JPH07438B2 - 成形体への絵付け方法 - Google Patents
成形体への絵付け方法Info
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- JPH07438B2 JPH07438B2 JP27153588A JP27153588A JPH07438B2 JP H07438 B2 JPH07438 B2 JP H07438B2 JP 27153588 A JP27153588 A JP 27153588A JP 27153588 A JP27153588 A JP 27153588A JP H07438 B2 JPH07438 B2 JP H07438B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、主として、金属製品,プラスチック成形体,
セラミックス成形品等の各種の成形体に対して、転写方
式による絵付けを行なう方法に関するものであり、極め
て広範囲の成形体に対して絵付けを施すことができるも
のであり、また、絵付け工程後の表面塗装を省略して
も、十分な表面物性を有する絵付け成形体が得られるも
のであり、また、表面塗装工程を付加することにより、
外装用成形体や水回り製品となる成形体に必要とされる
優れた表面物性を有する絵付け成形体が得られる方法を
提供するものである。
セラミックス成形品等の各種の成形体に対して、転写方
式による絵付けを行なう方法に関するものであり、極め
て広範囲の成形体に対して絵付けを施すことができるも
のであり、また、絵付け工程後の表面塗装を省略して
も、十分な表面物性を有する絵付け成形体が得られるも
のであり、また、表面塗装工程を付加することにより、
外装用成形体や水回り製品となる成形体に必要とされる
優れた表面物性を有する絵付け成形体が得られる方法を
提供するものである。
[従来の技術] 特に、凹凸による立体面(三次元形状面)や曲面を有す
る各種の成形体に対して、印刷層による絵付けを行なう
方法として、活性化されている印刷層を表面に有する水
溶性または水膨潤性フィルムからなる転写用シートを、
前記印刷層を上面に向けて水面に浮かべ、絵付けされる
成形体をその上方から押し入れて、水圧を利用して前記
転写用シートにおける印刷層を成形体の外周面に転写す
る方法が知られている(特公昭52−41683号公報,特開
昭54−33115号公報)。
る各種の成形体に対して、印刷層による絵付けを行なう
方法として、活性化されている印刷層を表面に有する水
溶性または水膨潤性フィルムからなる転写用シートを、
前記印刷層を上面に向けて水面に浮かべ、絵付けされる
成形体をその上方から押し入れて、水圧を利用して前記
転写用シートにおける印刷層を成形体の外周面に転写す
る方法が知られている(特公昭52−41683号公報,特開
昭54−33115号公報)。
[発明が解決しようとする課題] ところで、前記従来の水圧転写を使用する絵付け方法に
おいては、ニトロセルロースアルキッドをバインダーと
する印刷層を具備する転写用シートと、前記バインダー
を溶解する溶剤中に同じくニトロセルロースアルキッド
が溶解されている活性剤との組み合わせを利用するもの
であり、転写用シートにおける印刷層の密着性が悪く、
絵付けされ得る成形体の種類が限定されており、例え
ば、ポリスチレン系の成形体に対しては、絵付けされる
面を予めプライマー処理しなければならなく、また、成
形体の表面に転写された印刷層の表面物性が十分でない
ため、転写による絵付け工程後の表面塗装工程が必要で
あり、たとえ、絵付け工程後の前記表面塗装を行なった
としても、外装用の成形体や水回り製品となる成形体等
に必要とされる表面物性を有する絵付け成形体を得るこ
とができないという欠点を有している。
おいては、ニトロセルロースアルキッドをバインダーと
する印刷層を具備する転写用シートと、前記バインダー
を溶解する溶剤中に同じくニトロセルロースアルキッド
が溶解されている活性剤との組み合わせを利用するもの
であり、転写用シートにおける印刷層の密着性が悪く、
絵付けされ得る成形体の種類が限定されており、例え
ば、ポリスチレン系の成形体に対しては、絵付けされる
面を予めプライマー処理しなければならなく、また、成
形体の表面に転写された印刷層の表面物性が十分でない
ため、転写による絵付け工程後の表面塗装工程が必要で
あり、たとえ、絵付け工程後の前記表面塗装を行なった
としても、外装用の成形体や水回り製品となる成形体等
に必要とされる表面物性を有する絵付け成形体を得るこ
とができないという欠点を有している。
[課題を解決するための手段] 本第1の発明の成形体への絵付け方法は、 熱可塑性ウレタン系樹脂をバインダー成分あるいはバイ
ンダー主成分とする印刷層を、水溶性または水膨潤性フ
ィルムからなる転写用シート基材面に形成することによ
って得られた転写用シートを、前記転写用シートにおけ
る前記印刷層面が上面となるようにして水面に浮かべた
後、熱可塑性ウレタン系樹脂あるいはアクリル系樹脂を
含有し、しかも、前記転写用シートにおける前記印刷層
を溶解する性質を有する樹脂溶液からなる活性剤を、前
記印刷層面に塗布するか、または、前記転写用シートに
おける前記印刷層面に前記活性剤を塗布した後に、この
転写用シートを該転写用シートにおける前記印刷層面が
上面となるようにして水面に浮かべるかすることによっ
て、前記転写用シートにおける印刷層が活性剤で活性化
されている状態にあり、しかも、水面に浮かべられてい
る状態を形成する第1工程と、 前記水面に浮かべられている転写用シートの上方から、
絵付けに付される成形体を押し入れ、水圧によって前記
転写用シートを前記成形体の外周面に延展,密着させ、
前記転写用シートにおける印刷層を前記成形体面に接着
させる第2工程と、 前記転写用シートにおける水溶性または水膨潤性フィル
ムからなる転写用シート基材を、成形体の外表面から除
去することによって、前記転写用シートにおける印刷層
のみが外周面に接着している成形体を得る第3工程とか
らなるものであって、 目的製品である表面物性に優れた性質を有する絵付け成
形体を得るものである。
ンダー主成分とする印刷層を、水溶性または水膨潤性フ
ィルムからなる転写用シート基材面に形成することによ
って得られた転写用シートを、前記転写用シートにおけ
る前記印刷層面が上面となるようにして水面に浮かべた
後、熱可塑性ウレタン系樹脂あるいはアクリル系樹脂を
含有し、しかも、前記転写用シートにおける前記印刷層
を溶解する性質を有する樹脂溶液からなる活性剤を、前
記印刷層面に塗布するか、または、前記転写用シートに
おける前記印刷層面に前記活性剤を塗布した後に、この
転写用シートを該転写用シートにおける前記印刷層面が
