JPH0616880B2 - ダイ塗工装置におけるダイ移動構造 - Google Patents
ダイ塗工装置におけるダイ移動構造Info
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- JPH0616880B2 JPH0616880B2 JP17157789A JP17157789A JPH0616880B2 JP H0616880 B2 JPH0616880 B2 JP H0616880B2 JP 17157789 A JP17157789 A JP 17157789A JP 17157789 A JP17157789 A JP 17157789A JP H0616880 B2 JPH0616880 B2 JP H0616880B2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05C—APPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05C5/00—Apparatus in which liquid or other fluent material is projected, poured or allowed to flow on to the surface of the work
- B05C5/02—Apparatus in which liquid or other fluent material is projected, poured or allowed to flow on to the surface of the work the liquid or other fluent material being discharged through an outlet orifice by pressure, e.g. from an outlet device in contact or almost in contact, with the work
- B05C5/0295—Floating coating heads or nozzles
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- Coating Apparatus (AREA)
Description
本発明は、バッキングロールに案内される基材の表面に
対して、ダイの塗工液押出スリットから押出された塗工
液を塗工するダイ塗工装置の改良であつて、ダイを後退
位置から塗工位置まで後退させるダイ移動構造に関す
る。
対して、ダイの塗工液押出スリットから押出された塗工
液を塗工するダイ塗工装置の改良であつて、ダイを後退
位置から塗工位置まで後退させるダイ移動構造に関す
る。
従来のダイ塗工装置は、第15図の横断面に示す如く、バ
ッキングロール 1及びダイ 2を固定フレーム(図示は省
略)に取付けてある。バッキングロール 1は、固定フレ
ームに対して回転自在に軸支され、外周面1a上に基材搬
送路Rを形成してある。ダイ 2は、器材搬送路Rを横断
する方向に沿って延設した塗工液押出スリット 3を基材
搬送路Rの外方に設けると共に、第16図に示す如く、塗
工液押出スリット 3より基材搬出側に位置する基板搬送
路Rの局部Ra と対面し且つこの局部Ra との間で塗工
液剪断空間Sを形成するリップ面 4を塗工液押出スリッ
ト 3に近接して設けてある。ダイ 2は、二つ割りのボデ
ィー 6, 7と、ボディー 6, 7の先端に取着したリップ
8, 9とからなり、リップ 8, 9の間に塗工液押出スリ
ット 3を形成し、塗工液押出スリット 3を塗工液供給装
置(図示は省略)の塗工液供給口に連通してある。ダイ
2は、リップ面 4の出口縁部4aとバッキングロール 1の
外表面1aとの間に所定間隙寸法W1 を形成するように塗
工位置で不動状態にしてある。 バッキングロール 1は、基材Aを案内して矢符B方向に
搬送する。基材Aの厚みW2 とすると、基材Aの表面A
a とリップ面 4の出口縁部4aとの間には、間隙W3 (W
3 =W1 −W2 )の塗工膜形成間隙Eが形成される。塗
工液押出スリット 3から基材Aの表面Aa に向って押出
された低粘度乃至高粘度の塗工液H(例えば、30〜100,
000cps)は、搬送移動中の基材Aに同伴されて塗工液剪
断空間Sに導かれ、搬送移動中の基材表面Aa と停止し
たリップ面 4との間で適切な剪断力を受けて基材表面A
a に塗り付けられ、塗工膜形成間隙Eを通過して塗工厚
みW4 9の塗工膜Dとなる。 しかし、基材Aは、基材製造上、厚みW2 の変動は避け
られず、基材Aの搬送方向に沿って厚薄がある。基材A
の中には、この厚薄の差が数10μmに及ぶものがある。
更に、回転自在に軸支されたバッキングロール 1は、軸
受の組付け精度及びバッキングロール加工精度に限界が
あることから、その外表面1aが回転中に振れ、外表面1a
と固定されたリップ面 4の出口縁部4aとの間に形成する
間隙W1 の寸法を変動させることがある。この間隙W1
の変動は、数μm乃至数10μmに及ぶことがある。 従って、ダイを塗工位置で不動状態とした従来のダイ塗
工装置では、基材Aの厚薄の変動及び/又はバッキング
ロール 1の振れにより、非常に薄い数μm乃至数10μm
程度の均一の膜厚の塗工を行なうことができなかった。 この問題点を解決するものとして、本発明者らは、基材
表面Aa の位置変動に対してリップ面 4の位置を追従さ
せて、基材表面Aa とリップ面 4との間に形成される塗
工膜形成間隙Eを常に一定間隙寸法に維持することがで
きるフローテイング式ダイ塗工装置を開発した。このフ
ローテイング式ダイ塗工装置は、第13図及び第14図に示
す如く、ダイ2をバックアップロール 1に向って矢符F
方向へ離接移動自在に配置し、ダイ 2をバッキングロー
ル 1に向って押圧手段 5の一定押圧力で常時押圧したも
のであつて、ダイ 2を塗工位置で不動状態に拘束したも
のではない。このフローテイング式ダイ塗工装置におい
て、塗工液押出スリット 3から一定搬送速度の基材Aに
向つて定量状態で押出された塗工液Hは、搬送移動中の
基材Aに同伴されて塗工液剪断空間Sに導かれ、一定厚
みで且つ一定内圧を有する塗工液溜H′を形成する。塗
工液溜H′は、その内圧により、ダイ 2を離反させる矢
符C方向にリップ面 4を一定の押圧力P1 で押圧する。
塗工液溜H′の押圧力P1 と押圧手段 5の押圧力P2 と
は、力の釣合い条件により等しくなる。押圧手段 5の押
圧力P2を一定値に保持しているため、塗工液溜H′の
リップ面 4に対する押圧力P1 も一定値となり、塗工液
Hの一定押出し速度及び基材Aの一定搬送速度の条件と
相俟つて、塗工液溜H′の厚みは一定値となる。もし、
基材Aの厚薄及び/又はバックアップロール 1の外表面
1aの振れにより基材表面Aa がダイ 2に向つて変動した
場合には、ダイ 2は、基材表面Aa の変動に追従し、リ
ップ面 4の出口縁部4aと基材表面Aa との間に形成され
た塗工膜形成間隙Eの間隙寸法W3 を一定値に維持し、
所定塗工膜厚W4 の塗工膜Dを形成する。なお、チキソ
トロピー特性を有する高粘度の塗工液Hの場合には、塗
工液剪断空間Sで適切な剪断力を受けるため、その粘度
が瞬時に低下すると共に、上記塗工膜形成間隙Eの間隙
寸法W3 が一定値に維持されるのと相俟つて、基材表面
Aa に対して所定塗工膜厚W4 で円滑に塗工される。
ッキングロール 1及びダイ 2を固定フレーム(図示は省
略)に取付けてある。バッキングロール 1は、固定フレ
ームに対して回転自在に軸支され、外周面1a上に基材搬
送路Rを形成してある。ダイ 2は、器材搬送路Rを横断
する方向に沿って延設した塗工液押出スリット 3を基材
