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JPH0646698B2 - 超電導スレーブフリップフロップ - Google Patents
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JPH0646698B2 - 超電導スレーブフリップフロップ - Google Patents

超電導スレーブフリップフロップ

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Publication number
JPH0646698B2
JPH0646698B2 JP63144756A JP14475688A JPH0646698B2 JP H0646698 B2 JPH0646698 B2 JP H0646698B2 JP 63144756 A JP63144756 A JP 63144756A JP 14475688 A JP14475688 A JP 14475688A JP H0646698 B2 JPH0646698 B2 JP H0646698B2
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JP
Japan
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terminal
magnetic flux
interference type
type circuit
flux quantum
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JP63144756A
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雄治 波多野
英幸 永石
潮 川辺
幹夫 平野
博之 森
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工業技術院長
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は超電導フリップフロップ回路に係り、特に交流
電源駆動ジョセフソン回路に好適なフリップフロップ回
路に関する。
〔従来の技術〕
交流電源駆動ジョセフソン回路では電源電流の周期間に
情報を受渡すマスタースレーブフリップフロップ回路が
必要となる。ジョセフソン回路を駆動するための電源電
流はゼロの値付近の過渡部分とその間の定常部分とから
なる。組合せ回路の論理の進行は定常部分の間に行なわ
れるがその保持情報は過渡部分にリセットされる。従っ
て過渡部分の間、データを保持しているマスタースレー
ブフリップフロップが必要になる。マスタースレーブフ
リップフロップ回路としては、エー・ダビッドソンが
“ア ジョセフソン ラッチ”アイ・イー・イー・イ
ー,ジャーナル オブ ソリッドステート サーキッ
ツ,13巻5号,1978年10月 第583〜590
頁(A.Davidson,“A Josephson Latch”IEEE
Journal of Solid-State Circuits,Vol,SC−1
3,No.5,October 1978,pp・583−590)
にて詳細に論じているように、交流電源の前の定常部分
で確定したデータ入力の値を次の過渡部分が終るまで保
持するマスターフリップフロップと、定常部分の開始部
で該マスターフリップフロップの出力を読み出し、その
出力の値に対応した出力値を定常部分の間保持するスレ
ーブフリップフロップとで構成するのが一般的である。
ここで、同文献に記載のスレーブフリップフロップで
は、磁束量子干渉型回路(Josephson Interferometer;
以下JIと略記する。)2個を用い、第1のJIの出力
電流を第2のJIの駆動電流(電源電流)とし、第1及
び第2のJIの両方に制御線入力が加えられた時に第2
のJIの出力電流が得られるワイアド・アンド型のゲー
ト構造が採用されている。
このワイアド・アンド型ゲートの詳細な構造と問題点を
第2図を用いて説明する。
ここではJIとして第1の端子から第2の端子に駆動電
流(電源電流)を流している時に第3の端子から第4の
端子に向けて制御線入力を与えた時に第1の端子と第2
の端子の間が超電導状態から電圧状態に遷移する方式の
ものが使用されている。
第2図で第1のJI(以下入力段JIとする)211の
第1の端子には電源母線201から抵抗204と205
を介して交流電源電流が給電されている。第2のJI
(以下出力段JIとする)213の第1の端子には同じ
く抵抗204と206を介して交流電源電流が給電され
ている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ここで問題となるのいは第2図のワイアド・アンド型ゲ
ートにおいて、入力段JI211または213が零電圧
状態から電圧状態にスイッチしても出力段JI214ま
たは213への制御線入力が必ずしも充分に低く遮断さ
れないことである。入力段JI211,212のスイッ
チ後のそれ自身の等価抵抗値は抵抗206に比べて無限
に大きいわけではない。特に入力段JI211がスイッ
チした後、出力段JI213もスイッチした状態では入
力段JIからみた負荷抵抗は抵抗206と207の和と
なり、入力段JI211自身の中をある程度の電源電流
が流れ、出力段JI214の制御線に至るようになる。
そしてこの状態で他方の入力段JI212に制御線入力
が加えられてスイッチし、出力段JI214に電源電流
が転送されると、出力段JI214が誤スイッチしやす
い状態になる。
本発明の目的は入力段JIがスイッチした後で出力段J
Iの制御線電流を充分に小さくまで遮断できるようなス
レーブフリップフロップを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は入力段JI211と出力段JI213の間に
緩衝段JIを挿入することにより達成される。
〔作用〕
スレーブフリップフロップにおける緩衝段JIの作用を
第3図を用いて説明する。緩衝段JI301の第1の端
子には電源母線201から抵抗304と305を介して
交流電源電流が給電されている。緩衝段JI301の第
2の端子は接地されている。入力段JI211の出力信
号線306は緩衝段JI301の制御線を経由して負荷
抵抗303で終端されている。抵抗304と305の接
続点310からは抵抗206を介して出力段JI213
にも交流電源電流が給電されている。
交流電源立上り時に端子202にセット入力が加わって
いると入力段JI211が零電圧状態から電圧状態にス
イッチし、出力信号線306に出力電流が流れ緩衝段J
I301も零電圧状態から電圧状態にスイッチする。す
ると緩衝段JI301に給電されていた電源電流が出力
段JI213に転送される。この時、端子203にリセ
ット入力が存在せず、入力段JI212が零電圧状態に
あると、出力段JI213の制御線には電流が流れてい
る。このため出力段JI213も零電圧状態から電圧状
態にスイッチし負荷抵抗207に出力電流が流れる。
ここで入力段JI211からみた負荷は抵抗303だけ
であり、出力段JI213がスイッチしてもその影響が
入力段JI211にもどってくることはない。このため
入力段JI211がスイッチした後の出力段JI214
の制御線電流は常に低く保たれる。
出力段JI213の出力電流振幅を大きくとるためには
抵抗305の値を抵抗206の値の1/4〜1/3程度にまで
引上げる必要がある。すると緩衝段JIスイッチ後も、
同JIにかなりの電源電流が残留するが、これは他に影
響を与えることはない。このために出力段JI213の
出力電流振幅を充分に大きくとることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。入力
段JI211,212、緩衝段JI301,302及び
出力段JI213,214はそれぞれ第4図に構造を示
すところの3接合型JIである。同JIは第1の端子4
02から第2の端子403に向って電源電流を供給した
状態で第3の端子404と第4の端子405の間に制御
線電流を印加するとこにより第5の端子401と第2の
端子403の間が零電圧状態から電圧状態に変化する。
このJIの制御線電流印加時の閾値電流値(零電圧状態
を保ったままで流せる最大の電源電流の値)を低く抑え
るために、デバイスインダクタンス406〜409はで
きるだけ小さい値が選ばれ、これを補償するために緩衝
段JI301,302及び出力段JI213,214で
は制御線電流が2重巻に結合されている。
第1図のスレーブFFでは入力段JI211の第2の端
子111と接地点の間にダンピング抵抗121が挿入さ
れている。このダンピング抵抗は出力段JI214の制
御線インダクタンスと入力段JI211の寄生容量とで
スイッチング時に共振が起きるのを防ぎ、出力信号線3
06に乱れのない出力電流を伝える働きを有する。
第5図には本発明の別の実施例を示す。同図でジョセフ
ソン接合501は抵抗121,502とともに、ジョセ
フソン接合501の閾値電流値以下の電流を接地点にバ
イパスし、出力段JI214の制御線電流を完全にゼロ
にする働きを有する。入力段JIスイッチ後は大部分の
電源電流は負荷抵抗303に転送されるが若干量はその
まま残留して節点111から接地点へと向う。第1図の
構成ではこの電流がそのまま出力段JI214の制御線
に流れていた。しかし第5図の構成ではこの残留制御線
電流を0に抑えられ出力段JI214の誤動作を防止で
きる。
第6図には本発明のさらに別の実施例を示す。同図では
出力段JI213,214としてデバイスインダクタン
スの値が大きいものが選ばれており、1重巻の制御線電
流によってでも素子がスイッチ可能である。そして入力
段JI211の第2の端子111から接地点614に向
う電流路611は出力段JI213,214の制御線を
それぞれ1重巻ずつ経由している。また入力段JI21
2の第2の端子112から接地点613に向う電流路6
12は、電流路611とは逆向きに、出力段JI21
3,214の制御線をそれぞれやはり1重巻ずつ経由し
ている。
同図で交流電源立上り時に入力段JI211がスイッチ
したとする。すると電流路611に流れていた電源電流
は入力段JI211の出力電流路306に転送される。
すると緩衝段JI301の制御線にその出力電流が流
れ、同JIがスイッチする。すると出力段JI213に
電源電流が転送されてくる。ここで入力段JI212が
まだスイッチしていないとすると電流路612には電源
電流が流れ続けている。このため出力段JI213がス
イッチする。その後で他方の入力段JI212がスイッ
チしたとすると、同様の順序で出力段JI214に電源
電流が転送されてくるが、すでに電流路611,612
の両方の電流は遮断されているので出力段JI214は
スイッチすることはない。ここで実際には電流路61
1,612に残留している電流が僅かながら存在する。
しかしそれらの大きさは等しく、出力段JI214の制
御線内では打消し合って完全にゼロにする方向で働くの
で、出力段JI214の誤動作を完全に防止できるので
ある。なお緩衝段JI301,302の制御線に並列に
挿入されている抵抗601,602は入力段JI21
1,212から緩衝段JI301,302へのスイッチ
ングの伝搬を遅らせ出力段JIの制御線電流が消失する
よりも早く電源電流が転送されてくるのを防ぐ働きがあ
る。
第7図には以上述べてきたスレーブFFの出力電流振幅
のさらなる増幅法を示す。出力段JI213の出力は抵
抗701を介してジョセフソン接合703に挿入され
る。一方ジョセフソン接合703には給電抵抗705を
介しても電源電流が供給されており、両者を併せて増幅
された出力電流が負荷抵抗207に流れていく。
〔発明の効果〕
以上説明した如く、本発明によれば、誤動作を起すこと
なく出力電流振幅の大きいスレーブフリップフロップを
提供できるので、フリップフロップを含むジョセフソン
集積回路の動作マージンを大きく向上させる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す回路図、第2図は従来
技術を示す図、第3図は本発明の原理構成を示す図、第
4図は第1図で用いている3接合型JIの回路図、第5
図及び第6図はそれぞれ本発明の別の実施例を示す回路
図、第7図は本発明のさらに他の実施例を示す図であ
る。 211,212……入力段JI、 213,214……出力段JI、 301,302……緩衝段JI、 204,206,304……給電抵抗、 303,207……負荷抵抗、 201……交流電源母線、 121,122……ダンピング抵抗。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 博之 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 審査官 石井 研一 (56)参考文献 特開 昭59−183523(JP,A) 特開 昭59−210722(JP,A) 特開 昭61−261916(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の端子から第2の端子に駆動電流を流
    した状態で第3の端子から第4の端子に向けて制御電流
    を流すことにより第2の端子と第5の端子との間を零電
    圧状態から電圧状態にスイッチせしめる第1乃至第6の
    6個の磁束量子干渉型回路を含み、第1,第2,第3,
    第4の磁束量子干渉型回路の各第1の端子に交流電源電
    流が供給され、第1の磁束量子干渉型回路の第2の端子
    が第6の磁束量子干渉型回路の第3の端子に接続され、
    第2の磁束量子干渉型回路の第2の端子が第5の磁束量
    子干渉型回路の第3の端子に接続され、第1の磁束量子
    干渉型回路の第5の端子が第3の磁束量子干渉型回路の
    第3の端子に接続され、第2の磁束量子干渉型回路の第
    5の端子が第4の磁束量子干渉型回路の第3の端子に接
    続され、第3の磁束量子干渉型回路の第4の端子が抵抗
    を介して接地され、第4の磁束量子干渉型回路の第4の
    端子が抵抗を介して接地され、第3の磁束量子干渉型回
    路の第1の端子が抵抗を介して第5の磁束量子干渉型回
    路の第1の端子に接続され、第4の磁束量子干渉型回路
    の第1の端子が抵抗を介して第6の磁束量子干渉型回路
    の第1の端子に接続され、第3の磁束量子干渉型回路の
    第2の端子、第4の磁束量子干渉型回路の第2の端子、
    第5の磁束量子干渉型回路の第2と第4の端子、第6の
    磁束量子干渉型回路の第2と第4の端子が接地されてお
    り、第1の磁束量子干渉型回路の第3の端子から第4の
    端子に至る電流路にセット入力を加え、第2の磁束量子
    干渉型回路の第3の端子から第4の端子に至る電流路に
    リセット入力を加え、第5の磁束量子干渉型回路の第5
    の端子から真値出力を取り出し、第6の磁束量子干渉型
    回路の第5の端子から補値出力を取り出すことを特徴と
    する超電導スレーブフリップフロップ。
JP63144756A 1988-06-14 1988-06-14 超電導スレーブフリップフロップ Expired - Lifetime JPH0646698B2 (ja)

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