JPH07109223B2 - 軽車両のブレーキ装置 - Google Patents
軽車両のブレーキ装置Info
- Publication number
- JPH07109223B2 JPH07109223B2 JP4142832A JP14283292A JPH07109223B2 JP H07109223 B2 JPH07109223 B2 JP H07109223B2 JP 4142832 A JP4142832 A JP 4142832A JP 14283292 A JP14283292 A JP 14283292A JP H07109223 B2 JPH07109223 B2 JP H07109223B2
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- Japan
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- brake
- light vehicle
- drum
- brake member
- peripheral surface
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車椅子、自転車、台車
等の軽車両のブレーキ装置に関し、特に、車輪に一体化
された円筒状のブレーキドラムと、このブレーキドラム
を押圧することにより車輪の回転を制動するブレーキ部
材とを有する軽車両のブレーキ装置の改良に関する。
等の軽車両のブレーキ装置に関し、特に、車輪に一体化
された円筒状のブレーキドラムと、このブレーキドラム
を押圧することにより車輪の回転を制動するブレーキ部
材とを有する軽車両のブレーキ装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、車椅子、自転車、台車等の軽
車両における車輪の回転を制動するブレーキ装置として
は種々のものが案出されているが、中でも、車輪に円筒
状のブレーキドラムを一体化して、このブレーキドラム
の外周面にブレーキ部材を押し付けて摩擦力を生じさせ
車輪の回転を制動する、所謂ドラム式のブレーキ装置が
ある。この種のブレーキ装置は、大きな制動力を必要と
しないため、帯状のブレーキ部材による簡単な構造なも
のが一般的であった。つまり、例えば図5及び図6に示
すように、帯状のブレーキ部材をブレーキドラムの外周
面を包囲するよう配設すると共に、その一端を、軽車両
本体に一体化されたブレーキカバーに支持し、他端を、
ブレーキワイヤー等のブレーキ装置を操作するブレーキ
操作手段に連結して、このブレーキ装置を作動する際に
は、ブレーキ操作手段によりブレーキ部材の一端を引っ
張りブレーキドラムを押圧するという構造のものが一般
的であったのである。
車両における車輪の回転を制動するブレーキ装置として
は種々のものが案出されているが、中でも、車輪に円筒
状のブレーキドラムを一体化して、このブレーキドラム
の外周面にブレーキ部材を押し付けて摩擦力を生じさせ
車輪の回転を制動する、所謂ドラム式のブレーキ装置が
ある。この種のブレーキ装置は、大きな制動力を必要と
しないため、帯状のブレーキ部材による簡単な構造なも
のが一般的であった。つまり、例えば図5及び図6に示
すように、帯状のブレーキ部材をブレーキドラムの外周
面を包囲するよう配設すると共に、その一端を、軽車両
本体に一体化されたブレーキカバーに支持し、他端を、
ブレーキワイヤー等のブレーキ装置を操作するブレーキ
操作手段に連結して、このブレーキ装置を作動する際に
は、ブレーキ操作手段によりブレーキ部材の一端を引っ
張りブレーキドラムを押圧するという構造のものが一般
的であったのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のブレ
ーキ装置にあっては、一般に図5に示すように、そのブ
レーキ部材が、ブレーキドラムと接触するステンレス
鋼、皮等により形成された接触部材と、これとは別体に
形成されブレーキ操作手段に連結される連結部材とから
構成されており、その製造に際して、連結部材を形成す
る工程や接触部材と連結部材とをリベット等により一体
化する工程等が必要なため、安価に大量生産することが
できなかったのである。
ーキ装置にあっては、一般に図5に示すように、そのブ
レーキ部材が、ブレーキドラムと接触するステンレス
鋼、皮等により形成された接触部材と、これとは別体に
形成されブレーキ操作手段に連結される連結部材とから
構成されており、その製造に際して、連結部材を形成す
る工程や接触部材と連結部材とをリベット等により一体
化する工程等が必要なため、安価に大量生産することが
できなかったのである。
【0004】また、軽車両の修理や、ブレーキ部材を交
換するメンテナンス等の作業の際に、例えばブレーキカ
バーに帯状のブレーキ部材の一端を支持するためにブレ
ーキカバー内の狭い空間でブレーキ部材の位置合わせを
したり、ブレーキ部材の内側にブレーキドラムを挿入す
るためにその自重によりたわんだブレーキ部材のたわみ
をなくしたりせねばならず、作業が非常に煩雑で面倒で
あるという問題をも有していたのである。特に、このブ
レーキ装置を車椅子等の軽車両に採用する場合には、軽
車両を使用する者が身体障害者、病人等であるために、
メンテナンス等の作業をより一層簡略化しなければなら
ないのである。これは、メンテナンス等の作業を使用者
自身が行う場合があるが、この時、通常の者であれば簡
単な作業でも、身体障害者等にとっては非常に困難な作
業となる場合もあるからである。
換するメンテナンス等の作業の際に、例えばブレーキカ
バーに帯状のブレーキ部材の一端を支持するためにブレ
ーキカバー内の狭い空間でブレーキ部材の位置合わせを
したり、ブレーキ部材の内側にブレーキドラムを挿入す
るためにその自重によりたわんだブレーキ部材のたわみ
をなくしたりせねばならず、作業が非常に煩雑で面倒で
あるという問題をも有していたのである。特に、このブ
レーキ装置を車椅子等の軽車両に採用する場合には、軽
車両を使用する者が身体障害者、病人等であるために、
メンテナンス等の作業をより一層簡略化しなければなら
ないのである。これは、メンテナンス等の作業を使用者
自身が行う場合があるが、この時、通常の者であれば簡
単な作業でも、身体障害者等にとっては非常に困難な作
業となる場合もあるからである。
【0005】さらに、ブレーキ装置を作動させない通常
の軽車両の運転の際にも、帯状のブレーキ部材がその自
重によりたわんでブレーキドラムと接触し、車輪が円滑
に回転せず軽車両の運転に支障をきたしたり、ブレーキ
部材が摩耗して頻繁に交換しなければならなくなる場合
もあったのである。
の軽車両の運転の際にも、帯状のブレーキ部材がその自
重によりたわんでブレーキドラムと接触し、車輪が円滑
に回転せず軽車両の運転に支障をきたしたり、ブレーキ
部材が摩耗して頻繁に交換しなければならなくなる場合
もあったのである。
【0006】本発明は、この様な課題を解決するために
なされたものであり、その目的とするところは、そのブ
レーキ部材を安価に大量生産することができ、しかも、
修理、メンテナンス等の作業を簡略化することができる
ばかりでなく、軽車両の通常の運転の際には何等の支障
もきたさない軽車両のブレーキ装置を、簡単な構造によ
って提供することである。
なされたものであり、その目的とするところは、そのブ
レーキ部材を安価に大量生産することができ、しかも、
修理、メンテナンス等の作業を簡略化することができる
ばかりでなく、軽車両の通常の運転の際には何等の支障
もきたさない軽車両のブレーキ装置を、簡単な構造によ
って提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに本発明の採った手段を、図面に使用する符号を付し
て説明すると、「車輪10に一体化された円筒状のブレ
ーキドラム24と、このブレーキドラム24を押圧する
ことにより車輪10の回転を制動するブレーキ部材21
とを有する軽車両50のブレーキ装置20において、前
記ブレーキ部材21を、弾性を有する合成樹脂により略
C字状に一体的に形成すると共に、その内周面23が前
記ブレーキドラム24の外周面26を包囲するようにし
て略中間部分にて軽車両本体30に対して固定し、ブレ
ーキ部材21の両端に各々連結部22を設けると共に、
一方の連結部22にブレーキワイヤーの外皮41とワイ
ヤー本体42とからなるブレーキ操作手段40の前記外
皮41を連結し、他方の連結部22に前記ブレーキ操作
手段40の前記ワイヤー本体42を連結し、ブレーキ部
材21の前記各連結部22間に、ブレーキ部材21の両
端を拡開する方向に付勢する圧縮バネ43を設けたこと
を特徴とする軽車両のブレーキ装置」である。
めに本発明の採った手段を、図面に使用する符号を付し
て説明すると、「車輪10に一体化された円筒状のブレ
ーキドラム24と、このブレーキドラム24を押圧する
ことにより車輪10の回転を制動するブレーキ部材21
とを有する軽車両50のブレーキ装置20において、前
記ブレーキ部材21を、弾性を有する合成樹脂により略
C字状に一体的に形成すると共に、その内周面23が前
記ブレーキドラム24の外周面26を包囲するようにし
て略中間部分にて軽車両本体30に対して固定し、ブレ
ーキ部材21の両端に各々連結部22を設けると共に、
一方の連結部22にブレーキワイヤーの外皮41とワイ
ヤー本体42とからなるブレーキ操作手段40の前記外
皮41を連結し、他方の連結部22に前記ブレーキ操作
手段40の前記ワイヤー本体42を連結し、ブレーキ部
材21の前記各連結部22間に、ブレーキ部材21の両
端を拡開する方向に付勢する圧縮バネ43を設けたこと
を特徴とする軽車両のブレーキ装置」である。
【0008】
【発明の作用】この様に構成された本発明の軽車両50
のブレーキ装置20は、次のように作用する。
のブレーキ装置20は、次のように作用する。
【0009】まず、本発明の軽車両50のブレーキ装置
20おけるブレーキ部材21は、ブレーキ操作手段40
と連結する連結部22を有しており、全体が合成樹脂に
より一体的に形成してあるため、その製造に際して従来
の如く別体の連結部材を形成する工程や、接触部材と連
結部材とを一体化する工程は必要なくなる。このため、
ブレーキ部材21は、安価で大量に生産し得るものとな
るのである。
20おけるブレーキ部材21は、ブレーキ操作手段40
と連結する連結部22を有しており、全体が合成樹脂に
より一体的に形成してあるため、その製造に際して従来
の如く別体の連結部材を形成する工程や、接触部材と連
結部材とを一体化する工程は必要なくなる。このため、
ブレーキ部材21は、安価で大量に生産し得るものとな
るのである。
【0010】また、ブレーキ部材21は、略C字状に形
成されており、しかもその内周面23がブレーキドラム
24の外周面26を包囲する位置に支持してある。この
ため、軽車両50の修理やブレーキ部材21を交換する
メンテナンス等の際に、ブレーキ部材21の内側にブレ
ーキドラム24を簡単に挿入し得るものとなる。つま
り、修理、メンテナンス等の作業は、非常に容易になる
のである。
成されており、しかもその内周面23がブレーキドラム
24の外周面26を包囲する位置に支持してある。この
ため、軽車両50の修理やブレーキ部材21を交換する
メンテナンス等の際に、ブレーキ部材21の内側にブレ
ーキドラム24を簡単に挿入し得るものとなる。つま
り、修理、メンテナンス等の作業は、非常に容易になる
のである。
【0011】さらに、ブレーキ部材21の全体が弾性を
有する合成樹脂により一体的に形成されているため、ブ
レーキ装置20の作動時にブレーキドラム24の外周面
26に押圧されたブレーキ部材21は、ブレーキ装置2
0の非作動状態ではそれ自体の弾性により復元してブレ
ーキドラム24の外周面26から離脱する。このため、
軽車両50の通常の運転の際にブレーキ部材21がブレ
ーキドラム24と接触することはなくなり、何等の支障
もをきたさなくなるのである。さらにまた、ブレーキ部
材21は、略中間部分にて軽車両本体30に対して固定
されており、両端部の各連結部22には、ブレーキ操作
手段40を構成するブレーキワイヤーの外皮41とワイ
ヤー本体42とが各々連結されており、さらには、各連
結部22間には、ブレーキ部材21の両端を拡開する方
向に付勢する圧縮バネ43が設けられている。このた
め、ブレーキ装置20が作動しない状態では、ブレーキ
部材21の内周面23がブレーキドラム24の外周面2
6からより一層確実に離脱されることになり、軽車両5
0の通常の運転の際に、不要な負荷を与えたり、ブレー
キ部材21が不要に摩耗することが確実に防止されるこ
とになる。
有する合成樹脂により一体的に形成されているため、ブ
レーキ装置20の作動時にブレーキドラム24の外周面
26に押圧されたブレーキ部材21は、ブレーキ装置2
0の非作動状態ではそれ自体の弾性により復元してブレ
ーキドラム24の外周面26から離脱する。このため、
軽車両50の通常の運転の際にブレーキ部材21がブレ
ーキドラム24と接触することはなくなり、何等の支障
もをきたさなくなるのである。さらにまた、ブレーキ部
材21は、略中間部分にて軽車両本体30に対して固定
されており、両端部の各連結部22には、ブレーキ操作
手段40を構成するブレーキワイヤーの外皮41とワイ
ヤー本体42とが各々連結されており、さらには、各連
結部22間には、ブレーキ部材21の両端を拡開する方
向に付勢する圧縮バネ43が設けられている。このた
め、ブレーキ装置20が作動しない状態では、ブレーキ
部材21の内周面23がブレーキドラム24の外周面2
6からより一層確実に離脱されることになり、軽車両5
0の通常の運転の際に、不要な負荷を与えたり、ブレー
キ部材21が不要に摩耗することが確実に防止されるこ
とになる。
【0012】
【実施例】次に、本発明の軽車両50のブレーキ装置2
0の実施例を、図面に従って詳細に説明する。
0の実施例を、図面に従って詳細に説明する。
【0013】図1には、軽車両50としての車椅子に本
発明の軽車両50のブレーキ装置20を採用した例が示
してある。この軽車両50においては、軽車両本体30
に対して車輪10が簡単に着脱できるようにしてあり、
ブレーキ装置20は、その全体が車輪10に一体化され
ている。
発明の軽車両50のブレーキ装置20を採用した例が示
してある。この軽車両50においては、軽車両本体30
に対して車輪10が簡単に着脱できるようにしてあり、
ブレーキ装置20は、その全体が車輪10に一体化され
ている。
【0014】ここで、ブレーキ装置20のブレーキ部材
21は、図2に示すように、ブレーキ操作手段40に連
結される連結部22をその両端に備えており、全体が、
弾性を有し、成形性、剛性に優れたナイロン系の合成樹
脂により略C字状に一体的に形成されている。なお、本
実施例においては、耐摩耗性を向上させて耐久性をよく
するために、合成樹脂にガラス繊維を含有させてブレー
キ部材21を形成している。また、これに限らず、例え
ばブレーキ部材21を合成樹脂により一体的に射出成形
する際に、ブレーキドラム24と接触する部分に例えば
ステンレス鋼等によるブレーキ材を一体化するようにし
て形成してもよい。
21は、図2に示すように、ブレーキ操作手段40に連
結される連結部22をその両端に備えており、全体が、
弾性を有し、成形性、剛性に優れたナイロン系の合成樹
脂により略C字状に一体的に形成されている。なお、本
実施例においては、耐摩耗性を向上させて耐久性をよく
するために、合成樹脂にガラス繊維を含有させてブレー
キ部材21を形成している。また、これに限らず、例え
ばブレーキ部材21を合成樹脂により一体的に射出成形
する際に、ブレーキドラム24と接触する部分に例えば
ステンレス鋼等によるブレーキ材を一体化するようにし
て形成してもよい。
【0015】一方、ブレーキドラム24は、車輪10の
ホイール11と共に合成樹脂により一体的に形成されて
おり、その外周面26には、合成樹脂によるブレーキド
ラム24がブレーキ部材21と直接接触して摩耗するこ
とを防止するために、ステンレス鋼により形成されたド
ラム表面材25を一体化してある。
ホイール11と共に合成樹脂により一体的に形成されて
おり、その外周面26には、合成樹脂によるブレーキド
ラム24がブレーキ部材21と直接接触して摩耗するこ
とを防止するために、ステンレス鋼により形成されたド
ラム表面材25を一体化してある。
【0016】そして、前述したように合成樹脂により一
体的に形成されたブレーキ部材21は、図3及び図4に
示すように、その内周面23がブレーキドラム24のド
ラム表面材25の外周面26を包囲する位置に支持して
ある。ここで、本実施例においては、ブレーキ装置20
全体が車輪10に一体化してあり、軽車両本体30に対
して車輪10を着脱すると、車輪10と共にブレーキ装
置20全体が着脱できるようにしてある。このため、ブ
レーキ部材21は、ブレーキ装置20のブレーキカバー
27に、その中間部分にてボルトにより固定してある。
なお、例えばブレーキ装置20全体を車輪10に一体化
せず、例えばブレーキカバー27及びブレーキ部材21
を軽車両本体30に一体化し、軽車両本体30から車輪
10を外した時にブレーキ装置20を分解できるように
した場合には、例えば軽車両本体30に一体化したブレ
ーキカバー27や軽車両本体30等にブレーキ部材21
を固定してもよい。すなわち、ブレーキ部材を、その略
中間部分にて軽車両本体に対して固定すればよい。
体的に形成されたブレーキ部材21は、図3及び図4に
示すように、その内周面23がブレーキドラム24のド
ラム表面材25の外周面26を包囲する位置に支持して
ある。ここで、本実施例においては、ブレーキ装置20
全体が車輪10に一体化してあり、軽車両本体30に対
して車輪10を着脱すると、車輪10と共にブレーキ装
置20全体が着脱できるようにしてある。このため、ブ
レーキ部材21は、ブレーキ装置20のブレーキカバー
27に、その中間部分にてボルトにより固定してある。
なお、例えばブレーキ装置20全体を車輪10に一体化
せず、例えばブレーキカバー27及びブレーキ部材21
を軽車両本体30に一体化し、軽車両本体30から車輪
10を外した時にブレーキ装置20を分解できるように
した場合には、例えば軽車両本体30に一体化したブレ
ーキカバー27や軽車両本体30等にブレーキ部材21
を固定してもよい。すなわち、ブレーキ部材を、その略
中間部分にて軽車両本体に対して固定すればよい。
【0017】また、ブレーキ部材21の両端に連結部2
2が設けてあり、一方がブレーキ装置20を操作するブ
レーキ操作手段40としてのブレーキワイヤーの外皮4
1に、他方がワイヤー本体42に連結してある。そし
て、ブレーキ装置20を作動させる場合には、ブレーキ
ワイヤーの外皮41に対してワイヤー本体42を引っ張
ればブレーキ部材21がたわみ、ブレーキ部材21の内
周面23がブレーキドラム24の外周面26を押圧する
のである。
2が設けてあり、一方がブレーキ装置20を操作するブ
レーキ操作手段40としてのブレーキワイヤーの外皮4
1に、他方がワイヤー本体42に連結してある。そし
て、ブレーキ装置20を作動させる場合には、ブレーキ
ワイヤーの外皮41に対してワイヤー本体42を引っ張
ればブレーキ部材21がたわみ、ブレーキ部材21の内
周面23がブレーキドラム24の外周面26を押圧する
のである。
【0018】さらに、ブレーキ部材21が弾性を有する
合成樹脂により形成してあるため、軽車両50の通常の
運転の際にブレーキ部材21がその弾性により復元して
ブレーキドラム24から離脱するのであるが、ブレーキ
部材21がブレーキドラム24からより確実に離脱する
よう、ブレーキ部材21の連結部22の間に圧縮バネ4
3が設けてある。
合成樹脂により形成してあるため、軽車両50の通常の
運転の際にブレーキ部材21がその弾性により復元して
ブレーキドラム24から離脱するのであるが、ブレーキ
部材21がブレーキドラム24からより確実に離脱する
よう、ブレーキ部材21の連結部22の間に圧縮バネ4
3が設けてある。
【0019】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の軽
車両のブレーキ装置においては、そのブレーキ部材全体
が弾性を有する合成樹脂により一体的に形成してあるた
め、ブレーキ部材の製造に際して、従来の如く連結部を
形成する工程、接触部材と連結部材とを一体化する工程
等を省略することができ、しかも、軽車両の通常の運転
の際にブレーキ部材とブレーキドラムとが接触するのを
防止できるのである。そして、このブレーキ部材は、略
C字状に形成してあり、その内周面がブレーキドラムの
外周面を包囲する位置に支持してあるため、修理、メン
テナンス等の際にブレーキ部材の内側にブレーキドラム
を簡単に挿入することができるのである。また、ブレー
キ部材が、その略中間部分にて軽車両本体に対して固定
されており、ブレーキ部材の両端の各連結部が、ブレー
キ操作手段のブレーキワイヤーの外皮とワイヤー本体と
の各々連結されており、さらには、各連結部間に、ブレ
ーキ部材の両端を拡開する方向に付勢する圧縮バネが設
けられているため、ブレーキ装置の不作動時において、
ブレーキ部材の内周面をブレーキドラムの外周面から確
実に離脱させることができるのである。
車両のブレーキ装置においては、そのブレーキ部材全体
が弾性を有する合成樹脂により一体的に形成してあるた
め、ブレーキ部材の製造に際して、従来の如く連結部を
形成する工程、接触部材と連結部材とを一体化する工程
等を省略することができ、しかも、軽車両の通常の運転
の際にブレーキ部材とブレーキドラムとが接触するのを
防止できるのである。そして、このブレーキ部材は、略
C字状に形成してあり、その内周面がブレーキドラムの
外周面を包囲する位置に支持してあるため、修理、メン
テナンス等の際にブレーキ部材の内側にブレーキドラム
を簡単に挿入することができるのである。また、ブレー
キ部材が、その略中間部分にて軽車両本体に対して固定
されており、ブレーキ部材の両端の各連結部が、ブレー
キ操作手段のブレーキワイヤーの外皮とワイヤー本体と
の各々連結されており、さらには、各連結部間に、ブレ
ーキ部材の両端を拡開する方向に付勢する圧縮バネが設
けられているため、ブレーキ装置の不作動時において、
ブレーキ部材の内周面をブレーキドラムの外周面から確
実に離脱させることができるのである。
【0020】従って、本発明の軽車両のブレーキ装置に
よれば、そのブレーキ部材を安価に大量生産することが
でき、しかも、修理、メンテナンス等の作業を簡略化す
ることができるばかりでなく、軽車両の通常の運転の際
に何等の支障もきたさないようにすることができるので
ある。
よれば、そのブレーキ部材を安価に大量生産することが
でき、しかも、修理、メンテナンス等の作業を簡略化す
ることができるばかりでなく、軽車両の通常の運転の際
に何等の支障もきたさないようにすることができるので
ある。
【図1】 本発明の軽車両のブレーキ装置を採用した軽
車両の一例を示す側面図である。
車両の一例を示す側面図である。
【図2】 本発明の軽車両のブレーキ装置におけるブレ
ーキ部材の一例を示す断面図である。
ーキ部材の一例を示す断面図である。
【図3】 本発明の軽車両のブレーキ装置の一実施例を
示す部分側面図である。
示す部分側面図である。
【図4】 図3におけるA−A断面図である。
【図5】 従来のブレーキ装置を示す部分斜視図であ
る。
る。
【図6】 従来のブレーキ装置を示す部分側面図であ
る。
る。
10 車輪 11 ホイール 20 ブレーキ装置 21 ブレーキ部材 22 連結部 23 内周面 24 ブレーキドラム 25 ドラム表面材 26 外周面 27 ブレーキカバー 30 軽車両本体 40 ブレーキ操作手段 41 外皮 42 ワイヤー本体43 圧縮バネ 50 軽車両
Claims (1)
- 【請求項1】 車輪に一体化された円筒状のブレーキド
ラムと、このブレーキドラムを押圧することにより車輪
の回転を制動するブレーキ部材とを有する軽車両のブレ
ーキ装置において、 前記ブレーキ部材を、弾性を有する合成樹脂により略C
字状に一体的に形成すると共に、その内周面が前記ブレ
ーキドラムの外周面を包囲するようにして略中間部分に
て軽車両本体に対して固定し、 ブレーキ部材の両端に各々連結部を設けると共に、一方
の連結部にブレーキワイヤーの外皮とワイヤー本体とか
らなるブレーキ操作手段の前記外皮を連結し、他方の連
結部に前記ブレーキ操作手段の前記ワイヤー本体を連結
し、 ブレーキ部材の前記各連結部間に、ブレーキ部材の両端
を拡開する方向に付勢する圧縮バネを設けた ことを特徴
とする軽車両のブレーキ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4142832A JPH07109223B2 (ja) | 1992-06-03 | 1992-06-03 | 軽車両のブレーキ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4142832A JPH07109223B2 (ja) | 1992-06-03 | 1992-06-03 | 軽車両のブレーキ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05332376A JPH05332376A (ja) | 1993-12-14 |
| JPH07109223B2 true JPH07109223B2 (ja) | 1995-11-22 |
Family
ID=15324658
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4142832A Expired - Lifetime JPH07109223B2 (ja) | 1992-06-03 | 1992-06-03 | 軽車両のブレーキ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07109223B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4778672B2 (ja) * | 2002-11-08 | 2011-09-21 | 国男 堀田 | 車両のブレーキ |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02125220U (ja) * | 1989-03-27 | 1990-10-16 |
-
1992
- 1992-06-03 JP JP4142832A patent/JPH07109223B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05332376A (ja) | 1993-12-14 |
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