JPH07108160B2 - ゴルフ場グリーン等における育成管理方法 - Google Patents
ゴルフ場グリーン等における育成管理方法Info
- Publication number
- JPH07108160B2 JPH07108160B2 JP4288210A JP28821092A JPH07108160B2 JP H07108160 B2 JPH07108160 B2 JP H07108160B2 JP 4288210 A JP4288210 A JP 4288210A JP 28821092 A JP28821092 A JP 28821092A JP H07108160 B2 JPH07108160 B2 JP H07108160B2
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- Japan
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- water
- layer
- aquifer
- air
- gravel
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゴルフ場グリーン等に
おいて芝などの植物を健全育成するための育成管理方法
に関する。
おいて芝などの植物を健全育成するための育成管理方法
に関する。
【0002】本発明者は、特公平4−22526号公報
に開示されているような、ゴルフ場グリーン等における
循環散水施設を既に提案している。これは、ゴルフ場グ
リーン等の地下地盤中に、礫層とその下側及び周囲を囲
む不透水シート等により地下貯水領域を形成し、その礫
層に、地下貯水領域外の貯水タンクに連通された上段集
水パイプ及び下段集水パイプを上下に埋設し、また貯水
タンク内の水を地表に散水するため、該貯水タンクから
散水管を配管したものである。
に開示されているような、ゴルフ場グリーン等における
循環散水施設を既に提案している。これは、ゴルフ場グ
リーン等の地下地盤中に、礫層とその下側及び周囲を囲
む不透水シート等により地下貯水領域を形成し、その礫
層に、地下貯水領域外の貯水タンクに連通された上段集
水パイプ及び下段集水パイプを上下に埋設し、また貯水
タンク内の水を地表に散水するため、該貯水タンクから
散水管を配管したものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来のものは、集
水した水の循環利用、農薬・消毒剤・殺菌剤・肥料等に
よる地下水汚染の防止、地表の乾燥防止を主眼としたも
のであるため、これらの点については目的を充分達成で
きるが、芝などの植物を健全育成するという面では充分
とはいえなかった。
水した水の循環利用、農薬・消毒剤・殺菌剤・肥料等に
よる地下水汚染の防止、地表の乾燥防止を主眼としたも
のであるため、これらの点については目的を充分達成で
きるが、芝などの植物を健全育成するという面では充分
とはいえなかった。
【0004】本発明の目的は、この従来技術を改良し、
芝などの植物を健全育成できるとともに、集水した水の
循環利用と濾過、農薬・消毒剤・殺菌剤・肥料等による
地下水汚染の防止、地表の乾燥防止という効果も一層向
上させることができ、しかも地表温度を一定に保つこと
ができる育成管理方法を提供することにある。
芝などの植物を健全育成できるとともに、集水した水の
循環利用と濾過、農薬・消毒剤・殺菌剤・肥料等による
地下水汚染の防止、地表の乾燥防止という効果も一層向
上させることができ、しかも地表温度を一定に保つこと
ができる育成管理方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、ゴルフ場グ
リーン等の地下地盤中に、石材や濾材等を堆積しその下
側及び周囲を不透水シートで止水して貯水可能な礫堆積
層を設けるとともに、その上側に、透水シートを介して
砂層を設けておく。そして、貯水タンクから地下の返流
管路を通じて礫堆積層の一端部へ給水することによりこ
の礫堆積層内に、水を貯留した滞水層を形成するととも
に、この礫堆積層内で滞水層と透水シートとの間に、空
気を貯留した空気貯留層を形成し、滞水層の水を、礫堆
積層の他端部から地下の集水管路を通じて貯水タンクへ
集水することにより礫堆積層中を貫流させながら、集水
管路の途中で水位調整弁により滞水層と空気貯留層との
境界面の高さを調整する。
リーン等の地下地盤中に、石材や濾材等を堆積しその下
側及び周囲を不透水シートで止水して貯水可能な礫堆積
層を設けるとともに、その上側に、透水シートを介して
砂層を設けておく。そして、貯水タンクから地下の返流
管路を通じて礫堆積層の一端部へ給水することによりこ
の礫堆積層内に、水を貯留した滞水層を形成するととも
に、この礫堆積層内で滞水層と透水シートとの間に、空
気を貯留した空気貯留層を形成し、滞水層の水を、礫堆
積層の他端部から地下の集水管路を通じて貯水タンクへ
集水することにより礫堆積層中を貫流させながら、集水
管路の途中で水位調整弁により滞水層と空気貯留層との
境界面の高さを調整する。
【0006】滞水層と空気貯留層との境界面の高さを上
下させれば、大気中の空気を空気貯留層へ取り入れるこ
とができる。
下させれば、大気中の空気を空気貯留層へ取り入れるこ
とができる。
【0007】
【作用】本発明によると、砂層の下側で石材や濾材等を
堆積した貯水可能な礫堆積層に、水を貯留した滞水層と
空気を貯留した空気貯留層とを2層に分けて形成するた
め、地下の滞水層により土壌水分の管理及び肥料管理を
行えると同時に、砂層の下側に常時形成される空気貯留
層によって、滞水層からの必要以上の水分補給を抑えな
がら芝などの植物の根腐れや病気を予防できるに加え、
水位調整弁で滞水層と空気貯留層との境界面の高さを調
整することにより砂層及び地表の水分及び温度を適度に
調整できる。従って、植物の健全な育成を図ることがで
きるとともに、農薬・消毒剤・殺菌剤等の使用を極力少
なくできる。また、砂層に浸透した水を、石材や濾材等
を堆積した礫堆積層による空気貯留層及び滞水層で浄化
及び濾過してから、貯水タンク内に集水して再利用でき
る。その際、礫堆積層中を一端から他端へと貫流させな
がら、空気貯留層に貯留されている空気により曝気作用
を行えるので、浄化作用が良いとともに、滞水層の水の
汚染も防止できる。
堆積した貯水可能な礫堆積層に、水を貯留した滞水層と
空気を貯留した空気貯留層とを2層に分けて形成するた
め、地下の滞水層により土壌水分の管理及び肥料管理を
行えると同時に、砂層の下側に常時形成される空気貯留
層によって、滞水層からの必要以上の水分補給を抑えな
がら芝などの植物の根腐れや病気を予防できるに加え、
水位調整弁で滞水層と空気貯留層との境界面の高さを調
整することにより砂層及び地表の水分及び温度を適度に
調整できる。従って、植物の健全な育成を図ることがで
きるとともに、農薬・消毒剤・殺菌剤等の使用を極力少
なくできる。また、砂層に浸透した水を、石材や濾材等
を堆積した礫堆積層による空気貯留層及び滞水層で浄化
及び濾過してから、貯水タンク内に集水して再利用でき
る。その際、礫堆積層中を一端から他端へと貫流させな
がら、空気貯留層に貯留されている空気により曝気作用
を行えるので、浄化作用が良いとともに、滞水層の水の
汚染も防止できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。図1において、ゴルフ場グリーン1の地
表層は砂層2で形成され、その下側に、石材や多孔質の
濾材(天然・人工いずれでも可)や陶管等を堆積した礫
堆積層Aが、ネット等の透水シート5を介して設けられ
ている。礫堆積層Aの下側及び周囲は貯水できるように
不透水シート6で止水されている。
細に説明する。図1において、ゴルフ場グリーン1の地
表層は砂層2で形成され、その下側に、石材や多孔質の
濾材(天然・人工いずれでも可)や陶管等を堆積した礫
堆積層Aが、ネット等の透水シート5を介して設けられ
ている。礫堆積層Aの下側及び周囲は貯水できるように
不透水シート6で止水されている。
【0009】礫堆積層Aは、水を貯留した滞水層4と空
気を貯留した空気貯留層3とに分かれ、また砂層2の厚
さが地表面(芝生)から見てほぼ均一の厚さになるよう
に、石材や濾材等の堆積厚さを地表面に従って変えてあ
る。空気貯留層3と滞水層4の境界面(鎖線で示す)の
高さは常に一定ではなく、後述するように上下に調整で
きるようになっている。
気を貯留した空気貯留層3とに分かれ、また砂層2の厚
さが地表面(芝生)から見てほぼ均一の厚さになるよう
に、石材や濾材等の堆積厚さを地表面に従って変えてあ
る。空気貯留層3と滞水層4の境界面(鎖線で示す)の
高さは常に一定ではなく、後述するように上下に調整で
きるようになっている。
【0010】礫堆積層Aの一端(図において右端)下部
は、グリーン1外の地中に埋設した貯水タンク7と集水
管路8を通じて連結されている。この集水管路8の途中
には水位調整弁9が設けられ、滞水層4内の水位をこの
水位調整弁9で調整できるようになっている。すなわ
ち、滞水層4内の水位が水位調整弁9で設定した水位以
上になると、滞水層4内の水は集水管路8を通じて貯水
タンク7内へ自動的に流れる。この水位調整弁9の構造
については後述する。
は、グリーン1外の地中に埋設した貯水タンク7と集水
管路8を通じて連結されている。この集水管路8の途中
には水位調整弁9が設けられ、滞水層4内の水位をこの
水位調整弁9で調整できるようになっている。すなわ
ち、滞水層4内の水位が水位調整弁9で設定した水位以
上になると、滞水層4内の水は集水管路8を通じて貯水
タンク7内へ自動的に流れる。この水位調整弁9の構造
については後述する。
【0011】一方、空気貯留層3は、地上の適宜な場所
に設置されているブロワー(空気供給源)10に給気管
路11を通じて連結され、強制的に空気を給気できるよ
うになっている。また、給気管路11は分岐して貯水タ
ンク7内の散気体12に連結され、貯水タンク7内の水
を強制曝気できる。更に、給気管路11にはオゾン発生
器13が接続されており、該給気管路11を通じて空気
と共にオゾンを空気貯留層3内及び貯水タンク7内へ送
り込むことができる。
に設置されているブロワー(空気供給源)10に給気管
路11を通じて連結され、強制的に空気を給気できるよ
うになっている。また、給気管路11は分岐して貯水タ
ンク7内の散気体12に連結され、貯水タンク7内の水
を強制曝気できる。更に、給気管路11にはオゾン発生
器13が接続されており、該給気管路11を通じて空気
と共にオゾンを空気貯留層3内及び貯水タンク7内へ送
り込むことができる。
【0012】貯水タンク7内にはポンプ14が設置さ
れ、該ポンプ14によって貯水タンク7内の水を返流管
路15を通じて散水器16へ送り、グリーン1上に随時
散水できるようになっている。また、返流管路15は分
岐して礫堆積層Aの他端(図において左端)下部に連結
され、この返流管路15を通じて滞水層4内へ水を補給
できる。また、貯水タンク7内の水を、冷却・加熱機1
7により冷却又は加熱することもできるようになってい
る。なお、冷却・加熱機17は通常の冷暖房機で代用す
ることができ、その場合は冷気又は暖気を貯水タンク7
へ送入する。
れ、該ポンプ14によって貯水タンク7内の水を返流管
路15を通じて散水器16へ送り、グリーン1上に随時
散水できるようになっている。また、返流管路15は分
岐して礫堆積層Aの他端(図において左端)下部に連結
され、この返流管路15を通じて滞水層4内へ水を補給
できる。また、貯水タンク7内の水を、冷却・加熱機1
7により冷却又は加熱することもできるようになってい
る。なお、冷却・加熱機17は通常の冷暖房機で代用す
ることができ、その場合は冷気又は暖気を貯水タンク7
へ送入する。
【0013】図2及び図3に水位調整弁9の構造の一例
を示す。この水位調整弁9は、上面開口部を地表に臨ま
せて埋設された縦長の有底容器18内に設けられてい
る。この有底容器18には、集水管路8の上流管8aの
末端及び下流管8bの先端が上下に段差をもって接続さ
れており、滞水層4から上流管8a中を通って流れてき
た水は、水位調整弁9を通じてこの有底容器18内に一
旦流入してから、下流管8b中を通って貯水タンク7へ
流れる。有底容器18の上面開口は蓋19によって開閉
できる。
を示す。この水位調整弁9は、上面開口部を地表に臨ま
せて埋設された縦長の有底容器18内に設けられてい
る。この有底容器18には、集水管路8の上流管8aの
末端及び下流管8bの先端が上下に段差をもって接続さ
れており、滞水層4から上流管8a中を通って流れてき
た水は、水位調整弁9を通じてこの有底容器18内に一
旦流入してから、下流管8b中を通って貯水タンク7へ
流れる。有底容器18の上面開口は蓋19によって開閉
できる。
【0014】上流管8aの末端には、水位調整弁9の外
筒9aが有底容器18内においてエルボジョイント20
を介して垂直に接続されている。そして、この外筒9a
内に水位調整弁9の内筒9bが回転自在に挿入されてい
る。外筒9aには、複数個の孔21が高さと円周方向の
位置を変えて設けられている。また、内筒9bには、図
4に示すように1個の縦長スリット22が設けられ、ま
た上端にハンドル23が設けられている。
筒9aが有底容器18内においてエルボジョイント20
を介して垂直に接続されている。そして、この外筒9a
内に水位調整弁9の内筒9bが回転自在に挿入されてい
る。外筒9aには、複数個の孔21が高さと円周方向の
位置を変えて設けられている。また、内筒9bには、図
4に示すように1個の縦長スリット22が設けられ、ま
た上端にハンドル23が設けられている。
【0015】このように構成された水位調整弁9は、内
筒9bのスリット22に外筒9aの任意の1個の孔21
を対応させて連通させることにより、上流管8aを通っ
てきた水を、スリット22と対応した孔21から有底容
器18内に流入させる。従って、滞水層4内の水位はス
リット22と対応した孔21の高さによって決定される
もので、その高さを複数個の孔21により段階的に調整
することができる。
筒9bのスリット22に外筒9aの任意の1個の孔21
を対応させて連通させることにより、上流管8aを通っ
てきた水を、スリット22と対応した孔21から有底容
器18内に流入させる。従って、滞水層4内の水位はス
リット22と対応した孔21の高さによって決定される
もので、その高さを複数個の孔21により段階的に調整
することができる。
【0016】貯水タンク7内の水を滞水層4内へ補給す
るには、ポンプ14を駆動して必要量だけ返流管路15
を通じて行うことができる。この場合、礫堆積層A中を
一端から他端へと貫流させて循環させながら、空気貯留
層に貯留されている空気により曝気作用を行える。ま
た、雨天の場合には雨水によっても補給され、更に散水
器16からの散水によっても行われる。貯水タンク7か
ら補給する場合は、肥料等を混入させることができる。
また、雨天時や地表の水分が多過ぎるようなときは、滞
水層4内の水を空にしておくこともできる。この場合、
礫堆積層Aは空気貯留層3のみとなる。
るには、ポンプ14を駆動して必要量だけ返流管路15
を通じて行うことができる。この場合、礫堆積層A中を
一端から他端へと貫流させて循環させながら、空気貯留
層に貯留されている空気により曝気作用を行える。ま
た、雨天の場合には雨水によっても補給され、更に散水
器16からの散水によっても行われる。貯水タンク7か
ら補給する場合は、肥料等を混入させることができる。
また、雨天時や地表の水分が多過ぎるようなときは、滞
水層4内の水を空にしておくこともできる。この場合、
礫堆積層Aは空気貯留層3のみとなる。
【0017】また、冷却・加熱機17により貯水タンク
7内の水を冷却又は加熱しながら、その水を、貯水タン
ク7と滞水層4との間で集水管路8及び返流管路15を
通じて循環させることにより、滞水層4の水温を調整
し、季節により芝の育成に適した地表温度環境にでき
る。また、その地表温度は空気貯留層3に冷気又は暖気
を送ることによっても調整できる。
7内の水を冷却又は加熱しながら、その水を、貯水タン
ク7と滞水層4との間で集水管路8及び返流管路15を
通じて循環させることにより、滞水層4の水温を調整
し、季節により芝の育成に適した地表温度環境にでき
る。また、その地表温度は空気貯留層3に冷気又は暖気
を送ることによっても調整できる。
【0018】グリーン1は、砂層2の下側に、空気を貯
留した空気貯留層3、更にその下側に、水位を任意に調
整できる滞水層4が形成されているため、該滞水層4に
より水分管理と肥料管理を行え、また空気貯留層3に貯
留されている空気によって芝の根腐れや病気を常に予防
できるので、芝の健全な育成を図ることができるととも
に、グリーン1上への消毒剤や殺菌剤の使用を極力少な
くすることができる。空気貯留層3へは、滞水層4の水
位を水位調整弁9で調整して上下動させることにより大
気中から空気を取り入れることができる。
留した空気貯留層3、更にその下側に、水位を任意に調
整できる滞水層4が形成されているため、該滞水層4に
より水分管理と肥料管理を行え、また空気貯留層3に貯
留されている空気によって芝の根腐れや病気を常に予防
できるので、芝の健全な育成を図ることができるととも
に、グリーン1上への消毒剤や殺菌剤の使用を極力少な
くすることができる。空気貯留層3へは、滞水層4の水
位を水位調整弁9で調整して上下動させることにより大
気中から空気を取り入れることができる。
【0019】更に、空気貯留層3へエアーと共にオゾン
を送ることにより、地表を地下から殺菌することができ
ると同時に、滞水層4内の水も殺菌できる。貯水タンク
7へ流入する水は、砂層2、空気貯留層3及び滞水層4
で一応は濾過浄化されているが、散気体12からのエア
ーによる曝気及びオゾン殺菌により一層効果的に浄化で
きるとともに、水を上記のように循環しながらオゾンを
吹き込んで溶存物質を酸化させることにより、農薬等を
分解して無害化できる。なお、貯水タンク7内に接触濾
材を配置しておけば、浄水作用が一層高まる。また、必
要ならば、貯水タンク7に流入する前、又は貯水タンク
7から河川等に放流する際に、活性炭や炭やゼオライト
等の多孔質吸着材で吸着浄化することも可能である。
を送ることにより、地表を地下から殺菌することができ
ると同時に、滞水層4内の水も殺菌できる。貯水タンク
7へ流入する水は、砂層2、空気貯留層3及び滞水層4
で一応は濾過浄化されているが、散気体12からのエア
ーによる曝気及びオゾン殺菌により一層効果的に浄化で
きるとともに、水を上記のように循環しながらオゾンを
吹き込んで溶存物質を酸化させることにより、農薬等を
分解して無害化できる。なお、貯水タンク7内に接触濾
材を配置しておけば、浄水作用が一層高まる。また、必
要ならば、貯水タンク7に流入する前、又は貯水タンク
7から河川等に放流する際に、活性炭や炭やゼオライト
等の多孔質吸着材で吸着浄化することも可能である。
【0020】なお、上記の実施例はゴルフ場グリーンに
適用した例であるが、本発明はこれに限らず水耕栽培や
温室栽培などにおける地表管理にも適用でき、また育成
管理できる植物は種々である。
適用した例であるが、本発明はこれに限らず水耕栽培や
温室栽培などにおける地表管理にも適用でき、また育成
管理できる植物は種々である。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば次のような効果がある。 砂層の下側で石材や濾材等を堆積した貯水可能な礫
堆積層に、水を貯留した滞水層と空気を貯留した空気貯
留層とを2層に分けて形成するため、地下の滞水層によ
り土壌水分の管理及び肥料管理を行えると同時に、砂層
の下側に空気を常時貯留した空気貯留層によって、滞水
層からの必要以上の水分補給を抑えながら芝などの植物
の根腐れや病気を予防できるので、植物の健全な育成を
図ることができるとともに、地表への消毒剤や殺菌剤の
使用を極力少なくすることができる。
堆積層に、水を貯留した滞水層と空気を貯留した空気貯
留層とを2層に分けて形成するため、地下の滞水層によ
り土壌水分の管理及び肥料管理を行えると同時に、砂層
の下側に空気を常時貯留した空気貯留層によって、滞水
層からの必要以上の水分補給を抑えながら芝などの植物
の根腐れや病気を予防できるので、植物の健全な育成を
図ることができるとともに、地表への消毒剤や殺菌剤の
使用を極力少なくすることができる。
【0022】 水位調整弁で滞水層と空気貯留層との
境界面の高さを調整することにより砂層及び地表の水分
及び温度を適度に調整できるので、植物の育成に適した
地表環境にできる。
境界面の高さを調整することにより砂層及び地表の水分
及び温度を適度に調整できるので、植物の育成に適した
地表環境にできる。
【0023】 砂層に浸透した水を、石材や濾材等を
堆積した礫堆積層による空気貯留層及び滞水層で浄化及
び濾過してから、貯水タンク内に集水して再利用でき
る。その際、礫堆積層中を一端から他端へと貫流させな
がら、空気貯留層に貯留されている空気により曝気作用
を行えるので、浄化作用が良いとともに、滞水層の水の
汚染も防止できる。冬季における地表の凍結を、滞水層
の水温を上昇させることにより、又は空気貯留層へ暖気
を送ることにより防ぐことができる。
堆積した礫堆積層による空気貯留層及び滞水層で浄化及
び濾過してから、貯水タンク内に集水して再利用でき
る。その際、礫堆積層中を一端から他端へと貫流させな
がら、空気貯留層に貯留されている空気により曝気作用
を行えるので、浄化作用が良いとともに、滞水層の水の
汚染も防止できる。冬季における地表の凍結を、滞水層
の水温を上昇させることにより、又は空気貯留層へ暖気
を送ることにより防ぐことができる。
【0024】 滞水層と空気貯留層との境界面の高さ
を上下させれば、大気中の空気を空気貯留層へ取り入れ
ることができる。
を上下させれば、大気中の空気を空気貯留層へ取り入れ
ることができる。
【0025】 ゴルフ場グリーンに適用した場合、年
間を通じてグリーンの芝の状態を一定に保つことができ
るので、同じグリーンを一年中通して使用することがで
き、同一コースにおけるいわゆるワングリーンが可能と
なり(予備のグリーンが不要)、ゴルフ場の造成費や維
持費等の節減が図れる。
間を通じてグリーンの芝の状態を一定に保つことができ
るので、同じグリーンを一年中通して使用することがで
き、同一コースにおけるいわゆるワングリーンが可能と
なり(予備のグリーンが不要)、ゴルフ場の造成費や維
持費等の節減が図れる。
【図1】ゴルフ場グリーンに適用した本発明の一実施例
を示す模式図である。
を示す模式図である。
【図2】同実施例において使用されている水位調整弁の
構造の一例を示す縦断面図である。
構造の一例を示す縦断面図である。
【図3】同じく横断面図である。
【図4】同水位調整弁の内筒の斜視図である。
1 ゴルフ場グリーン 2 砂層 A 礫堆積層 3 空気貯留層 4 滞水層 5 透水シート 6 不透水シート 7 貯水タンク 8 集水管路 9 水位調整弁 10 ブロワー(エアー供給源) 11 給気管路 12 散気体 13 オゾン発生器 14 ポンプ 15 返流管路 16 散水器 17 冷却・加熱機
Claims (2)
- 【請求項1】ゴルフ場グリーン等の地下地盤中に、石材
や濾材等を堆積しその下側及び周囲を不透水シートで止
水して貯水可能な礫堆積層を設けるとともに、その上側
に、透水シートを介して砂層を設け、貯水タンクから地
下の返流管路を通じて前記礫堆積層の一端部へ給水する
ことによりこの礫堆積層内に、水を貯留した滞水層を形
成するとともに、この礫堆積層内で前記滞水層と前記透
水シートとの間に、空気を貯留した空気貯留層を形成
し、滞水層の水を、礫堆積層の他端部から地下の集水管
路を通じて前記貯水タンクへ集水することにより礫堆積
層中を貫流させながら、集水管路の途中で水位調整弁に
より前記滞水層と前記空気貯留層との境界面の高さを調
整することを特徴とする、ゴルフ場グリーン等における
育成管理方法。 - 【請求項2】滞水層と空気貯留層との境界面の高さを上
下させて大気中の空気を空気貯留層へ取り入れることを
特徴とする、請求項1に記載のゴルフ場グリーン等にお
ける育成管理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4288210A JPH07108160B2 (ja) | 1992-10-05 | 1992-10-05 | ゴルフ場グリーン等における育成管理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4288210A JPH07108160B2 (ja) | 1992-10-05 | 1992-10-05 | ゴルフ場グリーン等における育成管理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06113674A JPH06113674A (ja) | 1994-04-26 |
| JPH07108160B2 true JPH07108160B2 (ja) | 1995-11-22 |
Family
ID=17727251
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4288210A Expired - Fee Related JPH07108160B2 (ja) | 1992-10-05 | 1992-10-05 | ゴルフ場グリーン等における育成管理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
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| JP (1) | JPH07108160B2 (ja) |
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Family Cites Families (5)
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| JPH0422526A (ja) * | 1990-05-18 | 1992-01-27 | Nissan Motor Co Ltd | トランスファ式プレス加工装置 |
-
1992
- 1992-10-05 JP JP4288210A patent/JPH07108160B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
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