上面となるようにして水面に浮かべるかすることによっ
て、前記転写用シートにおける印刷層が活性剤で活性化
されている状態にあり、しかも、水面に浮かべられてい
る状態を形成する第1工程と、 前記水面に浮かべられている転写用シートの上方から、
絵付けに付される成形体を押し入れ、水圧によって前記
転写用シートを前記成形体の外周面に延展,密着させ、
前記転写用シートにおける印刷層を前記成形体面に接着
させる第2工程と、 前記転写用シートにおける水溶性または水膨潤性フィル
ムからなる転写用シート基材を、成形体の外表面から除
去することによって、前記転写用シートにおける印刷層
のみが外周面に接着している成形体を得る第3工程とか
らなるものであって、 目的製品である表面物性に優れた性質を有する絵付け成
形体を得るものである。
なお、前記第1工程において、活性剤中に使用されてい
る樹脂が熱可塑性ポリウレタン系樹脂の場合には、この
熱可塑性ポリウレタン系樹脂は、必ずしも、前記転写用
シートにおける印刷層中のバインダー成分をなす熱可塑
性ポリウレタン系樹脂と同一ものでなくても良いことは
勿論である。
る樹脂が熱可塑性ポリウレタン系樹脂の場合には、この
熱可塑性ポリウレタン系樹脂は、必ずしも、前記転写用
シートにおける印刷層中のバインダー成分をなす熱可塑
性ポリウレタン系樹脂と同一ものでなくても良いことは
勿論である。
また、本第2の発明の成形体への絵付け方法は、 アクリル系樹脂をバインダー成分あるいはバインダー主
成分とする印刷層を、水溶性または水膨潤性フィルムか
らなる転写用シート基材面に形成することによって得ら
れた転写用シートを、前記転写用シートの前記印刷層面
が上面となるようにして水面に浮かべた後、アクリル系
樹脂を含有し、しかも、前記転写用シートにおける前記
印刷層を溶解する性質を有する樹脂溶液からなる活性剤
を、前記印刷層面に塗布するか、または、前記転写用シ
ートにおける前記印刷層面に前記活性剤を塗布した後
に、この転写用シートを該転写用シートにおける前記印
刷層面が上面となるようにして水面に浮かべるかするこ
とによって、前記転写用シートにおける印刷層が活性剤
で活性化されている状態にあり、しかも、水面に浮かべ
られている状態を形成する第1工程と、 前記水面に浮かべられている転写用シートの上方から、
絵付けに付される成形体を押し入れ、水圧によって、前
記転写用シートを前記成形体の外周面に延展,密着さ
せ、前記転写用シートにおける印刷層を前記成形体基材
面に接着させる第2工程と、 前記転写用シートにおける水溶性または水膨潤性フィル
ムからなる転写用シート基材を成形体の外表面から除去
することによって、前記転写用シートにおける印刷層の
みが外周面に接着している成形体を得る第3工程とから
なるものであって、 目的製品である表面物性に優れた性質を有する絵付け成
形体を得るものである。
成分とする印刷層を、水溶性または水膨潤性フィルムか
らなる転写用シート基材面に形成することによって得ら
れた転写用シートを、前記転写用シートの前記印刷層面
が上面となるようにして水面に浮かべた後、アクリル系
樹脂を含有し、しかも、前記転写用シートにおける前記
印刷層を溶解する性質を有する樹脂溶液からなる活性剤
を、前記印刷層面に塗布するか、または、前記転写用シ
ートにおける前記印刷層面に前記活性剤を塗布した後
に、この転写用シートを該転写用シートにおける前記印
刷層面が上面となるようにして水面に浮かべるかするこ
とによって、前記転写用シートにおける印刷層が活性剤
で活性化されている状態にあり、しかも、水面に浮かべ
られている状態を形成する第1工程と、 前記水面に浮かべられている転写用シートの上方から、
絵付けに付される成形体を押し入れ、水圧によって、前
記転写用シートを前記成形体の外周面に延展,密着さ
せ、前記転写用シートにおける印刷層を前記成形体基材
面に接着させる第2工程と、 前記転写用シートにおける水溶性または水膨潤性フィル
ムからなる転写用シート基材を成形体の外表面から除去
することによって、前記転写用シートにおける印刷層の
みが外周面に接着している成形体を得る第3工程とから
なるものであって、 目的製品である表面物性に優れた性質を有する絵付け成
形体を得るものである。
なお、前記第1工程において、活性剤中に使用されてい
るアクリル系樹脂は、必ずしも、前記転写用シートにお
ける印刷層中のバインダー成分をなすアクリル系樹脂と
同一ものでなくても良いことは勿論である。
るアクリル系樹脂は、必ずしも、前記転写用シートにお
ける印刷層中のバインダー成分をなすアクリル系樹脂と
同一ものでなくても良いことは勿論である。
また、本第3の発明の成形体への絵付け方法は、転写用
シート基材面の全面に直接形成されている透明な下刷り
印刷層と、該下刷り印刷層上に形成されている絵柄印刷
層とからなる印刷層を有する転写用シートを利用するこ
とによって、前記本第1の発明方法、あるいは、本第2
の発明方法を実施し、目的製品である表面物性に優れた
性質を有する絵付け成形体を得るものである。
シート基材面の全面に直接形成されている透明な下刷り
印刷層と、該下刷り印刷層上に形成されている絵柄印刷
層とからなる印刷層を有する転写用シートを利用するこ
とによって、前記本第1の発明方法、あるいは、本第2
の発明方法を実施し、目的製品である表面物性に優れた
性質を有する絵付け成形体を得るものである。
さらに、本第4の発明の成形体への絵付け方法は、前記
本第1の発明、第2の発明、あるいは第3の発明方法に
よって得られた絵付け成形体の表面に、さらに、熱硬化
型ポリウレタン系樹脂あるいはアクリル系樹脂による塗
装を行なうことによって、例えば水回り製品や外装用成
形体としても使用できる耐水性を具備する絵付け成形体
を得るものである。
本第1の発明、第2の発明、あるいは第3の発明方法に
よって得られた絵付け成形体の表面に、さらに、熱硬化
型ポリウレタン系樹脂あるいはアクリル系樹脂による塗
装を行なうことによって、例えば水回り製品や外装用成
形体としても使用できる耐水性を具備する絵付け成形体
を得るものである。
本各発明方法の第1工程で使用される転写用シートにお
ける転写用シート基材には、水面に浮かべることにより
吸水して膨潤するとともに、水面に浮いているフィルム
上より物体を押し入れることにより、容易に延展して物
体の形状に沿って変形する性質を有し、なおかつ、通常
の印刷工程に付し得るフィルム状物が利用され、具体的
には、ポリビニルアルコール樹脂をはじめ、デキストリ
ン,ゼラチン,にわか,カゼイン,セラック,アラビア
ゴム,でん粉,蛋白,ポリアクリル酸アミド,ポリアク
リル酸ソーダ,ポリビニルメチルエーテル,メチルビニ
ルエーテルと無水マレイン酸の共重合体、酢酸ビニルと
イタコン酸の共重合体、ポリビニルピロリドン,あるい
はセルロース,アセチルセルロース,アセチルブチルセ
ルロース,カルボキシメチルセルロース,メチルセルロ
ース,ヒドロキシエチルセルロースなどのセルロース誘
導体、アルギン酸ソーダなどの単独または混合樹脂等
の、厚さ10〜100μm程度のフィルム、あるいは、前記
フィルムの原料を、紙,不織布,布、各種多孔質フィル
ムなど、液体、特に水を浸漬する性質を有する気体シー
トにコーティングするか、または前記水膨潤性ないし水
溶解性のフィルムを前記気体シートにラミネートしたラ
ミネートシート等が利用される。
ける転写用シート基材には、水面に浮かべることにより
吸水して膨潤するとともに、水面に浮いているフィルム
上より物体を押し入れることにより、容易に延展して物
体の形状に沿って変形する性質を有し、なおかつ、通常
の印刷工程に付し得るフィルム状物が利用され、具体的
には、ポリビニルアルコール樹脂をはじめ、デキストリ
ン,ゼラチン,にわか,カゼイン,セラック,アラビア
ゴム,でん粉,蛋白,ポリアクリル酸アミド,ポリアク
リル酸ソーダ,ポリビニルメチルエーテル,メチルビニ
ルエーテルと無水マレイン酸の共重合体、酢酸ビニルと
イタコン酸の共重合体、ポリビニルピロリドン,あるい
はセルロース,アセチルセルロース,アセチルブチルセ
ルロース,カルボキシメチルセルロース,メチルセルロ
ース,ヒドロキシエチルセルロースなどのセルロース誘
導体、アルギン酸ソーダなどの単独または混合樹脂等
の、厚さ10〜100μm程度のフィルム、あるいは、前記
フィルムの原料を、紙,不織布,布、各種多孔質フィル
ムなど、液体、特に水を浸漬する性質を有する気体シー
トにコーティングするか、または前記水膨潤性ないし水
溶解性のフィルムを前記気体シートにラミネートしたラ
ミネートシート等が利用される。
なお、前記ポリビニルアルコール樹脂フィルムは、その
重合度、ケン化度、でん粉等の添加剤の配合等の諸条件
を変化させることによって、印刷時に必要な機械的強
度、取り扱い中の耐湿性、水に浮かべてからの吸水によ
る柔軟化の速度、延展ないし拡散に要する時間、転写時
の変形のしやすさ等を制御することができるものであ
る。ポリビニルアルコール(PVA)樹脂を主成分とする
より好ましいフィルムの例は、 PVA……………………80% 高分子性水溶性樹脂………15% でんぷん…………………5% の組成からなり、平衡水分が3%程度のものである。
重合度、ケン化度、でん粉等の添加剤の配合等の諸条件
を変化させることによって、印刷時に必要な機械的強
度、取り扱い中の耐湿性、水に浮かべてからの吸水によ
る柔軟化の速度、延展ないし拡散に要する時間、転写時
の変形のしやすさ等を制御することができるものであ
る。ポリビニルアルコール(PVA)樹脂を主成分とする
より好ましいフィルムの例は、 PVA……………………80% 高分子性水溶性樹脂………15% でんぷん…………………5% の組成からなり、平衡水分が3%程度のものである。
前記転写用シート基材に付される印刷層に利用されるバ
インダー用樹脂には、ポリエステルウレタン,アクリル
ウレタン,ポリカーボネートウレタン等の熱可塑性ウレ
タン系樹脂の単独、あるいは2種以上の混合樹脂や、ポ
リメタクリル酸メチル,ポリメタクリル酸エチル,ポリ
メタクリル酸ブチル等のアクリル系樹脂の単独、あるい
は2種以上の混合樹脂、または、前記熱可塑性ウレタン
系樹脂やアクリル系樹脂の主成分とし、これに、ニトロ
セルロース,酢酸セルロース等のセルロース誘導体、ポ
リエステル樹脂、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体樹脂
等の添加用のバインダーが混合されている混合樹脂等が
使用される。
インダー用樹脂には、ポリエステルウレタン,アクリル
ウレタン,ポリカーボネートウレタン等の熱可塑性ウレ
タン系樹脂の単独、あるいは2種以上の混合樹脂や、ポ
リメタクリル酸メチル,ポリメタクリル酸エチル,ポリ
メタクリル酸ブチル等のアクリル系樹脂の単独、あるい
は2種以上の混合樹脂、または、前記熱可塑性ウレタン
系樹脂やアクリル系樹脂の主成分とし、これに、ニトロ
セルロース,酢酸セルロース等のセルロース誘導体、ポ
リエステル樹脂、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体樹脂
等の添加用のバインダーが混合されている混合樹脂等が
使用される。
なお、本第3の発明における透明な下刷り印刷層は、前
記したような樹脂をバインダー成分とし、しかも、着色
剤を含有しない印刷インキ、あるいは、ポリエチレンワ
ックス,パラフィン等の炭化水素系樹脂、脂肪酸アマイ
ド類、脂肪酸、脂肪アルコールおよびそのエステル類等
が添加されている印刷インキ等で形成されるものであ
る。
記したような樹脂をバインダー成分とし、しかも、着色
剤を含有しない印刷インキ、あるいは、ポリエチレンワ
ックス,パラフィン等の炭化水素系樹脂、脂肪酸アマイ
ド類、脂肪酸、脂肪アルコールおよびそのエステル類等
が添加されている印刷インキ等で形成されるものであ
る。
前記転写用シートにおける印刷層面に適用される活性剤
は、熱可塑性ウレタン系樹脂あるいはアクリル系樹脂を
含有しており、しかも、前記転写用シートにおける印刷
層を溶解する性質を有するものであり、例えば、シクロ
ヘキサノン,メチルシクロヘキサノン,イソホロン等の
ケトン類,エチレングリコール・モノ・メチルエーテ
ル,エチレングリコール・モノ・エチルエーテル,ジエ
チレングリコール・モノ・メチルエーテル・ジエチレン
グリコール・モノ・エチルエーテル,ジエチレングリコ
ール・モノ・ブチルエーテル,ジエチレングリコール・
ジ・ブチルエーテル等のエーテル類、エチレングリコー
ル・モノ・メチルエーテル・アセテート,エチレングリ
コール・モノ・ブチルエーテル・アセテート,エチレン
グリコール・モノ・エチルエーテル・アセテート,ジエ
チレングリコール・モノ・メチルエーテルアセテート,
ジエチレングリコール・モト・エチルエーテル・アセテ
ート,ジエチレングリコール・モノ・ブチルエーテル・
アセテート等の酢酸エステル類等からなる単独溶剤、あ
るいは、混合溶剤による樹脂溶液が利用され、必要に応
じて、N・メチル・2・ピロリドン,アセトニルアセト
ン,メチルエチルケトン,酢酸エチル等の添加溶剤、さ
らには、テキサノールイソブチレート,クエン酸エステ
ル,ジオクチルフタレート,ジブチルフタレート等の可
塑剤等を含有する樹脂溶液が利用される。
は、熱可塑性ウレタン系樹脂あるいはアクリル系樹脂を
含有しており、しかも、前記転写用シートにおける印刷
層を溶解する性質を有するものであり、例えば、シクロ
ヘキサノン,メチルシクロヘキサノン,イソホロン等の
ケトン類,エチレングリコール・モノ・メチルエーテ
ル,エチレングリコール・モノ・エチルエーテル,ジエ
チレングリコール・モノ・メチルエーテル・ジエチレン
グリコール・モノ・エチルエーテル,ジエチレングリコ
ール・モノ・ブチルエーテル,ジエチレングリコール・
ジ・ブチルエーテル等のエーテル類、エチレングリコー
ル・モノ・メチルエーテル・アセテート,エチレングリ
コール・モノ・ブチルエーテル・アセテート,エチレン
グリコール・モノ・エチルエーテル・アセテート,ジエ
チレングリコール・モノ・メチルエーテルアセテート,
ジエチレングリコール・モト・エチルエーテル・アセテ
ート,ジエチレングリコール・モノ・ブチルエーテル・
アセテート等の酢酸エステル類等からなる単独溶剤、あ
るいは、混合溶剤による樹脂溶液が利用され、必要に応
じて、N・メチル・2・ピロリドン,アセトニルアセト
ン,メチルエチルケトン,酢酸エチル等の添加溶剤、さ
らには、テキサノールイソブチレート,クエン酸エステ
ル,ジオクチルフタレート,ジブチルフタレート等の可
塑剤等を含有する樹脂溶液が利用される。
なお、前記添加溶剤は、転写用シートにおける印刷層中
のバインダー成分に対する溶解力の高い溶剤であり、活
性剤の活性作用を強めるものである。
のバインダー成分に対する溶解力の高い溶剤であり、活
性剤の活性作用を強めるものである。
また、可塑剤は、活性剤中の樹脂成分に対する分散作用
を奏するものであり、前記活性剤の付与によって印刷層
面に形成される樹脂溶液層中の樹脂成分を均一ならしめ
る作用を呈するものである。
を奏するものであり、前記活性剤の付与によって印刷層
面に形成される樹脂溶液層中の樹脂成分を均一ならしめ
る作用を呈するものである。
本発明方法において使用される前記活性剤中の熱可塑性
ウレタン系樹脂あるいはアクリル系樹脂は、前記樹脂濃
度が5〜20wt.%程度のものであり、例えば、グラビア
コート,オフセットグラビアコート,ロールコート,バ
ーコート,スプレーコート,超音波コート等の手段によ
って、塗布量1〜50g/m2に塗布されるものである。
ウレタン系樹脂あるいはアクリル系樹脂は、前記樹脂濃
度が5〜20wt.%程度のものであり、例えば、グラビア
コート,オフセットグラビアコート,ロールコート,バ
ーコート,スプレーコート,超音波コート等の手段によ
って、塗布量1〜50g/m2に塗布されるものである。
転写用シートを水面に浮かべるには、枚葉状のものを一
枚づつ浮かべることもできるし、水を一方向に流しなが
ら巻取状のものを連続的に水面に浮かべることもでき
る。この工程においては、転写用シートにおける転写用
シート基材面が下方を向くように、すなわち、印刷層面
が上方になるようにして水面に浮かべるものであり、こ
の際に転写用シートにおける転写用シート基材面と水面
との間に気泡が入ることのないように、しかも、転写用
シート自体に皺がよらないようにすることが必要であ
る。
枚づつ浮かべることもできるし、水を一方向に流しなが
ら巻取状のものを連続的に水面に浮かべることもでき
る。この工程においては、転写用シートにおける転写用
シート基材面が下方を向くように、すなわち、印刷層面
が上方になるようにして水面に浮かべるものであり、こ
の際に転写用シートにおける転写用シート基材面と水面
との間に気泡が入ることのないように、しかも、転写用
シート自体に皺がよらないようにすることが必要であ
る。
なお、前記転写用シートを浮かべるのに使用される水
は、前記転写用シート中の転写用シート基材たる水溶性
もしくは水膨潤性フィルムの性質により、適当な温度に
調整される。たとえば、水溶性フィルムとして澱粉系フ
ィルム(商品名:オブラート)を使った場合は、水温は
40〜50℃程度であることが望ましく、また、該フィルム
の除去の際の溶解を促進させるためにアミラーゼ等を2
〜4%程度添加しておくことが好ましい。
は、前記転写用シート中の転写用シート基材たる水溶性
もしくは水膨潤性フィルムの性質により、適当な温度に
調整される。たとえば、水溶性フィルムとして澱粉系フ
ィルム(商品名:オブラート)を使った場合は、水温は
40〜50℃程度であることが望ましく、また、該フィルム
の除去の際の溶解を促進させるためにアミラーゼ等を2
〜4%程度添加しておくことが好ましい。
本発明方法の第2工程は、前記第1工程によって水面に
浮かべられている転写用シートの上方から、絵付けされ
る成形体を下降させ、前記成形体の一部ないし全部を水
中に沈降させ、転写用シートと成形体との間に気泡が入
ることのないようにして、転写用シートを成形体の表面
形状に沿って延展させ、水圧によって、成形体面に密接
させるものである。
浮かべられている転写用シートの上方から、絵付けされ
る成形体を下降させ、前記成形体の一部ないし全部を水
中に沈降させ、転写用シートと成形体との間に気泡が入
ることのないようにして、転写用シートを成形体の表面
形状に沿って延展させ、水圧によって、成形体面に密接
させるものである。
なお、本第2工程は、前記本各発明方法における前記第
1工程によって活性化されている転写用シート上の印刷
層が、乾燥によって不活性化する前に、すなわち、前記
印刷層がその湿潤性を失う前に実施されるものであるこ
とは勿論である。
1工程によって活性化されている転写用シート上の印刷
層が、乾燥によって不活性化する前に、すなわち、前記
印刷層がその湿潤性を失う前に実施されるものであるこ
とは勿論である。
本工程で使用される成形体は、例えば、ABS樹脂、ポリ
スチレン樹脂、ポリカーボネート樹脂、AES樹脂(ABS樹
脂の耐候性向上品)、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレ
ン樹脂、ポリフェニレンオキシド樹脂、ポリ塩化ビニル
樹脂等のホモポリマー、もしくはコポリマーあるいはこ
れらのものから選択される混合物からなる合成樹脂、メ
ラミン樹脂、フェノール樹脂、ホルマリン樹脂、尿素樹
脂、繊維素系樹脂等の射出成型品、押し出し成型品、中
空成型品、真空成型品等からなる各種合成樹脂成型品を
はじめ、金属製品、セラミックス成型品等を使用し得る
ものであり、凹部または凸部を有するものや、平坦なも
の、二次元もしくは三次元曲面を有するものや貫通孔を
有するもの、格子状のものなどの殆どの形状のものが適
用でき、更には、表面に木や石や織物などの質感を生じ
させるための微小なエンボスが設けてあるもの等も使用
し得る。
スチレン樹脂、ポリカーボネート樹脂、AES樹脂(ABS樹
脂の耐候性向上品)、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレ
ン樹脂、ポリフェニレンオキシド樹脂、ポリ塩化ビニル
樹脂等のホモポリマー、もしくはコポリマーあるいはこ
れらのものから選択される混合物からなる合成樹脂、メ
ラミン樹脂、フェノール樹脂、ホルマリン樹脂、尿素樹
脂、繊維素系樹脂等の射出成型品、押し出し成型品、中
空成型品、真空成型品等からなる各種合成樹脂成型品を
はじめ、金属製品、セラミックス成型品等を使用し得る
ものであり、凹部または凸部を有するものや、平坦なも
の、二次元もしくは三次元曲面を有するものや貫通孔を
有するもの、格子状のものなどの殆どの形状のものが適
用でき、更には、表面に木や石や織物などの質感を生じ
させるための微小なエンボスが設けてあるもの等も使用
し得る。
前記第2工程において転写用シートにおける印刷層を成
形体の表面に十分に固着させた後の第3工程は、転写用
シートにおける転写用シート基材、すなわち水溶性もし
くは水膨潤性フィルムを除去するものである。
形体の表面に十分に固着させた後の第3工程は、転写用
シートにおける転写用シート基材、すなわち水溶性もし
くは水膨潤性フィルムを除去するものである。
この転写用シートにおける水溶性もしくは水膨潤性フィ
ルムを除去するには、水を用いて被転写体をシャワー洗
浄することが最も能率的で好ましい方法であり、これに
より成形体に付着した転写用シート基材が完全に除去さ
れるとともに、転写の際に生ずる汚れも洗浄される。こ
の時の水温は用いた転写用シート基材の材質などによっ
ても異なるが、一般には15〜60℃が適当であり、また、
洗浄時間は1〜10分程度で十分である。
ルムを除去するには、水を用いて被転写体をシャワー洗
浄することが最も能率的で好ましい方法であり、これに
より成形体に付着した転写用シート基材が完全に除去さ
れるとともに、転写の際に生ずる汚れも洗浄される。こ
の時の水温は用いた転写用シート基材の材質などによっ
ても異なるが、一般には15〜60℃が適当であり、また、
洗浄時間は1〜10分程度で十分である。
前記第3工程で転写用シートにおける印刷層を成形体の
表面に転写させた後に、前記成形体に付着している水滴
を乾燥,除去することによって、本第1〜3の発明方法
における目的製品である絵付けされている成形体を得る
ものである。
表面に転写させた後に、前記成形体に付着している水滴
を乾燥,除去することによって、本第1〜3の発明方法
における目的製品である絵付けされている成形体を得る
ものである。
また、本第4の発明方法の場合には、前記水滴を乾燥,
除去する工程に続いて、絵付けされている成形体の絵付
け面に所定の樹脂による塗装を施すものであり、熱硬化
型ウレタン系樹脂やアクリル系樹脂を塗膜成分とする通
常の塗装手段が利用されるものである。
除去する工程に続いて、絵付けされている成形体の絵付
け面に所定の樹脂による塗装を施すものであり、熱硬化
型ウレタン系樹脂やアクリル系樹脂を塗膜成分とする通
常の塗装手段が利用されるものである。
[実施例] 以下本発明の成形体への絵付け方法の具体的な構成につ
いて、図面に基づいて、実施例を以って説明する。
いて、図面に基づいて、実施例を以って説明する。
実施例1 第1〜2図において、ポリビニルアルコール系フィルム
[日合フィルム(株)製:ハイセロンC−300]からな
る転写用シート基材22の表面に、ポリメタクリル酸ブチ
ル樹脂40重量部と、ポリメタクリル酸エチル樹脂50重量
部と、ニトロセルロース10重量部との混合樹脂をバイン
ダー成分とするグラビア印刷用インキによって、絵柄印
刷層21をグラビア印刷法にて形成し、本発明方法で使用
する印刷層21を有する転写用シート20を得た。
[日合フィルム(株)製:ハイセロンC−300]からな
る転写用シート基材22の表面に、ポリメタクリル酸ブチ
ル樹脂40重量部と、ポリメタクリル酸エチル樹脂50重量
部と、ニトロセルロース10重量部との混合樹脂をバイン
ダー成分とするグラビア印刷用インキによって、絵柄印
刷層21をグラビア印刷法にて形成し、本発明方法で使用
する印刷層21を有する転写用シート20を得た。
次いで、前記転写用シート20における前記印刷層21面
に、ポリメタクリル酸ブチル樹脂7重量部と、エチレン
グリコール・モノブチルエーテル・アセテート45重量部
と、ジエチレングリコール・モノブチルエーテル・アセ
テート45重量部と、N・メチル・2・ピロリドン3重量
部との樹脂溶液からなる活性剤を、グラビア印刷法に
て、14g/m2の割合にコーティングし、前記転写用シート
20における印刷層21を活性化させた。
に、ポリメタクリル酸ブチル樹脂7重量部と、エチレン
グリコール・モノブチルエーテル・アセテート45重量部
と、ジエチレングリコール・モノブチルエーテル・アセ
テート45重量部と、N・メチル・2・ピロリドン3重量
部との樹脂溶液からなる活性剤を、グラビア印刷法に
て、14g/m2の割合にコーティングし、前記転写用シート
20における印刷層21を活性化させた。
前記活性剤の作用によって湿潤状態になった印刷層21が
乾燥する前に、前記転写用シート20を、水温30℃の水面
23に、前記印刷層21面が上面となるようにして浮遊さ
せ、前記転写用シート20における転写用シート基材22が
膨潤した後に、ポリスチレン製の立体成形体24を、前記
転写用シート20の上方から押し入れ、転写用シート20を
前記ポリスチレン製の成形体に密着させ、前記転写用シ
ート20における印刷層21を、前記成形体24の表面に転移
させた。
乾燥する前に、前記転写用シート20を、水温30℃の水面
23に、前記印刷層21面が上面となるようにして浮遊さ
せ、前記転写用シート20における転写用シート基材22が
膨潤した後に、ポリスチレン製の立体成形体24を、前記
転写用シート20の上方から押し入れ、転写用シート20を
前記ポリスチレン製の成形体に密着させ、前記転写用シ
ート20における印刷層21を、前記成形体24の表面に転移
させた。
引き続いて、前記ポリスチレン製の成形体24を水中から
引き出し、これに30℃の水温のシャワーを吹き付けるこ
とによって、表面に残存していた転写用シート基材22を
除去した後、60℃のブロワーによる乾燥を行ない、前記
成形体24に付着している水滴を除去し、表面に、前記印
刷層21が転写されている絵付け成形体を得た。
引き出し、これに30℃の水温のシャワーを吹き付けるこ
とによって、表面に残存していた転写用シート基材22を
除去した後、60℃のブロワーによる乾燥を行ない、前記
成形体24に付着している水滴を除去し、表面に、前記印
刷層21が転写されている絵付け成形体を得た。
しかる後に、前記得られた成形体における前記印刷層21
面に、アクリルタイプの塗装を施こすことによって、第
3図に示されるような、アクリルタイプの塗膜層25を具
備する本発明方法の目的製品である絵付け成形体26を得
た。
面に、アクリルタイプの塗装を施こすことによって、第
3図に示されるような、アクリルタイプの塗膜層25を具
備する本発明方法の目的製品である絵付け成形体26を得
た。
なお、前記したポリスチレン製の立体成形体24に対して
は、従来の転写方式による絵付け方法では、プライマー
処理を行なうことなしには絵付けを行なうことができな
かったが、前記実施例においては、プライマー処理を行
なう方法で得られた従来のポリスチレン製の絵付け成形
体よりもさらに優れた表面物性を有するポリスチレン製
の絵付け成形体が得られた。
は、従来の転写方式による絵付け方法では、プライマー
処理を行なうことなしには絵付けを行なうことができな
かったが、前記実施例においては、プライマー処理を行
なう方法で得られた従来のポリスチレン製の絵付け成形
体よりもさらに優れた表面物性を有するポリスチレン製
の絵付け成形体が得られた。
実施例2 ポリビニルアルコール系フィルム[日合フィルム(株)
製:ハイセロンC−300]からなる転写用シート基材の
表面に、ポリメタクリル酸メチル樹脂からなるバインダ
ー成分とポリエチレンワックスとを含有するグラビア印
刷用インキによって、透明なベタ刷りの下刷り印刷層を
形成し、次いで、前記下刷り印刷層上に、ポリメタクリ
酸ブチル樹脂40重量部と、ポリメタクリル酸エチル樹脂
50重量部と、ニトロセルロース10重量部との混合樹脂を
バインダー成分とするグラビア印刷用インキによるグラ
ビア印刷法にて絵柄印刷層を形成し、本発明方法で使用
する印刷層を有する転写用シートを得た。
製:ハイセロンC−300]からなる転写用シート基材の
表面に、ポリメタクリル酸メチル樹脂からなるバインダ
ー成分とポリエチレンワックスとを含有するグラビア印
刷用インキによって、透明なベタ刷りの下刷り印刷層を
形成し、次いで、前記下刷り印刷層上に、ポリメタクリ
酸ブチル樹脂40重量部と、ポリメタクリル酸エチル樹脂
50重量部と、ニトロセルロース10重量部との混合樹脂を
バインダー成分とするグラビア印刷用インキによるグラ
ビア印刷法にて絵柄印刷層を形成し、本発明方法で使用
する印刷層を有する転写用シートを得た。
次いで、前記転写用シートにおける前記印刷層面に、ポ
リメタクリル酸ブチル樹脂7重量部と、エチレングリコ
ール・モノブチルエーテル・アセテート45重量部と、ジ
エチレングリコール・モノブチルエーテル・アセテート
45重量部と、N・メチル・2・ピロリドン3重量部との
樹脂溶液からなる活性剤を、グラビア印刷法にて、14g/
m2の割合にコーティングし、前記転写用シートにおける
各印刷層を活性化させた。
リメタクリル酸ブチル樹脂7重量部と、エチレングリコ
ール・モノブチルエーテル・アセテート45重量部と、ジ
エチレングリコール・モノブチルエーテル・アセテート
45重量部と、N・メチル・2・ピロリドン3重量部との
樹脂溶液からなる活性剤を、グラビア印刷法にて、14g/
m2の割合にコーティングし、前記転写用シートにおける
各印刷層を活性化させた。
前記活性剤の作用によって湿潤状態になった各印刷層が
乾燥する前に、前記転写用シートを、水温30℃の水面
に、前記印刷層面が上面となるようにして浮遊させ、前
記転写用シートにおける転写用シート基材が膨潤した後
に、ABS樹脂製の立体成形体を、前記転写用シートの上
方から押し入れ、転写用シートを前記ABS樹脂製の成形
体面に密着させ、前記転写用シートにおける各印刷層
を、前記成形体の表面に転移させた。
乾燥する前に、前記転写用シートを、水温30℃の水面
に、前記印刷層面が上面となるようにして浮遊させ、前
記転写用シートにおける転写用シート基材が膨潤した後
に、ABS樹脂製の立体成形体を、前記転写用シートの上
方から押し入れ、転写用シートを前記ABS樹脂製の成形
体面に密着させ、前記転写用シートにおける各印刷層
を、前記成形体の表面に転移させた。
しかる後に、前記ABS樹脂製の成形体を水中から引き出
し、これに30℃の水温のシャワーを吹き付けることによ
って、表面に残存していた転写用シート基材を除去した
後、60℃のブロワーによる乾燥を行ない、前記成形体に
付着している水滴を除去することによって、表面に、前
記2種類の印刷層が転写されている絵付け成形体を得
た。
し、これに30℃の水温のシャワーを吹き付けることによ
って、表面に残存していた転写用シート基材を除去した
後、60℃のブロワーによる乾燥を行ない、前記成形体に
付着している水滴を除去することによって、表面に、前
記2種類の印刷層が転写されている絵付け成形体を得
た。
得られた絵付け成形体の表面物性は、実用に十分耐え得
るものであり、仕上げの表面塗装工程を経る従来の方法
で得られた絵付け成形体の表面物性よりもさらに優れた
表面物性を有するものが得られた。
るものであり、仕上げの表面塗装工程を経る従来の方法
で得られた絵付け成形体の表面物性よりもさらに優れた
表面物性を有するものが得られた。
実施例3 ポリビニルアルコール系フィルム[日合フィルム(株)
製:ハイセロンC−300]からなる転写用シート基材の
表面に、ポリエステル樹脂70重量部とニトロセルロース
30重量部との混合樹脂によるバインダー成分と、ポリエ
チレンワックスとを含有するグラビア印刷用インキによ
って、透明なベタ刷りの下刷り印刷層を形成し、次い
で、前記下刷り印刷層上に、ポリエステルウレタン樹脂
70重量部とニトロセルロース30重量部との混合樹脂をバ
インダー成分とするグラビア印刷用インキによるグラビ
ア印刷法にて、絵柄印刷層を形成し、本発明方法で使用
する印刷層を有する転写用シートを得た。
製:ハイセロンC−300]からなる転写用シート基材の
表面に、ポリエステル樹脂70重量部とニトロセルロース
30重量部との混合樹脂によるバインダー成分と、ポリエ
チレンワックスとを含有するグラビア印刷用インキによ
って、透明なベタ刷りの下刷り印刷層を形成し、次い
で、前記下刷り印刷層上に、ポリエステルウレタン樹脂
70重量部とニトロセルロース30重量部との混合樹脂をバ
インダー成分とするグラビア印刷用インキによるグラビ
ア印刷法にて、絵柄印刷層を形成し、本発明方法で使用
する印刷層を有する転写用シートを得た。
次いで、前記転写用シートにおける前記印刷層面に、ポ
リエステルウレタン樹脂10重量部と、ニトロセルロース
5重量部と、エチレングリコール・モノブチルエーテル
・アセテート40重量部と、ジエチレングリコール・モノ
ブチルエーテル・アセテート40重量部と、N・メチル・
2・ピロリドン5重量部との樹脂溶液からなる活性剤
を、グラビア印刷法によって、14g/m2の割合にコーティ
ングし、前記転写用シートにおける各印刷層を活性化さ
せた。
リエステルウレタン樹脂10重量部と、ニトロセルロース
5重量部と、エチレングリコール・モノブチルエーテル
・アセテート40重量部と、ジエチレングリコール・モノ
ブチルエーテル・アセテート40重量部と、N・メチル・
2・ピロリドン5重量部との樹脂溶液からなる活性剤
を、グラビア印刷法によって、14g/m2の割合にコーティ
ングし、前記転写用シートにおける各印刷層を活性化さ
せた。
前記活性剤の作用によって湿潤状態になった各印刷層が
乾燥する前に、前記転写用シートを、水温30℃の水面
に、前記印刷層面が上面となるようにして浮遊させ、前
記転写用シートにおける転写用シート基材が膨潤した後
に、ABS樹脂製の立体成形体を、前記転写用シートの上
方から押し入れ、転写用シートを前記ABS樹脂製の成形
体面に密着させ、前記転写用シートにおける各印刷層
を、前記成形体の表面に転移させた。
乾燥する前に、前記転写用シートを、水温30℃の水面
に、前記印刷層面が上面となるようにして浮遊させ、前
記転写用シートにおける転写用シート基材が膨潤した後
に、ABS樹脂製の立体成形体を、前記転写用シートの上
方から押し入れ、転写用シートを前記ABS樹脂製の成形
体面に密着させ、前記転写用シートにおける各印刷層
を、前記成形体の表面に転移させた。
しかる後に、前記ABS樹脂製の成形体を水中から引き出
し、これに30℃の水温のシャワーを吹き付けることによ
って、表面に残存していた転写用シート基材を除去した
後、60℃のブロワーによる乾燥を行ない、前記成形体に
付着している水滴を除去することによって、表面に、前
記2種類の印刷層が転写されている絵付け成形体を得
た。
し、これに30℃の水温のシャワーを吹き付けることによ
って、表面に残存していた転写用シート基材を除去した
後、60℃のブロワーによる乾燥を行ない、前記成形体に
付着している水滴を除去することによって、表面に、前
記2種類の印刷層が転写されている絵付け成形体を得
た。
得られた絵付け成形体の表面物性は、実用に十分耐え得
るものであり、仕上げの表面塗装工程を経る従来の方法
で得られた絵付け成形体の表面物性よりもさらに優れた
表面物性を有するものが得られた。
るものであり、仕上げの表面塗装工程を経る従来の方法
で得られた絵付け成形体の表面物性よりもさらに優れた
表面物性を有するものが得られた。
実施例4 前記実施例2および実施例3で得られたそれぞれの絵付
成形体に対して、その絵付け面に、さらにウレタン二液
タイプの塗装を施すことによって、別の本発明方法の目
的製品である塗膜層で被覆されている転写印刷層を具備
する絵付成形体を得た。
成形体に対して、その絵付け面に、さらにウレタン二液
タイプの塗装を施すことによって、別の本発明方法の目
的製品である塗膜層で被覆されている転写印刷層を具備
する絵付成形体を得た。
得られた絵付成形体は、水回り製品や外装品として、十
分に使用し得る優れた耐水性を具備するものであった。
分に使用し得る優れた耐水性を具備するものであった。
[発明の作用,効果] 本第1の発明の成形体への絵付け方法は、水溶性または
水膨潤性フィルムからなる転写用シート基材面に対し
て、バインダー成分あるいはバインダー主成分が熱可塑
性ウレタン系樹脂からなる印刷層を形成することによっ
て得られた転写用シートと、熱可塑性ウレタン系樹脂あ
るいはアクリル系樹脂を含有し、しかも、前記転写用シ
ートにおける前記印刷層を溶解する性質を有する樹脂溶
液からなる活性剤とを利用して、水圧転写法によって、
各種の成形体への転写絵付けを行なうものである。
水膨潤性フィルムからなる転写用シート基材面に対し
て、バインダー成分あるいはバインダー主成分が熱可塑
性ウレタン系樹脂からなる印刷層を形成することによっ
て得られた転写用シートと、熱可塑性ウレタン系樹脂あ
るいはアクリル系樹脂を含有し、しかも、前記転写用シ
ートにおける前記印刷層を溶解する性質を有する樹脂溶
液からなる活性剤とを利用して、水圧転写法によって、
各種の成形体への転写絵付けを行なうものである。
また、本第2の発明の成形体への絵付け方法は、水溶性
または水膨潤性フィルムからなる転写用シート基材面に
対して、バインダー成分あるいはバインダー主成分がア
クリル系樹脂からなる印刷層を形成することによって得
られた転写用シートと、アクリル系樹脂を含有し、しか
も、前記転写用シートにおける前記印刷層を溶解する性
質を有する樹脂溶液からなる活性剤とを利用して、水圧
転写法によって、各種の成形体への転写絵付けを行なう
ものである。
または水膨潤性フィルムからなる転写用シート基材面に
対して、バインダー成分あるいはバインダー主成分がア
クリル系樹脂からなる印刷層を形成することによって得
られた転写用シートと、アクリル系樹脂を含有し、しか
も、前記転写用シートにおける前記印刷層を溶解する性
質を有する樹脂溶液からなる活性剤とを利用して、水圧
転写法によって、各種の成形体への転写絵付けを行なう
ものである。
さらに、本第3の発明の成形体への絵付け方法は、前記
本第1〜第2の発明を実施する際に、転写用シートとし
て、転写用シート基材面に直接形成されている透明な下
刷り印刷層と該下刷り印刷層上に形成されている絵柄印
刷層とからなる印刷層を具備する転写用シートを利用す
るものである。
本第1〜第2の発明を実施する際に、転写用シートとし
て、転写用シート基材面に直接形成されている透明な下
刷り印刷層と該下刷り印刷層上に形成されている絵柄印
刷層とからなる印刷層を具備する転写用シートを利用す
るものである。
しかして、前記本第1〜3の発明方法においては、転写
された印刷層と成形体表面との間が強力な接着力で接着
されている絵付成形体を得ることができるもので、絵付
けされる成形体の種類が限定されるようなことがなく、
また、例えば、従来の転写方式による絵付け方法では、
予め、プライマー処理を行なっておくことが必須,不可
欠とされていたポリスチレン系樹脂成形体にしても、本
第2の発明方法によれば、プライマー処理を行なうこと
なく、優れた表面物性を有する絵付け成形体が得られる
ものである。
された印刷層と成形体表面との間が強力な接着力で接着
されている絵付成形体を得ることができるもので、絵付
けされる成形体の種類が限定されるようなことがなく、
また、例えば、従来の転写方式による絵付け方法では、
予め、プライマー処理を行なっておくことが必須,不可
欠とされていたポリスチレン系樹脂成形体にしても、本
第2の発明方法によれば、プライマー処理を行なうこと
なく、優れた表面物性を有する絵付け成形体が得られる
ものである。
また、本第4の発明方法の成形体への絵付け方法は、前
記本第1〜第3の発明方法によって得られた絵付け成形
体に対して、前記絵付け面に、更に、熱硬化型ウレタン
系樹脂あるいはアクリル系樹脂による表面塗装を施すも
