Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JPH0647552B2 - クマ笹エキスの抽出法 - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JPH0647552B2 - クマ笹エキスの抽出法 - Google Patents

クマ笹エキスの抽出法

Info

Publication number
JPH0647552B2
JPH0647552B2 JP3012499A JP1249991A JPH0647552B2 JP H0647552 B2 JPH0647552 B2 JP H0647552B2 JP 3012499 A JP3012499 A JP 3012499A JP 1249991 A JP1249991 A JP 1249991A JP H0647552 B2 JPH0647552 B2 JP H0647552B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chlorophyll
bear bamboo
bear
extract
leaves
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3012499A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04235131A (ja
Inventor
誠 伊東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP3012499A priority Critical patent/JPH0647552B2/ja
Publication of JPH04235131A publication Critical patent/JPH04235131A/ja
Publication of JPH0647552B2 publication Critical patent/JPH0647552B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Medicines Containing Plant Substances (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クマ笹の葉緑素を破壊
しないで、葉緑素を主成分とするクマ笹エキスの抽出法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種従来の技術は湯煎であり、クマ笹
葉を1ヶ月以上自然乾燥し、細く剪断し、例えば水1,
000ccにクマ笹葉500gを入れ200ccになる
まで煮つめ、更に、これに湯水を加えて1,000cc
となし、再び200ccになるまで煮つめ、この湯煎作
業を5回繰返してクマ笹葉内成分を抽出し、当該抽出液
の上下の滓をすてて茶褐色の上澄液を得るという湯煎抽
出法が採用されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来からクマ笹エキス
は人間のいろいろの病気に効くというのでその治療のた
め、漢方及び民間において使用され、西洋医学の大学病
院や学会などにおいても研究が進められていることはよ
く知られている。(株式会社21世紀出版、昭和59年
11月1日発行、発売元株式会社健友館、「クマ笹の秘
密」大和生物研究所所長大泉和也著筑波大学名誉教授・
医博杉靖三郎監修)(発売、株式会社花神社、東京都千
代田区猿楽町2−2−5.著者大谷孝吉「クマ笹の不思
議な効用」企画・製作ジャパン・ヒルズ出版局)
【0004】然しながらクマ笹エキスのうち多くの薬理
作用、生理作用を有する葉緑素
【図1】
【化1】 (葉緑素が薬理作用を有することは研究の結果世界各国
で認められている。)は、従来の抽出方法においては、
クマ笹葉の乾燥及び抽出の過程においてマグネシゥムイ
オンが完全に破壊されてしまうのでその薬理作用、生理
作用が期待できなくなり、このマグネシゥムイオンを鉄
イオンに置き換えて鉄クロロフィリンとなし使用してい
るのが現状である
【図2】
【化2】
【0005】そこで本発明においては、薬理作用及び生
理作用において人体に最も有効な葉緑素即ちマグネシゥ
ムイオンが自然のまま存在する葉緑素を含むクマ笹エキ
スの抽出手段をここに提供せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するため、クマ笹葉の乾燥や湯煎抽出過程において、
クマ笹葉内に含まれる葉緑素(クロロフィル)を分解す
る酵素(フェニルアラニンアンモリア−ゼ及びクロロフ
ィラ−ゼ)を不活性化して葉緑素の破壊を防止し、然る
後当該クマ笹葉からエチルアルコ−ル抽出によって葉緑
素を主成分とするクマ笹エキスを抽出せんとするもので
ある。
【0007】即ち、重炭酸ナトリウム、塩化ナトリウ
ム、炭酸ナトリウムの混合水溶液を処理液となし、当該
処理液を70℃以上80℃以下に加熱し、当該温度を保
持しつつ処理液にクマ笹葉を投入して適宜時間撹拌処理
し、しかる後クマ笹葉を処理液から取り出し完全乾燥
し、当該乾燥クマ笹葉の適宜量を高濃度(99、5%)
のエチルアルコ−ルの適宜量内に適宜時間浸漬撹拌して
クマ笹葉内成分を抽出し、次いで当該抽出溶液とクマ笹
葉を分別し、更に抽出溶液中のエチルアルコ−ル分を分
離して葉緑素を主成分とするクマ笹エキスを得る。
【0008】
【作用について】本発明は上記のような構成を有するか
ら、処理液は重炭酸ナトリウム及び炭酸ナトリウムによ
ってアルカリ性となっているからクマ笹葉の植物繊維内
に滲透して酸化を防止して緑色の茶褐色化を防止し、塩
化ナトリウムは処理液の浸透圧を高め緑色の保持力を一
層大ならしめる。又重炭酸ナトリウムと炭酸ナトリウム
は、粘液溶解作用、脂肪軟化作用があり植物繊維を軟化
し、高温処理によって柔軟化された植物繊維の一層の軟
化を補け重炭酸ナトリウムや炭酸ナトリウムの浸透性を
よくする。
【0009】次に処理液の温度は70℃以上80℃以下
であるから葉緑素の前記分解酵素をすばやく不活性化す
る作用を有する(80℃以上では酵素は破壊される)。
【0010】以上のようにして処理したクマ笹葉を乾燥
し、当該乾燥クマ笹葉を剪断してエチルアルコ−ルに浸
漬するとクマ笹葉内に含まれる成分は自然のままに保持
された葉緑素と共にエチルアルコ−ルによって抽出され
る。この抽出液を、エチルアルコ−ルとクマ笹エキスと
に分離すれば自然のままの葉緑素を主成分とするクマ笹
エキスが得られる。
【0011】
【実施例について】次に実施例について述べる。
【構成】容積640lの処理槽の中に448l(70
%)の水を入れ、次いで重炭酸ナトリウム80g、炭酸
ナトリウム80g、塩化ナトリウム80gを投入して撹
拌溶融し処理液とする。なお当該処理液は予め前記の量
比で溶融したものを処理槽に入れてもよいこと勿論であ
る。
【0012】次いで処理液に蒸気ボイラ−からの熱蒸気
を吹き付けて処理液の温度を70℃乃至80℃以下(必
ず80℃以下とする。)となし、当該処理液にクマ笹の
生葉を15kg〜20kg(生葉数にして10,000
枚乃至14,000枚)を投入し、処理液温度を蒸気の
吹き付けにより70℃以上80℃以下に保持しつつ10
分乃至15分間撹拌する。この処理時間はクマ笹葉の緑
色状態などをみながら調節し、前記温度では15分を超
えないものとする。然るときはクマ笹葉内に存在する葉
緑素破壊酵素であるフェニルアラニンアンモリア−ゼ及
びその他の酵素が熱によって不活化すると共に葉の細胞
組織(植物繊維)が柔軟化しアルカリ溶液の滲透性が良
好となる。処理液中の重炭酸ナトリウム及び炭酸ナトリ
ウムは植物繊維を柔軟化すると共に葉緑素の酸化を防止
し、塩化ナトリウムはクマ笹葉内への処理液の浸透性を
高める。
【0013】以上の熱処理が完了したならばクマ笹葉を
処理槽から引き上げ、処理液の水切りを行い、次いで乾
燥機に入れて完全乾燥を行う。然るときはクマ笹葉内の
葉緑素は完全に安定化し当所重量の60%(9kg乃至
12kg)の乾燥クマ笹葉が得られる。
【0014】この乾燥クマ笹葉をそのままの形で又は適
宜切断して通気性の良好な容器例えば麻袋等に入れ日光
を避けて通気性良好な場所に保存し、必要に応じて取り
出しクマ笹エキスの抽出に使用する。
【0015】次いで上記乾燥クマ笹葉8kg又は12k
gをそれぞれ高濃度(99、5%)のエチルアルコ−ル
90l入りの槽に入れ密閉して1週間放置する。なおこ
の抽出期間は1日〜2日おきによく撹拌する。1週間経
過したならば400メッシュの濾過布のついた上部排出
型の遠心分離機を使用してクマ笹葉及び浮遊物と抽出成
分を含むエチルアルコ−ル液を分離し、更に抽出成分を
含むエチルアルコ−ル液をエパポレ−タ−にかけ、50
℃乃至60℃にて約6時間加熱しエチルアルコ−ルを蒸
発させて葉緑素を主成分とするクマ笹エキスを採取す
る。なお、前記(第一回)の抽出が終了したクマ笹葉を
更に90lのエチルアルコ−ルで第二回、更に第三回と
繰り返し抽出を行うと表1のように葉緑素を主成分とす
るクマ笹エキスが得られる。
【0016】
【表1】 によれば、乾燥クマ笹葉に対して、エチルアルコ−ルの
量が多いと抽出率が良好である。
【0017】
【作用と効果】本発明はクマ笹葉に存在する葉緑素を主
成分とするクマ笹エキスを、葉緑素を自然の形のまま
で、即ち緑色を失わないで抽出しようとするものである
が、それはクマ笹エキスは種々の薬効を有し、その薬効
の主たるものは葉緑素(クロロフィル)によるものと考
えられているからである。そこで先ず葉緑素(以下、
「クロロフィル」ト称す。)について若干述べる。
【0018】天然物中のクロロフィルは、分子中のフィ
ト−ル(側鎖フィチ−ル基を構成)を介して多くの油
脂、ろう状物質、蛋白、カロチノイド、レシチンなどの
脂質(リポイド)および、分子内にフィト−ルもしくは
フィト−ルの不飽和型を有するβ−カロチン(プロビタ
ミンA)、ビタミンE、ビタミンK1などの活性体に取
り囲まれているから、これを未分解、未変化のクロロフ
ィルとして純粋に取り出すことは容易ではない。また、
クロロフィルはそれ自体結晶しがたい物質であるから、
最終的に化学的純品としての採取が困難であり、分子中
央にキレ−ト結合しているMgは、通常の化学処理と
光、熱、空気(酸素)によって簡単にはずれる(不安
定)からMgキレ−トの状態で製品にすることは至難と
された。そこで現在は、このクロロフィルを水酸化カリ
ウム又は水酸化ナトリウムで鹸化してクロロフィル特有
の構造を失ったクロロフィリンに形をかえてあたかもク
ロロフィルであるかのように取り扱われている。
【0019】クロロフィル本来の機能は、そのマグネシ
ウムキレ−ト環と、それを囲む特異な官能基によって機
能している。クロロフィルは全体の形として、おたまじ
ゃくしの頭、すなわち、母核(マグネシウムキレ−トク
ロリン核)と、尾部すなわち側鎖(フィチルエステル、
メチルエステル)とを備えている。そしてこの尾の部分
に相当するフィチルエステルは親リポイド性を現わし
て、脂質や蛋白質と親和一体となる性質を備えている。
メチルエステルもこれの補助の役目を果たす。生葉中に
おいてクロロフィルは、フィチルエステルおよびメチル
エステルの部分において葉の細胞の中の葉緑体内リポイ
ド(リン脂質)や蛋白質と親和して溶液の状態で存在し
ており、クロロフィル分子内を自由に動きまわることの
できるπ電子によって結合する共役二重結合に富んだ活
性なクロリン母核と、その母核の中心部にあたるマグネ
シウムキレ−ト部に軽く配位する蛋白質との共同作業に
よって、光を受けて励起した電子を伝達し、ATP生成
を促して、CO2同化作用に使うエネルギ−を蓄積す
る。
【0020】クロロフィル母核に付随する2個の過数水
素、ピロ−ル環に隣接するケトン環も、他のポルフィリ
ン体に見られぬ独自のもので、電子移動による酸化還元
作用を励起する役割を果たしている。すなわち、2個の
過数水素の動きやすい水素電子(電子+プロトン)の移
動によって、クロロフィル分子内π電子のポテンシャル
の変動をより高める。また、ケトン環はクロロフィルの
分子内共鳴を誘発して、π電子共役系を励起する。
【0021】葉中から天然のまま形で純粋に取り出され
たクロロフィルが生体内に注入されると、生体内組織の
細胞に対して強い親和力を現わし、細胞を形成している
脂質や蛋白質と結合して融和するため、クロロフィルは
母核部分の作用効果(マグネシウムキレ−トによる電子
伝達効果)を十分に果たしうる。結局、クロロフィルの
主効はMgを含む独自の化学構造の母核(C3230ON
4Mg)すなわちキレ−ト部にある。そしてフィチルエ
ステル(−COOC2039)、メチルエステル(−CO
OCH3)の部分は、クロロフィルが細胞へ到達するた
めの誘導の役目を果たすものである。そしてクロロフィ
ルの侵襲を受けた細胞の合成関係代謝機構(ヌクレオチ
ドの代謝経路、ステロイドホルモンの合成、蛋白質の合
成、TCAサイクル、ATPによるエネルギ−生成の各
代謝)が活性化されるということは、天然型の活性に富
むクロロフィルの作用のもっとも広範な著しい効果と見
られる。それは、フィチル基をもつ天然型クロロフィル
の組織細胞への親和移行性が強く、体内貯留性にも優れ
ていることを意味するからである。
【0022】クロロフィルにはフィト−ルが結合してい
ることはすでに述べたが、天然の配剤の妙は、植物の中
でクロロフィルをとりまくいくつかの成分にもまたフィ
ト−ル系物質を与えて、それが皆われわれの生体代謝必
須成分となっている。すなわち、フィト−ルが分子内に
存在することにより生体内成分との親和溶解性、細胞親
和性、親燐脂質性を付与されるのであり、先に記したク
ロロフィリンはこの重要な働きをするフィト−ルを失っ
た物質である。クロロフィルはマグネシウムがキレ−ト
金属として存在し触媒活性即ち生体の細胞の代謝をFe
のチトクロ−ム、CoのビタミンB12と三者協合により
賦活しているのである。
【0023】以上クロロフィルの機能等について述べた
が、人体に対してこのような作用を有するクロロフィル
【図1】をクマ笹葉から自然のままの状態で抽出するこ
とは極めて困難であることすでに述べた通りである。然
も従来の抽出法は、自然乾燥したクマ笹葉からの湯煎で
あり、この乾燥中及び湯煎中に分子中央にキレ−ト結合
しているMgは光、熱、酸素(空気)によってはずれる
という不安定なものであり、又クロロフィルは水に溶け
にくいものであるから、このマグネシウムイオンを特殊
な方法で鉄イオンに置きかえ
【図2】吸収のよい鉄クロロフィリンとなしクマ笹エキ
スと称しているのである。このクロロフィリンは自然の
ままクロロフィリンとその機能において劣ることはすで
に述べた通りである。
【0024】そこでクロロフィルを安定化し、クロロフ
ィルの緑色を保持することが必要であるが、植物の葉、
茎、根など植物体にはいろいろな酵素が分布しており、
クロロフィルの破壊にもこの酵素が深くかかわってい
る。酵素のうち、フェニルアラニンアンモリア−ゼ(P
AL)は葉緑素(クロロフィル)を分解してアントシア
ンという色素を合成し(秋の紅葉はこの酵素の作用によ
る。)クロロフィルは黄色から赤までさまざまな色調に
変化する。又クロロフィラ−ゼという酵素はクロロフィ
ルを分解してクロロフィルド、フィト−ルを生成する。
【0025】そこでクロロフィルを安定化させるために
は上記酵素を不活性化する必要がある。この不活性化の
ためクマ笹葉を熱処理するのであるが、上記酵素は、4
0℃〜50℃で最も強くクロロフィルに作用しこれを分
解しアントシアンを合成するが、当該温度以上でも以下
でもその作用はてい減し、80℃〜100℃の高温では
破壊されその作用をそう失する。そこで本願においては
クマ笹葉を70℃以上80℃以下の高温で10分乃至1
5分間処理することにより酵素を不活化することに成功
した。
【0026】又、前記の色素アントシアンは水溶性にし
て不安定な物質で水に溶けて赤色を呈し、酸性にすると
いっそうあざやかな赤色となる性質を有するので熱処理
液をアルカリ性とし、その材料として重炭酸ナトリウ
ム、炭酸ナトリウムを使用した。塩化ナトリウムはクマ
笹葉内への処理液(アルカリ液)の浸透圧を高めるため
使用した。
【0027】前記処理液を70℃以上80℃以下の熱湯
となしクマ笹葉を投入し該温度を維持しつつ10分乃至
15分間熱処理すると、前記のようにフェニルアラニン
アンモリア−ゼ(PAL)及びクロロフィラ−ゼ等の酵
素が不活性化され色素であるアントシアンの合成が停止
され葉緑素は安定化する。又重炭酸ナトリウム及び炭酸
ナトリウムのアルカリ処理液は、クマ笹葉を山から採取
して本願において述べる処理に至る迄の間に生じたアン
トシアンを青緑色化すると共にクマ笹葉細胞へ滲透して
クロロフィルの緑色の安定化をはかる。又重炭酸ナトリ
ウム及び炭酸ナトリウムは粘液溶解、脂肪軟化作用をも
有するから、クマ笹葉の植物繊維を、処理液の高温の作
用と相まって柔軟化しアルカリ性処理液の滲透を助け、
更に塩化ナトリウムは処理液の浸透圧を高め、クマ笹葉
組織内への水分の吸収を防ぎ、組織内から処理液への水
分の浸出を促進する。更に、重炭酸ナトリウム及び炭酸
ナトリウムの粘液溶解、脂肪軟化作用並びに高温処理よ
る植物繊維(クマ笹葉繊維。)の柔軟化は、後処理であ
るクマ笹エキスの抽出を容易にする。
【0028】次に乾燥処理について述べる。以上述べた
クロロフィルの安定化処理(酵素の不活化による。)が
終了したならば、当該処理クマ笹葉を、保存時におけ
る、カビの発生、酵素の作用発現を防止のため乾燥処理
を行う。細菌の発生は水分15%以下では完全に防止さ
れ、カビ類の発生には更に水分量を低下させなければな
らない。そこで長期に亘る品質確保のため水分を0%に
近ずけて保存する。
【0029】次にクマ笹エキスのエチルアルコ−ル抽出
について述べる。従来の湯煎抽出方法では、クロロフィ
ルは水に不溶のため僅かしか煎液中に浸出してこない。
しかしその反面糖類等クマ笹葉に含まれる成分と共に、
水溶性色素アントシアンが抽出され煎液は黄褐色とな
り、煮つめると茶褐色となる。従ってこのようなクマ笹
エキスは、既に述べたような機能を有する自然のままの
クロロフィルが殆んど含有されていないからクロロフィ
ルの薬効は望むことができない。そこで、前記実施例に
示すように、クロロフィルを安定化した乾燥クマ笹葉を
高濃度エチルアルコ−ルに浸漬してクロロフィルを抽出
すると、高温処理と重炭酸ナトリウム及び炭酸ナトリウ
ムと作用によって笹葉繊維が柔軟化しているから、安定
化された葉緑素を主成分とするクマ笹内の成分が高濃度
エチルアルコ−ル内に抽出される。この抽出アルコ−ル
溶液中からクマ笹葉及びエチルアルコ−ルを分離すれば
自然のままのクロロフィルを主成分とするクマ笹エキス
が得られる。
【0030】このようにして得られたクマ笹エキスは、
従来クマ笹エキスと称せられた鉄クロロフィリン
【図2】
【化2】に比してすでにのべたようにクロロフィルの機
能がそのまま保持され優れているから、クマ笹エキス内
に抽出された葉緑素、多糖体、リグニン、食物繊維(ダ
イエタリ−ファイバ−)の他、ビタミンA、B1、B2
6、C、E、Kなどを初めとする各種ヒタミン、アミ
ノ酸、ミネラルやその他の成分の薬効を、鉄クロロフィ
リンを主成分とする従来のクマ笹エキスより一層高める
ものである。ちなみに、クロロフィリンアルカリ塩は、
体外への排泄も速やかで、注射量、回数も増す必要があ
る。すなわち、クロロフィリンナトリウムは1日1回2
5mg〜30mgずつ毎日注射を要する。それにくらべ
てフィチル基を持つ天然型クロロフィルの組織細胞への
親和移行性は強く、体内貯留性も優れ、通常クロロフィ
ル5mg1管筋注によりその作用は約1週間にわたり継
続する、という結果を得ている。
【0031】
【図面の簡単な説明】
【図1】自然のままのクロロフィルの構造図
【図2】鉄クロロフィリンの構造図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルカリ性水溶液を処理液となし、当該
    処理液を70℃以上80℃以下に加熱しつつクマ笹葉を
    投入し、当該温度をもって10分乃至15分間熱処理し
    てクマ笹葉内に含有する葉緑素破壊酵素を不活性化する
    と共にクマ笹葉繊維を柔軟化してアルカリ成分の滲透を
    容易ならしめ前記不活性化と合せて酸化による葉緑素の
    茶褐色化を防止すると共に青緑色を維持増大せしめ、上
    記処理したクマ笹葉の乾燥葉を高濃度のエチルアルコ−
    ルに適宜時間浸漬してクマ笹葉の成分を抽出し、当該抽
    出液をエチルアルコ−ルと抽出成分とに分離して葉緑素
    を主成分とするクマ笹エキスを得ることを特徴とするク
    マ笹エキスの抽出法。
JP3012499A 1991-01-10 1991-01-10 クマ笹エキスの抽出法 Expired - Lifetime JPH0647552B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3012499A JPH0647552B2 (ja) 1991-01-10 1991-01-10 クマ笹エキスの抽出法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3012499A JPH0647552B2 (ja) 1991-01-10 1991-01-10 クマ笹エキスの抽出法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04235131A JPH04235131A (ja) 1992-08-24
JPH0647552B2 true JPH0647552B2 (ja) 1994-06-22

Family

ID=11807065

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3012499A Expired - Lifetime JPH0647552B2 (ja) 1991-01-10 1991-01-10 クマ笹エキスの抽出法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0647552B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2713392B2 (ja) * 1994-01-19 1998-02-16 義秀 萩原 しじみ抽出エキスの製造法
JP4507231B2 (ja) * 2002-09-25 2010-07-21 株式会社バイオス医科学研究所 植物性抗糖尿病成分の抽出分離方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04235131A (ja) 1992-08-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100941160B1 (ko) 식혜의 제조방법
CN102293292B (zh) 滋阴养血的保健茶及其加工方法
CN109221558A (zh) 一种美容养颜的茉莉咖啡及其制备方法
CN103184129A (zh) 一种鞭酒及其制备方法
CN101861903A (zh) 减肥抗疲劳咖啡
JPH0647552B2 (ja) クマ笹エキスの抽出法
CN106675858A (zh) 红豆杉香皂及其制备方法
CN109077167A (zh) 一种祛湿茶及其制备方法
KR101040198B1 (ko) 엽록소 추출방법
CN106811371A (zh) 一种黑莓保健酒及其制备方法
KR101283573B1 (ko) 비타민 c를 이용한 포도 주스의 제조방법
KR102153476B1 (ko) 유리 시스테아민을 포함하는 펌제
CN116268236A (zh) 一种水葫芦—红枣复合保健饮料及其制备方法
CN105918529A (zh) 一种铁皮石斛红茶及其制备方法
KR100610327B1 (ko) 인스턴트 보이차 및 그의 제조 방법
CN105981860A (zh) 一种玫瑰骨粉养颜茶及其制备方法
CN1305388C (zh) 含纳米sod的茶饮料及其制备方法
CN108936652A (zh) 一种降糖降压的保健果冻及其制备方法
CN108522724A (zh) 一种富硒保健白茶及其加工方法
CN108236028A (zh) 一种改善睡眠的蜂王浆栀子茶饮料及其制备方法
CN105981863A (zh) 一种利咽醒脑果皮玫瑰茶及其制备方法
CN108157694A (zh) 玫瑰花氨基酸饮料及其制备方法
JPH0427209B2 (ja)
CN106148080A (zh) 一种甘蔗红桃k果酒的生产方法
CN107156746B (zh) 一种椰蜜及其制备方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080622

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090622

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090622

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100622

Year of fee payment: 16

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100622

Year of fee payment: 16

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110622

Year of fee payment: 17