JPH0736663B2 - 電線皮剥ぎ工具 - Google Patents
電線皮剥ぎ工具Info
- Publication number
- JPH0736663B2 JPH0736663B2 JP3361137A JP36113791A JPH0736663B2 JP H0736663 B2 JPH0736663 B2 JP H0736663B2 JP 3361137 A JP3361137 A JP 3361137A JP 36113791 A JP36113791 A JP 36113791A JP H0736663 B2 JPH0736663 B2 JP H0736663B2
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- JP
- Japan
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- rotor
- wire
- brush
- electric wire
- housing
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- Removal Of Insulation Or Armoring From Wires Or Cables (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、架空電線に分岐線を接
続するための工事に際し、例えばマニプレータの先端に
取付け、通電中の架空電線に掛け止めて使用される工具
であって、電線の被覆を剥ぎ取った後、分岐線との電気
的導通を確保するためにその表面を研磨する工具に関す
るものである。
続するための工事に際し、例えばマニプレータの先端に
取付け、通電中の架空電線に掛け止めて使用される工具
であって、電線の被覆を剥ぎ取った後、分岐線との電気
的導通を確保するためにその表面を研磨する工具に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の工具として、例えば特開
平2−246714号の公報に記載された電線皮剥ぎ磨
き工具が知られている。この工具は、ロボットのアーム
の先端に取付けて使用するもので、ハウジングに保持さ
れた第1のロータ内に電線を取り込み、このロータを回
転させて、これに取付けられているカッタにて電線の被
覆を剥ぎ取った後、第2のロータを反転させて、これに
取付けられている研磨器にて電線を研磨するものであ
る。カッタにて電線の被覆を剥ぎ取る際には、ロボット
のアームで工具を電線の軸心方向に所定距離移動させ、
カッタを電線の周りで螺旋状に回転させるようにする。
また、研磨器にて電線を研磨する際には、今度は工具を
逆方向に所定距離移動させ、研磨器を電線の周りで螺旋
状に回転させるようにする。
平2−246714号の公報に記載された電線皮剥ぎ磨
き工具が知られている。この工具は、ロボットのアーム
の先端に取付けて使用するもので、ハウジングに保持さ
れた第1のロータ内に電線を取り込み、このロータを回
転させて、これに取付けられているカッタにて電線の被
覆を剥ぎ取った後、第2のロータを反転させて、これに
取付けられている研磨器にて電線を研磨するものであ
る。カッタにて電線の被覆を剥ぎ取る際には、ロボット
のアームで工具を電線の軸心方向に所定距離移動させ、
カッタを電線の周りで螺旋状に回転させるようにする。
また、研磨器にて電線を研磨する際には、今度は工具を
逆方向に所定距離移動させ、研磨器を電線の周りで螺旋
状に回転させるようにする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の電線皮剥ぎ
磨き工具においては、カッタと研磨器を電線の周りで螺
旋状に回転させる必要があるから、電線に対して一定の
位置に固定させたままで皮剥ぎ、研磨の動作を行うこと
ができない。工具を電線に対して軸心方向に移動させる
操作はロボットのアームの操作によって行わなければな
らない。この操作は煩わしいばかりでなく、移動距離、
移動速度の調整に熟練を必要とする問題点があった。
磨き工具においては、カッタと研磨器を電線の周りで螺
旋状に回転させる必要があるから、電線に対して一定の
位置に固定させたままで皮剥ぎ、研磨の動作を行うこと
ができない。工具を電線に対して軸心方向に移動させる
操作はロボットのアームの操作によって行わなければな
らない。この操作は煩わしいばかりでなく、移動距離、
移動速度の調整に熟練を必要とする問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
することを目的とし、フレームに取付けられ、一部が開
放したほぼ円筒状抱き込み空間を有するハウジングと、
前記抱き込み空間に少なくとも一部が露出するように前
記ハウジングに回転自在に取付けられ、モータにより正
逆回転駆動する駆動ギヤと、内側に電線を抱き込むこと
ができるように軸方向に沿って開閉可能に2つ割りさ
れ、前記ハウジングの円筒状抱き込み空間内に、前記駆
動ギヤにより回転可能に収容され、一方向への回転に伴
い電線の周りを回ってカッタにより電線の被覆を剥ぎ取
ることができるほぼ円筒状の皮剥ぎ用ロータとを備えた
電線皮剥ぎ機において、前記ロータには、電線の外周に
接触する位置と離れる位置との間でロータの半径方向に
移動自在に設けられ、かつ電線の外周に接触すべく、ロ
ータの軸心に向って付勢された研磨用ブラッシと、前記
ロータの正回転時には前記ブラッシに対する係合を解い
て半径方向外側への移動を阻げず、またロータの逆回転
時には前記ブラッシに係合して半径方向外側への移動を
阻止し、電線への接触を行わしめるブラッシ係合機構と
を具備させて電線皮剥ぎ工具を構成した。
することを目的とし、フレームに取付けられ、一部が開
放したほぼ円筒状抱き込み空間を有するハウジングと、
前記抱き込み空間に少なくとも一部が露出するように前
記ハウジングに回転自在に取付けられ、モータにより正
逆回転駆動する駆動ギヤと、内側に電線を抱き込むこと
ができるように軸方向に沿って開閉可能に2つ割りさ
れ、前記ハウジングの円筒状抱き込み空間内に、前記駆
動ギヤにより回転可能に収容され、一方向への回転に伴
い電線の周りを回ってカッタにより電線の被覆を剥ぎ取
ることができるほぼ円筒状の皮剥ぎ用ロータとを備えた
電線皮剥ぎ機において、前記ロータには、電線の外周に
接触する位置と離れる位置との間でロータの半径方向に
移動自在に設けられ、かつ電線の外周に接触すべく、ロ
ータの軸心に向って付勢された研磨用ブラッシと、前記
ロータの正回転時には前記ブラッシに対する係合を解い
て半径方向外側への移動を阻げず、またロータの逆回転
時には前記ブラッシに係合して半径方向外側への移動を
阻止し、電線への接触を行わしめるブラッシ係合機構と
を具備させて電線皮剥ぎ工具を構成した。
【0005】
【作用】本発明の電線皮剥ぎ工具は、例えばマニプレー
タその他所要の作業機の先端に取付け、皮剥ぎ用ロータ
を開いた状態でこれを架空電線の所定位置に持ち来たし
前記ロータ内に電線を挿入する。そしてモータを始動さ
せてロータをハウジング内で回転させながら、これを閉
じて電線をロータ内に抱き込む。さらにロータを所定数
回転させ、これに取付けられているカッタにて電線の被
覆を所定の幅にわたって剥ぎ取る。ロータが所定数回転
して被覆の剥ぎ取りが完了したら、自動的にロータが反
対方向へ回転する。この反転によりブラッシ係合機構が
動作し、ブラッシの半径方向外側への移動を阻止し、電
線への接触を行わしめ、この状態でロータを所定数回転
させて電線の研磨を行う。この間、工具は電線に対して
固定させたままでよい。
タその他所要の作業機の先端に取付け、皮剥ぎ用ロータ
を開いた状態でこれを架空電線の所定位置に持ち来たし
前記ロータ内に電線を挿入する。そしてモータを始動さ
せてロータをハウジング内で回転させながら、これを閉
じて電線をロータ内に抱き込む。さらにロータを所定数
回転させ、これに取付けられているカッタにて電線の被
覆を所定の幅にわたって剥ぎ取る。ロータが所定数回転
して被覆の剥ぎ取りが完了したら、自動的にロータが反
対方向へ回転する。この反転によりブラッシ係合機構が
動作し、ブラッシの半径方向外側への移動を阻止し、電
線への接触を行わしめ、この状態でロータを所定数回転
させて電線の研磨を行う。この間、工具は電線に対して
固定させたままでよい。
【0006】
【実施例】図について本発明の一実施例を説明する。図
1は電線皮剥ぎ工具の正面図、図2は同右側面図、図3
は皮剥ぎ用ロータの正面図、図4は同左側面図、図5は
皮剥ぎ用ロータの開放状態斜視図である。
1は電線皮剥ぎ工具の正面図、図2は同右側面図、図3
は皮剥ぎ用ロータの正面図、図4は同左側面図、図5は
皮剥ぎ用ロータの開放状態斜視図である。
【0007】皮剥ぎ工具1はマニプレータ等に装着する
ことができるフレーム2と、前記フレーム2に取付けら
れたハウジング3と前記ハウジング3内に回転自在に収
容される皮剥ぎ用ロータ4とから構成される。
ことができるフレーム2と、前記フレーム2に取付けら
れたハウジング3と前記ハウジング3内に回転自在に収
容される皮剥ぎ用ロータ4とから構成される。
【0008】図1,図2に示すように、ハウジング3は
ほぼ円筒状を成し、ほぼ90°開放した皮剥ぎ用ロータ
4の挿入用開口5を備えるとともに、内側に皮剥ぎ用ロ
ータ4の抱き込み空間6を備えている。前記抱き込み空
間6の周壁3aは断面円弧状を成している。前記ハウジ
ング3の両側壁3b,3cの間には、抱き込み空間6に
露出しないよう駆動軸7が架設されている。前記駆動軸
7にはギヤ8が固着され、前記ギヤ8にはハウジング3
の上部に設けた減速機付き正逆回転モータ9の出力軸1
0に取付けたギヤ11が噛合しており、従って前記ギヤ
8はモータ9により正逆回転駆動する。
ほぼ円筒状を成し、ほぼ90°開放した皮剥ぎ用ロータ
4の挿入用開口5を備えるとともに、内側に皮剥ぎ用ロ
ータ4の抱き込み空間6を備えている。前記抱き込み空
間6の周壁3aは断面円弧状を成している。前記ハウジ
ング3の両側壁3b,3cの間には、抱き込み空間6に
露出しないよう駆動軸7が架設されている。前記駆動軸
7にはギヤ8が固着され、前記ギヤ8にはハウジング3
の上部に設けた減速機付き正逆回転モータ9の出力軸1
0に取付けたギヤ11が噛合しており、従って前記ギヤ
8はモータ9により正逆回転駆動する。
【0009】図2によく示すように前記挿入用開口5の
一部にはピン12により上端を前記ハウジング3に枢着
された補助ガイド13が設けられている。前記補助ガイ
ド13は内周壁面がギヤ面14に構成されているととも
に上端腕部15の上面をハウジング3に取付けたエアシ
リンダ16のロッド17下面により押圧することにより
前記ピン12を支点として閉じ側に回動するように構成
されている。
一部にはピン12により上端を前記ハウジング3に枢着
された補助ガイド13が設けられている。前記補助ガイ
ド13は内周壁面がギヤ面14に構成されているととも
に上端腕部15の上面をハウジング3に取付けたエアシ
リンダ16のロッド17下面により押圧することにより
前記ピン12を支点として閉じ側に回動するように構成
されている。
【0010】図3ないし図5によく示すように、皮剥ぎ
用ロータ4は、ほぼ円筒状で、中心部に電線Aを貫通さ
せる空間4aを有し、この空間4a内に電線Aを抱き込
むことができるように軸方向に沿って2つ割りにされ、
一辺側で互いに開閉可能に蝶着されている。従って前記
皮剥ぎ用ロータ4は一方の半部である本体18と、他方
の半部である蓋体19とから構成されている。本体18
の一端側には両者間が閉じた状態で互いに結合して円形
の受動ギヤ20を構成するギヤ片21,22が固着され
ている。また本体18と蓋体19の相互蝶着側の辺の間
には、剥がれた電線Aの被覆Bを排出するための開口2
3が形成されている。
用ロータ4は、ほぼ円筒状で、中心部に電線Aを貫通さ
せる空間4aを有し、この空間4a内に電線Aを抱き込
むことができるように軸方向に沿って2つ割りにされ、
