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JPH0736979B2 - 物品の仕様管理装置 - Google Patents
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JPH0736979B2 - 物品の仕様管理装置 - Google Patents

物品の仕様管理装置

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JPH0736979B2
JPH0736979B2 JP62014130A JP1413087A JPH0736979B2 JP H0736979 B2 JPH0736979 B2 JP H0736979B2 JP 62014130 A JP62014130 A JP 62014130A JP 1413087 A JP1413087 A JP 1413087A JP H0736979 B2 JPH0736979 B2 JP H0736979B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、複数の物品の夫々に取り付けられた移動通
信装置と、これらの移動通信装置から電磁波を介して送
信される物品の仕様情報を読み取る固定通信装置を備え
た物品の仕様管理装置に関する。
〔従来の技術〕
従来における物品の仕様管理装置としては、例えば、第
5図に例示するようなものがある。
10は移動通信装置であり、自動車の製造ラインに投入さ
れた車体の夫々の所定位置に取り付けられる。2はアン
テナ部であり、後述する固定通信装置1から所定の周波
数の電磁波を介して到来する読出し指令RCを受信する。
3はAD変換回路であり、前記アンテナ部2で受信した微
弱な読出し指令RCを増幅し、該増幅した信号を検波及び
AD変換する。4はデコーダであり、AD変換回路3からの
デジタル信号中に読出し指令RCが存在するかどうかを解
読する。このデコーダ4はデジタル信号中に読出し指令
Cを解読したときは読出し信号Rを後述するメモリ操作
回路5に出力するようになっている。5はメモリ操作回
路であり、読出し信号Rを入力すると仕様情報SDを読み
出す。6はRAMであり、車体固有の仕様情報SD(型式、
規格、車体番号、生産履歴等)を予め格納している。メ
モリ操作回路5はデコーダ4から読出し信号Rを受ける
と、RAM6から車体固有の仕様情報SDを読み出して、その
仕様情報SDを後述するDA変換回路に出力するようになっ
ている。7はDA変換回路であり、メモリ操作回路5から
のデジタル値の車体固有の仕様情報SDをDA変換すると共
に所定の周波数fの高周波信号により、例えばPCM方式
にて変調し、該被変調信号SD1をアンテナ部2を介して
送信するようになっている。
一方、1は固定通信装置であり、製造ラインの各作業ス
テーションに夫々設置され、読出し指令RCの返信とし
て、上記移動通信装置10から電磁波を介して到来する車
体固有の仕様情報SDを含む被変調信号SD1を受信し、こ
の被変調信号SD1に含まれる仕様情報SDに基づいて、車
体に対する作業指令をロボット等(図示省略)に指示す
るようになっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来の物品の仕様管理装置に
あっては、移動通信装置10から単一の周波数の電磁波を
介して物品の仕様情報SDを送信させる構成となっていた
ため、移動通信装置を取付けた物品相互が近接してしま
ったときは固定通信装置は夫々の移動通信装置から同時
に到来する各仕様情報SDを夫々区別して受信することが
できないとう問題点があった。
そこで、本願発明者が提案しているように、移動通信装
置が使用する電磁波の周波数を夫々異なるものに設定す
る発明(特願昭61−187829)を採用することが考えられ
る。しかしながら、この発明によったとしても使用でき
る周波数帯域は有限であるから、管理する物品の数量が
増加するにつれて重複して同一の周波数を使用しなけれ
ばならない場合が発生するため、上記問題点を完全に解
決することはできない。
この発明は、このような従来の問題点に着目してなされ
たもので、物品が近接したときでも夫々の仕様情報を区
別して受信させることができる物品の仕様管理装置を提
供することをその課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
そして、この課題を解決するために本発明にあっては、
物品の仕様管理装置の構成としては、製造ラインを移動
する複数の物品にそれぞれ付帯させるとともに該各物品
に固有の仕様情報(SD)を記憶させて各々所定の周波数
帯域に属する周波数によって無線通信する複数の移動通
信装置(30a,30b,…,30n)と、上記各物品の管理を行う
