JPH07111176B2 - 可変容量形液圧装置 - Google Patents
可変容量形液圧装置Info
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- JPH07111176B2 JPH07111176B2 JP63318859A JP31885988A JPH07111176B2 JP H07111176 B2 JPH07111176 B2 JP H07111176B2 JP 63318859 A JP63318859 A JP 63318859A JP 31885988 A JP31885988 A JP 31885988A JP H07111176 B2 JPH07111176 B2 JP H07111176B2
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- control
- line
- flow rate
- discharge
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、電気的な制御により斜板等の可変制御要素の
変位量を調整可能とした可変容量形液圧装置に関する。
変位量を調整可能とした可変容量形液圧装置に関する。
(従来の技術) 従来、例えば特開昭63−106406号公報に開示され、か
つ、第6図に示すように、吐出ライン(H)に接続され
る圧力ライン(R)と、可変制御要素を構成する斜板
(X)に付設する制御プランジャ(C)の背圧室(F)
に至る制御通路(W)との間に、比例ソレノイド(E)
で作動されるスプール(S)をもつ電磁式制御弁(V)
を介装し、演算器(D)により、圧力指令(a)及び流
量指令(b)と、吐出ライン(H)に介装する圧力検出
器(A)での検出値及び斜板(X)に付設する流量検出
器(B)での検出値との各偏差を演算して前記ソレノイ
ド(E)を作動させ、制御通路(W)の圧力ライン
(R)に対する開度調節により各指令値(a)(b)に
見合う斜板制御を可能にしている。
つ、第6図に示すように、吐出ライン(H)に接続され
る圧力ライン(R)と、可変制御要素を構成する斜板
(X)に付設する制御プランジャ(C)の背圧室(F)
に至る制御通路(W)との間に、比例ソレノイド(E)
で作動されるスプール(S)をもつ電磁式制御弁(V)
を介装し、演算器(D)により、圧力指令(a)及び流
量指令(b)と、吐出ライン(H)に介装する圧力検出
器(A)での検出値及び斜板(X)に付設する流量検出
器(B)での検出値との各偏差を演算して前記ソレノイ
ド(E)を作動させ、制御通路(W)の圧力ライン
(R)に対する開度調節により各指令値(a)(b)に
見合う斜板制御を可能にしている。
ところで、今、指令値としてa=0,b=0即ち吐出圧力
及び吐出流量がいずれも零の指令が入ると、スプール
(S)により圧力ライン(R)ひいては吐出ライン
(H)と制御通路(W)とが開かれて背圧室(F)に制
御圧が導入され、斜板(X)は最大傾斜位置から中立位
置に向けて変位され、その吐出流量を零にする制御を行
うはずである。しかし、制御プランジャ(C)と対抗状
に、斜板(X)の作動安定等のために該斜板(X)を常
時中立位置に保持しようとするバイアス機構(N)が介
装されるため、背圧室(F)に導入されるべき制御圧は
バイアス機構(N)の付勢力に打ち勝つ力を生み出すこ
とのできる所定の大きさ(少なくとも0でない)が必要
である。尚、バイアス機構(N)は、バイアススプリン
グ(J)と吐出ライン(H)から連通路(G)を介して
導入する吐出圧とにより付勢されるバイアスピストン
(K)をもつ。このように、前記制御通路(W)ひいて
は背圧室(F)に斜板(X)をバイアス機構(N)に打
ち勝って変位せしめることのできる最小の制御圧を確保
することができるときの前記吐出ライン(H)での最小
吐出圧力を最小制御圧力(Pmin)というが、この圧力
(Pmin)以下では斜板(X)を変位させることができな
いため、圧力の指令値(a)は、該最小制御圧力(Pmi
n)以上必要で、それ以下では制御不能となり、圧力指
令に対する圧力制御特性の直線性が得られないのであ
る。
及び吐出流量がいずれも零の指令が入ると、スプール
(S)により圧力ライン(R)ひいては吐出ライン
(H)と制御通路(W)とが開かれて背圧室(F)に制
御圧が導入され、斜板(X)は最大傾斜位置から中立位
置に向けて変位され、その吐出流量を零にする制御を行
うはずである。しかし、制御プランジャ(C)と対抗状
に、斜板(X)の作動安定等のために該斜板(X)を常
時中立位置に保持しようとするバイアス機構(N)が介
装されるため、背圧室(F)に導入されるべき制御圧は
バイアス機構(N)の付勢力に打ち勝つ力を生み出すこ
とのできる所定の大きさ(少なくとも0でない)が必要
である。尚、バイアス機構(N)は、バイアススプリン
グ(J)と吐出ライン(H)から連通路(G)を介して
導入する吐出圧とにより付勢されるバイアスピストン
(K)をもつ。このように、前記制御通路(W)ひいて
は背圧室(F)に斜板(X)をバイアス機構(N)に打
ち勝って変位せしめることのできる最小の制御圧を確保
することができるときの前記吐出ライン(H)での最小
吐出圧力を最小制御圧力(Pmin)というが、この圧力
(Pmin)以下では斜板(X)を変位させることができな
いため、圧力の指令値(a)は、該最小制御圧力(Pmi
n)以上必要で、それ以下では制御不能となり、圧力指
令に対する圧力制御特性の直線性が得られないのであ
る。
このため、この公報記載のものでは、前記圧力ライン
(R)を単に吐出ライン(H)に接続するのではなく、
シャトル弁(U)を介して、吐出ライン(H)と、該吐
出ライン(H)とは別系統の補助ポンプ(Z)からの外
部圧力ライン(O)とを選択的に接続し、吐出ライン
(H)が前記最小制御圧力(Pmin)以下のときには、圧
力ライン(R)を外部圧力ライン(O)に接続して斜板
(X)を変位せしめる制御圧を確保できるようにし、
又、吐出ライン(H)が前記最小制御圧力(Pmin)を上
回われば、圧力ライン(R)を吐出ライン(H)に接続
するようにしている。
(R)を単に吐出ライン(H)に接続するのではなく、
シャトル弁(U)を介して、吐出ライン(H)と、該吐
出ライン(H)とは別系統の補助ポンプ(Z)からの外
部圧力ライン(O)とを選択的に接続し、吐出ライン
(H)が前記最小制御圧力(Pmin)以下のときには、圧
力ライン(R)を外部圧力ライン(O)に接続して斜板
(X)を変位せしめる制御圧を確保できるようにし、
又、吐出ライン(H)が前記最小制御圧力(Pmin)を上
回われば、圧力ライン(R)を吐出ライン(H)に接続
するようにしている。
(発明が解決しようとする課題) 上記公報記載のものでは、吐出ライン(H)と外部圧力
ライン(O)との切換えにより、最小制御圧力(Pmin)
を下回る制御を可能とし、圧力指令に対する圧力制御特
性の直線性が得られるのであるが、外部圧力ライン
(O)による制御から吐出ライン(H)による制御に切
換わったときに、切換前の外部圧力ライン(O)の流量
いかんによっては吐出ライン(H)の吐出流量(Q)が
大きく変動する問題があった。
ライン(O)との切換えにより、最小制御圧力(Pmin)
を下回る制御を可能とし、圧力指令に対する圧力制御特
性の直線性が得られるのであるが、外部圧力ライン
(O)による制御から吐出ライン(H)による制御に切
換わったときに、切換前の外部圧力ライン(O)の流量
いかんによっては吐出ライン(H)の吐出流量(Q)が
大きく変動する問題があった。
すなわち、吐出ライン(H)での吐出圧力(P)が最小
制御圧力(Pmin)以下で、圧力ライン(R)が外部圧力
ライン(O)に接続され、該外部圧力ライン(O)から
前記斜板(X)を制御している状態では、外部圧力ライ
ン(O)から導入する制御圧により制御プランジャ
(C)は動作され、又、該制御プランジャ(C)の動作
により決まる斜板(X)の変位が流量検出器(B)でフ
ィードバックされて演算器(D)が働いている。このと
き、外部圧力ライン(O)からQ1(l/min)の流量がシ
ャトル弁(U)を通って、電磁式制御弁(V)に達する
が、ポンプの斜板(X)は、背圧室(F)の圧力によっ
て制御されるのであり、その圧力にするため、電磁式制
御弁(V)は外部圧力ライン(O)からの全ての流量Q1
(l/min)を背圧室(F)に送るのではなく、背圧室
(F)の圧力制御に必要なだけの流量Q2(l/min)を送
り、残りの流量Q1−Q2(l/min)は、外部圧力ライン
(O)のリルーフ弁及び電磁式制御弁(V)により、タ
ンクへ逃がすこととなる。従って、電磁式制御弁(V)
のスプール(S)の開度は最初に外部圧力ライン(O)
からの流量Q1(l/min)に対応するが、最終的には、背
圧室(F)の圧力制御に必要なだけの流量Q2(l/min)
に対応することになる。すなわち、実際には、外部圧力
ライン(O)からの流量と、外部圧力ライン(O)の圧
力に対応して、電磁式制御弁(V)のスプール(S)の
開度が対応するようにソレノイド(E)に電流が流され
るのである。この状態から、吐出圧力(P)が最小制御
圧力(Pmin)を越え、圧力ライン(R)に自己の吐出ラ
イン(H)が接続されると、これまで圧力ライン(R)
から背圧室(F)に至る経路に流れ込んでいた外部圧力
ライン(O)からの導入流量と同等の流量が、今度は自
己の吐出ライン(H)から流れ込むこととなる。従っ
て、自己の吐出ライン(H)に切換わる前の外部圧力ラ
イン(O)の流量が多ければ多いほど、自己の吐出ライ
ン(H)に切換わった場合に、吐出ライン(H)から制
御プランジャ(C)の制御のために使われる流量がそれ
だけ多くなり、第2図の点線に示すように、外部圧力ラ
イン(O)から吐出ライン(H)への切換点で吐出流量
(Q)が大きく減少し、圧力−流量特性が悪化してしま
うのである。
制御圧力(Pmin)以下で、圧力ライン(R)が外部圧力
ライン(O)に接続され、該外部圧力ライン(O)から
前記斜板(X)を制御している状態では、外部圧力ライ
ン(O)から導入する制御圧により制御プランジャ
(C)は動作され、又、該制御プランジャ(C)の動作
により決まる斜板(X)の変位が流量検出器(B)でフ
ィードバックされて演算器(D)が働いている。このと
き、外部圧力ライン(O)からQ1(l/min)の流量がシ
ャトル弁(U)を通って、電磁式制御弁(V)に達する
が、ポンプの斜板(X)は、背圧室(F)の圧力によっ
て制御されるのであり、その圧力にするため、電磁式制
御弁(V)は外部圧力ライン(O)からの全ての流量Q1
(l/min)を背圧室(F)に送るのではなく、背圧室
(F)の圧力制御に必要なだけの流量Q2(l/min)を送
り、残りの流量Q1−Q2(l/min)は、外部圧力ライン
(O)のリルーフ弁及び電磁式制御弁(V)により、タ
ンクへ逃がすこととなる。従って、電磁式制御弁(V)
のスプール(S)の開度は最初に外部圧力ライン(O)
からの流量Q1(l/min)に対応するが、最終的には、背
圧室(F)の圧力制御に必要なだけの流量Q2(l/min)
に対応することになる。すなわち、実際には、外部圧力
ライン(O)からの流量と、外部圧力ライン(O)の圧
力に対応して、電磁式制御弁(V)のスプール(S)の
開度が対応するようにソレノイド(E)に電流が流され
るのである。この状態から、吐出圧力(P)が最小制御
圧力(Pmin)を越え、圧力ライン(R)に自己の吐出ラ
イン(H)が接続されると、これまで圧力ライン(R)
から背圧室(F)に至る経路に流れ込んでいた外部圧力
ライン(O)からの導入流量と同等の流量が、今度は自
己の吐出ライン(H)から流れ込むこととなる。従っ
て、自己の吐出ライン(H)に切換わる前の外部圧力ラ
イン(O)の流量が多ければ多いほど、自己の吐出ライ
ン(H)に切換わった場合に、吐出ライン(H)から制
御プランジャ(C)の制御のために使われる流量がそれ
だけ多くなり、第2図の点線に示すように、外部圧力ラ
イン(O)から吐出ライン(H)への切換点で吐出流量
(Q)が大きく減少し、圧力−流量特性が悪化してしま
うのである。
又、吐出圧力が最小制御圧力(Pmin)以下で外部圧力ラ
イン(O)から前記斜板(X)を制御できるためには、
外部圧力ライン(O)に最小制御圧力(Pmin)が確保さ
れることが前提となるが、たとい外部圧力ライン(O)
に常時最小制御圧力(Pmin)が確保できても、補助ポン
プ(Z)は、この公報記載のもののようにパイロット専
用に用いる他、通例は、このようなパイロット用と、外
部負荷に接続する油圧源とを兼用するのがほとんどであ
り、この外部圧力ライン(O)は、該外部圧力ライン
(O)に接続される外部負荷の負荷条件により変動する
のが通例であるため、外部圧力ライン(O)から吐出ラ
イン(H)に切換わる切換ポイントが定まらず、このた
め、前記演算器(D)からソレノイド(E)に与える電
流値に補正をかけ、切換前後で吐出流量の値をほぼ一定
にするような補正制御を行う場合等に、制御の切換ポイ
ントも不定となるため、高精度な制御を行いがたい問題
も起こるのであった。
イン(O)から前記斜板(X)を制御できるためには、
外部圧力ライン(O)に最小制御圧力(Pmin)が確保さ
れることが前提となるが、たとい外部圧力ライン(O)
に常時最小制御圧力(Pmin)が確保できても、補助ポン
プ(Z)は、この公報記載のもののようにパイロット専
用に用いる他、通例は、このようなパイロット用と、外
部負荷に接続する油圧源とを兼用するのがほとんどであ
り、この外部圧力ライン(O)は、該外部圧力ライン
(O)に接続される外部負荷の負荷条件により変動する
のが通例であるため、外部圧力ライン(O)から吐出ラ
イン(H)に切換わる切換ポイントが定まらず、このた
め、前記演算器(D)からソレノイド(E)に与える電
流値に補正をかけ、切換前後で吐出流量の値をほぼ一定
にするような補正制御を行う場合等に、制御の切換ポイ
ントも不定となるため、高精度な制御を行いがたい問題
も起こるのであった。
本発明の目的は、最小制御圧力以下で斜板等の可変制御
要素の変位量調節を可能にしながら、外部圧力ラインか
ら自己の吐出ラインへと制御ラインを切換えた場合に
も、吐出流量の変動を極力低減することのできる可変容
量形液圧装置を提供するにある。
要素の変位量調節を可能にしながら、外部圧力ラインか
ら自己の吐出ラインへと制御ラインを切換えた場合に
も、吐出流量の変動を極力低減することのできる可変容
量形液圧装置を提供するにある。
(課題を解決するための手段) そこで、本発明では、吐出ライン(7)の流量を変更す
る可変制御要素(1)と、該可変制御要素(1)を最大
変位方向に付勢するバイアス機構(8)、並びに、該バ
イアス機構(8)に対抗して前記可変制御要素(1)の
変位量を調節する制御プランジャ(9)、及び、該制御
プランジャ(9)の背圧室(92)に連通する制御通路
(73)の、圧力ライン(71)に対する開度を電気的に調
節可能としたスプール(33)をもち、前記制御プランジ
ャ(9)の背圧室(92)に作用する制御圧を制御する電
磁式制御弁(3)とを備えた可変容量形液圧装置におい
て、前記圧力ライン(71)を、2つの入力ラインのうち
高圧側を該圧力ライン(71)に接続する切換機構(16)
を介して、前記吐出ライン(7)と、該吐出ライン
(7)とは別系統の外部圧力ライン(22)とに接続する
と共に、前記外部圧力ライン(22)と切換機構(16)と
を結ぶ外部パイロットライン(17)に、前記可変制御要
素(1)を変位せしめる最小制御圧力(Pmin)以上の一
定圧力に調節する圧力制御手段(18)と、前記最小制御
圧力(Pmin)を確保し得る最小流量(Qmin)に調節する
流量制御手段(19)とを介装することとした。
る可変制御要素(1)と、該可変制御要素(1)を最大
変位方向に付勢するバイアス機構(8)、並びに、該バ
イアス機構(8)に対抗して前記可変制御要素(1)の
変位量を調節する制御プランジャ(9)、及び、該制御
プランジャ(9)の背圧室(92)に連通する制御通路
(73)の、圧力ライン(71)に対する開度を電気的に調
節可能としたスプール(33)をもち、前記制御プランジ
ャ(9)の背圧室(92)に作用する制御圧を制御する電
磁式制御弁(3)とを備えた可変容量形液圧装置におい
て、前記圧力ライン(71)を、2つの入力ラインのうち
高圧側を該圧力ライン(71)に接続する切換機構(16)
を介して、前記吐出ライン(7)と、該吐出ライン
(7)とは別系統の外部圧力ライン(22)とに接続する
と共に、前記外部圧力ライン(22)と切換機構(16)と
を結ぶ外部パイロットライン(17)に、前記可変制御要
素(1)を変位せしめる最小制御圧力(Pmin)以上の一
定圧力に調節する圧力制御手段(18)と、前記最小制御
圧力(Pmin)を確保し得る最小流量(Qmin)に調節する
流量制御手段(19)とを介装することとした。
(作用) 吐出ライン(7)の吐出圧力が、圧力制御手段(18)で
調節される一定の圧力値を下回る場合、圧力ライン(7
1)は、切換機構(16)並びに外部パイロットライン(1
7)を介して外部圧力ライン(22)に接続され、制御プ
ランジャ(9)の作動に必要な制御圧は、外部圧力ライ
ン(22)から得ることになる。この状態では、圧力制御
手段(18)により、外部パイロットライン(17)ひいて
は圧力ライン(71)に最小制御圧力(Pmin)以上の圧力
が確保されるため、吐出ライン(7)が最小制御圧力
(Pmin)を下回る場合にも可変制御要素(1)の制御が
可能となる。
調節される一定の圧力値を下回る場合、圧力ライン(7
1)は、切換機構(16)並びに外部パイロットライン(1
7)を介して外部圧力ライン(22)に接続され、制御プ
ランジャ(9)の作動に必要な制御圧は、外部圧力ライ
ン(22)から得ることになる。この状態では、圧力制御
手段(18)により、外部パイロットライン(17)ひいて
は圧力ライン(71)に最小制御圧力(Pmin)以上の圧力
が確保されるため、吐出ライン(7)が最小制御圧力
(Pmin)を下回る場合にも可変制御要素(1)の制御が
可能となる。
そして、吐出ライン(7)の吐出圧力が圧力制御手段
(18)で調節された圧力値以上に増加すれば、圧力ライ
ン(71)は吐出ライン(7)に切換えられ、可変制御要
素(1)は自己圧により制御されることとなる。この場
合、切換前に外部圧力ライン(22)から圧力ライン(7
1)並びに電極式制御弁(3)を経て背圧室(92)に供
給されていた制御プランジャ(9)の作動に必要な流量
は、流量制御手段(19)により最小流量(Qmin)に抑制
されていたために、切換後に、吐出ライン(7)から背
圧室(92)に供給される流量はほぼ最小値に低減でき、
切換後の吐出ライン(7)での流量ダウンを最小限に抑
制できることになる。
(18)で調節された圧力値以上に増加すれば、圧力ライ
ン(71)は吐出ライン(7)に切換えられ、可変制御要
素(1)は自己圧により制御されることとなる。この場
合、切換前に外部圧力ライン(22)から圧力ライン(7
1)並びに電極式制御弁(3)を経て背圧室(92)に供
給されていた制御プランジャ(9)の作動に必要な流量
は、流量制御手段(19)により最小流量(Qmin)に抑制
されていたために、切換後に、吐出ライン(7)から背
圧室(92)に供給される流量はほぼ最小値に低減でき、
切換後の吐出ライン(7)での流量ダウンを最小限に抑
制できることになる。
又、圧力制御手段(18)で調節される圧力値は一定で、
外部圧力ライン(22)から吐出ライン(7)への切換ポ
イントが一意に定まることになるため、上記切換前後の
流量変化が小さいことと相俟って、切換前後で電磁式制
御弁(3)に与える出力を電気的に補正する等して切換
前後の流量を揃える補正制御も可能となる。
外部圧力ライン(22)から吐出ライン(7)への切換ポ
イントが一意に定まることになるため、上記切換前後の
流量変化が小さいことと相俟って、切換前後で電磁式制
御弁(3)に与える出力を電気的に補正する等して切換
前後の流量を揃える補正制御も可能となる。
(実施例) 第1図に示すものは、可変制御要素を構成する斜板
(1)をもつ第1ポンプ(10)と、電磁式制御弁(3)
及び圧力補償弁(4)を備える第1ポンプ装置(11)
と、同じく斜板(2)をもつ第2ポンプ(20)と、流量
制御弁(5)及び圧力補償弁(6)を備える第2ポンプ
装置(21)とを二系統組み合わせたものである。
(1)をもつ第1ポンプ(10)と、電磁式制御弁(3)
及び圧力補償弁(4)を備える第1ポンプ装置(11)
と、同じく斜板(2)をもつ第2ポンプ(20)と、流量
制御弁(5)及び圧力補償弁(6)を備える第2ポンプ
装置(21)とを二系統組み合わせたものである。
第1ポンプ(10)は、シリンダブロック(12)に備える
複数のピストン(13)の頭部を斜板(1)に当接させ、
該斜板(1)の傾斜角度に見合う流量の油を、タンク
(T)から吸入ライン(14)に吸入し、吐出ライン
(7)に吐出するようにしている。又、前記斜板(1)
には、該斜板(1)を図示の最大傾斜位置に常時付勢す
るバイアス機構(8)と、該バイアス機構(8)に対抗
して前記斜板(1)の変位量即ち斜板角度を調節する制
御プランジャ(9)とを付設している。バイアス機構
(8)は、シリンダ(81)に進退自由に内装されるバイ
アスピストン(82)を備え、スプリング(83)と、後述
する圧力ライン(71)から連通路(72)を介して背面室
(84)に導入する高圧油とで、前記ピストン(82)を作
動させ、斜板(1)を常時最大傾斜方向に付勢してい
る。又、制御プランジャ(9)は、シリンダ(91)の背
圧室(92)に制御通路(73)を介して導入される次記す
る制御圧により駆動される。
複数のピストン(13)の頭部を斜板(1)に当接させ、
該斜板(1)の傾斜角度に見合う流量の油を、タンク
(T)から吸入ライン(14)に吸入し、吐出ライン
(7)に吐出するようにしている。又、前記斜板(1)
には、該斜板(1)を図示の最大傾斜位置に常時付勢す
るバイアス機構(8)と、該バイアス機構(8)に対抗
して前記斜板(1)の変位量即ち斜板角度を調節する制
御プランジャ(9)とを付設している。バイアス機構
(8)は、シリンダ(81)に進退自由に内装されるバイ
アスピストン(82)を備え、スプリング(83)と、後述
する圧力ライン(71)から連通路(72)を介して背面室
(84)に導入する高圧油とで、前記ピストン(82)を作
動させ、斜板(1)を常時最大傾斜方向に付勢してい
る。又、制御プランジャ(9)は、シリンダ(91)の背
圧室(92)に制御通路(73)を介して導入される次記す
る制御圧により駆動される。
前記電磁式制御弁(3)は、制御プランジャ(9)の背
圧室(92)に導入する制御圧を調節するものであって、
電流値にピストン(31)の移動量が比例する比例ソレノ
イド(32)と、これに追従移動されるスプール(33)、
及び前記ピストン(31)に対向するスプリング(34)と
を備える。そして、設定器(101)からの圧力指令(P
i)並びに流量指令(Qi)と、吐出ライン(7)に介装
する圧力検出器(103)での検出値(Pf)並びに、斜板
(1)にリンク機構(15)を介して連動するポテンショ
メータから成る流量検出器(104)での検出値(Qf)と
の各偏差をコントローラ(102)で演算してソレノイド
(32)を駆動し、前記圧力ライン(71)と、圧力補償弁
(4)のスプール室(41)を介して制御通路(73)に連
通される制御圧連通路(74)との間の連通開度を調節し
て、前記各指令値(Pi)(Qi)に見合う制御圧を得るよ
うにしている。
圧室(92)に導入する制御圧を調節するものであって、
電流値にピストン(31)の移動量が比例する比例ソレノ
イド(32)と、これに追従移動されるスプール(33)、
及び前記ピストン(31)に対向するスプリング(34)と
を備える。そして、設定器(101)からの圧力指令(P
i)並びに流量指令(Qi)と、吐出ライン(7)に介装
する圧力検出器(103)での検出値(Pf)並びに、斜板
(1)にリンク機構(15)を介して連動するポテンショ
メータから成る流量検出器(104)での検出値(Qf)と
の各偏差をコントローラ(102)で演算してソレノイド
(32)を駆動し、前記圧力ライン(71)と、圧力補償弁
(4)のスプール室(41)を介して制御通路(73)に連
通される制御圧連通路(74)との間の連通開度を調節し
て、前記各指令値(Pi)(Qi)に見合う制御圧を得るよ
うにしている。
前記圧力補償弁(4)は、一端(図中右端)が吐出ライ
ン(7)の吐出圧により付勢され、他端(図中左端)が
固定絞り(42)を介して導入する吐出ライン(7)から
の減圧圧力と、スプリング(43)の押圧力とにより付勢
されるスプール(44)を備え、リリーフ弁(45)で設定
する圧力以上に前記減圧圧力が上昇すると、スプリング
室(46)をリリーフ弁(45)を介してタンク(T)に開
放し、前記スプール(44)を図中左動させ、制御通路
(73)に吐出ライン(7)をダイレクトに接続して、前
記斜板(1)を中立位置に制御するものである。尚、こ
のとき、制御通路(73)は、制御圧連通路(74)よりも
高圧となるため、制御通路(73)から制御圧連通路(7
4)への逆流を防止するため、両者の間に逆止弁(47)
を介装している。
ン(7)の吐出圧により付勢され、他端(図中左端)が
固定絞り(42)を介して導入する吐出ライン(7)から
の減圧圧力と、スプリング(43)の押圧力とにより付勢
されるスプール(44)を備え、リリーフ弁(45)で設定
する圧力以上に前記減圧圧力が上昇すると、スプリング
室(46)をリリーフ弁(45)を介してタンク(T)に開
放し、前記スプール(44)を図中左動させ、制御通路
(73)に吐出ライン(7)をダイレクトに接続して、前
記斜板(1)を中立位置に制御するものである。尚、こ
のとき、制御通路(73)は、制御圧連通路(74)よりも
高圧となるため、制御通路(73)から制御圧連通路(7
4)への逆流を防止するため、両者の間に逆止弁(47)
を介装している。
一方、第2ポンプ装置(21)における流量制御弁(5)
は、一端(図中左端)が第2ポンプ(20)の吐出ライン
(22)の吐出圧により付勢され、他端が固定絞り(51)
を介して導入する吐出ライン(22)からの減圧圧力と、
可変スプリング(52)の押圧力とにより付勢されるスプ
ール(53)を備え、吐出ライン(22)に接続されるアク
チュエータ等の負荷に供給すべき必要流量が減少して該
吐出ライン(22)の圧力が増大しようとすると、スプー
ル(53)を図中右動させ、斜板(2)を制御する制御プ
ランジャ(23)の背圧室(24)に至る制御通路(25)に
吐出ライン(22)からの制御圧を導入し、斜板(2)を
中立側に移動させて、その吐出量を減少させ、負荷流量
にマッチした適性流量に自動調節できるようにしてい
る。尚、この吐出量の減少により、吐出ライン(22)の
圧力増大は抑制されて、スプール(53)は図示の位置に
復帰してバランスするため、固定絞り(51)の出入口に
は一定差圧が補償され、該固定絞り(51)の出口側流量
は一定に保たれる。
は、一端(図中左端)が第2ポンプ(20)の吐出ライン
(22)の吐出圧により付勢され、他端が固定絞り(51)
を介して導入する吐出ライン(22)からの減圧圧力と、
可変スプリング(52)の押圧力とにより付勢されるスプ
ール(53)を備え、吐出ライン(22)に接続されるアク
チュエータ等の負荷に供給すべき必要流量が減少して該
吐出ライン(22)の圧力が増大しようとすると、スプー
ル(53)を図中右動させ、斜板(2)を制御する制御プ
ランジャ(23)の背圧室(24)に至る制御通路(25)に
吐出ライン(22)からの制御圧を導入し、斜板(2)を
中立側に移動させて、その吐出量を減少させ、負荷流量
にマッチした適性流量に自動調節できるようにしてい
る。尚、この吐出量の減少により、吐出ライン(22)の
圧力増大は抑制されて、スプール(53)は図示の位置に
復帰してバランスするため、固定絞り(51)の出入口に
は一定差圧が補償され、該固定絞り(51)の出口側流量
は一定に保たれる。
又、第2ポンプ装置(21)における圧力補償弁(6)
は、一端(図中左端)が第2ポンプ(2)の吐出ライン
(22)の吐出圧により付勢され、他端(図中右端)が固
定絞り(61)を介して導入する吐出ライン(22)からの
減圧圧力と、可変スプリング(62)の押圧力とにより付
勢されるスプール(63)を備え、電磁式の圧力設定弁
(64)で設定する設定圧力に達すると、スプール(63)
を図中右動させ、制御プランジャ(23)の背圧室(24)
に吐出圧力をダイレクトに導入して前記斜板(2)を中
立位置に制御するものである。この場合、圧力設定弁
(64)で設定する設定圧力達するまでは図示のスプール
位置が保持され、負荷圧力にマッチした圧力制御を行う
ことになるのである。尚、(65)は安全弁である。
は、一端(図中左端)が第2ポンプ(2)の吐出ライン
(22)の吐出圧により付勢され、他端(図中右端)が固
定絞り(61)を介して導入する吐出ライン(22)からの
減圧圧力と、可変スプリング(62)の押圧力とにより付
勢されるスプール(63)を備え、電磁式の圧力設定弁
(64)で設定する設定圧力に達すると、スプール(63)
を図中右動させ、制御プランジャ(23)の背圧室(24)
に吐出圧力をダイレクトに導入して前記斜板(2)を中
立位置に制御するものである。この場合、圧力設定弁
(64)で設定する設定圧力達するまでは図示のスプール
位置が保持され、負荷圧力にマッチした圧力制御を行う
ことになるのである。尚、(65)は安全弁である。
以上の構成で、第1ポンプ装置(11)における圧力ライ
ン(71)を、2つの入力ラインのうち高圧側を該圧力ラ
イン(71)に接続するシャトル弁から成る切換機構(1
6)を介して、第1ポンプ(10)の吐出ライン(7)か
ら延びる接続ライン(7a)と、第1ポンプ装置(11)と
は別系統の外部圧力ラインであって、第2ポンプ装置
(21)における流量制御弁(5)の固定絞り(51)を介
し接続される第2ポンプ(20)の吐出ライン(22)とに
接続する。
ン(71)を、2つの入力ラインのうち高圧側を該圧力ラ
イン(71)に接続するシャトル弁から成る切換機構(1
6)を介して、第1ポンプ(10)の吐出ライン(7)か
ら延びる接続ライン(7a)と、第1ポンプ装置(11)と
は別系統の外部圧力ラインであって、第2ポンプ装置
(21)における流量制御弁(5)の固定絞り(51)を介
し接続される第2ポンプ(20)の吐出ライン(22)とに
接続する。
又、外部圧力ラインとなる第2ポンプ(2)の吐出ライ
ン(22)と切換機構(16)とを結ぶ外部パイロットライ
ン(17)に、第1ポンプ(10)の斜板(1)を変位せし
める最小制御圧力(Pmin)以上の一定圧力に調節する二
次圧一定形の減圧弁(18a)から成る圧力制御手段(1
8)と、前記最小制御圧力(Pmin)を確保し得る最小流
量(Qmin)に調節する流量制御手段(19)とを介装す
る。この場合、外部パイロットライン(17)には、流量
制御弁(5)に組込まれた固定絞り(51)が介装される
ため、この固定絞り(51)が流量制御手段(19)を構成
することとなる。すなわち、上述したように、流量制御
弁(5)のスプール(53)は、両端の圧力関係のバラン
スをとるように動作され、固定絞り(51)の出入口には
常時一定差圧が確保され、その出口側流量は一定に保た
れることとなるため、この固定絞り(51)の出口側流量
を前記最小流量(Qmin)に設定することにより流量制御
手段(19)として機能することになるのである。
ン(22)と切換機構(16)とを結ぶ外部パイロットライ
ン(17)に、第1ポンプ(10)の斜板(1)を変位せし
める最小制御圧力(Pmin)以上の一定圧力に調節する二
次圧一定形の減圧弁(18a)から成る圧力制御手段(1
8)と、前記最小制御圧力(Pmin)を確保し得る最小流
量(Qmin)に調節する流量制御手段(19)とを介装す
る。この場合、外部パイロットライン(17)には、流量
制御弁(5)に組込まれた固定絞り(51)が介装される
ため、この固定絞り(51)が流量制御手段(19)を構成
することとなる。すなわち、上述したように、流量制御
弁(5)のスプール(53)は、両端の圧力関係のバラン
スをとるように動作され、固定絞り(51)の出入口には
常時一定差圧が確保され、その出口側流量は一定に保た
れることとなるため、この固定絞り(51)の出口側流量
を前記最小流量(Qmin)に設定することにより流量制御
手段(19)として機能することになるのである。
こうして、第1ポンプ(10)における吐出ライン(7)
での吐出圧力(P)が最小制御圧力(Pmin)を下回る場
合、詳しくは、吐出圧力(P)が最小制御圧力(Pmin)
以上の一定値に設定した前記減圧弁(18a)の二次圧以
下の場合には、切換機構(16)を介して圧力ライン(7
1)は外部圧力ラインを構成する第2ポンプ(20)の吐
出ライン(22)に接続され、第2ポンプ(20)から制御
プランジャ(9)の作動に必要な制御圧を得ることがで
きるため、圧力指令値(Pi)が最小制御圧力(Pmin)を
下回るほぼ0の値から斜板(1)の制御が可能となるの
である。
での吐出圧力(P)が最小制御圧力(Pmin)を下回る場
合、詳しくは、吐出圧力(P)が最小制御圧力(Pmin)
以上の一定値に設定した前記減圧弁(18a)の二次圧以
下の場合には、切換機構(16)を介して圧力ライン(7
1)は外部圧力ラインを構成する第2ポンプ(20)の吐
出ライン(22)に接続され、第2ポンプ(20)から制御
プランジャ(9)の作動に必要な制御圧を得ることがで
きるため、圧力指令値(Pi)が最小制御圧力(Pmin)を
下回るほぼ0の値から斜板(1)の制御が可能となるの
である。
そして、吐出ライン(7)の吐出圧力(P)が減圧弁
(18a)の二次圧以上に増加した場合には、圧力ライン
(71)は、自己の吐出ライン(7)に切換えられ、斜板
(1)は自己圧により制御されることとなるが、この場
合、切換前に第2ポンプ(20)から圧力ライン(71)に
供給されていた流量は流量制御手段(19)である固定絞
り(51)により最小流量(Qmin)に設定されていたた
め、制御プランジャ(9)の制御のために自己の吐出ラ
イン(7)から導入される流量は最小に低減でき、第2
図実線で示すように、切換前後の流量ダウンを最小限に
抑制できるのである。
(18a)の二次圧以上に増加した場合には、圧力ライン
(71)は、自己の吐出ライン(7)に切換えられ、斜板
(1)は自己圧により制御されることとなるが、この場
合、切換前に第2ポンプ(20)から圧力ライン(71)に
供給されていた流量は流量制御手段(19)である固定絞
り(51)により最小流量(Qmin)に設定されていたた
め、制御プランジャ(9)の制御のために自己の吐出ラ
イン(7)から導入される流量は最小に低減でき、第2
図実線で示すように、切換前後の流量ダウンを最小限に
抑制できるのである。
又、切換前後の流量変化が小さいため、切換前の第2ポ
ンプ(20)から制御を行っているときに、予め、コント
ローラ(102)からソレノイド(32)に与える電流値を
低くする等の補正をかけることにより、第2図想像線で
示すように、切換後の自己の吐出ライン(7)による流
量に揃えることが可能となるのであり、そして、この場
合に、圧力制御手段(18)を構成する減圧弁(18a)に
より切換ポイントが一定の圧力値に定められるため、補
正制御の切換えポイントが定まり、切換前後の流量変動
を更に低減することも可能となるのである。
ンプ(20)から制御を行っているときに、予め、コント
ローラ(102)からソレノイド(32)に与える電流値を
低くする等の補正をかけることにより、第2図想像線で
示すように、切換後の自己の吐出ライン(7)による流
量に揃えることが可能となるのであり、そして、この場
合に、圧力制御手段(18)を構成する減圧弁(18a)に
より切換ポイントが一定の圧力値に定められるため、補
正制御の切換えポイントが定まり、切換前後の流量変動
を更に低減することも可能となるのである。
その上、本実施例では、バイアス機構(8)を構成する
バイアスピストン(82)の背面室(84)を、従来例のよ
うに単に自己の吐出ライン(7)に接続するのではな
く、連通路(72)を介して、自己の吐出ライン(7)と
外部圧力ライン(22)とが選択的に接続される圧力ライ
ン(71)に接続するようにしているから、自己の吐出ラ
イン(7)が最小制御圧力(Pmin)以下の低い値のとき
でも、背面室(84)には、外部圧力ライン(22)から最
小制御圧力(Pmin)以上の比較的高い圧力を導入できる
ため、バイアスピストン(82)に十分な押圧力を作用さ
せることができ、低圧時でも安定した斜板(1)の制御
が行え、その応答性を改善できる利点も得られるのであ
る。
バイアスピストン(82)の背面室(84)を、従来例のよ
うに単に自己の吐出ライン(7)に接続するのではな
く、連通路(72)を介して、自己の吐出ライン(7)と
外部圧力ライン(22)とが選択的に接続される圧力ライ
ン(71)に接続するようにしているから、自己の吐出ラ
イン(7)が最小制御圧力(Pmin)以下の低い値のとき
でも、背面室(84)には、外部圧力ライン(22)から最
小制御圧力(Pmin)以上の比較的高い圧力を導入できる
ため、バイアスピストン(82)に十分な押圧力を作用さ
せることができ、低圧時でも安定した斜板(1)の制御
が行え、その応答性を改善できる利点も得られるのであ
る。
尚、以上の実施例では、切換機構(16)としてシャトル
弁を用いたが、チェック弁を2つ用いて構成することも
できる。
弁を用いたが、チェック弁を2つ用いて構成することも
できる。
又、外部圧力ラインを得るための第2ポンプ装置(21)
として、流量制御弁(5)と圧力補償弁(6)とを組合
わせ、流量マッチ制御と圧力マッチ制御、つまりはパワ
ーマッチ制御を可能とした装置を用い、流量制御手段
(19)として、流量制御弁(5)周りに介装した固定絞
り(51)を利用したが、第3図に示すように、圧力補償
弁(6)のみを備えた第2ポンプ装置(21)を用いるこ
ともできる。この場合には、第2ポンプ装置(21)に一
定流量を確保できる部分がないため、吐出ライン(22)
にダイレクトに接続される外部パイロットライン(17)
の途中に、可変絞り機構をもつ流量調節弁(19b)を介
装して、該流量調節弁(19b)により切換機構(16)に
至る二次側を上記同様、最小流量(Qmin)に保持するよ
うにするのである。
として、流量制御弁(5)と圧力補償弁(6)とを組合
わせ、流量マッチ制御と圧力マッチ制御、つまりはパワ
ーマッチ制御を可能とした装置を用い、流量制御手段
(19)として、流量制御弁(5)周りに介装した固定絞
り(51)を利用したが、第3図に示すように、圧力補償
弁(6)のみを備えた第2ポンプ装置(21)を用いるこ
ともできる。この場合には、第2ポンプ装置(21)に一
定流量を確保できる部分がないため、吐出ライン(22)
にダイレクトに接続される外部パイロットライン(17)
の途中に、可変絞り機構をもつ流量調節弁(19b)を介
装して、該流量調節弁(19b)により切換機構(16)に
至る二次側を上記同様、最小流量(Qmin)に保持するよ
うにするのである。
更に、第2ポンプ装置(21)として、斜板(2)をもつ
可変容量のものを用いる他、第4図に示すように、吐出
ライン(22)への吐出量が一定の固定ポンプ(20′)を
もつものを用いることもできる。すなわち、外部圧力ラ
インとしては、圧力制御手段(18)及び流量制御手段
(19)を経て切換機構(16)に接続される外部パイロッ
トライン(17)に、上述した最小制御圧力(Pmin)以上
の圧力と最小流量(Qmin)とが確保できるものであれば
よく、第2ポンプ装置(21)の形式は特に限定されるも
のでない。
可変容量のものを用いる他、第4図に示すように、吐出
ライン(22)への吐出量が一定の固定ポンプ(20′)を
もつものを用いることもできる。すなわち、外部圧力ラ
インとしては、圧力制御手段(18)及び流量制御手段
(19)を経て切換機構(16)に接続される外部パイロッ
トライン(17)に、上述した最小制御圧力(Pmin)以上
の圧力と最小流量(Qmin)とが確保できるものであれば
よく、第2ポンプ装置(21)の形式は特に限定されるも
のでない。
又、圧力制御手段(18)としては、二次圧一定形の減圧
弁(18a)の他に、第5図に示すように、リリーフ弁(1
8b)を用いることも可能であり、この場合には、リリー
フ設定圧を前記最小制御圧力(Pmin)以上の一定圧力値
とし、固定ポンプ(20′)の吐出ライン(22)に該最小
制御圧力(Pmin)を確保するようにするのである。
弁(18a)の他に、第5図に示すように、リリーフ弁(1
8b)を用いることも可能であり、この場合には、リリー
フ設定圧を前記最小制御圧力(Pmin)以上の一定圧力値
とし、固定ポンプ(20′)の吐出ライン(22)に該最小
制御圧力(Pmin)を確保するようにするのである。
(発明の効果) 以上、本発明では、圧力ライン(71)を吐出ライン
(7)と外部圧力ライン(22)とに切換える構造とし、
かつ、切換機構(16)に至る外部パイロットライン(1
7)に、斜板等の可変制御要素(1)を変位せしめるこ
とのできる最小制御圧力(Pmin)以上の一定圧力に調節
する圧力制御手段(18)と、前記最小制御圧力(Pmin)
を確保し得る最小流量(Qmin)に調節する流量制御手段
(19)とを介装したから、前記最小制御圧力(Pmin)以
下で可変制御要素(1)の変位量調節を可能にしなが
ら、外部圧力ライン(22)から自己の吐出ライン(7)
へと制御ラインを切換えた場合にも、吐出流量の変動を
極力低減することができ、良好な圧力−流量特性が得ら
れるのである。
(7)と外部圧力ライン(22)とに切換える構造とし、
かつ、切換機構(16)に至る外部パイロットライン(1
7)に、斜板等の可変制御要素(1)を変位せしめるこ
とのできる最小制御圧力(Pmin)以上の一定圧力に調節
する圧力制御手段(18)と、前記最小制御圧力(Pmin)
を確保し得る最小流量(Qmin)に調節する流量制御手段
(19)とを介装したから、前記最小制御圧力(Pmin)以
下で可変制御要素(1)の変位量調節を可能にしなが
ら、外部圧力ライン(22)から自己の吐出ライン(7)
へと制御ラインを切換えた場合にも、吐出流量の変動を
極力低減することができ、良好な圧力−流量特性が得ら
れるのである。
第1図は本発明にかかる可変容量形液圧装置の第1実施
例に示す回路図、第2図は従来例の対比と共に本発明の
作用を説明する圧力−流量特性図、第3図は第2実施例
の回路図、第4図は第3実施例の回路図、第5図は第4
実施例の回路図、第6図は従来例の回路図である。 (1)……可変制御要素(斜板) (3)……電磁式制御弁 (33)……スプール (7)……吐出ライン (8)……バイアス機構 (9)……制御プランジャ (92)……背圧室 (16)……切換機構 (17)……外部パイロットライン (18)……圧力制御手段 (19)……流量制御手段 (22)……外部圧力ライン (71)……圧力ライン (73)……制御通路
例に示す回路図、第2図は従来例の対比と共に本発明の
作用を説明する圧力−流量特性図、第3図は第2実施例
の回路図、第4図は第3実施例の回路図、第5図は第4
実施例の回路図、第6図は従来例の回路図である。 (1)……可変制御要素(斜板) (3)……電磁式制御弁 (33)……スプール (7)……吐出ライン (8)……バイアス機構 (9)……制御プランジャ (92)……背圧室 (16)……切換機構 (17)……外部パイロットライン (18)……圧力制御手段 (19)……流量制御手段 (22)……外部圧力ライン (71)……圧力ライン (73)……制御通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−106406(JP,A) 実開 昭64−41681(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】吐出ライン(7)の流量を変更する可変制
御要素(1)と、該可変制御要素(1)を最大変位方向
に付勢するバイアス機構(8)、並びに、該バイアス機
構(8)に対抗して前記可変制御要素(1)の変位量を
調節する制御プランジャ(9)、及び、該制御プランジ
ャ(9)の背圧室(92)に連通する制御通路(73)の、
圧力ライン(71)に対する開度を電気的に調節可能とし
たスプール(33)をもち、前記制御プランジャ(9)の
背圧室(92)に作用する制御圧を制御する電磁式制御弁
(3)とを備えた可変容量形液圧装置において、前記圧
力ライン(71)を、2つの入力ラインのうち高圧側を該
圧力ライン(71)に接続する切換機構(16)を介して、
前記吐出ライン(7)と、該吐出ライン(7)とは別系
統の外部圧力ライン(22)とに接続すると共に、前記外
部圧力ライン(22)と切換機構(16)とを結ぶ外部パイ
ロットライン(17)に、前記可変制御要素(1)を変位
せしめる最小制御圧力(Pmin)以上の一定圧力に調節す
る圧力制御手段(18)と、前記最小制御圧力(Pmin)を
確保し得る最小流量(Qmin)に調節する流量制御手段
(19)とを介装したことを特徴とする可変容量形液圧装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63318859A JPH07111176B2 (ja) | 1988-12-16 | 1988-12-16 | 可変容量形液圧装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63318859A JPH07111176B2 (ja) | 1988-12-16 | 1988-12-16 | 可変容量形液圧装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02163481A JPH02163481A (ja) | 1990-06-22 |
| JPH07111176B2 true JPH07111176B2 (ja) | 1995-11-29 |
Family
ID=18103752
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63318859A Expired - Lifetime JPH07111176B2 (ja) | 1988-12-16 | 1988-12-16 | 可変容量形液圧装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07111176B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3841795A (en) * | 1972-07-17 | 1974-10-15 | Caterpillar Tractor Co | Combined engine speed and pressure responsive control for variable displacement pumps |
| JPH0792062B2 (ja) * | 1986-05-16 | 1995-10-09 | ダイキン工業株式会社 | 液圧制御装置 |
-
1988
- 1988-12-16 JP JP63318859A patent/JPH07111176B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02163481A (ja) | 1990-06-22 |
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