JPH064827B2 - 接着テ−プの製造方法 - Google Patents
接着テ−プの製造方法Info
- Publication number
- JPH064827B2 JPH064827B2 JP59062349A JP6234984A JPH064827B2 JP H064827 B2 JPH064827 B2 JP H064827B2 JP 59062349 A JP59062349 A JP 59062349A JP 6234984 A JP6234984 A JP 6234984A JP H064827 B2 JPH064827 B2 JP H064827B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adhesive layer
- adhesive tape
- adhesive
- layer
- substance
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明は接着テープの製造方法に関するものであって、
更に詳しくは一面に皮膜層が形成された多孔性基材から
なる接着テープにおいて、接着層を加熱して該基材中の
気化性物質を気化発泡させ接着層内に無数の微小独立気
泡を形成させる接着テープの製造方法を提供するもので
ある。
更に詳しくは一面に皮膜層が形成された多孔性基材から
なる接着テープにおいて、接着層を加熱して該基材中の
気化性物質を気化発泡させ接着層内に無数の微小独立気
泡を形成させる接着テープの製造方法を提供するもので
ある。
従来、接着層中に独立気泡を有する接着テープは知られ
ているが、該テープにおける気泡の形成は、接着組成物
中に加熱分解型発泡剤をあらかじめ添加しておいて、加
熱発泡することによって行なっている。しかして、この
ような方法で気泡を形成させると、接着層の表層部分に
無数のクレータ状の気泡破裂跡が形成されることが多い
ものである。
ているが、該テープにおける気泡の形成は、接着組成物
中に加熱分解型発泡剤をあらかじめ添加しておいて、加
熱発泡することによって行なっている。しかして、この
ような方法で気泡を形成させると、接着層の表層部分に
無数のクレータ状の気泡破裂跡が形成されることが多い
ものである。
前記の如く、接着層の表層部分にクレータ状の気泡破裂
跡が形成されると、被着体との有効接着面積が不十分で
あるために、目的とする接着力が得られないという欠点
がある。
跡が形成されると、被着体との有効接着面積が不十分で
あるために、目的とする接着力が得られないという欠点
がある。
本発明者らは、前記欠点を改良する方法として、加熱分
解型発泡剤を使用することなく、気化性物質を含有する
基材上に接着層を設け、該接着層を加熱することにより
気化性物質を気化発泡させ接着層中に無数の独立気泡を
形成させる方法を発明し、すでに特許出願を行った。
解型発泡剤を使用することなく、気化性物質を含有する
基材上に接着層を設け、該接着層を加熱することにより
気化性物質を気化発泡させ接着層中に無数の独立気泡を
形成させる方法を発明し、すでに特許出願を行った。
該発明によれば、接着層の表層部分にクレータ状の気泡
破裂跡が形成されることなく、接着層中に無数の独立気
泡を形成できる特徴を有しているが、基材中の気化性物
質が接着層の反対面即ち、多孔性基材露出面からも気化
してしまうために、発泡効率が悪く、発泡倍率に限界が
あることが判った。
破裂跡が形成されることなく、接着層中に無数の独立気
泡を形成できる特徴を有しているが、基材中の気化性物
質が接着層の反対面即ち、多孔性基材露出面からも気化
してしまうために、発泡効率が悪く、発泡倍率に限界が
あることが判った。
本発明者達は、さらに鋭意検討の結果、基材に含有させ
た気化性物質を効率よく接着層に気化発泡させる方法を
見い出し、本発明に至ったものである。
た気化性物質を効率よく接着層に気化発泡させる方法を
見い出し、本発明に至ったものである。
即ち本発明は、気化性物質を含む多孔性基材の片面に、
前記物質の沸点よりも少なくとも5℃高い軟化点を有す
る皮膜層を設けると共に、他面に接着層を設け、該接着
層及び前記基材を加熱して該接着層内に無数の微小独立
気泡を形成させる接着テープの製造方法を提供するもの
である。
前記物質の沸点よりも少なくとも5℃高い軟化点を有す
る皮膜層を設けると共に、他面に接着層を設け、該接着
層及び前記基材を加熱して該接着層内に無数の微小独立
気泡を形成させる接着テープの製造方法を提供するもの
である。
本発明の方法によれば、接着テープの接着層内に効率よ
く無数の微小独立気泡を全面或いは所望個所に形成でき
るものである。
く無数の微小独立気泡を全面或いは所望個所に形成でき
るものである。
本発明の実施に当って用いられる気化性物質は、水、或
いは酢酸エチル、トルエン、アルコールの如き有機溶剤
の群から選ばれた物質であり、多孔性基材は、紙、織
布、不織布、フェルト、多孔性プラスチックフィルムの
如き、前記気化性物質を均一或いは部分的に約2〜30
重量%含有することが可能な材料である。
いは酢酸エチル、トルエン、アルコールの如き有機溶剤
の群から選ばれた物質であり、多孔性基材は、紙、織
布、不織布、フェルト、多孔性プラスチックフィルムの
