JPH0684355B2 - ピリミジノフエニルエステル誘導体 - Google Patents
ピリミジノフエニルエステル誘導体Info
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- JPH0684355B2 JPH0684355B2 JP61206513A JP20651386A JPH0684355B2 JP H0684355 B2 JPH0684355 B2 JP H0684355B2 JP 61206513 A JP61206513 A JP 61206513A JP 20651386 A JP20651386 A JP 20651386A JP H0684355 B2 JPH0684355 B2 JP H0684355B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、新規な液晶化合物を提供するものである。
本発明によって提供される液晶化合物は、強誘電性カイ
ラルスメクチック液晶化合物とブレンドして、電気光学
的効果を利用した液晶表示装置,オプティカルシャッタ
ー等,電気光学装置の作成に使用されるものである。
本発明によって提供される液晶化合物は、強誘電性カイ
ラルスメクチック液晶化合物とブレンドして、電気光学
的効果を利用した液晶表示装置,オプティカルシャッタ
ー等,電気光学装置の作成に使用されるものである。
液晶化合物として数多く知られているものに、ネマチッ
ク液晶と呼ばれているものがある。このものは、現在、
液晶表示装置に使用されているものの主流をなしている
けれども、表示の大容量化に対しては限界に近づいてい
ると言われている。
ク液晶と呼ばれているものがある。このものは、現在、
液晶表示装置に使用されているものの主流をなしている
けれども、表示の大容量化に対しては限界に近づいてい
ると言われている。
強誘電性液晶は、高速応答性とメモリ性を持っているた
め、次世代の液晶として注目を集め、盛んに研究されて
いる。その中に、(S)−2−メチルブチルp−(p−
n−デシロキシベンジリデンアミノ)シンナメート(DO
BAMBC)がよく知られた化合物としてある。しかし、こ
の化合物は、液晶性を示す温度が60℃以上という高い温
度であるため、使用に際して温度的制限を受ける。
め、次世代の液晶として注目を集め、盛んに研究されて
いる。その中に、(S)−2−メチルブチルp−(p−
n−デシロキシベンジリデンアミノ)シンナメート(DO
BAMBC)がよく知られた化合物としてある。しかし、こ
の化合物は、液晶性を示す温度が60℃以上という高い温
度であるため、使用に際して温度的制限を受ける。
室温を含む広い温度範囲で液晶性を示す強誘電性カイラ
ルスメクチック液晶を得るために、化合物それ自体の創
製あるいはブレンドによる性能の改善に多くの努力が払
われている。
ルスメクチック液晶を得るために、化合物それ自体の創
製あるいはブレンドによる性能の改善に多くの努力が払
われている。
本発明によって提供される液晶化合物と同じ骨格である
2−フェニルピリミジンを骨格に持つ液晶化合物はH.ZA
SCHKEが1975年にJournal f.prakt.Chemie317巻617ペー
ジに発表しているように公知であるが、骨格の両側に酸
素原子を介してアルキル基が結合している強誘電性カイ
ラルスメクチック液晶化合物は記されていない。性能の
すぐれた強誘電性カイラルスメクチック液晶化合物の出
現が望まれている。
2−フェニルピリミジンを骨格に持つ液晶化合物はH.ZA
SCHKEが1975年にJournal f.prakt.Chemie317巻617ペー
ジに発表しているように公知であるが、骨格の両側に酸
素原子を介してアルキル基が結合している強誘電性カイ
ラルスメクチック液晶化合物は記されていない。性能の
すぐれた強誘電性カイラルスメクチック液晶化合物の出
現が望まれている。
本発明は、新規な液晶化合物を提供するものであって、
強誘電性液晶化合物又は組成物にブレンドし、その特性
を改善する液晶化合物である。
強誘電性液晶化合物又は組成物にブレンドし、その特性
を改善する液晶化合物である。
本発明によって提供される新規な液晶化合物は次の一般