搬送路Rの外方に設けると共に、第16図に示す如く、塗
工液押出スリット 3より基材搬出側に位置する基板搬送
路Rの局部Ra と対面し且つこの局部Ra との間で塗工
液剪断空間Sを形成するリップ面 4を塗工液押出スリッ
ト 3に近接して設けてある。ダイ 2は、二つ割りのボデ
ィー 6, 7と、ボディー 6, 7の先端に取着したリップ
8, 9とからなり、リップ 8, 9の間に塗工液押出スリ
ット 3を形成し、塗工液押出スリット 3を塗工液供給装
置(図示は省略)の塗工液供給口に連通してある。ダイ
2は、リップ面 4の出口縁部4aとバッキングロール 1の
外表面1aとの間に所定間隙寸法W1 を形成するように塗
工位置で不動状態にしてある。 バッキングロール 1は、基材Aを案内して矢符B方向に
搬送する。基材Aの厚みW2 とすると、基材Aの表面A
a とリップ面 4の出口縁部4aとの間には、間隙W3 (W
3 =W1 −W2 )の塗工膜形成間隙Eが形成される。塗
工液押出スリット 3から基材Aの表面Aa に向って押出
された低粘度乃至高粘度の塗工液H(例えば、30〜100,
000cps)は、搬送移動中の基材Aに同伴されて塗工液剪
断空間Sに導かれ、搬送移動中の基材表面Aa と停止し
たリップ面 4との間で適切な剪断力を受けて基材表面A
a に塗り付けられ、塗工膜形成間隙Eを通過して塗工厚
みW4 9の塗工膜Dとなる。 しかし、基材Aは、基材製造上、厚みW2 の変動は避け
られず、基材Aの搬送方向に沿って厚薄がある。基材A
の中には、この厚薄の差が数10μmに及ぶものがある。
更に、回転自在に軸支されたバッキングロール 1は、軸
受の組付け精度及びバッキングロール加工精度に限界が
あることから、その外表面1aが回転中に振れ、外表面1a
と固定されたリップ面 4の出口縁部4aとの間に形成する
間隙W1 の寸法を変動させることがある。この間隙W1
の変動は、数μm乃至数10μmに及ぶことがある。 従って、ダイを塗工位置で不動状態とした従来のダイ塗
工装置では、基材Aの厚薄の変動及び/又はバッキング
ロール 1の振れにより、非常に薄い数μm乃至数10μm
程度の均一の膜厚の塗工を行なうことができなかった。 この問題点を解決するものとして、本発明者らは、基材
表面Aa の位置変動に対してリップ面 4の位置を追従さ
せて、基材表面Aa とリップ面 4との間に形成される塗
工膜形成間隙Eを常に一定間隙寸法に維持することがで
きるフローテイング式ダイ塗工装置を開発した。このフ
ローテイング式ダイ塗工装置は、第13図及び第14図に示
す如く、ダイ2をバックアップロール 1に向って矢符F
方向へ離接移動自在に配置し、ダイ 2をバッキングロー
ル 1に向って押圧手段 5の一定押圧力で常時押圧したも
のであつて、ダイ 2を塗工位置で不動状態に拘束したも
のではない。このフローテイング式ダイ塗工装置におい
て、塗工液押出スリット 3から一定搬送速度の基材Aに
向つて定量状態で押出された塗工液Hは、搬送移動中の
基材Aに同伴されて塗工液剪断空間Sに導かれ、一定厚
みで且つ一定内圧を有する塗工液溜H′を形成する。塗
工液溜H′は、その内圧により、ダイ 2を離反させる矢
符C方向にリップ面 4を一定の押圧力P1 で押圧する。
塗工液溜H′の押圧力P1 と押圧手段 5の押圧力P2 と
は、力の釣合い条件により等しくなる。押圧手段 5の押
圧力P2を一定値に保持しているため、塗工液溜H′の
リップ面 4に対する押圧力P1 も一定値となり、塗工液
Hの一定押出し速度及び基材Aの一定搬送速度の条件と
相俟つて、塗工液溜H′の厚みは一定値となる。もし、
基材Aの厚薄及び/又はバックアップロール 1の外表面
1aの振れにより基材表面Aa がダイ 2に向つて変動した
場合には、ダイ 2は、基材表面Aa の変動に追従し、リ
ップ面 4の出口縁部4aと基材表面Aa との間に形成され
た塗工膜形成間隙Eの間隙寸法W3 を一定値に維持し、
所定塗工膜厚W4 の塗工膜Dを形成する。なお、チキソ
トロピー特性を有する高粘度の塗工液Hの場合には、塗
工液剪断空間Sで適切な剪断力を受けるため、その粘度
が瞬時に低下すると共に、上記塗工膜形成間隙Eの間隙
寸法W3 が一定値に維持されるのと相俟つて、基材表面
Aa に対して所定塗工膜厚W4 で円滑に塗工される。
ところで、前記ダイ 2は、塗工液押出スリット 3の保守
点検等のために、バックアップロール 1から離反した後
退位置まで後退させ、保守点検の後、塗工位置までダイ
2を前進させる必要がある。更に、ダイ 2の後退・前進
は、基材Aの厚みが非常に厚くなる基材接合箇所が塗工
位置を通過するときにも行なう必要がある。ところが、
前記塗工位置におけるダイ 2のリップ面 4の出口縁部4a
と基材表面Aa との間に形成される塗工膜形成間隙Eの
間隙寸法W3 は、数μm乃至数10μmのオーダーであ
る。従つて、ダイ 2を後退位置から塗工位置まで前進移
動させるときには、リップ面 4を数μmのオーダーにて
正確に塗工位置まで前進させる必要がある。また、ダイ
2を前進移動させるときには、リップ面 4と基材Aとの
接触を回避して基材Aの切断及びリップ面 4の損傷を防
止する必要があり、塗工位置におけるダイ 2のオバーラ
ンは絶対にあつてはならない。更に、ダイ塗工装置を備
えた製造ラインの稼動効率を向上させるためには、ダイ
2の後退・前進は迅速に行なう必要がある。しかし、非
常に重いダイ 2を後退・前進させるに際して、前述の如
く基材Aの厚薄及び/又はバックアップロール 1の外表
面1aの振れにより位置変動のある基材表面Aa との相対
的位置関係で決る塗工位置まで正確且つ迅速に後退・前
進させることは、非常に難しい。 本発明は、この難しい課題を解決するためのダイ塗工装
置におけるダイ移動構造の提供を目的とする。
点検等のために、バックアップロール 1から離反した後
退位置まで後退させ、保守点検の後、塗工位置までダイ
2を前進させる必要がある。更に、ダイ 2の後退・前進
は、基材Aの厚みが非常に厚くなる基材接合箇所が塗工
位置を通過するときにも行なう必要がある。ところが、
前記塗工位置におけるダイ 2のリップ面 4の出口縁部4a
と基材表面Aa との間に形成される塗工膜形成間隙Eの
間隙寸法W3 は、数μm乃至数10μmのオーダーであ
る。従つて、ダイ 2を後退位置から塗工位置まで前進移
動させるときには、リップ面 4を数μmのオーダーにて
正確に塗工位置まで前進させる必要がある。また、ダイ
2を前進移動させるときには、リップ面 4と基材Aとの
接触を回避して基材Aの切断及びリップ面 4の損傷を防
止する必要があり、塗工位置におけるダイ 2のオバーラ
ンは絶対にあつてはならない。更に、ダイ塗工装置を備
えた製造ラインの稼動効率を向上させるためには、ダイ
2の後退・前進は迅速に行なう必要がある。しかし、非
常に重いダイ 2を後退・前進させるに際して、前述の如
く基材Aの厚薄及び/又はバックアップロール 1の外表
面1aの振れにより位置変動のある基材表面Aa との相対
的位置関係で決る塗工位置まで正確且つ迅速に後退・前
進させることは、非常に難しい。 本発明は、この難しい課題を解決するためのダイ塗工装
置におけるダイ移動構造の提供を目的とする。
課題解決のために本第1の発明が採用した手段は、外周
面上に基材搬送路を形成した回転自在なバッキングロー
ルと、基材搬送路を横断する方向に沿つて延設した塗工
液押出スリットを基材搬送路の外方に設けると共に、塗
工液押出スリットより基材搬出側に位置する基材搬送路
の局部と対面するリップ面を塗工液押出スリットに近接
して設けたダイとを備えたダイ塗工装置において、ダイ
を、基材搬送路に対してリップ面が離反する後退位置か
ら塗工前待機位置を通過して基材搬送路にリップ面が近
