired - Lifetime JPH0611759B2 (ja) | 1986-12-19 | 1986-12-19 | 2−クロルピリジンの製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0611759B2 (ja) |
-
1986
- 1986-12-19 JP JP30141286A patent/JPH0611759B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63156774A (ja) | 1988-06-29 |
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