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JPH0612697B2 - 電磁誘導型発熱板 - Google Patents
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JPH0612697B2 - 電磁誘導型発熱板 - Google Patents

電磁誘導型発熱板

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JPH0612697B2
JPH0612697B2 JP60127867A JP12786785A JPH0612697B2 JP H0612697 B2 JPH0612697 B2 JP H0612697B2 JP 60127867 A JP60127867 A JP 60127867A JP 12786785 A JP12786785 A JP 12786785A JP H0612697 B2 JPH0612697 B2 JP H0612697B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔技術の分野〕 本発明は、電磁誘導型発熱板に関する。本発明品の用途
は、室内暖房、構築物自体の融雪若しくは凍結防止等で
ある。
〔従来の技術〕
表皮電流発熱管の一つである誘導表皮電流発熱管(以下
“原型”という)は公知であり、例えば、電気学会編
「電気工学ハンドブック」1978年版に記載されて広く表
面加熱の分野に利用されている。該発熱管は、また、そ
の製作施行が容易化された“簡易誘導電流発熱管”(以
下“簡易型”という)〔特許出願公告昭58-16,104(昭
和58年3月29日),特許第1,185,318号(昭和59年1
月20日)〕によっても公知である。
上述の発熱管は、いづれも強磁性鋼管であるが、「原
型」と「簡易型」とでは、その管の肉厚t1と交流電流
の表皮の深さS1との関係が異なっていた。
すなわち、前者では下式(1)の関係であり、 t1>2S1 (1) 後者では、下式(2)の関係である。
0.5S1<t1<2S1 (2) 他方、両者に共通の構成は、1組の管数が、使用電源が
単相のときは2本またはその倍数、3相のときは3本ま
たはその倍数とする点である。
さらに簡易型では、2本または3本からなる発熱管の組
数が複数のときは該発熱管の肉厚t1が(1)式のt1より
薄いことに起因する該管外への漏洩磁束を防止するた
め、平行して相隣る発熱管の組を相互に密接させ、各組
内の発熱管の両端は、電気的に接続されていることが条
件であった。
さて、上述の式(1)および(2)に係る交流電流の表皮の深
さS1(cm)は、良く知られているように発熱鋼管の抵抗率
をρ(Ωcm),比透磁率をμγ(−),交流電流の周波
数を(Hz)としたとき、 であり、が商用周波のときS1は0.1cm程度である。
(発明が解決しようとしている問題点) 上述のように、公知の原型は、式(1)と(2)を比較しても
明白なようにその肉厚t1が簡易型のそれより大である
ため、その目的によっては2次加工が困難である。他
方、簡易型の場合、肉厚t1は薄いが、平行して相隣る
管を密接させる必要から該簡易型の構成も使用目的によ
っては適当でない場合がある。
そこで、本発明では、発熱管の肉厚t1は、前述の式(2)
の関係であるが、簡易型とは別の手段で発熱管からの漏
洩磁束による漏洩電圧の発生を解決しようとするもので
ある。
本発明は、その発明の名称からも明らかなように電磁誘
導型発熱板であるから、前述式(2)の関係にある強磁性
発熱鋼管を利用するが、漏洩磁束防止するため(2)式の
条件の他に (t+t)>(S+S),(S≧S
(4) で決定される表皮の深さS2,肉厚t2の金属板を構成要
素として利用する。この金属板は、通常の条件では強磁
性体であるが、必須条件ではない。式(4)において、S2
はS1と同じく(3)式より決定される。そして若し該鋼管
と該金属板が同じ材質のものであれば、その抵抗率ρ,
比透磁率をμγは、同値であるから、S2=S1となり、