式で示されるものである。即ち、 (式中Rは炭素鎖が直鎖であるアルキル基又はアルコキ
シ基を、R*は (R1はC1〜C5のアルキル基、R2はC1〜C4のアルキル基、
nは整数を示す)で示される鎖中に不斉炭素原子を有す
る光学的に活性な基を示す。) で示される。
式で示されるものである。即ち、 (式中Rは炭素鎖が直鎖であるアルキル基又はアルコキ
シ基を、R*は (R1はC1〜C5のアルキル基、R2はC1〜C4のアルキル基、
nは整数を示す)で示される鎖中に不斉炭素原子を有す
る光学的に活性な基を示す。) で示される。
式(I)で示される化合物は、式(II) (式中Rは前記と同じ) で示される化合物と式(III) (式中R*は前記と同じ) で示される化合物又はその反応性誘導体との反応により
造られる。
造られる。
ここにおいて用いられる式(II)で示される化合物にお
ける置換基Rは、直鎖のアルキル基又はアルコキシ基で
あって、例えばペンチル,ヘキシル,ヘプチル,オクチ
ル,ノニル,デカニル,ウンデシル,ドデシル,ペンチ
ルオキシ,ヘキシルオキシ,ヘプチルオキシ,ノニルオ
キシ,デカニルオキシ,ウンデシルオキシ,ドデシルオ
キシなどが挙げられ、式(III)で示される化合物にお
ける置換基R*は不斉炭素原子を有する光学的に活性なア
ルキル基で活性炭素原子に直接結合している元素の一つ
が酸素原子であるものであって、 (R1はC1〜C5のアルキル基、R2はC1〜C4のアルキル基、
nは整数)で示され、C*のまわりの立体配置はS体又は
R体を示し、これらの基を例示すれば、例えば(S)
(又は(R))−2−メトキシブチル、(S)(又は
(R))−2−エトキシブチル、(S)(又は(R))
−2−ブトキシブチル、(S)(又は(R))−2−メ
トキシプロピル、(S)(又は(R))−2−エトキシ
プロピル、(S)(又は(R))−3−メトキシブチ
ル、(S)(又は(R))−3−エトキシペンチルなど
が挙げられる。反応は、両者を適宜溶媒(例えば酢酸エ
チル,酢酸メチル,エチルエーテル,テトラヒドロフラ
ン,ジオキサン,ジメチルホルムアミド,ジメチルスル
ホキシド,エチレングリコールジメチルエーテルなど)
に溶かし、N,N′−ジシクロヘキシルカルボジイミド,
塩化チオニル,オキシ塩化燐などの縮合剤を用いて行わ
れる。4−ジメチルアミノピリジン,ジメチルアニリ
ン,トリエチルアミンなどの三級アミンを併用すると反
応がスムースに進行する。
ける置換基Rは、直鎖のアルキル基又はアルコキシ基で
あって、例えばペンチル,ヘキシル,ヘプチル,オクチ
ル,ノニル,デカニル,ウンデシル,ドデシル,ペンチ
ルオキシ,ヘキシルオキシ,ヘプチルオキシ,ノニルオ
キシ,デカニルオキシ,ウンデシルオキシ,ドデシルオ
キシなどが挙げられ、式(III)で示される化合物にお
ける置換基R*は不斉炭素原子を有する光学的に活性なア
ルキル基で活性炭素原子に直接結合している元素の一つ
が酸素原子であるものであって、 (R1はC1〜C5のアルキル基、R2はC1〜C4のアルキル基、
nは整数)で示され、C*のまわりの立体配置はS体又は
R体を示し、これらの基を例示すれば、例えば(S)
(又は(R))−2−メトキシブチル、(S)(又は
(R))−2−エトキシブチル、(S)(又は(R))
−2−ブトキシブチル、(S)(又は(R))−2−メ
トキシプロピル、(S)(又は(R))−2−エトキシ
プロピル、(S)(又は(R))−3−メトキシブチ
ル、(S)(又は(R))−3−エトキシペンチルなど
が挙げられる。反応は、両者を適宜溶媒(例えば酢酸エ
チル,酢酸メチル,エチルエーテル,テトラヒドロフラ
ン,ジオキサン,ジメチルホルムアミド,ジメチルスル
ホキシド,エチレングリコールジメチルエーテルなど)
に溶かし、N,N′−ジシクロヘキシルカルボジイミド,
塩化チオニル,オキシ塩化燐などの縮合剤を用いて行わ
れる。4−ジメチルアミノピリジン,ジメチルアニリ
ン,トリエチルアミンなどの三級アミンを併用すると反
応がスムースに進行する。
式(III)で示される化合物の反応性誘導体を使用する
場合における反応性誘導体としては、酸ハライド(例え
ば塩化チオニルで造られる酸クロリド),活性エステル
(例えばp−ニトロフェノールで造られる),混合酸無
水物(例えばエトキシカルボニルクロリドからつくられ
る)などが挙げられ、三級アミンの共存下に反応に供さ
れる。原料として用いられる化合物(II)はβ−ジメチ
ルアミノ−α−(n−アルキル又はアルコキシ)アクロ
レインとヒドロキシベンズアミジンとから造られる。一
方、化合物(III)は光学活性な乳酸を原料として、こ
れに化学的装飾を繰り返しnを変化させて造る。例えば このサイクルを繰り返すことによって炭素が一個づつ増
加した。つまりnが一個づつ増えた光学的に活性なアル
コールが得られるので、これを用いて例えば、 のような反応性誘導体に導いたのち、ヒドロキシフェニ
ル安息香酸エステルと反応させ、脱ピリニルののち、水
酸基をアルキルハライド(R2X)でアルキル化して、加
水分解することによって、 を得ることができる。
場合における反応性誘導体としては、酸ハライド(例え
ば塩化チオニルで造られる酸クロリド),活性エステル
(例えばp−ニトロフェノールで造られる),混合酸無
水物(例えばエトキシカルボニルクロリドからつくられ
る)などが挙げられ、三級アミンの共存下に反応に供さ
れる。原料として用いられる化合物(II)はβ−ジメチ
ルアミノ−α−(n−アルキル又はアルコキシ)アクロ
レインとヒドロキシベンズアミジンとから造られる。一
方、化合物(III)は光学活性な乳酸を原料として、こ
れに化学的装飾を繰り返しnを変化させて造る。例えば このサイクルを繰り返すことによって炭素が一個づつ増
加した。つまりnが一個づつ増えた光学的に活性なアル
コールが得られるので、これを用いて例えば、 のような反応性誘導体に導いたのち、ヒドロキシフェニ
ル安息香酸エステルと反応させ、脱ピリニルののち、水
酸基をアルキルハライド(R2X)でアルキル化して、加
水分解することによって、 を得ることができる。
また、R*におけるR1がC1〜C5を示す場合の原料は次のよ
うにして造られる。
うにして造られる。
R1がC2であるR*はノルバリンを、R1がC3であるR*はノル
ロイシンをそれぞれ原料とし、ジアゾ化し、得られたジ
アゾ化合物を加水分解して、α−ヒドロキシカルボン酸
を得、先の例に倣ってジヒドロピランと反応させ次いで
エステル化したのち、これを還元してアルコールとな
し、反応性誘導体(例えばp−トルエンスルホン酸)に
導いたのち、ヒドロキシフェニル安息香酸エステルと反
応させ、脱ピラニルののち、水酸基をアルキル化して、
加水分解することによって を得ることができる。
ロイシンをそれぞれ原料とし、ジアゾ化し、得られたジ
アゾ化合物を加水分解して、α−ヒドロキシカルボン酸
を得、先の例に倣ってジヒドロピランと反応させ次いで
エステル化したのち、これを還元してアルコールとな
し、反応性誘導体(例えばp−トルエンスルホン酸)に
導いたのち、ヒドロキシフェニル安息香酸エステルと反
応させ、脱ピラニルののち、水酸基をアルキル化して、
加水分解することによって を得ることができる。
本発明の液晶化合物は、巾広い温度巾でコレステリック
相を有し、強誘電性カイラルスメクチック相を有しない
ものが多いが、強誘電性液晶化合物又は組成物とブレン
ドして、Sc*相の温度領域を上下に広げたり、応答性を
改善したりすることが出来る。
相を有し、強誘電性カイラルスメクチック相を有しない
ものが多いが、強誘電性液晶化合物又は組成物とブレン
ドして、Sc*相の温度領域を上下に広げたり、応答性を
改善したりすることが出来る。
以下実施例を記述して本発明を具体的に説明する。
実施例1 (S)−2−{4′−〔4″−(2−メトキシ)ブトキ
シ〕ベンゾイルオキシ}−5−n−オクチルオキシピリ
ミジンの合成: 1.0g(0.0045モル)の(S)−4−(2−メトキシブト
キシ)安息香酸及び1.34g(0.0045モル)の2−(4−
ヒドロキシ)フェニル−5−n−オクチルオキシピリミ
ジンを30mlの酢酸エチルに溶かし、この中に1.1g(0.00
53モル)のN,N′−ジシクロヘキシルカルボジイミド及
び50mg(0.041ミリモル)の4−ジメチルアミノピリジ
ンを加え、室温で7時間反応させた。終了後水にあけ、
酢酸エチルで抽出し、10%水酸化ナトリウム水溶液,
