JPH07112728B2 - シ−ト材料及びその製造法 - Google Patents
シ−ト材料及びその製造法Info
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- JPH07112728B2 JPH07112728B2 JP61127079A JP12707986A JPH07112728B2 JP H07112728 B2 JPH07112728 B2 JP H07112728B2 JP 61127079 A JP61127079 A JP 61127079A JP 12707986 A JP12707986 A JP 12707986A JP H07112728 B2 JPH07112728 B2 JP H07112728B2
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- resin layer
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、吸臭性に優れたシート材料及びその製造法に
関するものである。
関するものである。
従来、使用されているシート材料、特に室内用内装材
は、装着後その意匠性にもとづく装飾効果を得ることを
主眼とし、さらに装着時の施工性と、使用時における表
面強度その他の物理的諸物性の向上を目的とするもので
あった。
は、装着後その意匠性にもとづく装飾効果を得ることを
主眼とし、さらに装着時の施工性と、使用時における表
面強度その他の物理的諸物性の向上を目的とするもので
あった。
近来、これに結露防止、通気性等の効果を個々に付与し
たシート材料が製造されているが、これらもたんに従属
的に付与したものにすぎなかった。
たシート材料が製造されているが、これらもたんに従属
的に付与したものにすぎなかった。
一方、ガラス質物質,石綿質物質および山皮の少なくと
も1種を、発泡性塗膜層中に配合した防火材(特開昭51
−88898号公報)及び熱可塑性樹脂中に福鎖構造型粘土
鉱物を配合した樹脂多孔質体(特開昭49−105871号公
報)等が知られているが、防火材及び樹脂多孔質体は、
防火性,難燃性を付与できるが、室内用内装材としての
施工性、装飾性等の性能を具備するものではない。
も1種を、発泡性塗膜層中に配合した防火材(特開昭51
−88898号公報)及び熱可塑性樹脂中に福鎖構造型粘土
鉱物を配合した樹脂多孔質体(特開昭49−105871号公
報)等が知られているが、防火材及び樹脂多孔質体は、
防火性,難燃性を付与できるが、室内用内装材としての
施工性、装飾性等の性能を具備するものではない。
他方、最近室内又は自動車室内等の狭い処での煙草の煙
や臭いを忌避する傾向が強く、そのため消臭剤を入れた
容器を置いたり、また浄化装置を取付けているが、前者
は効果が充分でなく、後者は別個の装置を取付けるため
コスト高となり、また室内空間が狭められるという欠点
がある。
や臭いを忌避する傾向が強く、そのため消臭剤を入れた
容器を置いたり、また浄化装置を取付けているが、前者
は効果が充分でなく、後者は別個の装置を取付けるため
コスト高となり、また室内空間が狭められるという欠点
がある。
本発明は、自動車又は狭い室内における臭いを排除する
に当り、浄化装置の如き別個の装置を用いず、室内装飾
用の内装材自体に吸臭性能を付与することによって吸臭
性に優れたシート材料およびその製造法を提供すること
にある。
に当り、浄化装置の如き別個の装置を用いず、室内装飾
用の内装材自体に吸臭性能を付与することによって吸臭
性に優れたシート材料およびその製造法を提供すること
にある。
即ち、本発明の第1の発明はシート状基材(以下基材と
いう)の表面に、含水珪酸マグネシウム質粘土鉱物(以
下粘土鉱物という)を含有している塩化ビニル樹脂層が
形成されている吸臭性に優れたシート材料であり、また
第2の発明は、基材と、粘土鉱物を含有している塩化ビ
ニル樹脂層との間に粘土鉱物を含有している熱可塑性樹
脂中間層が形成されているシート材料で、該シート材料
の少なくとも塩化ビニル樹脂層に厚さ方向に形成された
多数の微細な空孔部が形成されている吸臭性に優れたシ
ート材料である。
いう)の表面に、含水珪酸マグネシウム質粘土鉱物(以
下粘土鉱物という)を含有している塩化ビニル樹脂層が
形成されている吸臭性に優れたシート材料であり、また
第2の発明は、基材と、粘土鉱物を含有している塩化ビ
ニル樹脂層との間に粘土鉱物を含有している熱可塑性樹
脂中間層が形成されているシート材料で、該シート材料
の少なくとも塩化ビニル樹脂層に厚さ方向に形成された
多数の微細な空孔部が形成されている吸臭性に優れたシ
ート材料である。
また、本発明の第3の発明は、塩化ビニル樹脂に、可塑
剤、充填剤及び粘土鉱物を混合し、塩化ビニル樹脂の融
点以上に加熱し、混練して基材被覆用樹脂とする被覆用
樹脂調整工程と、前記被覆用樹脂調整工程で得られた被
覆用樹脂をシート状基材表面に積層する積層工程とから
なる吸臭性に優れたシート材料の製造法である。さら
に、第2の発明は、粘土鉱物を含有する熱可塑性樹脂塗
料を基材上に塗布し、乾燥させて樹脂塗料被覆基材とす
る基材形成工程と、塩化ビニル樹脂に可塑剤、充填剤及
び粘土鉱物を混合し、塩化ビニル樹脂の融点以上に加熱
し、混練して基材被覆用樹脂とする被覆用樹脂調整工程
と、該被覆用樹脂被覆工程で得られた被覆用樹脂を、前
記基材形成工程で得られたシート基材の熱可塑性樹脂層
上に積層する積層工程と、該積層工程で得られた積層物
の少なくとも樹脂層に、該樹脂層の厚さ方向に多数の微
細な空孔部を形成する空孔部形成工程とによって製造す
ることができる。
剤、充填剤及び粘土鉱物を混合し、塩化ビニル樹脂の融
点以上に加熱し、混練して基材被覆用樹脂とする被覆用
樹脂調整工程と、前記被覆用樹脂調整工程で得られた被
覆用樹脂をシート状基材表面に積層する積層工程とから
なる吸臭性に優れたシート材料の製造法である。さら
に、第2の発明は、粘土鉱物を含有する熱可塑性樹脂塗
料を基材上に塗布し、乾燥させて樹脂塗料被覆基材とす
る基材形成工程と、塩化ビニル樹脂に可塑剤、充填剤及
び粘土鉱物を混合し、塩化ビニル樹脂の融点以上に加熱
し、混練して基材被覆用樹脂とする被覆用樹脂調整工程
と、該被覆用樹脂被覆工程で得られた被覆用樹脂を、前
記基材形成工程で得られたシート基材の熱可塑性樹脂層
上に積層する積層工程と、該積層工程で得られた積層物
の少なくとも樹脂層に、該樹脂層の厚さ方向に多数の微
細な空孔部を形成する空孔部形成工程とによって製造す
ることができる。
本発明は以上の如き構成のものからなるものであって、
以下にそのより詳細な説明をする。
以下にそのより詳細な説明をする。
本発明に使用する粘土鉱物は含水珪酸マグネシウムを主
成分とし、その表面に反応性に富む水酸基を有する粘土
鉱物である。また、該粘土鉱物は直径が0.005〜0.6μm
程度の繊維からなり、該繊維に平行に約10×6Å或いは
6×6Å程度の長方形の断面を持つ細孔(チャンネル)
が存在するもので、それ自体が気中の湿気を吸収したり
放出したりする性質を有する。また上記細孔(チャンネ
ル)の破断部が臭気性ガス状物質の受容部として機能
し、気中の臭気性ガス状物質を吸臭し、また湿気等をも
吸放湿する性質を有する。尚、粘土鉱物は、マグネシウ
ムの一部がアルミニウム,鉄,ナトリウム,ニッケル等
に置換されている場合もある。
成分とし、その表面に反応性に富む水酸基を有する粘土
鉱物である。また、該粘土鉱物は直径が0.005〜0.6μm
程度の繊維からなり、該繊維に平行に約10×6Å或いは
6×6Å程度の長方形の断面を持つ細孔(チャンネル)
が存在するもので、それ自体が気中の湿気を吸収したり
放出したりする性質を有する。また上記細孔(チャンネ
ル)の破断部が臭気性ガス状物質の受容部として機能
し、気中の臭気性ガス状物質を吸臭し、また湿気等をも
吸放湿する性質を有する。尚、粘土鉱物は、マグネシウ
ムの一部がアルミニウム,鉄,ナトリウム,ニッケル等
に置換されている場合もある。
具体的にはセピオライト(Sepiolite),ファルコンド
アイト(Falcondoite)又はパリゴルスカイト(Palygor
skite),シロタイル,ラフリナイト若しくは海泡石(M
eers−chaum)等の1種又は2種以上を使用する。ま
た、通称でマウンテンコルク(Mountain colk),マウ
ンテンウッド(Mountain wood),マウンテンレザー(M
ountain leather),アタパルジャイト(Attapulgite)
等がこれに当たる。該粘土鉱物は粉末状、粒状或いは板
状の何れの形で用いてもよいが、該粘土鉱物を有する孔
が残留する程度に、かつ、JIS規格の300メッシュの篩を
通過する程度に粉砕し、該粉砕物は、長さが10μm以下
で、アスペクト比(繊維長/繊維径)が100以下の範囲
内にある微結晶の集合体であることが好ましく、その粉
砕はミキサー、ボールミル、振動ミル、ピンミル、叩解
機等を用い、湿式粉砕又は乾式粉砕により行う。該粘土
鉱物は通常付着水、吸着水の他ゼオライト水、結合水或
いは構造水と呼ばれる種々の形態の水分を保持している
ものである。
アイト(Falcondoite)又はパリゴルスカイト(Palygor
skite),シロタイル,ラフリナイト若しくは海泡石(M
eers−chaum)等の1種又は2種以上を使用する。ま
た、通称でマウンテンコルク(Mountain colk),マウ
ンテンウッド(Mountain wood),マウンテンレザー(M
ountain leather),アタパルジャイト(Attapulgite)
等がこれに当たる。該粘土鉱物は粉末状、粒状或いは板
状の何れの形で用いてもよいが、該粘土鉱物を有する孔
が残留する程度に、かつ、JIS規格の300メッシュの篩を
通過する程度に粉砕し、該粉砕物は、長さが10μm以下
で、アスペクト比(繊維長/繊維径)が100以下の範囲
内にある微結晶の集合体であることが好ましく、その粉
砕はミキサー、ボールミル、振動ミル、ピンミル、叩解
機等を用い、湿式粉砕又は乾式粉砕により行う。該粘土
鉱物は通常付着水、吸着水の他ゼオライト水、結合水或
いは構造水と呼ばれる種々の形態の水分を保持している
ものである。
本発明においては特に上記粘土鉱物はその含有水分を予
じめ除去し、5重量%以下の含水率のもののみを使用す
る。これは含水率が5重量%を越えると、本発明のシー
ト材料の形成加工時に該含有水分が気化し、上記樹脂層
が不均質となり、目的とする製品が得られないからであ
る。
じめ除去し、5重量%以下の含水率のもののみを使用す
る。これは含水率が5重量%を越えると、本発明のシー
ト材料の形成加工時に該含有水分が気化し、上記樹脂層
が不均質となり、目的とする製品が得られないからであ
る。
本発明のシート材料を製造するには、次のようにして製
造する。即ち、第1の発明は基材状に上記樹脂層を加熱
軟化せしめることにより着色又は無着色のシートに形成
すればよく、また第2の発明は、基材に前記粘土鉱物を
含有する中間樹脂層を介在形成後、その上面に更に上記
樹脂層を形成してシートとし、更に該シートの表面に印
刷模様、エンボス模様を付与する。
造する。即ち、第1の発明は基材状に上記樹脂層を加熱
軟化せしめることにより着色又は無着色のシートに形成
すればよく、また第2の発明は、基材に前記粘土鉱物を
含有する中間樹脂層を介在形成後、その上面に更に上記
樹脂層を形成してシートとし、更に該シートの表面に印
刷模様、エンボス模様を付与する。
次いで前記の形成したシート中、第2の発明、即ち基材
に上記樹脂層を形成したシートと、上記基材と樹脂層と
の間に中間樹脂層を介在せしめて形成した第2の発明の
シートは、例えばクリアランスを有する針ロール等の刺
通装置又は細い多数の金属針を付設した平板を用いて多
数の微細な空孔部を施して本発明のシート材料を得る。
に上記樹脂層を形成したシートと、上記基材と樹脂層と
の間に中間樹脂層を介在せしめて形成した第2の発明の
シートは、例えばクリアランスを有する針ロール等の刺
通装置又は細い多数の金属針を付設した平板を用いて多
数の微細な空孔部を施して本発明のシート材料を得る。
本発明はまず、紙、難燃紙、不織布、織布、編布等のシ
ート状基材上に上記樹脂層を加熱軟化せしめて積層す
る。
ート状基材上に上記樹脂層を加熱軟化せしめて積層す
る。
又前記樹脂層に用いる上記粘土鉱物の混入量は塩化ビニ
ル樹脂100重量部に対し5〜50重量部で、特に10〜40重
量部の添加が好ましい。5重量部未満では吸臭並びに吸
湿性の作用効果が不充分となり、又50重量部を越える
と、上記の諸作用効果は増大するが、上記粘土鉱物の特
異な構造のため該層加工時に加工滑性及び耐熱性が低下
し好ましくない。このため粘土鉱物を該樹脂組成物に混
入後、一定時間放置熟成し上記組成物中の可塑剤が該粘
土鉱物中に充分包有された後使用する事が好ましい。か
くすることにより粘土鉱物は形成加工時樹脂層中に均一
充分に分散され、上記欠点を排除することが出来ると共
に、カスレ等の加工時の不良点を改良し、かつ前記諸機
能性効果をも充分なものとすることができる。該樹脂層
の形成の方法としてはカレンダー法、コーティング法、
押出法等の各種の方法が使用出来るが、量産性、生産コ
ストの点からしてカレンダー法が好ましい。又前述のコ
ーティングの方法としては、ナイフコーター、バーコー
ター、リバースロールコーター又はロータリー若しくは
グラビア印刷機によるベタ塗り方法等が適用できる。本
方法では前記基材上に直接前記樹脂層を直接コーティン
グする方法の外、離型材上にコーティングし、加熱ゲル
化後直ちに基材と接合するか、もしくは接着剤層を介し
て接合し、離型材を剥離して製品を得る。
ル樹脂100重量部に対し5〜50重量部で、特に10〜40重
量部の添加が好ましい。5重量部未満では吸臭並びに吸
湿性の作用効果が不充分となり、又50重量部を越える
と、上記の諸作用効果は増大するが、上記粘土鉱物の特
異な構造のため該層加工時に加工滑性及び耐熱性が低下
し好ましくない。このため粘土鉱物を該樹脂組成物に混
入後、一定時間放置熟成し上記組成物中の可塑剤が該粘
土鉱物中に充分包有された後使用する事が好ましい。か
くすることにより粘土鉱物は形成加工時樹脂層中に均一
充分に分散され、上記欠点を排除することが出来ると共
に、カスレ等の加工時の不良点を改良し、かつ前記諸機
能性効果をも充分なものとすることができる。該樹脂層
の形成の方法としてはカレンダー法、コーティング法、
押出法等の各種の方法が使用出来るが、量産性、生産コ
ストの点からしてカレンダー法が好ましい。又前述のコ
ーティングの方法としては、ナイフコーター、バーコー
ター、リバースロールコーター又はロータリー若しくは
グラビア印刷機によるベタ塗り方法等が適用できる。本
方法では前記基材上に直接前記樹脂層を直接コーティン
グする方法の外、離型材上にコーティングし、加熱ゲル
化後直ちに基材と接合するか、もしくは接着剤層を介し
て接合し、離型材を剥離して製品を得る。
上記いずれの方法を用いるにしても該樹脂層の厚みは0.
05mm〜1.0mmが好ましく、0.05mm未満では物性強度的に
問題が発生しやすく、又1.0mmを越えた場合は強靭で物
性強度上の問題はないが、重量的に重く、かつ諸内装材
として使用する場合、装着、縫製等がしにくくなり、施
工上の問題が発生し好ましくない。
05mm〜1.0mmが好ましく、0.05mm未満では物性強度的に
問題が発生しやすく、又1.0mmを越えた場合は強靭で物
性強度上の問題はないが、重量的に重く、かつ諸内装材
として使用する場合、装着、縫製等がしにくくなり、施
工上の問題が発生し好ましくない。
該樹脂層は無孔質のものである必要はなく、これに化学
発泡剤、反応性ガス又は機械的攪拌等による方法で製造
した多項質体であっても良い。この場合、該多孔質樹脂
層上に上記の樹脂層と同様の内容組成を有する無孔質層
を積層しても良い。該多孔質樹脂層の厚みは0.05〜3.0m
mが好ましく、0.05mm未満では多孔質としたことによる
軽量化、柔軟性、風合の良さがなくなり、又3.0mmを越
える場合は装着、縫製等の施工性に困難が生じ、かつ強
度上問題が発生しやすくなるので好ましくない。
発泡剤、反応性ガス又は機械的攪拌等による方法で製造
した多項質体であっても良い。この場合、該多孔質樹脂
層上に上記の樹脂層と同様の内容組成を有する無孔質層
を積層しても良い。該多孔質樹脂層の厚みは0.05〜3.0m
mが好ましく、0.05mm未満では多孔質としたことによる
軽量化、柔軟性、風合の良さがなくなり、又3.0mmを越
える場合は装着、縫製等の施工性に困難が生じ、かつ強
度上問題が発生しやすくなるので好ましくない。
該多孔質樹脂層上に無孔質樹脂層を積層する場合の該層
の厚みは、0.05〜0.50mmが最適であり、0.05mm未満では
強度的な問題を含有し、0.50mmを越える場合は重くな
り、又内装材として使用上前述と同様の施工性に問題が
生じ、かつ風合も硬くなり好ましくない。
の厚みは、0.05〜0.50mmが最適であり、0.05mm未満では
強度的な問題を含有し、0.50mmを越える場合は重くな
り、又内装材として使用上前述と同様の施工性に問題が
生じ、かつ風合も硬くなり好ましくない。
本発明の第2の発明は前述の如く上記基材と樹脂層との
間に中間樹脂層を介在せしめたシート材料であるがこの
場合該中間樹脂層に用いる塗料は上記粘土鉱物を混入し
た熱可塑性樹脂の水性タイプもしくは溶剤タイプのもの
を使用する。又該塗料に混入する上記粘土鉱物の混入量
は該塗料の樹脂固形分100重量部に対し50〜150重量部が
好ましく、50重量部未満では基材並びにその上層である
上記樹脂層との接合性及び層皮膜の強度的には充分なも
のとなるが、前記の諸機能性効果が不充分となり、又15
0重量部を越える場合は上記諸効果は充分なものとなる
が、前記2者との接合性が弱化し、かつ該皮膜強度が低
下し使用に堪えないものとなり好ましくない。
間に中間樹脂層を介在せしめたシート材料であるがこの
場合該中間樹脂層に用いる塗料は上記粘土鉱物を混入し
た熱可塑性樹脂の水性タイプもしくは溶剤タイプのもの
を使用する。又該塗料に混入する上記粘土鉱物の混入量
は該塗料の樹脂固形分100重量部に対し50〜150重量部が
好ましく、50重量部未満では基材並びにその上層である
上記樹脂層との接合性及び層皮膜の強度的には充分なも
のとなるが、前記の諸機能性効果が不充分となり、又15
0重量部を越える場合は上記諸効果は充分なものとなる
が、前記2者との接合性が弱化し、かつ該皮膜強度が低
下し使用に堪えないものとなり好ましくない。
該中間樹脂層の形成の方法としてはナイフコーター、バ
ーコーター、リバースロールコーター、ロータリースク
リーン若しくはグラビア印刷機によるベタ塗り方法等の
コーティング方法が用いられるが、上記基材に浸透せし
めないために、ロータリースクリーン又はグラビア印刷
機にベタ塗り方法を用いることが好ましい。これは該基
材内に塗料が浸透すると製品の風合が硬くなり施工上に
問題が生じるからである。
ーコーター、リバースロールコーター、ロータリースク
リーン若しくはグラビア印刷機によるベタ塗り方法等の
コーティング方法が用いられるが、上記基材に浸透せし
めないために、ロータリースクリーン又はグラビア印刷
機にベタ塗り方法を用いることが好ましい。これは該基
材内に塗料が浸透すると製品の風合が硬くなり施工上に
問題が生じるからである。
以上のように第2の発明の如く中間樹脂層を設けること
により、上記基材と樹脂層との接合を更に強固なものと
するとともに、該層に上記粘土鉱物が添加されているた
め上記樹脂層と基材の諸機能効果を相乗的に増大でき
る。
により、上記基材と樹脂層との接合を更に強固なものと
するとともに、該層に上記粘土鉱物が添加されているた
め上記樹脂層と基材の諸機能効果を相乗的に増大でき
る。
次いでかくして得られた上記シート材料の樹脂層表面に
エンボス模様又は印刷模様もしくはその両者を施し、内
装装飾用素材としての立体的で多彩な意匠性を付与せし
める。又場合により該樹脂層表面に表面処理剤を用い表
面処理層を形成する。
エンボス模様又は印刷模様もしくはその両者を施し、内
装装飾用素材としての立体的で多彩な意匠性を付与せし
める。又場合により該樹脂層表面に表面処理剤を用い表
面処理層を形成する。
上記エンボス模様の形成は印刷模様の形成の前又は後の
いずれでも良く、又上記表面処理層の形成も同様にエン
ボス模様の形成の前又は後のいずれでも良く、更に該層
の形成後印刷模様を付与しても良い。
いずれでも良く、又上記表面処理層の形成も同様にエン
ボス模様の形成の前又は後のいずれでも良く、更に該層
の形成後印刷模様を付与しても良い。
本発明に適用する前記印刷用塗料並びに表面処理剤には
上記樹脂層と同様に上記粘土鉱物を混入して使用する。
その混入量は上記の両塗料の樹脂固形分100重量部に対
し50〜150重量部が好ましく、50重量部未満では前述の
諸機能性を具備しえず、又150重量部を越える場合には
前記効果は増大するが、皮膜強度が低下し又塗工性に問
題を生じ好ましくない。
上記樹脂層と同様に上記粘土鉱物を混入して使用する。
その混入量は上記の両塗料の樹脂固形分100重量部に対
し50〜150重量部が好ましく、50重量部未満では前述の
諸機能性を具備しえず、又150重量部を越える場合には
前記効果は増大するが、皮膜強度が低下し又塗工性に問
題を生じ好ましくない。
上記エンボス模様を付形する方法は、熱可塑性樹脂一般
に用いられているエンボス方法であればいかなる方法を
使用しても良いが、ロールエンボス方法即ち樹脂層を加
熱し冷エンボスロールで付形するか、又は加熱エンボス
ロールで付形するエンボス方法が能率的であり、量産化
の点で好ましい。
に用いられているエンボス方法であればいかなる方法を
使用しても良いが、ロールエンボス方法即ち樹脂層を加
熱し冷エンボスロールで付形するか、又は加熱エンボス
ロールで付形するエンボス方法が能率的であり、量産化
の点で好ましい。
又上記付形のエンボス模様の形状はいかなるものでも良
いが、出来得れば凹凸段差が大で,かつ凹凸密度が極め
て高い形状のものが好ましい。これは外気雰囲気との接
触表面積がより大となり前記諸機能効果を増大せしめる
ためである。
いが、出来得れば凹凸段差が大で,かつ凹凸密度が極め
て高い形状のものが好ましい。これは外気雰囲気との接
触表面積がより大となり前記諸機能効果を増大せしめる
ためである。
又上記印刷模様の形成方法は、グラビア印刷機、スクリ
ーン印刷機、ロータリースクリーン印刷機等を用いて印
刷模様を形成するか又はバレープリント機を用いること
によりさらに複雑で立体的な模様を付与せしめることが
出来る。
ーン印刷機、ロータリースクリーン印刷機等を用いて印
刷模様を形成するか又はバレープリント機を用いること
によりさらに複雑で立体的な模様を付与せしめることが
出来る。
又上記表面処理剤の加工方法は、グラビア法,ロールコ
ーター法、ナイフコーター法等の一般的な表面処理剤の
加工方法が用いられる。
ーター法、ナイフコーター法等の一般的な表面処理剤の
加工方法が用いられる。
次に前記中間層としての樹脂層を形成した上記シート材
料は、その形成後に空孔部を穿設する。その方法として
は、具体的にはクリアランスを有する細い多数の金属針
を付設した平板又は多数の金属針を付設した針ロールで
該シート材面より刺通す方法等が挙げられる。
料は、その形成後に空孔部を穿設する。その方法として
は、具体的にはクリアランスを有する細い多数の金属針
を付設した平板又は多数の金属針を付設した針ロールで
該シート材面より刺通す方法等が挙げられる。
該空孔部を施すのは、外気雰囲気内の悪臭並びに湿気が
上記シート材料に含有されている前記粘土鉱物との接触
面積及び接触度合が大となり、前記の吸臭性並びに吸湿
の効果が更に増大するからである。尚、第1の発明にお
いて多数の微細な空孔部を形成し、吸臭効果を増大する
こともできる。また、該空孔部は該樹脂層を貫通しても
よい。
上記シート材料に含有されている前記粘土鉱物との接触
面積及び接触度合が大となり、前記の吸臭性並びに吸湿
の効果が更に増大するからである。尚、第1の発明にお
いて多数の微細な空孔部を形成し、吸臭効果を増大する
こともできる。また、該空孔部は該樹脂層を貫通しても
よい。
次いで本発明の前記樹脂層に使用する塩化ビニル樹脂と
しては、塩化ビニル樹脂のホモポリマー以外に、塩化ビ
ニルと酢酸ビニル等との共重合体、塩化ビニルとエチレ
ン−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル各種モノマーとの
グラフト共重合体を含み、さらにこれ等共重合体と塩化
ビニルホモポリマーとの混合物および塩化ビニルホモポ
リマーと他の熱可塑性樹脂との混合物も用いることがで
きる。またこれらのホモポリマーは懸濁重合,乳化重合
等何れの重合法のものも使用できる。
しては、塩化ビニル樹脂のホモポリマー以外に、塩化ビ
ニルと酢酸ビニル等との共重合体、塩化ビニルとエチレ
ン−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル各種モノマーとの
グラフト共重合体を含み、さらにこれ等共重合体と塩化
ビニルホモポリマーとの混合物および塩化ビニルホモポ
リマーと他の熱可塑性樹脂との混合物も用いることがで
きる。またこれらのホモポリマーは懸濁重合,乳化重合
等何れの重合法のものも使用できる。
また、本発明の塩化ビニル樹脂には、一般に使用するDO
P、DHP、DIDP、塩化パラフィン等の可塑剤、充填剤の
他、着色剤、安定剤、滑剤、ケレーター等を使用する。
また、該樹脂層は着色、不着色何れのものも使用できる
が、特に透明層として用いる場合にはその使用素材の種
類、添加量を選択して使用すれば良い。
P、DHP、DIDP、塩化パラフィン等の可塑剤、充填剤の
他、着色剤、安定剤、滑剤、ケレーター等を使用する。
また、該樹脂層は着色、不着色何れのものも使用できる
が、特に透明層として用いる場合にはその使用素材の種
類、添加量を選択して使用すれば良い。
また、上記印刷塗料並びに中間樹脂層に使用する樹脂と
しては、塩化ビニル系樹脂、ウレタン系樹脂、ポリアミ
ド系樹脂等の単独若しくは共重合体又はこれらの混合物
を水性及び溶剤系塗料の形態として使用する。
しては、塩化ビニル系樹脂、ウレタン系樹脂、ポリアミ
ド系樹脂等の単独若しくは共重合体又はこれらの混合物
を水性及び溶剤系塗料の形態として使用する。
以上の如く第1の発明および第2の発明は塩化ビニル樹
脂層又は中間層に吸臭性に優れた粘土鉱物を混合するこ
とによって、吸臭性に優れたシート材料を得ることがで
き、これを室内又は自動車等の内装材として使用した場
合に、何等特別な浄化装置等を取付けることなく該内装
材中の粘土鉱物が室内の悪臭を吸臭し、室内の空気を浄
化できるという著効がある。
脂層又は中間層に吸臭性に優れた粘土鉱物を混合するこ
とによって、吸臭性に優れたシート材料を得ることがで
き、これを室内又は自動車等の内装材として使用した場
合に、何等特別な浄化装置等を取付けることなく該内装
材中の粘土鉱物が室内の悪臭を吸臭し、室内の空気を浄
化できるという著効がある。
しかも第1の発明および第2の発明は何れも内装材とし
ての装飾性を有するほか引張等の物理的性能をも併有し
ているため内装材としても優れた性能を有するものであ
る。
ての装飾性を有するほか引張等の物理的性能をも併有し
ているため内装材としても優れた性能を有するものであ
る。
また、第3の発明のように本発明の吸臭性に優れたシー
ト材料の製造方法は吸臭性能を有する粘土鉱物を配合す
るほかは、従来の合成樹脂製シート状物又は内装材の製
造法に準じて連続的に簡単に製造することができるた
め、コストも低廉ならしめることができるという効果が
ある。
ト材料の製造方法は吸臭性能を有する粘土鉱物を配合す
るほかは、従来の合成樹脂製シート状物又は内装材の製
造法に準じて連続的に簡単に製造することができるた
め、コストも低廉ならしめることができるという効果が
ある。
図面は第1の発明および第2の発明の夫々一実施例を示
したものであって、つぎに図面並びに下記実施例によっ
て本発明を具体的に説明する。
したものであって、つぎに図面並びに下記実施例によっ
て本発明を具体的に説明する。
第1図は、第1の発明の一実施例を示したものである
が、シート材料1は、シート状基材2表面に塩化ビニル
樹脂層3が積層されたものからなり、該塩化ビニル樹脂
層3中には繊維状の粘土鉱物4が均一に分散されたもの
である。
が、シート材料1は、シート状基材2表面に塩化ビニル
樹脂層3が積層されたものからなり、該塩化ビニル樹脂
層3中には繊維状の粘土鉱物4が均一に分散されたもの
である。
前記塩化ビニル樹脂層3は適宜着色又は無着色とし、そ
の表面に常法に従ってエンボス加工又は印刷加工がされ
たもので、内装材として使用するには基材2を室内壁面
又は自動車のボデイ側にし、接着材等で貼付する。
の表面に常法に従ってエンボス加工又は印刷加工がされ
たもので、内装材として使用するには基材2を室内壁面
又は自動車のボデイ側にし、接着材等で貼付する。
室内における臭気成分は、塩化ビニル樹脂層3に分散さ
れている粘土鉱物4によって吸臭され、従って室内の空
気を浄化することができる。
れている粘土鉱物4によって吸臭され、従って室内の空
気を浄化することができる。
第2図は上記第1図のシート材料に空孔部を設けたもの
であるが(第2図中第1図と同一符号は同一部材を示
す)、シート材料5は塩化ビニル樹脂層3に空孔部6を
有しており、シート状基材2に該塩化ビニル樹脂層3が
積層されている。尚、該空孔部6は理解を容易ならしめ
るため拡大されており、また空孔部6の数も少ないが、
現実には微細な空孔を多数形成するものである。従って
空孔部6の形成によって、塩化ビニル樹脂層3表面の装
飾性が損なわれるおそれはない。
であるが(第2図中第1図と同一符号は同一部材を示
す)、シート材料5は塩化ビニル樹脂層3に空孔部6を
有しており、シート状基材2に該塩化ビニル樹脂層3が
積層されている。尚、該空孔部6は理解を容易ならしめ
るため拡大されており、また空孔部6の数も少ないが、
現実には微細な空孔を多数形成するものである。従って
空孔部6の形成によって、塩化ビニル樹脂層3表面の装
飾性が損なわれるおそれはない。
前記の如く多数の微細な空孔部6を形成することによっ
て、室内の臭気は塩化ビニル樹脂層3表面の粘土鉱物4
によって吸臭されるばかりでなく、塩化ビニル樹脂層3
の空孔部6に接する粘土鉱物によって吸臭され、浄化効
果を一層高めることができる。
て、室内の臭気は塩化ビニル樹脂層3表面の粘土鉱物4
によって吸臭されるばかりでなく、塩化ビニル樹脂層3
の空孔部6に接する粘土鉱物によって吸臭され、浄化効
果を一層高めることができる。
さらに、第3図は第2の発明の一実施例を示したもので
あるが(第3図中第1図及び第2図と同一符号は同一部
材である)シート材料7はシート状基材2と、粘土鉱物
4を含有している塩化ビニル樹脂層3との間に、熱可塑
性樹脂中間層8が積層されている。該熱可塑性樹脂中間
層8には粘土鉱物9が均一に分散されており、塩化ビニ
ル樹脂層3を貫通して中間層の熱可塑性樹脂層8に達す
る空孔部6が形成されている。
あるが(第3図中第1図及び第2図と同一符号は同一部
材である)シート材料7はシート状基材2と、粘土鉱物
4を含有している塩化ビニル樹脂層3との間に、熱可塑
性樹脂中間層8が積層されている。該熱可塑性樹脂中間
層8には粘土鉱物9が均一に分散されており、塩化ビニ
ル樹脂層3を貫通して中間層の熱可塑性樹脂層8に達す
る空孔部6が形成されている。
該中間層の熱可塑性樹脂層8を設けることによりシート
状基材2と塩化ビニル樹脂層3との接合を更に強固にす
ることができると共に、該熱可塑性樹脂中間層8中の粘
土鉱物9が吸臭性を発揮し、さらに吸臭効果を高めるこ
とができる。
状基材2と塩化ビニル樹脂層3との接合を更に強固にす
ることができると共に、該熱可塑性樹脂中間層8中の粘
土鉱物9が吸臭性を発揮し、さらに吸臭効果を高めるこ
とができる。
第4図は第1図のシート材料1にエンボス模様を施した
ものの要部拡大断面図を示したものであるが、塩化ビニ
ル樹脂層3表面のエンボス模様10によって、塩化ビニル
樹脂層3の表面積が拡大され、従って外気雰囲気との表
面接触面積が拡大し、吸臭効果を高めることができる。
尚、第4図は第1の発明の例示であるが、第2の発明で
も同様であり、特に第2の発明では、前記表面積拡大効
果と、空孔部6の効果との相乗効果によって、さらに一
段と吸臭効果を高めることができる。
ものの要部拡大断面図を示したものであるが、塩化ビニ
ル樹脂層3表面のエンボス模様10によって、塩化ビニル
樹脂層3の表面積が拡大され、従って外気雰囲気との表
面接触面積が拡大し、吸臭効果を高めることができる。
尚、第4図は第1の発明の例示であるが、第2の発明で
も同様であり、特に第2の発明では、前記表面積拡大効
果と、空孔部6の効果との相乗効果によって、さらに一
段と吸臭効果を高めることができる。
実施例1 壁紙裏打用難燃紙を基材とし、これに下記配合の前記粘
土鉱物を混入した軟質塩化ビニル樹脂組成物を、約150
℃のミキシングロールで混練し、続いてこれを約160℃
のカレンダーロールを用い、約0.2mm厚のベージュ色の
着色樹脂層に形成した後、続いて該層表面を遠赤外線ヒ
ーターを用いてその表面を加熱し、凹凸段差が大で、目
のこんだ布目調の柄模様を有するエンボスロールを用い
てエンボス模様を施して吸臭性のシート材料を得た。
土鉱物を混入した軟質塩化ビニル樹脂組成物を、約150
℃のミキシングロールで混練し、続いてこれを約160℃
のカレンダーロールを用い、約0.2mm厚のベージュ色の
着色樹脂層に形成した後、続いて該層表面を遠赤外線ヒ
ーターを用いてその表面を加熱し、凹凸段差が大で、目
のこんだ布目調の柄模様を有するエンボスロールを用い
てエンボス模様を施して吸臭性のシート材料を得た。
得られた吸臭性シート材料は、柔軟な風合と良好な施工
性を有する壁材装飾内装材として有用なものであり、ま
た得られた製品は、下記吸臭性テスト、吸湿性テストに
示すように、吸臭、防露並びに吸防湿性に優れた機能効
果を発揮することが確認できた。
性を有する壁材装飾内装材として有用なものであり、ま
た得られた製品は、下記吸臭性テスト、吸湿性テストに
示すように、吸臭、防露並びに吸防湿性に優れた機能効
果を発揮することが確認できた。
塩化ビニル樹脂(=1100) 100重量部 粘土鉱物 30 〃 DOP 50 〃 塩化パラフィン 15 〃 Ca−Zn系複合安定剤 2.5 〃 ケレーター 1 〃 チタン白顔料 15 〃 ベンジジンエロー 2 〃 炭酸カルシウム 20 〃 三酸化アンチモン 5 〃 比較例1 実施例1の樹脂層樹脂配合組成より粘土鉱物素材のみを
除いた配合組成物を用いて実施例1と同一の素材、加工
方法でシート材料を得た。得られた製品は風合及び施工
性の点については実施例1の製品と同様であったが、上
記本発明の目的とする諸機能効果を有さないものであっ
た。
除いた配合組成物を用いて実施例1と同一の素材、加工
方法でシート材料を得た。得られた製品は風合及び施工
性の点については実施例1の製品と同様であったが、上
記本発明の目的とする諸機能効果を有さないものであっ
た。
実施例2 実施例1で用いた壁紙裏打用難燃紙に実施例1と同一の
粘土鉱物を混入した樹脂層配合組成物を用い、実施例1
と全く同一の方法で同一構成のシート材料とし、次いで
その表面より多数の細い金属針を有する平板を用いて空
孔を付設して吸臭材料を得た。得られた製品は風合、施
工性に実施例1と同様の内装材として適合性を有し、ま
た下記吸臭性テスト、吸湿性テストに示すように、実施
例1より更に優れた効果を有するものであった。
粘土鉱物を混入した樹脂層配合組成物を用い、実施例1
と全く同一の方法で同一構成のシート材料とし、次いで
その表面より多数の細い金属針を有する平板を用いて空
孔を付設して吸臭材料を得た。得られた製品は風合、施
工性に実施例1と同様の内装材として適合性を有し、ま
た下記吸臭性テスト、吸湿性テストに示すように、実施
例1より更に優れた効果を有するものであった。
比較例2 実施例2の基材並びに樹脂層配合組成に粘土鉱物を含有
しないものを用い実施例2と全く同一の方法で同一構成
のシート材料を得た。得られた製品は比較例1と同様に
本発明の目的とする諸機能効果を有さないものであっ
た。
しないものを用い実施例2と全く同一の方法で同一構成
のシート材料を得た。得られた製品は比較例1と同様に
本発明の目的とする諸機能効果を有さないものであっ
た。
実施例3 実施例1と同一の基材上に同一の配合組成物並びに加工
方法により同一の樹脂層を形成し、その樹脂層表面に下
記配合組成を有する粘土鉱物を混入した表面処理剤塗料
をグラビアロールを用いて全面に施し表面処理層を形成
後、下記配合組成を有する粘土鉱物を含有する印刷塗料
を用い、グラビア印刷機で小花柄のプリント模様を施
し、次いで凹凸形状の激しいスウェード調柄の絞ロール
を用いてエンボス加工を施しシート材料を製造した後、
実施例2と同一の方法により該シート材料表面より空孔
を付設して製品を得た。得られた製品は実施例2より更
に意匠性に富んだものとなり、また下記吸臭性テスト、
吸湿性テストに示すように、実施例2と同様の優れた諸
機能効果を有するものであった。
方法により同一の樹脂層を形成し、その樹脂層表面に下
記配合組成を有する粘土鉱物を混入した表面処理剤塗料
をグラビアロールを用いて全面に施し表面処理層を形成
後、下記配合組成を有する粘土鉱物を含有する印刷塗料
を用い、グラビア印刷機で小花柄のプリント模様を施
し、次いで凹凸形状の激しいスウェード調柄の絞ロール
を用いてエンボス加工を施しシート材料を製造した後、
実施例2と同一の方法により該シート材料表面より空孔
を付設して製品を得た。得られた製品は実施例2より更
に意匠性に富んだものとなり、また下記吸臭性テスト、
吸湿性テストに示すように、実施例2と同様の優れた諸
機能効果を有するものであった。
(1)〔表面処理用塗装配合組成〕 水性型アクリル系表面処理剤塗料 (樹脂固形分13重量%) 100重量部 粘土鉱物 13 〃 (2)〔印刷塗料用配合組成〕 溶剤型アクリル系印刷用塗料 (樹脂固形分15重量%) 100重量部 粘土鉱物 15 〃 チタン白顔料 12 〃 ウオッチングレッド顔料 2 〃 実施例4 実施例1に用いた基材上に中間樹脂層として下記配合組
成の粘土鉱物を混入した水性樹脂塗料組成物をロータリ
ースクリーンを用いて乾燥後の被膜付量として30g/m2と
なるようにコーティングした。
成の粘土鉱物を混入した水性樹脂塗料組成物をロータリ
ースクリーンを用いて乾燥後の被膜付量として30g/m2と
なるようにコーティングした。
[中間樹脂塗料組成] 水性アクリル系樹脂塗料 (固形樹脂分13重量%) 100重量部 粘土鉱物 13 〃 続いて熱風乾燥炉を用いて130℃の温度で2分間乾燥し
て中間樹脂層を形成した。
て中間樹脂層を形成した。
次に、実施例2に用いた、実施例1と同一の粘土鉱物を
混入した樹脂層樹脂配合組成物を実施例2と全く同一に
加工してシート材料とした後これに実施例2と同様にし
て空孔を付設して製品を得た。得られた製品は実施例2
と同様に風合、施工性が良好であるとともに、下記吸臭
性テスト、吸湿性テストに示すように、実施例2より更
に優れた諸作用効果を有するものであった。
混入した樹脂層樹脂配合組成物を実施例2と全く同一に
加工してシート材料とした後これに実施例2と同様にし
て空孔を付設して製品を得た。得られた製品は実施例2
と同様に風合、施工性が良好であるとともに、下記吸臭
性テスト、吸湿性テストに示すように、実施例2より更
に優れた諸作用効果を有するものであった。
〔1〕〔吸臭性テスト〕 (1)(テスト方法1)対タバコ煙中アンモニアガス 天井部分を被験材とし、他の5つの面をアクリル板で囲
った内容積91リットル(450mm×450mm×450mm)、室温2
4℃のボックスを用い、該ボックス内に市販のフィルタ
ー付紙巻タバコ(葉の部分の長さ30mm)を入れ、これに
着火し、該タバコの火が消えた後、30分、60分及び90分
後の該ボックス内のアンモニアの濃度を検知管で測定し
た。又測定後、上記ボックスの前面を開いて、煙の状態
を目視し、同時にその臭いの程度を官能評価して、タバ
コ煙に対する評価を得た。
った内容積91リットル(450mm×450mm×450mm)、室温2
4℃のボックスを用い、該ボックス内に市販のフィルタ
ー付紙巻タバコ(葉の部分の長さ30mm)を入れ、これに
着火し、該タバコの火が消えた後、30分、60分及び90分
後の該ボックス内のアンモニアの濃度を検知管で測定し
た。又測定後、上記ボックスの前面を開いて、煙の状態
を目視し、同時にその臭いの程度を官能評価して、タバ
コ煙に対する評価を得た。
(尚一本のタバコ煙中のアンモニア含有量は80ppmであ
る) (2)(テスト方法2)対高濃度アンモニアガス 上記(テスト方法1)と同一のボックスを用い室温24℃
の該ボックス内に5.6%濃度のアンモニア水溶液1.0ミリ
リットルを滴下し、30分後、60分後及び90分後の該ボッ
クス内のアンモニア濃度を上記(テスト方法1)と同様
に測定し、高濃度アンモニアガスに対する評価を得た。
る) (2)(テスト方法2)対高濃度アンモニアガス 上記(テスト方法1)と同一のボックスを用い室温24℃
の該ボックス内に5.6%濃度のアンモニア水溶液1.0ミリ
リットルを滴下し、30分後、60分後及び90分後の該ボッ
クス内のアンモニア濃度を上記(テスト方法1)と同様
に測定し、高濃度アンモニアガスに対する評価を得た。
〔2〕〔吸湿性テスト〕 (テスト方法) JASS 23M−102のテスト方法に準拠し、被験材を(150mm
×150mm)の大きさに裁断し、これと同一寸法に裁断し
たアクリル樹脂板に酢酸ビニル樹脂系接着剤を用いて前
記被験材と接合した後、デシケーター中で24時間乾燥
し、乾燥後の該接合材の重量を測定し、続いて直ちに温
度50℃、湿度98%に調整した恒温恒湿槽内に6時間放置
した後、該接合材の重量を測定し、その放置前後の重量
を求め、次式を用いて吸湿性の値を算出した。吸湿性
は、値が大きい程吸湿性能に優れていることを示す。
×150mm)の大きさに裁断し、これと同一寸法に裁断し
たアクリル樹脂板に酢酸ビニル樹脂系接着剤を用いて前
記被験材と接合した後、デシケーター中で24時間乾燥
し、乾燥後の該接合材の重量を測定し、続いて直ちに温
度50℃、湿度98%に調整した恒温恒湿槽内に6時間放置
した後、該接合材の重量を測定し、その放置前後の重量
を求め、次式を用いて吸湿性の値を算出した。吸湿性
は、値が大きい程吸湿性能に優れていることを示す。
(テスト結果)
第1図は第1の発明の一実施例の断面図、第2図は第1
図のシート材料に空孔部を設けたものの断面図、第3図
は第2の発明の一実施例の断面図、第4図は第1図の実
施例をエンボス加工したものの要部拡大断面図である。 1,5,7……シート材料、2……シート状基材、3……塩
化ビニル樹脂層、4,9……粘土鉱物、6……空孔部、8
……熱可塑性樹脂中間層。
図のシート材料に空孔部を設けたものの断面図、第3図
は第2の発明の一実施例の断面図、第4図は第1図の実
施例をエンボス加工したものの要部拡大断面図である。 1,5,7……シート材料、2……シート状基材、3……塩
化ビニル樹脂層、4,9……粘土鉱物、6……空孔部、8
……熱可塑性樹脂中間層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉浦 正治 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1 株式会社豊田中央研究所内 (72)発明者 堀井 満正 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1 株式会社豊田中央研究所内 (72)発明者 秋本 正治 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 木下 篤則 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内
Claims (9)
- 【請求項1】シート状基材表面に、含水珪酸マグネシウ
ム質粘土鉱物を含有している塩化ビニル樹脂層が積層さ
れている吸臭性に優れたシート材料。 - 【請求項2】含水珪酸マグネシウム質粘土鉱物は、セピ
オライト、パリゴルスカイト、シロタイル又はラフリナ
イトである特許請求の範囲第1項記載の吸臭性に優れた
シート材料。 - 【請求項3】シート材料は、その少なくとも塩化ビニル
樹脂層表面に、表面積拡大手段が施されている特許請求
の範囲第1項記載の吸臭性に優れたシート材料。 - 【請求項4】シート材料は、少なくとも塩化ビニル樹脂
層に厚さ方向に形成された多数の微細な空孔部を有して
いる特許請求の範囲第1項記載の吸臭性に優れたシート
材料。 - 【請求項5】シート状基材と、含水珪酸マグネシウム質
粘土鉱物を含有している塩化ビニル樹脂層との間に含水
珪酸マグネシウム質粘土鉱物を含有している熱可塑性樹
脂中間層が形成されているシート材料であって、該シー
ト材料の少なくとも塩化ビニル樹脂層に厚さ方向に形成
された多数の微細な空孔部を有してなる吸臭性に優れた
シート材料。 - 【請求項6】含水珪酸マグネシウム質粘土鉱物は、セピ
オライト、パリゴルスカイト、シロタイル又はラフリナ
イトである特許請求の範囲第5項記載の吸臭性に優れた
シート材料。 - 【請求項7】シート材料は、その少なくとも塩化ビニル
樹脂層表面に、表面積拡大手段が施されている特許請求
の範囲第5項記載の吸臭性に優れたシート材料。 - 【請求項8】塩化ビニル樹脂に、可塑剤、充填剤及び含
水珪酸マグネシウム質粘土鉱物を混合し、該塩化ビニル
樹脂の融点以上に加熱し混練してシート基材被覆用樹脂
とする被覆用樹脂調整工程と、前記被覆用樹脂調整工程
で得られた被覆用樹脂をシート状基材表面に積層する積
層工程とからなる吸臭性に優れたシート材料の製造法。 - 【請求項9】含水珪酸マグネシウム質粘土鉱物は、セピ
オライト、パリゴルスカイト、シロタイル又はラフリナ
イトである特許請求の範囲第8項記載の吸臭性に優れた
シート材料の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61127079A JPH07112728B2 (ja) | 1986-05-31 | 1986-05-31 | シ−ト材料及びその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61127079A JPH07112728B2 (ja) | 1986-05-31 | 1986-05-31 | シ−ト材料及びその製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62282927A JPS62282927A (ja) | 1987-12-08 |
| JPH07112728B2 true JPH07112728B2 (ja) | 1995-12-06 |
Family
ID=14951053
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61127079A Expired - Lifetime JPH07112728B2 (ja) | 1986-05-31 | 1986-05-31 | シ−ト材料及びその製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07112728B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2651613B2 (ja) * | 1988-11-24 | 1997-09-10 | 株式会社豊田中央研究所 | 車両用表皮材 |
-
1986
- 1986-05-31 JP JP61127079A patent/JPH07112728B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62282927A (ja) | 1987-12-08 |
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