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JPH0733705B2 - 壁面施工法 - Google Patents
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JPH0733705B2 - 壁面施工法 - Google Patents

壁面施工法

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JPH0733705B2
JPH0733705B2 JP1333459A JP33345989A JPH0733705B2 JP H0733705 B2 JPH0733705 B2 JP H0733705B2 JP 1333459 A JP1333459 A JP 1333459A JP 33345989 A JP33345989 A JP 33345989A JP H0733705 B2 JPH0733705 B2 JP H0733705B2
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JP
Japan
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net
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adhesive
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plaster
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は建物の内外壁や天井壁を形成する壁面施工法に
関するものである。
(従来の技術) 建物の内外壁や天井壁を形成する壁面施工法としては、
石膏ボードなどの下地ボードの多数枚を配列して継ぎ目
のあるベースをつくったうえその表面にプラスタ層を塗
着形成するプラスタ塗り工法が一般的であるが、下地ボ
ード間の継ぎ目がプラスタ層で完全に隠しきれないた
め、表面仕上を行った後でも太陽あるいは照明灯からの
斜光線の関係で継ぎ目が現れて目障りとなる。このた
め、従来は継ぎ目をパテやジョイントテープで隠したう
えプラスタ塗りしているが、これらの作業は面倒で熟練
職人の手を必要とし、人手不足の現状ではコスト高とな
る。
このような欠点を解消するため、ベースの表面にネット
を接着したうえプラスタまたはパテ塗りを全面的に行
い、そのうえに表面仕上げを行う壁面施工法も特開平1
−290864号公報により既に提案されているが、ネットを
皺寄りなく貼着し難いので作業に手数を要するという問
題が残されている。また、特開昭55−2501号公報には、
ベースの全表面にネットを貼着する際、ベースの全表面
に接着剤を塗布しておき、その上からロール状に巻かれ
たネットロールの引出し端から皺をコテなどでのばしな
がら押さえ付けてゆくことにより皺寄りなく貼着する技
術に関する記載が見られるが、接着剤を塗布してある壁
面や天井面に脚立上などの足元が不安定な状態で網目の
細かいネットを皺をコテなどでのばしながら押さえ付け
てゆく作業は殆ど不可能な方法である。
(発明が解決しようとする課題) 本発明が解決しようとするところは、前記のような問題
点を解決し、下地ボード間の継ぎ目や傷跡などを完全に
隠すことができるうえに足元が不安定な状態であっても
熟練職人の手を要することなく簡単に施工できて仕上が
りがよく、しかも、耐久性も増すコストの低い壁面施工
法を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 前記のような課題を解決しようとする本発明の壁面施工
法は、網目の細かいネット地の片面に粘着剤をコーティ
ングしたネットを粘着剤のコーティング面を外側として
巻き戻し可能に巻いたネットロールを、継ぎ目や傷跡の
あるベースの表面に添わせながら転がしてベースの全表
面にネットを貼着し、その上からプラスタまたはパテ塗
りを全面的に行った後表面仕上げを行うことを特徴とす
るものである。
本発明におけるベースとは、石膏平ボードなどの平板状
の下地ボードの多数枚を配列してなる継ぎ目のあるベー
スを普通とするが、既に長期間使用されて塗料の部分剥
離が見られる既設の壁面であってもよく、また、前記し
たように下地ボードの多数枚を配列してなる継ぎ目のあ
るベースの場合において、使用する下地ボードの種類お
よびその配列方法なども任意であるが、いずれにしても
天井あるいは壁面を構成している継ぎ目や傷跡のあるベ
ースにプラスタ塗りやパテ塗りを行う前に、片面にのみ
粘着剤をコーティングしてある網目の細かいネット地を
粘着剤を外側として巻き戻し可能なようにロール状に巻
いたネットロールをベースに添わせながら転がしてベー
ス表面にネットを全面的に貼着しておく点に本発明の特
徴がある。なお、ネット地を編成する糸としては耐火性
がある太めのガラス長繊維などの無機繊維糸が一般的で
あるが、ガラス長繊維にポリエステル系繊維などの補強
用の化学繊維糸を撚り合わせた糸など無機繊維糸以外の
繊維を用いてもよく、また、網目はあまり大きいとプラ
スタ層またはパテ層の付着力が劣るうえに継ぎ目や傷跡
隠しの性能も劣るので、2〜10ミリ平方程度と網目を細
かくしておくことが必要である。さらに、使用するネッ
トとしては、ネット地の片面にのみ粘着剤をコーティン
グしたものを剥離紙を介在させることなく粘着剤のコー
ティング面を外側としてロール状に巻いておき、このネ
ットロールを転がしてベース表面にネットを全面的に貼
着するのが効率的な施工を行ううえで特に重要で、この
場合、剥離紙を介在させることなくロール状に巻いてお
いても巻き戻せるように粘着剤や繊維の種類を選択する
必要があり、この点では後記する実施例に記載したよう
なガラス長繊維を軽く撚り合わせた無機繊維糸を緯糸お
よび経糸として編成したネット地の片面にアクリル樹脂
と合成ゴムを主材とした感圧タイプの粘着剤をコーティ
ングしたものが特に好ましい。また、ネットをベース表
面に全面的に貼着した後のプラスタ塗りまたはパテ塗り
作業は、従来のこの種プラスタ塗り工法やパテ塗り工法
における方法でよいが、このプラスタ塗りまたはパテ塗
りを行った後には必ず表面仕上げを行うものとする。こ
の表面仕上げとしてはプラスタ塗りまたはパテ塗りによ
り形成されたプラスタ層またはパテ層が数ミリ以上の厚
い層である場合は表面をこて仕上げするだけでもよい
が、装飾粒子の吹き付け層や塗料層などを層着したり壁
紙を貼り付けるようにしてもよい。
このようにして継ぎ目や傷跡のあるベースの表面にプラ
スタ塗りやパテ塗りを行う前に網目の細かいネット地に
粘着剤をコーティングした粘着性のあるネットをベース
の全表面に貼着しておくと、プラスタ塗りやパテ塗りに
よって先ずプラスタやパテが各網目を埋め、糸目により
区画されてベース表面と糸に一体化された根が形成さ
れ、次いで、前記した根を基礎としてプラスタ層または
パテ層が形成されることとなって、ベースが平板状であ
ってもプラスタ層またはパテ層とベースの付着力は大き
く、また、ベース間の継ぎ目や傷跡を予めパテ塗りやジ
ョイントテープで隠しておかなくても継ぎ目や傷跡がプ
ラスタ層表面に現れることはなくなり、表面仕上を行っ
た後において太陽あるいは照明灯からの斜光線を受けて
も継ぎ目や傷跡が目障りとなることは完全に解消され
る。しかも、ベース表面に全面的に貼着してある網目の
細かいネット地が全体を補強するので全体として耐火
性、耐久性が著しく向上する。
(実施例) 実施例1 第1図に示すように、下地ボード(1)として180cm×9
0cm×9mmの石膏平ボードを縦横に多数枚を配列してなる
継ぎ目(2)のあるベース(3)を常法により天井面に
構築した。次に、ガラス長繊維を2本宛軽く撚り合わせ
た無機繊維糸を緯糸および経糸として2mm平方の網目が
形成されるように編成された90cm幅で60mのネット地の
片面にアクリル樹脂と合成ゴムを主材とした感圧タイプ
の粘着剤をコーティングした粘着性のあるネット(4)
を該粘着剤のコーティング面が外側となるようにロール
状に巻いたネットロールをベース(3)の表面にあてが
い、その引出し端をベース(3)の表面に軽く押さえて
転がしながら前記粘着剤をもって下地ボード(1)、
(1)間の継ぎ目(2)とネット継ぎ目とが合致しない
ようにしてネット(4)をベース(3)の表面に全面的
に貼着し、その後石膏プラスタ材をこて塗りして6mm厚
の均斉なプラスタ層(5)を形成し、最後にひる石など
の装飾細粒を混在させた表装材料の吹き付け塗装を行っ
て表面仕上層(6)を形成した。
このようにして得られた天井は、継ぎ目(2)を予めパ
テ塗りやジョイントテープで隠しておかなくても継ぎ目
(2)がプラスタ層(5)に現れることはなくなり、表
面仕上を行った後において太陽あるいは照明灯からの斜
光線を受けても継ぎ目(2)が目障りとなることはなか
った。しかも、ベース(3)の表面に全面的に貼着して
ある網目の細かいネット(4)がベース(3)表面の傷
跡や凹みも隠蔽し、均斉な表面仕上がりが得られた。さ
らに、ネット地の片面に粘着剤をコーティングしたネッ
ト(4)を粘着剤のコーティング面を外側として巻き戻
し可能に巻いたネットロールは、その引出し端をベース
(3)の表面に軽く押さえて転がすだけで継ぎ目や傷跡
のあるベース(3)の全表面にネットを皺寄りなく的確
容易に貼着できるので、天井面や壁面など脚立上に立っ
た足元不安定な状態であっても何ら作業上問題がなく、
一連の作業に要した時間は従来工法の1/3以下となり作
業効率は著しく向上し、コストダウンが可能となった。
実施例2 ベースとして長期間使用されて塗料の部分剥離が見られ
る既設のコンクリート内壁面に、実施例1に用いたネッ
トロールを直接あてがい、その引出し端をベースの表面
にに軽く押さえて転がしながら前記粘着剤をもってネッ
トをベースの表面に全面的に貼着し、その後パテ材をこ
て塗りして1mm厚の均斉なパテ層を形成し、最後に壁紙
を貼付けて表面仕上げをおこなった。
このようにして得られた内壁は、部分剥離された塗料層
を剥離しなかったにもかかわらず表装の壁紙には凹凸や
皺が全く見られず、リフォーム壁面とは考えられない美
麗な仕上がりが得られた。また、天井面や壁面など脚立
上に立った足元不安定な状態であっても何ら作業上問題
がなく、この作業に要した時間は従来工法の1/3以下と
なり作業効率は著しく向上し、コストダウンが可能とな
った。
(発明の効果) 本発明は前記説明から明らかなように、天井壁あるいは
内外壁のベースにプラスタ塗りやパテ塗りを行う前に、
片面にのみ粘着剤がコーティングされたネットを粘着剤
のコーティング面を外側として巻き戻し可能に巻いたネ
ットロールを継ぎ目や傷跡のあるベースの表面に添わせ
ながら転がしてベースの全表面にネットを貼着しておく
ようにしたので、ベースを形成している下地ボード間の
継ぎ目やベース表面の傷跡などをプラスタ層またはパテ
層で完全に隠すことができて優れた表面仕上がりが得ら
れるうえに剥離強度にも優れたものとなり、また、天井
面や壁面など脚立上に立った足元不安定な状態であって
も何ら作業上問題がなく、新設する壁面へ施工する場合
は勿論のこと壁面補修の場合でも熟練職人の手を要する
ことなく簡単に施工できるので低コストで効率的な作業
を行うことができ、しかも、耐久性も増大できるなど種
々の利点がある。
従って、本発明は従来の壁面施工法の問題点を解決した
壁面施工法として業界の発展に寄与するところ極めて大
きいものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図は本発明の実施例1の工程説明
図である。 (3):ベース、(4):ネット、(5):プラスタ
層、(6):表面仕上層。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】網目の細かいネット地の片面に粘着剤をコ
    ーティングしたネットを粘着剤のコーティング面を外側
    として巻き戻し可能に巻いたネットロールを、継ぎ目や
    傷跡のあるベースの表面に添わせながら転がしてベース
    の全表面にネットを貼着し、その上からプラスタまたは
    パテ塗りを全面的に行った後表面仕上げを行うことを特
    徴とする壁面施工法。
  2. 【請求項2】ベースが平板状の下地ボードの多数枚を配
    列した継ぎ目のあるものである請求項1に記載の壁面施
    工法。
  3. 【請求項3】網目の細かいネット地が無機繊維糸をもっ
    て編成されたものである請求項1または2に記載の壁面
    施工法。
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