水,飽和食塩水の順に洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥
後、濃縮した。これをシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーで精製し、さらにエタノールで再結晶することによ
り、0.48gの白色結晶を得た。
シ〕ベンゾイルオキシ}−5−n−オクチルオキシピリ
ミジンの合成: 1.0g(0.0045モル)の(S)−4−(2−メトキシブト
キシ)安息香酸及び1.34g(0.0045モル)の2−(4−
ヒドロキシ)フェニル−5−n−オクチルオキシピリミ
ジンを30mlの酢酸エチルに溶かし、この中に1.1g(0.00
53モル)のN,N′−ジシクロヘキシルカルボジイミド及
び50mg(0.041ミリモル)の4−ジメチルアミノピリジ
ンを加え、室温で7時間反応させた。終了後水にあけ、
酢酸エチルで抽出し、10%水酸化ナトリウム水溶液,
水,飽和食塩水の順に洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥
後、濃縮した。これをシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーで精製し、さらにエタノールで再結晶することによ
り、0.48gの白色結晶を得た。
▲〔α〕25 D▼=−12.0°(C 2.00,CHCl3) IRνmaxcm-1:1740,1555,1470,1250,1100,1080,885,840,
780,760 ′H−NMR(CDCl3,60MHz)δ(ppm): 0.66〜2.07(m,20H) 3.27〜3.70(s,1H) 3.43 (s,3H) 3.90〜4.23(m,4H) 6.93 (d,2H) 7.27 (d,2H) 8.10 (d,2H) 8.37 (d,2H) 8.40 (s,2H) この化合物の転移温度を以下に記す。
780,760 ′H−NMR(CDCl3,60MHz)δ(ppm): 0.66〜2.07(m,20H) 3.27〜3.70(s,1H) 3.43 (s,3H) 3.90〜4.23(m,4H) 6.93 (d,2H) 7.27 (d,2H) 8.10 (d,2H) 8.37 (d,2H) 8.40 (s,2H) この化合物の転移温度を以下に記す。
実施例2 (S)−2−{4′−〔4″−(2−メトキシ)ブトキ
シ〕ベンゾイルオキシ}−5−n−オクチルピリミジン
の合成: 0.4g(0.0018モル)の(S)−4−(2−メトキシ)ブ
トキシ安息香酸、0.54g(0.0018モル)の2−(4−ヒ
ドロキシ)フェニル−5−n−オクチルピリミジン、10
mlの酢酸エチル、0.41g(0.002モル)のN,N′−ジシク
ロヘキシルカルボジイミド及び20mg(0.016ミリモル)
の4−ジメチルアミノピリジンを室温で9時間反応後、
実施例1と同様の方法に従って、0.2gの白色結晶を得
た。
シ〕ベンゾイルオキシ}−5−n−オクチルピリミジン
の合成: 0.4g(0.0018モル)の(S)−4−(2−メトキシ)ブ
トキシ安息香酸、0.54g(0.0018モル)の2−(4−ヒ
ドロキシ)フェニル−5−n−オクチルピリミジン、10
mlの酢酸エチル、0.41g(0.002モル)のN,N′−ジシク
ロヘキシルカルボジイミド及び20mg(0.016ミリモル)
の4−ジメチルアミノピリジンを室温で9時間反応後、
実施例1と同様の方法に従って、0.2gの白色結晶を得
た。
▲〔α〕25 D▼=−12.9°(C 1.52,CHCl3) IRνmaxcm-1:1745,1610,1430,1260,1200,1165,1080 ′H−NMR(CDCl3,60MHz)δ(ppm): 0.70〜2.00(m,20H) 2.80〜2.43(m,2H) 3.33〜3.67(m,1H) 3.43 (s,3H,-OCH3) 4.03 (d,2H) 6.94 (d,2H) 7.20 (s,2H) 7.27 (d,2H) 8.10 (d,2H) 8.43 (d,2H) 8.55 (d,2H) この化合物の転移温度を以下に記す。
実施例3 (S)−2−{4′−〔4″−(2−エトキシ)プロポ
キシ〕ベンゾイルオキシ}−5−n−オクチルオキシピ
リミジンの合成: 0.5g(0.0022モル)の(S)−4−(2−エトキシ)プ
ロポキシ安息香酸、0.67g(0.0022モル)の2−(4−
ヒドロキシ)フェニル−5−n−オクチルオキシピリミ
ジン、18mlの酢酸エチル、0.51g(0.0025モル)のN,N′
−ジシクロヘキシルカルボジイミド及び30mg(0.025ミ
リモル)の4−ジメチルアミノピリジンを室温で23時間
反応後、実施例1と同様の操作を行うことにより、0.33
gの白色結晶を得た。
キシ〕ベンゾイルオキシ}−5−n−オクチルオキシピ
リミジンの合成: 0.5g(0.0022モル)の(S)−4−(2−エトキシ)プ
ロポキシ安息香酸、0.67g(0.0022モル)の2−(4−
ヒドロキシ)フェニル−5−n−オクチルオキシピリミ
ジン、18mlの酢酸エチル、0.51g(0.0025モル)のN,N′
−ジシクロヘキシルカルボジイミド及び30mg(0.025ミ
リモル)の4−ジメチルアミノピリジンを室温で23時間
反応後、実施例1と同様の操作を行うことにより、0.33
gの白色結晶を得た。
▲〔α〕25 D▼=−11.0°(C 2.00,CHCl3) IRνmaxcm-1:1740,1470,1450,1250,1080,885,780,760 ′H−NMR(CDCl3,60MHz)δ(ppm): 0.50〜2.13(m,21H) 3.42〜3.90(m,3H) 3.90〜4.30(m,4H) 6.90 (d,2H) 7.28 (d,2H) 8.13 (d,2H) 8.41 (d,2H) 8.42 (s,2H) この化合物の転移温度を以下に記す。
実施例4 実施例1〜3と同様にして合成した液晶化合物(S)−
2−{4′−〔4″−(2−メトキシ)プロポキシ〕ベ
ンゾイルオキシ}−5−n−オクテルピリミジンは、以
下の転移温度を示した。
2−{4′−〔4″−(2−メトキシ)プロポキシ〕ベ
ンゾイルオキシ}−5−n−オクテルピリミジンは、以
下の転移温度を示した。
実施例5 実施例1,2,4の化合物を以下の強誘電性液晶組成物Aに
ブレンドし、特性を比較した。
ブレンドし、特性を比較した。
組成物A ここで応答速度は1.7μmのセルに封入し、±20Vのパル
ス波形を印加し、表示が切りかわる最小のパルス巾とし
て求めた。
ス波形を印加し、表示が切りかわる最小のパルス巾とし
て求めた。
表に示したように、組成物Aに本発明の化合物を適量ブ
レンドすることにより、Sc*相の温度巾を上下に広げる
事ができる。また、SA相の上にCh相をもった組成物を得
ることができる。
レンドすることにより、Sc*相の温度巾を上下に広げる
事ができる。また、SA相の上にCh相をもった組成物を得
ることができる。
更に、組成物Aと実施例4の化合物のブレンドの例のよ
うに、応答速度を改善することも可能である。
うに、応答速度を改善することも可能である。
参考例1 (S)−エチル4−(2−テトラヒドロピラニルオキ
シ)ブトキシ安息香酸エステルの合成: 1.6g(0.033モル)の50%水素化ナトリウムと50mlのジ
メチルホルムアミドを室温で攪拌させながら5g(0.030
モル)のエチル4−ヒドロキシ安息香酸エステルを加
え、30分間攪拌後、9.9g(0.030モル)の(S)−2−
テトラヒドロピラニルオキシブトキシp−トルエンスル
ホン酸エステルを加えて80℃で10時間攪拌した。終了
後、氷水にあけ、酢酸エチルで抽出し、10%水酸化ナト
リウム水溶液,次いで飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネ
シウムで乾燥後、濃縮して8.8gの粗生成物を得た。
シ)ブトキシ安息香酸エステルの合成: 1.6g(0.033モル)の50%水素化ナトリウムと50mlのジ
メチルホルムアミドを室温で攪拌させながら5g(0.030
モル)のエチル4−ヒドロキシ安息香酸エステルを加
え、30分間攪拌後、9.9g(0.030モル)の(S)−2−
テトラヒドロピラニルオキシブトキシp−トルエンスル
ホン酸エステルを加えて80℃で10時間攪拌した。終了
後、氷水にあけ、酢酸エチルで抽出し、10%水酸化ナト
リウム水溶液,次いで飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネ
シウムで乾燥後、濃縮して8.8gの粗生成物を得た。
IRνmaxcm-1:1720,1605,1515,1280〜1250(br),1170,1
030,770 参考例2 (S)−エチル4−(2−ヒドロキシ)ブトキシ安息香
酸エステルの合成: 8.5g(0.026モル)の(S)−エチル4−(2−テトラ
ヒドロピラニルオキシ)ブトキシ安息香酸エステルを43
mlのエタノールに溶かし、0.2g(0.0011モル)のp−ト
ルエンスルホン酸1水塩を加えて3時間還流を行った。
終了後、濃縮し、水を加えて酢酸エチルで抽出し、水洗
し、硫酸マグネシウムで乾燥後、濃縮した。これをシリ
カゲルカラムクロマトグラフィーで精製することにより
3.4gの白色結晶を得た。
030,770 参考例2 (S)−エチル4−(2−ヒドロキシ)ブトキシ安息香
酸エステルの合成: 8.5g(0.026モル)の(S)−エチル4−(2−テトラ
ヒドロピラニルオキシ)ブトキシ安息香酸エステルを43
mlのエタノールに溶かし、0.2g(0.0011モル)のp−ト
ルエンスルホン酸1水塩を加えて3時間還流を行った。
終了後、濃縮し、水を加えて酢酸エチルで抽出し、水洗
し、硫酸マグネシウムで乾燥後、濃縮した。これをシリ
カゲルカラムクロマトグラフィーで精製することにより
3.4gの白色結晶を得た。
IRνmaxcm-1:3600〜3200(br),1710,1610,1515,1290〜
1230(br),1170,1100,850,770 参考例3 (S)−エチル4−(2−メトキシ)ブトキシ安息香酸
エステルの合成: 0.44g(0.0092モル)の50%水素化ナトリウム、15mlの
テトラヒドロフランを室温で攪拌しながら2.0g(0.0084
モル)の(S)−エチル4−(2−ヒドロキシ)ブトキ
シ安息香酸エステルを加え、さらに0.2g(0.0011モル)
のヘキサメチルホスホリックトリアミドを加え、1時間
攪拌後1.43g(0.01モル)のヨウ化メチルを加えて40℃
で1.5時間攪拌した。反応終了後、氷水にあけ、酢酸エ
チルで抽出し、10%水酸化ナトリウム水溶液,水,飽和
食塩水で順に洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、濃縮
して1.9gの粗生成物を得た。
1230(br),1170,1100,850,770 参考例3 (S)−エチル4−(2−メトキシ)ブトキシ安息香酸
エステルの合成: 0.44g(0.0092モル)の50%水素化ナトリウム、15mlの
テトラヒドロフランを室温で攪拌しながら2.0g(0.0084
モル)の(S)−エチル4−(2−ヒドロキシ)ブトキ
シ安息香酸エステルを加え、さらに0.2g(0.0011モル)
のヘキサメチルホスホリックトリアミドを加え、1時間
攪拌後1.43g(0.01モル)のヨウ化メチルを加えて40℃
で1.5時間攪拌した。反応終了後、氷水にあけ、酢酸エ
チルで抽出し、10%水酸化ナトリウム水溶液,水,飽和
食塩水で順に洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、濃縮
して1.9gの粗生成物を得た。
IRνmaxcm-1:1710,1605,1515,1280,1250,1170,1100,85
0,770 参考例4 (S)−4−(2−メトキシ)ブトキシ安息香酸の合
成: 1.9g(0.0075モル)の(S)−エチル4−(2−メトキ
シ)ブトキシ安息香酸エステルを10mlのエタノールに溶
かし、5mlの10%水酸化ナトリウム水溶液を加えて30分
間攪拌後、塩酸酸性にし、酢酸エチルで抽出し、重曹水
溶液で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後濃縮して1.9g
の油状物を得た。これにn−ヘキサンを加えて結晶化さ
せ、濾取し、n−ヘキサンで洗浄後、乾燥して1.2gの目
的化合物を得た。
0,770 参考例4 (S)−4−(2−メトキシ)ブトキシ安息香酸の合
成: 1.9g(0.0075モル)の(S)−エチル4−(2−メトキ
シ)ブトキシ安息香酸エステルを10mlのエタノールに溶
かし、5mlの10%水酸化ナトリウム水溶液を加えて30分
間攪拌後、塩酸酸性にし、酢酸エチルで抽出し、重曹水
溶液で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後濃縮して1.9g
の油状物を得た。これにn−ヘキサンを加えて結晶化さ
せ、濾取し、n−ヘキサンで洗浄後、乾燥して1.2gの目
的化合物を得た。
IRνmaxcm-1:3100〜2500,1680,1605,1430,1300,1255,85
0,770 640 ′H−NMR(CDCl3,60MHz)δ(ppm): 0.87〜1.37(m,3H) 1.37〜1.93(m,2H) 3.27〜3.63(m,1H) 3.43 (s,3H) 4.00 (d,2H) 6.87 (d,2H) 7.97 (d,2H) 9.87 (br,1H) 参考例5 (S)−エチル4−(2−テトラヒドロピラニルオキ
シ)プロポキシ安息香酸エステルの合成: 1.0g(0.021モル)の50%水素化ナトリウム、25mlのジ
メチルホルムアミド、3.2g(0.019モル)のエチル4−
ヒドロキシ安息香酸エステル及び6.1g(0.019モル)の
(S)−2−テトラヒドロピラニルオキシプロポキシp
−トルエンスルホン酸エステルを60℃で8時間反応さ
せ、参考例1と同様の操作を行い5.0gの粗生成物を得
た。
0,770 640 ′H−NMR(CDCl3,60MHz)δ(ppm): 0.87〜1.37(m,3H) 1.37〜1.93(m,2H) 3.27〜3.63(m,1H) 3.43 (s,3H) 4.00 (d,2H) 6.87 (d,2H) 7.97 (d,2H) 9.87 (br,1H) 参考例5 (S)−エチル4−(2−テトラヒドロピラニルオキ
シ)プロポキシ安息香酸エステルの合成: 1.0g(0.021モル)の50%水素化ナトリウム、25mlのジ
メチルホルムアミド、3.2g(0.019モル)のエチル4−
ヒドロキシ安息香酸エステル及び6.1g(0.019モル)の
(S)−2−テトラヒドロピラニルオキシプロポキシp
−トルエンスルホン酸エステルを60℃で8時間反応さ
せ、参考例1と同様の操作を行い5.0gの粗生成物を得
た。
IRνmaxcm-1:1715,1610,1280,1255,1170,1120,1035,770 参考例6 (S)−エチル4−(2−ヒドロキシ)プロポキシ安息
香酸エステルの合成: 4.5g(0.014モル)の(S)−エチル4−(2−テトラ
ヒドロピラニルオキシ)プロポキシ安息香酸エステル、
0.2g(0.0011モル)のp−トルエンスルホン酸1水塩及
び45mlのメタノールの混合物を1時間還流し、参考例2
と同様の操作を行い2.2gの粗生成物を得た。
香酸エステルの合成: 4.5g(0.014モル)の(S)−エチル4−(2−テトラ
ヒドロピラニルオキシ)プロポキシ安息香酸エステル、
0.2g(0.0011モル)のp−トルエンスルホン酸1水塩及
び45mlのメタノールの混合物を1時間還流し、参考例2
と同様の操作を行い2.2gの粗生成物を得た。
IRνmaxcm-1:3600〜3200(br),1710(br),1610,1515,
1300〜1220(br),1170,1100,1030,770 参考例7 (S)−4−(2−エトキシ)プロポキシ安息香酸の合
成: 0.52g(0.011モル)の50%水素化ナトリウムと15mlのテ
トラヒドロフランを攪拌しながら、2.2g(0.0098モル)
の(S)−エチル4−(2−ヒドロキシ)プロポキシ安
息香酸エステル、0.2g(0.0011モル)のヘキサメチルホ
スホリックトリアミドを加えて1時間後、1.8g(0.012
モル)のヨウ化メチルを加え2時間還流を行った。終了
後、氷水にあけ、酢酸エチルで抽出し、10%水酸化ナト
リウム水溶液,飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウム
で乾燥後、濃縮した。これに20mlのエタノールを加えて
溶かし、10%水酸化ナトリウム水溶液を加え1時間還流
することにより加水分解を行った。終了後、氷水にあ
け、酢酸エチルで抽出し、前段と同様の操作を行って1.
4gの油状物を得た。これをシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィーで精製して0.76gの生成物を得た。
1300〜1220(br),1170,1100,1030,770 参考例7 (S)−4−(2−エトキシ)プロポキシ安息香酸の合
成: 0.52g(0.011モル)の50%水素化ナトリウムと15mlのテ
トラヒドロフランを攪拌しながら、2.2g(0.0098モル)
の(S)−エチル4−(2−ヒドロキシ)プロポキシ安
息香酸エステル、0.2g(0.0011モル)のヘキサメチルホ
スホリックトリアミドを加えて1時間後、1.8g(0.012
モル)のヨウ化メチルを加え2時間還流を行った。終了
後、氷水にあけ、酢酸エチルで抽出し、10%水酸化ナト
リウム水溶液,飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウム
で乾燥後、濃縮した。これに20mlのエタノールを加えて
溶かし、10%水酸化ナトリウム水溶液を加え1時間還流
することにより加水分解を行った。終了後、氷水にあ
け、酢酸エチルで抽出し、前段と同様の操作を行って1.
4gの油状物を得た。これをシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィーで精製して0.76gの生成物を得た。
▲〔α〕25 D▼=−14.3°(C 1.05,CHCl3) IRνmaxcm-1:3300〜2400(br),1690,1610,1460,1250,1
170,850,770 ′H−NMR(CDCl3,60MHz)δ(ppm): 0.70〜1.90(m,6H) 3.40〜4.23(m,5H) 6.90 (d,2H) 8.03 (d,2H) 11.70 (br,1H)
170,850,770 ′H−NMR(CDCl3,60MHz)δ(ppm): 0.70〜1.90(m,6H) 3.40〜4.23(m,5H) 6.90 (d,2H) 8.03 (d,2H) 11.70 (br,1H)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田口 雅明 東京都江東区亀戸6丁目31番1号 セイコ ー電子工業株式会社内 (72)発明者 原田 隆正 東京都江東区亀戸6丁目31番1号 セイコ ー電子工業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】一般式 (式中Rは炭素鎖が直鎖であるアルキル基又はアルコキ
シ基を、R*は (R1はC1〜C5のアルキル基、R2はC1〜C4のアルキル基、
nは整数を示す)で示される鎖中に不斉炭素原子を有す
る光学的に活性な基を示す。) で示されるピリミジノフェニルエステル誘導体。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61206513A JPH0684355B2 (ja) | 1986-09-02 | 1986-09-02 | ピリミジノフエニルエステル誘導体 |
| US07/091,660 US4980082A (en) | 1986-09-02 | 1987-09-01 | Ferroelectric SmC liquid crystal composition which comprises pyrimidinylphenyl ester compounds |
| DE3789797T DE3789797T2 (de) | 1986-09-02 | 1987-09-02 | Pyrimidinylphenyl-Ester-Verbindung. |
| EP87307743A EP0262809B1 (en) | 1986-09-02 | 1987-09-02 | Pyrimidinylphenyl ester compound |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61206513A JPH0684355B2 (ja) | 1986-09-02 | 1986-09-02 | ピリミジノフエニルエステル誘導体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6363665A JPS6363665A (ja) | 1988-03-22 |
| JPH0684355B2 true JPH0684355B2 (ja) | 1994-10-26 |
Family
ID=16524607
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61206513A Expired - Fee Related JPH0684355B2 (ja) | 1986-09-02 | 1986-09-02 | ピリミジノフエニルエステル誘導体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0684355B2 (ja) |
-
1986
- 1986-09-02 JP JP61206513A patent/JPH0684355B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6363665A (ja) | 1988-03-22 |
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