JPH0633345B2 - ポリプロピレン組成物 - Google Patents
ポリプロピレン組成物Info
- Publication number
- JPH0633345B2 JPH0633345B2 JP63319368A JP31936888A JPH0633345B2 JP H0633345 B2 JPH0633345 B2 JP H0633345B2 JP 63319368 A JP63319368 A JP 63319368A JP 31936888 A JP31936888 A JP 31936888A JP H0633345 B2 JPH0633345 B2 JP H0633345B2
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- polypropylene
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は摩擦摩耗特性に優れたポリプロピレン組成物に
関する。
関する。
ポリプロピレン樹脂は、その優れた剛性、加工性、耐熱
性、機械的特性等により機械、電気・電子分野等におい
て、種々の成形品に適用されている。しかし、摩擦摩耗
特性が悪いため摺動部品への適用ができなかった。この
ような問題点を解決する手段として、各種滑剤やフッソ
樹脂を添加する方法が一般的に行なわれている。しか
し、かかる組成物は摩擦摩耗特性の改良効果が十分でな
く、一層の改良が望まれていた。
性、機械的特性等により機械、電気・電子分野等におい
て、種々の成形品に適用されている。しかし、摩擦摩耗
特性が悪いため摺動部品への適用ができなかった。この
ような問題点を解決する手段として、各種滑剤やフッソ
樹脂を添加する方法が一般的に行なわれている。しか
し、かかる組成物は摩擦摩耗特性の改良効果が十分でな
く、一層の改良が望まれていた。
本発明者等は、上記問題を解決すべく鋭意検討した。そ
の結果、ポリプロピレンに特定の化合物を添加すること
により、摩擦摩耗特性の優れたポリプロピレン組成物が
得られることを見出し、本発明を提案するに至った。即
ち、本発明はポリプロピレン100重量部、平均分子量
100,000以上のオルガノポリシロキサン0.5〜20重量部
及びジベンジリデンソルビトール類0.05〜2.0重量部よ
りなるポリプロピレン組成物である。
の結果、ポリプロピレンに特定の化合物を添加すること
により、摩擦摩耗特性の優れたポリプロピレン組成物が
得られることを見出し、本発明を提案するに至った。即
ち、本発明はポリプロピレン100重量部、平均分子量
100,000以上のオルガノポリシロキサン0.5〜20重量部
及びジベンジリデンソルビトール類0.05〜2.0重量部よ
りなるポリプロピレン組成物である。
本発明において、ポリプロピレンは、プロピレンの単独
重合体、50モル%以上のプロピレンとエチレン、ブテ
ン−1等のプロピレン以外のα−オレフィンとのブロッ
ク共重合体、ランダム共重合体、グラフト共重合体等の
共重合体、及びこれらの混合物等が用いられる。
重合体、50モル%以上のプロピレンとエチレン、ブテ
ン−1等のプロピレン以外のα−オレフィンとのブロッ
ク共重合体、ランダム共重合体、グラフト共重合体等の
共重合体、及びこれらの混合物等が用いられる。
また、本発明で使用するオルガノポリシロキサンは平均
分子量が100,000以上であることが重要である。即ち、
オルガノポリシロキサンの平均分子量が100,000より小
さいと、摩擦摩耗特性の改良効果の持続性がなく、本発
明の目的を達成できない。本発明においては、オルガノ
ポリシロキサンの平均分子量は、得られるポリプロピレ
ン組成物の摩擦摩耗特性の向上の観点から、200,000〜
1,000,000の範囲であることが好ましい。
分子量が100,000以上であることが重要である。即ち、
オルガノポリシロキサンの平均分子量が100,000より小
さいと、摩擦摩耗特性の改良効果の持続性がなく、本発
明の目的を達成できない。本発明においては、オルガノ
ポリシロキサンの平均分子量は、得られるポリプロピレ
ン組成物の摩擦摩耗特性の向上の観点から、200,000〜
1,000,000の範囲であることが好ましい。
本発明で使用されるオルガノポリシロキサンの種類は、
公知のものが何ら制限なく使用される。例えば、ジメチ
ルポリシロキサン、ジエチルポリシロキサン、メチルエ
チルポリシロキサン及びジフェニルポリシロキサン等を
挙げることができる。オルガノポリシロキサンの使用量
は、ポリプロピレン100重量部に対して0.5〜20重
量部、好ましくは2〜15重量部である。添加量が0.5
重量部未満では摩擦摩耗特性の改良が十分ではなく、2
0重量部を越えて添加しても摩擦摩耗特性に対する効果
が頭打ちとなり、経済的に不利となるばかりでなく、物
性の低下を招く傾向にある。
公知のものが何ら制限なく使用される。例えば、ジメチ
ルポリシロキサン、ジエチルポリシロキサン、メチルエ
チルポリシロキサン及びジフェニルポリシロキサン等を
挙げることができる。オルガノポリシロキサンの使用量
は、ポリプロピレン100重量部に対して0.5〜20重
量部、好ましくは2〜15重量部である。添加量が0.5
重量部未満では摩擦摩耗特性の改良が十分ではなく、2
0重量部を越えて添加しても摩擦摩耗特性に対する効果
が頭打ちとなり、経済的に不利となるばかりでなく、物
性の低下を招く傾向にある。
さらに、本発明ではジベンジリデンソルビトール類を併
用することが重要である。ジベンジリデンソルビトール
類としては、1.3,2.4−ジベンジリデンソルビトール;
1.3−クロルベンジリデン−2.4−メチルベンジリデンソ
ルビトール;1.3,2.4−ジ(メチルベンジリデン)ソル
ビトール、1.3,2.4−ジ(エチルベンジリデン)ソルビ
トール等のジ(アルキルベンジリデン)ソルビトールが
挙げられるが、そのうち特に1.3,2.4−ジ(メチルベン
ジリデン)ソルビトールが前記組み合わせにおいて好適
である。
用することが重要である。ジベンジリデンソルビトール
類としては、1.3,2.4−ジベンジリデンソルビトール;
1.3−クロルベンジリデン−2.4−メチルベンジリデンソ
ルビトール;1.3,2.4−ジ(メチルベンジリデン)ソル
ビトール、1.3,2.4−ジ(エチルベンジリデン)ソルビ
トール等のジ(アルキルベンジリデン)ソルビトールが
挙げられるが、そのうち特に1.3,2.4−ジ(メチルベン
ジリデン)ソルビトールが前記組み合わせにおいて好適
である。
ジベンジリデンソルビトール類の使用量は、ポリプロピ
レン100重量部に対して0.05〜2.0重量部、好ましく
は0.1〜1.0重量部である。使用量が0.05重量部未満では
オルガノポリシロキサンとの併用効果による摩擦摩耗特
性の改良結果が十分でなく、2重量部を越えて添加して
もその効果が頭打ちになり経済的に不利である。
レン100重量部に対して0.05〜2.0重量部、好ましく
は0.1〜1.0重量部である。使用量が0.05重量部未満では
オルガノポリシロキサンとの併用効果による摩擦摩耗特
性の改良結果が十分でなく、2重量部を越えて添加して
もその効果が頭打ちになり経済的に不利である。
本発明に於いては、前記した各成分の他にポリブテン−
1をポリプロピレン100重量部に対して1〜40重量
部、好ましくは5〜30重量部の範囲で添加すること
が、得られるポリプロピレン組成物を摺動材料として使
用したときの消音特性が改良されるために好ましい。ポ
リブテン−1としては、ブテン−1の単独重合体又はブ
テン−1が70モル%以上の共重合体が用いられる。
1をポリプロピレン100重量部に対して1〜40重量
部、好ましくは5〜30重量部の範囲で添加すること
が、得られるポリプロピレン組成物を摺動材料として使
用したときの消音特性が改良されるために好ましい。ポ
リブテン−1としては、ブテン−1の単独重合体又はブ
テン−1が70モル%以上の共重合体が用いられる。
また、本発明に於いては、前記した各成分の他に無機充
填材をポリプロピレン100重量部に対して1〜40重
量部、好ましくは3〜30重量部の範囲で添加すること
により、得られるポリプロピレン組成物に剛性を付与す
ることができる。無機充填材としては、炭酸カルシウ
ム、炭酸マグネシウム、水酸化カルシウム、水酸化マグ
ネシウム、タルク、クレー、シリカ、ガラス繊維、ホイ
スカー等の公知のものが何ら制限されずに採用される。
特にガラス繊維やホイスカー等の繊維状の無機充填材を
用いた場合には、得られるポリプロピレン組成物に高い
剛性を付与することができる。
填材をポリプロピレン100重量部に対して1〜40重
量部、好ましくは3〜30重量部の範囲で添加すること
により、得られるポリプロピレン組成物に剛性を付与す
ることができる。無機充填材としては、炭酸カルシウ
ム、炭酸マグネシウム、水酸化カルシウム、水酸化マグ
ネシウム、タルク、クレー、シリカ、ガラス繊維、ホイ
スカー等の公知のものが何ら制限されずに採用される。
特にガラス繊維やホイスカー等の繊維状の無機充填材を
用いた場合には、得られるポリプロピレン組成物に高い
剛性を付与することができる。
本発明のポリプロピレン組成物には、摩擦摩耗特性に悪
影響を与えない範囲で、公知の添加剤、例えば、酸化防
止剤、光安定剤、帯電防止剤、顔料等を配合しても良
い。
影響を与えない範囲で、公知の添加剤、例えば、酸化防
止剤、光安定剤、帯電防止剤、顔料等を配合しても良
い。
以上の説明より理解されるごとく、本発明のポリプロピ
レン組成物は、摩擦摩耗特性性に優れており、ギヤ、カ
ム等の摺動部品に有用な組成物である。
レン組成物は、摩擦摩耗特性性に優れており、ギヤ、カ
ム等の摺動部品に有用な組成物である。
以下、本発明を具体的に説明するため、実施例を示す
が、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。
が、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。
実施例1 メルトフローインデックス20g/10minのプロピレンの
単独重合体100重量部に、平均分子量が45万のジメ
チルポリシロキサン及び1.3,2.4−ジ(メチルベンジリ
デン)ソルビトールを表−1の割合で添加した組成物を
作った。この組成物を原料にして、150ton射出成形
機で外径25.6mm、内径20.0mm、高さ15mmの摩耗試験片
を作成した。摩耗試験は鈴木式摩擦摩耗試験機を使用
し、JIS K7218に従い、相手材料 で試験速度500mm/sec、試験荷重1kgf、試験距離3km
の試験条件で行い、試験前と試験後の試験片の重量差を
測定し、それを摩耗量とした。また、同時に摩擦係数の
測定も行った。結果を表−1に示した。
単独重合体100重量部に、平均分子量が45万のジメ
チルポリシロキサン及び1.3,2.4−ジ(メチルベンジリ
デン)ソルビトールを表−1の割合で添加した組成物を
作った。この組成物を原料にして、150ton射出成形
機で外径25.6mm、内径20.0mm、高さ15mmの摩耗試験片
を作成した。摩耗試験は鈴木式摩擦摩耗試験機を使用
し、JIS K7218に従い、相手材料 で試験速度500mm/sec、試験荷重1kgf、試験距離3km
の試験条件で行い、試験前と試験後の試験片の重量差を
測定し、それを摩耗量とした。また、同時に摩擦係数の
測定も行った。結果を表−1に示した。
実施例2 メルトフローインデックス20g/10minのプロピレンの
単独重合体100重量部に分子量30万のジエチルポリ
シロキサン及び1.3,2.4−ジベンジリデンソルビトール
を表−2の割合で添加した組成物を作った。この組成物
を原料にして、実施例1と同様な方法で摩耗試験片を作
成し、同一条件で摩擦摩耗試験を行った。結果を表−2
に示した。
単独重合体100重量部に分子量30万のジエチルポリ
シロキサン及び1.3,2.4−ジベンジリデンソルビトール
を表−2の割合で添加した組成物を作った。この組成物
を原料にして、実施例1と同様な方法で摩耗試験片を作
成し、同一条件で摩擦摩耗試験を行った。結果を表−2
に示した。
実施例3 メルトフローインデックス20g/10minのプロピレンの
単独重合体100重量部に分子量45万のジメチルポリ
シロキサン5重量部と表−3に示したジベンジリデンソ
ルビトール類0.3重量部を配合した組成物について、実
施例1と同様な方法で摩耗試験片を作成し、同一条件で
摩擦摩耗試験を行なった。その結果を表−3に示した。
単独重合体100重量部に分子量45万のジメチルポリ
シロキサン5重量部と表−3に示したジベンジリデンソ
ルビトール類0.3重量部を配合した組成物について、実
施例1と同様な方法で摩耗試験片を作成し、同一条件で
摩擦摩耗試験を行なった。その結果を表−3に示した。
実施例4 メルトフローインデックス20g/10minのプロピレンの
単独重合体100重量部に平均分子量45万のジメチル
ポリシロキサン、1.32.4−ジ(メチルベンジリデン)ソ
ルビトール及びブテン−1の単独重合体を表−4の割合
で添加した組成物を作った。この組成物を原料にして、
実施例1と同様な方法で摩耗試験片を作成し、同一条件
で摩擦摩耗試験を行った。さらに100×100×2.0
tの試験片を作成し、振動減衰法(技報堂「騒音対策ハ
ンドブック」で強制振動時における損失係数の測定を行
った。
単独重合体100重量部に平均分子量45万のジメチル
ポリシロキサン、1.32.4−ジ(メチルベンジリデン)ソ
ルビトール及びブテン−1の単独重合体を表−4の割合
で添加した組成物を作った。この組成物を原料にして、
実施例1と同様な方法で摩耗試験片を作成し、同一条件
で摩擦摩耗試験を行った。さらに100×100×2.0
tの試験片を作成し、振動減衰法(技報堂「騒音対策ハ
ンドブック」で強制振動時における損失係数の測定を行
った。
比較例 メルトフローインデックス20g/10minのプロピレンの
単独重合体100重量部に平均分子量が10,000のジメチ
ルポリシロキサン5重量部及び1.3,2.4−ジ(メチルベ
ンジリデン)ソルビトールを0.3重量部配合した組成物
について、実施例1と同様な方法で摩擦摩耗試験を行っ
た。その結果、摩耗量2.2mg、摩擦係数1.0であった。
単独重合体100重量部に平均分子量が10,000のジメチ
ルポリシロキサン5重量部及び1.3,2.4−ジ(メチルベ
ンジリデン)ソルビトールを0.3重量部配合した組成物
について、実施例1と同様な方法で摩擦摩耗試験を行っ
た。その結果、摩耗量2.2mg、摩擦係数1.0であった。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 53/00 LLW 7142−4J LLZ 7142−4J //(C08L 23/10 83:04 23:20) (C08L 51/06 83:04 23:20) (C08L 53/00 83:04 23:20)
Claims (2)
- 【請求項1】(a) ポリプロピレン 100重量部 (b) 平均分子量100,000以上のオルガノ ポリシロキサン 0.5〜20重量部 (c) ジベンジリデンソルビトール類 0.05〜2.0重量部 よりなるポリプロピレン組成物。
- 【請求項2】(a) ポリプロピレン 100重量部 (b) 平均分子量100,000以上のオルガノ ポリシロキサン 0.5〜20重量部 (c) ジベンジリデンソルビトール類 0.05〜2.0重量部 (d) ポリブテン−1 1〜40重量部 よりなるポリプロピレン組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63319368A JPH0633345B2 (ja) | 1988-12-20 | 1988-12-20 | ポリプロピレン組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63319368A JPH0633345B2 (ja) | 1988-12-20 | 1988-12-20 | ポリプロピレン組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02166142A JPH02166142A (ja) | 1990-06-26 |
| JPH0633345B2 true JPH0633345B2 (ja) | 1994-05-02 |
Family
ID=18109371
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63319368A Expired - Fee Related JPH0633345B2 (ja) | 1988-12-20 | 1988-12-20 | ポリプロピレン組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0633345B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2516283B2 (ja) * | 1991-03-27 | 1996-07-24 | 株式会社トクヤマ | ポリプロピレン樹脂成形品の製造方法 |
| JP4889136B2 (ja) * | 1999-12-09 | 2012-03-07 | 株式会社プライムポリマー | プロピレン系樹脂組成物 |
| JP7694137B2 (ja) * | 2021-05-12 | 2025-06-18 | 東洋製罐グループホールディングス株式会社 | プロピレン系樹脂組成物 |
-
1988
- 1988-12-20 JP JP63319368A patent/JPH0633345B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02166142A (ja) | 1990-06-26 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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