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JPH0649698B2 - ピリジン誘導体 - Google Patents
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JPH0649698B2 - ピリジン誘導体 - Google Patents

ピリジン誘導体

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JPH0649698B2
JPH0649698B2 JP13835488A JP13835488A JPH0649698B2 JP H0649698 B2 JPH0649698 B2 JP H0649698B2 JP 13835488 A JP13835488 A JP 13835488A JP 13835488 A JP13835488 A JP 13835488A JP H0649698 B2 JPH0649698 B2 JP H0649698B2
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cis
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憲明 柏葉
一 松本
昭彦 細田
安男 関根
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、一般式 (式中、Aは、ホルミル基又は保護されたホルミル基、
Yは、-CH2-CH2-で表される基又は-CH=CH-で表される
基であり、nは0,1又は2である。)で表されるピリ
ジン誘導体に関する。本発明の前記一般式(I)で表され
るピリジン誘導体は、ヒスタミンH2受容体拮抗作用に基
づく抗消化性潰瘍剤として有用な化合物の中間体となり
得る化合物である(下記参考例参照)。
(従来の技術) 従来、ヒスタミンH2受容体拮抗作用に基づく抗消化性潰
瘍剤は特開昭61-85365号明細書に で表される化合物が開示されている。更に高活性の化合
物を見出すべく検討した結果 (式中、Yは前記と同じである。) が本出願人により開発された(特願昭62−56434
号)。両化合物共に基本的に共通する合成法として (式中、Wは二置換アミノ基である。) なる化合物と (式中、Yは前記と同じである。) なる化合物の両者を反応させることにより、目的化合物
への中間体 (式中、W及びYは、前記と同じである。) を得ていた。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、前記した従来の合成法は、前記した中間
体Aへの誘導が極めて煩雑であり、前記化合物A及びB
等の簡便な方法とは言いがたく、更によりよい合成法の
開発が望まれていた。
(問題点を解決するための手段) そのために本発明者等は、 (式中、A及びYは、前記と同じである。) なる化合物を見出した。この化合物は、前記化合物Bに
簡便に誘導することができることが判り、その中間体で
ある本発明の化合物を経由して合成することにより、収
率よく化合物Bを誘導できることを見出し、本発明を完
成した。
(式中、A′は保護されたホルミル基であり、R1はp−
ニトロフェニル、2,4−ジニトロフェニル又はo−ニト
ロフェニル基である。Y,nは前記と同じである。) 〔第一工程〕 本工程は、前記一般式(II)で表されるピリジルオキシア
ミンと前記一般式(III)で表されるフルフリルチオ酢酸
エステルとを反応させることにより前記一般式(I-a)で
表されるアセタールピリジルオキシ誘導体を製造するも
のである。
前記一般式(II)で表されるピリジルオキシアミンは、以
下に記載する反応式に従い製造することができる化合物
である。
(式中、A′は、保護されたホルミル基である。R2は水
酸基の保護基であり、Yは前記と同じである。)即ち、
工業的に入手容易な2−アミノ−4−メチルピリジンよ
り前記反応式に従い製造することができる(下記参考例
参照)。尚、ホルミル基の保護にあたって、使用できる
アルコールとしては例えばメタノール、エタノール、プ
ロパノール、1,2−エチレングリコール、1,3−プロピレ
ングリコール等を又、オルトギ酸エステルとしてはオル
トギ酸メチル、オルトギ酸エチル等を挙げることができ
る。アルコールを反応させるには、酸触媒の存在下に行
なうものである。酸としては塩酸、硫酸、p−トルエン
スルホン酸の鉱酸あるいは有機酸を使用できる。
本工程の一方の原料である前記一般式(III)で表される
フルフリルチオエステルは、例えば、2−(フルフリル
スルフィニル)酢酸とニトロフェノールとを脱水縮合剤
(例えばジシクロヘキシルカルボジイミド等)の存在下
反応させることにより得ることができる。
本工程を実施するには溶媒中で行うことが望ましく、例
えば、エチルエーテル、テトラヒドロフラン(THF)、
ジメトキシエタン(DME)、ジオキサン等のエーテル、
クロロホルム、ジクロロメタン等のハロゲン化炭化水
素、ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素、ジメチル
ホルムアミド等のアミドを使用することができる。
反応は0〜50℃の温度範囲を選択することにより円滑
に進行する。
〔第二工程〕
本工程は前記一般式(I-a)で表されるアセタールピリジ
ルオキシ誘導体を脱保護し、前記一般式(I-b)で表され
るピリジルオキシ誘導体を製造するものである。
本工程は、酸の存在下に行うことが必要である。酸とし
ては、塩酸、硫酸等の鉱酸、酢酸、p−トルエンスルホ
ン酸、カンファースルホン酸、クエン酸等の有機酸を好
適に使用することができる。酸の使用量は1当量ないし
5当量である。
本工程を実施するにあたっては溶媒の使用が望ましく、
水、アセトン等のケトン、THF、DME等のエーテル、アセ
トニトリル等のニトリルを単独又は混合して使用するこ
とができる。
反応は30〜100℃の範囲で行うことができる。
以上の如くして得られた一般式(I-b)で表されるピリジ
ルオキシ誘導体は、アミンと反応させた後常套手段によ
り前記化合物Bに導くことができる(下記参考例参
照)。
以下、実施例及び参考例により本発明を更に詳細に説明
する。
2−アミノ−4−メチルピリジン(108.1g)を47%
臭化水素酸(500m)に溶かし寒剤で0℃にし、臭
素(500g)を滴下した。反応が5℃以下になるよう
に調節しながら亜硝酸ナトリウム(172.5g)の水
(500m)溶液を滴下した。すべて滴下してから1
時間攪拌し水酸化ナトリウム(300g)の水(1)
溶液を滴下し溶液を塩基性にした。酢酸エチルで抽出
し、有機層を水洗し乾燥させた後溶媒を留去した。蒸溜
で精製し2−ブロモ−4−メチルピリジンを126g得
た。収率73%。
沸点79〜81℃/4〜5mmHg。1 H-NMR(δ,CDCl3):8.22(1H,d,J=4.9Hz),7.33(1H,
s),7.70(1H,d,J=4.9Hz),2.34(3H,s) 参考例2 2−ブロモ−4−メチルピリジン(50.0g)を濃硫酸
(400m)に溶かし、氷冷下無水クロム酸(87.2
g)を少量ずつ加えた。1時間攪拌し氷水中にいれた。
析出した結晶を濾取し、エタノールから再結晶した。2
−ブロモ−4−ピリジンカルボン酸を48.8g得た。収
率83%。
融点213.9〜214.4℃ 参考例3 水素化ホウ素ナトリウム(17.4g)をTHF(1.6)に懸
濁させ、メカニカルスターラーで攪拌する。氷−水にて
冷却し、2−ブロモ−4−ピリジンカルボン酸(62.2
g)を少量ずつ加えた。室温まで昇温後、水素の発生が
止むまで攪拌した。三フッ化ホウ素エーテラート(7.5
−8m)のTHF(500m)溶液を室温にて3時間
滴下した。滴下終了後、そのまま20時間攪拌した。反
応溶液を氷−水にて冷却し、1.5N−塩酸を加え、pH1
〜2とした。THFを減圧下留去した。4N−水酸化ナト
リウム溶液を加えpH10〜11とし酢酸エチルにて抽
出、有機層は飽和食塩水で洗浄した。水層はさらに酢酸
エチルにて2回抽出した。有機層は合わせて無水硫酸ナ
トリウムにて乾燥した。減圧下濃縮することにより2−
ブロモ−4−ピリジンメタノールを51.3g得た。収率
88%。
融点63.3-64.4℃(ジイソプロピルエーテル)1 H-NMR(δ,CDCl3):8.31(1H,d,J=4.5Hz),7.38(1H,
s),7.22(1H,d,J=4.5Hz),4.76(2H,s),2.40〜2.70(1H,m) IR(cm-1,KBr):3268,1598,1382,1070 C6H6BrO:実測値 186.9639 計算値 186.9633 実施例4 2−ブロモ−4−ピリジンメタノール(21.0g)、N
−ブロモコハク酸イミド(32.3g)および無水炭酸ナ
トリウム(23.1g)の混合物をベンゼン(600m
)に懸濁させ4時間加熱還流する(浴温110〜12
0℃)。氷浴で冷却し、飽和炭酸水素ナトリウム溶液を
加えpH9〜10とする。不溶物を去する(酢酸エチル
で洗浄)。有機層を分離し、10%チオ硫酸ナトリウム
溶液次いで飽和食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥
する。溶媒を留去することにより2−ブロモ−4−ピリ
ジンアルデヒドを18.2g得た。収率88%。
融点52.6〜53.5℃(n−ヘキサン)1 H-NMR(δ,CDCl3):10.03(1H,s),8.64(1H,d,J=4.9H
z)7.90(1H,s),7.68(1H,d,J=4.9Hz) IR(cm-1,KBr):1704,1554,1204 C6H4BrO:実測値 184.9485 :計算値 184.9476 参考例5 2−ブロム−4−ピリジンアルデヒド(60g)をベン
ゼン(600m)に溶解し、エチレングリコール(4
0g)、p−トルエンスルホン酸(6g)を入れ、ディ
ーンスタークトラップを用いて水を除きながら18時間
加熱還流した。反応終了後、氷、飽和炭酸水素ナトリウ
ム水溶液を入れ塩基性にした。有機層を水洗し、乾燥し
て溶媒を留去した。得られた化合物を蒸溜して2−ブロ
ム−4−(1,3−ジオキソラン−2−イル)ピリジンを
60g得た。収率82%。
沸点121−122℃/3mmHg1 H-NMR(δ,CDCl3):8.39(1H,d,J=5.5Hz),7.60(1H,
s),7.34(1H,d,J=5.5Hz),5.80(1H,s),4.07(2H,d,J=12H
z),4.05(2H,d,J=12Hz) IR(cm-1,film):2894,1594,1553,1367,1121,1097 C8H8BrNO2:実測値 228.9738 計算値 228.9738 参考例6 イソニコチン酸オキシド(87g)、オキシ塩化リン
(350m)、五塩化リン(192g)を混合し、3
時間還流した。反応混合液を氷にあけ、一夜放置した。
生じた沈澱を濾取し、エタノールから再結晶することで
2−クロロ−4−ピリジンカルボン酸を65g得た。収
率66%。
融点:228.1〜228.7℃ IR(cm-1,KBr):1718,1604,1566,1458,1372 C6H4NO2Cl:実測値 156.9940 計算値 156.9931 参考例7 水素化ホウ素ナトリウム(35.59g)をTHF(3)
に懸濁させ、メカニカルスターラーで攪拌した。氷水に
て冷却し、2−クロロ−4−ピリジンカルボン酸(98.
83g)少量ずつ加えた。室温まで昇温後、水素の発生
が止むまで攪拌し、三フッ化ホウ素・エーテラート(1
58m)のTHF(1000m)溶液を室温にて3時
間かけて滴下した。滴下終了後そのまま20時間攪拌し
た。反応溶液を氷水にて冷却し、1.5N−塩酸を加えpH
1〜2とし、THFを減圧下留去した。4N−水酸化ナト
リウム溶液を加えpH10〜11とし、酢酸エチルにて抽
出、有機層は飽和食塩水で洗浄した。水層はさらに酢酸
エチルにて2回抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄し
た。有機層は合わせて無水硫酸ナトリウムにて乾燥し、
減圧下濃縮することにより2−クロロ−4−ピリジンメ
タノールを75.0g得た。収率83%。
融点:65.7〜66.4℃1 H-NMR(δ,CDCl3):8.30(1H,d,J=4.6Hz),7.37(1H,
s),7.22(1H,d,J=4.6Hz),4.76(2H,s),2.70〜2.85(1H,br
-s) IR(cm-1,KBr):3284,1600,1394 実施例8 2−クロロ−4−ピリジンメタノール(69.0g)、N
−ブロモコハク酸イミド(128.3g)、無水炭酸ナト
リウム(101.9g)をベンゼン(1.8)に懸濁し、
4時間還流した。
冷却後、飽和重曹水を攪拌しながら少量づつ、発泡がお
さまるまで加えた。
不溶物を濾過し、有機層を分離、10%−チオ硫酸ナト
リウム溶液で一回、飽和食塩水で二回洗浄、乾燥後留去
し、2−クロロ−4−ピリジンアルデヒドを64.3g得
た。収率95%。1 H-NMR(δ,CDCl3):10.06(1H,s),8.66(1H,d,J=4.7H
z),7.76(1H,s),7.66(1H,d,J=4.7Hz) IR(cm-1,film):2860,1712,1592,1558 参考例9 2−クロロ−4−ピリジンアルデヒド(60g)、オル
トギ酸エチル(90g)をエタノール(600m)に
溶解し、p−トルエンスルホン酸(7g)を加え、1時
間還流した。
冷却後、反応溶液を濃縮し、濃縮液を酢酸エチルにと
り、これを飽和重曹水、ついで飽和食塩水で洗浄、乾燥
後留去した。
残渣を減圧蒸溜に付し、2−クロロ−4−ジエトキシメ
チルピリジンを75g得た。収率82%。
沸点102〜103℃/2mmHg1 H-NMR(δ,CDCl3):8.39(1H,d,J=5.4Hz),7.46(1H,
s),7.32(1H,d,J=5.4Hz),5.48(1H,s),3.50〜3.65(4H,
m),1,26(6H,t,J=7.2Hz) IR(cm-1,film):2984,1596,1556 参考例10 2−ブロモ−4−(1,3−ジオキソラン−2−イル)ピ
リジン(10g)、4−(2−オキシテトラヒドロピラ
ニル)−cis−2−ブテン−1−オール(9.7g)、粉
状水酸化ナトリウム(7.0g)、炭酸カリウム(9.7
g)及び、硫酸水素テトラn−ブチルアンモニウム(1.
3g)をトルエン(150m)に懸濁し、18時間還
流した。
冷却後、ベンゼンで希釈し、水洗、乾燥後、溶媒を留去
し、2−{4−(2−オキシテトラヒドロピラニル)−
cis−2−ブテン−1−オキシ}−4−(1,3−ジオキソ
ラン−2−イル)ピリジンを12.1g得た。収率87
%。1 H-NMR(δ,CDCl3):8.15(1H,d,J=5.5Hz),6.96(1H,d,
J=5.5Hz),6.85(1H,s),5.79(1H,s),5.70〜5.90(2H,m),
4.93(2H,d,J=5.4Hz),4.65〜4.68(1H,m),4.37(1H,dd,J
=12.5,5.4Hz),4.20(1H,dd,J=12.5,5.4Hz),4.04(4H,d,
J=2Hz),3.82-3.91(1H,m),3.46-3.56(1H,m),1.46-1.92
(6H,m) IR(cm-1):2952,1618,1566,1316 C17H23NO5:実測値 321.1591 計算値 321.1577 参考例11 2−{4−(2−オキシテトラヒドロピラニル)−cis
−2−ブテン−1−オキシ}−4−(1,3−ジオキソラ
ン−2−イル)ピリジン(12.1g)をエタノール(2
50m)に溶解し、p−トルエンスルホン酸ピリジン
塩(1.5g)を加え、55℃(浴温)にて18時間攪拌
した。
反応終了後、飽和炭酸水素ナトリウム溶液を加え、塩基
性とした後、溶媒を濃縮した。
残渣を酢酸エチルにとり、水洗、乾燥後、溶媒を留去
し、4−{4−(1,3−ジオキソラン−2−イル)ピリ
ジン−2−オキシ}−cis−2−ブテン−1−オールを
定量的に8.9gを得た。1 H-NMR(δ,CDCl3):8.10(1H,d,J=4.5Hz),6.98(1H,d,
J=4.5Hz),6.86(1H,s),5.83-5.92(1H,m),5.78(1H,s),5.
69-5.78(1H,m),5.01(2H,d,J=7.4Hz),4.32(2H,d,J=6.4
Hz),4.01-4.08(4H,m) IR(cm-1,film):3424,2896,1620,1566,1426,1316,1032 C12H15NO4:実測値 237.0998 計算値 237.1001 参考例12 4−{4−(1,3−ジオキソラン−2−イル)ピリジル
−2−オキシ}−cis−2−ブテン−1−オール(10
g)、トリエチルアミン(6g)をクロロホルム(25
0m)に溶解し、氷冷下、チオニルクロリド(6g)
を滴下した。
同条件にて1時間攪拌後、氷、次いで、飽和炭酸水素ナ
トリウム溶液を加え、塩基性とした後、有機層を水洗、
乾燥し、留去した。
残渣は精製することなく、直ちにアセトニトリル(25
0m)に溶解し、フタルイミドカリウム(8g)、硫
酸水素テトラn−ブチルアンモニウム(1.4g)を加え
一夜還流した。
冷後、不溶物を去し、液を濃縮した。濃縮液を酢酸
エチルにとり、1N−水酸化ナトリウム溶液で洗浄後、
水洗、乾燥し、溶媒を留去した。
残渣をエタノールから再結晶し、N−〔4−{4−(1.
3−ジオキソラン−2−イル)ピリジル−2−オキシ}
−cis−2−ブテン〕フタルイミドを8g得た。収率5
3%。
融点 96.9−97.9℃1 H-NMR(δ、CDCl3):8.17(1H,d,J=5.3Hz),7.82(2H,d
d,J=6.3,3.7Hz),7.72(2H,dd,J=6.3,3.7Hz),6.98(1H,
d,J=5.3Hz),6.86(1H,s),5.88-5.96(1H,m),5.80(1H,s),
5.64-5.74(1H,m),5.12(2H,d,J=7.2Hz),4.47(2H,d,J=
7.2Hz),4.00−4.09(4H,m) IR(cm-1,KBr):2496,1770,1716,1614,1568,1120,1092 C20H18N2O5:実測値 366.1221 計算値 366.1216 参考例13 N−〔4−{4−(1,3−ジオキソラン−2−イル)ピ
リジン−2−オキシ}−cis−2−ブテン〕フタルイミ
ド(8.5g)をメタノール(200m)に溶解し、抱
水ヒドラジン(2.3g)を加え10時間還流した。
冷後、不溶物を去し、液を濃縮した。
残渣は放置することにより結晶し、4−{4−(1,3−
ジオキソラン−2−イル)ピリジル−2−オキシ}−ci
s−2−ブテン−1−アミンを10.3g得た。収率78
%。1 H-NMR(δ,CDCl3):8.15(1H,d,J=4.8Hz),6.97(1H,d,
J=4.8Hz),6.85(1H,s),5.78(1H,s),5.68-5.76(2H,m),4.
90(2H,d,J=4.8Hz),4.01-4.07(4H,m),3.45(2H,d,J=4.8
Hz) IR(cm-1,KBr):3068,1666,1082 参考例14 2−クロロ−4−ジエトキシメチルピリジン(20
g)、および、4−(2−オキシテトラヒドロピラニ
ル)−cis−2−ブテン−1−オール(31.92g)を
テトラヒドロフラン(500m)に溶解し、ジメチル
ホルムアミド(10m)を加え、氷冷下、油性水素化
ナトリウム(9.28g)を懸濁させた。室温まで戻し、
徐々に80℃まで加熱し、さらに18時間還流した。冷
却後、氷冷下、水を加え、濃縮し、残渣をベンゼンで希
釈し、不溶物をセライト濾過で除いた。
濾液の有機層を分離し、水層を再度ベンゼンで抽出し、
先の有機層と合わせ、飽和食塩水で洗浄、乾燥、溶媒を
留去し、2−{4−(2−オキシテトラヒドロピラニ
ル)−cis−2−ブテン−1−オキシ}−4−(ジエト
キシメチル)ピリジンを49.62g得た。1 H-NMR(δ,CDCl3):8.13(1H,d,J=5.5Hz),6.98(1H,d,
J=5.5Hz),6.87(1H,s),5.75〜5.95(2H,m),5.44(1H,s),
4.92(2H,d,J=6.4Hz),4.65〜4.70(1H,m),4.40〜4.50(1
H,m),4.20〜4.30(1H,m),3.85〜3.95(1H,m),3.40〜3.70
(5H,m),1.40〜1.90(6H,m),1.24(6H,t,J=7.2Hz) IR(cm-1,film):2948,1616,1566 参考例15 2−{4−(2−オキシテトラヒドロピラニル)−cis
−2−ブテン−1−オキシ}−4−(ジエトキシメチ
ル)ピリジン(49.62g)をエタノール(500m
)に溶解し、p−トルエンスルホン酸(2.64g)を
加え、浴温60℃で3時間攪拌した。
冷却後、氷冷下、飽和重曹水を加え、塩基性とし濃縮し
た。残渣を酢酸エチルにて2回抽出し、抽出液を飽和食
塩水で洗浄、乾燥、濃縮し、4−{4−(ジエトキシメ
チル)ピリジル−2−オキシ}−cis−2−ブテン−1
−オールを29g得た。1 H-NMR(δ,CDCl3):8.7(1H,d,J=5.3Hz),6.99(1H,d,J
=5.3Hz),6.88(1H,s),5.90〜6.00(1H,m),5.70〜5.80(1
H,m),5.43(1H,s),5.01(2H,d,J=6.8Hz),4.33(2H,d,J=
6.5Hz),3.50〜3.70(4H,m),1.24(6H,t,J=7.4Hz) IR(cm-1,film):3416,1616,1586 C14H21NO4:実測値 267.1477 計算値 267.1471 参考例16 4−{4−(ジエトキシメチル)ピリジル−2−オキ
シ}−cis−2−ブテン−1−オール(29g)を塩化
メチレン(500m)に溶解、無水炭酸カリウム(1
2.2g)を懸濁し、氷冷下、塩化チオニル(13.2g)
の塩化メチレン(100m)溶液を滴下した。1時間
攪拌後、固体を濾過し、濾液を濃縮した。
残渣をトルエン(800m)に溶解し、フタルイミド
カリウム(26.5g)、無水炭酸カリウム(6.9g)、
硫酸水素テトラ−n−ブチルアンモニウム(3.1g)を
懸濁し、激しく攪拌しながら、20時間還流した。
冷却後、不溶物を濾過し、酢酸エチルでよく洗浄した。
濾液と洗液を合わせ、水洗し、さらに、水層を酢酸エチ
ルで再抽出した。有機層を合わせ、冷−1N−水酸化ナ
トリウム溶液で3回、飽和食塩水で1回それぞれ洗浄
後、乾燥、留去し、N−〔4−{4−(ジエトキシメチ
ル)ピリジル−2−オキシ}−cis−2−ブテン〕フタ
ルイミドを41.06得た。1 H-NMR(δ,CDCl3):8.15(1H,d,J=5.2Hz),7.80〜7.90
(2H,m),7.70〜7.80(2H,m),6.98(1H,d,J=5.2Hz),6.89(1
H,s),5.90〜6.00(1H,m),5.60〜5.70(1H,m),5.44(1H,s),
5.12(2H,d,J=6.5Hz),4.57(2H,d,J=6.2Hz),3.50〜3.70
(4H,m),1.24(6H,t,J=7.2Hz) IR(cm-1,film):1770,1716,1614 C22H24N2O5:実測値 396.1694 計算値 396.1688 参考例17 N−〔4−{4−(ジエトキシメチル)ピリジル−2−
オキシ}−cis−2−ブテン〕フタルイミド(41.06
g)をメタノール(500m)に溶解し、ヒドラジン
・一水和物(13.93g)を加え、2時間還流した。
反応液を濃縮し、残渣を塩化メチレンで希釈、不溶物を
濾過し、固体を塩化メチレンで洗浄し、濾液と洗液を合
わせて濃縮した。濃縮後、塩化メチレンを加えて、固体
が析出しなくなるまで、濾過、洗浄、濃縮を繰り返し
た。濃縮液を酢酸エチルに溶解し、2回水洗後、有機層
を冷10%−酢酸で抽出した。抽出液(酢酸溶液)に氷
冷下、無水炭酸カリウム(固体)を加え、塩基性とし、
酢酸エチルで2回抽出し、飽和食塩水で洗浄、乾燥、溶
媒を留去し、4−{4−(ジエトキシメチル)ピリジル
−2−オキシ}−cis−2−ブテン−1−アミンを12.
4g得た。参考例14からの通算収率50%。1 H-NMR(δ,CDCl3):8.13(1H,d,J=4.5Hz),6.97(1H,d,
J=4.5Hz),6.87(1H,s),5.75(2H,m),5.43(1H,s),4.89(2
H,d,J=5.4Hz),3.55(4H,m),3.45(2H,d,J=4.8Hz),1.55
(2H,br-s),1.23(6H,t,J=9Hz) IR(cm-1,film):3400,3200,3000,2950,1680,1620,1570,
1410,1060 C14H22N2O3:実測値 266.1642 計算値 266.1641 実施例1 フルフリルスルフィニル酢酸p−ニトロフェニルエステ
ル(13.5g)をTHF(300m)に懸濁し、氷冷
下、4−{4−(1,3−ジオキソラン−2−イル)ピリ
ジル−2−オキシ}−cis−2−ブテン−1−アミン
(10.3g)のTHF溶液(100m)を滴下した。
1時間後、室温に戻し、一夜攪拌した。
溶媒を濃縮し、残渣を酢酸エチルにとり、1N−水酸化
ナトリウム溶液で洗浄、水洗、乾燥後、溶媒を留去し、
N−〔4−{4−(1,3−ジオキソラン−2−イル)ピ
リジル−2−オキシ}−cis−2−ブテニル〕−2−
(フルフリルスルフィニル)アセトアミドを16.1g得
た。収率91%。1 H-NMR(δ,CDCl3):8.15(1H,d,J=5.5Hz),7.44(1H,d,
J=2.4Hz),7.10-7.20(1H,br-s),6.98(1H,d,J=5.5Hz),
6.47(1H,d,J=2.8Hz),6.39(1H,dd,J=2.4,2.8Hz),5.79-
5.90(1H,m),5.78(1H,s),5.63-5.72(1H,m),4.95(2H,d,J
=6.9Hz),4.27(1H,d,J=14.2Hz),4.18(1H,d,J=14.2Hz)
4.10(2H,t,J=6.6Hz),4.01-4.07(4H,m)3.59(1H,d,J=1
4.2Hz)3.34(1H,d,J=14.2Hz) IR(cm-1,film):1660,1618,1566,1310,1034 C19H22N2O6S:実測値 406.1208 計算値 406.1199 実施例2 N−〔4−{4−(1,3−ジオキソラン−2−イル)ピ
リジル−2−オキシ}−cis−2−ブテニル〕−2−
(フルフリルスルフィニル)アセトアミド(10.0g)
を水−アセトン(1:4)(200m)に溶解し、p
−トルエンスルホン酸(5.6g)を加え、18時間還流
した。
冷後、飽和炭酸水素ナトリウム溶液を加え、塩基性と
し、濃縮した。濃縮液を酢酸エチルにとり、水洗、乾燥
し、溶媒を留去した。得られた残渣をカラムクロマトグ
ラフィー(1%メタノール−クロロホルム)に付し、N
−{4−(4−ホルミル−2−ピリジルオキシ)−cis
−2−ブテニル}−2−(フルフリルスルフィニル)ア
セトアミドを4.6g得た。収率52%。
融点67.6−69.9℃1 H-NMR(δ,CDCl3):10.00(1H,s),8.36(1H,d,J=4.6H
z),7.45(1H,d,J=3Hz),7.30(1H,d,J=4.6Hz),7.16(1H,
s),7.08(1H,br-s),6.47(1H,d,J=3.5Hz),6.40(1H,dd,J
=3.5,3.0Hz),5.82-5.92(1H,m),5.66-5.76(1H,m),5.00
(2H,d,J=6.4Hz),4.27(1H,d,J=14.3Hz),4.18(1H,d,J=
14.3Hz),4.12(2H,t,J=6.3Hz),3.59(1H,d,J=14.1Hz),
3.34(1H,d,J=14.1Hz) IR(cm-1,KBr):3236,1712,1624,1564,1036 C17H18N2O5S:実測値 362.0934 計算値 362.0937 実施例3 4−{4−(ジエトキシメチル)ピリジル−2−オキ
シ}−cis−2−ブテン−1−アミン(12.4g)をTHF
(300m)に溶解し、スルフリルフルフリル酢酸p
−ニトロフェニルエステル(17.3g)を加え、室温で
5時間攪拌後、濃縮した。残渣を酢酸エチルに溶解し、
10%−炭酸カリウム水溶液で二回、水で一回洗浄し
た。水層は酢酸エチルで再抽出し、先の有機層と合わせ
て、飽和食塩水で洗浄し、乾燥、溶媒を留去し、N−
〔4−{4−(ジエトキシメチル)ピリジル−2−オキ
シ}−cis−2−ブテニル〕−2−(フルフリルスルフ
ィニル)アセトアミドを19.83g得た。収率97%。1 H-NMR(δ,CDCl3):8.12(1H,d,J=5.1Hz),7.43(1H,d,
J=1.8Hz),7.11(1H,br-s),6.98(1H,d,J=5.4Hz),6.87(1
H,s),6.47(1H,d,J=3.3Hz),6.40(1H,m),5.86(1H,m),5.6
7(1H,m),5.43(1H,s),4.94(2H,d,J=5.7Hz),4.27(1H,d,J
=18.5Hz),4.18(1H,d,J=18.5Hz),4.11(2H,d,J=6.6H
z),3.58(5H,m),3.33(1H,d,J=14.4Hz),1.23(6H,t,J=9.
0Hz) IR(cm-1,film):3400,2950,1680,1620,1570,1400 C21H28N2O6S:実測値 436.1676 計算値 436.1668 実施例4 N−〔4−{4−(ジエトキシメチル)ピリジル−2−
オキシ}−cis−2−ブテニル〕−2−(フルフリルス
ルフィニル)アセトアミド(19.83g)をアセトン−
水(4:1)の混合溶媒(600m)に溶解し、p−
トルエンスルホン酸・一水和物(1.72g)を加え、3
時間還流した。冷却後、溶液を濃縮し、残渣を酢酸エチ
ルにとり、冷−飽和重曹水に加え、析出した不溶物を濾
過し、有機層を分離した。水層を再度、酢酸エチルで抽
出し、先の有機層と合わせ、飽和食塩水で洗浄後、乾
燥、溶媒を留去し、N−{4−(4−ホルミル−2−ピ
リジルオキシ)−cis−2−ブテニル}−2−(フルフ
リルスルフィニル)アセトアミドを16.64g得た。収
率定量的。
参考冷18 N−{4−(4−ホルミル−2−ピリジルオキシ)−ci
s−2−ブテニル}−2−(フルフリルスルフィニル)
アセトアミド(4.0g)をエタノール(100m)に
溶解し、氷冷下ピペリジン(2.0g)を加え攪拌した。
3時間後、氷冷下、水素化ホウ素ナトリウム(0.5g)
を加え、6時間攪拌した。
酢酸を加えハイドライドを分解した後、濃縮した。
残渣を酢酸エチルにとり、10%−酢酸にて2回抽出し
た。
酢酸層を4回、酢酸エチルで洗浄した後、炭酸カリウム
にて塩基性とし、酢酸エチルで抽出した。
有機層を水洗、乾燥し、留去した。
残渣をエーテル−ヘキサンから再結晶し、N−〔4−
{4−(ピペリジノメチル)ピリジル−2−オキシ}−
cis−2−ブテニル〕−2−(フルフリルスルフィニ
ル)アセトアミドを2.2g得た。収率46% 融点92.7−94.9℃ NMR(δ,CDCl3):1.40-1.50(2H,m),1.50-1.65(4H,m),
2.30-2.45(4H,m),3.34(1H,d,J=14.2Hz),3.40(2H,s),3.
69(1H,d,J=14.2Hz),4.15(2H,dd,J=6.1Hz,6.1Hz),4.14
(1H,d,J=14.2Hz),4.38(1H,d,J=14.2Hz),4.93(2H,t,J
=6.1Hz),5.60-5.75(1H,m),5.80-5.90(1H,m),6.40(1H,d
d,J=3.1Hz,1.6Hz),6.47(1H,d,J=3.1Hz),6.73(1H,s),
6.87(1H,d,J=5.1Hz),7.15-7.25(1H,brs),7.44(1H,d,J
=1.6Hz),8.04(1H,d,J=5.1Hz) IR(cm-1,KBr):1645(C=O)1041(S→O) C22H29N3O4S:実測値 431.1883 計算値 431.1879 (発明の効果) 本発明の前記一般式(I)で表されるピリジン誘導体は簡
便に製造できる。又、参考例に示した如く反応に付すこ
とにより容易に前記化合物B等に導くことができる、化
合物B等はすぐれたヒスタミンH2受容体拮抗作用を有す
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式 で表されるピリジン誘導体(式中、Aは、ホルミル基又
    はホルミル基とアルコール若しくはオルトギ酸エステル
    との反応により得られる保護されたホルミル基である。
    アルコールとしては、メタノール、エタノール、プロパ
    ノール、1,2−エチレングリコール又は1,3−プロ
    ピレングリコールであり、オルトギ酸エステルとして
    は、オルトギ酸メチル又はオルトギ酸エチルである。Y
    は、−CH2−CH2−で表される基又は−CH=CH−
    で表される基であり、nは、0,1又は2である。)。
JP13835488A 1987-11-17 1988-06-07 ピリジン誘導体 Expired - Lifetime JPH0649698B2 (ja)

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