式(4)は (t1+t2)>2S1 (5) となるのは勿論であり、鋼管または金属板として市場に
ある強磁性管または強磁性板を利用すると、通帳S2
1とほゞ同じ0.1cm程度である。なお、前述式(4)が導
かれる根拠は次のとおりである。すなわち、 電熱協会誌;「電熱」NO.25昭和61年1月号SECT法につ
いて(1)第6,7頁、第11,12頁 ならびに 技報堂;昭和40年4月15日発行、 電気力学の基礎(7−03節)第157〜162頁メッキされた
導体 などから類推した。
さらに説明すると、上記式(2)を参照して式(4)を書き換
えt1の上限および下限で示すとS≧Sであったか
ら t1の上限t1〜2S1のときt>(S−S)≧0 t2の下限t1〜0.5S1のときt>(S+0.5
)のようになる。
このときt2の上限については、上記式(1)より類推して t2>2S2 であるから、特別の事情のない限りt2〜2S2程度とな
るであろうことは言うまでもない。
〔発明の目的〕
以上に明らかなように、本発明は、加熱目的に応じて構
成管群を金属板に結合させた電磁誘導型発熱板を提供す
ることを目的とする。本発明の他の目的は、漏洩磁束の
防止が容易で、外周の金属板に耐触性を保有させること
の可能な該発熱板を提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、下記(1)の主要構成と(2)〜(5)の実施態様的
構成を有する。
(1)肉厚がt1であり、交流電流の表皮の深さがS1であ
る強磁性鋼管および該管内に挿通された絶縁電線からな
る誘導電流発熱管を構成要素とし、該t1とS1とは 0.5S<t<2S (2) なる関係にあり、該強磁性鋼管を該誘導電流発熱管に通
電すべき交流電源が単相である場合は偶数本を、3相で
ある場合には3本又はその倍数本を好ましくは相互に平
行にかつ間隙をおいた管群とし、該管群をその肉厚がt
2でその内表面に流れる交流電流の深さがS2となる如き
金属板に全面的若しくは部分的に溶着、接着若しくは嵌
着して、少なくとも相隣る該鋼管の両端を相互に電気的
に接続し、さらに、該強磁性鋼管内に挿通された1本又
は複数本の絶縁電線が該管群全体につき各相毎に1本の
直列電線となる如く接続し、前記交流電源に対して、前
記絶縁電線が1次回路、前記強磁性管が2次回路となる
如くし、さらに前記金属板の肉厚t2と交流電流の表皮
の深さS2とを (t+t)>(S+S),(S≧S
(4) となる如く式(2)および(4)から決定してなることを特徴
とする電磁誘導型発熱板。
(2)強磁性鋼管の横断面の形状が角型若しくは円型であ
る前記第(1)項に記載の電磁誘導型発熱板。
(3)相隣る強磁性鋼管の間隙が該鋼管の外径の1〜20倍
である前記第(1)項に記載の電磁誘導型発熱板。
(4)金属板として規則的に波型若しくは角溝型を有する
金属板を使用してなる前記第(1)項に記載の電磁誘導型
発熱板。
(5)強磁性鋼管を取りつけた金属板の面を金属性の裏板
及び側板で囲み電気的に閉路を構成させてなる前記第
(1)項に記載の電磁誘導型発熱板。
本発明を以下の実施例によって説明するに先立って、図
面によって原型である誘導表皮電流発熱管と簡易型であ
る簡易誘導表皮電流発熱管につき説明する。
第8図は、電源が単相交流,第9図は3相交流である場
合の最も簡単な前記原型および簡易型を説明するための
断面略図である。
第8図の1,2は強磁性鋼管の1組で、その両端は、
7,8で電気的に接続されており、単相交流電源4と鋼
管1,2を貫通する絶縁電線3とで1次回路をつくり、
電流5が流れる。一方、鋼管1,2は7,8で接続され
ているので2次回路を作り電流6が流れる。
このような回路において、もしも原型のように鋼管1,
2の肉厚が前述の式(1)の関係にあれば1次電流と2次
電流の大きさは殆ど等しく、これらの電流は、流れの方
向が反対であるから管外に漏洩磁束は発生せず、かつ、
2次電流は、ほゞ発熱管の内表皮の深さS1の範囲に流
れて発熱し、管の外表面への流出はないので安全な発熱
体として使用することができた。
他方、簡易型では、肉厚t1と深さS1とが、前述式(2)
の関係にあるから1次電流5(以下i)と2次電流6
(以下i)は等しくなく、そのために、鋼管1,2外
の空間に漏洩磁束が発生し、鋼管1,2の外表面には方
向反対である電圧が現われた。この電圧は、鋼管1,2
を密接させることによって減少させることはできたが、
鋼管の全外周にわたって完全にゼロにはならないので鋼
管1,2の全長についても制限を加えた。
以上が原型および簡易型の誘導発熱管についての説明で
ある。
次に第9図は、電源が3相で、その1次回路が星形に接
続されている場合である。図において、9,10,11
は強磁性鋼管よりなる発熱管であり、12,13,14
は、その一方が3相電源15の端子、他方が接続22に
よって星形に接続された絶縁電線で1次回路を形成し、
それぞれ1次電流23,24,25を流す。
該発熱管9,10,11は接続16,17,18,1
9,20,21等で1体に接続されているので2次回路
を形成し、電流26,27,28を流すが、前述の式
(1)若しくは(2)のいづれに該当するかの条件の相違によ
り、原型又は簡易型となり、第8図の単相回路の場合と
同様な注意が必要となる。
以上の公知技術の説明を前提として本発明の実施例を説
明する。
第1図は、本発明の1例であるパネルヒーター(電磁誘
導型発熱管)の実施例の略図であり、第2図は第1図の
X−Y断面説明図、第3図はさらに第2図のA部を拡大
したものであり、これらの図において29は第8図,又
は第5図の1,2等の強磁性鋼管を意味し、第1図では
12本ある。30は、この発熱管に貫通される絶縁電線
で、図では12本の発熱管内を直列に通過し、コンセント
31によって単相電源に接続され1次回路を形成する。
絶縁電線30は第1図では1本の線で図示されている
が、第3図のように7本と1本以上複数本貫通されるこ
ともあり、その結果は、第4図の3本の場合で示される
ように電線全体としてみると直列に1本に接続される。
両図のように複数本にする目的は、発熱管1本当りの電
圧を高くし、電流を小さくする目的であり、既に、特許
出願公告昭52-14854号“供与電圧を高くする発熱管”で
公知のものと同様の配慮による。なお、第4図における
各番号の意味は、電線30を除き前述の第8図と同様で
ある。
本発明に利用される発熱管29の肉厚t1は、前述式(2)
の関係で与えられる厚さしか持たないので、第1図また
は第2図で示されるように相隣る発熱管に間隙gが存在
するときは、当然の結果として第5図に示されるように
該間隙gの部分には漏洩磁界が発生し、これは H={g,(i−i)} (6) で示されるように、間隙幅gおよび1次電流iと2次
電流iの差の関数となり、g,(i−i)が大き
ければ大きい程Hは大きくなり、これは交番磁界である
から発熱管の外表面にはHに比例する電界e2が発生す
る。しかし、本発明では、このHすなわちe2を低く
し、かつ、人畜に影響を与えないために、前述の式(5)
の関係に相当する厚さt2の金属板32に発熱管29を
第1,2図のように配置して結合させ、好ましくは第
2,3図の金属板カバー33(底板)および34(側
板)と供に本発明の発熱板外への漏洩磁束すなわち電圧
遮蔽の役割を果さしめる。
ところで、前述式(2)および(5)で与えられる2つの条件
のうち、式(2)でt1をt2から独立して決定することと
したのは、このt1が余りに薄くなると2次電流が小さ
くなる、すなわち、発熱管内での発熱量が小さくなり、
発熱管としての有用性がなくなるからであり、通常t1
は、加工等の事情が許せばS1とほゞ等しい厚さがもっ
とも好ましい。
前述の管外間隙gは、本発明の発熱板の具体的用途目的
に応じて自由に決定できるが、発熱板面の温度分布があ
まり偏らないためには、発熱管の外径の1〜20倍、好ま
しくは2〜10倍程度がよい。
また、発熱管を金属板32に結合させる方法は限定され
ないが、本発明品の施工及び組立てを容易にするために
は、溶接,接着(接着剤使用),若しくは嵌着等の方法
が通常実施し易い。第3図では、角片の発熱管29を金
属板32の裏面に溶接36している。
第2,3図に示すように発熱鋼管29の断面を角型にし
たのは、該管と金属板32(その肉厚t2は式(5)で決定
される)との接触面積を大きくし、伝熱を良好にするた
め及び該管と該金属板との溶接を容易かつ確実にするた
めである。なぜなら、発熱管29の肉厚t1は使用電流
が通常の商用周波数の場合でも0.1cm程度と薄く情況に
よっては溶接困難な場合もあり得るからである。しかし
ながら、上述の伝熱の改善には種々の他の補助的方法
(例えば、伝熱セメント用)をとることもできるので発
熱鋼管の断面形状は、円形その他の経済的効率的形状を
採用できる。
また、金属板32と発熱管29を結合させるのに接着剤
を用いることもできる。この場合、接着剤は、必要な耐
熱性を保有していなければならないのは勿論であるが、
その他に第8図の7,8で示される相隣る発熱管の電気
的接続(最も簡単には溶接)は確保されなければならな
い。
その他、金属板32と発熱管29との結合方法として第
7図(後述)のような嵌合方法を採用することもでき
る。
さて、実施例としての第1図についてより具体的に説明
する。図において発熱管29の断面が10×22mmの角型断
面でその肉厚t1が1.2mm程度、金属板32のt2=2.3m
m、面積が800×1800mm程度、管内に通される絶縁電線1
本に流れる電流が9A程度のとき、発熱は500W程度で
あった。
第2,3図の金属板33(底板)、34(側板)は、発
熱管29が取付けられる鋼板32と同じ板厚にする必要
はなく、もう少し薄くても金属板32,33,34と図
示されていないが両端板(第2,3図の手前側およびそ
の反対側)によって作られる空間外への漏洩磁束は殆ど
なく、実用できた。
従って、金属板32が主要な電磁遮閉の役割を果し、こ
の厚さt2が本発明の構成上主たる条件の1つとなる。
次に第2,3図において放熱が金属板32の表面からの
み行なわれる必要があるときは、保温層35を設けるこ
とが効果的であるが、これは本発明の実施態様の一つに
すぎず、本発明の必須の構成要件ではない。
以上は、本発明を部屋暖房または融雪板として使用する
発熱板であるが、本発明は、屋根融雪若しくは屋根凍結
防止のような構築材料としても利用できる。
第6図,第7図は、その実施の1例を示す略図で、第7
図は、第6図のX−Y断面略図である。図で38は金属
板32で葺かれた家屋で屋根板となる金属板32は、間
隔gで設けられた凹部37をもち、この凹部に強磁性発
熱鋼管29が嵌入され、29は1次電流iを通す3本
の絶縁電線を持つ場合を示している。このような構造で
は、発熱管29は、単なる発熱管としてのみでなく、屋
根構造材の役割を果すことができる。
さらに、屋根融雪の場合には、周囲の事情させ許せば、
積雪全部を融雪する必要はなく、屋根32と、図示され
ていないが積雪との接触部分のみ融雪すれば、融雪され
た水が積雪と屋根板32間の潤滑液となって、大部分の
積雪は、屋根から地上に容易に落下する。
(作用) 本発明は原型である誘導表皮電流発熱管と相違して、発
熱管単独で発熱管外での漏洩電圧を防止したり、或いは
簡易型誘導電流発熱管のように、単相の場合は2本、3
相の場合は3本の発熱管を密着させて発熱管外への漏洩
電圧の発生を防止しようとしている理ではなく、発熱板
すなわち発熱管がとりつけられている被加熱金属板に
も、該板外への電圧漏洩防止の役割を果させているもの
である。
勿論この場合、金属板には漏洩磁束にもとづく渦流の存
在によって、金属板(特に32)は発熱するが、これは
発熱管の発熱量に対して数%以下と極めて小さく、主た
る発熱は、発熱管に流れる2次電流と1次電流を通す絶
縁電線内で行なわれる。
(発明の効果) 本発明によれば、肉厚の大きい発熱管の代わりに、肉薄
の発熱管が利用できるので、加工が容易となるばかりで
なく、全体が軽量で、かつ、発熱管の付近にある金属板
の活用によって、漏洩磁束を防止しており、その際、金
属板内に流れる僅かばかりの2次電流は、損失となるの
ではなく、発熱効果をもつので全体として能率低下はな
く、原形の表皮電流発熱管と同様の効果を期待できる。
本発明の発熱板は、また、発熱管の配置の密度、負荷さ
せる電流の大小を自由に調整できるのみでなく、発熱板
自体の大きさ形状も自由に設計でき、構築物の構成物の
一部として組込めるので、加熱装置を別途取付ける場合
と比較して加熱装置の維持管理を経済的に行うことがで
きる。さらに、発熱管と金属板とでは、相互に別異の材
質のものを使用することができるようになる。
このことは、例えば、発熱管は通常の鋼管で、金属板3
2には僅かばかりのクロームを加えた鋼材を使用するこ
とにより、その磁性を害することなく耐蝕性をもたせる
ことができるようになる結果、本発明品の経済性を高め
ることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の電磁誘導型発熱板の説明図、第2図
は、第1図のX−Y断面説明図、第3図は、第2図のA
部の拡大図、第4図は、発熱管内に3本の絶縁電線が通
された場合の説明図、第5図は、発熱鋼管1,2内での
電界分布、管外間隙g部分における漏洩磁界、絶縁電線
3に流れる1次電流i、発熱鋼管内を流れる2次電流
の関係を説明するための略図である。 第6図は、本発明の具体的用途を示す金属板32で葺か
れた家屋36で、その拡大凸部を示す第7図の37に
は、発熱鋼管29が嵌入されている。 第8,9図は、本発明の基本となる単相または3相の誘
導表皮電流発熱管の原理を示す断面略図である。 これらの図面において、数字は次のものを表わす。 1,2,9,10,11,29:強磁性発熱鋼管 3,12,13,14:1次回路をつくる絶縁電線 4,15:交流電源 7,8,16,17,18,19,20,21:発熱鋼
管の電気的接続 22:星型接続点 5(又はi),23,24,25:1次電流 6(又はi),26,27,28:2次電流 30:絶縁電線 31:電源コンセント、32:金属板 33,34:金属板カバー、35:保温層 g:管外間隙、36:溶接部 37:金属板32の凸部、38:家屋

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】肉厚がt1であり、交流電流の表皮の深さ
    がS1である強磁性鋼管および該管内に挿通された絶縁
    電線からなる誘導電流発熱管を構成要素とし、該t1
    1とは 0.5S1<t1<2S1 (2) なる関係にあり、該強磁性鋼管を該誘導電流発熱管に通
    電すべき交流電源が単相である場合は偶数本を、3相で
    ある場合には3本又はその倍数本を好ましくは相互に平
    行にかつ間隙をおいた管群とし、該管群をその肉厚がt
    2でその内表面に流れる交流電流の深さがS2となる如き
    金属板に全面的若しくは部分的に溶着、接着若しくは嵌
    着して、少なくとも相隣る該鋼管の両端を相互に電気的
    に接続し、さらに、該強磁性鋼管内に挿通された1本又
    は複数本の絶縁電線が該管群全体につき各相毎に1本の
    直列電線となる如く接続し、前記交流電源に対して、前
    記絶縁電線が1次回路、前記強磁性管が2次回路となる
    如くし、さらに前記金属板の肉厚t2と交流電流の表皮
    の深さS2とを (t1+t2)>(S1+S2),(S2≧S1) (4) となる如く式(2)および(4)から決定してなることを特徴
    とする電磁誘導型発熱板。
  2. 【請求項2】強磁性鋼管の横断面の形状が角型若しくは
    円型である特許請求の範囲第(1)項に記載の電磁誘導型
    発熱板。
  3. 【請求項3】相隣る強磁性鋼管の間隙が該鋼管の外径の
    1〜20倍である特許請求の範囲第(1)項に記載の電磁誘
    導型発熱板。
  4. 【請求項4】金属板として規則的に波型若しくは角溝型
    を有する金属板を使用してなる特許請求の範囲第(1)項
    に記載の電磁誘導型発熱板。
  5. 【請求項5】強磁性鋼管を取りつけた金属板の面を金属
    性の裏板及び側板で囲み電気的に閉路を構成させてなる
    特許請求の範囲第(1)項に記載の電磁誘導型発熱板。
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