上位装置に接続して上記製造ラインの所定位置に配置さ
せるとともに上記各移動通信装置(30a,30b,…,30n)と
の無線通信により上記各物品固有の仕様情報(SD)を自
動的に読み出す固定通信装置(20)とを具備した物品の
仕様管理装置において、 上記各移動通信装置のそれぞれには、上記物品固有の仕
様情報(SD)を予め記憶させた記憶手段(31)と、上記
固定通信装置(20)からの読出し指令(RC)、および他
の移動通信装置(30b,…,30n)からの仕様情報(SD)を
含めた、他通信装置からの通信信号を受信する受信手段
(32)と、下記選択手段(36)から動作停止信号(SP)
を入力したときには動作を停止し、また動作停止中に動
作開始手段(ST)を入力したときには動作を再開し、さ
らに、動作中に上記受信手段(32)から入力した信号を
解読し、その結果、入力信号が上記固定通信装置(20)
からの読出し指令(RC)であることを認識した場合には
読出し信号(R)を出力する確認手段(33)と、上記読
出し信号(R)に基づき上記記憶手段(31)から自物品
固有の仕様情報(SD)を読み出す読出し手段(34)と、
受信手段(32)から入力された信号が他の移動通信装置
(30b,…,30n)からの仕様情報(SD)であることを、入
力信号の周波数(fb,…,fn)に基づき検知した場合に周
波数信号(Sfb,…,Sfn)を出力する検知手段(35)と、
該検知手段(35)から上記周波数信号(Sfb,…,Sfn)を
入力したときには、すべての移動通信装置(30a,30b,
…,30n)に用いられている周波数帯域に対応する周波数
信号(Sfa,Sfb,…,Sfn)のうちから無作為に選んだ周波
数信号(Sf)に対応する周波数(f)を選択し、この選
択した周波数(f)について上記周波数信号(Sfb,…,S
fn)に基づき他の移動通信装置(30b,…,30n)の送信周
波数(fb,…,fn)との異同を識別し、上記周波数(f)
が上記送信周波数(fb,…,fn)のいずれかと同一である
ときには動作停止信号(SP)を出力するとともに上記送
信周波数(fb,…,fn)のいずれとも異なる周波数(f)
が選択できるまで選択動作を繰り返し、また上記選択し
た周波数(f)が上記送信周波数(fb,…,fn)のいずれ
とも異なるときには動作開始信号(ST)を出力するとと
もに自移動通信装置(30a)の送信周波数(fa)として
出力する選択手段(36)と、該選択手段(36)から動作
停止信号(SP)を入力したときには動作を停止し、また
動作停止中に動作開始手段(ST)を入力したときには動
作を再開し、さらに、動作中では上記選択手段(36)が
選択した送信周波数(fa)によって上記読出し手段(3
4)が読み出した自物品固有の仕様情報(SD)を無線送
信する送信手段(37)とを備え、 また、上記固定通信装置(20)には、各々所定の周波数
帯域に属する周波数(fa,fb,…,fn)による無線通信を
介して到来する上記各物品固有の仕様情報(SD)を受信
する受信手段(61)と、該受信手段(61)が受信した周
波数(fa,fb,…,fn)の属するそれぞれの周波数帯域の
周波数に同調させる同調手段(62)と、同調させた周波
数により読出し指令(RC)を無線送信する送信手段(6
3)とを備えたことを特徴とする。
この場合において、上記選択手段(36)は上記検知手段
(35)が検知した周波数(fb,…,fn)と異なる周波数
(f)を乱数表を使用して無作為に選択することが望ま
しく、また、上記送信手段(63)には、上記同調手段
(62)が同調させた周波数帯域に属する周波数(f)と
同一の周波数帯域に属する周波数(f)で発信する発信
手段(63a)を備えることが望ましい。
〔作用〕
次に、第1図に示すクレーム対応図に基づいて本発明の
作用を説明する。
固定通信装置20が電磁波を介して読出し指令(RC)を送
信すると、作業ステーション39で必要な作業を受ける物
品に付帯された移動通信装置(30a)では、受信手段(3
2)が固定通信装置(20)からの読出し指令(RC)を受
信し、確認手段(33)が受信手段(32)から入力した信
号を解読し、その結果、入力信号が固定通信装置(20)
からの読出し指令(RC)であることを認識した場合には
読出し信号(R)を出力する。そして、読出し信号
(R)を入力した読出し手段(34)が、読出し信号
(R)に基づき上記記憶手段(31)から自物品固有の仕
様情報(SD)を読み出す。
この場合に、検知手段(35)では、読出し指令(RC)の
受信後で自移動通信装置(30a)の送信前における信号
受信を監視し、受信した場合には、その受信信号の周波
数に基づき、受信信号の周波数が他の移動通信装置(30
b,…,30n)の送信周波数帯域に属する周波数(fb,…,f
n)であるか調べ、他の移動通信装置(30b,…,30n)か
ら送信された仕様情報(SD)の送信周波数であれば周波
数信号(Sfb,…,Sfn)を出力する。
周波数信号(Sfb,…,Sfn)を入力した選択手段(36)で
は、すべての移動通信装置(30a,30b,…,30n)に用いら
れている周波数帯域に対応する周波数信号(Sfa,Sfb,
…,Sfn)のうちから無作為に選んだ周波数信号(Sf)に
対応する周波数(f)を選択し、この周波数(f)につ
いて検知手段(35)から入力した周波数信号(Sfb,…,S
fn)に基づき他の移動通信装置(30b,…,30n)の送信周
波数(fb,…,fn)との異同を識別し、周波数(f)が送
信周波数(fb,…,fn)のいずれかと同一であるときには
動作停止信号(SP)を出力するとともに送信周波数(f
b,…,fn)のいずれとも異なる周波数(f)が選択でき
るまで選択動作を繰り返し、また周波数(f)が送信周
波数(fb,…,fn)のいずれとも異なるときには動作開始
信号(ST)を出力するとともに自移動通信装置(30a)
の送信周波数(fa)として出力する。
送信手段(37)では、該選択手段(36)から動作停止信
号(SP)を入力していないか、または、動作停止中に動
作開始手段(ST)を入力して動作を再開したときには、
選択手段(36)が選択した送信周波数(fa)によって上
記読出し手段(34)が読み出した自物品固有の仕様情報
(SD)を無線送信する。
また、上記固定通信装置(20)では、受信手段(61)に
よって各々所定の周波数帯域に属する周波数(fa,fb,
…,fn)による無線通信を介して到来する上記各物品固
有の仕様情報(SD)が受信されると、同調手段(62)が
受信手段(61)が受信した周波数(fa,fb,…,fn)の属
するそれぞれの周波数帯域の周波数に同調させる、そし
て必要に応じ、送信手段(63)が同調させた周波数によ
り読出し指令(RC)を無線送信する。
この場合において、選択手段(36)では検知手段(35)
が検知した周波数(fb,…,fn)と異なる周波数(f)を
乱数表を使用して無作為に選択する。また、送信手段
(63)では具備した発信手段(63a)は同調手段(62)
が同調させた周波数帯域に属する周波数(f)と同一の
周波数帯域に属する周波数(f)で発信する。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を自動車の製造ラインを例にとっ
て説明する。
自動車の製造ラインの基本構成は第2図に示すようにな
っている。
ここに、12,12a,12bは物品に相当する車体であり、夫々
の仕様は各種各様である。これらの車体12,12a,12bは生
産効率を向上させるため近接状態でコンベア11に載置さ
れて所定の速度で矢印方向に搬送されている。そして車
体12,12a,12bの正面部の所定位置には、同一構成の移動
通信装置30,30a,30bが、製造ラインの初期工程にて引掛
けられている。これらの移動通信装置30,30a,30bには各
移動通信装置30,30a,30bから電磁波を介して送信される
夫々の車体12,12a,12bに固有の仕様情報SD(型式、規
格、車体番号、生産履歴等)を予め格納している。
一方、コンベア11の側方の所定位置には作業ステーショ
ン39が設置されている。ここで、20は固定通信装置であ
り、作業対象となる車体12に引掛けられた移動通信装置
30から電磁波を介して送信される仕様情報SDの受信を行
なう。この固定通信装置20はアンテナ40を介して作業ス
テーション39付近のコンベア11側の所定空間に読出し指
令RCを所定の周期で送信している。41はロボットであ
り、車体12に対してその仕様に応じて所定の作業を行な
う。42はロボットコントローラであり、前記ロボット41
の駆動制御を行なう。43はシーケンスコントローラであ
り、固定通信装置20から車体12の仕様情報SDを移動通信
装置30から受信し、この仕様情報SDに対応する作業指令
を判別し、この作業指令をロボットコントローラ42に出
力する。このシーケンスコントローラ42は大型コンピュ
ータ等の(図示省略)上位装置から製造ラインに投入し
ている全ての車体の車体番号を予め受けており、車体12
bの次に車体12が、更にその次には車体12aが到来するこ
とを予め認識している。
尚、車体12aは当該作業ステーション39に於けるロボッ
ト42により未だ所定の作業が行なわれておらず、また車
体12bは当該作業ステーション39に於けるロボット42に
より既に所定の作業が行なわれて、次の作業ステーショ
ンに搬送しつつあるものである。この車体12a,12bに引
掛けられている移動通信装置30a,30bも固定通信装置20
からの読出し指令RCを受けており、それぞれの仕様情報
SDを所定の周期で送信している状態である。
〔移動通信装置の構成〕
移動通信装置30の具体的な構成は第3図に示すようにな
っている。
ここに26はRAMであり、車体12に固有の仕様情報SDを記
憶している。このRAM26への仕様情報SDの書込みは製造
ラインの初期工程等で予めなされている。22はアンテナ
部であり、固定通信装置20から電磁波により周期的に送
信されてくる読出し指令RCを受信する。23はAD変換回路
であり、上記アンテナ部22にて受信した読出し指令RCを
所定のゲインにて増幅する増幅機能、この増幅された読
出し指令RCを一定の波形に整える波形整形機能、および
この波形整形された読出し指令RCを検波し、デジタル信
号に変換するAD変換機能を有する。
24はデコーダであり、このデコーダ24はAD変換回路23か
らのデジタル信号を解読して読出し指令RCが存在するこ
とを認識すると、読出し信号Rを後述するメモリ操作回
路25及び周波数選択回路29に出力するようになってい
る。25はメモリ操作回路であり、デコーダ24から読出し
信号Rをを受けると、RAM26から格納されている仕様情
報SDを読み出し、この仕様情報SDを送信データSD0とし
てDA変換回路27に順次1ビットずつ出力し、全ての仕様
情報SDを出力すると終了信号Eをデコーダ24に出力す
る。
27はDA変換回路であり、高周波信号を発振する発振器を
その内部に有し、メモリ操作回路25からの“0",“1"の
2進データで構成されている送信データSD0に対応させ
て周波数変調し、変調後の信号をDA変換した信号SD1を
アンテナ部22を介して送信させるようになっている。
28は周波数検知回路であり、近接状態で搬送されている
車体12の前後に位置する車体12a,12bに付帯された移動
通信装置30a,30bから送信されている周波数fa,fbの電磁
波をアンテナ部22を介して受信し、ノイズ成分と信号成
分とを分離した後、所定数のバンドパスフィルタのいず
れを通過するか識別することにより、受信された信号が
いずれの周波数帯域に属する周波数fa,fbかを検知し
て、対応する周波数信号Sfa,Sfbを後述の周波数選択回
路29に出力するようになっている。
29は周波数選択回路であり、デコーダ24から読出し信号
Rを受けると、予め保有する周波数帯域のうち、乱数表
を利用して無作為に選択された一つの周波数帯域に属す
る周波数f1を選択し、該周波数f1をDA変換回路27に指示
するようになっている。この周波数選択回路29は、周波
数検知回路28からの周波数信号Sfa,Sfbを判断し、選択
した周波数f1が他の移動通信装置30a,30bで使用してい
る周波数帯域に属する周波数fa,fbのいずれか一方と同
一であるときは、動作停止信号SPをデコーダ24とDA変換
回路27に出力することにより、それらの動作を一時中断
させ、そして、他の移動通信装置30a,30bで使用されて
いない周波数帯域に属する周波数fを選択できるまで上
述した動作を繰り返す。そしてその後、選択された周波
数fをDA変換回路27に指示すると共に、動作開始信号ST
をデコーダ24とDA変換回路27に出力することによりその
動作を再開させるようになっている。尚、このとき、全
ての周波数帯域が専有されていて使用できる周波数帯域
に属する周波数が選択できないときは、周波数検知回路
28の出力信号が無くなるまで、即ち、他の移動通信装置
30a,30bが送信を停止してそれらの信号の周波数帯域が
解放されるまで待機し、その後に、その空き周波数帯域
を専有して動作を開始するようになっている。
これら各部は、アンテナ部22及びAD変換回路23が受信手
段32を実現し、デコーダ24が確認手段33に相当し、メモ
リ操作回路25が読出し手段34に相当し、RAM26は記憶手
段31に相当し、DA変換回路27とアンテナ部22とで送信手
段37を実現し、周波数検知回路28は検知手段35に相当
し、また周波数選択回路29は選択手段36に相当してい
る。
〔固定通信装置の構成〕
固定通信装置20の構成については、第4図に示すように
なっている。
ここに40は前述したアンテナ、44は広帯域の高周波増幅
回路であり、移動通信装置30,30a,30bの夫々から到来す
る固有の周波数f,fa,fbの電磁波を増幅する。
45は帯域通過型のフィルタ回路であり、前記高周波増幅
回路44からの高周波信号を入力し、移動通信装置30,30
a,30bの夫々から到来する周波数f,fa,fbの周波数帯域を
弁別して各周波数帯域毎に選択的に信号出力する。46,4
6a,46bはAD変換回路であり、前記フィルタ回路45からの
信号をデジタル信号に変換する。47,47a,47bはデジタル
制御回路であり、前記AD変換回路46,46a,46bからのデジ
タル信号を処理して車体12,12a,12bに固有の仕様情報SD
を復調する。このデジタル制御回路47,47a,47bは復調し
た仕様情報SDを後述するRAM48,48a,48bに格納するよう
になっている。48,48a,48bは各移動通信装置30,30a,30b
に対応させて設けられたRAMであり、それぞれ車体12,12
a,12bに固有の仕様情報SDをデジタル制御回路47,47a,47
bから入力して格納する。50はRAMであり、データ処理プ
ログラムを格納している。
51はマイクロプロセッサであり、RAM50に格納している
プログラムに基づいて処理を行なう。このマイクロプロ
セッサ51はRAM48,48a,48bに格納されている車体12,12a,
12bに固有の仕様情報SDをインターフェース回路56を介
してシーケンスコントローラ43に伝送するようになって
いる。また、マイクロプロセッサ51は所定の周期で読出
し指令RCを後述のデジタル制御回路52に出力するように
なっている。尚、マイクロプロセッサ51は外部に設けた
キーボード装置(図示省略)等からの入力情報に基づい
て移動通信装置30に格納されている仕様情報SDの一部又
は全部を新たな仕様情報SDに書き換える機能も有してい
る。
52はデジタル制御回路であり、マイクロプロセッサ51か
ら読出し指令RCを受け取ると、この読出し指令RCをDA変
換回路54に出力するようになっている。53は発振回路で
あり、所定の周波数の搬送波信号を発振する。54はDA変
換回路であり、デジタル制御回路52からの読出し指令RC
に所定の変調を行うと共にアナログ信号に変換して後述
する高周波増幅回路55に出力する。55は高周波増幅回路
であり、DA変換回路54からの読出し指令RCを所定のゲイ
ンにより増幅して、アンテナ40を介して作業ステーショ
ン39の前方に向けてコンベア11付近の所定空間に送信す
るようになっている。
49はRAM48,48a,48b,RAM50、マイクロプロセッサ51、イ
ンターフェィス回路56、デジタル制御回路52の夫々の間
に於ける情報交換の際の経路になる共通バスである。
尚、外部に設けたキーボード装置(図示省略)等からの
入力情報に基づいてマイクロプロセッサ51が移動通信装
置30に格納されている仕様情報SDの一部又は全部を新た
な仕様情報SDに書き換えると、この新たな仕様情報SDを
デジタル制御回路52、DA変換回路54、高周波増幅回路5
5、更にアンテナ40を介して移動通信装置30に送信する
ようになっている。固定通信装置20からの新たな仕様情
報SDを、アンテナ部22を介して移動通信装置30が受信す
ると、この新たな仕様情報SDをRAM26に格納するように
なっている。
これら各部は、アンテナ40および高周波増幅回路44が受
信手段61に相当し、フィルタ回路45、AD変換回路46,46
a,46b、デジタル制御回路47,47a,47b、およびRAM48,48
a,48b、で同調手段62を実現し、また発振回路53、DA変
換回路54、高周波増幅回路55、およびアンテナ40が送信
手段63に相当する。そして発振回路53が発信手段63aに
相当する。
尚、AD変換回路46,46a,46b、デジタル制御回路47,47a,4
7b、RAM48,48a,48bは、本実施例では3組しか設けてい
ないが、必要に応じて増設することが可能である。
〔実施例の作用〕
当該ステーション39にて所定の作業を受けた車体12bに
取付けられている移動通信装置30bがコンブア11に搬送
されながらも固定通信装置20からの読出し指令RCを受け
てその仕様情報SDを固定通信装置20に送信していると
き、更に移動通信装置30aも固定通信装置20からの読出
し指令RCを受けてその仕様情報SDを送信しているときを
想定し、この物品の仕様管理装置の動作を説明する。
移動通信装置30がアンテナ部22とAD変換回路23を介して
固定通信装置20からの読出し指令RCを入力すると、デコ
ーダ24が読出し指令RCの存在を確認して、読出し信号R
をメモリ操作回路25と周波数選択回路29に出力する。メ
モリ操作回路25がデコーダ24から読出し信号Rを受ける
と、RAM26から車体12に固有の仕様情報SDを読み出し、
この仕様情報SDを送信データSD0としてDA変換回路27に
出力し、全ての仕様情報SDを出力すると終了信号Eをデ
コーダ24に出力する。
一方、周波数検知回路28は他の移動通信装置30a,30bが
その仕様情報SDを送信している電磁波の周波数fa,fbを
アンテナ部22を介して検知した場合、周波数信号Sfa,Sf
bを周波数選択回路29に出力する。周波数選択回路29は
デコーダ24から読出し信号Rを受けると、予め保有する
周波数帯域のうち、乱数表を利用して上記周波数fa,fb
が属する周波数帯域とは異なる周波数帯域を選択し、そ
してその周波数帯域に属する周波数fを選択してDA変換
回路27に指示する。次に、この周波数選択回路29は、周
波数検知回路28からの周波数信号Sfa,Sfbに基づき、選
択した周波数fが他の移動通信装置30a,30bで使用して
いる周波数帯域に属する周波数fa,fbのどちらか一方と
同一であるときは、動作停止信号SPをデコーダ24とDA変
換回路27に出力することによりその動作を一時中断させ
る。そして、他の移動通信装置30a,30bで使用されてい
ない周波数帯域に属する周波数fを選択できるまで乱数
表を使用した周波数選択を繰り返す。
そこで、他の移動通信装置30a,30bが使用している周波
数fa,fbとは異なる周波数fを選択できたならば、その
周波数fをDA変換回路27に指示すると共に、動作開始信
号STをデコーダ24とDA変換回路27に出力することにより
その動作を再開させる。そして、動作を再開したデコー
ダ24は、メモリ操作回路25からの終了信号Eを受ける
と、所定時間遅延動作を行なった後、再び読出し信号R
をメモリ操作回路25に出力するようになる。
次に、車体12の仕様情報SDを求めた固定通信装置20につ
いてみる。
高周波増幅回路44が移動通信装置30,30a,30bの夫々から
到来する固有の周波数f,fa,fbの信号を増幅し、帯域通
過型のフィルタ回路45で受信信号の周波数帯域を選択し
て対応する周波数帯域のAD変換回路46,46a,または46bに
出力する。AD変換回路46,46a,46bでは前記フィルタ回路
45からの信号をデジタル信号に変換し、そのデジタル信
号をデジタル制御回路47,47a,47bで処理して、車体12,1
2a,12bのそれぞれに固有の仕様情報SDを復調する。そし
て、このデジタル制御回路47,47a,47bは復調した仕様情
報SDを夫々の周波数帯域に対応して設けたデータ記憶部
であるRAM48,48a,48bに格納する。
マイクロプロセッサ51はメモリ50に格納しているプログ
ラムに基づいて読出し指令RCに対して応答した移動通信
装置30からの仕様情報SDであるRAM48に格納されている
仕様情報SDにつき処理を行い、そして、インターフェー
ス回路56を介してシーケンスコントローラ43に伝送す
る。
シーケンスコントローラ43はマイクロプロセッサ51から
車体12に固有の仕様情報SDをインターフェース回路56を
介して入力すると、車体12bの次に到来する車体12の仕
様情報SDに対応する作業指令を判別し、この作業指令を
ロボットコントローラ42に出力する。そこで、ロボット
41は所定の作業を車体12に対して行なう。
車体12に対する所定の作業を終了した後、マイクロプロ
セッサ51は所定の周期で次の読出し指令RCを後述のデジ
タル制御回路52に出力する。デジタル制御回路52ではマ
イクロプロセッサ51からの読出し指令RCを受取ると、こ
の読出し指令RCをDA変換回路54に出力する。読出し指令
RCを入力したDA変換回路54ではデジタル制御回路52から
読出し指令RCに所定の変調を行い、アナログ信号に変換
して、高周波増幅回路55に出力する。そして、高周波増
幅回路55ではDA変換回路54からの読出し指令RCを所定の
ゲインにより増幅し、アンテナ40を介して作業ステーシ
ョン39のコンベア11側の所定空間に送信する。
以後、前述した受信動作、およびその後の送信動作を、
同様に繰り返すこととなる。
尚、以上のように説明した本実施例では、自動車の製造
ラインの場合で説明したが、これに限る必要はなく、例
えば電気部品の製造ラインにおける使用を管理する場合
でもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、固定通信装置
20が電磁波を介して読出し指令(RC)を送信すると、作
業ステーション39で必要な作業を受ける物品に付帯され
た移動通信装置(30a)では、受信手段(32)が固定通
信装置(20)からの読出し指令(RC)を受信し、確認手
段(33)が受信手段(32)から入力した信号を解読し、
その結果、入力信号が固定通信装置(20)からの読出し
指令(RC)であることを認識した場合には読出し信号
(R)を出力して、読出し信号(R)を入力した読出し
手段(34)が、読出し信号(R)に基づき上記記憶手段
(31)から自物品固有の仕様情報(SD)を読み出すこと
ができるようになり、この場合に、検知手段(35)で
は、読出し指令(RC)の受信後で自移動通信装置(30
a)の送信前における信号受信を監視し、受信した場合
には、その受信信号の周波数に基づき、受信信号の周波
数が他の移動通信装置(30b,…,30n)の送信周波数帯域
に属する周波数(fb,…,fn)であるか調べ、他の移動通
信装置(30b,…,30n)から送信された仕様情報(SD)の
送信周波数であれば周波数信号(Sfb,…,Sfn)を出力
し、この周波数信号(Sfb,…,Sfn)を入力した選択手段
(36)では、すべての移動通信装置(30a,30b,…,30n)
