JPH07102997B2 - 人工石の滑り止め表面処理法 - Google Patents
人工石の滑り止め表面処理法Info
- Publication number
- JPH07102997B2 JPH07102997B2 JP61238218A JP23821886A JPH07102997B2 JP H07102997 B2 JPH07102997 B2 JP H07102997B2 JP 61238218 A JP61238218 A JP 61238218A JP 23821886 A JP23821886 A JP 23821886A JP H07102997 B2 JPH07102997 B2 JP H07102997B2
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- JP
- Japan
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- artificial stone
- aggregate
- floor material
- mortar
- water
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- Expired - Lifetime
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- Floor Finish (AREA)
- Aftertreatments Of Artificial And Natural Stones (AREA)
- Road Paving Structures (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (イ) この発明は、人工石の滑り止め表面処理法に関する。
(ロ) 従来の技術 従来、建築業界では、外部又は半外部で用いるための滑
らない床材が必要とされている。
らない床材が必要とされている。
この滑り止めのための処理法として、自然石または人工
石の床材表面を、ショットブラスト、ジェットバーナー
等で粗面に仕上げる工法、または床材表面に溝や模様を
刻んで滑り止め加工する等の処理が行われている。
石の床材表面を、ショットブラスト、ジェットバーナー
等で粗面に仕上げる工法、または床材表面に溝や模様を
刻んで滑り止め加工する等の処理が行われている。
また、人工石の表面のセメントの部分を酸性液で溶解
し、その後水洗いして露出した骨材により粗面を形成す
る滑り止め処理がある。
し、その後水洗いして露出した骨材により粗面を形成す
る滑り止め処理がある。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記の処理は、いずれも素材が本来有し
ている風合が損われるものであり、特に汚れやすく、ま
た汚れが落ちにくいという欠点があった。
ている風合が損われるものであり、特に汚れやすく、ま
た汚れが落ちにくいという欠点があった。
例えば、御影石本来の風合を行かすためには水磨き処理
が望ましい場合でも、滑り止めのために止むを得ずジェ
ットバーナー仕上げを用いているというのが現状であ
る。
が望ましい場合でも、滑り止めのために止むを得ずジェ
ットバーナー仕上げを用いているというのが現状であ
る。
また、単に酸性液で処理しただけでは、表面の艶がなく
なって風合が失われ、更に、上記骨材が粒状であるので
滑り止めの効果が弱いという問題がある。
なって風合が失われ、更に、上記骨材が粒状であるので
滑り止めの効果が弱いという問題がある。
なお、遠心成形によって高強度の人工石床材を成形する
方法があるが、この方法には遠心成形機を要して設備が
大掛かりになり、また、組織が緻密であるため酸性液で
の腐食に時間がかかるため製造コストがかさみ、高強度
を要する場合はよいが、強度を要しない場合にはコスト
上不利であるという問題がある。
方法があるが、この方法には遠心成形機を要して設備が
大掛かりになり、また、組織が緻密であるため酸性液で
の腐食に時間がかかるため製造コストがかさみ、高強度
を要する場合はよいが、強度を要しない場合にはコスト
上不利であるという問題がある。
(ニ) 問題点を解決するための手段 この発明では、耐酸性の骨材とモルタルとを混合した人
工石床材の表面に水磨き処理を行って骨材の露出面の周
縁に稜角を形成し、次いで同表面を酸性液にて腐蝕させ
ることを特徴とする人工石の滑り止め表面処理法を提供
せんとするものである。
工石床材の表面に水磨き処理を行って骨材の露出面の周
縁に稜角を形成し、次いで同表面を酸性液にて腐蝕させ
ることを特徴とする人工石の滑り止め表面処理法を提供
せんとするものである。
(ホ) 作用・効果 この発明によれば、人工石の表面は、水磨き処理、すな
わち、水で研削屑を洗い流しながら、人工石の表面を砥
石又は耐水サンドペーパー等で光沢が出るように研磨す
ることによって、骨材が人工石の表面に露出し、しか
も、上記水磨き処理によって同骨材の露出面の周縁に稜
角が形成される。
わち、水で研削屑を洗い流しながら、人工石の表面を砥
石又は耐水サンドペーパー等で光沢が出るように研磨す
ることによって、骨材が人工石の表面に露出し、しか
も、上記水磨き処理によって同骨材の露出面の周縁に稜
角が形成される。
このように水磨き処理を施した人工石の表面を、酸性液
で腐蝕させることによって、耐酸性の骨材間のモルタル
が除去されて、同骨材が突出した状態となり、同骨材の
露出面周縁の稜角により、強力な滑り止め効果が生起す
る。
で腐蝕させることによって、耐酸性の骨材間のモルタル
が除去されて、同骨材が突出した状態となり、同骨材の
露出面周縁の稜角により、強力な滑り止め効果が生起す
る。
更に、耐酸性の骨材の露出面は、水磨き処理が施された
光沢のある状態がそのまま保持され、かかる光沢のある
骨材の露出面と、腐蝕されたモルタルの表面とが入りま
じって、半ば艶消しされた独特の風合を有する人工石の
表面を得ることができる。
光沢のある状態がそのまま保持され、かかる光沢のある
骨材の露出面と、腐蝕されたモルタルの表面とが入りま
じって、半ば艶消しされた独特の風合を有する人工石の
表面を得ることができる。
また、人工石床材を成形するのに、遠心成形法を用いて
いないので、遠心成形機のような大掛かりな設備を要し
ないことから、荷重が少ない場所に適した人工石床材
を、安価に製造することができるという効果がある。
いないので、遠心成形機のような大掛かりな設備を要し
ないことから、荷重が少ない場所に適した人工石床材
を、安価に製造することができるという効果がある。
特に、本願発明の人工石床材の組織が、遠心成形された
人工石床材の組織のように緻密ではないので、酸性液に
よる腐食の進行が早く、前述した汚れにくく、かつ汚れ
が落ちやすく、半ば艶消しの独特の風合を有し、しか
も、滑り止め効果を有する表面を、短時間で形成するこ
とができるという効果がある。
人工石床材の組織のように緻密ではないので、酸性液に
よる腐食の進行が早く、前述した汚れにくく、かつ汚れ
が落ちやすく、半ば艶消しの独特の風合を有し、しか
も、滑り止め効果を有する表面を、短時間で形成するこ
とができるという効果がある。
(ヘ) 実施例 本発明の実施例を図面にもとずき詳説すれば、(A)は
人工石床材を示し、耐酸性の骨材(1)と、例えばポル
トランドセメント等で製造したモルタル(2)とを混合
したスラリーを所要の形状に硬化させて人工石床材
(A)としている。
人工石床材を示し、耐酸性の骨材(1)と、例えばポル
トランドセメント等で製造したモルタル(2)とを混合
したスラリーを所要の形状に硬化させて人工石床材
(A)としている。
なお、同骨材(1)の粒度及び混合比率は、製品の人工
石床材(A)に要求された風合等に応じて適宜に定め
る。
石床材(A)に要求された風合等に応じて適宜に定め
る。
このように形成された人工石床材(A)は、第1図の断
面図にて示すように、内部に耐酸性の骨材(1)が埋没
しており、同骨材(1)の周囲にはモルタル(2)が隙
間なく充填されている。
面図にて示すように、内部に耐酸性の骨材(1)が埋没
しており、同骨材(1)の周囲にはモルタル(2)が隙
間なく充填されている。
かかる人工石床材(A)の表面(3)を水磨き、すなわ
ち、水で研削屑を洗い流しながら、人工石の表面を砥石
又は耐水サンドペーパー等で平滑に研磨することによっ
て、第2図で示すように、耐酸性の骨材(1)を同表面
(3)に露出させる。
ち、水で研削屑を洗い流しながら、人工石の表面を砥石
又は耐水サンドペーパー等で平滑に研磨することによっ
て、第2図で示すように、耐酸性の骨材(1)を同表面
(3)に露出させる。
このように水磨きされた人工石床材(A)の表面(3)
には、同骨材(1)とモルタル(2)とがほぼ平均に入
り交った状態で現出しており、しかも、同骨材(1)の
露出面(4)は、水磨きによって光沢がある平滑な面に
仕上げられており、同露出面(4)の周縁には稜角
(5)が形成されている。
には、同骨材(1)とモルタル(2)とがほぼ平均に入
り交った状態で現出しており、しかも、同骨材(1)の
露出面(4)は、水磨きによって光沢がある平滑な面に
仕上げられており、同露出面(4)の周縁には稜角
(5)が形成されている。
このように、水磨き処理を終えた人工石床材(A)の表
面(3)に酸性液、例えば10%の塩酸等を作用させるこ
とによって、同表面(3)のモルタル(2)が腐蝕され
て除去され、骨材(1)は耐酸性であるので腐蝕されず
に残存して、第3図で示すように、同骨材(1)の露出
面(4)がモルタル(2)表面(3)よりも突出した状
態の人工石床材(A)表面(3)となる。しかも、骨材
(1)の露出面(4)の周縁に形成された稜角(5)が
人工石床材(A)の表面(3)に現われて、強力な滑り
止めの作用を生起する。
面(3)に酸性液、例えば10%の塩酸等を作用させるこ
とによって、同表面(3)のモルタル(2)が腐蝕され
て除去され、骨材(1)は耐酸性であるので腐蝕されず
に残存して、第3図で示すように、同骨材(1)の露出
面(4)がモルタル(2)表面(3)よりも突出した状
態の人工石床材(A)表面(3)となる。しかも、骨材
(1)の露出面(4)の周縁に形成された稜角(5)が
人工石床材(A)の表面(3)に現われて、強力な滑り
止めの作用を生起する。
また、耐酸性の骨材(1)の露出面(4)は最初の表面
処理の状態が保持されているので、素材が有する風合が
損われることなく、しかも滑り止めの作用をもつ人工石
床材(A)の表面(3)を得ることができる。
処理の状態が保持されているので、素材が有する風合が
損われることなく、しかも滑り止めの作用をもつ人工石
床材(A)の表面(3)を得ることができる。
なお、酸性液によるモルタル(2)の腐蝕深さは、同酸
性液の酸度及び量によって調整することができる。
性液の酸度及び量によって調整することができる。
第1図は、成形後の人工石床材の断面図。 第2図は、表面処理後の人工石床材の断面図。 第3図は、酸性液で腐蝕処理後の人工石床材の断面図。 (A):人工石床材 (1):骨材 (2):モルタル (3):人工石床材の表面 (4):露出面 (5):稜角
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭49−8512(JP,A) 特開 昭52−101228(JP,A) 特公 昭56−40117(JP,B2)
Claims (1)
- 【請求項1】耐酸性の骨材(1)とモルタル(2)とを
混合した人工石床材(A)の表面(3)に水磨き処理を
行って骨材(1)の露出面(4)の周縁に稜角(5)を
形成し、次いで、同表面(3)を酸性液にて腐蝕させる
ことを特徴とする人工石の滑り止め表面処理法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61238218A JPH07102997B2 (ja) | 1986-10-06 | 1986-10-06 | 人工石の滑り止め表面処理法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61238218A JPH07102997B2 (ja) | 1986-10-06 | 1986-10-06 | 人工石の滑り止め表面処理法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6395178A JPS6395178A (ja) | 1988-04-26 |
| JPH07102997B2 true JPH07102997B2 (ja) | 1995-11-08 |
Family
ID=17026902
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61238218A Expired - Lifetime JPH07102997B2 (ja) | 1986-10-06 | 1986-10-06 | 人工石の滑り止め表面処理法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07102997B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2520208Y2 (ja) * | 1988-02-10 | 1996-12-11 | 耕一 和田 | 絶縁キャップ |
| JP7014556B2 (ja) * | 2017-09-28 | 2022-02-01 | 太平洋セメント株式会社 | コンクリート舗装の製造方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS498512A (ja) * | 1972-05-13 | 1974-01-25 | ||
| JPS52101228A (en) * | 1976-02-20 | 1977-08-25 | Sanyo Kokusaku Pulp Co | Agents for surface treating mortarrconcrete |
-
1986
- 1986-10-06 JP JP61238218A patent/JPH07102997B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6395178A (ja) | 1988-04-26 |
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