接する塗工位置までのクトローク域で移動自在に配置
し、ダイをストローク域で押引するシリンダーを備えた
押引操作具と、基材搬送路に向つて前進移動中のダイを
塗工前待機位置で一旦中止させる一旦停止具と、一旦停
止具をダイの前進移動を阻止しない位置まで微速移動さ
せるダイ微動操作具とを備えたことである。 本第2の発明が採用した手段は、外周面上に基材搬送路
を形成した回路自在なバッキングロールと、基材搬送路
を横断する方向に沿つて延設した塗工液押出スリットを
基材搬送路の外方に設けると共に、塗工液押出スリット
より基材搬出側に位置する基材搬送路の局部と対面する
リップ面を塗工液押出スリットに近接して設けたダイと
を備えたダイ塗工装置において、ダイを、基材搬送路に
対してリップ面が離反する後退位置から塗工前待機位置
を通過して基材搬送路にリップ面が近接する塗工位置ま
でのストローク域で移動自在に配置し、ダイをストロー
ク域で押引するシリンダーを備えた押引操作具を設け、
このシリンダーを作動する圧縮空気配管路には、ダイを
後退位置から塗工前待機位置まで迅速前進移動させる圧
縮空気をシリンダーに供給する迅速前進回路と、ダイを
塗工前待機位置から塗工位置ま微速前進移動させ且つ塗
工位置でダイを基材搬送路に向つて所望塗工圧で押圧す
る圧縮空気をシリンダーに供給する微速前進・塗工回路
と、ダイを塗工位置から待機位置まで迅速後退移動させ
る圧縮空気をシリンダーに供給する迅速後退回路とを形
成したことである。
面上に基材搬送路を形成した回転自在なバッキングロー
ルと、基材搬送路を横断する方向に沿つて延設した塗工
液押出スリットを基材搬送路の外方に設けると共に、塗
工液押出スリットより基材搬出側に位置する基材搬送路
の局部と対面するリップ面を塗工液押出スリットに近接
して設けたダイとを備えたダイ塗工装置において、ダイ
を、基材搬送路に対してリップ面が離反する後退位置か
ら塗工前待機位置を通過して基材搬送路にリップ面が近
接する塗工位置までのクトローク域で移動自在に配置
し、ダイをストローク域で押引するシリンダーを備えた
押引操作具と、基材搬送路に向つて前進移動中のダイを
塗工前待機位置で一旦中止させる一旦停止具と、一旦停
止具をダイの前進移動を阻止しない位置まで微速移動さ
せるダイ微動操作具とを備えたことである。 本第2の発明が採用した手段は、外周面上に基材搬送路
を形成した回路自在なバッキングロールと、基材搬送路
を横断する方向に沿つて延設した塗工液押出スリットを
基材搬送路の外方に設けると共に、塗工液押出スリット
より基材搬出側に位置する基材搬送路の局部と対面する
リップ面を塗工液押出スリットに近接して設けたダイと
を備えたダイ塗工装置において、ダイを、基材搬送路に
対してリップ面が離反する後退位置から塗工前待機位置
を通過して基材搬送路にリップ面が近接する塗工位置ま
でのストローク域で移動自在に配置し、ダイをストロー
ク域で押引するシリンダーを備えた押引操作具を設け、
このシリンダーを作動する圧縮空気配管路には、ダイを
後退位置から塗工前待機位置まで迅速前進移動させる圧
縮空気をシリンダーに供給する迅速前進回路と、ダイを
塗工前待機位置から塗工位置ま微速前進移動させ且つ塗
工位置でダイを基材搬送路に向つて所望塗工圧で押圧す
る圧縮空気をシリンダーに供給する微速前進・塗工回路
と、ダイを塗工位置から待機位置まで迅速後退移動させ
る圧縮空気をシリンダーに供給する迅速後退回路とを形
成したことである。
本発明の作用を図面に示す実施例に基づいて説明する。 (本第1の発明) 本第1の発明にあつては、第3図に示す如く、押引操作
具11のシリンダー14の引き動作によりダイ 2を後退位置
で待機させると共に、塗工前待機位置でダイ 2を一旦停
止させることができる位置に一旦停止具12を待機させて
準備する。次に、押引操作具11のシリンダー14を押し動
作させることにより、第1図に示す如く、ダイ 2を一旦
停止位置まで迅速前進して一旦停止具12で一旦停止させ
る。続けて、ダイ 2の塗工液押出スリット 3から塗工液
Hを押出しつつ、ダイ微動操作具13を作動して、ダイ 2
の前進を阻止しない位置まで一旦停止具12を微速後退
し、ダイ 2を塗工前待機位置から塗工位置まで微速度で
前進させる。塗工位置のダイ 2は、押引操作具11のシリ
ンダー14から受ける押圧力P2と、第14図に示す如く、
基材表面Aa とダイ 2のリップ面 4との間に介在する塗
工液溜H′から受ける押圧力P1とが釣合う位置でフロ
ーテイング状態となり、基材表面Aa の変動に追従し、
リップ面 4の出口縁部4aと基材表面Aa との間に形成さ
れた塗工膜形成間隙Eの間隙寸法W3 を一定値に維持
し、所定塗工膜厚W4 の塗工膜Dを形成する。塗工を中
断又は終了するときには、第3図に示す如く、押引操作
具11のシリンダー14の引き動作でダイ 2を塗工位置から
後退位置まで後退すると共に、一旦停止具12を塗工前待
機位置でダイ 2を一旦停止させることができる位置まで
迅速前進する。 (本第2の発明) 本第2の発明にあつては、第10図に示す如く、ダイ 2が
後退待機位置に停止している状態で、圧縮空気配管路41
(第9図参照)に迅速前進回路(第12図のステップNo1
に示すように、ソレノイドSOL−2AがONの状態)
を形成すると、押引操作具11のシリンダー14が迅速に押
し動作して、第9図に示す如く、ダイ 2を迅速前進して
一旦停止位置で一旦停止させる。続けて、ダイ 2の塗工
液押出スリット 3から塗工液Hを吐出させつつ圧縮縮空
気配管路41に微速前進・塗工回路(第12図のステップNo
3,4に示すように、ソレノイドSOL−3AがONの
状態)を形成すると、押引操作具11のシリンダー14が微
速状態で押し動作して、ダイ 2を塗工前待機位置(第9
図に示す位置)から塗工位置(第11図に示す位置)まで
微速度で前進移動させる。塗工位置のダイ 2は、押引操
作具11のシリンダー14から受ける押圧力P2 と、第13図
に示す如く、基材表面Aa をダイ 2のリップ面 4との間
に介在する塗工液H′から受ける押圧力P1 とが釣合う
位置でフローテイング状態となり、基材表面Aa の変動
に追従し、リップ面 4の出口縁部4aと基材表面Aa との
間に形成された塗工膜形成間隙Eの間隙寸法W3 を一定
値に維持し、所定塗工膜厚W4 の塗工膜Dを形成する。
塗工を中断又は終了するときには、圧縮空気配管路41
(第9図参照)に迅速後退回路(第12図のステップNo5
又は11に示すように、ソレノイドSOL−1A及びS
OL−2BがONの状態)を形成すると、押引操作具11
のシリンダー14が迅速に引き動作して、ダイ 2を塗工位
置(第11図に示す位置)から後退位置(第10図に示す位
置)まで後退する。
具11のシリンダー14の引き動作によりダイ 2を後退位置
で待機させると共に、塗工前待機位置でダイ 2を一旦停
止させることができる位置に一旦停止具12を待機させて
準備する。次に、押引操作具11のシリンダー14を押し動
作させることにより、第1図に示す如く、ダイ 2を一旦
停止位置まで迅速前進して一旦停止具12で一旦停止させ
る。続けて、ダイ 2の塗工液押出スリット 3から塗工液
Hを押出しつつ、ダイ微動操作具13を作動して、ダイ 2
の前進を阻止しない位置まで一旦停止具12を微速後退
し、ダイ 2を塗工前待機位置から塗工位置まで微速度で
前進させる。塗工位置のダイ 2は、押引操作具11のシリ
ンダー14から受ける押圧力P2と、第14図に示す如く、
基材表面Aa とダイ 2のリップ面 4との間に介在する塗
工液溜H′から受ける押圧力P1とが釣合う位置でフロ
ーテイング状態となり、基材表面Aa の変動に追従し、
リップ面 4の出口縁部4aと基材表面Aa との間に形成さ
れた塗工膜形成間隙Eの間隙寸法W3 を一定値に維持