に用いられている周波数帯域に対応する周波数信号(Sf
a,Sfb,…,Sfn)のうちから無作為に選んだ周波数信号
(Sf)に対応する周波数(f)を選択し、この選択した
周波数(f)について検知手段(35)から入力した周波
数信号(Sfb,…,Sfn)に基づき他の移動通信装置(30b,
…,30n)の送信周波数(fb,…,fn)との異同を識別し、
周波数(f)が送信周波数(fb,…,fn)のいずれかと同
一であるときには動作停止信号(SP)を出力するととも
に送信周波数(fb,…,fn)のいずれとも異なる周波数
(f)が選択できるまで選択動作を繰り返し、また上記
選択した周波数(f)が送信周波数(fb,…,fn)のいず
れと異なるときには動作開始信号(ST)を出力するとと
もに自移動通信装置(30a)の送信周波数(fa)として
出力し、そして送信手段(37)では、選択手段(36)か
ら動作停止信号(SP)を入力していないか、または、動
作停止中に動作開始信号(ST)を入力して動作を再開し
たときに、選択手段(36)から送信周波数(fa)によっ
て上記読出し手段(34)が読み出した自物品固有の仕様
情報(SD)を無線送信することができるため、複数の移
動通信装置(30a,30b,…,30n)を混信させることなく応
答させるようにでき、目的とする移動通信装置(30a)
が付帯された物品の仕様管理を確実に実行することがで
きる。そして、この物品の仕様管理に際して、移動通信
装置(30a)では選択手段(36)が他の移動通信装置(3
0b,…,30n)が発振している周波数(fb,…,fn)と異な
る周波数(f)を、例えば乱数表を使用して一挙に無作
為に選択できるため、検知手段(35)が検知した周波数
(fb,…,fn)と異なる周波数(f)選択して通信するこ
とができ、また、送信手段(37)は選択手段(36)が選
択した検知手段(35)が検知した周波数(fb,…,fn)と
異なる周波数(f)により読出し指令(RC)を送信でき
るため、複数の移動通信装置(30a,30b,…,30n)の混信
が防止できる。
また、上記固定通信装置(20)では、受信手段(61)に
よって各々所定の周波数帯域に属する周波数(fa,fb,
…,fn)による無線通信を介して到来する上記各物品固
有の仕様情報(SD)が受信されると、同調手段(62)に
より受信手段(61)が受信した周波数(fa,fb,…,fn)
の属するそれぞれの周波数帯域の周波数に同調させ、そ
して必要に応じ、送信手段(63)が同調させた周波数に
より読出し指令(RC)を無線送信することができるた
め、複数の移動通信装置(30a,30b,…,30n)から通信し
てくる場合であっても、指定する移動通信装置(30a)
のみに送信することができる。
このため、複数の移動通信装置(30a,30b,…,30n)が固
定通信装置(20)との間で混信することなく、短時間に
効率よく通信でき、応答性の良い小型の移動通信装置
(30a,30b,…,30n)をそれぞれ付帯させた物品が多数搬
送される製造ラインにおいて、仕様管理を効率的に実行
できる物品の仕様管理装置が実現できる。
さらに、移動通信装置(30a)の選択手段(36)は検知
手段が検知した周波数と異なる周波数を乱数表を使用し
て無作為に選択するため、選択に要する時間が短時間で
迅速にでき、処理時間を短くすることができる。
さらにまた、固定通信装置(20)の送信手段(63)は、
同調手段(62)が同調させた周波数帯域に属する周波数
(f)と同一の周波数帯域に属する周波数(f)で発振
手段(63a)に発振させ、その周波数(f)で読出し指
令(RC)を送信することができるため、複数の移動通信
装置(30)から通信してくる場合であっても、応答して
きた移動通信装置(30a,30b,…,30n)の中から指定する
移動通信装置(30a)のみに送信することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のクレーム対応図、 第2図は本発明の一実施例に於ける物品の仕様管理装置
の全体構成図、 第3図は第2図に於ける移動通信装置の構成図、 第4図は第2図に於ける固定通信装置の構成図、 第5図は従来技術に於ける物品の仕様管理装置の構成図
である。 〔記号の説明〕 20……固定通信装置 61……受信手段 62……同調手段 63……送信手段 63a……発振手段 30a,30b,…,30n……移動通信装置 31……記憶手段 32……受信手段 33……確認手段 34……読出し手段 35……検知手段 36……選択手段 37……送信手段 RC……読出し指令 SD……仕様情報

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】製造ラインを移動する複数の物品にそれぞ
    れ付帯させるとともに該各物品に固有の仕様情報(SD)
    を記憶させて各々所定の周波数帯域に属する周波数によ
    って無線通信する複数の移動通信装置(30a,30b,…,30
    n)と、上記各物品の管理を行う上位装置に接続して上
    記製造ラインの所定位置に配置させるとともに上記各移
    動通信装置(30a,30b,…,30n)との無線通信により上記
    各物品固有の仕様情報(SD)を自動的に読み出す固定通
    信装置(20)とを具備した物品の仕様管理装置におい
    て、 上記各移動通信装置のそれぞれには、 上記物品固有の仕様情報(SD)を予め記憶させた記憶手
    段(31)と、 上記固定通信装置(20)からの読出し指令(RC)、およ
    び他の移動通信装置(30b,…,30n)からの仕様情報(S
    D)を含めた、他通信装置からの通信信号を受信する受
    信手段(32)と、 下記選択手段(36)から動作停止信号(SP)を入力した
    ときには動作を停止し、また動作停止中に動作開始手段
    (ST)を入力したときには動作を再開し、さらに、動作
    中に上記受信手段(32)から入力した信号を解読し、そ
    の結果、入力信号が上記固定通信装置(20)からの読出
    し指令(RC)であることを認識した場合には読出し信号
    (R)を出力する確認手段(33)と、 上記読出し信号(R)に基づき上記記憶手段(31)から
    自物品固有の仕様情報(SD)を読み出す読出し手段(3
    4)と、 受信手段(32)から入力された信号が他の移動通信装置
    (30b,…,30n)からの仕様情報(SD)であることを、入
    力信号の周波数(fb,…,fn)に基づき検知した場合に周
    波数信号(Sfb,…,Sfn)を出力する検知手段(35)と、 該検知手段(35)から上記周波数信号(Sfb,…,Sfn)を
    入力したときには1すべての移動通信装置(30a,30b,
    …,30n)に用いられている周波数帯域に対応する周波数
    信号(Sfa,Sfb,…,Sfn)のうちから無作為に選んだ周波
    数信号(Sf)に対応する周波数(f)を選択し、この選
    択した周波数(f)について上記検知手段(35)から入
    力した周波数信号(Sfb,…,Sfn)に基づき他の移動通信
    装置(30b,…,30n)の送信周波数(fb,…,fn)との異同
    を識別し、上記周波数(f)が上記送信周波数(fb,…,
    fn)のいずれかと同一であるときには動作停止信号(S
    P)を出力するとともに上記送信周波数(fb,…,fn)の
    いずれとも異なる周波数(f)が選択できるまで選択動
    作を繰り返し、また上記周波数(f)が上記送信周波数
    (fb,…,fn)のいずれとも異なるときには動作開始信号
    (ST)を出力するとともに自移動通信装置(30a)の送
    信周波数(fa)として出力する選択手段(36)と、 該選択手段(36)から動作停止信号(SP)を入力したと
    きには動作を停止し、また動作停止中に動作開始手段
    (ST)を入力したときには動作を再開し、さらに、動作
    中では上記選択手段(36)が選択した送信周波数(fa)
    によって上記読出し手段(34)が読み出した自物品固有
    の仕様情報(SD)を無線送信する送信手段(37)とを備
    え また、上記固定通信装置(20)には、 各々所定の周波数帯域に属する周波数(fa,fb,…,fn)
    による無線通信を介して到来する上記各物品固有の仕様
    情報(SD)を受信する受信手段(61)と、 該受信手段(61)が受信した周波数(fa,fb,…,fn)の
    属するそれぞれの周波数帯域の周波数に同調させる同調
    手段(62)と、 同調させた周波数により読出し指令(RC)を無線送信す
    る送信手段(63)とを備えた ことを特徴とする物品の仕様管理装置。
  2. 【請求項2】上記選択手段(36)は上記検知手段(35)
    が検知した周波数(fb,…,fn)と異なる周波数(f)を
    乱数表を使用して無作為に選択することを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の物品の仕様管理装置。
  3. 【請求項3】上記送信手段(63)には、上記同調手段
    (62)が同調させた周波数帯域に属する周波数(f)と
    同一の周波数帯域に属する周波数(f)で発信する発信
    手段(63a)を備えたことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の物品の仕様管理装置。
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