JPH0723463B2 - 摩擦材 - Google Patents
摩擦材Info
- Publication number
- JPH0723463B2 JPH0723463B2 JP16096390A JP16096390A JPH0723463B2 JP H0723463 B2 JPH0723463 B2 JP H0723463B2 JP 16096390 A JP16096390 A JP 16096390A JP 16096390 A JP16096390 A JP 16096390A JP H0723463 B2 JPH0723463 B2 JP H0723463B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fibers
- friction material
- phenol
- phenylphenol
- material according
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Braking Arrangements (AREA)
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この発明は摩擦材に関し、特に耐フェード性に優れた自
動車用ブレーキパッドに好適な摩擦材に関する。
動車用ブレーキパッドに好適な摩擦材に関する。
《従来の技術》 従来より、自動車用ブレーキパッドには、金属繊維,ガ
ラス繊維,セラミック繊維等を基材とし、この基材に充
填剤および結合剤を混合した摩擦材が用いられており、
結合剤にはフェノール樹脂が使用されている。
ラス繊維,セラミック繊維等を基材とし、この基材に充
填剤および結合剤を混合した摩擦材が用いられており、
結合剤にはフェノール樹脂が使用されている。
《発明が解決しようとする課題》 しかしながら、上記の如き従来の摩擦材にあっては、結
合剤としてフェノール樹脂を用いているので、耐熱性を
考慮する場合、ストレートないしはフェノール基間に反
応基を持たないベンゼン核を主体とする必要があり、こ
の場合架橋密度が高くマトリックスがしっかりしている
ため硬度が高くなり、耐フェード性が低下するという不
具合があった。
合剤としてフェノール樹脂を用いているので、耐熱性を
考慮する場合、ストレートないしはフェノール基間に反
応基を持たないベンゼン核を主体とする必要があり、こ
の場合架橋密度が高くマトリックスがしっかりしている
ため硬度が高くなり、耐フェード性が低下するという不
具合があった。
また、結合剤としてはカシュー,オイル,ゴム等の変性
樹脂を使用することもできるが、この場合柔軟性には優
れるものの耐熱性に劣るという不具合があった。
樹脂を使用することもできるが、この場合柔軟性には優
れるものの耐熱性に劣るという不具合があった。
一方、耐フェード性を向上するために、樹脂の配合量を
減じ、充填剤の合量を増やすことも考えられるが、この
方法ではブレーキパッドの摩耗増を招来するとともに、
ブレーキ効き安定性が低下したり、ノイズが発生すると
いう不具合あった。
減じ、充填剤の合量を増やすことも考えられるが、この
方法ではブレーキパッドの摩耗増を招来するとともに、
ブレーキ効き安定性が低下したり、ノイズが発生すると
いう不具合あった。
この発明は、上記の如き従来の課題に鑑みてなされたも
ので、その目的とするところは、結合剤として耐熱性に
優れたp−フェニルフェノールとフェノールの共重合体
樹脂を使用し、耐熱性および耐フェード性に優れた摩擦
材を提供することにある。
ので、その目的とするところは、結合剤として耐熱性に
優れたp−フェニルフェノールとフェノールの共重合体
樹脂を使用し、耐熱性および耐フェード性に優れた摩擦
材を提供することにある。
《課題を解決するための手段》 この発明は、上記目的を達成するめに、耐熱性樹脂を結
合剤、補強繊維を基材とし、黒鉛,金,硫酸バリウム,
水酸化カルシウム等を充填剤としてなる摩擦材におい
て、前記耐熱性樹脂はp−フェニルフェノールとフェノ
ールの共重合体樹脂であることを特徴とする。
合剤、補強繊維を基材とし、黒鉛,金,硫酸バリウム,
水酸化カルシウム等を充填剤としてなる摩擦材におい
て、前記耐熱性樹脂はp−フェニルフェノールとフェノ
ールの共重合体樹脂であることを特徴とする。
《作用》 この発明では、結合剤として耐熱性に優れたp−フェニ
ルフェノール樹脂を使うので、高温,高負荷時の摩擦係
数が安定する。
ルフェノール樹脂を使うので、高温,高負荷時の摩擦係
数が安定する。
《実施例》 以下にこの発明の実施例を示すが、これは例示であり、
これによっ本発明は何等限定されるものではない。
これによっ本発明は何等限定されるものではない。
まず、結合剤であるp−フェニルフェノールとフェノー
ルの共重合体樹脂は、p−フェニルフェノールとフェノ
ールをモル比1対1で、アルカリ触媒であるアンモニア
を用い、ホルムアルデヒドと共重合反応し縮合すること
で得られる。
ルの共重合体樹脂は、p−フェニルフェノールとフェノ
ールをモル比1対1で、アルカリ触媒であるアンモニア
を用い、ホルムアルデヒドと共重合反応し縮合すること
で得られる。
次に、この樹脂を結合剤とし、基材のスチール繊維およ
び黒鉛その他の充填剤を次表に示す体積比(%)に従っ
配合し、これを均一に混練する。
び黒鉛その他の充填剤を次表に示す体積比(%)に従っ
配合し、これを均一に混練する。
次に、上記複合材料を金型に充填し、温度150℃,圧力5
00Kg/cm2で圧縮成形する。
00Kg/cm2で圧縮成形する。
できた成形品を200℃で4時間、所定条件によりアフタ
ーケアを施した。
ーケアを施した。
第1図は、上記の如くして得られ摩擦材と従来例の摩擦
材を自動車用ブレーキパッドに使用した場合のフェード
試験の比較図で、Aは本実施例によって得られた摩擦
材、Bは従来例の摩擦材の制動回数に対する摩擦係数を
示している。
材を自動車用ブレーキパッドに使用した場合のフェード
試験の比較図で、Aは本実施例によって得られた摩擦
材、Bは従来例の摩擦材の制動回数に対する摩擦係数を
示している。
同図に示す如く、本実施例では耐熱性に優れたp−フェ
ニルフェノールとフェノールの共重合樹脂を結合剤とし
て用いているので、従来の如く一般のフェノール樹脂の
みを結合剤として用いた場合に比して摩擦係数が高く、
安定した、耐フェード性に優れた自動車用ブレーキパッ
ドが得られることが判る。
ニルフェノールとフェノールの共重合樹脂を結合剤とし
て用いているので、従来の如く一般のフェノール樹脂の
みを結合剤として用いた場合に比して摩擦係数が高く、
安定した、耐フェード性に優れた自動車用ブレーキパッ
ドが得られることが判る。
なお、本実施例ではp−フェニルフェノールとフェノー
ルの共重合体樹脂はアルカルを触媒として合成されてい
るが、酸を触媒として合成することもできる。
ルの共重合体樹脂はアルカルを触媒として合成されてい
るが、酸を触媒として合成することもできる。
また、補強繊維としてはスチール繊維のほか、アルミ繊
維,銅繊維,黄銅繊維,亜鉛繊維,ニッケル繊維,クロ
ム繊維等の金属繊維を用いることもできる。
維,銅繊維,黄銅繊維,亜鉛繊維,ニッケル繊維,クロ
ム繊維等の金属繊維を用いることもできる。
また、ガラス繊維,セラミック繊維等の無機繊維を補強
繊維として使用することもできる。
繊維として使用することもできる。
さらに、アラミッド繊維,アクリル繊維等の有機繊維を
補強繊維として使用することもできる。
補強繊維として使用することもできる。
《発明の効果》 本発明に係る摩擦材は、上記の如く、耐熱性樹脂を結合
剤、補強繊維を基材として、黒鉛,金属粉,硫酸バリウ
ム,水酸カルシウム等を充填剤としてなる摩擦材におい
て、前記耐熱性樹脂はp−フェニルフェノールとフェノ
ールの共重合体樹脂であるので、耐熱性および耐フェー
ド性に優れた摩擦材を得ることができることになる。
剤、補強繊維を基材として、黒鉛,金属粉,硫酸バリウ
ム,水酸カルシウム等を充填剤としてなる摩擦材におい
て、前記耐熱性樹脂はp−フェニルフェノールとフェノ
ールの共重合体樹脂であるので、耐熱性および耐フェー
ド性に優れた摩擦材を得ることができることになる。
第1図は本実施例によって得られた摩擦材と従来例にお
ける摩擦材の制動回数に対する摩擦係数の説明図であ
る。 A……本実施例によって得られた摩擦材の摩擦係数特性
図 B……従来例における摩擦材の摩擦係数特性図
ける摩擦材の制動回数に対する摩擦係数の説明図であ
る。 A……本実施例によって得られた摩擦材の摩擦係数特性
図 B……従来例における摩擦材の摩擦係数特性図
Claims (6)
- 【請求項1】耐熱性樹脂を結合剤、補強繊維を基材とし
て、黒鉛,金属粉,硫酸バリウム,水酸化カルシウム等
を充填剤としてなる摩擦材において、前記耐熱性樹脂は
p−フェニルフェノールとフェノールの共重合体樹脂で
あることを特徴とする摩擦材。 - 【請求項2】p−フェニルフェノールとフェノールの共
重合体樹脂が酸を触媒として合成されることを特徴とす
る請求項1記載の摩擦材。 - 【請求項3】p−フェニルフェノールとフェノールの共
重合体樹脂がアルカリを触媒として合成されることを特
徴とする請求項1記載の摩擦材。 - 【請求項4】補強繊維がスチール繊維,アルミ繊維,銅
繊維,黄銅繊維,亜鉛繊維,ニッケル繊維,クロム繊維
等の金属繊維であることを特徴とする請求項1記載の摩
擦材。 - 【請求項5】補強繊維がガラス繊維,セラミック繊維等
の無機繊維であることを特徴とする請求項1記載の摩擦
材。 - 【請求項6】補強繊維がアラミッド繊維,アクリル繊維
等の有機繊維であることを特徴とする請求項1記載の摩
擦材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16096390A JPH0723463B2 (ja) | 1990-06-19 | 1990-06-19 | 摩擦材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16096390A JPH0723463B2 (ja) | 1990-06-19 | 1990-06-19 | 摩擦材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0450284A JPH0450284A (ja) | 1992-02-19 |
| JPH0723463B2 true JPH0723463B2 (ja) | 1995-03-15 |
Family
ID=15725965
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16096390A Expired - Lifetime JPH0723463B2 (ja) | 1990-06-19 | 1990-06-19 | 摩擦材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0723463B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106763366A (zh) * | 2017-01-13 | 2017-05-31 | 安徽丰汇车业配件有限公司 | 一种品质稳定的刹车片摩擦块 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113215823A (zh) * | 2021-05-17 | 2021-08-06 | 浙江科特汽配有限公司 | 一种适用于离合器面片芳纶包芯线合股线及其制备方法 |
-
1990
- 1990-06-19 JP JP16096390A patent/JPH0723463B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106763366A (zh) * | 2017-01-13 | 2017-05-31 | 安徽丰汇车业配件有限公司 | 一种品质稳定的刹车片摩擦块 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0450284A (ja) | 1992-02-19 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7297728B2 (en) | Friction material | |
| EP0292997B1 (en) | Friction material | |
| US6413622B1 (en) | Non-asbestos friction materials | |
| JP3458976B2 (ja) | 摩擦材 | |
| JPH0723463B2 (ja) | 摩擦材 | |
| US6080230A (en) | Friction material composition | |
| JPH06346932A (ja) | 摩擦材 | |
| JP2601077B2 (ja) | 摩擦材 | |
| JPH0723464B2 (ja) | 摩擦材 | |
| JP2004316904A (ja) | ブレーキ摩擦材 | |
| JPH0741567A (ja) | 摩擦材 | |
| JP2879382B2 (ja) | 繊維成分を含まない摩擦材 | |
| JPH05320622A (ja) | 摩擦材 | |
| JP2887740B2 (ja) | 摩擦材組成物 | |
| JPH0723738B2 (ja) | 摩擦材およびその製造方法 | |
| JP3553629B2 (ja) | 摩擦材 | |
| JP3522776B2 (ja) | 摩擦材 | |
| GB2244061A (en) | Friction material for railway disc brake pads | |
| JPH05320373A (ja) | 摩擦材用樹脂組成物 | |
| JPS5925864A (ja) | セミメタリツク摩擦材 | |
| JPH11325140A (ja) | アルミニウム合金複合材製ローター用摩擦材 | |
| JP2000074112A (ja) | ディスクブレーキパッド | |
| JP3672047B2 (ja) | 非石綿系ディスクパッド | |
| JPH07197015A (ja) | 摩擦材組成物 | |
| WO1993004299A1 (en) | Improvements in or relating to friction materials for railways brakes |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 13 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080315 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 14 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090315 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100315 Year of fee payment: 15 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110315 Year of fee payment: 16 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110315 Year of fee payment: 16 |