JPH0639010B2 - 鼓形ウオ−ムピニオンカツタ− - Google Patents
鼓形ウオ−ムピニオンカツタ−Info
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- JPH0639010B2 JPH0639010B2 JP61140981A JP14098186A JPH0639010B2 JP H0639010 B2 JPH0639010 B2 JP H0639010B2 JP 61140981 A JP61140981 A JP 61140981A JP 14098186 A JP14098186 A JP 14098186A JP H0639010 B2 JPH0639010 B2 JP H0639010B2
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- cutter
- worm
- tool
- pinion
- pinion cutter
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- 238000003801 milling Methods 0.000 description 9
- 238000000227 grinding Methods 0.000 description 6
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
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- 238000010791 quenching Methods 0.000 description 2
- 230000000171 quenching effect Effects 0.000 description 2
- 206010006514 bruxism Diseases 0.000 description 1
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- Gear Processing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、平面あるいは円錐面等の工具面で鼓形ウオ
ームギヤを創成する鼓形ウオームピニオンカッターに関
する。
ームギヤを創成する鼓形ウオームピニオンカッターに関
する。
〔従来の技術および問題点〕 従来、両工具で鼓形ウオームギヤを創成するには、
モータ20により駆動され工具ヘッド21に取付けられ
た平面あるいは円錐面等のフライス22で、鼓形ウオー
ムギヤ素材23をネジ切りしているが、創成時に、フラ
イスカッター22は鼓形ウオームギヤ素材23を断続切
削し、工具ヘッド本体21はカッター軸Oを中心に一定
角度の揺動運動を行い、工具ヘッド21の動きは揺動軌
道線の両端で速度0となる(第13図参照)。また、こ
れらのことは円筒ウオームギヤを面工具で創成するとき
も同様であるが、円筒ウオームギヤを素材24から創成
する場合は前記揺動運動がウオーム軸に平行な往復運動
となる(第14図参照)。
モータ20により駆動され工具ヘッド21に取付けられ
た平面あるいは円錐面等のフライス22で、鼓形ウオー
ムギヤ素材23をネジ切りしているが、創成時に、フラ
イスカッター22は鼓形ウオームギヤ素材23を断続切
削し、工具ヘッド本体21はカッター軸Oを中心に一定
角度の揺動運動を行い、工具ヘッド21の動きは揺動軌
道線の両端で速度0となる(第13図参照)。また、こ
れらのことは円筒ウオームギヤを面工具で創成するとき
も同様であるが、円筒ウオームギヤを素材24から創成
する場合は前記揺動運動がウオーム軸に平行な往復運動
となる(第14図参照)。
ところで、前記揺動では工具ヘッド21とウオーム軸X
1を支える部分との干渉が揺動運動の一端で生じやす
く、そのためフライス22を支える工具ヘッド21を小
さくする必要があり、鼓形ウオームギヤ用の工具ヘッド
21は円筒ウオームギヤ用のものと比べ剛性が低下す
る。このため鼓形ウオームギヤ素材23に大きな切り込
みを与えると振動発生の誘因となり、切削速度を上げる
ことが難しく、作業能率が悪い。
1を支える部分との干渉が揺動運動の一端で生じやす
く、そのためフライス22を支える工具ヘッド21を小
さくする必要があり、鼓形ウオームギヤ用の工具ヘッド
21は円筒ウオームギヤ用のものと比べ剛性が低下す
る。このため鼓形ウオームギヤ素材23に大きな切り込
みを与えると振動発生の誘因となり、切削速度を上げる
ことが難しく、作業能率が悪い。
従来の面工具は特定のウオームギヤ専用ではないの
で、ウオームギヤのサイズ、減速比が変わると第15図
に示すような中心距離eのセット、工具a、b寸法のセ
ット、工具傾け角δのセット等工具セッテイングのため
に多くの段取時間を必要とする。
で、ウオームギヤのサイズ、減速比が変わると第15図
に示すような中心距離eのセット、工具a、b寸法のセ
ット、工具傾け角δのセット等工具セッテイングのため
に多くの段取時間を必要とする。
また、円錐面工具を採用する場合、砥石の径とフライス
の径が違うとフライス切りした時のネジ歯形と研削した
時のネジ歯形に差を生じる。また一般に、フライス径は
小さい方が、また砥石径は大きい方が加工能率が良く、
両者の間に差が生じるのが普通である。このため、ウオ
ーム歯研の際、ウオーム軸焼入時の焼入歪の他に工具径
差による歯形差が必要研削代に加算される。従って必要
研削回数が増す原因となり、加工能率が上がらない1つ
の理由となっている。
の径が違うとフライス切りした時のネジ歯形と研削した
時のネジ歯形に差を生じる。また一般に、フライス径は
小さい方が、また砥石径は大きい方が加工能率が良く、
両者の間に差が生じるのが普通である。このため、ウオ
ーム歯研の際、ウオーム軸焼入時の焼入歪の他に工具径
差による歯形差が必要研削代に加算される。従って必要
研削回数が増す原因となり、加工能率が上がらない1つ
の理由となっている。
フライス切りした歯形精度は断続切削であり、施削
に比べ歯形精度が劣る。また面粗さも悪い。
に比べ歯形精度が劣る。また面粗さも悪い。
従来の面工具は特定のウオームギヤ専用ではないた
め、工具の先端にrを付けたり、工具途中に面取り用突
起を設けたりすることができない。
め、工具の先端にrを付けたり、工具途中に面取り用突
起を設けたりすることができない。
この発明は前記従来の問題点を解決するために案出され
たもので、ウオームネジ切り工程における加工能率の向
上、歯形精度の向上、ウオーム歯底のr付け、ウオーム
歯先の面取りを行うことができる鼓形ウオームピニオン
カッターを提供することを目的とする。
たもので、ウオームネジ切り工程における加工能率の向
上、歯形精度の向上、ウオーム歯底のr付け、ウオーム
歯先の面取りを行うことができる鼓形ウオームピニオン
カッターを提供することを目的とする。
本願第1発明の鼓形ウオームピニオンカッターは、平
面、円錐面等の面工具で創成される鼓形ウォームのネジ
歯切用ピニオンカッターにおいて、面工程と被切削面で
あるウォームのネジ面との接触線を該工具面に描くと
き、接触線を含む該工具面の範囲hを特定し、この間を
最大で前記ウォームと噛み合うホイールの歯数Z2に分
割し、それぞれの分割断面をピニオンカッターのそれぞ
れの切刃とし、かつ、該カッター切刃を前記工具面の分
割位置に対応する順位でピニオンカッター取付台に配置
してなることを特徴とする。
面、円錐面等の面工具で創成される鼓形ウォームのネジ
歯切用ピニオンカッターにおいて、面工程と被切削面で
あるウォームのネジ面との接触線を該工具面に描くと
き、接触線を含む該工具面の範囲hを特定し、この間を
最大で前記ウォームと噛み合うホイールの歯数Z2に分
割し、それぞれの分割断面をピニオンカッターのそれぞ
れの切刃とし、かつ、該カッター切刃を前記工具面の分
割位置に対応する順位でピニオンカッター取付台に配置
してなることを特徴とする。
また、本願第2発明の鼓形ウオームピニオンカッター
は、前記ピニオンカッター取付台が直径がウォームと噛
み合うホイールの歯底円径D2fに等しい円筒と、該円筒
の外周に水平方向に対して進み角β= tan-1(h/πD
2f)で螺旋状に設けられた台形ネジ溝Vと、該円筒の外
周に円筒軸に対して前記面工具の傾き角度δと同一角度
をなし、かつ最大で前記ホイールの歯数Z2分等角度に
配置された直線スリットWとからなることを特徴とす
る。
は、前記ピニオンカッター取付台が直径がウォームと噛
み合うホイールの歯底円径D2fに等しい円筒と、該円筒
の外周に水平方向に対して進み角β= tan-1(h/πD
2f)で螺旋状に設けられた台形ネジ溝Vと、該円筒の外
周に円筒軸に対して前記面工具の傾き角度δと同一角度
をなし、かつ最大で前記ホイールの歯数Z2分等角度に
配置された直線スリットWとからなることを特徴とす
る。
そして、更に望ましくは、ピニオンカッター取付台のス
リットWにカッター位置決め板を挿入し、カッターには
前記カッター位置決め板に突き当たる直線部を形成し
て、該直線部をカッター位置決め板に突き当てて面工具
の取付角度δを確保すると共に、台形ネジ溝Vとスリッ
トWの位相関係は任意とし、カッターの下に最大厚さΔ
S=h/(Z2 cos β)のシムを挟んで取付けるこ
と、さらに、カッターの歯先にはウォームネジ歯底切削
用円弧部分rを形成し、カッターの歯先よりウォームの
歯丈分離れた所にはウォームネジ面取り用直線部Cを設
けたことを特徴とする。
リットWにカッター位置決め板を挿入し、カッターには
前記カッター位置決め板に突き当たる直線部を形成し
て、該直線部をカッター位置決め板に突き当てて面工具
の取付角度δを確保すると共に、台形ネジ溝Vとスリッ
トWの位相関係は任意とし、カッターの下に最大厚さΔ
S=h/(Z2 cos β)のシムを挟んで取付けるこ
と、さらに、カッターの歯先にはウォームネジ歯底切削
用円弧部分rを形成し、カッターの歯先よりウォームの
歯丈分離れた所にはウォームネジ面取り用直線部Cを設
けたことを特徴とする。
以下、本発明を図面に示した実施例に基いて説明する。
この実施例は本発明を直接創成法による鼓形ウォームネ
ジ切りに採用した例を示すものである。
この実施例は本発明を直接創成法による鼓形ウォームネ
ジ切りに採用した例を示すものである。
第1図は本発明のピニオン形カッター組立図、第2図は
第1図の平面図であり、番号1はピニオンカッター取付
台、2はカッター、3はカッター位置決め板、4はカッ
ター高さ調整シム、5はカッター固定具、6は固定具締
付け用ボルトである。
第1図の平面図であり、番号1はピニオンカッター取付
台、2はカッター、3はカッター位置決め板、4はカッ
ター高さ調整シム、5はカッター固定具、6は固定具締
付け用ボルトである。
厚肉円盤状の取付台1の外周には、水平方向に対して進
み角βにて台形のネジ溝Vが螺旋状に約1巻形成されて
いる。
み角βにて台形のネジ溝Vが螺旋状に約1巻形成されて
いる。
このネジ溝V内にはカッター2とカッター固定具5が嵌
挿されており、カッター固定具5は固定具締付け用ボル
ト6により押圧支持されている。ところでネジ溝Vを構
成する2つの谷のうちの1つ(a)は水平方向に対し角度
α(10゜程度)の傾斜角を有しており、他方の谷(b)
は水平に形成されている。このようにネジ溝Vを構成す
る谷のひとつにテーパーを付けてあり、カッター固定具
5はカッター2とテーパー付きの谷aとの間に嵌挿され
ているので、固定具締付け用ボルト6を締め込むことに
より、カッター2はカッター固定具5に押されてネジ溝
V内に確実に固定される。また固定具締付け用ボルト6
を緩めれば、カッター2、カッター固定具5の着脱を容
易に行うことができる。
挿されており、カッター固定具5は固定具締付け用ボル
ト6により押圧支持されている。ところでネジ溝Vを構
成する2つの谷のうちの1つ(a)は水平方向に対し角度
α(10゜程度)の傾斜角を有しており、他方の谷(b)
は水平に形成されている。このようにネジ溝Vを構成す
る谷のひとつにテーパーを付けてあり、カッター固定具
5はカッター2とテーパー付きの谷aとの間に嵌挿され
ているので、固定具締付け用ボルト6を締め込むことに
より、カッター2はカッター固定具5に押されてネジ溝
V内に確実に固定される。また固定具締付け用ボルト6
を緩めれば、カッター2、カッター固定具5の着脱を容
易に行うことができる。
円筒形状の取付台1の直径はウォームと噛み合うホイー
ルの歯底内径D2fに等しく、この取付台1に台形ネジ溝
Vを形成する工具の動きの一例を第3図、第4図に示
す。すなわち取付台1をワークとしてその円筒の軸まわ
りに回転させるとき、面工具は円筒長さlの1/2の所で
円筒に接し、円筒軸に対し角度δ(δ=面工具傾き角)
をなす直線方向にピッチP=h/cos δで進行する。
ルの歯底内径D2fに等しく、この取付台1に台形ネジ溝
Vを形成する工具の動きの一例を第3図、第4図に示
す。すなわち取付台1をワークとしてその円筒の軸まわ
りに回転させるとき、面工具は円筒長さlの1/2の所で
円筒に接し、円筒軸に対し角度δ(δ=面工具傾き角)
をなす直線方向にピッチP=h/cos δで進行する。
このhは以下に述べるように決定する。ウォーム7とネ
ジ創成工具である鼓形ウォームピニオンカッターのホイ
ール8とは第5図に示すような接触線で接する。この図
中の接触線に付した数値は第13図に示す工具の回転角
θである。工具の回転角θが±20゜程度の間で変わる
とすれば、この範囲での創成工具の全接触域は第5図に
示すようになるので、hはこの範囲を包含する。ここで
ウォーム7とウォームホイール8の共通垂線(=y軸)
およびウォーム軸(=x軸)に平行な平面Tを考え、y
軸と面Tの距離をSとする。反対歯面についても同様の
接触線が現われる(第5図の破線)から、結局必要な工
具範囲はウォームホイール8の軸方向に測り、h=2S
となる。このようにしてできる台形ねじ溝Vの進み角β
は となる。
ジ創成工具である鼓形ウォームピニオンカッターのホイ
ール8とは第5図に示すような接触線で接する。この図
中の接触線に付した数値は第13図に示す工具の回転角
θである。工具の回転角θが±20゜程度の間で変わる
とすれば、この範囲での創成工具の全接触域は第5図に
示すようになるので、hはこの範囲を包含する。ここで
ウォーム7とウォームホイール8の共通垂線(=y軸)
およびウォーム軸(=x軸)に平行な平面Tを考え、y
軸と面Tの距離をSとする。反対歯面についても同様の
接触線が現われる(第5図の破線)から、結局必要な工
具範囲はウォームホイール8の軸方向に測り、h=2S
となる。このようにしてできる台形ねじ溝Vの進み角β
は となる。
次に取付台1の外周には軸心と傾き角δをなすスリット
Wがウォームと噛み合うホイールの歯数Z2分だけ等角
度に入っている。スリットWの中線と円筒軸との共通垂
線は円筒長さlの1/2の面内に位置させる。換言すれ
ば、スリットWは円筒取付台に円筒長さlの1/2で接
し、かつこの軸心に傾き角δをなすような直線に幅と奥
行きを持たせたものといえる。このスリットWは割出盤
とスロッター等で加工することができる。スリットWに
はカッター位置決め板3が嵌入される。
Wがウォームと噛み合うホイールの歯数Z2分だけ等角
度に入っている。スリットWの中線と円筒軸との共通垂
線は円筒長さlの1/2の面内に位置させる。換言すれ
ば、スリットWは円筒取付台に円筒長さlの1/2で接
し、かつこの軸心に傾き角δをなすような直線に幅と奥
行きを持たせたものといえる。このスリットWは割出盤
とスロッター等で加工することができる。スリットWに
はカッター位置決め板3が嵌入される。
次に第6図に基いてカッター2について説明する。切刃
形状e、fは、ウォームネジ創成工具が円錐面である場
合双曲線となり、カッター先端幅は一定であるが、創成
工具の分割断面位置により断面形状が違ってくる。一方
平面工具である場合は分割断面位置が変わっても同一の
直線歯形となる。
形状e、fは、ウォームネジ創成工具が円錐面である場
合双曲線となり、カッター先端幅は一定であるが、創成
工具の分割断面位置により断面形状が違ってくる。一方
平面工具である場合は分割断面位置が変わっても同一の
直線歯形となる。
前述のとおり、創成工具とウォームネジ面の接触線の出
る範囲は、ウオームと噛み合うホイールの軸Z方向に測
り共通垂線(=y軸)を挟み上下にSずつである。そこ
で第7図に示すように創成工具2S(=h)の区間を、
平面Tに対し傾き角βをなす平面Rでホイールの歯数Z
2等分する。平面Rが切断する工具断面の側部がe、f
の形状となる。そしてこのようなZ2個のカッター2を
創成工具の分割位置に対応する順位で取付台1に取付け
て、ピニオンカッターを作成する。
る範囲は、ウオームと噛み合うホイールの軸Z方向に測
り共通垂線(=y軸)を挟み上下にSずつである。そこ
で第7図に示すように創成工具2S(=h)の区間を、
平面Tに対し傾き角βをなす平面Rでホイールの歯数Z
2等分する。平面Rが切断する工具断面の側部がe、f
の形状となる。そしてこのようなZ2個のカッター2を
創成工具の分割位置に対応する順位で取付台1に取付け
て、ピニオンカッターを作成する。
次にカッター2を取付台1に精度良く取付ける手順につ
いて説明する。このとき進み角βの台形ねじ溝Vと傾き
角δのスリットWとは相互の位相には無関係に創出す
る。そして各スリットWにカッター位置決め板3を挿入
し、カッター厚さと同じダミーバイト9をカッター位置
決め板3に圧し付け、カッター固定具5、固定具締付け
用ボルト6により取付台1に固定する。そして第8図〜
第10図に示すように基準ゲージ10をダミーバイト9
の上に立てる。
いて説明する。このとき進み角βの台形ねじ溝Vと傾き
角δのスリットWとは相互の位相には無関係に創出す
る。そして各スリットWにカッター位置決め板3を挿入
し、カッター厚さと同じダミーバイト9をカッター位置
決め板3に圧し付け、カッター固定具5、固定具締付け
用ボルト6により取付台1に固定する。そして第8図〜
第10図に示すように基準ゲージ10をダミーバイト9
の上に立てる。
こ基準ゲージ10は例えば分割する創成工具の一番上
(分割Z2番目)の断面より取付台1の上端面Kまでの
高さに等しく設定する。そして基準ゲージ10上端とK
平面との距離Δlを測る。数ケ所位置を変えてΔlを測
定し、そのうちK平面より下方に測ってΔlが最小とな
る位置を見出しΔlを決定する。このとき作成すべきシ
ム厚さΔSは、第11図に示すように で求められる。この厚さΔSのシムを全カッター2、2
…の下に敷き、カッター2の直線部をカッター位置決め
板3に圧し当てつつ台形ネジ溝Vにこのカッター2を固
定する。カッター突出量調整は、第12図に示すように
取付台1軸心よりRcの所に突出部11′を有する治具
11を作れば、カッター2を精度良くセットすることが
できる。
(分割Z2番目)の断面より取付台1の上端面Kまでの
高さに等しく設定する。そして基準ゲージ10上端とK
平面との距離Δlを測る。数ケ所位置を変えてΔlを測
定し、そのうちK平面より下方に測ってΔlが最小とな
る位置を見出しΔlを決定する。このとき作成すべきシ
ム厚さΔSは、第11図に示すように で求められる。この厚さΔSのシムを全カッター2、2
…の下に敷き、カッター2の直線部をカッター位置決め
板3に圧し当てつつ台形ネジ溝Vにこのカッター2を固
定する。カッター突出量調整は、第12図に示すように
取付台1軸心よりRcの所に突出部11′を有する治具
11を作れば、カッター2を精度良くセットすることが
できる。
なお、第5図に示すようにウォームホイールとウォーム
7との共通垂直(=y軸)より下側(第7図においては
断面Q−Qより下側の断面)では、カッター2のeの側
にしか接触線が出ず、逆にQ−Q断面より上側ではカッ
ター2のfの側にしか接触線が出ない。従ってカッター
セッティングの際断面Q−Qより下に相当するカッター
2はh面を、断面Q−Qより上にに相当するカッター2
はg面を、カッター位置決め板3に圧し付けるようにす
る。
7との共通垂直(=y軸)より下側(第7図においては
断面Q−Qより下側の断面)では、カッター2のeの側
にしか接触線が出ず、逆にQ−Q断面より上側ではカッ
ター2のfの側にしか接触線が出ない。従ってカッター
セッティングの際断面Q−Qより下に相当するカッター
2はh面を、断面Q−Qより上にに相当するカッター2
はg面を、カッター位置決め板3に圧し付けるようにす
る。
以上の構成を有する鼓形ウォームピニオンカッターは、
サイズ、減速比毎に固有のものとなる。
サイズ、減速比毎に固有のものとなる。
以下、この鼓形ウォームピニオンカッターによるウォー
ムネジ切り作業の手順について説明する。
ムネジ切り作業の手順について説明する。
鼓形ウオームピニオンカッターをホブ盤テーブル中
心にセットする。
心にセットする。
ホブ軸の所にウォーム素材をセットする。
中心距離eをセットする。
芯高を合わせる。
減速比を合わせる。
加工条件をカットし、ネジ切り作業を開始する。
なお、できあがるウォームねじは、歯底に適度の大きさ
のrが、歯先に面取りCがそれぞれ付き、工具のセッテ
ィング誤差がないとき面粗さは理論上 (但しP=Rc・tan γ・ΔC=h/z2)の多角形誤
差を生ずる。しかし、ここでRc=115、r=77
゜、h=80、Z2=30とすると、Δh=1.8 μとな
るので、実際にはこの多角形誤差Δhは無視できるほど
小さい。
のrが、歯先に面取りCがそれぞれ付き、工具のセッテ
ィング誤差がないとき面粗さは理論上 (但しP=Rc・tan γ・ΔC=h/z2)の多角形誤
差を生ずる。しかし、ここでRc=115、r=77
゜、h=80、Z2=30とすると、Δh=1.8 μとな
るので、実際にはこの多角形誤差Δhは無視できるほど
小さい。
〔発明の効果〕 純切削能率が同時かみ合歯数倍となり、従来のどの
カッターよりも良い。
カッターよりも良い。
フライスカッター使用時の多くの段取り作業が不要
となる。
となる。
鼓形ウォームピニオンカッターの元の工具を研削砥
石とすれば、ねじ切り歯形と研削歯形の間に誤差がなく
なる。
石とすれば、ねじ切り歯形と研削歯形の間に誤差がなく
なる。
上記〜に述べた理由により大幅な能率アップが
可能である。
可能である。
鼓形のウォームピニオンカッターは施削カッターの
一種であるため、面粗度も良く、歯形精度も良い。
一種であるため、面粗度も良く、歯形精度も良い。
サイズ、減速比毎の専用ピニオンカッターとなるた
め、速度の大きさの歯底のr付けと歯先の面取りを同時
に行うことができる。
め、速度の大きさの歯底のr付けと歯先の面取りを同時
に行うことができる。
第1図は鼓形ウォームピニオンカッターの組立図、第2
図は第1図の平面図、第3図は工具の動きを示す正面
図、第4図は第3図の平面図、第5図はウォームと創成
工具との接触線を示す側面図、第6図はカッターの平面
図、第7図は創成工具の区間hとZ2等分に分割される
区間との関係を示す側面図、第8図は基準バーの取付位
置を示す正面図、第9図は第8図の平面図、第10図は
第8図の側面図、第11図はΔlとΔSの関係を示す
図、第12図はピニオンカッター取付台とカッターセッ
ティング治具との取付関係を示す正面図、第13図、第
14図は従来の面工具を示す平面図、第15図は従来の
面工具の軸位置関係を示す図である。 1……ピニオンカッター取付台、2……カッター、3…
…カッター位置決め板、4……カッター高さ調整シム、
5……カッター固定具、6……固定具締付け用ボルト、
7……ウオーム、8……ウオームホイール、9……ダミ
ーバイト、10……基準ゲージ、11……カッターセッ
ティング治具、20……モータ、21……工具ヘッド、
22……フライス、23……鼓形ウォーム素材、24…
…円筒ウォーム素材、β……進み角、V……ネジ溝、α
……テーパ角、a,b……谷、D2f……ウォームホイール
歯底円径、δ……面工具取付角、θ……回転角、γ……
円錐面工具半頂角、W……スリット、e,f……切刃形
状、ΔS……シム厚さ。
図は第1図の平面図、第3図は工具の動きを示す正面
図、第4図は第3図の平面図、第5図はウォームと創成
工具との接触線を示す側面図、第6図はカッターの平面
図、第7図は創成工具の区間hとZ2等分に分割される
区間との関係を示す側面図、第8図は基準バーの取付位
置を示す正面図、第9図は第8図の平面図、第10図は
第8図の側面図、第11図はΔlとΔSの関係を示す
図、第12図はピニオンカッター取付台とカッターセッ
ティング治具との取付関係を示す正面図、第13図、第
14図は従来の面工具を示す平面図、第15図は従来の
面工具の軸位置関係を示す図である。 1……ピニオンカッター取付台、2……カッター、3…
…カッター位置決め板、4……カッター高さ調整シム、
5……カッター固定具、6……固定具締付け用ボルト、
7……ウオーム、8……ウオームホイール、9……ダミ
ーバイト、10……基準ゲージ、11……カッターセッ
ティング治具、20……モータ、21……工具ヘッド、
22……フライス、23……鼓形ウォーム素材、24…
…円筒ウォーム素材、β……進み角、V……ネジ溝、α
……テーパ角、a,b……谷、D2f……ウォームホイール
歯底円径、δ……面工具取付角、θ……回転角、γ……
円錐面工具半頂角、W……スリット、e,f……切刃形
状、ΔS……シム厚さ。
Claims (4)
- 【請求項1】平面、円錐面等の面工具で創成される鼓形
ウォームのネジ歯切用ピニオンカッターにおいて、面工
具と被切削面であるウォームのネジ面との接触線を該工
具面に描くとき、接触線を含む該工具面の範囲hを特定
し、この間を最大で前記ウォームと噛み合うホイールの
歯数Z2に分割し、それぞれの分割断面をピニオンカッ
ターのそれぞれの切刃とし、かつ、該カッター切刃を前
記工具面の分割位置に対応する順位でピニオンカッター
取付台に配置してなることを特徴とする鼓形ウォームピ
ニオンカッター。 - 【請求項2】前記ピニオンカッター取付台が直径がウォ
ームと噛み合うホイールの歯底円径D2fに等しい円筒
と、該円筒の外周に水平方向に対して進み角β= tan-1
(h/πD2f)で螺旋状に設けられた台形ネジ溝Vと、
該円筒の外周に円筒軸に対して前記面工具の傾き角度δ
と同一角度をなし、かつ最大で前記ホイールの歯数Z2
分等角度に配置された直線スリットWとからなることを
特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の鼓形ウォーム
ピニオンカッター。 - 【請求項3】ピニオンカッター取付台のスリットWにカ
ッター位置決め板を挿入し、カッターには前記カッター
位置決め板に突き当たる直線部を形成して該直線部をカ
ッター位置決め板に突き当てて面工具の傾き角度δを確
保すると共に、台形ネジ溝VとスリットWの位相関係は
任意とし、カッターの下に最大厚さΔS=h/(Z2 c
os β)のシムを挟んでなる特許請求の範囲第2項に記
載の鼓形ウォームピニオンカッター。 - 【請求項4】カッターの歯先にウォームネジ歯底切削用
円弧部分rを形成し、カッターの歯先よりウォームの歯
丈分離れた所にウォームネジ面取り用直線部Cを設けて
ある特許請求の範囲第2項に記載の鼓形ウォームピニオ
ンカッター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61140981A JPH0639010B2 (ja) | 1986-06-17 | 1986-06-17 | 鼓形ウオ−ムピニオンカツタ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61140981A JPH0639010B2 (ja) | 1986-06-17 | 1986-06-17 | 鼓形ウオ−ムピニオンカツタ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62297016A JPS62297016A (ja) | 1987-12-24 |
| JPH0639010B2 true JPH0639010B2 (ja) | 1994-05-25 |
Family
ID=15281351
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61140981A Expired - Lifetime JPH0639010B2 (ja) | 1986-06-17 | 1986-06-17 | 鼓形ウオ−ムピニオンカツタ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0639010B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0729243B2 (ja) * | 1989-03-03 | 1995-04-05 | 住友重機械工業株式会社 | 高速鼓形ウォームねじ切盤 |
| JP2008264884A (ja) * | 2007-04-16 | 2008-11-06 | Shin Ei Tech:Kk | 鼓形ウォームの製造方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS48104190A (ja) * | 1972-04-13 | 1973-12-27 |
-
1986
- 1986-06-17 JP JP61140981A patent/JPH0639010B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62297016A (ja) | 1987-12-24 |
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