のであり、水回り成形体や外装用の成形体に耐え得る十
分な耐水性を具備する絵付け成形体が得られるものであ
る。
記本第1〜第3の発明方法によって得られた絵付け成形
体に対して、前記絵付け面に、更に、熱硬化型ウレタン
系樹脂あるいはアクリル系樹脂による表面塗装を施すも
のであり、水回り成形体や外装用の成形体に耐え得る十
分な耐水性を具備する絵付け成形体が得られるものであ
る。
さらにまた、以上の本各発明方法は、水圧による転写用
シートの密着性を利用するものであるから、凹凸による
立体面(三次元形状面)や曲面を有する成形体に対して
も、前記特徴を有する絵付け成形体を、簡単に、しか
も、大量に、かつ、確実に得られるものである。
シートの密着性を利用するものであるから、凹凸による
立体面(三次元形状面)や曲面を有する成形体に対して
も、前記特徴を有する絵付け成形体を、簡単に、しか
も、大量に、かつ、確実に得られるものである。
第1図は、本発明の成形体への絵付け方法における途中
工程を示す模型断面図、第2図は、本発明方法で使用す
る転写用シートの1実施例品を示す模型断面図、第3図
は、本発明方法で得られた絵付けされた成形体の1実施
例品の模型断面図である。 20:転写用シート、21:転写用シート20における転写用の
印刷層、22:転写用シート基材、23:水面、24:絵付けさ
れる成形体、25:塗膜層、26:絵付けされた成形体。
工程を示す模型断面図、第2図は、本発明方法で使用す
る転写用シートの1実施例品を示す模型断面図、第3図
は、本発明方法で得られた絵付けされた成形体の1実施
例品の模型断面図である。 20:転写用シート、21:転写用シート20における転写用の
印刷層、22:転写用シート基材、23:水面、24:絵付けさ
れる成形体、25:塗膜層、26:絵付けされた成形体。
Claims (4)
- 【請求項1】水溶性または水膨潤性フィルムからなる転
写用シート基材と、該転写用シート基材上に形成されて
いる熱可塑性ウレタン系樹脂をバインダー成分あるいは
バインダー主成分とする印刷層とからなる転写用シート
を、前記転写用シートの前記印刷層面が上面となるよう
にして水面に浮かべた後、熱可塑性ウレタン系樹脂ある
いはアクリル系樹脂を含有し、しかも、前記転写用シー
トにおける前記印刷層を溶解する性質を有する樹脂溶液
からなる活性剤を、前記印刷層面に塗布するか、また
は、前記転写用シートにおける前記印刷層面に前記活性
剤を塗布した後に、この転写用シートを該転写用シート
における前記印刷層面が上面となるようにして水面に浮
かべるかする第1工程と、前記水面に浮かべられている
転写用シートの上方から、絵付けに付される成形体を押
し入れ、水圧によって、前記転写用シートを前記成形体
の外周面に延展,密着させ、前記転写用シートにおける
印刷層を前記成形体基材面に接着させる第2工程と、前
記転写用シートにおける水溶性または水膨潤性フィルム
からなる転写用シート基材を除去することによって、前
記転写用シートにおける印刷層が外周面に接着している
成形体を得る第3工程とからなることを特徴とする成形
体への絵付け方法。 - 【請求項2】水溶性または水膨潤性フィルムからなる転
写用シート基材と、該転写用シート基材上に形成されて
いるアクリル系樹脂をバインダー成分あるいはバインダ
ー主成分とする印刷層とからなる転写用シートを、前記
転写用シートの前記印刷層面が上面となるようにして水
面に浮かべた後、アクリル系樹脂を含有し、しかも、前
記転写用シートにおける前記印刷層を溶解する性質を有
する樹脂溶液からなる活性剤を、前記印刷層面に塗布す
るか、または、前記転写用シートにおける前記印刷層面
に前記活性剤を塗布した後に、この転写用シートを該転
写用シートにおける前記印刷層面が上面となるようにし
て水面に浮かべるかする第1工程と、前記水面に浮かべ
られている転写用シートの上方から、絵付けに付される
成形体を押し入れ、水圧によって、前記転写用シートを
前記成形体の外周面に延展,密着させ、前記転写用シー
トにおける印刷層を前記成形体基材面に接着させる第2
工程と、前記転写用シートにおける水溶性または水膨潤
性フィルムからなる転写用シート基材を除去することに
よって、前記転写用シートにおける印刷層が外周面に接
着している成形体を得る第3工程とからなることを特徴
とする成形体への絵付け方法。 - 【請求項3】特許請求の範囲第1項あるいは第2項記載
の成形体への絵付け方法において、転写用シート基材上
に形成されている印刷層が、前記転写用シート基材面の
全面に直接形成されている透明な下刷り印刷層と、該下
刷り印刷層上に形成されている絵柄印刷層とからなる成
形体への絵付け方法。 - 【請求項4】特許請求の範囲第1項,第2項または第3
項記載の成形体への絵付け方法によって得られた絵付け
成形体の表面に、熱硬化型ウレタン系樹脂あるいはアク
リル系樹脂による塗装を行なうことを特徴とする成形体
への絵付け方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27153588A JPH07438B2 (ja) | 1988-10-27 | 1988-10-27 | 成形体への絵付け方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27153588A JPH07438B2 (ja) | 1988-10-27 | 1988-10-27 | 成形体への絵付け方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02117899A JPH02117899A (ja) | 1990-05-02 |
| JPH07438B2 true JPH07438B2 (ja) | 1995-01-11 |
Family
ID=17501420
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27153588A Expired - Lifetime JPH07438B2 (ja) | 1988-10-27 | 1988-10-27 | 成形体への絵付け方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07438B2 (ja) |
-
1988
- 1988-10-27 JP JP27153588A patent/JPH07438B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02117899A (ja) | 1990-05-02 |
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