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JPH0698519B2 - プレス制御装置 - Google Patents
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JPH0698519B2 - プレス制御装置 - Google Patents

プレス制御装置

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JPH0698519B2
JPH0698519B2 JP3138301A JP13830191A JPH0698519B2 JP H0698519 B2 JPH0698519 B2 JP H0698519B2 JP 3138301 A JP3138301 A JP 3138301A JP 13830191 A JP13830191 A JP 13830191A JP H0698519 B2 JPH0698519 B2 JP H0698519B2
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pressure
control
cylinder
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徳治 中川
正信 車地
一幸 梶山
弘一 福島
信夫 木邑
敏 広田
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Kobe Steel Ltd
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Kobe Steel Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/16Control arrangements for fluid-driven presses
    • B30B15/24Control arrangements for fluid-driven presses controlling the movement of a plurality of actuating members to maintain parallel movement of the platen or press beam
    • B30B15/245Control arrangements for fluid-driven presses controlling the movement of a plurality of actuating members to maintain parallel movement of the platen or press beam using auxiliary cylinder and piston means as actuating members

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Control Of Presses (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、油圧プレス等によっ
て樹脂板等の被圧縮物の圧縮成形を行う際、プレスの平
衡性及び被圧縮物にかかる圧力を制御するプレス制御装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】油圧プレス等により品物を成形する場
合、樹脂板などの被圧縮物に上金型が触れた後、成形が
終了するまでの間、上金型を平衡に保ち、かつ被圧縮物
に加わる圧力が一定になるよう制御することは、均一な
再現性に優れた製品を製造する上で重要である。
【0003】しかしながら、従来の機械的な剛性に頼っ
たプレスでは例えば0.05mm以内の精度の高い平衡度
を保ち、かつ被圧縮物に加わる実加圧力を一定に保つこ
とは不可能であった。
【0004】そこで、上述した欠点を改善したものとし
て、特開昭60−30323号公報に開示されたものが
ある。これはプレス装置のベッド部に配設した平衡支持
装置でスライド(上金型を接着している)を精度よく平
衡支持し、平衡支持装置の支持力を検出して基準設定力
と比較し支持力が基準設定力より大きくなるとスライド
の下降速度を遅くし、支持力が基準設定力より小さくな
るとスライドの下降速度を速くするように制御し、平衡
支持装置に離れずにスライドを追従制御して成形するよ
うにした方法であり、前述したスライド(つまり、上金
型)の平衡を保ち、被圧縮物にかかる圧力を一定にする
ことを目的としている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、スライ
ドの平衡度が高さの量であるのにかかわらず、各平衡支
持装置の速度差により制御するため、制御の遅れ等によ
り精度に問題がある。さらに各平衡支持装置の速度を各
々同調して下げているので、例えば図10に示すよう
に、被圧縮物1が偏っている場合(図10(a) )、被圧
縮物1の粘度が違う場合(図10(b) )などの被圧縮物
の状態によって、スライドの平衡度がずれてしまい、ひ
いては被圧縮物に加わる実加圧力も一定に保てないとい
う問題点があった。なお、図10において、2は上金
型、3は下金型、4はスライド、5は加圧シリンダであ
る。
【0006】この発明の目的は、上記従来技術の問題点
を解消し、いかなる状況や被圧縮物の状態においても、
被圧縮物に加わる圧力を常に一定に保つように制御する
ことのできるプレス制御装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明によるプレス制御装置は、プレス装置の加
圧シリンダにより被圧縮物にかかる実加圧力を制御する
装置であって、ベッド上に配設されてスライドを支持す
る複数の制御用シリンダと、前記加圧シリンダに備えつ
けられ前記加圧シリンダにかかる圧力を検出する第1の
圧力センサと、各前記制御用シリンダに備えつけられ前
記制御用シリンダにかかる圧力を検出する第2の圧力セ
ンサと、前記第1の圧力センサより得られた前記加圧シ
リンダの加圧力と予め設定された目標実加圧力の差より
各前記制御用シリンダの目標圧力和を求める目標圧力和
決定手段と、前記第1の圧力センサより得られた前記加
圧シリンダの加圧力と前記第2の圧力センサより得られ
た各前記制御用シリンダにかかる圧力和との差により実
加圧力を測定する実加圧力測定手段と、前記実加圧力測
定手段より得られた実加圧力と予め設定された目標実加
圧力を比較する比較手段と、前記目標圧力和決定手段に
より得られた目標圧力和と各前記制御用シリンダにかか
る圧力和の圧力差を求め、この圧力差と各制御用シリン
ダにかかる個々の圧力値に基づいた量に、前記比較手段
の結果に基づき前記実加圧力が前記目標実加圧力より大
きければ増加し小さければ減少するバイアス量を加える
ことにより各前記制御用シリンダの操作量を決定する操
作量決定手段と、前記操作量だけ操作すべく各前記制御
用シリンダを制御する制御手段とを備えて構成されてい
る。
【0008】
【作用】この発明における操作量決定手段は、目標圧力
和決定手段により得られた目標圧力和と各制御用シリン
ダにかかる圧力和の圧力差を求め、この圧力差と各制御
用シリンダにかかる個々の圧力値に基づいた量に、比較
手段の結果に基づき実加圧力が目標実加圧力より大きけ
れば増加し小さければ減少するバイアス量を加えること
により各制御用シリンダの操作量を決定している。つま
り、バイアス量は実加圧力と目標実加圧力との比較結果
にともない随時変化する。
【0009】
【実施例】A.実施例の全体構成と動作 図1は、この発明によるプレス制御装置の一実施例を
示す説明図であり、図1(a) がプレス装置の立体構成説
明図、図2(b) がプレス装置の断面構成説明図である。
【0010】同図に示すようにプレス装置は、被圧縮物
1を成形するため、上金型2と下金型3が上部,下部に
それぞれ設けてある。上金型2上部にスライド4が接着
されており、このスライド4を上下に動かすことにより
上金型2を動作させることができる。さらに、スライド
4の上部に加圧シリンダ5が取り付けられており、加圧
シリンダ5のピストン運動により、スライド4に動力を
与えることで被圧縮物1のプレスを行う。また、加圧シ
リンダ5は圧力センサ21を備えており、圧力センサ2
1は加圧シリンダ5の圧力を検出する。
【0011】一方、下金型3はベッド6上に固定されて
いる。ベッド6上には、下金型3の他、四隅に制御用シ
リンダ7が配設されている。制御用シリンダ7はその上
部においてスライド4を支持している。各制御用シリン
ダ7には、高速バルブ12及びサーボバルブ13を備え
ている。高速バルブ12は、短時間で制御用シリンダ7
の高さ調節可能なように高速で開閉し、サーボバルブ1
3は、徐々に制御用シリンダ7にかかる圧力を調節する
ように動作する。これらのバルブは制御装置11の信号
に従い開閉する。
【0012】また、各制御用シリンダ7は、位置センサ
8及び圧力センサ9を備えており、位置センサ8は各制
御用シリンダ7の高さ(つまり、各隅のスライド4の高
さ)を検出し、圧力センサ9は各制御用シリンダ7にか
かる圧力を検出する。上記検出される高さは、加圧シリ
ンダ5の押圧により、又、圧力は加圧シリンダ5の押圧
と、被圧縮物1の反力とにより時々刻々変化するもので
ある。
【0013】各位置センサ8,各圧力センサ9及び圧力
センサ21は各々A/D変換器10と接続されており、
A/D変換器10は位置センサ8及び圧力センサ9,2
1の検出による各制御用シリンダ7の高さ,各制御用シ
リンダ7にかかる圧力及び加圧シリンダ5の加圧力のア
ナログ信号を入力信号とし、ディジタル化する。また、
A/D変換器10は制御装置11に接続されており、前
述した高さ及び圧力のディジタル信号を制御装置11に
出力する。
【0014】制御装置11は上述した各制御用シリンダ
7の高さ,圧力及び加圧シリンダ5の加圧力のディジタ
ル信号をパラメータとし、後述する制御方法に従い、高
速バルブ12及びサーボバルブ13に信号を送ることで
制御する。高速バルブ12は高速に開閉し各制御用シリ
ンダ7の高さを一致させるように高さ制御を行いスライ
ド4の平衡度を保つ。同時に、サーボバルブ13は徐々
に各制御用シリンダ7の圧力を目標圧力に調整すること
で圧力制御を行い、被圧縮物1にかかる圧力を一定に保
つ。このような制御を被圧縮物1のプレスが完了するま
で繰り返し行う。B.第1の制御装置による第1の実施例 (B−I)構成と動作 図2は位置センサ8と圧力センサ9,21から得られた
各制御用シリンダ7の高さ,各制御用シリンダ7にかか
る圧力及び加圧シリンダ5の圧力をパラメータとする前
述した制御を行なうための第1の制御装置11の構成を
詳細に示すブロック図である。
【0015】同図において各制御用シリンダ7の高さを
1 〜h4 、各制御用シリンダ7にかかる圧力をP1
4 、加圧シリンダ5の圧力をPm とする。
【0016】h1 〜h4 のパラメータによる制御装置1
1の高さ制御において、まず最小高さ決定部14におい
てh1 〜h4 から、最小値hmin を検出する。このh
min に各制御用シリンダの高さを一致させるため、h1
〜h4 の高さをhmin により減算部15において減じる
ことで、各制御用シリンダ7の操作量δ1 〜δ4 を得
る。これらの操作量δ1 〜δ4 を制御則部16におい
て、比例定数Rを乗じ、制御量に変換し各高速バルブ
12に制御信号を送ることで各制御用シリンダ7の高さ
を高速に一致させ、高さ制御を行う。
【0017】一方、P1 〜P4 のパラメータによる第1
の制御装置11の圧力制御において、まずP1 〜P4
圧力和Pを加算部17により求め、各制御用シリンダ目
標圧力設定部18において圧力和Pと加圧シリンダ加圧
力Pm ,被圧縮物1にかけるべき目標実加圧力Ps をパ
ラメータとして、 P′=Pm −Ps (目標圧力和) δP=P−P′ で偏差δPが零になるように、各制御用シリンダ目標圧
力P1 ′〜P4 ′を設定する。最も簡単には偏差δPを
4つの制御用シリンダ7に対し均等に分配して、P1
〜P4 ′を決定するようにしてもよい。なお目標実加圧
力Ps は被圧縮物1の材質に応じ予め設定しておく。
【0018】上記各制御用シリンダ目標圧力P1 ′〜P
4 ′とP1 〜P4 との差を減算部19で求めることで、
操作量ε1 〜ε4 を得る。これらの操作量ε1 〜ε4
制御則部20で比例定数Kp を乗じ、制御量に変換し、
各サーボバルブ13に制御信号を送ることで各制御用シ
リンダ7にかかる圧力を徐々に制御用シリンダ目標圧力
1 ′〜P4 ′に等しくするように圧力制御を行う。そ
の結果、被圧縮物にかかる圧力を目標実加圧力Ps で一
定に保つことができる。
【0019】上記した2つの制御は高さ制御の方が優先
されており、高速バルブ12により高速に制御し、圧力
制御の方はサーボバルブ13を使用して徐々に制御して
いく方法を用いている。このため、互いの制御が干渉し
あうことはなく、制御用シリンダ7の制御という1つの
制御ループにおいて実現することができる。
【0020】(B−II)マイクロコンピュータによる実
現 上述した第1の制御装置11の機能は、マイクロコンピ
ュータを用いても実現することができる。図3はそのと
きの第1の制御装置11の処理手順を示すフローチャー
トである。まず、ステップS31において各制御用シリ
ンダの高さh1 〜h4 ,各制御用シリンダにかかる圧力
1 〜P4 ,加圧シリンダの圧力Pm を各々のセンサよ
りA/D変換器10を介して入力する。
【0021】次にステップS32において、h1 〜h4
各々を比較することにより最小値hmin を検出する。そ
の後、ステップS33においてこのhmin に各制御用シ
リンダの高さを一致させるため、h1 〜h4 の高さをh
min により減じることで、各制御用シリンダ7の操作量
δ1 〜δ4 を得る。さらに操作量δ1 〜δ4 に比例定数
を乗じ、制御量に変換し各高速バルブ12に制御信
号を送ることで各制御用シリンダ7の高さを高速に操作
し高さを一致させる。
【0022】そしてステップS34において、P1 〜P
4 の圧力和Pを加算することにより求め、この圧力和P
と加圧シリンダ圧力Pm ,予め設定された被圧縮物1に
かけるべき目標実加圧力Ps を下記のように比較を行
う。
【0023】P′=Pm −Ps (目標圧力和) δP=P−P′ この偏差δPが零になるように、各制御用シリンダ目標
圧力P1 ′〜P4 ′を設定する。次にステップS35に
おいて目標圧力P1 ′〜P4 ′とP1 〜P4 との差を求
めることで、操作量ε1 〜ε4 を得る。さらに、これら
の操作量ε1 〜ε4 に比例定数Kp を乗じ、制御量に変
換し、各サーボバルブ13に制御信号を送ることで各制
御用シリンダ7にかかる圧力を徐々に制御用シリンダ目
標圧力P1 ′〜P4 ′に等しくするように圧力操作を行
う。そして、ステップS36において、プレスの完了が
確認されるまでステップS31〜S35を繰り返すこと
で、被圧縮物にかかる実加圧力を目標実加圧力Ps で一
定に保つことができる。
【0024】上述したように、高さ及び圧力制御を1つ
の制御ループ中により実現したことにより、制御系を明
確化し、外部からの影響を減少させることができた。さ
らに計算機を導入することによって周囲の状況や被圧縮
物の状態に応じた微妙な調整も可能にした。また、高さ
制御は従来のように各制御用シリンダの速度を制御する
のでなく、直接各制御用シリンダの高さを制御すること
で、応答性,精度の向上が計れる。
【0025】また、加圧シリンダ5の方には一切手を加
えないので従来の精度の悪いプレスにこの第1の制御装
置を取り付けることで、精度の向上が期待できる。C.第2の制御装置による第2の実施例 (C−I)構成と動作 図4は位置センサ8と圧力センサ9,21から得られた
各制御用シリンダ7の高さ,各制御用シリンダ7にかか
る圧力及び加圧シリンダ5の圧力をパラメータとする前
述した制御を行なうための第2の制御装置11の構成を
詳細に示すブロック図である。
【0026】同図において各制御用シリンダ7の高さを
1 〜h4 、各制御用シリンダ7にかかる圧力をP1
4 、加圧シリンダ5の圧力をPm とする。
【0027】h1 〜h4 のパラメータによる制御装置1
1の高さ制御において、まず高さ比較部14においてh
1 〜h4 を高い順に並べる。以下、高い順に並べたパラ
メータl1 〜l4 に基づき、後に詳述する圧力分配率決
定部21において、各制御用シリンダ7の圧力分配率θ
1 〜θ4 を決定する。
【0028】また、目標圧力和設定部22において加圧
シリンダ圧力Pm ,被圧縮物1にかけるべき目標実加圧
力Ps より、 P′=Pm −Ps (目標圧力和) にて求まる目標圧力和P′を設定する。なお目標実加圧
力Ps は被圧縮物1の材質に応じ予め設定しておく。
【0029】この目標圧力和P′に圧力分配率決定部2
1より得た圧力分配率θ1 〜θ4 を積算部24において
積算し、その積算した値とP1 〜P4 との差を減算部1
5より求めることで操作量U1 〜U4 を得る。これらの
操作量U1 〜U4 を制御則部16において、比例定数R
を乗じ、制御量に変換し各高速バルブ12に制御信号
を送ることで各制御用シリンダ7の高さを高速に一致さ
せるように高さ制御を行なう。
【0030】一方、P1 〜P4 のパラメータによる第2
の制御装置11の圧力制御において、まずP1 〜P4
圧力和Pを加算部17により求め、各制御用シリンダ目
標圧力設定部18において圧力和Pと加圧シリンダ加圧
力Pm ,被圧縮物1にかけるべき目標実加圧力Ps をパ
ラメータとして、 P′=Pm −Ps (目標圧力和) δP=P−P′ で偏差δPが零になるように、各制御用シリンダ目標圧
力P1 ′〜P4 ′を設定する。最も簡単には偏差δPを
4つの制御用シリンダ7に対し均等に分配して、P1
〜P4 ′を決定するようにしてもよい。また、高さ制御
との干渉をできるだけ避けるため、圧力分配率決定部2
1より得た圧力分配率θ1 〜θ4 に従って分配する方法
も考えられる。
【0031】さらに、後に詳述するバイアス量設定部2
3において、加圧シリンダ加圧力Pm と圧力和Pとの差
により、測定実加圧力Pr (Pr =Pm −P)が求ま
り、この測定実加圧力Prと目標実加圧力Ps との比較
に従って、バイアス量β(制御の微調整を行なう量)を
変更する。このバイアス量βを加算部25により各目標
圧力P1 ′〜P4 ′に加え、さらに、その値とP1 〜P
4 の差を減算部19で求めることで、目標操作量Q1
4 を得る。
【0032】これらの操作量Q1 〜Q4 を制御則部20
で比例定数Kp を乗じ、制御量に変換し、各サーボバル
ブ13に制御信号を送ることで各制御用シリンダ7にか
かる圧力を徐々に制御用シリンダ目標圧力P1 ′〜
4 ′に等しくするように圧力制御を行う。その結果、
被圧縮物にかかる実加圧力を目標実加圧力Ps で一定に
保つことができる。
【0033】上記した2つの制御は第1の制御装置同
様、高さ制御の方が優先されており、高速バルブ12に
より高速に制御し、圧力制御の方はサーボバルブ13を
使用して徐々に制御していく方法を用いている。このた
め、互いの制御が干渉しあうことは比較的少なく、制御
用シリンダ7の制御という1つの制御ループにおいて実
現することができる。
【0034】また、バイアス量βをバイアス量設定部2
3で時々刻々算出して変化させることにより、目標圧力
1 ′〜P4 ′に精度よく一致させることが可能となっ
た。
【0035】(C−II)圧力分配率決定部による圧力分
配率決定方法圧力分配率決定部22において圧力分配率
θ1 〜θ4 は次のように決定される。まず初期値として
この場合、圧力分配率θ1 〜θ4 は各々1/4に設定し
ておく。ここで高さh1 〜h4の偏差により、後に詳述
するように各補正パラメータμ1 〜μ4 を求める。そこ
で θi =θi +μi (i=1…4) …(I) (I) 式を実行することによって圧力分配率θ1 〜θ4
求めるのである。
【0036】図5〜図7は、補正パラメータを求める一
例の流れを示すフローチャートである。ここで前述した
ようにl1 〜l4 はh1 〜h4 を高さ順にソーティング
したものである。またxは予め定められた基本補正値,
yは偏差基準値であり、高さの差が偏差基準値yより大
きければ両者の高さに違いがある(大小関係がある)と
みなすパラメータである。
【0037】図5〜図7に示すように、高さl1 〜l4
の違いにより、C1〜C17の17ケースに場合分けで
きる。以下、例をあげて補正パラメータμ1 〜μ4 の決
定フローの説明をする。
【0038】例1.1 =l2 >l3 >l4 の場合 ステップS1においてYES,次段のステップS2にお
いてNO,さらにステップS5においてl2 ,l3 の差
は偏差基準値yより大きいのでYES,ステップS6に
おいても同様にYES,従ってケースC3の補正パラメ
ータα1 〜α4 に決定する。ここで、h1 =l2 ,h2
=l3 ,h3 =l4 ,h4 =l1 であった場合、μ1
α2 =−x,μ2 =α3 =(1/2)x,μ3 =α4
(3/2)x,μ4 =α1 =−x,となり、(I)式に従
い、 θ1 =θ1 −x θ2 =θ2 +(1/2)x θ3 =θ3 +(3/2)x θ4 =θ4 −x と圧力分配率を決定するのである。このように相対的に
高い制御用シリンダ7(高さh1 ,h4 )の圧力分配率
を下げ、低い制御用シリンダ7(高さh2 ,h3 )の圧
力分配率を上げることで高さの調整を行う。
【0039】 例2.1 >l2 =(<y)l3 ,l3 =(<y)l4 , l2 >l4 の場合 なお、例2において、A=(<y)Bは、AとBとの差
がyより小さいことを示す。したがって、例2の場合、
ステップS1にてNO,ステップS8においてYES,
次段のステップS9においてl2 ,l3 は、ほとんど違
わない(両者の差がyより小さい)のでNO,ステップ
S11においてl3 ,l4 もほとんど違わないのでN
O,しかしながら、次段のステップS12において
2 ,l4 の差は、無視できない(両者の差がyより大
きい)ので、YESとなりケースC10と決定する。以
下の手順は前述した例1.と同様である。
【0040】例1.例2.で示したように高さl1
4 の様々な偏差によって補正パラメータμ1 〜μ4
決定するのである。
【0041】(C−III )バイアス量設定部によるバイ
アス量設定方法 (C−III −1)プレス加工時におけるバイアス量設定
の必要性目標実加圧力Ps が10〜1500(tw/
2 )の大きなスパンで制御用シリンダをサーボ制御す
るためには、目標実加圧力Ps に応じた適当なバイアス
量をサーボ指令への操作量に加味した方が精度が向上す
ることが経験により知られている。しかしながら、予め
マシンの立上り時に適当なバイアス量を設定しておいて
もプレス加工中に、周囲条件(油温,周囲温度等)によ
り、圧力精度が期待通り得られない場合がある。このた
め、バイアス量βをプレス加工時においても設定し直す
必要性がある。
【0042】(C−III −2)バイアス量設定方法 バイアス量設定部23において、バイアス量βは次のよ
うにして設定される。まず測定実加圧力Pr と目標実加
圧力をPs の比較により、 Pr <Ps であれば、目標実加圧力Ps に応じて予め設定しておい
たバイアス量βが大きいとみなし、バイアス調整値γ
(>0)を用い β=β−γ とすることでバイアス量βを低く設定し直す。一方、 Pr >Ps であれば、予め設定しておいたバイアス量βが小さいと
みなし、 β=β+γ とすることで、バイアス量βを高く設定しなおす。ま
た、 Pr =Ps であれば、バイアス量βは、正確だと判断し、変更しな
い。
【0043】(C−III −3)バイアス量設定による効
果 このようにプレス加工中において随時、測定実加圧Pr
と目標実加圧力Ps の比較を行いながらバイアス量βを
変更することでどのような使用条件でも、誤差が5.5
%以内に制御できるようになった。
【0044】(C−IV)マイクロコンピュータによる実
現 上述した第2の制御装置11の機能は、マイクロコンピ
ュータを用いても実現することができる。図8はそのと
きの制御装置11の処理手順を示すフローチャートであ
る。まず、ステップS41において各制御用シリンダの
高さh1 〜h4 ,各制御用シリンダにかかる圧力P1
4,加圧シリンダの圧力Pm を各々のセンサよりA/
D変換器10を介して入力する。
【0045】次にステップS42において、h1 〜h4
各々を比較することにより高い順にl1 〜l4 とソーテ
ィングする。その後、ステップS43において高い順に
並べたパラメータl1 〜l4 に基づき、(C−II)で述
べた圧力分配率決定方法により、各制御用シリンダ7の
圧力分配率θ1 〜θ4 を決定する。次にステップS44
において、加圧シリンダ圧力Pm ,被圧縮物1にかける
べき目標実加圧力Ps より、 P′=Pm −Ps (目標圧力和) を求め、この目標圧力和P′にステップS43より得た
圧力分配率θ1 〜θ4 を積算し、さらにその積算した値
とP1 〜P4 との差を求めることで操作量δ1 〜δ4
得る。さらにこの操作量δ1 〜δ4 に比例定数Rを乗
じ、制御量に変換し各高速バルブ12に制御信号を送る
ことで各制御用シリンダ7の高さを高速に操作し高さを
一致させる。
【0046】そしてステップS45において、P1 〜P
4 の圧力和Pを加算することにより求め、この圧力和P
と加圧シリンダ加圧力Pm ,予め設定された被圧縮物1
にかけるべき目標圧力Ps を下記のように比較を行う。
【0047】P′=Pm −Ps (目標圧力和) δP=P−P′ この偏差δPが零になるように、各制御用シリンダ目標
圧力P1 ′〜P4 ′を設定する。
【0048】さらに、ステップS46において加圧シリ
ンダ加圧力Pm と圧力和Pとの差により、測定実加圧力
r (Pr =Pm −P)を求め、この測定実加圧力Pr
と目標実加圧力Ps との比較に基づき、(C−III )で
述べたバイアス量決定方法によりバイアス量βを求め
る。そして、ステップS47においてこのバイアス量β
を各目標圧力P1 ′〜P4 ′に加え、さらにその値とP
1 〜P4 との差を求めた量を目標操作量Q1 〜Q4 とす
る。さらに、これらの目標操作量Q1 〜Q4 に比例定数
p を乗じ、制御量に変換し、各サーボバルブ13に制
御信号を送ることで各制御用シリンダ7にかかる圧力を
徐々に制御用シリンダ目標圧力P1 ′〜P4 ′に等しく
するように圧力操作を行う。そして、ステップS48に
おいて、プレスの完了が確認されるまでステップS41
〜S47を繰り返すことで、スライド4の平衡度を保
ち、被圧縮物にかかる実圧力Pr を目標実加圧力Ps
一定に保つことができる。
【0049】上述したように、第1の制御装置同様、高
さ及び圧力制御を1つの制御ループ中に実現したことに
より、制御系を明確化し、外部からの影響を減少させる
ことができた。さらに計算機を導入することによって周
囲の状況や被圧縮物の状態に応じた微妙な調整も可能に
した。また、高さ制御は従来のように各制御用シリンダ
の速度を制御するのでなく、直接各制御用シリンダの高
さを制御することで、応答性,精度の向上が計れる。
【0050】また、加圧シリンダ5の方には一切手を加
えないので従来の精度の悪いプレスにこの制御装置を取
り付けることで、精度の向上が期待できる。
【0051】さらに、圧力分配率,バイアス量を考慮し
た制御を行っているため、B.で述べた第1の制御装置
に比べ、精度の高い高さ及び圧力制御を行うことができ
る。D.圧力制御のみの第3の実施例 C.で述べた第2の制御装置による第2の実施例の圧
力制御のみを用いても、かなりの効果を得ることが期待
できる。図9は第3の実施例であるプレス制御装置の概
略説明図である。その構成と動作はA.C.で既に述
べたので説明は省略する。
【0052】この実施例は第1,第2の実施例に比べ制
御対象が1つ(圧力)に絞れることにより、高さ,圧力
制御間の干渉の考慮は全く必要としない,装置の簡略化
(位置センサ不要、制御装置11の簡略化)が計れる等
の利点がある。E.補足 尚、第1〜第3の上記実施例では制御則として比例制
御を用いたが、被圧縮物の特性あるいは油圧系によって
は微分制御,積分制御又はフィードフォワード制御等も
実行することは可能である。また、第1及び第2の実施
例では高さ制御用バルブ12および圧力制御用バルブ1
3を1つのバルブで併用することにより、装置の簡略化
を図ることも可能である。
【0053】また、第3の実施例では、サーボバルブを
用いたが、代りに高速バルブを用いることにより、高速
な制御が実現できることは勿論である。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、操作量決定手段は、目標圧力和決定手段により得ら
れた目標圧力和と各制御用シリンダにかかる圧力和の圧
力差を求め、この圧力差と各制御用シリンダにかかる個
々の圧力値に基づいた量に、比較手段の結果に基づき実
加圧力が目標実加圧力より大きければ増加し小さければ
減少するバイアス量を加えることにより各制御用シリン
ダの操作量を決定している。
【0055】その結果、バイアス量を実加圧力と目標実
加圧力との比較結果にともない随時変化させることがで
きるため、どのような使用条件でも、誤差を最小限に抑
えて被圧縮物に加わる圧力を常に一定に保つように制御
することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1及び第2の実施例であるプレス
制御装置の構成を示す説明図である。
【図2】図1における第1の制御装置の構成を詳細に示
すブロック図である。
【図3】第1の制御装置にマイクロコンピュータを用い
た場合の処理手順を示すフローチャートである。
【図4】図1における第2の制御装置の構成を詳細に示
すブロック図である。
【図5】第2の制御装置の圧力分配率決定部における補
正パラメータを求める流れを示すフローチャートであ
る。
【図6】第2の制御装置の圧力分配率決定部における補
正パラメータを求める流れを示すフローチャートであ
る。
【図7】第2の制御装置の圧力分配率決定部における補
正パラメータを求める流れを示すフローチャートであ
る。
【図8】第2の制御装置にマイクロコンピュータを用い
た場合の処理手順を示すフローチャートである。
【図9】圧力制御のみの第3の実施例を示す制御装置の
概略説明図である。
【図10】スライド(上金型)が平衡になりにくい被圧
縮物の状態を示す図である。
【符号の説明】
1 被圧縮物 4 スライド 5 加圧シリンダ 6 ベッド 7 制御用シリンダ 8 位置センサ 9 圧力センサ 11 制御装置 12 高速バルブ 13 サーボバルブ 21 圧力分配率決定部 23 バイアス量設定部 26 サーボアンプ 27 サーボバルブ
フロントページの続き (72)発明者 木邑 信夫 兵庫県神戸市兵庫区石井町6丁目6−21 (72)発明者 広田 敏 兵庫県神戸市灘区篠原伯母野山町2−3− 1

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレス装置の加圧シリンダにより被圧縮
    物にかかる実加圧力を制御する装置であって、ベッド上
    に配設されてスライドを支持する複数の制御用シリンダ
    と、前記加圧シリンダに備えつけられ前記加圧シリンダ
    にかかる圧力を検出する第1の圧力センサと、各前記制
    御用シリンダに備えつけられ前記制御用シリンダにかか
    る圧力を検出する第2の圧力センサと、前記第1の圧力
    センサより得られた前記加圧シリンダの加圧力と予め設
    定された目標実加圧力の差より各前記制御用シリンダの
    目標圧力和を求める目標圧力和決定手段と、前記第1の
    圧力センサより得られた前記加圧シリンダの加圧力と前
    記第2の圧力センサより得られた各前記制御用シリンダ
    にかかる圧力和との差により実加圧力を測定する実加圧
    力測定手段と、前記実加圧力測定手段より得られた実加
    圧力と予め設定された目標実加圧力を比較する比較手段
    と、前記目標圧力和決定手段により得られた目標圧力和
    と各前記制御用シリンダにかかる圧力和の圧力差を求
    め、この圧力差と各制御用シリンダにかかる個々の圧力
    値に基づいた量に、前記比較手段の結果に基づき前記実
    加圧力が前記目標実加圧力より大きければ増加し小さけ
    れば減少するバイアス量を加えることにより各前記制御
    用シリンダの操作量を決定する操作量決定手段と、前記
    操作量だけ操作すべく各前記制御用シリンダを制御する
    制御手段とを備えたプレス制御装置。
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DE102020133711A1 (de) * 2020-12-16 2022-06-23 Sib Strautmann Ingenieurbüro Gmbh Ballenpresse sowie Verfahren zum Betreiben der Ballenpresse

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