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JPH0662641B2 - アルミノオキサン類の製造方法 - Google Patents
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JPH0662641B2 - アルミノオキサン類の製造方法 - Google Patents

アルミノオキサン類の製造方法

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JPH0662641B2
JPH0662641B2 JP28922385A JP28922385A JPH0662641B2 JP H0662641 B2 JPH0662641 B2 JP H0662641B2 JP 28922385 A JP28922385 A JP 28922385A JP 28922385 A JP28922385 A JP 28922385A JP H0662641 B2 JPH0662641 B2 JP H0662641B2
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aluminum
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crystallization
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俊之 筒井
昭徳 豊田
典夫 柏
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三井石油化学工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はアルミノオキサン類の製造方法に関する。さら
に、詳細には比較的穏やかな反応によりオリゴマー化度
の高いアルミノオキサン類を好収率で製造する方法に関
する。
〔従来の技術〕
アルミノオキサン類は、チタン化合物、ジルコニウム化
合物などの遷移金属化合物と組合わせてオレフイン重合
の触媒として使用することにより、従来のチーグラー型
重合触媒に比べて高活性でしかも特異な重合をすること
が知られている。従来、アルミノオキサン類を製造する
方法としては、たとえば有機アルミニウム化合物のベン
ゼン溶液に水蒸気を反応させる方法〔J.Am.Chem.Soc.,9
0,3173(1968)〕、有機アルミニウム化合物を二酸化鉛で
酸化する方法〔J.Orgnomet.Chem.,43,81(1971)〕、トリ
アルキルアルミニウムを結晶水含有硫酸銅と反応させる
方法〔Jqv.Akad.Nauh.SSSR.Ser.Chim.,11,2547(197
5)〕、有機アルミニウム化合物を結晶水含有塩と反応さ
せる方法〔ソビエト特許第566,844号〕、無機アルミニ
ウム化合物に水を徐々に添加する方法〔米国特許第3242
099号〕などが知られている。これらの方法では、いず
れもオリゴマー化度の低い短鎖のアルミノオキサン類が
低収率で得られるに過ぎない。
また、特開昭59-95292号公報には有機アルミニウム化合
物に結晶水含有アルミニウム化合物を反応させる方法が
提案されている。この方法では前記先行技術文献に提案
された方法にくらべてオリゴマー化度の高いアルミノオ
キサン類が高い収率で得られるという特徴はあるが、と
くに反応初期の発熱量が大きいために反応熱の除去が困
難であること、その結果反応系の温度の制御が難しいこ
と、などの工業的規模で実施するには解決しなければな
らない難点があつた。また、この方法で得られるアルミ
ノオキサン類のオリゴマー化度は前記先行技術文献に提
案された方法にくらべて高いものが得られるが、該アル
ミノオキサン類をオレフイン重合の助触媒成分として利
用する場合には重合活性ならびに重合特異性などの点か
らさらに高オリゴマー化度のアルミノオキサン類が要望
されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明者らは、アルミノオキサン類の製造法に関する従
来の技術が上記状況にあることを認識し、さらに緩やか
な発熱反応により反応温度の制御が容易であつて工業的
規模での実施が容易であり、しかもオリゴマー化度の大
きいアルミノオキサン類を高収率で製造できる方法を検
討した結果、特定の結晶水含有化合物および有機アルミ
ニウム化合物を反応させることにより、上記目的が達成
できることを見出し、本発明に到達した。
〔問題点を解決するための手段〕および〔作用〕 本発明によれば、 (A)結晶水を含有するマグネシウム化合物、ニツケル化
合物およびランタニド化合物からなる群から選ばれた結
晶水含有化合物、および (B)有機アルミニウム化合物 を反応させることを特徴とするアルミノオキサン類の製
造方法が提供される。
本発明の方法において使用される結晶水含有化合物(A)
は、結晶水を含有するマグネシウム化合物、ニツケル化
合物およびランタニド化合物からなる群から選ばれた結
晶水含有化合物である。結晶水を含有するマグネシウム
化合物として具体的には、たとえば塩化マグネシウム・
6水和物、塩化マグネシウム・4水和物、臭化マグネシ
ウム・6水和物、硫酸マグネシウム・7水和物、くえん
酸マグネシウム・9水和物、酢酸マグネシウム・4水和
物などを例示することができ、結晶水を含有するニツケ
ル化合物として具体的には、たとえば硫酸ニツケル・6
水和物、塩化ニツケル・6水和物、酢酸ニツケル・4水
和物などを例示することができ、結晶水を含有するラン
タンド化合物として具体的には、たとえば塩化ランタン
・7水和物、硫酸第1セリウム・8水和物、塩化第1セ
リウム・7水和物、塩化ネオジウム・7水和物、塩化サ
マリウム・6水和物、塩化ユーロピウム・6水和物、塩
化ガドリウム・6水和物、塩化テルビウム・6水和物、
塩化ジスプロシウム・6水和物、塩化ホルミウム・6水
和物、塩化エルビウム・6水和物、塩化イツテルピウム
・6水和物などを例示することができる。
本発明の方法においては、結晶水含有化合物(A)として
結晶水含有マグネシウム化合物を使用すると、とくにオ
リゴマー化度の高いアルミノオキサン類が得られるよう
になるので好ましい。
本発明の方法において使用される有機アルミニウム化合
物(B)として具体的には、一般式 RnAlX3-n (式中、Rは炭素原子数1ないし10の炭化水素基また
は水素原子を示し、Xはハロゲン原子を示し、0<n≦
3の数を示す。Rはすべて同一であつても異なつていて
もよい。)で表わされる有機アルミニウム化合物を例示
することができる。さらには具体的には、たとえばトリ
メチルアルミニウム、トリエチルアルミニウム、トリプ
ロピルアルミニウム、トリイソプロピルアルミニウム、
トリn−ブチルアルミニウム、トリsec−ブチルアルミ
ニウム、トリtert−ブチルアルミニウム、トリペンチル
アルミニウム、トリヘキシルアルミニウム、トリオクチ
ルアルミニウム、トリデシルアルミニウム、トリシクロ
ヘキシルアルミニウム、トリシクロオクチルアルミニウ
ムなどのトリアルキルアルミニウム、ジメチルアルミニ
ウムクロリド、ジエチルアルミニウムクロリド、ジエチ
ルアルミニウムブロミド、ジイソブチルアルミニウムク
ロリドなどのジアルキルアルミニウムハライド、メチル
アルミニウムセスキクロリド、エチルアルミニウムセス
キクロリド、イソブチルアルミニウムセスキクロリドな
どのアルキルアルミニウムセスキハライド、メチルアム
ミニウムジクロリド、エチルアルミニウムジクロリドな
どのアルキルアルミニウムジハライドなどの部分的にハ
ロゲン化されたアルキルアルミニウム、ジエチルアルミ
ニウムハイドライド、ジイソブチルアルミニウムハイド
ライドなどのアルキルアルミニウムハイドライドなどを
例示することができる。これらの有機アルミニウム化合
物のうちでは前記一般式においてRがアルキル基であ
り、Xが塩素原子である有機アルミニウム化合物が好ま
しく、とくにトリアルキルアルミニウムが好ましい。
本発明の方法において、結晶水含有化合物(A)の使用割
合は、該有機アルミニウム化合物1モルに対する該結晶
水含有化合物(A)の結晶水モル数として通常は0.5ないし
5モル、好ましくは0.7ないし4モル、とくに好ましく
は1ないし3モルの範囲である。
本発明の方法において、該結晶水含有化合物(A)および
有機アルミニウム化合物(B)の反応は一般には有機溶媒
中で実施される。有機溶媒としては、ペンタン、ヘキサ
ン、ヘプタン、オクタン、ノナン、デカンなどの脂肪族
炭化水素、メチルシクロペンタン、シクロペンタン、シ
クロオクタン、シクロデカン、シクロドデカンなどの脂
環族炭化水素、ベンゼン、トルエン、キシレン、クメ
ン、シメンなどの芳香族炭化水素、ガソリン、灯油、軽
油などの石油留分などを例示することができる。該有機
溶媒のうちではアルミノオキサン類を反応条件下で溶解
することのできる有機溶媒が好しく、とくに芳香族炭化
水素が好ましい。これらの有機溶媒の使用割合は、該有
機アルミニウム化合物100重量部に対して通常300ないし
6000重量部、好ましくは400ないし3000重量部の範囲で
ある。反応系内の有機アルミニウム化合物の濃度はアル
ミニウム原子に換算して0.2ないし4グラム原子/、
好ましくは0.4ないし3グラム原子/の範囲に維持さ
れ、反応系内の結晶水濃度は通常0.5ないし5モル/
、好ましくは0.8ないし4モル/の範囲に維持され
る。
本発明の方法において、該結晶水含有化合物(A)および
有機アルミニウム化合物(B)を反応させる方法として
は、たとえば該結晶水含有化合物の前記有機溶媒懸濁液
と該有機アルミニウム化合物の前記有機溶媒とを加熱撹
拌条件下に接触させる方法、さらに具体的には該結晶水
含有化合物の有機溶媒懸濁液に該有機アルミニウム化合
物の前記有機溶媒溶液を加熱撹拌条件下に接触させる方
法などを例示することができる。反応の際の温度は通常
20ないし100℃、好ましくは20ないし90℃、より好まし
くは40ないし80℃であり、反応に要する時間は通常5時
間以上、好ましくは10ないし200時間の範囲である。
本発明の方法において、反応終了後の反応混合物中に存
在する未反応の結晶水含有化合物および/または結晶水
脱離化合物を別などの常法によつて除去した後、液
より溶媒を除去することによつて、アルミノオキサン類
を分離することができる。
〔実施例〕
次に本発明の方法を実施例によつて具体的に説明する。
実施例1 充分にアルゴンで置換した100mlのガラス製フラスコに
塩化マグネシウムの6水塩を3.0gとトルエン25mlを装
入し、0℃に冷却後、トルエン25mlで希釈したトリメチ
ルアルミニウム50mmolを滴下した。滴下時、フラスコ内
の温度を0℃に保つた。滴下終了後、70℃に昇温し、そ
の温度で4日間反応させた。反応後、過により固液分
離を行い、更に分離液よりトルエンを除いた。このよう
にして白色固体のメチルアルミノオキサン1.5gを得
た。ベンゼン中での凝固点降下により求められた分子量
は1860であり、該アルミノオキサンのオリゴマー化度
(m値)は30であつた。なお、オリゴマー化度とは下
式のm値を表わす。
実施例2 実施例1において反応時間を30時間とした以外は、実
施例1と全く同様に行い、分子量1390、m値22のメチル
アルミノオキサン1.7gを得た。
実施例3 実施例1において塩化マグネシウム6水塩を5.4g及び
トリメチルアルミニウムを100mmol使用した以外は実施
例1と全く同様に行い、分子量1450、m値23のメチルア
ルミノオキサン2.5gを得た。
実施例4 実施例1においてトリメチルアルミニウムの代わりにジ
エチルアルミニウムクロリドを50mmol用い、反応温度、
反応時間をそれぞれ40℃、24時間とした以外は実施例1
と全く同様に行い、分子量940、m値10のクロロアルミ
ノオキサン2.1gを得た。
実施例5 実施例1において塩化マグネシウム6水塩の代わりに硫
酸ニツケル6水塩を3.9g用い、反応温度、反応時間を
それぞれ40℃、24時間とした以外は実施例1と同様に行
い、分子量870、m値13のメチルアルミノオキサン1.4g
を得た。
実施例6 実施例1において塩化マグネシウム6水塩の代わりに塩
化第1セリウム7水塩を5.2g、トリメチルアルミニウ
ムを55mmol用い、反応温度、反応時間をそれぞれ40℃、
24時間とした以外は実施例1と同様に行い、分子量104
0、m値16のメチルアミノオキサン1.6gを得た。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)結晶水を含有するマグネシウム化合
    物、ニツケル化合物およびランタニド化合物からなる群
    より選ばれた結晶水含有化合物、および (B)有機アルミニウム化合物 を反応させることを特徴とするアルミノオキサン類の製
    造方法。
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