JPH0649169B2 - ロッドコータ - Google Patents
ロッドコータInfo
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- JPH0649169B2 JPH0649169B2 JP63166254A JP16625488A JPH0649169B2 JP H0649169 B2 JPH0649169 B2 JP H0649169B2 JP 63166254 A JP63166254 A JP 63166254A JP 16625488 A JP16625488 A JP 16625488A JP H0649169 B2 JPH0649169 B2 JP H0649169B2
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- JP
- Japan
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- sheet
- bar
- scraping plate
- coating liquid
- coating
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、シート状物の表面に塗布液を均一厚さに塗布
するロッドコータの改良に関する。
するロッドコータの改良に関する。
[従来の技術] 高速で走行する、合成樹脂フィルム、紙、織物などのシ
ート状物の表面に、塗布液をまず、過剰気味にキスロー
ラ、ファウンテンなどの塗布手段で塗布しておき、次い
でこの過剰分の塗布液をメタリングバーで計量して規定
の厚さに仕上げるロッドコータは、比較的低粘度の液体
を簡単な装置により、しかも薄く塗布できるところから
広く実用に供されている。
ート状物の表面に、塗布液をまず、過剰気味にキスロー
ラ、ファウンテンなどの塗布手段で塗布しておき、次い
でこの過剰分の塗布液をメタリングバーで計量して規定
の厚さに仕上げるロッドコータは、比較的低粘度の液体
を簡単な装置により、しかも薄く塗布できるところから
広く実用に供されている。
そして、メタリングバーは、シート状物の塗布厚さを決
める最終工程であるところから、シート状物のコーティ
ング品質を決定づける重要な計量手段である。
める最終工程であるところから、シート状物のコーティ
ング品質を決定づける重要な計量手段である。
従来、このようなメタリングバーとしては、例えば、実
開昭60−100069号公報に開示されたメタリング
バーが知られている。このメタリングバー1は、第4図
に示すように、走行するシート状物3の幅方向に設けら
れた比較的小径のバーである。また、メタリングバー1
の下部には、シート状物3からの反力とメタリングバー
1の自重とによる撓みを防止するため、一対のバックア
ップローラ4a、4bが設けられている。
開昭60−100069号公報に開示されたメタリング
バーが知られている。このメタリングバー1は、第4図
に示すように、走行するシート状物3の幅方向に設けら
れた比較的小径のバーである。また、メタリングバー1
の下部には、シート状物3からの反力とメタリングバー
1の自重とによる撓みを防止するため、一対のバックア
ップローラ4a、4bが設けられている。
そして、バックアップローラ4a、4bの外周には、第
5図に示すように幅W(mm)が W=K・η-n (K、nは、定数であり、その範囲はそれぞれ0<K<
7、0.1≦n≦0.3である。ηは、塗布液の粘度で
あり、単位はセンチポアズである。)の関係を有するつ
ば6が設けられている。
5図に示すように幅W(mm)が W=K・η-n (K、nは、定数であり、その範囲はそれぞれ0<K<
7、0.1≦n≦0.3である。ηは、塗布液の粘度で
あり、単位はセンチポアズである。)の関係を有するつ
ば6が設けられている。
このような構成のメタリングバー1を図の矢印とは反対
方向すなわち、シート状物3の走行方向とは反対方向に
回転させ、またバックアップローラ4a、4bをメタリ
ングバーの周速とほぼ同速になるように回転させること
により、シート状物1の裏面に塗布された塗布液2のう
ちの余剰の塗布液2aのみを、メタリングバー1を経て
バックアップローラ4a、4bの溝5内に誘導させて排
出するものであった。
方向すなわち、シート状物3の走行方向とは反対方向に
回転させ、またバックアップローラ4a、4bをメタリ
ングバーの周速とほぼ同速になるように回転させること
により、シート状物1の裏面に塗布された塗布液2のう
ちの余剰の塗布液2aのみを、メタリングバー1を経て
