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JPH0612978B2 - ステビア甘味成分の鱗片状結晶及びその製法 - Google Patents
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JPH0612978B2 - ステビア甘味成分の鱗片状結晶及びその製法 - Google Patents

ステビア甘味成分の鱗片状結晶及びその製法

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JPH0612978B2
JPH0612978B2 JP60188628A JP18862885A JPH0612978B2 JP H0612978 B2 JPH0612978 B2 JP H0612978B2 JP 60188628 A JP60188628 A JP 60188628A JP 18862885 A JP18862885 A JP 18862885A JP H0612978 B2 JPH0612978 B2 JP H0612978B2
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crystals
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aqueous solution
scale
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博典 今村
光 鈴木
擁 川口
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Sanki Co Ltd
Denka Seiyaku KK
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Sanki Co Ltd
Denka Seiyaku KK
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ステビア薬から抽出される甘味成分の鱗片状
結晶に関し、より詳しくは、ステビア甘味成分を鱗片状
にすることにより、速やかに冷水に溶解するステビア甘
味成分及びその製法に関する。
〔従来の技術〕
一般に、甘味料はサッカリン等の人工甘味料、蔗糖、ス
テビア甘味料、異性化糖、グリチルリチン等の天然甘味
料に大別される。中でもステビア甘味料はダイエット甘
味料として特に優れ、蔗糖の約300倍の甘味を有し、甘
味の質が蔗糖に近似し、しかもほとんどノンカロリーで
ある。そのため、清涼飲料水、冷菓、入飲料、味噌、醤
油、テーブルシューガーなどに使用されている。
ステビア甘味成分は、通常単にステビアと呼ばれるレバ
ディアナベルトニの葉の中に含まれる甘味配糖体であ
り、その成分は主としてステビオサイド、レバディオサ
イド、ドゥルコサイドであり、その他種々の成分が分離
されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ステビア甘味料は優れた天然の甘味料であるが、冷水に
溶けがたく、例えば室温において35%水溶液を調製する
のに一昼夜を要する。塊状結晶の溶解速度が遅いことは
勿論であるが、粉末状にしても粉末同士が互いに結着
し、たとえ撹拌しても溶解に長時間を要する現状であっ
た。このように、溶解速度が遅いことはテーブルシュガ
ーとして使用する場合の最大の欠点となる。
現実には、ステビア甘味料は単味で使用されることほ殆
どなく、入糖、グリチルリチン、ソルビットなどの他の
甘味料との配合品が使用されている。本発明は水に溶解
しやすく、苦味もなく、単味で使用できるステビア甘味
料を提供することを目的とする。
〔問題解決の手段〕及び〔作用〕 本発明は、上記問題を解決するため、ステビア甘味成分
を鱗片状の結晶とすることにより解決するものであり、
極度に薄い形状が溶解する表面積を増大すると共に、粉
末状でないため互いに結着する機会がなく、溶解速度を
顕著に向上させることができる。このような鱗片状結晶
は、ステビア甘味成分の熱濃厚水溶液を平滑板上に薄層
状に供給し、次いで、乾燥させ、剥離させることにより
製造することができる。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明に係るステビア甘味成分とは、上記ステビア葉か
ら抽出される甘味を有するすべての成分を総称する。更
に、本来、ステビア葉中に含まれない成分であっても、
抽出、精製の過程で生成する成分も、又、振動、過冷
却、加圧などの物理的処理を受けることにより生成する
成分も甘味を有するものであれば、本発明ステビア甘味
成分とする。
ステビア甘味成分の鱗片状結晶は極力薄いことが望まし
く、厚さ30μ以下、好ましくは10μ以下、より好ましく
は3〜5μである。
ステビア甘味成分の熱濃厚水溶液は、ステビア甘味成分
を分解せず、作業性を阻害しない程度の温度で飽和に近
いものが望ましく、実際には50〜110℃、好ましくは80
〜95℃で約40〜50%水溶液である。
甘味成分の濃厚水溶液を平滑板上に供給するには刷毛、
スポンジ、プラスチック発泡体などの吸水性素材に濃厚
水溶液を含浸させ、平滑板上に塗布する方法、平滑板上
に滴下させる方法、濃厚水溶液を含浸した回転ロールで
塗布する方法或いは薄いスリットから平滑板上に連続的
に供給する方法等、特に制限はない。
ベルトコンベアーなどを用いて平滑板を連続的に移動さ
せ、上記方法で濃厚水溶液を供給した後、熱風、赤外
線、高周波などの熱源により乾燥させる。濃厚水溶液は
薄層状であるため、比較的速やかに乾燥できる。
平滑板として使用する素材はポリエチレン、ポリプロピ
レン、ポリブチレンなどのポリオレフィンが好ましい。
これら素材はオレフィン単量体の単独重合体に限らず、
これら単量体と共重合可能な単量体、例えば塩化ビニ
ル、スチレンなどとの共重合体、またはこれらと相溶性
のよい素材とのポリマーブレンドなども使用できる。中
でも、ポリプロピレン、ポリエチレンは特に優れ、乾燥
するとほとんど同時に乾燥被膜の端部からめくれ上が
り、平滑板上に多数の鱗片状の結晶が浮き上がった状態
になる。したがって、ベルトコンベアーのプーリー部分
では、平滑板が下方に回動する時に自然に落下し、特に
剥離操作を用いることなく大部分を回収することができ
る。一部の落下せずに残った鱗片状結晶はバイバレータ
ーなどで平滑板に振動を与えると、その刺激で落下させ
ることができる。ブレードなどを用いて掻き落とす方法
は鱗片状結晶を破壊するおそれがあり、好ましくない。
他の平滑板用素材として、塩化ビニル樹脂、アクリル樹
脂、AS、ABS、テトロン、6−ナイロン、6,6−
ナイロン、弗化樹脂、ポリスチレンなどのプラスチッ
ク、及び銅、ステンレス、アルミニウム、鉄、真鍮など
の金属も用いられるが、剥離性がポリオレフィンに劣り
好ましくない。
〔実施例〕
以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明する。
第1図は本発明に係るステビア甘味成分の鱗片状結晶を
製造する一装置の説明図である。1はポリウレタン製の
ベルト本体2の外周面に、ポリプロピレン層からなる平
滑板3を節けたベルトコンベアーであり、プーリー4及
び5により駆動される。平滑板3は単にポリプロピレン
層を貼着すれば充分であるが、本実施例においてはベル
トコンベアーを横断する方向に深い溝6を設け、プーリ
ー部分での円滑な回転を図った。7はステビア甘味成分
の熱濃厚水溶液であり、本実施例では90℃の55%水溶液
を用いた。8ほステビア水溶液中に一部浸漬して回転す
る呼出ロール、9は呼出ロール8及び転写ロール10とそ
れぞれ接触回転する供給ロールである。11は転写ロール
10と同一周速度で反対方向に回転する支持ロールであ
り、転写ロール10と支持ロール11との間をベルトコンベ
アー1が移動する。
ステビア水溶液を表面に付着した呼出ロール8は、供給
ロール9と接触するときにステビア水溶液7を供給ロー
ル表面に供給し、次いで供給ロール9は転写ロール10と
接触するときにステビア水溶液を転写ロール10に供給す
る。転写ロール10の外周に付着したステビア水溶液はポ
リプロピレンからなる平滑板3表面に薄い層となって付
着し、次いで熱風乾燥機12により乾燥する。乾燥したス
テビア水溶液は亀裂のある薄幕となり、各亀裂の外周部
からめくれ上がり鱗片状の結晶が多数浮き上がった状態
になる。
ベンルトコンベアーがプーリー5外周を通過する際、鱗
片状の結晶は自然に落下する。13はバイブレーターであ
り、ベルトコンベアーに振動を与え落下し残った結晶を
回収する。14は鱗片状結晶を回収するロートであり、15
は鱗片状結晶の容器である。容器15には吸引ファン16を
取付けた。
本実施例においてはステビア甘味成分の鱗片状結晶の回
収率は98%であった。わずかに剥離しそこなったステビ
ア甘味成分は、ベルトコンベアーに付着したままプーリ
ー4を通過し、次の工程で新たに供給されたステビア水
溶液と共に乾燥し剥離するため、掻き採り装置は不要で
あった。得られた鱗片状結晶は、厚さ3〜5μ程度、大
きさ約3〜10mmであった。一小片を手でつまみコッ
プに満たした冷水中に落とすと、次第に小さくなりなが
らゆっくりと落下し、下に落ちるまでに途中で消滅し
た。
ステビア甘味成分の熱濃厚溶液を平滑板に供給する手段
はロール方式に限らず、刷毛塗り、滴下、その他の方法
が採用できる。
〔発明の効果〕
本発明に係るステビア甘味成分の鱗片状結晶は、溶解に
時間のかかる従来のステビア甘味料とは異なり、極めて
短時間(水を満たしたコップを落下するまでの間)に溶
解させることができ、利用範囲が拡大し、単味でテーブ
ルシュガーなどにも使用できる。又、このような優れた
結晶を簡易な手段で製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す説明図である。図面
中、符号 1はベルトコンベアー、2はベルト本体、 3は平滑板、4,5はプーリー、7はステビア甘味成分
の熱濃厚水溶液、10は転写ロール、 12は熱風乾燥機、13はバイブレーター、 14はロート、15は容器、16は吸引ファンである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】厚さ30μ以下の偏平な小片からなり、水
    に対する溶解速度の大なるステビア甘味成分の鱗片状結
    晶。
  2. 【請求項2】ステビア甘味成分の熱濃厚水溶液を平滑板
    上に薄層状に供給し、次いで乾燥させ、剥離させること
    を特徴とするステビア甘味成分の鱗片状結晶の製法。
  3. 【請求項3】ステビア甘味成分の熱濃厚水溶液を、ポリ
    オレフィンからなる平滑板上に薄層状に供給し、次いで
    乾燥させ、剥離させることを特徴とするステビア甘味成
    分の鱗片状結晶の製法。
JP60188628A 1985-08-29 1985-08-29 ステビア甘味成分の鱗片状結晶及びその製法 Expired - Fee Related JPH0612978B2 (ja)

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