JPH0732082B2 - 抵抗ペ−スト - Google Patents
抵抗ペ−ストInfo
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- JPH0732082B2 JPH0732082B2 JP60184444A JP18444485A JPH0732082B2 JP H0732082 B2 JPH0732082 B2 JP H0732082B2 JP 60184444 A JP60184444 A JP 60184444A JP 18444485 A JP18444485 A JP 18444485A JP H0732082 B2 JPH0732082 B2 JP H0732082B2
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Landscapes
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- Non-Adjustable Resistors (AREA)
- Conductive Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、酸化鉄−酸化ルテニウム−酸化鉛を主たる
電導成分とする抵抗ペーストに関するものである。
電導成分とする抵抗ペーストに関するものである。
(従来の技術) 金属酸化物を電導成分とする抵抗ペーストとしては、た
とえばRuO2あるいはBi2Ru2O7などの酸化ルテニウム系の
ものがあることは知られている。
とえばRuO2あるいはBi2Ru2O7などの酸化ルテニウム系の
ものがあることは知られている。
たとえば、これらの成分を含む抵抗ペーストをアルミナ
などの絶縁基板の上にスクリーン印刷により塗布し、空
気中で焼付けることにより、半固定抵抗器の抵抗体とし
て用いられていた。
などの絶縁基板の上にスクリーン印刷により塗布し、空
気中で焼付けることにより、半固定抵抗器の抵抗体とし
て用いられていた。
しかしながら、この抵抗体上にスライダを摺動させる
と、上記した抵抗ペーストにより得られた抵抗ペースト
では、100回転程度で抵抗値が初期値にくらべて30〜50
%のもの変化を示すものであり、安定した特性が得られ
なかった。
と、上記した抵抗ペーストにより得られた抵抗ペースト
では、100回転程度で抵抗値が初期値にくらべて30〜50
%のもの変化を示すものであり、安定した特性が得られ
なかった。
また、高価なRuO2を主たる成分とするため、得られる抵
抗体の価格を引き上げる要因となっていた。
抗体の価格を引き上げる要因となっていた。
このような問題を解決するために、発明者等は未だ公知
になっていないが、酸化鉄−酸化ルテニウム−酸化鉛を
電導成分とする抵抗ペーストを見い出し、実用可能なも
のにすることができた。
になっていないが、酸化鉄−酸化ルテニウム−酸化鉛を
電導成分とする抵抗ペーストを見い出し、実用可能なも
のにすることができた。
この抵抗ペーストは、導電成分の金属酸化物粉末である
酸化鉄、酸化ルテニウムおよび酸化鉛をFe3O4、RuO2、P
b3O4にそれぞれ換算したとき、 Fe3O4:RuO2:Pb3O4=1:0.6〜3:0.2〜1のモル比からな
るものである。
酸化鉄、酸化ルテニウムおよび酸化鉛をFe3O4、RuO2、P
b3O4にそれぞれ換算したとき、 Fe3O4:RuO2:Pb3O4=1:0.6〜3:0.2〜1のモル比からな
るものである。
そして、この抵抗ペーストによれば、抵抗値の変化、特
に半固定抵抗器の抵抗体とした場合には、回転寿命特性
が大幅に向上し、スライダを100回程度回転させても、
初期値にくらべて僅か数%以内の抵抗値変化しか示さな
いものに改善することができた。
に半固定抵抗器の抵抗体とした場合には、回転寿命特性
が大幅に向上し、スライダを100回程度回転させても、
初期値にくらべて僅か数%以内の抵抗値変化しか示さな
いものに改善することができた。
(発明が解決しようとする問題) しかしながら、改善された電導成分を含む抵抗ペースト
では、得られる抵抗値の選択範囲がほぼ1KΩ/□〜2KΩ
/□のものに限られ、低抵抗側、詳しくは1KΩ/□以下
の抵抗値を有する抵抗体を得ることが困難であった。
では、得られる抵抗値の選択範囲がほぼ1KΩ/□〜2KΩ
/□のものに限られ、低抵抗側、詳しくは1KΩ/□以下
の抵抗値を有する抵抗体を得ることが困難であった。
(発明の目的) したがって、この発明は酸化鉄−酸化ルテニウム−酸化
鉛を主たる電導成分とする抵抗ペーストにおいて、安価
でかつ面積抵抗値の低い、具体的には1KΩ/□以下の値
を有する抵抗体を得るための抵抗ペーストを提供するこ
とを目的とする。
鉛を主たる電導成分とする抵抗ペーストにおいて、安価
でかつ面積抵抗値の低い、具体的には1KΩ/□以下の値
を有する抵抗体を得るための抵抗ペーストを提供するこ
とを目的とする。
(問題点を解決するための手段) すなわち、この発明の要旨とするところは、金属酸化物
粉末、ガラスフリット、および有機質ビヒクルよりなる
抵抗ペーストであって、 前記金属酸化物粉末は酸化鉄、酸化ルテニウム、酸化鉛
および酸化バナジウムからなるものである。
粉末、ガラスフリット、および有機質ビヒクルよりなる
抵抗ペーストであって、 前記金属酸化物粉末は酸化鉄、酸化ルテニウム、酸化鉛
および酸化バナジウムからなるものである。
この金属酸化物粉末のうち、酸化鉄、酸化ルテニウム、
および酸化鉛を第1の構成成分とし、酸化バナジウムを
第2の構成成分としたとき、 第1の構成成分について、酸化鉄をFe3O4に換算し、酸
化ルテニウムをRuO2に換算し、酸化鉛をPb3O4に換算し
たとき、各第1の構成成分は、 Fe3O4:RuO2:Pb3O4=1:1〜3:0.2〜1のモル比からな
り、 第2の構成成分について、酸化バナジウムをVとして換
算したとき、前記第1の構成成分の総量1モルに対して
0.5モル以下(ただし、0モルを含まず)含有するもの
からなる。
および酸化鉛を第1の構成成分とし、酸化バナジウムを
第2の構成成分としたとき、 第1の構成成分について、酸化鉄をFe3O4に換算し、酸
化ルテニウムをRuO2に換算し、酸化鉛をPb3O4に換算し
たとき、各第1の構成成分は、 Fe3O4:RuO2:Pb3O4=1:1〜3:0.2〜1のモル比からな
り、 第2の構成成分について、酸化バナジウムをVとして換
算したとき、前記第1の構成成分の総量1モルに対して
0.5モル以下(ただし、0モルを含まず)含有するもの
からなる。
またこの発明において、金属酸化物粉末はその第3の構
成成分として、酸化アンチモン、酸化チタンおよびチタ
ン酸ストロンチウム系半導体粉末のうちいずれか1種を
含有する。この場合において、酸化アンチモンはSb2O3
に換算したとき、上記第1の構成成分の総量1モルに対
して0.05モル以下(ただし、0モルを含まず)含有され
る。また酸化チタンはTiOに換算したとき、上記第1の
構成成分の総量1モルに対して0.07モル以下(ただし、
0モルを含まず)含有される。さらにチタン酸ストロン
チウム系半導体粉末は上記第1の構成成分の総量100重
量部に対して30重量部以下(ただし、0重量部を含ま
ず)含有される。
成成分として、酸化アンチモン、酸化チタンおよびチタ
ン酸ストロンチウム系半導体粉末のうちいずれか1種を
含有する。この場合において、酸化アンチモンはSb2O3
に換算したとき、上記第1の構成成分の総量1モルに対
して0.05モル以下(ただし、0モルを含まず)含有され
る。また酸化チタンはTiOに換算したとき、上記第1の
構成成分の総量1モルに対して0.07モル以下(ただし、
0モルを含まず)含有される。さらにチタン酸ストロン
チウム系半導体粉末は上記第1の構成成分の総量100重
量部に対して30重量部以下(ただし、0重量部を含ま
ず)含有される。
ここで、第1および第2の構成成分について、各酸化物
粉末を化学式で表現し、たとえば、酸化鉄について酸化
鉄をFe3O4の化学式に換算しているが、これは酸化鉄がF
e3O4のほか、Fe2O3、Fe2O4など種々の酸化物の状態で存
在するため、特定の酸化物に固定し、その成分の量を確