バックアップローラ4a、4bの溝5内に誘導させて排
出するものであった。
また、他の従来装置として、メタリングバーの回転方向
をシート状物の走行方向と同方向にするものもあり、更
に、メタリングバーの回転方向に関係なく、その回転速
度を変えることによって塗布厚さを変えるものもある。
をシート状物の走行方向と同方向にするものもあり、更
に、メタリングバーの回転方向に関係なく、その回転速
度を変えることによって塗布厚さを変えるものもある。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記従来のメタリングバー1は、バック
アップローラ4a、4bに上記のような関係を有するつ
ば6を設けてもメタリンクバーをシート状物3の走行方
向とは逆方向に回転させると、相対速度差が大きいため
シート状物に掻き傷が発生する。そこで、メタリングバ
ーを矢印のとおりシート状物の走行方向と同方向に、し
かも相対速度差が小さくなるように回転させたところ、
掻き傷はなくなった。しかし、この場合でもシート状の
走行速度が100m/分以上もの高速になると、つば6
の外周面に到達した余剰の塗布液2aがバックアップロ
ーラ4a、4bの遠心力で飛散してしまい、この飛沫7
がせっかく規定厚さで美しく塗布された塗布面に付着
し、コーティング品質を低下させる問題があった。
アップローラ4a、4bに上記のような関係を有するつ
ば6を設けてもメタリンクバーをシート状物3の走行方
向とは逆方向に回転させると、相対速度差が大きいため
シート状物に掻き傷が発生する。そこで、メタリングバ
ーを矢印のとおりシート状物の走行方向と同方向に、し
かも相対速度差が小さくなるように回転させたところ、
掻き傷はなくなった。しかし、この場合でもシート状の
走行速度が100m/分以上もの高速になると、つば6
の外周面に到達した余剰の塗布液2aがバックアップロ
ーラ4a、4bの遠心力で飛散してしまい、この飛沫7
がせっかく規定厚さで美しく塗布された塗布面に付着
し、コーティング品質を低下させる問題があった。
そこで、本発明者らは、メタリングバー1の後方に飛沫
7がシート状物に付着するのを防ぐカバー8を設けた
が、カバー先端をメタリングバーに極力接近させても両
者の隙間から飛沫7が洩れてしまうという問題が生じ
た。そこで次に、カバー先端をメタリングバーに接触さ
せたが、メタリングバーの表面に傷が入って塗布面にコ
ーティング欠点が生じ、上記いずれの手段によってもコ
ーティング品質を良好に維持しつつ高速コーティングを
行なうことは不可能であった。
7がシート状物に付着するのを防ぐカバー8を設けた
が、カバー先端をメタリングバーに極力接近させても両
者の隙間から飛沫7が洩れてしまうという問題が生じ
た。そこで次に、カバー先端をメタリングバーに接触さ
せたが、メタリングバーの表面に傷が入って塗布面にコ
ーティング欠点が生じ、上記いずれの手段によってもコ
ーティング品質を良好に維持しつつ高速コーティングを
行なうことは不可能であった。
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑み、シート
状物の高速コーティング時においても、メタリングバ
ー、バックアップローラ等から余剰塗布液が飛散しな
い、簡便でより高速化に適したロッドコータを提供する
ことを目的とする。
状物の高速コーティング時においても、メタリングバ
ー、バックアップローラ等から余剰塗布液が飛散しな
い、簡便でより高速化に適したロッドコータを提供する
ことを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、上記課題を解決するため、走行するシート状
物の表面に塗布液を塗布する塗布手段と、前記シート状
物の走行方向と同方向に回転し、前記塗布手段により塗
布された塗布液を所定の厚さに計量するための前記シー
ト状物の幅方向に設けられたメタリングバーと、該メタ
リングバーを支持するためのバックアップローラとを備
えたロッドコータにおいて、 前記シート状物と前記バックアップローラとの間のメタ
リングバーに付着した塗布液を掻き取るための掻き取り
板を、前記シート状物の進入側であって、かつ、前記掻
き取り板の先端面と前記メタリングバーの外周面との隙
間が0.03〜3mmとなる位置に設けたことを特徴と
するロッドコータを要旨とする。
物の表面に塗布液を塗布する塗布手段と、前記シート状
物の走行方向と同方向に回転し、前記塗布手段により塗
布された塗布液を所定の厚さに計量するための前記シー
ト状物の幅方向に設けられたメタリングバーと、該メタ
リングバーを支持するためのバックアップローラとを備
えたロッドコータにおいて、 前記シート状物と前記バックアップローラとの間のメタ
リングバーに付着した塗布液を掻き取るための掻き取り
板を、前記シート状物の進入側であって、かつ、前記掻
き取り板の先端面と前記メタリングバーの外周面との隙
間が0.03〜3mmとなる位置に設けたことを特徴と
するロッドコータを要旨とする。
ここで、この発明のロッドコータとは、シート状物の表
面に塗布液を、規定塗布量よりもやや過剰気味に塗布す
る、例えば、キスローラ、ファウンテンなどからなる塗
布手段と、この塗布液が規定厚さになるように余剰塗布
液のみを掻き落して計量するためのメタリング手段とを
備えたコータをいう。そして、メタリング手段であるメ
タリングバーは、シート状物に塗布された塗布液から余
剰の塗布液を掻き取ることを目的とするものであれば特
に限定されないが、具体的には直径が5〜30mm程度
の小径の鋼製ローラであり、シート状物の幅方向にシー
ト状物に接触して設けられている。外周には計量機能の
向上のため、直径0.07〜1mm程度のワイヤや、螺
旋状の溝が設けられたものもある。メタリングバーの回
転方向は、この発明ではシート状物の走行方向と同方向
に回転することが必要である。
面に塗布液を、規定塗布量よりもやや過剰気味に塗布す
る、例えば、キスローラ、ファウンテンなどからなる塗
布手段と、この塗布液が規定厚さになるように余剰塗布
液のみを掻き落して計量するためのメタリング手段とを
備えたコータをいう。そして、メタリング手段であるメ
タリングバーは、シート状物に塗布された塗布液から余
剰の塗布液を掻き取ることを目的とするものであれば特
に限定されないが、具体的には直径が5〜30mm程度
の小径の鋼製ローラであり、シート状物の幅方向にシー
ト状物に接触して設けられている。外周には計量機能の
向上のため、直径0.07〜1mm程度のワイヤや、螺
旋状の溝が設けられたものもある。メタリングバーの回
転方向は、この発明ではシート状物の走行方向と同方向
に回転することが必要である。
また、メタリングバーの周速としては、塗布液の粘度、
温度などの塗布液の条件や、シート状物の走行速度、表
面粗さなどの被塗布物の条件、塗布厚さ、塗布精度など
の塗布条件に影響されるが、シート状物の走行速度の−
10〜+10%とするのが好ましい。その理由は、メタ
リングバーをシート状物の走行方向と同方向で、しかも
上記速度範囲内で回転させると、メタリングバーとシー
ト状物の相対速度差が小さくなって上記掻き傷が生じな
いだけでなく、ワイヤの断線防止が図れるからである。
ここで、同方向とは、シート状物とメタリングバーとの
接触点におけるメタリングバーのシート状物に対する回
転方向を指す。メタリングバーは、上記速度範囲内であ
れば、フリー回転してもよいし、積極的に駆動してもよ
い。
温度などの塗布液の条件や、シート状物の走行速度、表
面粗さなどの被塗布物の条件、塗布厚さ、塗布精度など
の塗布条件に影響されるが、シート状物の走行速度の−
10〜+10%とするのが好ましい。その理由は、メタ
リングバーをシート状物の走行方向と同方向で、しかも
上記速度範囲内で回転させると、メタリングバーとシー
ト状物の相対速度差が小さくなって上記掻き傷が生じな
いだけでなく、ワイヤの断線防止が図れるからである。
ここで、同方向とは、シート状物とメタリングバーとの
接触点におけるメタリングバーのシート状物に対する回
転方向を指す。メタリングバーは、上記速度範囲内であ
れば、フリー回転してもよいし、積極的に駆動してもよ
い。
また、バックアップローラは、シート状物からの反力
と、メタリングバー自体の自重により、メタリングバー
がシート状物とは反対方向に撓むのを防止するためのも
のである。このバックアップローラは、メタリングバー
と同様に、シート状物の幅方向に連続して設けられたも
のであってもよいし、断続して設けられたものであって
もよい。その数は、メタリングバーの撓みが実用上問題
ない程度に防止し得る最低限の数であればよい。バック
アップローラの回転速度は、メタリングバーの周速と同
等か、それ以下の速度で回転されることが好ましい。あ
まり両者間の相対速度に差があると、メタリングバーが
磨耗し、磨耗粉がシート状物の塗布面に付着してコーテ
ィング欠点が生じるからである。
と、メタリングバー自体の自重により、メタリングバー
がシート状物とは反対方向に撓むのを防止するためのも
のである。このバックアップローラは、メタリングバー
と同様に、シート状物の幅方向に連続して設けられたも
のであってもよいし、断続して設けられたものであって
もよい。その数は、メタリングバーの撓みが実用上問題
ない程度に防止し得る最低限の数であればよい。バック
アップローラの回転速度は、メタリングバーの周速と同
等か、それ以下の速度で回転されることが好ましい。あ
まり両者間の相対速度に差があると、メタリングバーが
磨耗し、磨耗粉がシート状物の塗布面に付着してコーテ
ィング欠点が生じるからである。
そして、このようなメタリングバーに設けられる掻き取
り板の取付位置が、上述した位置とする必要がある理由
は次の理由からである。
り板の取付位置が、上述した位置とする必要がある理由
は次の理由からである。
まず、掻き取り板の位置がシート状物の進入側であっ
て、かつ、前記シート状物と前記バックアップローラと
の間に位置する理由は、本発明になる掻き取り板はシー
ト状物と同方向に回転するため、メタリングバーのダム
効果により走行方向の上流側に滞留された余剰液を、メ
タリングバーに沿って下方に流下しない間に掻き取り板
で除去する必要があるからである。従って、掻き取り板
をメタリングバーの後方に配したのでは、余剰の塗布液
を効果的に掻き取ることができない。
て、かつ、前記シート状物と前記バックアップローラと
の間に位置する理由は、本発明になる掻き取り板はシー
ト状物と同方向に回転するため、メタリングバーのダム
効果により走行方向の上流側に滞留された余剰液を、メ
タリングバーに沿って下方に流下しない間に掻き取り板
で除去する必要があるからである。従って、掻き取り板
をメタリングバーの後方に配したのでは、余剰の塗布液
を効果的に掻き取ることができない。
また、掻き取り板をその先端面とメタリングバーの外周
面との隙間が0.03〜3mmとなる位置に設ける理由
は、隙間が0.03mm以下であると高速化ではメタリ
ングバーが振動し、メタリングバーが損傷すると共に塗
布面に傷が入るのでコーティング欠点となるからであ
り、また、3mm以上であると余剰の塗布液が隙間から
漏出してしまうからである。この隙間は、塗布液の粘度
が大きい程、大きな隙間とするのがよい。この隙間を如
何なる大きさにするかは、塗布液の種類に応じて予めテ
ストを行ない最も効果的な値を選ぶべきであるが、本発
明者らの研究では粘度が3cpの低粘度の塗布液であっ
ても隙間を0.5mmとすれば、シート状物の走行速度
が300m/分でも塗布液の飛散、メタリングバーへの
再付着によるコーティング欠点が生じないことが判明し
た。
面との隙間が0.03〜3mmとなる位置に設ける理由
は、隙間が0.03mm以下であると高速化ではメタリ
ングバーが振動し、メタリングバーが損傷すると共に塗
布面に傷が入るのでコーティング欠点となるからであ
り、また、3mm以上であると余剰の塗布液が隙間から
漏出してしまうからである。この隙間は、塗布液の粘度
が大きい程、大きな隙間とするのがよい。この隙間を如
何なる大きさにするかは、塗布液の種類に応じて予めテ
ストを行ない最も効果的な値を選ぶべきであるが、本発
明者らの研究では粘度が3cpの低粘度の塗布液であっ
ても隙間を0.5mmとすれば、シート状物の走行速度
が300m/分でも塗布液の飛散、メタリングバーへの
再付着によるコーティング欠点が生じないことが判明し
た。
また、掻き取り板のメタリングバーに対する取付角度θ
は、塗布液の表面張力、粘度にもよるが、水平面に対し
て、3〜90度、好ましくは10〜90度、より好まし
くは45〜90度に設定するのがよい。取付角度θが3
度以下であると、掻き取り板の先端で掻き取られた余剰
液が掻き取り板の表面に沿って排出させることができな
い。なお、ここで取付角度θが90度近辺の値は、後に
詳述する第2図に示すように、バックアップローラ14
a、14bがメタリングバー13の長手方向に断続的に
配置されている場合にバックアップローラが存在しない
位置に設けた場合の値である。すなわち、このような場
合には、掻き取り板を掻き取り板15と掻き取り板18
とに形成して設ける。なお、第1図に示す取付角度θ
は、掻き取り板15の表面20について規定されている
が、掻き取り板15が平行な板でない場合には、裏面2
2の取付角度θに対しても同様の値とするのがよい。
は、塗布液の表面張力、粘度にもよるが、水平面に対し
て、3〜90度、好ましくは10〜90度、より好まし
くは45〜90度に設定するのがよい。取付角度θが3
度以下であると、掻き取り板の先端で掻き取られた余剰
液が掻き取り板の表面に沿って排出させることができな
い。なお、ここで取付角度θが90度近辺の値は、後に
詳述する第2図に示すように、バックアップローラ14
a、14bがメタリングバー13の長手方向に断続的に
配置されている場合にバックアップローラが存在しない
位置に設けた場合の値である。すなわち、このような場
合には、掻き取り板を掻き取り板15と掻き取り板18
とに形成して設ける。なお、第1図に示す取付角度θ
は、掻き取り板15の表面20について規定されている
が、掻き取り板15が平行な板でない場合には、裏面2
2の取付角度θに対しても同様の値とするのがよい。
また、掻き取り板の先端面の形状は、平面であって、か
つ、該平面がメタリングバーの再接近点における接平面
に対して略平行とするのが好ましい。このようにする
と、掻き取り板の先端面と、メタリングバーの外周面と
で形成される隙間内における塗布液の漏れ長さが長くな
るので、この隙間から漏出しょうとする余剰液を圧力損
失も大きくなって塗布液が漏出しにくくなるからであ
る。よって、この観点から先端面形状をメタリングバー
の軸心と同軸の円筒面の一部を含むような曲面に形成す
ると、隙間からの漏出量の減少により効果がある。
つ、該平面がメタリングバーの再接近点における接平面
に対して略平行とするのが好ましい。このようにする
と、掻き取り板の先端面と、メタリングバーの外周面と
で形成される隙間内における塗布液の漏れ長さが長くな
るので、この隙間から漏出しょうとする余剰液を圧力損
失も大きくなって塗布液が漏出しにくくなるからであ
る。よって、この観点から先端面形状をメタリングバー
の軸心と同軸の円筒面の一部を含むような曲面に形成す
ると、隙間からの漏出量の減少により効果がある。
なお、掻き取り板の材質としては、鉄、ステンレス鋼、
アルミニューム、銅などの金属類や、ナイロン、アクリ
ル樹脂、塩化ビニール樹脂、四フッ化エチレンなどの合
成樹脂類、あるいはゴムなどが挙げられる。このうちで
より好ましい材質は、隙間の調整時や、掻き取り板の取
り付け時にメタリングバーと接触してもメタリングバー
表面を損傷させない合成樹脂、ゴムなどである。
アルミニューム、銅などの金属類や、ナイロン、アクリ
ル樹脂、塩化ビニール樹脂、四フッ化エチレンなどの合
成樹脂類、あるいはゴムなどが挙げられる。このうちで
より好ましい材質は、隙間の調整時や、掻き取り板の取
り付け時にメタリングバーと接触してもメタリングバー
表面を損傷させない合成樹脂、ゴムなどである。
以上に説明したこの発明にロッドコータに適用すること
ができるシート状物としては、特に限定されるものでは
ないが例えば、合成樹脂、フィルム、紙、織物などが挙
げられる。また、塗布液としては、通常、ロッドコータ
で塗布可能な公知のものであれば如何なるものでも塗布
可能であり、その粘度としては、0.2〜1000c
p、より好ましくは1〜100cpのものが塗布でき
る。また、シート状物の走行速度としては、特に限定す
るものではないが50〜1000m/分のものに好まし
く適用できる。
ができるシート状物としては、特に限定されるものでは
ないが例えば、合成樹脂、フィルム、紙、織物などが挙
げられる。また、塗布液としては、通常、ロッドコータ
で塗布可能な公知のものであれば如何なるものでも塗布
可能であり、その粘度としては、0.2〜1000c
p、より好ましくは1〜100cpのものが塗布でき
る。また、シート状物の走行速度としては、特に限定す
るものではないが50〜1000m/分のものに好まし
く適用できる。
[作用] 塗布液が過剰気味に塗布されたシート状物がメタリング
バーに到達すると、まず、メタリングバーが、シート状
物に一定の接圧で接しているので、規定厚さの塗布液の
みを通過させ、余剰液はその通過を遮り、シート状物の
進入側に停滞させる。
バーに到達すると、まず、メタリングバーが、シート状
物に一定の接圧で接しているので、規定厚さの塗布液の
みを通過させ、余剰液はその通過を遮り、シート状物の
進入側に停滞させる。
次いで、この余剰塗布液は、重力によりメタリングバー
の外周に沿って下方に流下しょうとするが、掻き取り板
がメタリングバー外周に対して近接して設けられ、ま
た、メタリングバーが流下しょうとする余剰液を下方か
ら上方へ掬い上げようとする方向に回転しているので、
余剰液はメタリングバーと掻き取り板との隙間に進入す
ることができず、掻き取り板の上面に停滞する。停滞量
が一定量以上になると、掻き取り板が傾斜されているの
で、余剰塗布液を掻き取り板の上面に沿って流下させ、
排出させる。
の外周に沿って下方に流下しょうとするが、掻き取り板
がメタリングバー外周に対して近接して設けられ、ま
た、メタリングバーが流下しょうとする余剰液を下方か
ら上方へ掬い上げようとする方向に回転しているので、
余剰液はメタリングバーと掻き取り板との隙間に進入す
ることができず、掻き取り板の上面に停滞する。停滞量
が一定量以上になると、掻き取り板が傾斜されているの
で、余剰塗布液を掻き取り板の上面に沿って流下させ、
排出させる。
ここで、一部の余剰液がメタリングバーと掻き取り板の
隙間から漏出したとしても、この余剰液はメタリングバ
ーの上記回転による塗布液への剪断力によって滴下が妨
げられるので掻き取り板に移行し、掻き取り板の裏面に
沿って流下し排出される。
隙間から漏出したとしても、この余剰液はメタリングバ
ーの上記回転による塗布液への剪断力によって滴下が妨
げられるので掻き取り板に移行し、掻き取り板の裏面に
沿って流下し排出される。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図面に基いて具体的に説明す
る。
る。
第1図及び第2図は、それぞれ本発明に係るロッドコー
タの一実施例を示す断面図(第2図A−A矢視断面図)
と平面図である。
タの一実施例を示す断面図(第2図A−A矢視断面図)
と平面図である。
図において、9は、図の矢印方向に走行している幅が1
000mmのポリエステルフィルムからなるシート状物
であり、パン10からキスローラ11により、その裏面
に塗布液12が塗布されている。
000mmのポリエステルフィルムからなるシート状物
であり、パン10からキスローラ11により、その裏面
に塗布液12が塗布されている。
13は、直径が20mm、ワイヤ径0.15mm、長さ
が1200mmのステンレス製のメタリングバーであ
る。14a、14bは、直径20mm、幅が20mmの
合成樹脂製のバックアップローラであり、メタリングバ
ー13を下部から支持している。図ではパックアップロ
ーラは、一対しか図示されていないが、実際にはメタリ
ングバー13の長さ方向に4対が設けられている。15
は、余剰の塗布液16をシート状物から掻き取るための
掻き取り板であり、その先端部の取付位置はシート状物
の進入側であって、かつ、シート状物とバックアップロ
ーラとの間に、取付角度θが水平面に対して15度、掻
き取り板の先端面とメタリングバーの外周面との隙間a
が0.5mmとなるように図示しないブラケットで取り
付けられている。この掻き取り板15は、厚さが3mm
の合成樹脂製であり、その先端面17の形状は、メタリ
ングバー13の軸心と同軸の円筒面に仕上げられてい
る。また、開き取り15、18は、第1図に示すよう
に、侵入側にだけ設ければ十分効果を発揮するが、排出
側に第4図に示すようなカバー8を付け加えてもよい。
が1200mmのステンレス製のメタリングバーであ
る。14a、14bは、直径20mm、幅が20mmの
合成樹脂製のバックアップローラであり、メタリングバ
ー13を下部から支持している。図ではパックアップロ
ーラは、一対しか図示されていないが、実際にはメタリ
ングバー13の長さ方向に4対が設けられている。15
は、余剰の塗布液16をシート状物から掻き取るための
掻き取り板であり、その先端部の取付位置はシート状物
の進入側であって、かつ、シート状物とバックアップロ
ーラとの間に、取付角度θが水平面に対して15度、掻
き取り板の先端面とメタリングバーの外周面との隙間a
が0.5mmとなるように図示しないブラケットで取り
付けられている。この掻き取り板15は、厚さが3mm
の合成樹脂製であり、その先端面17の形状は、メタリ
ングバー13の軸心と同軸の円筒面に仕上げられてい
る。また、開き取り15、18は、第1図に示すよう
に、侵入側にだけ設ければ十分効果を発揮するが、排出
側に第4図に示すようなカバー8を付け加えてもよい。
また、第3図は、メタリングバーがバックアップローラ
で支持されていない位置である、第2図のB−B矢視断
面図である。
で支持されていない位置である、第2図のB−B矢視断
面図である。
図において、18は、厚さが3mmの合成樹脂製の掻き
取り板である。この位置では掻き取り板18は、掻き取
り板15とは別体に構成され、第2図に示すように端部
から50mmが掻き取り板15と重ねて取り付けられて
いる。この掻き取り板18は、上記取付角度θが水平面
に対して45度、隙間bが0.5mmに取付けられ、そ
して先端面19の形状は、平面であって、かつ、メタリ
ングバーの最接近点における接平面に対して略平行に仕
上げられている。なお、本実施例では隙間a、bの寸法
は、同一にされているが、本発明の範囲内であれば互い
に異なっていてもよいことは勿論である。また、本実施
例では掻き取り板は、掻き取り板15と掻き取り板18
とに別体に構成されているが、バックアップローラ14
a、14bのかからない位置においては、掻き取り板を
1本の連続した部材で構成してもよい。
取り板である。この位置では掻き取り板18は、掻き取
り板15とは別体に構成され、第2図に示すように端部
から50mmが掻き取り板15と重ねて取り付けられて
いる。この掻き取り板18は、上記取付角度θが水平面
に対して45度、隙間bが0.5mmに取付けられ、そ
して先端面19の形状は、平面であって、かつ、メタリ
ングバーの最接近点における接平面に対して略平行に仕
上げられている。なお、本実施例では隙間a、bの寸法
は、同一にされているが、本発明の範囲内であれば互い
に異なっていてもよいことは勿論である。また、本実施
例では掻き取り板は、掻き取り板15と掻き取り板18
とに別体に構成されているが、バックアップローラ14
a、14bのかからない位置においては、掻き取り板を
1本の連続した部材で構成してもよい。
このように構成されたロッドコータに対して、粘度が1
0cpの低融点ポリエステルの水溶液を、キスローラ1
1で塗布厚さが50μm、走行速度が150m/分で塗
布したところ、掻き取り板15の先端部においては、隙
間aからの余剰塗布液15の洩れは皆無であり、余剰の
塗布液16は掻き取り板15の上面20に沿って排出さ
れた。また、掻き取り板18においては、大半の余剰塗
布液が除去され、一部の余剰液が隙間bから漏出したも
のの、掻き取り板の裏面に21に沿って流下したので、
従来のようなメタリングバー、バックアップローラの遠
心力による飛沫欠点が発生せず、計量後のコーティング
フィルムは規定厚さの美しいものが得られた。
0cpの低融点ポリエステルの水溶液を、キスローラ1
1で塗布厚さが50μm、走行速度が150m/分で塗
布したところ、掻き取り板15の先端部においては、隙
間aからの余剰塗布液15の洩れは皆無であり、余剰の
塗布液16は掻き取り板15の上面20に沿って排出さ
れた。また、掻き取り板18においては、大半の余剰塗
布液が除去され、一部の余剰液が隙間bから漏出したも
のの、掻き取り板の裏面に21に沿って流下したので、
従来のようなメタリングバー、バックアップローラの遠
心力による飛沫欠点が発生せず、計量後のコーティング
フィルムは規定厚さの美しいものが得られた。
[発明の効果] 以上に詳述したように、この発明のロードコータは、シ
ート状物の進入側であって、かつ、シート状物とバック
アップローラとの間に、余剰の塗布液を掻き取る掻き取
り板を、この掻き取り板の先端部とメタリングバーとの
隙間が0.03〜3mmとなる位置に取り付けたから、
この掻き取り板により塗布面から余剰の塗布液が除去さ
れ、従来、メタリングバー、バックアップローラなどの
遠心力によって発生していた余剰塗布液の飛散を容易に
防止することができる。
ート状物の進入側であって、かつ、シート状物とバック
アップローラとの間に、余剰の塗布液を掻き取る掻き取
り板を、この掻き取り板の先端部とメタリングバーとの
隙間が0.03〜3mmとなる位置に取り付けたから、
この掻き取り板により塗布面から余剰の塗布液が除去さ
れ、従来、メタリングバー、バックアップローラなどの
遠心力によって発生していた余剰塗布液の飛散を容易に
防止することができる。
また、この場合に掻き取り板の取付角度を、水平面に対
して3〜90度としたから、余剰の塗布液がスムーズに
排出される。更に、掻き取り板の先端面の形状を、メタ
リングバーの軸心と同軸の円筒面や、平面であって、か
つ、該平面がメタリングバーの最接近点における接平面
に対して略平面としたから、メタリングバーと掻き取り
板とで形成される隙間からの余剰塗布液の漏出がより妨
げられる。
して3〜90度としたから、余剰の塗布液がスムーズに
排出される。更に、掻き取り板の先端面の形状を、メタ
リングバーの軸心と同軸の円筒面や、平面であって、か
つ、該平面がメタリングバーの最接近点における接平面
に対して略平面としたから、メタリングバーと掻き取り
板とで形成される隙間からの余剰塗布液の漏出がより妨
げられる。
よって、この発明のロッドコータは、シート状物の走行
速度を50〜1000m/分もの高速で塗布することが
可能となり、シート状物の塗布コストのコストダウンに
大きく寄与する。
速度を50〜1000m/分もの高速で塗布することが
可能となり、シート状物の塗布コストのコストダウンに
大きく寄与する。
第1図および第2図は、それぞれ本発明に係るロッドコ
ータの一実施例を示す断面図(第2図のA−A矢視断面
図)と平面図であり、第3図は、第2図のB−B矢視断
面図である。 第4図および第5図は、従来のロッドコータの断面図お
よび部分側面図である。 図面中の符号の説明 1、13……メタリングバー 2、12……塗布液 2a、16……余剰の塗布液 3、9……シート状物 4a、4b、14a、14b……バックアップローラ 17、19……掻き取り板の先端面 15、18……掻き取り板 θ……掻き取り板の取付角度 a……掻き取り板15とメタリングバー13との隙間 b……掻き取り板18とメタリングバー13との隙間
ータの一実施例を示す断面図(第2図のA−A矢視断面
図)と平面図であり、第3図は、第2図のB−B矢視断
面図である。 第4図および第5図は、従来のロッドコータの断面図お
よび部分側面図である。 図面中の符号の説明 1、13……メタリングバー 2、12……塗布液 2a、16……余剰の塗布液 3、9……シート状物 4a、4b、14a、14b……バックアップローラ 17、19……掻き取り板の先端面 15、18……掻き取り板 θ……掻き取り板の取付角度 a……掻き取り板15とメタリングバー13との隙間 b……掻き取り板18とメタリングバー13との隙間
Claims (4)
- 【請求項1】走行するシート状物(9)の表面に塗布液
(12)を塗布する塗布手段(10、11)と、前記シ
ート状物(9)の走行方向と同方向に回転し、前記塗布
手段(10、11)により塗布された塗布液(12)を
所定の厚さに計量するための前記シート状物(9)の幅
方向に設けられたメタリングバー(13)と、該メタリ
ングバー(13)を支持するためのバックアップローラ
(14a、14b)とを備えたロッドコータにおいて、 前記シート状物(9)と前記バックアップローラ(14
a、14b)との間のメタリングバー(13)に付着し
た塗布液(12)を掻き取るための掻き取り板(15、
18)を、前記シート状物(9)の進入側であって、か
つ、前記掻き取り板(15、18)の先端面(17、1
9)と前記メタリングバー(13)の外周面との隙間
(a、b)が0.03〜3mmとなる位置に設けたこと
を特徴とするロッドコータ。 - 【請求項2】掻き取り板(15、18)の取付角度
(θ)は、水平面に対して3〜90度であることを特徴
とする請求項(1)記載のロッドコータ。 - 【請求項3】掻き取り板(15、18)の先端面(1
7、19)の形状は、メタリングバー(13)の軸心と
同軸の円筒面の一部を含むような曲面に形成することを
特徴とする請求項(2)記載のロッドコータ。 - 【請求項4】掻き取り板(15、18)の先端面(1
7、19)の形状は、平面であって、かつ、該平面がメ
タリングバー(13)の最接近点における接平面に対し
て略平行であることを特徴とする請求項(2)記載のロッ
ドコータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63166254A JPH0649169B2 (ja) | 1988-07-04 | 1988-07-04 | ロッドコータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63166254A JPH0649169B2 (ja) | 1988-07-04 | 1988-07-04 | ロッドコータ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0217967A JPH0217967A (ja) | 1990-01-22 |
| JPH0649169B2 true JPH0649169B2 (ja) | 1994-06-29 |
Family
ID=15827972
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63166254A Expired - Fee Related JPH0649169B2 (ja) | 1988-07-04 | 1988-07-04 | ロッドコータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0649169B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4714961B2 (ja) * | 2000-05-26 | 2011-07-06 | 凸版印刷株式会社 | 塗布装置 |
-
1988
- 1988-07-04 JP JP63166254A patent/JPH0649169B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0217967A (ja) | 1990-01-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |