JPH0667817B2 - アスパラガスサポニン含有化粧品組成物 - Google Patents
アスパラガスサポニン含有化粧品組成物Info
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- JPH0667817B2 JPH0667817B2 JP2147256A JP14725690A JPH0667817B2 JP H0667817 B2 JPH0667817 B2 JP H0667817B2 JP 2147256 A JP2147256 A JP 2147256A JP 14725690 A JP14725690 A JP 14725690A JP H0667817 B2 JPH0667817 B2 JP H0667817B2
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- asparagus saponin
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、アスパラガス抽出物を配合した化粧品組成物
に関し、特に抗真菌特性、界面活性能力および養毛効果
のうち少なくとも1つの特性を付与または顕著に改善す
る量で配合した化粧品組成物に関するものである。
に関し、特に抗真菌特性、界面活性能力および養毛効果
のうち少なくとも1つの特性を付与または顕著に改善す
る量で配合した化粧品組成物に関するものである。
[従来の技術] 従来、植物中にサポニンが含有されていることはよく知
られていた。一般にサポニンとは、複雑な脂環式化合物
をアグリコンとする配糖体であり、その水溶液が起泡
性、魚毒性、溶血性などを示す一群の植物成分の総称で
ある。更にナマコやヒトデのサポニンのように、動物サ
ポニンも公知である。
られていた。一般にサポニンとは、複雑な脂環式化合物
をアグリコンとする配糖体であり、その水溶液が起泡
性、魚毒性、溶血性などを示す一群の植物成分の総称で
ある。更にナマコやヒトデのサポニンのように、動物サ
ポニンも公知である。
その後の研究によりサポニン自体の性質が判明し、その
分類もステロイドサポニンやトリテルペノイドサポニン
に大別されるようになった。
分類もステロイドサポニンやトリテルペノイドサポニン
に大別されるようになった。
これらの植物や動物から前述のサポニン成分を回収する
方法として溶媒抽出法が知られている。
方法として溶媒抽出法が知られている。
一方、化粧品は界面活性剤、防腐剤等を含めた種々の有
効成分が適切な比率で配合された組成物である。
効成分が適切な比率で配合された組成物である。
界面活性剤は、化粧品に乳化性、起泡性、湿潤性などの
特性を付与する目的で配合されている。これら界面活性
剤としては、ラウリル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチ
レンソルビタン脂肪酸エステル等の化学合成品が主とし
て用いられている。
特性を付与する目的で配合されている。これら界面活性
剤としては、ラウリル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチ
レンソルビタン脂肪酸エステル等の化学合成品が主とし
て用いられている。
そして防腐剤は、使用時における手指からの雑菌汚染を
防止する目的で配合されている。これら防腐剤として
は、安息香酸およびその誘導体、プロピオン酸、ソルビ
ン酸等の化学合成品が主として用いられている。
防止する目的で配合されている。これら防腐剤として
は、安息香酸およびその誘導体、プロピオン酸、ソルビ
ン酸等の化学合成品が主として用いられている。
また、化粧品を効能効果の点から分類すると養毛剤とし
て分類される一群のものがあり、養毛効果を引き出す各
種の薬剤が配合されている。これら薬剤としては、塩化
カプロニウム、エストラジオール、レゾルシン等の化学
合成品が主として用いられている。
て分類される一群のものがあり、養毛効果を引き出す各
種の薬剤が配合されている。これら薬剤としては、塩化
カプロニウム、エストラジオール、レゾルシン等の化学
合成品が主として用いられている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、前述したような化学合成品を界面活性
剤、防腐剤、養毛剤の薬剤として配合した場合、かゆ
み、かぶれ、肌あれ等の肌のトラブルを生じることがあ
り、このため近年は、上記化学合成品の代りに生薬等の
抽出物が注目されてきている。しかしながら、生薬類は
安全性の点では従来の化学合成品と比べて優れているも
のの、界面活性剤、防腐剤、養毛料の薬剤として充分な
効果を発揮するものは未だ見つかっていないのが現状で
ある。
剤、防腐剤、養毛剤の薬剤として配合した場合、かゆ
み、かぶれ、肌あれ等の肌のトラブルを生じることがあ
り、このため近年は、上記化学合成品の代りに生薬等の
抽出物が注目されてきている。しかしながら、生薬類は
安全性の点では従来の化学合成品と比べて優れているも
のの、界面活性剤、防腐剤、養毛料の薬剤として充分な
効果を発揮するものは未だ見つかっていないのが現状で
ある。
[課題を解決するための手段] 本発明者等は、斯る課題を解決するために鋭意研究した
結果、食用植物であるであるアスパラガスの抽出物、ま
たはその成分の一部であるサポニンが、従来の化学合成
品に比べ優れた抗真菌効果を有すると共に、界面活性能
力並びに養毛効果についても優れていることを見い出
し、本発明を完成した。
結果、食用植物であるであるアスパラガスの抽出物、ま
たはその成分の一部であるサポニンが、従来の化学合成
品に比べ優れた抗真菌効果を有すると共に、界面活性能
力並びに養毛効果についても優れていることを見い出
し、本発明を完成した。
すなわち本発明は、有効成分としてアスパラガス抽出物
を配合したことを特徴とする化粧品組成物、より特定的
には、アスパラガス抽出物がアスパラガスサポニンおよ
び/またはアスパラガスサポニン含有抽出エキスである
上記化粧品組成物に関するものである。
を配合したことを特徴とする化粧品組成物、より特定的
には、アスパラガス抽出物がアスパラガスサポニンおよ
び/またはアスパラガスサポニン含有抽出エキスである
上記化粧品組成物に関するものである。
[作 用] 本発明で用いられるアスパラガス抽出物とは、アスパラ
ガス(Asparagus officinalis L.)の茎、根茎、葉、
花などから抽出して得られる各種有効成分の混合物のこ
とである。
ガス(Asparagus officinalis L.)の茎、根茎、葉、
花などから抽出して得られる各種有効成分の混合物のこ
とである。
抽出方法は特に限定されず、例えば抽出溶媒として、
水、メチルアルコール、エチルアルコール等の一級アル
コール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコ
ール等の多価アルコール、酢酸エチルエステル等の低級
アルキルエステル、ベンゼン、ヘキサン等の炭化水素、
エチルエーテル等が挙げられ、これらの一種または二種
以上を組み合わせて使用できる。就中、好ましい抽出溶
媒としては、水と混和する有機溶媒の水溶液、特にエチ
ルアルコール、ブチルアルコール、アセトン等の水溶液
が挙げられる。これらの抽出溶媒と共に室温または加温
して抽出し、濾過して得られる抽出液、またはこれらを
濃縮したものであってもよい。さらに、必要に応じて、
これらの抽出物を精製して用いることができる。このよ
うな濃縮または精製したものの具体例としては、本発明
者等による特願昭63−279349号「アスパラガス廃棄物か
らのサポニン回収方法」及び特願平1−67510号「アス
パラガスから精製サポニンを回収する方法」に開示され
ている方法で、通常食用に供されるアスパラガスあるい
はその根茎部や廃棄部分を原料として抽出工程を経て、
安価に製造できた粉末状のサポニンそのもの、あるいは
各抽出工程で得られる抽出物をその用途に合わせて用い
ることができる。
水、メチルアルコール、エチルアルコール等の一級アル
コール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコ
ール等の多価アルコール、酢酸エチルエステル等の低級
アルキルエステル、ベンゼン、ヘキサン等の炭化水素、
エチルエーテル等が挙げられ、これらの一種または二種
以上を組み合わせて使用できる。就中、好ましい抽出溶
媒としては、水と混和する有機溶媒の水溶液、特にエチ
ルアルコール、ブチルアルコール、アセトン等の水溶液
が挙げられる。これらの抽出溶媒と共に室温または加温
して抽出し、濾過して得られる抽出液、またはこれらを
濃縮したものであってもよい。さらに、必要に応じて、
これらの抽出物を精製して用いることができる。このよ
うな濃縮または精製したものの具体例としては、本発明
者等による特願昭63−279349号「アスパラガス廃棄物か
らのサポニン回収方法」及び特願平1−67510号「アス
パラガスから精製サポニンを回収する方法」に開示され
ている方法で、通常食用に供されるアスパラガスあるい
はその根茎部や廃棄部分を原料として抽出工程を経て、
安価に製造できた粉末状のサポニンそのもの、あるいは
各抽出工程で得られる抽出物をその用途に合わせて用い
ることができる。
これらの使用形態としては、粉末状のサポニン成分を直
接に、あるいは該粉末を水、アルコール等の溶媒に溶解
させたり分散させて使用することができ、抽出物の場合
も、同様に水やアルコール等の溶媒に溶解させたり分散
させて使用することができる。
接に、あるいは該粉末を水、アルコール等の溶媒に溶解
させたり分散させて使用することができ、抽出物の場合
も、同様に水やアルコール等の溶媒に溶解させたり分散
させて使用することができる。
これらのアスパラガス抽出物は、各抽出工程で得られた
ものを単独で、または2種以上を組み合わせて用いるこ
とができ、さらに、その他の防腐剤、界面活性剤、養毛
薬剤を本発明の効果を損なわない範囲で併用することも
できる。
ものを単独で、または2種以上を組み合わせて用いるこ
とができ、さらに、その他の防腐剤、界面活性剤、養毛
薬剤を本発明の効果を損なわない範囲で併用することも
できる。
本発明の化粧品組成物におけるアスパラガス抽出物の配
合量は、目的とする効果によって適宜決めることができ
る。例えば、各種の試験結果から、真菌類の繁殖を抑え
ることを目的として配合する場合には通常、0.001〜0.5
wt.%の範囲が適切であり、より好ましくは0.01〜0.1w
t.%である。乳化性、起泡性等の界面活性作用の付与ま
たは改善を目的として配合する場合には通常、0.5〜20.
0wt.%の範囲が適切であり、より好ましくは1.0〜10.0w
t.%である。また、養毛効果を目的として配合する場合
には通常、0.0001〜10.0wt.%の範囲が適切であり、よ
り好ましくは0.001〜5.0wt.%である。ただし、上記の
範囲は適切な配合量を決めるための参考として例示した
ものであり、その範囲外では全く効果が得られないとい
う意味での数値限定ではない。また、上記配合量は溶質
である乾燥固形分の含有量であり、抽出液を用いる場合
は、乾燥固形分の含有量が上記範囲内となるように抽出
液の量を調節すればよいのであって、抽出液そのものの
濃度等は何ら特別の限定を必要とするものではない。
合量は、目的とする効果によって適宜決めることができ
る。例えば、各種の試験結果から、真菌類の繁殖を抑え
ることを目的として配合する場合には通常、0.001〜0.5
wt.%の範囲が適切であり、より好ましくは0.01〜0.1w
t.%である。乳化性、起泡性等の界面活性作用の付与ま
たは改善を目的として配合する場合には通常、0.5〜20.
0wt.%の範囲が適切であり、より好ましくは1.0〜10.0w
t.%である。また、養毛効果を目的として配合する場合
には通常、0.0001〜10.0wt.%の範囲が適切であり、よ
り好ましくは0.001〜5.0wt.%である。ただし、上記の
範囲は適切な配合量を決めるための参考として例示した
ものであり、その範囲外では全く効果が得られないとい
う意味での数値限定ではない。また、上記配合量は溶質
である乾燥固形分の含有量であり、抽出液を用いる場合
は、乾燥固形分の含有量が上記範囲内となるように抽出
液の量を調節すればよいのであって、抽出液そのものの
濃度等は何ら特別の限定を必要とするものではない。
本発明のアスパラガス抽出物を含有してなる化粧品組成
物の例としては、乳液、ローション、クリーム等の基礎
化粧品、ヘアトニック、ヘアリキッド、ヘアクリーム、
シャンプー、リンス等の頭髪化粧品、石けん等種々の剤
型の化粧品(医薬部外品)が挙げられる。
物の例としては、乳液、ローション、クリーム等の基礎
化粧品、ヘアトニック、ヘアリキッド、ヘアクリーム、
シャンプー、リンス等の頭髪化粧品、石けん等種々の剤
型の化粧品(医薬部外品)が挙げられる。
また、本発明の組成物には前述の必須成分以外に本発明
の効果を損なわない範囲で、通常化粧品組成物に用いら
れる精製水、低級アルコール、多価アルコール、油脂、
美容成分、紫外線吸収剤、水溶性高分子、色素、粉体、
香料等を適宜選択して用いることができる。
の効果を損なわない範囲で、通常化粧品組成物に用いら
れる精製水、低級アルコール、多価アルコール、油脂、
美容成分、紫外線吸収剤、水溶性高分子、色素、粉体、
香料等を適宜選択して用いることができる。
以下、本発明について製造例および実施例を挙げて詳細
に説明する。しかし、本発明はこれら実施例等により何
ら限定されるものではない。
に説明する。しかし、本発明はこれら実施例等により何
ら限定されるものではない。
[製造例1] 原料として生ホワイトアスパラガス根本部分を23,650g
(新鮮重量として)測定し、次いでアルコール濃度が60
%となるように調整してエタノールを添加した。
(新鮮重量として)測定し、次いでアルコール濃度が60
%となるように調整してエタノールを添加した。
これらを食品用ミキサー(ナショナルMX−M3)を用いて
粉砕して、混合物を得た。
粉砕して、混合物を得た。
次いでこれらの原料と溶媒からなる混合物をポリバケツ
に入れて、室温下、一昼夜静置して抽出を行った後、吸
引濾過により抽出液を吸引濾過ビンに回収した。
に入れて、室温下、一昼夜静置して抽出を行った後、吸
引濾過により抽出液を吸引濾過ビンに回収した。
抽出残渣には再度60%エタノールを25加え、前述の操
作を繰り返した後、抽出液約66をロータリエバポレー
ターにより濃縮、溶媒留去して褐色の濃縮抽出物を1,00
0g得た(第1工程)。
作を繰り返した後、抽出液約66をロータリエバポレー
ターにより濃縮、溶媒留去して褐色の濃縮抽出物を1,00
0g得た(第1工程)。
次いで該濃縮抽出物が全て溶解する迄、n−ブタノール
と水(1:1)の混合溶媒を加え、よく振とうした後、遠
心分離機で約1万回転、30分間の遠心分離を行って、サ
ポニン成分等をn−ブタノール層に抽出分離した(第2
工程)。
と水(1:1)の混合溶媒を加え、よく振とうした後、遠
心分離機で約1万回転、30分間の遠心分離を行って、サ
ポニン成分等をn−ブタノール層に抽出分離した(第2
工程)。
次いで該n−ブタノール層を、ロータリーエバポレータ
ーにより濃縮、溶媒留去して約110gの抽出物を得た(第
3工程)。
ーにより濃縮、溶媒留去して約110gの抽出物を得た(第
3工程)。
次いで該エキスに水とベンゼンを当量ずつ加えて懸濁さ
せ、乳白色の溶液を得た。この溶液を遠心分離機を用い
て1万回転、30分間の処理条件で遠心分離し、分離した
ベンゼン層を遠心管を傾け上層のベンゼンを捨てるか、
或はピペット管で上層だけを吸い取って取り除くと共に
抽出物中の脂質成分の除去を行い、更に残った水層部
に、新たなベンゼンを同量加えて同様な操作を行った。
該脱脂工程は、ベンゼンだけの添加だけでも良いが、ク
ロロホルムやエーテルのような他の溶媒を用いると効率
良い脱脂が行えることを確認している(第4工程)。
せ、乳白色の溶液を得た。この溶液を遠心分離機を用い
て1万回転、30分間の処理条件で遠心分離し、分離した
ベンゼン層を遠心管を傾け上層のベンゼンを捨てるか、
或はピペット管で上層だけを吸い取って取り除くと共に
抽出物中の脂質成分の除去を行い、更に残った水層部
に、新たなベンゼンを同量加えて同様な操作を行った。
該脱脂工程は、ベンゼンだけの添加だけでも良いが、ク
ロロホルムやエーテルのような他の溶媒を用いると効率
良い脱脂が行えることを確認している(第4工程)。
次いで得られた水層部分より、ロータリーエバポレータ
ーによって水分を濃縮、乾固した後、n−ブタノールと
水(1:1)の混合溶媒約1を添加して抽出物を溶解さ
せ、分液ロート内で一昼夜静止してサポニン成分をブタ
ノール層に抽出した。
ーによって水分を濃縮、乾固した後、n−ブタノールと
水(1:1)の混合溶媒約1を添加して抽出物を溶解さ
せ、分液ロート内で一昼夜静止してサポニン成分をブタ
ノール層に抽出した。
次いでブタノール層を、ロータリーエバポレーターによ
り濃縮、乾固して約18gの抽出物(褐色エキス)を得た
(第5工程)。
り濃縮、乾固して約18gの抽出物(褐色エキス)を得た
(第5工程)。
次いで該褐色抽出物に300mlのメタノールを加えて溶解
し、注射針を用いて75mlずつ、別に用意したエチルエー
テル(2)の中にゆっくり滴下させて白色の沈殿を生
成せしめ、しばらく静置させた後、傾潟法によりエーテ
ルを大部分除去し、さらに吸引濾過により沈殿を集め、
その沈殿物の上から新しいエーテルで数回洗って、夾雑
物の溶けたエーテルを洗い流した。
し、注射針を用いて75mlずつ、別に用意したエチルエー
テル(2)の中にゆっくり滴下させて白色の沈殿を生
成せしめ、しばらく静置させた後、傾潟法によりエーテ
ルを大部分除去し、さらに吸引濾過により沈殿を集め、
その沈殿物の上から新しいエーテルで数回洗って、夾雑
物の溶けたエーテルを洗い流した。
このような操作で得られたほぼ白色の沈殿物を、真空デ
シケータ中で乾燥した後、乳鉢で粉砕して、約11gのア
スパラガスサポニン粉末を得た(第6工程)。
シケータ中で乾燥した後、乳鉢で粉砕して、約11gのア
スパラガスサポニン粉末を得た(第6工程)。
[実施例1] 製造例1の第6工程で得られたアスパラガスサポニン粉
末を用いて下記第1表に示す処方で常法によりクリーム
を製造し、抗真菌効果について確認した。
末を用いて下記第1表に示す処方で常法によりクリーム
を製造し、抗真菌効果について確認した。
得られたクリームの抗真菌性について、下記条件下で試
験を行ったところ本発明クリームは充分な所望の効果を
有するクリームであることが判明した。
験を行ったところ本発明クリームは充分な所望の効果を
有するクリームであることが判明した。
すなわち本発明クリームと第1表に示す組成からアスパ
ラガスサポニンを除いた組成の対照用クリームとをそれ
ぞれ用い、カンジダ・アルビカンス(IFO1061)を含むM
Y寒天培地上の各々のクリームを薄く塗った瀘紙円板
(φ6mm)を、クリームの面が寒天に接するように置床
し、37℃の温度下に一晩培養したところ、本発明のクリ
ームを塗った瀘紙には、菌が増殖しない透明な阻止円の
形成が観察されたのに対し、対照用クリームを塗った瀘
紙には阻止円の形成は認められなかった。
ラガスサポニンを除いた組成の対照用クリームとをそれ
ぞれ用い、カンジダ・アルビカンス(IFO1061)を含むM
Y寒天培地上の各々のクリームを薄く塗った瀘紙円板
(φ6mm)を、クリームの面が寒天に接するように置床
し、37℃の温度下に一晩培養したところ、本発明のクリ
ームを塗った瀘紙には、菌が増殖しない透明な阻止円の
形成が観察されたのに対し、対照用クリームを塗った瀘
紙には阻止円の形成は認められなかった。
[実施例2] 製造例1の第6工程で得られたアスパラガスサポニン粉
末と製造例1の第5工程中のブタノール画分をメタノー
ルに溶解したアスパラガス抽出物を用いて、これらの界
面活性能力について、起泡性、乳化性、湿潤性、可溶化
性、分散性の点から通常の試験法に基づいて評価した。
その結果を第2表に示す。
末と製造例1の第5工程中のブタノール画分をメタノー
ルに溶解したアスパラガス抽出物を用いて、これらの界
面活性能力について、起泡性、乳化性、湿潤性、可溶化
性、分散性の点から通常の試験法に基づいて評価した。
その結果を第2表に示す。
第2表の結果からわかるように、アスパラガスサポニン
粉末又はアスパラガス抽出物は起泡性、湿潤性、分散性
において標準対比剤であるTween80(ポリオキシエチレ
ンソルビタントリオレエート)に比較しほぼ同等の効果
を有することが確認された。
粉末又はアスパラガス抽出物は起泡性、湿潤性、分散性
において標準対比剤であるTween80(ポリオキシエチレ
ンソルビタントリオレエート)に比較しほぼ同等の効果
を有することが確認された。
次いで上記2成分を各々配合したクリームA、Bの乳化
安定性等について40℃に2か月放置し評価した。クリー
ム処方は第3表に示す通りである。
安定性等について40℃に2か月放置し評価した。クリー
ム処方は第3表に示す通りである。
本発明のクリームAおよびBは、いずれも従来の化学合
成品である界面活性剤を用いて調製したものと比べて
も、乳化安定性、使用感ともに何ら劣ることがなかっ
た。
成品である界面活性剤を用いて調製したものと比べて
も、乳化安定性、使用感ともに何ら劣ることがなかっ
た。
[実施例3] 製造例1の第6工程で得られたアスパラガスサポニン粉
末と製造例1の第3工程で得られたブタノール層部分の
アスパラガス抽出物を試料として用い第4表に示す処方
のサンプルを調製し、下記に示す試験方法によって養毛
効果を評価した。
末と製造例1の第3工程で得られたブタノール層部分の
アスパラガス抽出物を試料として用い第4表に示す処方
のサンプルを調製し、下記に示す試験方法によって養毛
効果を評価した。
養毛効果試験法: 雄のC3H/HeNCrj系マウス(8週令)を10匹1群とし、
試験を行なった。すなわち、マウスの背部約2×4cmを
剃毛し、翌日より1日1回ずつ試料(1)〜(3)の塗
布を連日行ない、皮膚の色がピンクからグレーに変わり
始めた部分(毛再生が始まった部分)について、再生期
に入った部分の面積についての評価点(0〜5)とその
再生期部分の状態について肉眼で観察した結果の評価点
(0〜5)をそれぞれ下記の基準で判定し合計点(0〜
10)をマウス1匹の評価点とし、2点の評価者の平均点
を求めた。結果を第5表に示す。
試験を行なった。すなわち、マウスの背部約2×4cmを
剃毛し、翌日より1日1回ずつ試料(1)〜(3)の塗
布を連日行ない、皮膚の色がピンクからグレーに変わり
始めた部分(毛再生が始まった部分)について、再生期
に入った部分の面積についての評価点(0〜5)とその
再生期部分の状態について肉眼で観察した結果の評価点
(0〜5)をそれぞれ下記の基準で判定し合計点(0〜
10)をマウス1匹の評価点とし、2点の評価者の平均点
を求めた。結果を第5表に示す。
第5表より明らかな如く、本発明の養毛料は、対照とし
たサンプル(3)の養毛料と比べて顕著な毛再生促進効
果があった。
たサンプル(3)の養毛料と比べて顕著な毛再生促進効
果があった。
[実施例4] クリームの処方例(処方A): 上記処方Aに基づき、次の手順でクリームを製造した。
I.(1)〜(10)を75℃に加熱し、混合溶解する。
II.(11)〜(14)を75℃に加熱し、混合溶解する。
III.IにIIを添加、混合し、(15)を加え、冷却する。
このようにして製造した本発明のクリームは、抗真菌効
果、乳化安定性に優れ、使用感も良好なものであった。
果、乳化安定性に優れ、使用感も良好なものであった。
[実施例5] 養毛料の処方例(処方B): 上記処方Bに基づき、次の手順で養毛料を製造した。
I.(1)〜(4)および(6)、(8)を混合溶解す
る。
る。
II.(5)、(7)を混合溶解する。
III.IにIIを加える。
このようにして製造した本発明の養毛料は、毛髪再生促
進効果において優れたものであった。
進効果において優れたものであった。
[発明の効果] 以上述べたように、本発明の化粧品組成物は、従来化学
合成により得た各種薬剤の配合により化粧品に付与して
いた抗真菌特性、界面活性能力および養毛効果等の重要
な諸特性を、天然物でありかつ食用植物であるアスパラ
ガスから得られた抽出成分の配合によってまかなうもの
であるため、人体に安全で、健康上の害がなく、長期間
使用してもかゆみ、かぶれ、肌あれ等の肌のトラブルを
生じる恐れがない。配合されたアスパラガス抽出物は特
に抗真菌特性に優れるため、化粧品は安全でしかも長期
間雑菌汚染されずに使用することができる。また、養毛
効果も顕著であるため、これを主成分とする頭髪化粧品
の製造も可能であり、この場合には抗真菌効果、界面活
性効果が自動的に発揮されるため、配合薬剤の数を減ら
すことができ一層人体に安全な化粧品組成物となる。
合成により得た各種薬剤の配合により化粧品に付与して
いた抗真菌特性、界面活性能力および養毛効果等の重要
な諸特性を、天然物でありかつ食用植物であるアスパラ
ガスから得られた抽出成分の配合によってまかなうもの
であるため、人体に安全で、健康上の害がなく、長期間
使用してもかゆみ、かぶれ、肌あれ等の肌のトラブルを
生じる恐れがない。配合されたアスパラガス抽出物は特
に抗真菌特性に優れるため、化粧品は安全でしかも長期
間雑菌汚染されずに使用することができる。また、養毛
効果も顕著であるため、これを主成分とする頭髪化粧品
の製造も可能であり、この場合には抗真菌効果、界面活
性効果が自動的に発揮されるため、配合薬剤の数を減ら
すことができ一層人体に安全な化粧品組成物となる。
Claims (5)
- 【請求項1】発毛促進剤としてアスパラガスサポニンま
たはアスパラガスサポニン含有抽出物を含有しているこ
とを特徴とする養毛剤。 - 【請求項2】前記アスパラガスサポニンまたはアスパラ
ガスサポニン含有抽出物の含有量が0.0001〜10.0wt%で
ある請求項1記載の養毛剤。 - 【請求項3】アスパラガスサポニンまたはアスパラガス
サポニン含有抽出物を抗真菌剤として添加使用すること
により、化学合成品からなる防腐剤の添加量を減少させ
または皆無としたことを特徴とする化粧品組成物。 - 【請求項4】前記アスパラガスサポニンまたはアスパラ
ガスサポニン含有抽出物の含有量が0.001〜0.5wt%であ
る請求項3記載の化粧品組成物。 - 【請求項5】防腐剤としてアスパラガスサポニンまたは
アスパラガスサポニン含有抽出物を0.001〜0.5wt%含有
することを特徴とするクリーム。
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| JP14525389 | 1989-06-09 |
Publications (2)
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|---|---|
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| JPH0667817B2 true JPH0667817B2 (ja) | 1994-08-31 |
Family
ID=15380859
Family Applications (1)
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| JP (1) | JPH0667817B2 (ja) |
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| JP6456996B2 (ja) * | 2017-03-16 | 2019-01-23 | 公益財団法人 佐賀県地域産業支援センター | β―ヘキソサミニダーゼ放出抑制用及び/又はIgE産生抑制用の組成物および、アレルギーの予防治療用及び/又は抗炎症用の組成物、脱顆粒抑制用の組成物、ならびにその製造方法。 |
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-
1990
- 1990-06-07 JP JP2147256A patent/JPH0667817B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
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