定できるようにしたものである。
粉末を化学式で表現し、たとえば、酸化鉄について酸化
鉄をFe3O4の化学式に換算しているが、これは酸化鉄がF
e3O4のほか、Fe2O3、Fe2O4など種々の酸化物の状態で存
在するため、特定の酸化物に固定し、その成分の量を確
定できるようにしたものである。
この場合、上記したモル比とするには、酸化鉄をFe3O4
の化学式に換算し、この分子量231.55を1モルとし、こ
のFe3O4の1モルに対し、RuO2(分子量133.068=1モ
ル)、Pb3O4(分子量685.556=1モル)をそれぞれ1〜
3:0.2〜1のモル比の割合になるように配合する。ま
た、第2の構成成分である酸化バナジウムについては、
V(分子量50.94=1モル)の化学式に換算し、第1の
構成成分であるFe3O4、RuO2、Pb3O4の総量(Fe3O4:Ru
O2:Pb3O4=1:1:1の場合、合計分子量の1052.174)を1
モルとし、これに0.5モル以下(ただし、0モルを含ま
ず)の割合で配合する。さらに、第3の構成成分である
酸化アンチモン、酸化チタンについては、それぞれSb2O
3(分子量291.50=1モル)、TiO(分子量63.9=1モ
ル)に換算し、第2の構成成分と同様に、第1の構成成
分であるFe3O4、RuO2、Pb3O4の総量(Fe3O4:RuO2:Pb3O
4=1:1:1の場合、合計分子量の1052.174)を1モルと
し、これにSb2O3の場合は0.05モル以下(ただし、0モ
ルを含まず)、TiOの場合0.07モル以下(ただし、0モ
ルを含まず)の割合で配合する。
の化学式に換算し、この分子量231.55を1モルとし、こ
のFe3O4の1モルに対し、RuO2(分子量133.068=1モ
ル)、Pb3O4(分子量685.556=1モル)をそれぞれ1〜
3:0.2〜1のモル比の割合になるように配合する。ま
た、第2の構成成分である酸化バナジウムについては、
V(分子量50.94=1モル)の化学式に換算し、第1の
構成成分であるFe3O4、RuO2、Pb3O4の総量(Fe3O4:Ru
O2:Pb3O4=1:1:1の場合、合計分子量の1052.174)を1
モルとし、これに0.5モル以下(ただし、0モルを含ま
ず)の割合で配合する。さらに、第3の構成成分である
酸化アンチモン、酸化チタンについては、それぞれSb2O
3(分子量291.50=1モル)、TiO(分子量63.9=1モ
ル)に換算し、第2の構成成分と同様に、第1の構成成
分であるFe3O4、RuO2、Pb3O4の総量(Fe3O4:RuO2:Pb3O
4=1:1:1の場合、合計分子量の1052.174)を1モルと
し、これにSb2O3の場合は0.05モル以下(ただし、0モ
ルを含まず)、TiOの場合0.07モル以下(ただし、0モ
ルを含まず)の割合で配合する。
上記した金属酸化物粉末を構成する各第1の構成成分、
第2の構成成分および第3の構成成分について、それぞ
れの存在量を規定したのは次のような理由による。
第2の構成成分および第3の構成成分について、それぞ
れの存在量を規定したのは次のような理由による。
つまり、第1の構成成分についてはFe3O4量を基準とし
ており、このFe3O4に対してRuO2の成分モル比率を1〜
3としたのは、1未満では抵抗が大きくなりすぎるから
であり、一方3を越えると電気的特性には問題のないも
のの、RuO2量が多くなり経済的なメリットがなくなり、
コストダウンに結びつかないからである。また、Pb3O4
についてその成分モル比率を0.2〜1としたのは、0.2未
満では電気的特性には問題のないものの、Pb3O4量が少
なくなる分RuO2量を増やさなければならず、その結果コ
ストアップになり、一方1を越えると抵抗値が大きくな
りすぎるからである。
ており、このFe3O4に対してRuO2の成分モル比率を1〜
3としたのは、1未満では抵抗が大きくなりすぎるから
であり、一方3を越えると電気的特性には問題のないも
のの、RuO2量が多くなり経済的なメリットがなくなり、
コストダウンに結びつかないからである。また、Pb3O4
についてその成分モル比率を0.2〜1としたのは、0.2未
満では電気的特性には問題のないものの、Pb3O4量が少
なくなる分RuO2量を増やさなければならず、その結果コ
ストアップになり、一方1を越えると抵抗値が大きくな
りすぎるからである。
次に第2の構成成分である酸化バナジウムをVとして換
算したとき、第1の構成成分の総量1モルに対して0.5
モル以下としたのは、この範囲で低い面積抵抗値のもの
が得られるが、0.5モルを越えると面積抵抗値が上昇す
るからである。
算したとき、第1の構成成分の総量1モルに対して0.5
モル以下としたのは、この範囲で低い面積抵抗値のもの
が得られるが、0.5モルを越えると面積抵抗値が上昇す
るからである。
さらに、第3の構成成分のうち、酸化アンチモンについ
てSb2O3に換算して第1の構成成分の総量1モルに対し
て0.05モル以下としたのは、0.05モルを越えると抵抗温
度係数が−500ppm/℃を越えるからである。また、酸化
チタン、チタン酸ストロンチウム系半導体粉末の各含有
量についてもこの酸化アンチモンの含有量を規定した理
由が当て嵌まる。なお、チタン酸ストロンチウム系半導
体粉末は、たとえばSrTiO3にY、Sb、Bi、Ta、W、ある
いは希土類元素を微量含有させたものを還元性雰囲気で
焼成して得られたものであり、その比抵抗が100〜10-1
Ω・cm程度のものが用いられる。
てSb2O3に換算して第1の構成成分の総量1モルに対し
て0.05モル以下としたのは、0.05モルを越えると抵抗温
度係数が−500ppm/℃を越えるからである。また、酸化
チタン、チタン酸ストロンチウム系半導体粉末の各含有
量についてもこの酸化アンチモンの含有量を規定した理
由が当て嵌まる。なお、チタン酸ストロンチウム系半導
体粉末は、たとえばSrTiO3にY、Sb、Bi、Ta、W、ある
いは希土類元素を微量含有させたものを還元性雰囲気で
焼成して得られたものであり、その比抵抗が100〜10-1
Ω・cm程度のものが用いられる。
また、金属酸化物粉末に対するガラスフリットの混合割
合は、金属酸化物粉末30〜70重量%に対しガラスフリッ
トは70〜30重量%の割合で配合される。ガラスフリット
量がこの範囲に限定されるのは、金属酸化物粉末が70重
量%を越え、ガラスフリット量が30重量%未満では耐湿
特性が劣化し、一方、金属酸化物粉末が30重量%未満
で、ガラスフリット量が70重量%を越えると、たとえば
可変抵抗体の抵抗体として用いた場合、回転寿命特性が
劣化するからである。ここで、ガラスフリットとして
は、たとえばホウケイ酸鉛系のものが用いられる。
合は、金属酸化物粉末30〜70重量%に対しガラスフリッ
トは70〜30重量%の割合で配合される。ガラスフリット
量がこの範囲に限定されるのは、金属酸化物粉末が70重
量%を越え、ガラスフリット量が30重量%未満では耐湿
特性が劣化し、一方、金属酸化物粉末が30重量%未満
で、ガラスフリット量が70重量%を越えると、たとえば
可変抵抗体の抵抗体として用いた場合、回転寿命特性が
劣化するからである。ここで、ガラスフリットとして
は、たとえばホウケイ酸鉛系のものが用いられる。
これらの金属酸化物粉末とガラスフリットからなる固形
成分に対しては、ペースト状とするために有機質ビヒク
ルが加えられる。上記した固形成分に対する有機質ビヒ
クルの量は25〜35重量%の範囲で選択される。この範囲
に限定したのは印刷性を考慮したことによる。つまり、
25重量%未満では固形成分が多くなり、印刷性のよいペ
ーストが得られないからであり、一方、35重量%を越え
ると印刷パターンの滲みが発生し、一定面積のパターン
が形成されず、抵抗値にバラツキが生じるからである。
有機質ビヒクルとしては、たとえばエチルセルロースに
溶剤であるα−テレピネオールを加えたものが用いられ
る。
成分に対しては、ペースト状とするために有機質ビヒク
ルが加えられる。上記した固形成分に対する有機質ビヒ
クルの量は25〜35重量%の範囲で選択される。この範囲
に限定したのは印刷性を考慮したことによる。つまり、
25重量%未満では固形成分が多くなり、印刷性のよいペ
ーストが得られないからであり、一方、35重量%を越え
ると印刷パターンの滲みが発生し、一定面積のパターン
が形成されず、抵抗値にバラツキが生じるからである。
有機質ビヒクルとしては、たとえばエチルセルロースに
溶剤であるα−テレピネオールを加えたものが用いられ
る。
抵抗ペーストを調整するには、金属酸化物粉末の原料で
あるFe3O4、RuO2、Pb3O4を所定比率で秤量し、各原料を
ポットミルに水とともに入れ、所定時間混合する。その
のち水を蒸発させ、600〜900℃で熱処理して金属酸化物
粉末を得る。この金属酸化物粉末にガラスフリットを所
定比率で加え、さらに酸化バナジウム、有機質ビヒク
ル、必要に応じて酸化アンチモン、酸化チタンおよびチ
タン酸ストロンチウム系半導体粉末のうちいずれか1種
を加えて混合することにより抵抗ペーストが得られる。
この他、酸化バナジウム、必要に応じ酸化アンチモン、
酸化チタン、チタン酸ストロンチウム系半導体粉末のい
ずれか1種をFe3O4、RuO2、Pb3O4とともに秤量混合して
もよい。
あるFe3O4、RuO2、Pb3O4を所定比率で秤量し、各原料を
ポットミルに水とともに入れ、所定時間混合する。その
のち水を蒸発させ、600〜900℃で熱処理して金属酸化物
粉末を得る。この金属酸化物粉末にガラスフリットを所
定比率で加え、さらに酸化バナジウム、有機質ビヒク
ル、必要に応じて酸化アンチモン、酸化チタンおよびチ
タン酸ストロンチウム系半導体粉末のうちいずれか1種
を加えて混合することにより抵抗ペーストが得られる。
この他、酸化バナジウム、必要に応じ酸化アンチモン、
酸化チタン、チタン酸ストロンチウム系半導体粉末のい
ずれか1種をFe3O4、RuO2、Pb3O4とともに秤量混合して
もよい。
この抵抗ペーストは、たとえばアルミナ、フォルステラ
イトなどのセラミックからなる絶縁基板の上にスクリー
ン印刷により塗布され、空気中たとえば700〜900℃の温
度で焼付けられ、抵抗体として構成されることになる。
イトなどのセラミックからなる絶縁基板の上にスクリー
ン印刷により塗布され、空気中たとえば700〜900℃の温
度で焼付けられ、抵抗体として構成されることになる。
(実施例) 以下、この発明を実施例にもとづいて詳細に説明する。
実施例1. 金属酸化物のうち第1の構成成分であるFe3O4、RuO2お
よびPb3O4を第1表に示すモル比率で調合し、ポットミ
ル中で水とともに24時間湿式混合した。そののち水を蒸
発させ、乾燥粉末をルツボに入れて700℃の温度で2時
間保持して導電性粉末を得た。この導電性粉末に第1表
に示す割合で第2の構成成分である酸化バナジウムまた
は有機バナジウム(V2O3、V2O5、VO(C5H7O2)2、V(C5H7
O2)3)を加え、さらにホウケイ酸鉛ガラスフリットを加
えた。これらの固形成分に対して有機質ビヒクルを28重
量%加えて混練し、抵抗ペーストを調整した。
よびPb3O4を第1表に示すモル比率で調合し、ポットミ
ル中で水とともに24時間湿式混合した。そののち水を蒸
発させ、乾燥粉末をルツボに入れて700℃の温度で2時
間保持して導電性粉末を得た。この導電性粉末に第1表
に示す割合で第2の構成成分である酸化バナジウムまた
は有機バナジウム(V2O3、V2O5、VO(C5H7O2)2、V(C5H7
O2)3)を加え、さらにホウケイ酸鉛ガラスフリットを加
えた。これらの固形成分に対して有機質ビヒクルを28重
量%加えて混練し、抵抗ペーストを調整した。
これらの抵抗ペーストを、アルミナ基板の表面に4mmの
間隔であらかじめ形成した1対の銀焼付け電極間にスク
リーン印刷で塗布し、850℃、10分間の条件で焼付け
た。
間隔であらかじめ形成した1対の銀焼付け電極間にスク
リーン印刷で塗布し、850℃、10分間の条件で焼付け
た。
得られた抵抗体の面積抵抗値、−55℃と+150℃におけ
る抵抗温度係数(T.C.R)を測定し、その結果を第1表
に合わせて示した。
る抵抗温度係数(T.C.R)を測定し、その結果を第1表
に合わせて示した。
抵抗温度係数の測定はMIL STD 202F試験法304にもとづ
いて行った。
いて行った。
なお、この発明範囲外のものについては、比較例として
第1表に合わせて示した。
第1表に合わせて示した。
また、試料番号1−10〜1−12、参考例3、4について
は酸化バナジウムを第1の構成成分と一緒に混合して抵
抗ペーストを調整したものである。
は酸化バナジウムを第1の構成成分と一緒に混合して抵
抗ペーストを調整したものである。
第1表から明らかなように、Fe3O4−RuO2−Pb3O4に酸化
バナジウムを添加含有させたものは、その添加含有範囲
が0.5モル以下のものについて、低い面積抵抗値のもの
が得られていることがわかる。
バナジウムを添加含有させたものは、その添加含有範囲
が0.5モル以下のものについて、低い面積抵抗値のもの
が得られていることがわかる。
実施例2 実施例1における試料1−11の配合比からなる金属酸化
物粉末を用い、これに第3の構成成分である酸化アンチ
モン、酸化チタンおよびチタン酸ストロンチウム系半導
体粉末のいずれか1種を第2表に示す割合で加え、さら
にホウケイ酸鉛ガラスフリットを加えた。これらの固形
成分に対して有機質ビヒクルを28重量%加えて混練し、
抵抗ペーストを調整した。
物粉末を用い、これに第3の構成成分である酸化アンチ
モン、酸化チタンおよびチタン酸ストロンチウム系半導
体粉末のいずれか1種を第2表に示す割合で加え、さら
にホウケイ酸鉛ガラスフリットを加えた。これらの固形
成分に対して有機質ビヒクルを28重量%加えて混練し、
抵抗ペーストを調整した。
この抵抗ペーストを実施例1と同様に処理し、アルミナ
基板の上に抵抗体を形成した。そして、実施例1と同様
に特性を測定し、その結果を第2表に合わせて示した。
基板の上に抵抗体を形成した。そして、実施例1と同様
に特性を測定し、その結果を第2表に合わせて示した。
なお、この発明範囲外のものについては、比較例として
合わせて示した。
合わせて示した。
第2表から明らかなように、金属酸化物粉末に第3の構
成成分を含有させることによって、抵抗温度係数を制御
することができる。詳しくは、これら第3の構成成分は
第2の構成成分である酸化バナジウムを含有することに
よって、プラス側に変化した抵抗温度係数をマイナス側
へ変化させることができる。しかも面積抵抗値を急激に
上昇させるという問題もないという利点を有している。
成成分を含有させることによって、抵抗温度係数を制御
することができる。詳しくは、これら第3の構成成分は
第2の構成成分である酸化バナジウムを含有することに
よって、プラス側に変化した抵抗温度係数をマイナス側
へ変化させることができる。しかも面積抵抗値を急激に
上昇させるという問題もないという利点を有している。
(効果) 以上の実施例から明らかなように、この発明にかかる抵
抗ペーストによれば、次のような効果が得られる。
抗ペーストによれば、次のような効果が得られる。
金属酸化物粉末のうち、第1の構成成分であるFe3O
4、RuO2、Pb3O4に第2の構成成分として酸化バナジウム
を含有させたため、面積抵抗値が1KΩ/□までの低い値
のものが得られる。
4、RuO2、Pb3O4に第2の構成成分として酸化バナジウム
を含有させたため、面積抵抗値が1KΩ/□までの低い値
のものが得られる。
さらに第3の構成成分である酸化アンチモン、酸化
チタン、およびチタン酸ストロンチウム系半導体粉末の
いずれか1種を含有させることによって、第2の構成成
分である酸化バナジウムを含有したことによる抵抗温度
係数のプラス側への変化をマイナス側へ制御することが
できる。
チタン、およびチタン酸ストロンチウム系半導体粉末の
いずれか1種を含有させることによって、第2の構成成
分である酸化バナジウムを含有したことによる抵抗温度
係数のプラス側への変化をマイナス側へ制御することが
できる。
またこの第3の構成成分を含有させても、面積抵抗値が
上昇するというおそれもない。
上昇するというおそれもない。
Claims (2)
- 【請求項1】金属酸化物粉末、ガラスフリット、および
有機質ビヒクルよりなる抵抗ペーストであって、 前記金属酸化物粉末は酸化鉄、酸化ルテニウム、酸化
鉛、および酸化バナジウムからなり、 該金属酸化物粉末のうち、酸化鉄、酸化ルテニウム、お
よび酸化鉛を第1の構成成分とし、酸化バナジウムを第
2の構成成分としたとき、 第1の構成成分について、酸化鉄をFe3O4に換算し、酸
化ルテニウムをRuO2に換算し、酸化鉛をPb3O4に換算し
たとき、各第1の構成成分は次のモル比からなり、 Fe3O4:RuO2:Pb3O4=1:1〜3:0.2〜1 前記第2の構成成分について、酸化バナジウムをVとし
て換算したとき、前記第1の構成成分の総量1モルに対
して0.5モル以下(ただし、0モルを含まず)含有する
ことを特徴とする抵抗ペースト。 - 【請求項2】金属酸化物粉末、ガラスフリット、および
有機質ビヒクルよりなる抵抗ペーストであって、 前記金属酸化物粉末は酸化鉄、酸化ルテニウム、酸化
鉛、酸化バナジウム、並びに酸化アンチモン、酸化チタ
ン、およびチタン酸ストロンチウム系半導体粉末のうち
いずれか1種からなり、 該金属酸化物粉末のうち、酸化鉄、酸化ルテニウム、お
よび酸化鉛を第1の構成成分とし、酸化バナジウムを第
2の構成成分とし、酸化アンチモン、酸化チタン、およ
びチタン酸ストロンチウム系半導体粉末のうちいずれか
1種を第3の構成成分としたとき、 前記第1の構成成分について、酸化鉄をFe3O4に換算
し、酸化ルテニウムをRuO2に換算し、酸化鉛をPb3O4に
換算したとき、各第1の構成成分は次のモル比からな
り、 Fe3O4:RuO2:Pb3O4=1:1〜3:0.2〜1 前記第2の構成成分について、酸化バナジウムをVとし
て換算したとき、前記第1の構成成分の総量1モルに対
して0.5モル以下(ただし、0モルを含まず)含有し、
前記第3の構成成分について、酸化アンチモンについて
はSb2O3に換算して前記第1の構成成分の総量1モルに
対して0.05モル以下(ただし、0モルを含まず)、酸化
チタンについてはTiOに換算して前記第1の構成成分の
総量1モルに対して0.07モル以下(ただし、0モルを含
まず)、チタン酸ストロンチウム系半導体粉末について
は前記第1の構成成分の総量100重量部に対して30重量
部以下(ただし、0重量部を含まず)含有することを特
徴とする抵抗ペースト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60184444A JPH0732082B2 (ja) | 1985-08-21 | 1985-08-21 | 抵抗ペ−スト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60184444A JPH0732082B2 (ja) | 1985-08-21 | 1985-08-21 | 抵抗ペ−スト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6243104A JPS6243104A (ja) | 1987-02-25 |
| JPH0732082B2 true JPH0732082B2 (ja) | 1995-04-10 |
Family
ID=16153253
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60184444A Expired - Lifetime JPH0732082B2 (ja) | 1985-08-21 | 1985-08-21 | 抵抗ペ−スト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0732082B2 (ja) |
-
1985
- 1985-08-21 JP JP60184444A patent/JPH0732082B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6243104A (ja) | 1987-02-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |