JPH0682537B2 - 前面ガラス付き陰極線管の製造方法 - Google Patents
前面ガラス付き陰極線管の製造方法Info
- Publication number
- JPH0682537B2 JPH0682537B2 JP19200886A JP19200886A JPH0682537B2 JP H0682537 B2 JPH0682537 B2 JP H0682537B2 JP 19200886 A JP19200886 A JP 19200886A JP 19200886 A JP19200886 A JP 19200886A JP H0682537 B2 JPH0682537 B2 JP H0682537B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- front glass
- ray tube
- cathode ray
- convex surface
- tube bulb
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
- Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は陰極線管の前面にフィルター等の前面ガラスの
付いた陰極線管の製造方法に関する。
付いた陰極線管の製造方法に関する。
(従来の技術) ディスプレー用陰極線管の前面にはコントラスト特性を
向上させるため、一部の波長を選択吸収する前面ガラス
が配設される。前面ガラスは陰極線管バルブのフェース
プレート形状とほぼ同じ形状をなしており、厚さ約2.5
〜5mmの板ガラスで、接着力の強い熱硬化性樹脂を介し
て陰極線管バルブのフェースプレートに接着される。
向上させるため、一部の波長を選択吸収する前面ガラス
が配設される。前面ガラスは陰極線管バルブのフェース
プレート形状とほぼ同じ形状をなしており、厚さ約2.5
〜5mmの板ガラスで、接着力の強い熱硬化性樹脂を介し
て陰極線管バルブのフェースプレートに接着される。
(発明が解決しようとする問題点) この様な構造の陰極線管は振動の激しい環境で使用した
り、取り扱い中に前面ガラスが割れるという現象が僅か
にみられる。この原因は前面ガラスとフェースプレート
間の間隔が一様でないので、樹脂が加熱されて硬化した
後、室温に戻ったとき、樹脂の収縮量に差が生じて、つ
まりフェースプレート周辺の収縮量が中央より大きくな
って前面ガラスの表面に引っ張り応力が残ってしまうこ
とが考えられる。この対策として、特開昭57−105949号
公報第2図のように前面ガラスの内面をフェースプレー
ト形状に合うように加工する方法が考えられる。しかし
ながらこの様な形状にガラスを加工すると残留応力の問
題はある程度解消されるが前面ガラスのコスト高につな
がり、充分な方法ではない。
り、取り扱い中に前面ガラスが割れるという現象が僅か
にみられる。この原因は前面ガラスとフェースプレート
間の間隔が一様でないので、樹脂が加熱されて硬化した
後、室温に戻ったとき、樹脂の収縮量に差が生じて、つ
まりフェースプレート周辺の収縮量が中央より大きくな
って前面ガラスの表面に引っ張り応力が残ってしまうこ
とが考えられる。この対策として、特開昭57−105949号
公報第2図のように前面ガラスの内面をフェースプレー
ト形状に合うように加工する方法が考えられる。しかし
ながらこの様な形状にガラスを加工すると残留応力の問
題はある程度解消されるが前面ガラスのコスト高につな
がり、充分な方法ではない。
(問題点を解決するための手段) 本発明は凸面を有する陰極線管バルブの前面に配設する
板状の前面ガラスを、陰極線管バルブの凸面と対向する
ように凸状に反らした状態で保持する工程と、 この前面ガラスから所定間隔離れた位置に陰極線管バル
ブを、その凸面が前面ガラスと対向するように配設する
工程と、 陰極線管バルブの凸面と前面ガラスとの間に硬化性樹脂
を注入する工程と、 硬化性樹脂がほぼ硬化した後、前面ガラスを凸状に反ら
した保持状態を解除する工程とを有することを特徴とす
る前面ガラス付き陰極線管の製造方法である。
板状の前面ガラスを、陰極線管バルブの凸面と対向する
ように凸状に反らした状態で保持する工程と、 この前面ガラスから所定間隔離れた位置に陰極線管バル
ブを、その凸面が前面ガラスと対向するように配設する
工程と、 陰極線管バルブの凸面と前面ガラスとの間に硬化性樹脂
を注入する工程と、 硬化性樹脂がほぼ硬化した後、前面ガラスを凸状に反ら
した保持状態を解除する工程とを有することを特徴とす
る前面ガラス付き陰極線管の製造方法である。
(作用) 本発明によれば前面ガラスを凸状に反らした状態で保持
し、硬化性樹脂がほぼ硬化した後、前記保持状態を解除
するので製品となった状態では前面ガラスの表面の残留
引っ張り応力が小さくなる。その結果前面ガラスが割れ
る事故が少なくなる。
し、硬化性樹脂がほぼ硬化した後、前記保持状態を解除
するので製品となった状態では前面ガラスの表面の残留
引っ張り応力が小さくなる。その結果前面ガラスが割れ
る事故が少なくなる。
(発明の実施例) 第1図〜第3図により本発明の実施例を説明する。
第1図は前面ガラスを治具(1)に接着した状態を示す
もので、前面ガラス(2)はその周辺部4ヶ所がストッ
パー(3)により保持され、中央部は押圧用ネジ(4)
により突き上げられている。このときの突き上げ量は適
宜選択されるが、前面ガラス(2)の変形による応力が
ガラスの弾性限界内になるようにとどめるべきである。
もので、前面ガラス(2)はその周辺部4ヶ所がストッ
パー(3)により保持され、中央部は押圧用ネジ(4)
により突き上げられている。このときの突き上げ量は適
宜選択されるが、前面ガラス(2)の変形による応力が
ガラスの弾性限界内になるようにとどめるべきである。
例えば8インチの陰極線管の場合、前面ガラスの長辺の
長さ140mm厚さ4.5mmに対し、突き上げ量は約0.25mmであ
る。
長さ140mm厚さ4.5mmに対し、突き上げ量は約0.25mmであ
る。
第2図は更に陰極線管バルブ(5)を治具(1)に装着
し、シリコーン等の透明度の良い熱硬化性樹脂(6)を
注入口(7)より注入した状態を示す。注入後、130℃
で30分間加熱し、樹脂(6)がほぼ硬化した頃を見計ら
ってストッパー(3)を取り除く。第3図はストッパー
(3)部の拡大図で、ストッパー(3)はくさび状の棒
(31)(32)を抱き合わせたもので、最初に棒(31)を
除去し、次に棒(32)を除去する。
し、シリコーン等の透明度の良い熱硬化性樹脂(6)を
注入口(7)より注入した状態を示す。注入後、130℃
で30分間加熱し、樹脂(6)がほぼ硬化した頃を見計ら
ってストッパー(3)を取り除く。第3図はストッパー
(3)部の拡大図で、ストッパー(3)はくさび状の棒
(31)(32)を抱き合わせたもので、最初に棒(31)を
除去し、次に棒(32)を除去する。
治具から前面ガラスのついた陰極線管を取出し、ガラス
の変形量を測定したところ、0.02mmであった。このよう
に前面ガラス表面の引っ張り応力は従来の方法によるも
のに比べて小さい。
の変形量を測定したところ、0.02mmであった。このよう
に前面ガラス表面の引っ張り応力は従来の方法によるも
のに比べて小さい。
[発明の効果] 以上の通り、本発明によれば前面ガラスの残留応力が減
少し、前面ガラスの割れが減少する。
少し、前面ガラスの割れが減少する。
第1図乃至第3図は本発明の製造方法を説明する図であ
る。 (1)……治具 (2)……前面ガラス (3)……ストッパー (4)……押圧用ネジ (5)……陰極線管バルブ (6)……熱硬化性樹脂
る。 (1)……治具 (2)……前面ガラス (3)……ストッパー (4)……押圧用ネジ (5)……陰極線管バルブ (6)……熱硬化性樹脂
Claims (1)
- 【請求項1】凸面を有する陰極線管バルブの前面に配設
する板状の前面ガラスを、陰極線管バルブの凸面と対向
するように凸状に反らした状態で保持する工程と、 この前面ガラスから所定間隔離れた位置に陰極線管バル
ブを、その凸面が前面ガラスと対向するように配設する
工程と、 陰極線管バルブの凸面と前面ガラスとの間に硬化性樹脂
を注入する工程と、 硬化性樹脂がほぼ硬化した後、前面ガラスを凸状に反ら
した保持状態を解除する工程とを有することを特徴とす
る前面ガラス付き陰極線管の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19200886A JPH0682537B2 (ja) | 1986-08-19 | 1986-08-19 | 前面ガラス付き陰極線管の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19200886A JPH0682537B2 (ja) | 1986-08-19 | 1986-08-19 | 前面ガラス付き陰極線管の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6348726A JPS6348726A (ja) | 1988-03-01 |
| JPH0682537B2 true JPH0682537B2 (ja) | 1994-10-19 |
Family
ID=16284069
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19200886A Expired - Lifetime JPH0682537B2 (ja) | 1986-08-19 | 1986-08-19 | 前面ガラス付き陰極線管の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0682537B2 (ja) |
-
1986
- 1986-08-19 JP JP19200886A patent/JPH0682537B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6348726A (ja) | 1988-03-01 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |