JPH0611943B2 - 薬効成分を放散する短繊維およびこれを絡合させた羽毛 - Google Patents
薬効成分を放散する短繊維およびこれを絡合させた羽毛Info
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- JPH0611943B2 JPH0611943B2 JP2093478A JP9347890A JPH0611943B2 JP H0611943 B2 JPH0611943 B2 JP H0611943B2 JP 2093478 A JP2093478 A JP 2093478A JP 9347890 A JP9347890 A JP 9347890A JP H0611943 B2 JPH0611943 B2 JP H0611943B2
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Landscapes
- Preliminary Treatment Of Fibers (AREA)
- Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、駆虫剤、防黴剤、脱臭剤などの任意の薬効成
分を長期間にわたって放散し続ける薬効成分を放散する
短繊維およびこれを絡合させた羽毛に関するものであ
る。
分を長期間にわたって放散し続ける薬効成分を放散する
短繊維およびこれを絡合させた羽毛に関するものであ
る。
(従来の技術) 畳下に散布したり羽毛に混在させて虫害や微害或いは悪
臭を防ぐために用いる従来の駆虫薬、防黴薬などは粉末
状のものを普通とするため飛散し易く、有機期間はせい
ぜい1ケ月程度に過ぎず、しばしば追加散布を行わなけ
ればならないものであった。このため、薬効成分を無数
の連続気泡を有するプラスチックスポンジに吸蔵させた
ものが開発されているが、これも有効期間はせいぜい6
ケ月程度に過ぎないうえ嵩張るため用途が限定され、敷
物のように反覆して押しつけられるものや羽毛のように
感触が生命であるものに使用するには不向きなものであ
った。
臭を防ぐために用いる従来の駆虫薬、防黴薬などは粉末
状のものを普通とするため飛散し易く、有機期間はせい
ぜい1ケ月程度に過ぎず、しばしば追加散布を行わなけ
ればならないものであった。このため、薬効成分を無数
の連続気泡を有するプラスチックスポンジに吸蔵させた
ものが開発されているが、これも有効期間はせいぜい6
ケ月程度に過ぎないうえ嵩張るため用途が限定され、敷
物のように反覆して押しつけられるものや羽毛のように
感触が生命であるものに使用するには不向きなものであ
った。
(発明が解決しようとする課題) 本発明が解決しようとするところは、前記のような欠点
をなくして長期間にわたり薬効成分が徐々に放散される
ようにするとともに用途を広くした薬効成分を放散する
短繊維およびこれを絡合させた羽毛を安価に提供しよう
とすることにある。
をなくして長期間にわたり薬効成分が徐々に放散される
ようにするとともに用途を広くした薬効成分を放散する
短繊維およびこれを絡合させた羽毛を安価に提供しよう
とすることにある。
(課題を解決するための手段) 前記のような課題を解決しようとする本発明は、無数の
連続気泡と該連続気泡との間に極肉薄の隔壁を介在して
形成された無数の独立気泡とを有する多孔質プラスチッ
クスの各独立気泡中に薬効成分を包蔵させるとともに連
続気泡の孔壁にも前記薬効成分を付着させて薬効成分を
放散するようにした弾性材料を糸条の表面にコーティン
グしたコーティング糸を微細に裁断したことを特徴とす
る薬効成分を放散する短繊維を第1の発明とし、この第
1の発明である短繊維を毛羽に絡合させたことを特徴と
する薬効成分を放散する短繊維を絡合させた羽毛を第2
の発明とするものである。
連続気泡と該連続気泡との間に極肉薄の隔壁を介在して
形成された無数の独立気泡とを有する多孔質プラスチッ
クスの各独立気泡中に薬効成分を包蔵させるとともに連
続気泡の孔壁にも前記薬効成分を付着させて薬効成分を
放散するようにした弾性材料を糸条の表面にコーティン
グしたコーティング糸を微細に裁断したことを特徴とす
る薬効成分を放散する短繊維を第1の発明とし、この第
1の発明である短繊維を毛羽に絡合させたことを特徴と
する薬効成分を放散する短繊維を絡合させた羽毛を第2
の発明とするものである。
本発明において用いる多孔質プラスチックスとしては特
に種類を問わないが、アクリル樹脂系またはウレタン樹
脂系のものが耐候性、加工性などの点で好ましい。ま
た、両発明において用いる薬効成分を放散する弾性材料
としては、無数の連続気泡と該連続気泡との間に極肉薄
の隔壁を介在して形成された無数の独立気泡とを有する
多孔質プラスチックスの各独立気泡中に薬効成分を包蔵
させるとともに連続気泡の孔壁にも前記薬効成分を付着
させたもので、この場合、無数の連続気泡と無数の独立
気泡との間に形成される極肉薄の隔壁は、繰り返し加え
られる衝撃により圧縮が繰り返されて破壊し前記連続気
泡と独立気泡とが連通される程度のものとする。その理
由は床下に散布したり布団や枕に混在させておいたと
き、初期においては連続気泡の孔壁に付着している薬効
成分の放散で、その後は歩行、寝返りなどの人体による
加圧の繰り返しで徐々に隔壁が破壊される独立気泡に包
蔵されている薬効成分の放散で長期間にわたり薬効が持
続され、実験上は5年間にわたり有効であることが確認
されている。さらに、薬効成分としては、用途に応じた
ものを任意に選択すればよいが、防ダニ剤、防黴剤など
が一般的である。また、薬効成分を放散する弾性材料を
製造する手段は特に限定されることはないが、合成樹脂
エマルジョン例えばアクリル酸エステルのエマルジョン
を主原料としてこれにゼオライト系の連続気泡発生剤の
ような無機質の連続気泡発生剤と中和安定剤、独立気泡
発生剤、コロイダルシリカなどの膨張抑制剤を加えて撹
拌熟成させ、これに必要に応じて用いる吸着剤、潤滑剤
とともに薬効成分となる薬剤の適量を混入して加熱後冷
却するなどして製造すればよく、また、この薬効成分を
放散する弾性材料は前記のようにして得たのち加熱溶融
して化学繊維糸にコーティングし高温で架橋させてコー
ティング糸とし、これを1〜数mmに裁断すればよい。
に種類を問わないが、アクリル樹脂系またはウレタン樹
脂系のものが耐候性、加工性などの点で好ましい。ま
た、両発明において用いる薬効成分を放散する弾性材料
としては、無数の連続気泡と該連続気泡との間に極肉薄
の隔壁を介在して形成された無数の独立気泡とを有する
多孔質プラスチックスの各独立気泡中に薬効成分を包蔵
させるとともに連続気泡の孔壁にも前記薬効成分を付着
させたもので、この場合、無数の連続気泡と無数の独立
気泡との間に形成される極肉薄の隔壁は、繰り返し加え
られる衝撃により圧縮が繰り返されて破壊し前記連続気
泡と独立気泡とが連通される程度のものとする。その理
由は床下に散布したり布団や枕に混在させておいたと
き、初期においては連続気泡の孔壁に付着している薬効
成分の放散で、その後は歩行、寝返りなどの人体による
加圧の繰り返しで徐々に隔壁が破壊される独立気泡に包
蔵されている薬効成分の放散で長期間にわたり薬効が持
続され、実験上は5年間にわたり有効であることが確認
されている。さらに、薬効成分としては、用途に応じた
ものを任意に選択すればよいが、防ダニ剤、防黴剤など
が一般的である。また、薬効成分を放散する弾性材料を
製造する手段は特に限定されることはないが、合成樹脂
エマルジョン例えばアクリル酸エステルのエマルジョン
を主原料としてこれにゼオライト系の連続気泡発生剤の
ような無機質の連続気泡発生剤と中和安定剤、独立気泡
発生剤、コロイダルシリカなどの膨張抑制剤を加えて撹
拌熟成させ、これに必要に応じて用いる吸着剤、潤滑剤
とともに薬効成分となる薬剤の適量を混入して加熱後冷
却するなどして製造すればよく、また、この薬効成分を
放散する弾性材料は前記のようにして得たのち加熱溶融
して化学繊維糸にコーティングし高温で架橋させてコー
ティング糸とし、これを1〜数mmに裁断すればよい。
(実施例) 次に、本発明の実施例を示せば、次のとおりである。
実施例1 自己架橋型で耐熱性に優れたアクリル酸エステルの水性
エマルジョンとしてボンロンK−106(商品名、三井
東圧化学)100部(重量部、以下同じ)を主材として
これに耐水性に優れたメラミン樹脂であるスミテックM
−3(商品名、住友化学工業)1、5部や合成樹脂用の
増粘剤、潤滑剤を添加した合成樹脂材料に、ゼオライト
系の連続気泡発生剤であるエードプラス(商品名、武田
薬品工業)4部を加えて超高速ミキサーでゲル化を防ぎ
ながら撹拌して酸素を導入しながら、独立気泡発生剤で
あるエクスパンセルWA−44(スエーデン ノーベル
社)20部、吸着性付与剤としてのセラミック+コロイ
ダルシリカ混合体5部を加えて熟成させ、さらに、防炎
剤としてのアルミナ系超微粒子4部、帯電防止剤1、5
部をカツオブシ虫駆虫剤15部、チリダニ、イエダニ駆
虫剤20部を加えて均整に混和して加熱し、これを冷却
して薬効成分を放散する弾性材料を得た。次に、この薬
効成分を放散する弾性材料を加熱溶融して糸状コーティ
ング装置のコーティング材料槽に入れ、糸送りからコー
ティング材料槽を通過するようにアクリル繊維よりなる
糸状を送り込んで糸状に溶融された前記弾性材料をコー
ティングし、薬効成分を放散する弾性材料がコーティン
グされたコーティング糸を得た。次に、この糸を2mmに
裁断した薬効成分を放散する短繊維をイエダニ被害にあ
っている寝室の畳下に従来の薬剤散布の場合と同様直接
散布したところ、12ケ月経過してもイエダニの発生は
なく極めて有効であることが確認された。
エマルジョンとしてボンロンK−106(商品名、三井
東圧化学)100部(重量部、以下同じ)を主材として
これに耐水性に優れたメラミン樹脂であるスミテックM
−3(商品名、住友化学工業)1、5部や合成樹脂用の
増粘剤、潤滑剤を添加した合成樹脂材料に、ゼオライト
系の連続気泡発生剤であるエードプラス(商品名、武田
薬品工業)4部を加えて超高速ミキサーでゲル化を防ぎ
ながら撹拌して酸素を導入しながら、独立気泡発生剤で
あるエクスパンセルWA−44(スエーデン ノーベル
社)20部、吸着性付与剤としてのセラミック+コロイ
ダルシリカ混合体5部を加えて熟成させ、さらに、防炎
剤としてのアルミナ系超微粒子4部、帯電防止剤1、5
部をカツオブシ虫駆虫剤15部、チリダニ、イエダニ駆
虫剤20部を加えて均整に混和して加熱し、これを冷却
して薬効成分を放散する弾性材料を得た。次に、この薬
効成分を放散する弾性材料を加熱溶融して糸状コーティ
ング装置のコーティング材料槽に入れ、糸送りからコー
ティング材料槽を通過するようにアクリル繊維よりなる
糸状を送り込んで糸状に溶融された前記弾性材料をコー
ティングし、薬効成分を放散する弾性材料がコーティン
グされたコーティング糸を得た。次に、この糸を2mmに
裁断した薬効成分を放散する短繊維をイエダニ被害にあ
っている寝室の畳下に従来の薬剤散布の場合と同様直接
散布したところ、12ケ月経過してもイエダニの発生は
なく極めて有効であることが確認された。
実施例2 前記のようにしてえらえた薬効成分を放散する短繊維を
毛羽に絡合させてこれを羽毛布団および羽毛枕に用いた
ところ、24ケ月経過しても害虫類の発生はなく極めて
有効であることが確認された。
毛羽に絡合させてこれを羽毛布団および羽毛枕に用いた
ところ、24ケ月経過しても害虫類の発生はなく極めて
有効であることが確認された。
(発明の効果) 前記説明から明らかなように、請求項1に記載の発明
は、粉末に比べて飛散し難いうえに薬効成分が徐々に拡
散されるので長期間にわたり薬効が持続されるものであ
り、しかも、畳下などに散布したり羽毛に絡合させたり
化繊綿に混在させたときでも嵩張ることがないうえに違
和感が生じて感触を阻害することもないので用途が著し
く高められる特長があり、また、請求項1に記載の発明
も前記した請求項1に記載の発明と同様の効果の外、通
常の羽毛と比べて嵩張ることがないうえに違和感も全く
ないもので、いずれも簡単に製造できる利点と相俟ち、
業界の発展に寄与するところ極めて大きいものがある。
は、粉末に比べて飛散し難いうえに薬効成分が徐々に拡
散されるので長期間にわたり薬効が持続されるものであ
り、しかも、畳下などに散布したり羽毛に絡合させたり
化繊綿に混在させたときでも嵩張ることがないうえに違
和感が生じて感触を阻害することもないので用途が著し
く高められる特長があり、また、請求項1に記載の発明
も前記した請求項1に記載の発明と同様の効果の外、通
常の羽毛と比べて嵩張ることがないうえに違和感も全く
ないもので、いずれも簡単に製造できる利点と相俟ち、
業界の発展に寄与するところ極めて大きいものがある。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // D06M 101:12
Claims (2)
- 【請求項1】無数の連続気泡と該連続気泡との間に極肉
薄の隔壁を介在して形成された無数の独立気泡とを有す
る多孔質プラスチックスの各独立気泡中に薬効成分を包
蔵させるとともに連続気泡の孔壁にも前記薬効成分を付
着させて薬効成分を放散するようにした弾性材料を糸条
の表面にコーティングしたコーティング糸を微細に裁断
したことを特徴とする薬効成分を放散する短繊維。 - 【請求項2】無数の連続気泡と該連続気泡との間に極肉
薄の隔壁を介在して形成された無数の独立気泡とを有す
る多孔質プラスチックスの各独立気泡中に薬効成分を包
蔵させるとともに連続気泡の孔壁にも前記薬効成分を付
着させて薬効成分を放散するようにした弾性材料を糸条
の表面にコーティングしたコーティング糸の微細な裁断
片を毛羽に絡合させたことを特徴とする薬効成分を放散
する短繊維を絡合させた羽毛。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2093478A JPH0611943B2 (ja) | 1990-04-09 | 1990-04-09 | 薬効成分を放散する短繊維およびこれを絡合させた羽毛 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2093478A JPH0611943B2 (ja) | 1990-04-09 | 1990-04-09 | 薬効成分を放散する短繊維およびこれを絡合させた羽毛 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03294583A JPH03294583A (ja) | 1991-12-25 |
| JPH0611943B2 true JPH0611943B2 (ja) | 1994-02-16 |
Family
ID=14083450
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2093478A Expired - Lifetime JPH0611943B2 (ja) | 1990-04-09 | 1990-04-09 | 薬効成分を放散する短繊維およびこれを絡合させた羽毛 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0611943B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3383855B2 (ja) * | 1996-05-08 | 2003-03-10 | 幸宏 河田 | 短繊維混入羽毛ワタ及びその製造方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01292183A (ja) * | 1988-05-12 | 1989-11-24 | Kanebo Ltd | 耐久性香気処理方法 |
-
1990
- 1990-04-09 JP JP2093478A patent/JPH0611943B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03294583A (ja) | 1991-12-25 |
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