一辺側で互いに開閉可能に蝶着されている。従って前記
皮剥ぎ用ロータ4は一方の半部である本体18と、他方
の半部である蓋体19とから構成されている。本体18
の一端側には両者間が閉じた状態で互いに結合して円形
の受動ギヤ20を構成するギヤ片21,22が固着され
ている。また本体18と蓋体19の相互蝶着側の辺の間
には、剥がれた電線Aの被覆Bを排出するための開口2
3が形成されている。
【0011】図4,図5に示すように、蓋体19の蝶着
側の辺には、カッタ24が固着されている。前記カッタ
24は矩形の平板状のもので、一辺側に刃24aを備え
ており、皮剥ぎ用ロータ4の半径方向に対して所定角度
傾斜して固着されており、前記皮剥ぎ用ロータ4が正回
転(図4の矢印方向)したときに前記刃24aが電線A
の被覆Bに食い込み、所定幅の電線被覆を切り剥がすこ
とができるようになっている。また刃24aの両端に
は、その面からわずかに起立する起立刃24bが形成さ
れている。この起立刃24bにより、切り剥がす電線被
覆Bの幅の両端の切断を円滑に行うことができるように
なっている。
側の辺には、カッタ24が固着されている。前記カッタ
24は矩形の平板状のもので、一辺側に刃24aを備え
ており、皮剥ぎ用ロータ4の半径方向に対して所定角度
傾斜して固着されており、前記皮剥ぎ用ロータ4が正回
転(図4の矢印方向)したときに前記刃24aが電線A
の被覆Bに食い込み、所定幅の電線被覆を切り剥がすこ
とができるようになっている。また刃24aの両端に
は、その面からわずかに起立する起立刃24bが形成さ
れている。この起立刃24bにより、切り剥がす電線被
覆Bの幅の両端の切断を円滑に行うことができるように
なっている。
【0012】本体18には、皮剥ぎ用ロータ4内に電線
Aを抱き込んだ状態において、電線Aの外周に接触する
位置と離れる位置との間で半径方向に移動自在に研磨用
のブラッシ25が設けられている。即ち、前記ブラッシ
25の背面の取付台25aには図4に示すようにスプリ
ング26が設けられている。従ってブラッシ25は常時
はスプリング26により電線Aの外周に接触すべく、皮
剥ぎ用ロータ4の軸心に向って付勢されている。また本
体18にはブラッシロック用のスライダーピース27が
設けられている。前記スライダーピース27は前記本体
18の外周面18aにその一端の摩擦面27aを少しく
突出し、かつ他端係止部27bを前記ブラッシ25の取
付台25aの突出部25bに係止できるよう前記本体1
8の空隙部18b内に挿入され、かつ両側部のスライド
片部27cを本体18のスライド用溝18c内にスライ
ド自在に嵌入して、前記本体18の軸周りにスライド可
能に設けられており、従って皮剥ぎ用ロータ4が図4示
の矢印方向に回転して皮剥ぎを行う時は、前記スライダ
ーピース27の摩擦面27aがハウジング3の周壁3a
の内面との摩擦力によって自動的に図4の一点鎖線示の
位置に移動し、前記取付台25aの突出部25bとスラ
イダーピース27の係止部27bの係止は外れ、ブラッ
シ25の外周方向への移動はスプリング26を圧縮する
ことにより自由となり、従って皮剥ぎは支障なく行われ
る。また、図4において皮剥ぎ用ロータ4を逆回転(図
4の矢印方向と反対方向)すると、前記スライダーピー
ス27は、摩擦面27aの作用により図4の点線位置に
移動してその係止部27bが前記取付台25aの突出部
25bと係止可能となるので、前記ブラッシ25の外周
方向への移動は阻止され、その結果、電線Aの露出面は
ブラッシされることになる。
Aを抱き込んだ状態において、電線Aの外周に接触する
位置と離れる位置との間で半径方向に移動自在に研磨用
のブラッシ25が設けられている。即ち、前記ブラッシ
25の背面の取付台25aには図4に示すようにスプリ
ング26が設けられている。従ってブラッシ25は常時
はスプリング26により電線Aの外周に接触すべく、皮
剥ぎ用ロータ4の軸心に向って付勢されている。また本
体18にはブラッシロック用のスライダーピース27が
設けられている。前記スライダーピース27は前記本体
18の外周面18aにその一端の摩擦面27aを少しく
突出し、かつ他端係止部27bを前記ブラッシ25の取
付台25aの突出部25bに係止できるよう前記本体1
8の空隙部18b内に挿入され、かつ両側部のスライド
片部27cを本体18のスライド用溝18c内にスライ
ド自在に嵌入して、前記本体18の軸周りにスライド可
能に設けられており、従って皮剥ぎ用ロータ4が図4示
の矢印方向に回転して皮剥ぎを行う時は、前記スライダ
ーピース27の摩擦面27aがハウジング3の周壁3a
の内面との摩擦力によって自動的に図4の一点鎖線示の
位置に移動し、前記取付台25aの突出部25bとスラ
イダーピース27の係止部27bの係止は外れ、ブラッ
シ25の外周方向への移動はスプリング26を圧縮する
ことにより自由となり、従って皮剥ぎは支障なく行われ
る。また、図4において皮剥ぎ用ロータ4を逆回転(図
4の矢印方向と反対方向)すると、前記スライダーピー
ス27は、摩擦面27aの作用により図4の点線位置に
移動してその係止部27bが前記取付台25aの突出部
25bと係止可能となるので、前記ブラッシ25の外周
方向への移動は阻止され、その結果、電線Aの露出面は
ブラッシされることになる。
【0013】なお蓋体19には図3示のように、軸28
により回転ギヤ29が設けられており、図2実線示のよ
うに補助ガイド13を閉じ側に回動した際に、前記補助
ガイド13のギヤ面14と噛合するように構成されてい
る。
により回転ギヤ29が設けられており、図2実線示のよ
うに補助ガイド13を閉じ側に回動した際に、前記補助
ガイド13のギヤ面14と噛合するように構成されてい
る。
【0014】また上記した減速機付き正逆回転モータお
よびエアシリンダは予め所定の動作を行うべくプログラ
ミングされた周知のプログラムコントローラおよびこれ
を遠隔操作可能のリモートコントローラによって行われ
るように構成されている。
よびエアシリンダは予め所定の動作を行うべくプログラ
ミングされた周知のプログラムコントローラおよびこれ
を遠隔操作可能のリモートコントローラによって行われ
るように構成されている。
【0015】この実施例の電線皮剥ぎ工具1は例えば高
所作業車のバケットに設置されたマニプレータの先端に
取付けたり、ホットスティック等の作業具の先端に取付
けて使用する。皮剥ぎ用ロータ4の本体18と蓋体19
とを開いた状態で、これを架空電線Aの所定位置に持ち
来たし、前記ロータ4内に電線Aを挿入する。
所作業車のバケットに設置されたマニプレータの先端に
取付けたり、ホットスティック等の作業具の先端に取付
けて使用する。皮剥ぎ用ロータ4の本体18と蓋体19
とを開いた状態で、これを架空電線Aの所定位置に持ち
来たし、前記ロータ4内に電線Aを挿入する。
【0016】次いでリモコンスイッチのスタートボタン
(図示せず)をONにすると、ハウジング3のエアシリ
ンダ16が作動し、ロッド17で補助ガイド13の上端
腕部15を押圧してこれを閉じ側に回動する(図2実
線)。次に皮剥ぎ用ロータ4を正回転し電線Aの被覆B
の剥ぎ取りが行われる。即ち、前記モータ9が正回転す
るとギヤ11、ギヤ8、皮剥ぎ用ロータ4の受動ギヤ2
0を経て前記皮剥ぎ用ロータ4がハウジング3の周壁3
aの内周に沿って図2の矢印方向に回転し、カッタ24
が電線Aの被覆Bに食い込み、電線Aの周りを回転する
ことにより、被覆Bを所定の幅にわたって剥ぎ取る。ま
た剥ぎ取られた断片Cは、ほぼ断面C字状になって、そ
の弾性により蓋体19の外側を握るように付着している
(図4)。なお前記皮剥ぎ用ロータ4の回転は通常2回
転行われるようになっており、位置の検出は近接スイッ
チ(図示せず)により行っている。さらに前記皮剥ぎ用
ロータ4が正回転するときは、ブラッシロック用のスラ
イダーピース27の摩擦面27aがハウジング3の周壁
3aの内面との摩擦力によって自動的に図4の一点鎖線
示の位置に移動し、前記スライダーピース27の係止部
27bはブラッシ25の取付台25aの突出部25bか
ら外れているので、ブラッシ25の外周方向への移動は
スプリング26を圧縮することにより自由であり、従っ
て皮剥ぎは何ら支障なく行われる。
(図示せず)をONにすると、ハウジング3のエアシリ
ンダ16が作動し、ロッド17で補助ガイド13の上端
腕部15を押圧してこれを閉じ側に回動する(図2実
線)。次に皮剥ぎ用ロータ4を正回転し電線Aの被覆B
の剥ぎ取りが行われる。即ち、前記モータ9が正回転す
るとギヤ11、ギヤ8、皮剥ぎ用ロータ4の受動ギヤ2
0を経て前記皮剥ぎ用ロータ4がハウジング3の周壁3
aの内周に沿って図2の矢印方向に回転し、カッタ24
が電線Aの被覆Bに食い込み、電線Aの周りを回転する
ことにより、被覆Bを所定の幅にわたって剥ぎ取る。ま
た剥ぎ取られた断片Cは、ほぼ断面C字状になって、そ
の弾性により蓋体19の外側を握るように付着している
(図4)。なお前記皮剥ぎ用ロータ4の回転は通常2回
転行われるようになっており、位置の検出は近接スイッ
チ(図示せず)により行っている。さらに前記皮剥ぎ用
ロータ4が正回転するときは、ブラッシロック用のスラ
イダーピース27の摩擦面27aがハウジング3の周壁
3aの内面との摩擦力によって自動的に図4の一点鎖線
示の位置に移動し、前記スライダーピース27の係止部
27bはブラッシ25の取付台25aの突出部25bか
ら外れているので、ブラッシ25の外周方向への移動は
スプリング26を圧縮することにより自由であり、従っ
て皮剥ぎは何ら支障なく行われる。
【0017】次に皮剥ぎ用ロータ4が所定数回転して被
覆Bの剥ぎ取りが完了したら自動的にモータ9が逆回転
して、前記皮剥ぎ用ロータ4を反対方向へ回転する。こ
の反転により、今度は前記スライダーピース27が自動
的に図4の点線位置に移動して、係止部27bを取付台
25aの突出部25bに係止可能となるので、前記ブラ
ッシ25の外周方向への移動は阻止され、この間にブラ
ッシ25で電線Aの露出面は研磨される。なおこの場合
は皮剥ぎ用ロータ4の回転は4回転行われるようになっ
ており、位置の検出は近接スイッチ(図示せず)により
行っている。
覆Bの剥ぎ取りが完了したら自動的にモータ9が逆回転
して、前記皮剥ぎ用ロータ4を反対方向へ回転する。こ
の反転により、今度は前記スライダーピース27が自動
的に図4の点線位置に移動して、係止部27bを取付台
25aの突出部25bに係止可能となるので、前記ブラ
ッシ25の外周方向への移動は阻止され、この間にブラ
ッシ25で電線Aの露出面は研磨される。なおこの場合
は皮剥ぎ用ロータ4の回転は4回転行われるようになっ
ており、位置の検出は近接スイッチ(図示せず)により
行っている。
【0018】皮剥ぎ、ブラッシが終了すると補助ガイド
13のエアシリンダ16がOFFになり、ロッド17が
原位置に復帰して前記補助ガイド13および皮剥ぎ用ロ
ータ4の蓋体19が自重により開く。そして工具1をマ
ニプレータ、ホットスティック等の作業具により電線A
から引き離し、皮剥ぎ用ロータ4の開口23から剥ぎ取
った被覆Bの断片Cをドライバ等にて取り外して作業を
終了する。
13のエアシリンダ16がOFFになり、ロッド17が
原位置に復帰して前記補助ガイド13および皮剥ぎ用ロ
ータ4の蓋体19が自重により開く。そして工具1をマ
ニプレータ、ホットスティック等の作業具により電線A
から引き離し、皮剥ぎ用ロータ4の開口23から剥ぎ取
った被覆Bの断片Cをドライバ等にて取り外して作業を
終了する。
【0019】
【発明の効果】本発明によると、フレームに取付けら
れ、一部が開放したほぼ円筒状抱き込み空間を有するハ
ウジングと、前記抱き込み空間に少なくとも一部が露出
するように前記ハウジングに回転自在に取付けられ、モ
ータにより正逆回転駆動する駆動ギヤと、内側に電線を
抱き込むことができるように、軸方向に沿って開閉可能
に2つ割りされ、前記ハウジングの円筒状抱き込み空間
内に、前記駆動ギヤにより回転可能に収容され、一方向
ヘの回転に伴い電線の周りを回ってカッタにより電線の
被覆を剥ぎ取ることができるほぼ円筒状の皮剥ぎ用ロー
タとを備えた電線皮剥ぎ機において、前記ロータには、
電線の外周に接触する位置と離れる位置との間でロータ
の半径方向に移動自在に設けられ、かつ電線の外周に接
触すべく、ロータの軸心に向って付勢された研磨用ブラ
ッシと、前記ロータの正回転時には前記ブラッシに対す
る係合を解いて半径方向外側への移動を阻げず、またロ
ータの逆回転時には前記ブラッシに係合して半径方向外
側への移動を阻止し、電線への接触を行わしめるブラッ
シ係合機構とを具備させて電線皮剥ぎ工具を構成したた
め、電線に対して一定の位置に固定させたままで皮剥
ぎ、研磨の動作を安全かつ確実に順次自動的に行わせる
ことができ、しかも小型にして、かつ構造簡単なものと
なし得る効果がある。
れ、一部が開放したほぼ円筒状抱き込み空間を有するハ
ウジングと、前記抱き込み空間に少なくとも一部が露出
するように前記ハウジングに回転自在に取付けられ、モ
ータにより正逆回転駆動する駆動ギヤと、内側に電線を
抱き込むことができるように、軸方向に沿って開閉可能
に2つ割りされ、前記ハウジングの円筒状抱き込み空間
内に、前記駆動ギヤにより回転可能に収容され、一方向
ヘの回転に伴い電線の周りを回ってカッタにより電線の
被覆を剥ぎ取ることができるほぼ円筒状の皮剥ぎ用ロー
タとを備えた電線皮剥ぎ機において、前記ロータには、
電線の外周に接触する位置と離れる位置との間でロータ
の半径方向に移動自在に設けられ、かつ電線の外周に接
触すべく、ロータの軸心に向って付勢された研磨用ブラ
ッシと、前記ロータの正回転時には前記ブラッシに対す
る係合を解いて半径方向外側への移動を阻げず、またロ
ータの逆回転時には前記ブラッシに係合して半径方向外
側への移動を阻止し、電線への接触を行わしめるブラッ
シ係合機構とを具備させて電線皮剥ぎ工具を構成したた
め、電線に対して一定の位置に固定させたままで皮剥
ぎ、研磨の動作を安全かつ確実に順次自動的に行わせる
ことができ、しかも小型にして、かつ構造簡単なものと
なし得る効果がある。
【図1】電線皮剥ぎ工具の正面図である。
【図2】電線皮剥ぎ工具の右側面図である。
【図3】皮剥ぎ用ロータの正面図である。
【図4】皮剥ぎ用ロータの左側面図である。
【図5】皮剥ぎ用ロータの開放状態斜視図である。
【符号の説明】 1 電線皮剥ぎ工具 2 フレーム 3 ハウジング 4 皮剥ぎ用ロータ 5 挿入用開口 6 抱き込み空間 7 駆動軸 8 ギヤ 9 減速機付き正逆回転モータ 10 出力軸 11 ギヤ 12 ピン 13 補助ガイド 14 ギヤ面 15 上端腕部 16 エアシリンダ 17 ロッド 18 本体 19 蓋体 20 受動ギヤ 21 ギヤ片 22 ギヤ片 23 開口 24 カッタ 25 ブラッシ 26 スプリング 27 スライダーピース 28 軸 29 回転ギヤ A 電線 B 被覆 C 断片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 391011386 日本バーンデイ株式会社 神奈川県川崎市川崎区駅前本町3番地1 (71)出願人 000005186 株式会社フジクラ 東京都江東区木場1丁目5番1号 (71)出願人 000001890 三和テッキ株式会社 東京都品川区南品川6丁目5番19号 (71)出願人 591265633 株式会社華陽電機工業所 東京都港区浜松町2丁目1番6号 (72)発明者 伊藤 雅章 東京都千代田区内幸町1丁目1番3号 東 京電力株式会社内 (72)発明者 海原 紀幸 東京都港区芝浦4丁目8番33号 株式会社 関電工内 (72)発明者 阿部 好秋 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 小幡 智男 栃木県小山市西黒田87 三英社総合研究所 内 (72)発明者 田辺 彰 東京都港区高輪三丁目26番33号 日本バー ンデイ株式会社内 (72)発明者 町田 浩一 東京都江東区木場一丁目5番1号 藤倉電 線株式会社内 (72)発明者 河西 耕二 山梨県中巨摩郡玉穂町中楯810番地 三和 テッキ株式会社 甲府工場内 (72)発明者 若松 一美 千葉県佐倉市大作1丁目8番1号 株式会 社 華陽電機工業所 佐倉工場内 (56)参考文献 特開 昭52−111684(JP,A) 特開 昭56−141708(JP,A) 特開 平2−246714(JP,A) 実開 昭63−187517(JP,U) 実開 平4−2619(JP,U) 実開 平4−61409(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】 フレームに取付けられ、一部が開放した
ほぼ円筒状抱き込み空間を有するハウジングと、前記抱
き込み空間に少なくとも一部が露出するように前記ハウ
ジングに回転自在に取付けられ、モータにより正逆回転
駆動する駆動ギヤと、 内側に電線を抱き込むことができるように、軸方向に沿
って開閉可能に2つ割りされ、前記ハウジングの円筒状
抱き込み空間内に、前記駆動ギヤにより回転可能に収容
され、一方向への回転に伴い電線の周りを回ってカッタ
により電線の被覆を剥ぎ取ることができるほぼ円筒状の
皮剥ぎ用ロータとを備えた電線皮剥ぎ機において、 前記ロータには、電線の外周に接触する位置と離れる位
置との間でロータの半径方向に移動自在に設けられ、か
つ電線の外周に接触すべく、ロータの軸心に向って付勢
された研磨用ブラッシと、 前記ロータの正回転時には前記ブラッシに対する係合を
解いて半径方向外側への移動を阻げず、またロータの逆
回転時には前記ブラッシに係合して半径方向外側への移
動を阻止し、電線への接触を行わしめるブラッシ係合機
構とを具備したことを特徴とする電線皮剥ぎ工具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3361137A JPH0736663B2 (ja) | 1991-12-20 | 1991-12-20 | 電線皮剥ぎ工具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3361137A JPH0736663B2 (ja) | 1991-12-20 | 1991-12-20 | 電線皮剥ぎ工具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05176427A JPH05176427A (ja) | 1993-07-13 |
| JPH0736663B2 true JPH0736663B2 (ja) | 1995-04-19 |
Family
ID=18472347
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3361137A Expired - Fee Related JPH0736663B2 (ja) | 1991-12-20 | 1991-12-20 | 電線皮剥ぎ工具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0736663B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| CN108899815B (zh) * | 2018-09-05 | 2023-11-07 | 国网冀北电力有限公司唐山供电公司 | 一种高压线路电缆剥皮工具及其使用方法 |
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| CN119651434B (zh) * | 2025-02-19 | 2025-04-25 | 浙江中大电缆制造有限公司 | 一种电缆剥皮装置及方法 |
-
1991
- 1991-12-20 JP JP3361137A patent/JPH0736663B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05176427A (ja) | 1993-07-13 |
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