し、所定塗工膜厚W4 の塗工膜Dを形成する。塗工を中
断又は終了するときには、第3図に示す如く、押引操作
具11のシリンダー14の引き動作でダイ 2を塗工位置から
後退位置まで後退すると共に、一旦停止具12を塗工前待
機位置でダイ 2を一旦停止させることができる位置まで
迅速前進する。 (本第2の発明) 本第2の発明にあつては、第10図に示す如く、ダイ 2が
後退待機位置に停止している状態で、圧縮空気配管路41
(第9図参照)に迅速前進回路(第12図のステップNo1
に示すように、ソレノイドSOL−2AがONの状態)
を形成すると、押引操作具11のシリンダー14が迅速に押
し動作して、第9図に示す如く、ダイ 2を迅速前進して
一旦停止位置で一旦停止させる。続けて、ダイ 2の塗工
液押出スリット 3から塗工液Hを吐出させつつ圧縮縮空
気配管路41に微速前進・塗工回路(第12図のステップNo
3,4に示すように、ソレノイドSOL−3AがONの
状態)を形成すると、押引操作具11のシリンダー14が微
速状態で押し動作して、ダイ 2を塗工前待機位置(第9
図に示す位置)から塗工位置(第11図に示す位置)まで
微速度で前進移動させる。塗工位置のダイ 2は、押引操
作具11のシリンダー14から受ける押圧力P2 と、第13図
に示す如く、基材表面Aa をダイ 2のリップ面 4との間
に介在する塗工液H′から受ける押圧力P1 とが釣合う
位置でフローテイング状態となり、基材表面Aa の変動
に追従し、リップ面 4の出口縁部4aと基材表面Aa との
間に形成された塗工膜形成間隙Eの間隙寸法W3 を一定
値に維持し、所定塗工膜厚W4 の塗工膜Dを形成する。
塗工を中断又は終了するときには、圧縮空気配管路41
(第9図参照)に迅速後退回路(第12図のステップNo5
又は11に示すように、ソレノイドSOL−1A及びS
OL−2BがONの状態)を形成すると、押引操作具11
のシリンダー14が迅速に引き動作して、ダイ 2を塗工位
置(第11図に示す位置)から後退位置(第10図に示す位
置)まで後退する。
以下、本発明に係るダイ塗工装置におけるダイ移動構造
(以下、「本発明構造」という)を図面に示す実施例に
基づいて説明する。 (第1実施例) 第1図乃至第5図は、第1実施例の本発明構造10を示す
ものである。 本発明構造10の特徴は、ダイ 2を、基材搬送路Rに対し
てリップ面 4が離反する後退位置(第3図に示す位置)
から塗工前待機位置(第1図に示す位置)を通過して基
材搬送路Rにリップ面 4が近接する塗工位置(第4図に
示す位置)までのストローク域で移動自在に配置し、ダ
イ 2をストローク域で押引するシリンダー14を備えた押
引操作具11と、後退位置(第3図に示す位置)から基材
搬送路Rに向って前進移動中のダイ 2を塗工前待機位置
(第1図に示す位置)で一旦停止させる一旦停止具12
と、一旦停止具12をダイの前進移動を阻止しない塗工位
置(第4図に示す位置)まで微速移動させるダイ微動操
作具13とを備えたことである。 上記ストローク域でダイ12を移動自在に案内する案内具
16は、第2図の正面図及び第1図の左側断面図に示す如
く、左右の固定側フレーム17,18の内側に配設した案内
レール19,20と、案内レール19,20に円滑に案内されて
バッキングロール 1に向って進退する左右の移動側フレ
ーム21,22と、移動側フレーム21,22を接続する接続フ
レーム23とからなる。ダイ12は、接続フレーム23に接続
固定される。 前記押引操作具11は、上記案内レール19,20の内側等の
適所に配設した左右一組のシリンダー14,14からなり、
ダイ 2の離接移動方向に沿つて移動するシリンダー出力
端14a ,14a を案内具16の移動フレーム21,22に接続し
てある。シリンダー14,14は、ピストンの両側に圧縮空
気を供給することができる複動シリンダー構造であり、
移動側フレーム21,22をストローク域押引するように圧
縮空気配管(図示は省略)してある。左右一組のシリン
ダー14,14は、塗工位置に達したダイ 2を基材Aに向つ
て押圧力P2 (第13,14図参照)で押圧する。 前記一旦停止具12は、前記案内レール19,20の先端寄り
に上下移動自在に配設した左右一組のテーパーコッター
25からなる。左右一組のテーパーコッター25,25は、移
動側フレーム21(又は22)の尖端21a (又は22a )が当
接する当接位置(第1図で示す如く、ダイ 2を一旦停止
させる位置)から尖端21a (又は22a )が当接しない非
当接位置(第4図に示す如く、ダイ 2の塗工位置)まで
同期移動する。 前記ダイ微動操作具13は、上記左右一組のテーパーコッ
ター25,25を上下同期移動させるサーボモーター26を備
え、テーパーコッター25,25を上記当接位置(第1図に
示す位置)から非当接位置(第4図に示す位置)まで微
速後退させると共にテーパーコッター25,25を非当接位
置から当接位置まで迅速前進させるものである。塗工前
待機位置(第1図に示す位置)で一旦停止しているダイ
2は、テーパーコッタ25の微速後退移動に伴ない、塗工
位置(第4図に示す位置)に向つて微速度(例えば、 5
〜20μm/秒)で前進移動する。 なお、前記ダイ 2が後退する位置は、第3図に示す保守
点検のための後退位置と、第5図に示すジャンピングの
ための後退位置とに選択できるようにすることも可能で
ある。ジャンピングとは、基材Aの接合部が塗工位置を
通過するとき、厚い接合部とダイ 2のリップ面 4との接
触を回避するために、ダイ 2を若干後退させる動作をい
う。ダイ 2をジャンピング位置で停止させるジャンピン
グ停止具27は、左右の案内レール19(20)に各一組配置
され、第5図に示す如く、移動側フレーム21(22)の移
動通路に進退するストッパー27a と、ストッパー27a を
後退操作するソレノイド等の操作具27b とからなり、停
止位置を可変できるようにしてある。ダイ 2をジャンピ
ング位置で停止させるときには、ストッパー27a を前進
させ、ダイ 2を保守点検位置で停止させるときには、第
3図に示す如く、ストッパー27aを後退させる。 次に本発明構造10の動作態様を説明する。 先ず、第3図に示す如く、押引操作具11の左右のリンダ
ー14,14の引き動作によりダイ 2を後退位置で待機させ
ると共に、ダイ微動操作具13のサーボモーター26を迅速
正回転して一旦停止具12の左右のテーパーコッター25を
当接位置で待機させて準備を完了する。次に、押引操作
具11のシリンダー14を押し動作することにより、第1図
に示す如く、移動側フレーム21,22の尖端21a,22a が一
旦停止具12のテーパーコッター25に当接する一旦停止位
置までダイ 2を迅速前進する。続けて、ダイ 2の塗工液
押出スリット 3から塗工液を吐出させつつ、ダイ微動操
作具13のサーボモーター26を微速逆回転し、第1図に示
す如く、一旦停止具12の左右一組のテーパーコッター2
5,25を当接位置から非当接位置まで微速後退させ、ダ
イ 2を塗工前待機位置(第1図に示す位置)から塗工位
置(第4図に示す位置)まで微速度で前進移動する。塗
工位置のダイ 2は、押引操作具11の左右一組のシリンダ
ー14,14から受ける押圧力P2 と、第14図に示す如く、
基材表面Aa とダイ 2のリップ面 4との間に介在する塗
工液溜H′から受ける押圧力P1 とが釣合う位置でフロ
ーテイング状態となり、基材表面Aa の変動に追従し、
リップ面 4の出口縁部4aと基材表面Aa との間に形成さ
れた塗工膜形成間隙Eの間隙寸法W3 を一定値に維持
し、所定塗工膜厚W4 の塗工膜Dを形成する。 (第2実施例) 第6図乃至第8図の側面図は、第2実施例の本発明構造
30を示すものである。本実施例が前記第1実施例と異な
る所は、各固定側フレーム17(18)にL字型の一旦停止
具32を一個宛て前後方向へ摺動自在に配置し、各一旦停
止具32に移動側フレーム21(22)を摺動自在に配置し、
各一旦停止具32を移動側フレーム21(又は22)の尖端21
a (又は22a )が当接する当接位置(第6図で示す如
く、ダイ 2を一旦停止させる位置)から尖端21a (又は
22a )が当接しない非当接位置(第8図に示す如く、ダ
イ 2の塗工位置)までダイ微動操作具33のサーボモータ
ー26で同期移動するようにした点である。第7図は、ダ
イ 2を後退位置に後退させた状態を示すものである。 なお、ダイ 2をジャンピング位置で停止させるために、
前記第1実施例の第5図に示すジャンピング停止具27を
適所に配置することも勿論可能である。 (第3実施例) 第9図乃至第11図は、第3実施例の本発明構造40を示す
ものである。 本発明構造40の特徴は、複動シリンダー14を作動するた
めの圧縮配管路41(第9図参照)に、ダイ 2を後退位置
(第10図に示す位置)から塗工前待機位置(第9図に示
す位置)まで迅速前進(第12図のステップNo1に示す状
態)させる圧縮空気をシリンダー14に供給する迅速前進
回路(ソレノイドSOL−2AがON状態の回路)と、
ダイ 2を塗工前待機位置から塗工位置(第11図に示す位
置)まで微速前進(第12図のステップNo3及びNo9に示
す状態)させ且つ塗工位置でダイを基材搬送路に向つて
所望塗工圧P2 で押圧する(第12図のステップNo4及び
No10に示す状態)圧縮空気をシリンダー14に供給する
圧縮空気をシリンダー14に供給する微速前進・塗工回路
(ソレノイドSOL−3AがON状態の回路)と、ダイ
2を塗工位置から待機位置まで迅速後退(同図のステッ
プNo5及びNo11に示す状態)させる圧縮空気をシリン
ダー14に供給する迅速後退回路(ソレノイドSOL−1
A及びSOL−2BがON状態の回路)とを形成したこ
とである。 前記圧縮空気配管路41は、第9図に示す如く、3個の電
磁パイロット切換弁51,52,53と、切換弁52のポート52
A,52Bとシリンダー14のポート14a ,14b との間に配
置けたメータアウト回路54,55と、切換弁51のポート51
A,51Bと切換弁52のポート52Pとの間に配置した圧力
制御弁56,57と、元バルブ58と切換弁53のポート53Pと
の間に配置した精密減圧弁59とを備えている。圧力制御
弁56の設定圧力U1 と圧力制御弁57の設定圧力U2 と
は、U1 >U2 とし、シリンダー14の迅速後退時の速度
V3 (第12図参照)が迅速前進時の速度V2 より速くな
るようにしてある。なお、速度V2 と速度V3 とが同一
速度でよい場合には、切換弁51及び圧力制御弁56は不要
となる。上記精密減圧弁59は、シリンダー14を微速前進
(例えば、 5〜20μm/秒)させると共に、ダイ 2のリ
ップ面 4を基材表面Aa に向つて押圧P2 (第14図参
照)で押圧する圧力をシリンダー14に供給するものであ
る。精密減圧弁59は、塗工条件変更等のために、遠隔操
作が可能な電空変換器を備えたものを用いることがあ
る。 ダイ 2を案内する案内レール19には、ダイ 2の後退位置
を検知するリミットスイッチLS−2と、ダイ 2の塗工
前待機位置を検知するリミットスイッチLS−1と、ダ
イ 2の前進限界位置(ダイ 2のリップ面 4が基材表面A
a に接触する直前の位置)を検知するリミットスイッチ
LS−3と、ジャンピングのためのダイ 2の後退位置を
検知するリミットスイッチLS−4と配置してある。リ
ミットスイッチLS−1,LS−2及びLS−4は、繰
返し精度が10μm程度の近接スイッチ等を用いる。リミ
ットスイッチLS−3は、塗工中における塗工液切れ等
のアクシデントによるダイ 2のリップ面 4と基材表面A
a との接触を予め防止するためのものであつて、繰返し
精度が 1μm程度のマグネットスイッチ等を用いる。移
動側フレーム21には、リミットスイッチLS−1〜4に
対応する近接体61,62,63を所定位置に配設してある。 案内レール19,20には、第9図乃至第11図に示す如く、
メカニカルストッパー64,65を配置してある。メカニカ
ルストッパー64は、前進移動中のダイ 2が前進限界位置
(ダイ 2のリップ面 4が基材表面Aa に接触する直前の
位置)をオーバーランしないようにするものである。メ
カニカルストッパー65は、後退移動中のダイ 2が後退待
機位置をオーバーランしないようにするものである。 次に、本発明構造40の動作態様を第12図に示すタイミン
グチャートに基づいて説明する。 先ず、ステップNo1に示す如く、スタート用のボタンP
B−1をONにすると、ソレノイドSOL−2AがON
(圧縮空気配管路41の迅速前進回路を形成する状態)と
なり、後退待機位置で待機していたダイ 2を迅速前進さ
せる。次に、ステップNo2に示す如く、ダイ 2が塗工前
待機位置に達するとリミットスイッチLS−1がONと
なり、ソレノイドSOL−2AをOFFにすると共にタ
イマーT−1をONにする。続けて、ステップNo3,4
に示す如く、タイマーT−1の出力を受けてソレノイド
SOL−3AがON(圧縮空気配管路41の微速前進・塗
工回路を形成する状態)となり、ダイ 2が微速前進と、
塗工位置に至る。塗工位置でのダイ 2は、第14図に示す
如く、フローティング塗工状態となる。 塗工位置に基材Aの接合部を通過させるときには、ステ
ップNo5に示す如く、ジャンピング用のボタンPB−2
をONにすると、ソレノイドSOL−1A及びSOL−
2BがON(圧縮空気配管路41の迅速後退回路を形成す
る状態)となり、ダイ 2を迅速後退する。なお、ボタン
PB−2のONは、基材Aの接合部が塗工位置より前方
の所定箇所を通過したことを検知する検知器(図示は省
略)の検知信号出力時から所定遅延時間後に自動的に行
なうようにすることもある。次に、ステップNo6に示す
如く、ダイ 2が後退位置に達するとリミットスイッチL
S−4及びタイマーT−2がONとなる。タイマーT−
2の設定時間に基材Aの接合部が塗工位置を通過する
と、ステップNo7に示す如く、タイマーT−2の出力を
受けてのソレノイドSOL−2AがON(圧縮空気配管
路41の迅速前進回路を形成する状態)となり、ダイ 2が
迅速前進する。続けて、ステップNo8に示す如く、ダイ
2が塗工前待機位置に達するとリミットスイッチLS−
1がONとなり、ソレノイドSOL−2AをOFFにす
ると共にタイマーT−1をONにする。更に続けて、ス
テップNo9,10に示す如く、タイマーT−1の出力を
受けてソレノイドSOL−3AがON(圧縮空気配管路
41の微速前進・塗工回路を形成する状態)となり、ダイ
2が微速前進し、塗工位置に至る。塗工位置でのダイ 2
は、第14図に示す如く、フローティング塗工状態とな
る。 塗工作業を中断又は終了するときには、ステップNo11
に示す如く、ストップ用のボタンPB−3をONにする
と、ソレノイドSOL−1A及びSOL−2BがON
(圧縮空気配管路41の迅速後退回路を形成する状態)と
なり、ダイ 2を迅速後退する。ダイ 2が後退位置に達す
るとリミットスイッチLS−2がONとなつてソレノイ
ドSOL−1A及びSOL−2BをOFFとし、ダイ 2
の後退待機位置での停止を維持する。 前記動作は、上述の如くシーケンス制御により自動的に
行なうようにすることも、ステップNo1,2,3,5,
7,8,9及び11の開始を手動で行なうようにするこ
ともある。
(以下、「本発明構造」という)を図面に示す実施例に
基づいて説明する。 (第1実施例) 第1図乃至第5図は、第1実施例の本発明構造10を示す
ものである。 本発明構造10の特徴は、ダイ 2を、基材搬送路Rに対し
てリップ面 4が離反する後退位置(第3図に示す位置)
から塗工前待機位置(第1図に示す位置)を通過して基
材搬送路Rにリップ面 4が近接する塗工位置(第4図に
示す位置)までのストローク域で移動自在に配置し、ダ
イ 2をストローク域で押引するシリンダー14を備えた押
引操作具11と、後退位置(第3図に示す位置)から基材
搬送路Rに向って前進移動中のダイ 2を塗工前待機位置
(第1図に示す位置)で一旦停止させる一旦停止具12
と、一旦停止具12をダイの前進移動を阻止しない塗工位
置(第4図に示す位置)まで微速移動させるダイ微動操
作具13とを備えたことである。 上記ストローク域でダイ12を移動自在に案内する案内具
16は、第2図の正面図及び第1図の左側断面図に示す如
く、左右の固定側フレーム17,18の内側に配設した案内
レール19,20と、案内レール19,20に円滑に案内されて
バッキングロール 1に向って進退する左右の移動側フレ
ーム21,22と、移動側フレーム21,22を接続する接続フ
レーム23とからなる。ダイ12は、接続フレーム23に接続
固定される。 前記押引操作具11は、上記案内レール19,20の内側等の
適所に配設した左右一組のシリンダー14,14からなり、
ダイ 2の離接移動方向に沿つて移動するシリンダー出力
端14a ,14a を案内具16の移動フレーム21,22に接続し
てある。シリンダー14,14は、ピストンの両側に圧縮空
気を供給することができる複動シリンダー構造であり、
移動側フレーム21,22をストローク域押引するように圧
縮空気配管(図示は省略)してある。左右一組のシリン
ダー14,14は、塗工位置に達したダイ 2を基材Aに向つ
て押圧力P2 (第13,14図参照)で押圧する。 前記一旦停止具12は、前記案内レール19,20の先端寄り
に上下移動自在に配設した左右一組のテーパーコッター
25からなる。左右一組のテーパーコッター25,25は、移
動側フレーム21(又は22)の尖端21a (又は22a )が当
接する当接位置(第1図で示す如く、ダイ 2を一旦停止
させる位置)から尖端21a (又は22a )が当接しない非
当接位置(第4図に示す如く、ダイ 2の塗工位置)まで
同期移動する。 前記ダイ微動操作具13は、上記左右一組のテーパーコッ
ター25,25を上下同期移動させるサーボモーター26を備
え、テーパーコッター25,25を上記当接位置(第1図に
示す位置)から非当接位置(第4図に示す位置)まで微
速後退させると共にテーパーコッター25,25を非当接位
置から当接位置まで迅速前進させるものである。塗工前
待機位置(第1図に示す位置)で一旦停止しているダイ
2は、テーパーコッタ25の微速後退移動に伴ない、塗工
位置(第4図に示す位置)に向つて微速度(例えば、 5
〜20μm/秒)で前進移動する。 なお、前記ダイ 2が後退する位置は、第3図に示す保守
点検のための後退位置と、第5図に示すジャンピングの
ための後退位置とに選択できるようにすることも可能で
ある。ジャンピングとは、基材Aの接合部が塗工位置を
通過するとき、厚い接合部とダイ 2のリップ面 4との接
触を回避するために、ダイ 2を若干後退させる動作をい
う。ダイ 2をジャンピング位置で停止させるジャンピン
グ停止具27は、左右の案内レール19(20)に各一組配置
され、第5図に示す如く、移動側フレーム21(22)の移
動通路に進退するストッパー27a と、ストッパー27a を
後退操作するソレノイド等の操作具27b とからなり、停
止位置を可変できるようにしてある。ダイ 2をジャンピ
ング位置で停止させるときには、ストッパー27a を前進
させ、ダイ 2を保守点検位置で停止させるときには、第
3図に示す如く、ストッパー27aを後退させる。 次に本発明構造10の動作態様を説明する。 先ず、第3図に示す如く、押引操作具11の左右のリンダ
ー14,14の引き動作によりダイ 2を後退位置で待機させ
ると共に、ダイ微動操作具13のサーボモーター26を迅速
正回転して一旦停止具12の左右のテーパーコッター25を
当接位置で待機させて準備を完了する。次に、押引操作
具11のシリンダー14を押し動作することにより、第1図
に示す如く、移動側フレーム21,22の尖端21a,22a が一
旦停止具12のテーパーコッター25に当接する一旦停止位
置までダイ 2を迅速前進する。続けて、ダイ 2の塗工液
押出スリット 3から塗工液を吐出させつつ、ダイ微動操
作具13のサーボモーター26を微速逆回転し、第1図に示
す如く、一旦停止具12の左右一組のテーパーコッター2
5,25を当接位置から非当接位置まで微速後退させ、ダ
イ 2を塗工前待機位置(第1図に示す位置)から塗工位
置(第4図に示す位置)まで微速度で前進移動する。塗
工位置のダイ 2は、押引操作具11の左右一組のシリンダ
ー14,14から受ける押圧力P2 と、第14図に示す如く、
基材表面Aa とダイ 2のリップ面 4との間に介在する塗
工液溜H′から受ける押圧力P1 とが釣合う位置でフロ
ーテイング状態となり、基材表面Aa の変動に追従し、
リップ面 4の出口縁部4aと基材表面Aa との間に形成さ
れた塗工膜形成間隙Eの間隙寸法W3 を一定値に維持
し、所定塗工膜厚W4 の塗工膜Dを形成する。 (第2実施例) 第6図乃至第8図の側面図は、第2実施例の本発明構造
30を示すものである。本実施例が前記第1実施例と異な
る所は、各固定側フレーム17(18)にL字型の一旦停止
具32を一個宛て前後方向へ摺動自在に配置し、各一旦停
止具32に移動側フレーム21(22)を摺動自在に配置し、
各一旦停止具32を移動側フレーム21(又は22)の尖端21
a (又は22a )が当接する当接位置(第6図で示す如
く、ダイ 2を一旦停止させる位置)から尖端21a (又は
22a )が当接しない非当接位置(第8図に示す如く、ダ
イ 2の塗工位置)までダイ微動操作具33のサーボモータ
ー26で同期移動するようにした点である。第7図は、ダ
イ 2を後退位置に後退させた状態を示すものである。 なお、ダイ 2をジャンピング位置で停止させるために、
前記第1実施例の第5図に示すジャンピング停止具27を
適所に配置することも勿論可能である。 (第3実施例) 第9図乃至第11図は、第3実施例の本発明構造40を示す
ものである。 本発明構造40の特徴は、複動シリンダー14を作動するた
めの圧縮配管路41(第9図参照)に、ダイ 2を後退位置
(第10図に示す位置)から塗工前待機位置(第9図に示
す位置)まで迅速前進(第12図のステップNo1に示す状
態)させる圧縮空気をシリンダー14に供給する迅速前進
回路(ソレノイドSOL−2AがON状態の回路)と、
ダイ 2を塗工前待機位置から塗工位置(第11図に示す位
置)まで微速前進(第12図のステップNo3及びNo9に示
す状態)させ且つ塗工位置でダイを基材搬送路に向つて
所望塗工圧P2 で押圧する(第12図のステップNo4及び
No10に示す状態)圧縮空気をシリンダー14に供給する
圧縮空気をシリンダー14に供給する微速前進・塗工回路
(ソレノイドSOL−3AがON状態の回路)と、ダイ
2を塗工位置から待機位置まで迅速後退(同図のステッ
プNo5及びNo11に示す状態)させる圧縮空気をシリン
ダー14に供給する迅速後退回路(ソレノイドSOL−1
A及びSOL−2BがON状態の回路)とを形成したこ
とである。 前記圧縮空気配管路41は、第9図に示す如く、3個の電
磁パイロット切換弁51,52,53と、切換弁52のポート52
A,52Bとシリンダー14のポート14a ,14b との間に配
置けたメータアウト回路54,55と、切換弁51のポート51
A,51Bと切換弁52のポート52Pとの間に配置した圧力
制御弁56,57と、元バルブ58と切換弁53のポート53Pと
の間に配置した精密減圧弁59とを備えている。圧力制御
弁56の設定圧力U1 と圧力制御弁57の設定圧力U2 と
は、U1 >U2 とし、シリンダー14の迅速後退時の速度
V3 (第12図参照)が迅速前進時の速度V2 より速くな
るようにしてある。なお、速度V2 と速度V3 とが同一
速度でよい場合には、切換弁51及び圧力制御弁56は不要
となる。上記精密減圧弁59は、シリンダー14を微速前進
(例えば、 5〜20μm/秒)させると共に、ダイ 2のリ
ップ面 4を基材表面Aa に向つて押圧P2 (第14図参
照)で押圧する圧力をシリンダー14に供給するものであ
る。精密減圧弁59は、塗工条件変更等のために、遠隔操
作が可能な電空変換器を備えたものを用いることがあ
る。 ダイ 2を案内する案内レール19には、ダイ 2の後退位置
を検知するリミットスイッチLS−2と、ダイ 2の塗工
前待機位置を検知するリミットスイッチLS−1と、ダ
イ 2の前進限界位置(ダイ 2のリップ面 4が基材表面A
a に接触する直前の位置)を検知するリミットスイッチ
LS−3と、ジャンピングのためのダイ 2の後退位置を
検知するリミットスイッチLS−4と配置してある。リ
ミットスイッチLS−1,LS−2及びLS−4は、繰
返し精度が10μm程度の近接スイッチ等を用いる。リミ
ットスイッチLS−3は、塗工中における塗工液切れ等
のアクシデントによるダイ 2のリップ面 4と基材表面A
a との接触を予め防止するためのものであつて、繰返し
精度が 1μm程度のマグネットスイッチ等を用いる。移
動側フレーム21には、リミットスイッチLS−1〜4に
対応する近接体61,62,63を所定位置に配設してある。 案内レール19,20には、第9図乃至第11図に示す如く、
メカニカルストッパー64,65を配置してある。メカニカ
ルストッパー64は、前進移動中のダイ 2が前進限界位置
(ダイ 2のリップ面 4が基材表面Aa に接触する直前の
位置)をオーバーランしないようにするものである。メ
カニカルストッパー65は、後退移動中のダイ 2が後退待
機位置をオーバーランしないようにするものである。 次に、本発明構造40の動作態様を第12図に示すタイミン
グチャートに基づいて説明する。 先ず、ステップNo1に示す如く、スタート用のボタンP
B−1をONにすると、ソレノイドSOL−2AがON
(圧縮空気配管路41の迅速前進回路を形成する状態)と
なり、後退待機位置で待機していたダイ 2を迅速前進さ
せる。次に、ステップNo2に示す如く、ダイ 2が塗工前
待機位置に達するとリミットスイッチLS−1がONと
なり、ソレノイドSOL−2AをOFFにすると共にタ
イマーT−1をONにする。続けて、ステップNo3,4
に示す如く、タイマーT−1の出力を受けてソレノイド
SOL−3AがON(圧縮空気配管路41の微速前進・塗
工回路を形成する状態)となり、ダイ 2が微速前進と、
塗工位置に至る。塗工位置でのダイ 2は、第14図に示す
如く、フローティング塗工状態となる。 塗工位置に基材Aの接合部を通過させるときには、ステ
ップNo5に示す如く、ジャンピング用のボタンPB−2
をONにすると、ソレノイドSOL−1A及びSOL−
2BがON(圧縮空気配管路41の迅速後退回路を形成す
る状態)となり、ダイ 2を迅速後退する。なお、ボタン
PB−2のONは、基材Aの接合部が塗工位置より前方
の所定箇所を通過したことを検知する検知器(図示は省
略)の検知信号出力時から所定遅延時間後に自動的に行
なうようにすることもある。次に、ステップNo6に示す
如く、ダイ 2が後退位置に達するとリミットスイッチL
S−4及びタイマーT−2がONとなる。タイマーT−
2の設定時間に基材Aの接合部が塗工位置を通過する
と、ステップNo7に示す如く、タイマーT−2の出力を
受けてのソレノイドSOL−2AがON(圧縮空気配管
路41の迅速前進回路を形成する状態)となり、ダイ 2が
迅速前進する。続けて、ステップNo8に示す如く、ダイ
2が塗工前待機位置に達するとリミットスイッチLS−
1がONとなり、ソレノイドSOL−2AをOFFにす
ると共にタイマーT−1をONにする。更に続けて、ス
テップNo9,10に示す如く、タイマーT−1の出力を
受けてソレノイドSOL−3AがON(圧縮空気配管路
41の微速前進・塗工回路を形成する状態)となり、ダイ
2が微速前進し、塗工位置に至る。塗工位置でのダイ 2
は、第14図に示す如く、フローティング塗工状態とな
る。 塗工作業を中断又は終了するときには、ステップNo11
に示す如く、ストップ用のボタンPB−3をONにする
と、ソレノイドSOL−1A及びSOL−2BがON
(圧縮空気配管路41の迅速後退回路を形成する状態)と
なり、ダイ 2を迅速後退する。ダイ 2が後退位置に達す
るとリミットスイッチLS−2がONとなつてソレノイ
ドSOL−1A及びSOL−2BをOFFとし、ダイ 2
の後退待機位置での停止を維持する。 前記動作は、上述の如くシーケンス制御により自動的に
行なうようにすることも、ステップNo1,2,3,5,
7,8,9及び11の開始を手動で行なうようにするこ
ともある。
以上詳述の如く、本発明構造は、次の如く優れた効果を
有する。 本発明構造は、後退位置に待機しているダイを塗工
前待機位置まで迅速に移動して一旦停止した後、フロー
テイング塗工状態の塗工位置までダイのリップ面を数μ
mのオーダーにて正確に微速前進させることができる。
その結果、本発明構造は、リップ面と基材との接触を回
避して基材の切断及びリップ面の損傷を絶対に生じさせ
ることなく、非常に重いダイを、基材の厚薄及び/又は
バックアップロールの外表面の振れのある塗工位置まで
正確且つ迅速に後退・前進させることができる。 上述の如く、本発明構造は、ダイの高精度に仕上げ
られたリップ面を傷付けることなく塗工位置まで正確且
つ迅速に後退・前進させることができるため、ダイ塗工
装置を備えた製造ラインの稼動効率を飛躍的に向上させ
ることが可能となる。 本発明構造は、フローテイング状態の塗工を確実に
得ることができるため、基材の厚薄及び/又はバックア
ップロールの外表面の振れがあったとしても、均一塗工
膜厚みの塗工膜を得ることができる。
有する。 本発明構造は、後退位置に待機しているダイを塗工
前待機位置まで迅速に移動して一旦停止した後、フロー
テイング塗工状態の塗工位置までダイのリップ面を数μ
mのオーダーにて正確に微速前進させることができる。
その結果、本発明構造は、リップ面と基材との接触を回
避して基材の切断及びリップ面の損傷を絶対に生じさせ
ることなく、非常に重いダイを、基材の厚薄及び/又は
バックアップロールの外表面の振れのある塗工位置まで
正確且つ迅速に後退・前進させることができる。 上述の如く、本発明構造は、ダイの高精度に仕上げ
られたリップ面を傷付けることなく塗工位置まで正確且
つ迅速に後退・前進させることができるため、ダイ塗工
装置を備えた製造ラインの稼動効率を飛躍的に向上させ
ることが可能となる。 本発明構造は、フローテイング状態の塗工を確実に
得ることができるため、基材の厚薄及び/又はバックア
ップロールの外表面の振れがあったとしても、均一塗工
膜厚みの塗工膜を得ることができる。
第1図乃至第5図は本発明構造の第1実施例を示すもの
であつて、第1図は第2図のI−I線における側断面
図、第2図は正面図、第3図はダイが保守点検のための
後退位置まで後退している状態を示す側断面図、第4図
は塗工状態を示す側断面図、第5図はダイがジャンピン
グのための後退位置まで後退している状態を示す側断面
図である。 第6図乃至第8図は本発明構造の第2実施例を示すもの
であつて、第6図はダイが塗工前待機位置で一旦停止し
ている状態を示す側断面図、第7図はダイが後退位置ま
で後退している状態を示す側断面図、第8図は塗工状態
を示す側断面図である。 第9図乃至第12図は本発明構造の第3実施例を示すもの
であつて、第9図はダイが塗工前待機位置で一旦停止し
ている側断面状態と圧縮空気配管路の系統とを示す図、
第10図はダイが後退位置まで後退している状態を示す主
要部の側断面図、第11図は塗工状態を示す主要部の側断
面図、第12図はタイミングチャートである。 第13図及び第14図は、本発明構造が適用される塗工装置
のフローテイング塗工状態を示すものであつて、第13図
は全体を示す側断面図、第14図はリップ先端の近傍を拡
大して示す側断面図である。 第15図及び第16図は、従来のダイ塗工装置の塗工状態を
示すものであつて、第15図は全体を示す側断面図、第16
図はリップ先端の近傍を拡大して示す側断面図である。 1……バッキングロール、 2……ダイ 3……塗工液押出スリット、 4……リップ面 11……押引操作具、12……一旦停止具 13……ダイ微動操作具、14……シリンダー 32……一旦停止具、33……ダイ微動操作具 41……圧縮空気配管路 迅速後退回路……ソレノイドSOL−1A及びSOL−
2BがONの状態 迅速前進回路……ソレノイドSOL−2AがONの状態 微速前進・塗工回路……ソレノイドSOL−3AがON
の状態
であつて、第1図は第2図のI−I線における側断面
図、第2図は正面図、第3図はダイが保守点検のための
後退位置まで後退している状態を示す側断面図、第4図
は塗工状態を示す側断面図、第5図はダイがジャンピン
グのための後退位置まで後退している状態を示す側断面
図である。 第6図乃至第8図は本発明構造の第2実施例を示すもの
であつて、第6図はダイが塗工前待機位置で一旦停止し
ている状態を示す側断面図、第7図はダイが後退位置ま
で後退している状態を示す側断面図、第8図は塗工状態
を示す側断面図である。 第9図乃至第12図は本発明構造の第3実施例を示すもの
であつて、第9図はダイが塗工前待機位置で一旦停止し
ている側断面状態と圧縮空気配管路の系統とを示す図、
第10図はダイが後退位置まで後退している状態を示す主
要部の側断面図、第11図は塗工状態を示す主要部の側断
面図、第12図はタイミングチャートである。 第13図及び第14図は、本発明構造が適用される塗工装置
のフローテイング塗工状態を示すものであつて、第13図
は全体を示す側断面図、第14図はリップ先端の近傍を拡
大して示す側断面図である。 第15図及び第16図は、従来のダイ塗工装置の塗工状態を
示すものであつて、第15図は全体を示す側断面図、第16
図はリップ先端の近傍を拡大して示す側断面図である。 1……バッキングロール、 2……ダイ 3……塗工液押出スリット、 4……リップ面 11……押引操作具、12……一旦停止具 13……ダイ微動操作具、14……シリンダー 32……一旦停止具、33……ダイ微動操作具 41……圧縮空気配管路 迅速後退回路……ソレノイドSOL−1A及びSOL−
2BがONの状態 迅速前進回路……ソレノイドSOL−2AがONの状態 微速前進・塗工回路……ソレノイドSOL−3AがON
の状態
Claims (2)
- 【請求項1】外周面上に基材搬送路を形成した回転自在
なバッキングロールと、基材搬送路を横断する方向に沿
って延設した塗工液押出スリットを基材搬送路の外方に
設けると共に、塗工液押出スリットより基材搬出側に位
置する基材搬送路の局部と対面するリップ面を塗工液押
出スリットに近接して設けたダイとを備えたダイ塗工装
置において、ダイを、基材搬送路に対してリップ面が離
反する後退位置から塗工前待機位置を通過して基材搬送
路にリップ面が近接する塗工位置までのストローク域で
移動自在に配置し、ダイをストローク域で押引するシリ
ンダーを備えた押引操作具と、基材搬送路に向って前進
移動中のダイを塗工前待機位置で一旦停止させる一旦停
止具と、一旦停止具をダイの前進移動を阻止しない位置
まで微速移動させるダイ微動操作具とを備えたことを特
徴とするダイ塗工装置におけるダイ移動構造。 - 【請求項2】外周面上に基材搬送路を形成した回転自在
なバッキングロールと、基材搬送路を横断する方向に沿
って延設した塗工液押出スリットを基材搬送路の外方に
設けると共に、塗工液押出スリットより基材搬出側に位
置する基材搬送路の局部と対面するリップ面を塗工液押
出スリットに近接して設けたダイとを備えたダイ塗工装
置において、ダイを、基材搬送路に対してリップ面が離
反する後退位置から塗工前待機位置を通過して基材搬送
路にリップ面が近接する塗工位置までのストローク域で
移動自在に配置し、ダイをストローク域で押引するシリ
ンダーを備えた押引操作具を設け、このシリンダーを作
動する圧縮空気配管路には、ダイを後退位置から塗工前
待機位置まで迅速前進移動させる圧縮空気をシリンダー
に供給する迅速前進回路と、ダイを塗工前待機位置から
塗工位置まで微速前進移動させ且つ塗工位置でダイを基
材搬送路に向って所望塗工圧で押圧する圧縮空気をシリ
ンダーに供給する微速前進・塗工回路と、ダイを塗工位
置から待機位置まで迅速後退移動させる圧縮空気をシリ
ンダーに供給する迅速後退回路とを形成したことを特徴
とするダイ塗工装置におけるダイ移動構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17157789A JPH0616880B2 (ja) | 1989-07-03 | 1989-07-03 | ダイ塗工装置におけるダイ移動構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17157789A JPH0616880B2 (ja) | 1989-07-03 | 1989-07-03 | ダイ塗工装置におけるダイ移動構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0338272A JPH0338272A (ja) | 1991-02-19 |
| JPH0616880B2 true JPH0616880B2 (ja) | 1994-03-09 |
Family
ID=15925731
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17157789A Expired - Fee Related JPH0616880B2 (ja) | 1989-07-03 | 1989-07-03 | ダイ塗工装置におけるダイ移動構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0616880B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4436944B2 (ja) * | 1999-04-20 | 2010-03-24 | 藤森工業株式会社 | 塗工装置及び塗工方法 |
| JP4325084B2 (ja) * | 2000-06-19 | 2009-09-02 | 東レ株式会社 | 塗布方法およびそれを用いたカラーフィルタの製造方法 |
| JP4711495B2 (ja) * | 2000-08-08 | 2011-06-29 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 塗布装置 |
-
1989
- 1989-07-03 JP JP17157789A patent/JPH0616880B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0338272A (ja) | 1991-02-19 |
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