如き、前記気化性物質を均一或いは部分的に約2〜30
重量%含有することが可能な材料である。
皮膜層は、ポリエチレン、ポリプロピレン、アクリル樹
脂の如き熱可塑性樹脂、或いは金属箔の如き非透過性薄
葉材料をラミネート又は重ね合せることにより多孔性基
材の一面に形成される。しかして、本発明の実施に当っ
て前記樹脂類を用いる場合は、前記の気化性物質の沸点
よりも少なくとも5℃高いVicat軟化点を有するものを
選択することが必要であり、例えば、気化性物質として
水を使用する場合105℃以下の軟化点ではゴム及び/又
は合成樹脂を主体とする感圧接着剤組成物からなる接着
層及び前記基材を加熱すると、皮膜層も軟化して、気化
性物質が該皮膜層中でも気化発泡してしまうので前記物
質よりも少なくとも5℃高い軟化度を有するものが使用
される。また皮膜層が前記樹脂類で構成され且つ厚みが
薄い時には、該皮膜層のバリヤー機能が低いので表層部
分にクレータ状の気泡破裂跡が形成されることがあるの
で、該皮膜層の厚みは5μm以上、好ましくは10μm
以上とするのが望ましいものである。金属箔を使用する
場合は、ピンホールのないものが選択され、気化性物質
の沸点よりもはるかに融点の高いものが使用される。
脂の如き熱可塑性樹脂、或いは金属箔の如き非透過性薄
葉材料をラミネート又は重ね合せることにより多孔性基
材の一面に形成される。しかして、本発明の実施に当っ
て前記樹脂類を用いる場合は、前記の気化性物質の沸点
よりも少なくとも5℃高いVicat軟化点を有するものを
選択することが必要であり、例えば、気化性物質として
水を使用する場合105℃以下の軟化点ではゴム及び/又
は合成樹脂を主体とする感圧接着剤組成物からなる接着
層及び前記基材を加熱すると、皮膜層も軟化して、気化
性物質が該皮膜層中でも気化発泡してしまうので前記物
質よりも少なくとも5℃高い軟化度を有するものが使用
される。また皮膜層が前記樹脂類で構成され且つ厚みが
薄い時には、該皮膜層のバリヤー機能が低いので表層部
分にクレータ状の気泡破裂跡が形成されることがあるの
で、該皮膜層の厚みは5μm以上、好ましくは10μm
以上とするのが望ましいものである。金属箔を使用する
場合は、ピンホールのないものが選択され、気化性物質
の沸点よりもはるかに融点の高いものが使用される。
一般に、接着テープはロール状に捲回して使用するた
め、基材の裏面(皮膜層面)には、シリコーン樹脂など
からなる剥離層が設けられる。
め、基材の裏面(皮膜層面)には、シリコーン樹脂など
からなる剥離層が設けられる。
本発明の製造方法にて得られる接着テープによれば、接
着層中に無数の独立微小気泡が形成されているのでクッ
ション性を有し、被着体の変形に追従して良好な保持性
能を発揮すると共に段ボール紙などの紙材表面を損傷す
ることなく剥離できる再剥離性を有し、しかも気泡は経
日で潰れることがないものである。
着層中に無数の独立微小気泡が形成されているのでクッ
ション性を有し、被着体の変形に追従して良好な保持性
能を発揮すると共に段ボール紙などの紙材表面を損傷す
ることなく剥離できる再剥離性を有し、しかも気泡は経
日で潰れることがないものである。
以下本発明を実施例により具体的に説明するが、本発明
は以下の実施例に限定されるものではない。
は以下の実施例に限定されるものではない。
実施例1 クラフト紙の一面に、メルトインデックス(以下MIと
いう)が8.0dg/min、密度0.919g/cm3、Vicat軟化点87
℃の低密度ポリエチレン(以下LDPEという)を通常行な
われている押出条件で皮膜厚が15μmの厚さにラミネー
トしたテープ基材を作製した。この基材に、沸点80℃の
エチルメチルケトン(以下MEKという)を約10重量%
含有させた。
いう)が8.0dg/min、密度0.919g/cm3、Vicat軟化点87
℃の低密度ポリエチレン(以下LDPEという)を通常行な
われている押出条件で皮膜厚が15μmの厚さにラミネー
トしたテープ基材を作製した。この基材に、沸点80℃の
エチルメチルケトン(以下MEKという)を約10重量%
含有させた。
一方、スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合
体100重量部(以下部という)、石油系樹脂100
部、及び老化防止剤1部からなる接着組成物を得る。
体100重量部(以下部という)、石油系樹脂100
部、及び老化防止剤1部からなる接着組成物を得る。
該組成物を前記基材の皮膜層とは反対の面に糊厚さ30μ
mになるよう溶融塗工した。
mになるよう溶融塗工した。
次にこのテープを乾燥機中で85℃で10分間加熱して、
接着層中に無数の微小独立気泡を有する接着テープを得
た。
接着層中に無数の微小独立気泡を有する接着テープを得
た。
比較例1 実施例1において、LDPEの代りにVicat軟化点が81℃のL
DPEを使用する以外は、実施例1と同様にして接着テー
プを得た。
DPEを使用する以外は、実施例1と同様にして接着テー
プを得た。
比較例2 LDPEをラミネートしていないクラフト紙を用いて実施例
1と同様して接着テープを得た。第1表に実施例1及び
比較例1〜3の測定結果を示す。
1と同様して接着テープを得た。第1表に実施例1及び
比較例1〜3の測定結果を示す。
実施例2 クラフト紙にMI24dg/min、密度0.90g/cm3、Vicat軟化
点151℃熱変形温度105℃のポリプロピレン(以下PPとい
う)を通常行なわれている押出条件で25μmの厚みでラ
ミネートし、さらにシリコーン系剥離性処理層を該層上
に設けた基材を作製した。
点151℃熱変形温度105℃のポリプロピレン(以下PPとい
う)を通常行なわれている押出条件で25μmの厚みでラ
ミネートし、さらにシリコーン系剥離性処理層を該層上
に設けた基材を作製した。
前記基材に、実施例1と同様な方法で接着層を設けてロ
ール状に捲回して50mm幅に切断したテープロールを、40
℃×90%R.H.の雰囲気下に50時間保存して、クラフト紙
に約8重量%の水分を保持させる。
ール状に捲回して50mm幅に切断したテープロールを、40
℃×90%R.H.の雰囲気下に50時間保存して、クラフト紙
に約8重量%の水分を保持させる。
これを103℃で4分間加熱して、接着層中に無数の独立
気泡を有する接着層を持つテープを得た。
気泡を有する接着層を持つテープを得た。
比較例3 実施例2において、MI20dg/min、密度0.90g/cm3、Vic
at軟化点131℃、熱変形温度90℃のPP(チッソポリプロF
8090チッソ(株))を使用した以外は実施例2と同様に
して接着テープを得た。
at軟化点131℃、熱変形温度90℃のPP(チッソポリプロF
8090チッソ(株))を使用した以外は実施例2と同様に
して接着テープを得た。
比較例4 実施例2において、PPをラミネートせず、剥離層のみを
設けたクラフト基材で実施例2と同様の操作にて接着テ
ープを得た。
設けたクラフト基材で実施例2と同様の操作にて接着テ
ープを得た。
第2表に実施例2及び比較例3〜4の側定結果を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】気化性物質を含む多孔性基材の片面に、前
記物質の沸点よりも少なくとも5℃高い軟化点を有する
皮膜層を設けると共に他面に接着層を設け、該接着層及
び前記基材を加熱して該接着層内に無数の微小独立気泡
を形成させることを特徴とする接着テープの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59062349A JPH064827B2 (ja) | 1984-03-29 | 1984-03-29 | 接着テ−プの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59062349A JPH064827B2 (ja) | 1984-03-29 | 1984-03-29 | 接着テ−プの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60203687A JPS60203687A (ja) | 1985-10-15 |
| JPH064827B2 true JPH064827B2 (ja) | 1994-01-19 |
Family
ID=13197554
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59062349A Expired - Lifetime JPH064827B2 (ja) | 1984-03-29 | 1984-03-29 | 接着テ−プの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH064827B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2510195Y2 (ja) * | 1990-08-06 | 1996-09-11 | コクヨ株式会社 | フイルムマウント用台版 |
| US5605717A (en) * | 1995-06-01 | 1997-02-25 | Morgan Adhesives Company | Process for foaming an adhesive using moisture in a backing |
| US6136371A (en) * | 2000-02-10 | 2000-10-24 | Shurtape Technologies, Inc. | Process for making masking tape and apparatus |
| US12221568B2 (en) | 2019-01-22 | 2025-02-11 | Sekisui Chemical Co., Ltd. | Adhesive tape and method for producing same |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5014668A (ja) * | 1973-06-01 | 1975-02-15 |
-
1984
- 1984-03-29 JP JP59062349A patent/JPH064827B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60203687A (ja) | 1985-10-15 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |