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JPH0695372B2 - 回転ヘツドシリンダ− - Google Patents
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JPH0695372B2 - 回転ヘツドシリンダ− - Google Patents

回転ヘツドシリンダ−

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JPH0695372B2
JPH0695372B2 JP62041978A JP4197887A JPH0695372B2 JP H0695372 B2 JPH0695372 B2 JP H0695372B2 JP 62041978 A JP62041978 A JP 62041978A JP 4197887 A JP4197887 A JP 4197887A JP H0695372 B2 JPH0695372 B2 JP H0695372B2
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JP
Japan
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cylinder
cylindrical
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rotary
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文成 斎藤
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はビデオテープレコーダなどに用いられるヘッド
シリンダーに関し、良好な外周加工精度が得られる形状
を与えると共に、シリンダーの重量を軽減しようとする
ものである。
従来の技術 回転シリンダーと固定シリンダーとから成り、回転シリ
ンダーに取り付けられた磁気ヘッドが、固定シリンダー
に設けられたガイドに沿って摺動する磁気テープを走査
することにより、テープに記録再生を行う回転ヘッドシ
リンダーにおいては、回転シリンダーおよび固定シリン
ダーの外周面は、磁気テープが安定に走行するために、
非常に高い真円度および円筒度が要求される。
これらの形状精度を達成する上で最も問題となる点は、
旋盤で加工する際の、チャッキング力と切削抵抗による
変形である。チャッキング力と切削抵抗による変形が大
きいと、加工時に精度が出せても、旋盤から取り外した
時に精度は大きく低下して必要な精度が達成できなくな
ってしまう。
このため従来のシリンダー〔たとえば、ナショナル テ
クニカル レポート(National Technical Report)V
ol.31 No.6 Dec.1985 p59〕では、全体の肉厚を十分
に大きくすることにより上記の変形を防いでいた。第2
図はこのような回転ヘッドシリンダー装置の構造を表し
た断面図である。
固定シリンダー31にはボールベアリング32を介してシャ
フト33が取り付けられており、シャフト33には焼きばめ
等の手段によりディスク34が取り付けられている。そし
て、ヘッド35を有する回転シリンダー36はネジ止め等の
手段によってディスク34に取り付けられ、モーター部37
により駆動されるシャフト33と一体的に回転する。
そして、前記したようにチャック力に対して十分な強度
を与える必要があることから、第2図に示すように回転
シリンダー36は平均的に肉厚が確保された構成である。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記回転シリンダーの構成では、加工時の
チャック位置や形状に関係なく、平均的に肉厚を確保し
た構成になっているため、軽量化には適さないという問
題点を有していた。
本発明は上記問題点に鑑み、薄肉化しても強度的に問題
のない構造とすることにより、軽量な回転ヘッドシリン
ダーを提供するものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために、本発明の回転ヘッドシリ
ンダーは円筒状の外周を形成する第1の円筒部と、この
第1の円筒部より小径でかつ第1の円筒部と同心の第2
の円筒部と、前記第1の円筒部の一端部と前記第2の円
筒部の一端部間に形成した第1の底部と、前記第2の円
筒部の他端部に形成した第2の底部と、前記第1の底部
に前記第1の円筒部から前記第2の円筒部に到るリブと
を設けたものである。
作用 このような形状とすることにより、加工時などに加えら
れる外力に対しても充分な強度が得られ、特に円筒部の
薄肉化をはかることが可能となり、軽量でかつ高精度な
回転ヘッドシリンダーを実現できるものである。
実施例 以下に、本発明の一実施例について図を用いて説明す
る。第1図と第3図に示すのは、回転シリンダー1の旋
盤(図示せず)による加工状態を示す部分断面図であ
り、第2図は第1図の矢印E方向からの矢視平面図であ
る。特に第1図は矢印A,B,C方向から加工する場合を示
し、回転シリンダー1の中でも特に加工精度を要求され
る部分の加工状態を示すものである。2は第1の円筒部
で磁気テープ(図示せず)がその外周面2aに添接走行す
ることになる。3は第1の円筒部2と同心の第2の円筒
部であり、この一端部と第1の円筒部2の一端部間には
第1の底部4が形成されている。第2の円筒部3の他端
部には第2の底部5が形成されている。さて第1の円筒
部2の内周面は円錐形状になっていて、自由端Cの肉厚
t1から第1の底部4側の肉厚t2への厚くなるようなテー
パ形状である。この寸法については、断面がテーパの単
純梁の場合と類似させて考えると、同じたわみ強度を持
つ一定肉厚の円筒形状シリンダーに比べて、肉厚t2はや
や厚くなるが、自由端部C側の肉厚t1についてはかなり
薄くなるので軽量化に効果がある。
一方、第2の円筒部3の肉厚は第1の円筒部2の平均肉
厚(第1図の例では(t1+t2)/2で示される)よりも薄
くなるように形成されている。また第1の底部4および
第2の底部5の肉厚は共に第2の円筒部3の肉厚よりも
厚く構成している。また、第2の底部5の回転軸6方向
の高さは第1の円筒部2と同等以上に設定されている。
第1図,第2図,第3図に示すように第1の底部4には
第1の円筒部2から第2の円筒部3に到るリブ8a,8b,8c
が形成されている。そしてこのリブ8a,8b,8cの一面には
突起9a,9b,9cが設けられている。10は回転軸6を中心に
回転する旋盤(図示せず)のチャックであり、第2図1
点鎖線で示すような3分割された三爪チャックである。
チャック10は被切削物である回転シリンダー1をチャッ
ク部11でチャックしており、この時の回転軸6方向のチ
ャック長さは第1図に示すように略々第2の底部5の肉
厚と同じ長さとなるようにしている。したがってチャッ
ク10によるチャック力は第2の底部5の面内で受けるこ
とになり、薄肉の第2の円筒部3にひずみが発生しにく
くなる。またチャック10に回転シリンダー1をセッティ
ングする時チャック10の端部12が第1の底部4の端面4b
に当接するようにし、同様にセッティングする時回転シ
リンダー1を軽く第2図矢印G方向に回転させて、チャ
ック10の3分割されている分割面13a,13b,13cにそれぞ
れリブ8a,8b,8cに形成した突起9a,9b,9cに当接するよう
にしている。こうすることで、第1の円筒部2の外周面
2a、および第1の底部4の端面4aを切削加工する時に発
生しやすい振動(いわゆるビビリ)を有効に防止するこ
とが可能で高精度加工に大変有利となる。特に分割面13
a,13b,13cに突起9a,9b,9cを当接することで加工時に第
2図矢印F方向に回転シリンダー1を回転させてバイト
40で切削加工する時回転シリンダー1に矢印H方向に発
生する切削抵抗を受けることができ、チャック部11での
スリップを防止するので、より小さいチャック力で回転
シリンダー1が保持できる。したがって、チャック力に
よるひずみが低減され、高精度加工に有利となる。
第3図に示しているのは第1図に示す仕上げ加工の前に
矢印D方向からの加工を行う状態を示し、チャック10の
チャック部11でチャックする第2円筒部3の被チャック
部3aなどを精度良く加工するものである。ただし、第3
図の実施例での第2の円筒部3は内周面3bが円錐形状に
なっている。しかし第1図の実施例と同様に第2の円筒
部3の平均肉厚((h1+h2)/2で示される)は第1の円
筒部2の平均肉厚(第1図と同様に(t1+t2)/2で示さ
れる)よりも薄くなっている。20はチャックであり回転
シリンダー1をチャック部21でチャックしており、この
時の回転軸6方向のチャック長さは第2図に示すように
略々第1の底部4の肉厚と同じ長さとなるようにしてい
る。したがってこの時もチャック20によるチャック力は
第1の底部4の面内で受けることになり、薄肉の第1の
円筒部2にひずみは発生しにくくなる。さらにリブ8a,8
b,8cが設けてあるのでチャック力によるひずみに対する
強度は大きく向上していることになる。
また、第1図の場合も第3図の場合もチャック力は旋盤
のバイト40の切削抵抗により発生するトルクを上回る値
に設定されるので通常バイト40の切削抵抗の背分力など
に比べかなり大きい値となるため、チャック力を受ける
第1の底部4、第2の底部5の肉厚を第1の円筒部2や
第2の円筒部3の肉厚よりも厚くしておくことは加工時
のひずみを防止する上で大きな効果がある。また、第1
の円筒部2は一方が自由端になっているが、第2の円筒
部3は両端部に第1の底部4と第2の底部5が接合され
た構成になっているため、第2の円筒部3の肉厚は第1
の円筒部2の肉厚より薄くしても加工時の切削力に耐え
得る強度が得られるものである。
なお本実施例では第1の円筒部の内周面を円錐状とした
が、本発明はこれに限ることでないことは自明である。
発明の効果 以上のように、本発明による回転ヘッドシリンダーは円
筒状の外周を形成する第1の円筒部と、この第1の円筒
部より小径でかつ第1の円筒部と同心の第2の円筒部
と、前記第1の円筒部の一端部と前記第2の円筒部間に
形成した第1の底部と、前記第2の円筒部の他端部に形
成した第2の底部と、前記第1の底部に前記第1の円筒
部から前記第2の円筒部に到るリブとを設けたことによ
り、従来のように加工精度を確保するために全体の肉厚
を均一に厚くしていくことなく、簡単な構成で加工時な
どに加えられる外力に対しても充分な強度が得られ特に
円筒部の薄肉化をはかることが可能となるので装置の軽
量化に大きく寄与するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図,第3図は本発明の回転シリンダーの加工状態を
示す部分断面図、第2図は第1図の加工状態を説明する
平面図、第4図は従来の回転ヘッドシリンダーの断面図
である。 1……回転シリンダー、2……第1の円筒部、3……第
2の円筒部、4……第1の底部、5……第2の底部、8
a,8b,8c……リブ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円筒状の外周を有する回転シリンダーと、
    前記回転シリンダーと同軸上に位置し、略同一径の円筒
    状外周を有する固定シリンダーとからなる回転ヘッドシ
    リンダーであって、前記回転シリンダーは前記円筒状の
    外周を形成する第1の円筒部と、この第1の円筒部より
    小径でかつ第1の円筒部と同心の第2の円筒部と、前記
    第1の円筒部の一端部と前記第2の円筒部の一端部間に
    形成した第1の底部と、前記第2の円筒部の他端部に形
    成した第2の底部と、前記第1の底部に前記第1の円筒
    部から前記第2の円筒部に到るリブとを設けたことを特
    徴とする回転ヘッドシリンダー。
  2. 【請求項2】第2の円筒部の肉厚を前記第1の円筒部の
    肉厚と同等もしくは薄くすると共に、前記第1の底部お
    よび第2の底部の肉厚を前記第2の円筒部の肉厚よりも
    厚くしたことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記
    載の回転ヘッドシリンダー。
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