JPH0653893B2 - 排気バルブの製作方法 - Google Patents
排気バルブの製作方法Info
- Publication number
- JPH0653893B2 JPH0653893B2 JP63084582A JP8458288A JPH0653893B2 JP H0653893 B2 JPH0653893 B2 JP H0653893B2 JP 63084582 A JP63084582 A JP 63084582A JP 8458288 A JP8458288 A JP 8458288A JP H0653893 B2 JPH0653893 B2 JP H0653893B2
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- JP
- Japan
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- heat
- exhaust valve
- resistant steel
- valve
- umbrella
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- Laser Beam Processing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はエンジンの排気バルブの製造方法に関する。
例えばディーゼルエンジンの排気バルブでは、その傘部
2は軸部3よりも苛酷な化学的雰囲気で熱負荷に曝され
る関係上、一般に第2図側面図に示すように、オーステ
ナイト系耐熱鋼で作られた傘部2とマルテンサイト系耐
熱鋼で作られた軸部3とを溶接部4にて突合溶接するこ
とにより作られ、その熱処理は軸部のマルテンサイト系
耐熱鋼の特性に合わせて全体的に1050℃程度にて焼入れ
られ700゜〜800 ℃に焼戻されている。
2は軸部3よりも苛酷な化学的雰囲気で熱負荷に曝され
る関係上、一般に第2図側面図に示すように、オーステ
ナイト系耐熱鋼で作られた傘部2とマルテンサイト系耐
熱鋼で作られた軸部3とを溶接部4にて突合溶接するこ
とにより作られ、その熱処理は軸部のマルテンサイト系
耐熱鋼の特性に合わせて全体的に1050℃程度にて焼入れ
られ700゜〜800 ℃に焼戻されている。
これは、傘部のオーステナイト系耐熱鋼の治金学的特性
に合わせてバルブ全体を熱処理すると、軸部の金属組織
の変化によりその強度及び靭性が低下することによる。
に合わせてバルブ全体を熱処理すると、軸部の金属組織
の変化によりその強度及び靭性が低下することによる。
しかしながら、この種の排気バルブの傘部はオーステナ
イト系耐熱鋼である関係上、その固溶化熱処理は1100〜
1200℃程度で行われることがその耐蝕性を十分発揮する
ために望ましく、この点、従来の焼入れ温度では高価な
材質にもかゝわらずその耐蝕性が十分発揮されるには至
っていない。
イト系耐熱鋼である関係上、その固溶化熱処理は1100〜
1200℃程度で行われることがその耐蝕性を十分発揮する
ために望ましく、この点、従来の焼入れ温度では高価な
材質にもかゝわらずその耐蝕性が十分発揮されるには至
っていない。
そこで、傘部を高周波焼入れすることも一応考えられる
のであるが、加熱にかなり時間がかゝり、また熱変形が
生ずるという問題がある。
のであるが、加熱にかなり時間がかゝり、また熱変形が
生ずるという問題がある。
本発明はこのような事情に鑑みて提案されたもので、熱
変形を伴うことなく迅速に表面層のみを加熱してオース
テナイト耐熱鋼の耐熱性及び耐蝕性を十分に発揮する長
寿命の排気バルブの製造方法を提供することを目的とす
る。
変形を伴うことなく迅速に表面層のみを加熱してオース
テナイト耐熱鋼の耐熱性及び耐蝕性を十分に発揮する長
寿命の排気バルブの製造方法を提供することを目的とす
る。
そのために本発明は、オーステナイト系耐熱鋼よりなる
傘部とマルテンサイト系耐熱鋼よりなる軸部とを突合わ
せ溶接したのち上記軸部の治金学的特性に合わせて全体
を熱処理する排気バルブの製作方法において、上記熱処
理後、上記バルブをその中心軸線の周りに適宜回転速度
で回転するとゝもにこれを軸方向に移動し、その間レー
ザビームの方向を相対的に変えながらこれを上記外表面
に法線方向に当てることによりその外表面を全体的に焼
入れすることを特徴とする。
傘部とマルテンサイト系耐熱鋼よりなる軸部とを突合わ
せ溶接したのち上記軸部の治金学的特性に合わせて全体
を熱処理する排気バルブの製作方法において、上記熱処
理後、上記バルブをその中心軸線の周りに適宜回転速度
で回転するとゝもにこれを軸方向に移動し、その間レー
ザビームの方向を相対的に変えながらこれを上記外表面
に法線方向に当てることによりその外表面を全体的に焼
入れすることを特徴とする。
このような構成により、傘部の軸側の硫酸アタックを受
ける上表面のみをレーザービームにより順次連続的に熱
変形を伴うことなく迅速に表面積層のみを加熱してオー
ステナイト耐熱鋼の耐熱性及び耐蝕性を十分に発揮する
長寿命の排気バルブの製造方法を得ることができる。
ける上表面のみをレーザービームにより順次連続的に熱
変形を伴うことなく迅速に表面積層のみを加熱してオー
ステナイト耐熱鋼の耐熱性及び耐蝕性を十分に発揮する
長寿命の排気バルブの製造方法を得ることができる。
本発明の一実施例を図面について説明すると、第1図は
その斜視図である。
その斜視図である。
上図において、第2図と同一の符番はそれぞれ同図と同
一の部材を示し、5はレーザー光源、6はレーザービー
ムである。
一の部材を示し、5はレーザー光源、6はレーザービー
ムである。
このような配置において、排気バルブ1及びレーザー光
源5は始めそれぞれ実線で示す関係位置にあり、排気バ
ルブ1の傘部2の低勾配部a部にレーザービーム6のス
ポットが法線方向に当てられるとゝもに、排気バルブ1
は図示せざる手段により、その中心軸線の周りに一定速
度で回転しながら一定速度で破線に示す位置まで軸方向
下法に送られ、その間、レーザー光源5は実線位置から
破線位置へ図示せざる手段により回動する。
源5は始めそれぞれ実線で示す関係位置にあり、排気バ
ルブ1の傘部2の低勾配部a部にレーザービーム6のス
ポットが法線方向に当てられるとゝもに、排気バルブ1
は図示せざる手段により、その中心軸線の周りに一定速
度で回転しながら一定速度で破線に示す位置まで軸方向
下法に送られ、その間、レーザー光源5は実線位置から
破線位置へ図示せざる手段により回動する。
そうすると、始め傘部2の低勾配部aが、次に急勾配部
bが順次レーザービーム6の照射を受けて、その際、レ
ーザースポットが当った部分は瞬時にその表面層のみが
加熱されたのちすぐ空冷される結果、焼入られ、傘部及
びレーザー光源が破線位置に達したときは、傘部の上表
面は全面的に焼入れが終わる。
bが順次レーザービーム6の照射を受けて、その際、レ
ーザースポットが当った部分は瞬時にその表面層のみが
加熱されたのちすぐ空冷される結果、焼入られ、傘部及
びレーザー光源が破線位置に達したときは、傘部の上表
面は全面的に焼入れが終わる。
以上の焼入れの際、焼入れはレーザースポットに照射さ
れた小部分の表層部のみに行われるので、全体的に熱変
形は生ぜず、傘部上面は効率的にその耐食性が、オース
テナイト耐熱鋼の治金学的特性に一致するまで向上す
る。
れた小部分の表層部のみに行われるので、全体的に熱変
形は生ぜず、傘部上面は効率的にその耐食性が、オース
テナイト耐熱鋼の治金学的特性に一致するまで向上す
る。
要するに本発明によれば、オーステナイト系耐熱鋼より
なる傘部とマルテンサイト系耐熱鋼よりなる軸部とを突
合わせ溶接したのち上記軸部の治金学的特性に合わせて
全体を熱処理する排気バルブの製作方法において、上記
熱処理後、上記バルブをその中心軸線の周りに適宜回転
速度で回転するとゝもにこれを軸方向に移動し、その間
レーザービームの方向を相対的に変えながらこれを上記
外表面に法線方向に当てることによりその外表面を全体
的に焼入れすることにより、熱変形を伴うことなく迅速
に表面層のみを加熱してオーステナイト耐熱鋼の耐熱性
及び耐食性を十分に発揮する長寿命の排気バルブの製造
方法を得るから、本発明は産業上極めて有益なものであ
る。
なる傘部とマルテンサイト系耐熱鋼よりなる軸部とを突
合わせ溶接したのち上記軸部の治金学的特性に合わせて
全体を熱処理する排気バルブの製作方法において、上記
熱処理後、上記バルブをその中心軸線の周りに適宜回転
速度で回転するとゝもにこれを軸方向に移動し、その間
レーザービームの方向を相対的に変えながらこれを上記
外表面に法線方向に当てることによりその外表面を全体
的に焼入れすることにより、熱変形を伴うことなく迅速
に表面層のみを加熱してオーステナイト耐熱鋼の耐熱性
及び耐食性を十分に発揮する長寿命の排気バルブの製造
方法を得るから、本発明は産業上極めて有益なものであ
る。
第1図は本発明の一実施例の焼入れ要領を示す配置図、
第2図は公知のディーゼルエンジンの排気バルブを示す
側面図である。 1……排気バルブ、2……傘部、3……軸部、4……溶
接部、5……レーザー光源、6……レーザービーム、 a……低勾配部、b……急勾配部
第2図は公知のディーゼルエンジンの排気バルブを示す
側面図である。 1……排気バルブ、2……傘部、3……軸部、4……溶
接部、5……レーザー光源、6……レーザービーム、 a……低勾配部、b……急勾配部
Claims (1)
- 【請求項1】オーステナイト系耐熱鋼よりなる傘部とマ
ルテンサイト系耐熱鋼よりなる軸部とを突合わせ溶接し
たのち上記軸部の治金学的特性に合わせて全体を熱処理
する排気バルブの製作方法において、上記熱処理後、上
記バルブをその中心軸線の周りに適宜回転速度で回転す
るとゝもにこれを軸方向に移動し、その間レーザビーム
の方向を相対的に変えながらこれを上記外表面に法線方
向に当てることによりその外表面を全体的に焼入れする
ことを特徴とする排気バルブの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63084582A JPH0653893B2 (ja) | 1988-04-06 | 1988-04-06 | 排気バルブの製作方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63084582A JPH0653893B2 (ja) | 1988-04-06 | 1988-04-06 | 排気バルブの製作方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01259128A JPH01259128A (ja) | 1989-10-16 |
| JPH0653893B2 true JPH0653893B2 (ja) | 1994-07-20 |
Family
ID=13834671
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63084582A Expired - Lifetime JPH0653893B2 (ja) | 1988-04-06 | 1988-04-06 | 排気バルブの製作方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0653893B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109628725A (zh) * | 2019-01-31 | 2019-04-16 | 磐石市星环阀片有限公司 | 一种高强度汽车阀片热处理设备及其加工方法 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0801214B1 (en) * | 1996-03-14 | 1999-12-22 | Fuji Oozx Inc. | Poppet valve and method of manufacturing it |
| CN102199698B (zh) * | 2010-03-25 | 2013-06-05 | 中国科学院力学研究所 | 气缸盖气门座激光强化工艺 |
-
1988
- 1988-04-06 JP JP63084582A patent/JPH0653893B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109628725A (zh) * | 2019-01-31 | 2019-04-16 | 磐石市星环阀片有限公司 | 一种高强度汽车阀片热处理设备及其加工方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01259128A (ja) | 1989-10-16 |
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