JPH0746861B2 - テレビジヨン画像の動き補正装置 - Google Patents
テレビジヨン画像の動き補正装置Info
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- JPH0746861B2 JPH0746861B2 JP60165075A JP16507585A JPH0746861B2 JP H0746861 B2 JPH0746861 B2 JP H0746861B2 JP 60165075 A JP60165075 A JP 60165075A JP 16507585 A JP16507585 A JP 16507585A JP H0746861 B2 JPH0746861 B2 JP H0746861B2
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- shift
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N7/00—Television systems
- H04N7/01—Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level
- H04N7/0135—Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level involving interpolation processes
- H04N7/014—Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level involving interpolation processes involving the use of motion vectors
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、方式変換装置のフィールド数変換に適用さ
れるテレビジョン画像の動き補正装置に関する。
れるテレビジョン画像の動き補正装置に関する。
この発明は、入力画像から検出された動きベクトルに基
づいてシフト命令を形成し、このシフト命令によりシフ
トされた出力画像を形成するテレビジョン画像の動き補
正装置において、 入力画像の第1フィールドの画像とその第2フィールド
の画像とが同時に在ることを利用し、垂直方向の画像シ
フトとして、整数の他に0.5ラインの画像シフトを行う
ことを可能とし、垂直方向の動き補正の精度を向上させ
るようにしたものである。
づいてシフト命令を形成し、このシフト命令によりシフ
トされた出力画像を形成するテレビジョン画像の動き補
正装置において、 入力画像の第1フィールドの画像とその第2フィールド
の画像とが同時に在ることを利用し、垂直方向の画像シ
フトとして、整数の他に0.5ラインの画像シフトを行う
ことを可能とし、垂直方向の動き補正の精度を向上させ
るようにしたものである。
例えば特公昭47−48166号公報に記載されているよう
に、NTSC方式からPAL方式、或いはその逆の変換を行う
方式変換装置が知られている。この方式変換装置では、
画像の動き量が考慮されていなかった。また、特開昭60
−28392号公報には、代表動きベクトルによって内挿画
像を得る技術が開示されており、画像の動き量を検出し
て内挿を行う技術は、知られている。更に、特開昭59−
104866号公報には、(1125ライン/60Hz)の高品位テレ
ビジョン方式から(525ライン/59.94Hz)のNTSC方式へ
の方式変換装置が記載されている。
に、NTSC方式からPAL方式、或いはその逆の変換を行う
方式変換装置が知られている。この方式変換装置では、
画像の動き量が考慮されていなかった。また、特開昭60
−28392号公報には、代表動きベクトルによって内挿画
像を得る技術が開示されており、画像の動き量を検出し
て内挿を行う技術は、知られている。更に、特開昭59−
104866号公報には、(1125ライン/60Hz)の高品位テレ
ビジョン方式から(525ライン/59.94Hz)のNTSC方式へ
の方式変換装置が記載されている。
動きを考慮して、フィールド数の変換を行う場合、例え
ば60フィールドから50フィールドへの変換を行う場合に
は、(xサンプル,yライン)(x,yは夫々整数)として
求められた動きベクトルに、1/5,2/5,3/5,4/5,1の係数
を夫々乗じて動き命令を形成し、この動き命令により入
力画像をシフトすることにより、出力画像が形成され
る。水平方向及び垂直方向の両者の動き命令は、4捨5
入等の処理により丸められて整数とされている。従来の
動き補正装置は、動き命令によって、入力画像を(xサ
ンプル,yライン)シフトする処理であった。
ば60フィールドから50フィールドへの変換を行う場合に
は、(xサンプル,yライン)(x,yは夫々整数)として
求められた動きベクトルに、1/5,2/5,3/5,4/5,1の係数
を夫々乗じて動き命令を形成し、この動き命令により入
力画像をシフトすることにより、出力画像が形成され
る。水平方向及び垂直方向の両者の動き命令は、4捨5
入等の処理により丸められて整数とされている。従来の
動き補正装置は、動き命令によって、入力画像を(xサ
ンプル,yライン)シフトする処理であった。
動き補正の単位量を小さくするほど、動き補正の精度を
高くすることができる。しかし、従来の動き補正装置の
垂直方向の精度は、1ラインであった。
高くすることができる。しかし、従来の動き補正装置の
垂直方向の精度は、1ラインであった。
従って、この発明の目的は、垂直方向の動き補正の精度
を従来のものに比して、1.5倍又は2倍に高くすること
ができるテレビジョン画像の動き補正装置を提供するこ
とにある。
を従来のものに比して、1.5倍又は2倍に高くすること
ができるテレビジョン画像の動き補正装置を提供するこ
とにある。
この発明は、第1フィールドが連続するディジタルテレ
ビジョン信号が供給され、検出された動きベクトルに基
づいて画像シフトの処理を行う第1のシフト処理用メモ
リと、 第2フィールドが連続するディジタルテレビジョン信号
が供給され、動きベクトルに基づいて画像シフトの処理
を行う第2のシフト処理用メモリと、 第1のシフト処理用メモリから出力される所定のライン
のデータと第2のシフト処理用メモリから出力される所
定のラインのデータに空間的に隣接するラインのデータ
との一方を選択するデータセレクタと、 動きベクトルの垂直方向の成分の大きさからデータセレ
クタを制御する信号を形成する手段と を備えたことを特徴とするテレビジョン画像の動き補正
装置である。
ビジョン信号が供給され、検出された動きベクトルに基
づいて画像シフトの処理を行う第1のシフト処理用メモ
リと、 第2フィールドが連続するディジタルテレビジョン信号
が供給され、動きベクトルに基づいて画像シフトの処理
を行う第2のシフト処理用メモリと、 第1のシフト処理用メモリから出力される所定のライン
のデータと第2のシフト処理用メモリから出力される所
定のラインのデータに空間的に隣接するラインのデータ
との一方を選択するデータセレクタと、 動きベクトルの垂直方向の成分の大きさからデータセレ
クタを制御する信号を形成する手段と を備えたことを特徴とするテレビジョン画像の動き補正
装置である。
以下、この発明の一実施例について説明する。この説明
は、下記の順序に従ってなされる。
は、下記の順序に従ってなされる。
a.方式変換装置の全体の構成 b.フィールド数変換方式 c.動き補正回路の一例 d.動き補正回路の他の例 e.応用例 a.方式変換装置の全体の構成。
この発明は、(1125ライン/60フィールド)の高品位テ
レビジョン方式(HD方式)を(625ライン/50フィール
ド)のPAL方式に変換する場合のフィールド数変換に適
用することができる。第1図は、この(HD→PAL)方式
変換装置の全体の構成を示す。
レビジョン方式(HD方式)を(625ライン/50フィール
ド)のPAL方式に変換する場合のフィールド数変換に適
用することができる。第1図は、この(HD→PAL)方式
変換装置の全体の構成を示す。
第1図において、1で示す入力端子に高品位テレビジョ
ン信号中の輝度信号が供給され、この輝度信号がローパ
スフィルタ2を介してA/Dコンバータ3に供給される。A
/Dコンバータ3からのディジタル輝度信号が前処理回路
4に供給される。この前処理回路4は、ライン数の変換
及びノンインターレース化の処理を行う。
ン信号中の輝度信号が供給され、この輝度信号がローパ
スフィルタ2を介してA/Dコンバータ3に供給される。A
/Dコンバータ3からのディジタル輝度信号が前処理回路
4に供給される。この前処理回路4は、ライン数の変換
及びノンインターレース化の処理を行う。
ライン数は、1125本から625本に例えばディジタル周波
数変換の技術を用いて変換される。また、高品位テレビ
ジョン信号の1フィールドの映像から、ライン数625本
のフレームの第1フィールドと第2フィールドの映像が
同時に形成される。この第2フィールドの映像は第1フ
ィールドの映像を、0.5ラインオフセットしたものであ
る。従って、前処理回路4からは、(625ライン/60フレ
ーム)の第1フィールドのみからなるディジタルビデオ
信号と、(625ライン/60フレーム)の第2フィールドの
みからなるディジタルビデオ信号とが得られる。
数変換の技術を用いて変換される。また、高品位テレビ
ジョン信号の1フィールドの映像から、ライン数625本
のフレームの第1フィールドと第2フィールドの映像が
同時に形成される。この第2フィールドの映像は第1フ
ィールドの映像を、0.5ラインオフセットしたものであ
る。従って、前処理回路4からは、(625ライン/60フレ
ーム)の第1フィールドのみからなるディジタルビデオ
信号と、(625ライン/60フレーム)の第2フィールドの
みからなるディジタルビデオ信号とが得られる。
第2図Aは、ライン数変換された状態のノンインターレ
ースの走査線構造を部分的に示している。第2図Aにお
いて、白丸は、第1フィールドのライン(実線)及び第
2フィールドのライン(破線)の夫々に含まれる画素を
示している。前処理回路4からは、第2図Bに示す第1
フィールドのデータと第2図Cに示す第2フィールドの
データとが同時に出力される。即ち、第1フィールドの
第23番目のラインと第2フィールドの第336番目のライ
ンとのペアが同時に出力され、同様に、(24,337)番目
のラインのペア,(25,338)番目のラインのペア,(2
6,339)番目のラインのペア・・・が同時に出力され
る。
ースの走査線構造を部分的に示している。第2図Aにお
いて、白丸は、第1フィールドのライン(実線)及び第
2フィールドのライン(破線)の夫々に含まれる画素を
示している。前処理回路4からは、第2図Bに示す第1
フィールドのデータと第2図Cに示す第2フィールドの
データとが同時に出力される。即ち、第1フィールドの
第23番目のラインと第2フィールドの第336番目のライ
ンとのペアが同時に出力され、同様に、(24,337)番目
のラインのペア,(25,338)番目のラインのペア,(2
6,339)番目のラインのペア・・・が同時に出力され
る。
この第2図から分かるように、第1フィールド側から第
2フィールドを見ると、0.5ライン分絵柄が下がってい
る。逆に第2フィールド側から第1フィールドを見る
と、0.5ライン分絵柄が上がっている。これらの関係を
利用することによって、他のフィールドの信号を取り込
むことにより、0.5ライン分(0.5H)の画像シフトを行
うことができる。
2フィールドを見ると、0.5ライン分絵柄が下がってい
る。逆に第2フィールド側から第1フィールドを見る
と、0.5ライン分絵柄が上がっている。これらの関係を
利用することによって、他のフィールドの信号を取り込
むことにより、0.5ライン分(0.5H)の画像シフトを行
うことができる。
動きベクトルの検出は、第1フィールドのビデオ信号を
用いて行われ、フィールド数の変換処理は、第1フィー
ルド及び第2フィールドの各々についてなされる。前処
理回路4において、上述のノンインターレス化を行うこ
とにより、動きベクトルの検出を1/60秒毎に行うことに
なり、検出精度を向上でき、補間信号の形成が容易とな
る。
用いて行われ、フィールド数の変換処理は、第1フィー
ルド及び第2フィールドの各々についてなされる。前処
理回路4において、上述のノンインターレス化を行うこ
とにより、動きベクトルの検出を1/60秒毎に行うことに
なり、検出精度を向上でき、補間信号の形成が容易とな
る。
5が動きベクトル検出処理回路を示し、この動きベクト
ル検出処理回路5に第1フィールドのディジタルビデオ
信号が供給される。また、第1フィールドに関するフィ
ールド数変換回路11と第2フィールドに関するフィール
ド数変換回路21とが設けられており、検出された動きベ
クトルに基づいて形成された画像シフト命令がこれらの
フィールド数変換回路11及び21に供給される。
ル検出処理回路5に第1フィールドのディジタルビデオ
信号が供給される。また、第1フィールドに関するフィ
ールド数変換回路11と第2フィールドに関するフィール
ド数変換回路21とが設けられており、検出された動きベ
クトルに基づいて形成された画像シフト命令がこれらの
フィールド数変換回路11及び21に供給される。
動きベクトル検出処理回路5は、検出域ごとに前フィー
ルドの代表点と現フィールドの画素との差(フィールド
差データ)を算出し、このフィールド差データの絶対値
を集計し、フィールド差集計データを発生し、フィール
ド差集計データの最小値を検出する構成のものである。
ルドの代表点と現フィールドの画素との差(フィールド
差データ)を算出し、このフィールド差データの絶対値
を集計し、フィールド差集計データを発生し、フィール
ド差集計データの最小値を検出する構成のものである。
また、フィールド数変換回路11及び24には、それぞれ
(625ライン/60フレーム)の第1フィールド及び第2フ
ィールドのディジタルビデオ信号が入力され、(625ラ
イン/60フレーム)から(625ライン/50フレーム)への
フィールド数変換が行われる。その結果、フィールド数
変換回路11からは、(625ライン/50フレーム)の第1フ
ィールドのディジタルビデオ信号が出力され、フィール
ド数変換回路21からは、(625ライン/50フレーム)の第
2フィールドのディジタルビデオ信号が出力される。こ
れらのフィールド数変換回路11及び21の出力信号がスイ
ッチ回路31に供給される。スイッチ回路31には、図示せ
ずも、1/50秒毎に反転する制御信号が供給され、スイッ
チ回路31の出力には、(625ライン/50フィールド)のデ
ィジタル輝度信号が取り出される。
(625ライン/60フレーム)の第1フィールド及び第2フ
ィールドのディジタルビデオ信号が入力され、(625ラ
イン/60フレーム)から(625ライン/50フレーム)への
フィールド数変換が行われる。その結果、フィールド数
変換回路11からは、(625ライン/50フレーム)の第1フ
ィールドのディジタルビデオ信号が出力され、フィール
ド数変換回路21からは、(625ライン/50フレーム)の第
2フィールドのディジタルビデオ信号が出力される。こ
れらのフィールド数変換回路11及び21の出力信号がスイ
ッチ回路31に供給される。スイッチ回路31には、図示せ
ずも、1/50秒毎に反転する制御信号が供給され、スイッ
チ回路31の出力には、(625ライン/50フィールド)のデ
ィジタル輝度信号が取り出される。
このディジタル輝度信号がD/Aコンバータ32に供給され
る。D/Aコンバータ32の出力信号がローパスフィルタ33
を介されてPALカラーエンコーダ34に供給される。輝度
信号Yと同様にライン数の変換及びフィールド数変換の
処理がなされた赤の色差信号R−Y及び青の色差信号B
−YがPALカラーエンコーダ34に供給される。従って、P
ALカラーエンコーダ34の出力端子45にPAL方式の複合カ
ラーテレビジョン信号が得られる。出力端子35には、PA
L方式のカラーテレビジョン受像機が接続される。
る。D/Aコンバータ32の出力信号がローパスフィルタ33
を介されてPALカラーエンコーダ34に供給される。輝度
信号Yと同様にライン数の変換及びフィールド数変換の
処理がなされた赤の色差信号R−Y及び青の色差信号B
−YがPALカラーエンコーダ34に供給される。従って、P
ALカラーエンコーダ34の出力端子45にPAL方式の複合カ
ラーテレビジョン信号が得られる。出力端子35には、PA
L方式のカラーテレビジョン受像機が接続される。
b.フィールド数変換回路 フィールド数変換回路11は、フィールドメモリ13と動き
補正回路14と直線近似回路15とスイッチ回路16と誤処理
検出回路17とメモリ18とにより構成される。フィールド
数変換回路21は、フィールド数変換回路11と同様の構成
とされている。
補正回路14と直線近似回路15とスイッチ回路16と誤処理
検出回路17とメモリ18とにより構成される。フィールド
数変換回路21は、フィールド数変換回路11と同様の構成
とされている。
フィールドメモリ13からの前フィールドのディジタルビ
デオ信号と入力された現フィールドのディジタルビデオ
信号の両者が動き補正回路14,直線近似回路15及び誤処
理検出回路17に供給される。また、動き補正回路14に
は、第2フィールドの前フィールドのデータ及び現フィ
ールドのデータも供給される。動き補正回路14の出力信
号及び直線近似回路15の出力信号の一方がスイッチ回路
16により選択される。スイッチ回路16は、誤処理検出回
路17の検出出力によって制御され、より正しい処理がな
された側の補正出力が選択される。誤処理検出回路17に
は、動き補正回路14において形成された第1フィールド
の前フィールドの映像をシフトした信号と、第1フィー
ルドの現フィールドの映像をシフトした信号との両者が
供給される。更に、スイッチ回路16の出力が供給される
メモリ18は、時間軸伸長のためのものである。
デオ信号と入力された現フィールドのディジタルビデオ
信号の両者が動き補正回路14,直線近似回路15及び誤処
理検出回路17に供給される。また、動き補正回路14に
は、第2フィールドの前フィールドのデータ及び現フィ
ールドのデータも供給される。動き補正回路14の出力信
号及び直線近似回路15の出力信号の一方がスイッチ回路
16により選択される。スイッチ回路16は、誤処理検出回
路17の検出出力によって制御され、より正しい処理がな
された側の補正出力が選択される。誤処理検出回路17に
は、動き補正回路14において形成された第1フィールド
の前フィールドの映像をシフトした信号と、第1フィー
ルドの現フィールドの映像をシフトした信号との両者が
供給される。更に、スイッチ回路16の出力が供給される
メモリ18は、時間軸伸長のためのものである。
動き補正回路14によりなされる動き補正の一例を第3図
を参照して説明する。第3図において、F1,F2,F3,F4,F
5,F6は、第1フィールド内の連続する6枚の画像(フィ
ールド)である。これらの画像には、各画像(フィール
ド)内を左から右に(1/60)秒毎に距離vだけ等速度運
動を行う物体が表されている。このvは、動きベクトル
検出処理回路5で検出された動きベクトルに他ならな
い。この等速度運動の場合では、画像F1から画像F6まで
の移動量の総和は、5vとなる。かかる6枚の画像F1〜F6
を5枚の画像f1〜f5に変換する場合、(1/5)vずつ移
動距離を増加させる必要がある。
を参照して説明する。第3図において、F1,F2,F3,F4,F
5,F6は、第1フィールド内の連続する6枚の画像(フィ
ールド)である。これらの画像には、各画像(フィール
ド)内を左から右に(1/60)秒毎に距離vだけ等速度運
動を行う物体が表されている。このvは、動きベクトル
検出処理回路5で検出された動きベクトルに他ならな
い。この等速度運動の場合では、画像F1から画像F6まで
の移動量の総和は、5vとなる。かかる6枚の画像F1〜F6
を5枚の画像f1〜f5に変換する場合、(1/5)vずつ移
動距離を増加させる必要がある。
第3図に示すように、前フィールドの画像F1を全くシフ
トしないものと、現フィールドの画像F2を(−v)シフ
トしたものとが加算され、この加算出力が1/2されるこ
とにより画像f1が形成される。画像F2を(1/5)vシフ
トしたものと画像F3を(−4/5)vシフトしたものとか
ら画像f2が形成される。画像F3を(2/5)vシフトした
ものと画像F4を(−3/5)vシフトしたものとから画像f
3が形成される。画像F4を(3/5)vシフトしたものと画
像F5を(−2/5)vシフトしたものとから画像f4が形成
される。画像F5を(4/5)vシフトしたものと画像F6を
(−1/5)vシフトしたものとから画像f5が形成され
る。
トしないものと、現フィールドの画像F2を(−v)シフ
トしたものとが加算され、この加算出力が1/2されるこ
とにより画像f1が形成される。画像F2を(1/5)vシフ
トしたものと画像F3を(−4/5)vシフトしたものとか
ら画像f2が形成される。画像F3を(2/5)vシフトした
ものと画像F4を(−3/5)vシフトしたものとから画像f
3が形成される。画像F4を(3/5)vシフトしたものと画
像F5を(−2/5)vシフトしたものとから画像f4が形成
される。画像F5を(4/5)vシフトしたものと画像F6を
(−1/5)vシフトしたものとから画像f5が形成され
る。
次の画像F6をvシフトしたものと画像F11を全くシフト
しないものとから形成される画像f6は、画像F11を全く
シフトしないものと、画像F12(図示せず)を−vシフ
トしたものとから形成される画像f11と同一の絵柄とな
るので、重複している一方の画像f6が除去される。その
後は、再び第3図に示される補正動作が繰り返される。
前フィールドを(a/5)vシフトし、現フィールドを
(−(5−a)/5)vシフトする処理は、後述する誤処
理検出のために必要とされるシフト処理と兼用すること
ができる。
しないものとから形成される画像f6は、画像F11を全く
シフトしないものと、画像F12(図示せず)を−vシフ
トしたものとから形成される画像f11と同一の絵柄とな
るので、重複している一方の画像f6が除去される。その
後は、再び第3図に示される補正動作が繰り返される。
前フィールドを(a/5)vシフトし、現フィールドを
(−(5−a)/5)vシフトする処理は、後述する誤処
理検出のために必要とされるシフト処理と兼用すること
ができる。
また、前フィールドを(a/5)vシフトした画像と現フ
ィールドを(−(5−a)/5)vシフトした画像とは、
基本的に同一の画像である。しかし、両者を加算するこ
とにより、直線近似の場合のランダムノイズに関するS/
Nと、動き補正の場合のランダムノイズに関するS/Nとを
等しくすることができ、また、動きベクトルが誤検出さ
れた時に画像をぼかす効果が得られる。
ィールドを(−(5−a)/5)vシフトした画像とは、
基本的に同一の画像である。しかし、両者を加算するこ
とにより、直線近似の場合のランダムノイズに関するS/
Nと、動き補正の場合のランダムノイズに関するS/Nとを
等しくすることができ、また、動きベクトルが誤検出さ
れた時に画像をぼかす効果が得られる。
上述の動き補正は、パンニングやチルトの場合では、動
きベクトルが正確に検出できれば、完全なフィールド数
の変換が可能である。しかし、実際の画像では、一画面
中でも種々の動きを持つ部分があったり、静止している
部分もあり、シフトを行ったことにより不具合が生じる
部分がある。このような場合には、動き補正回路14の出
力の代わりに直線近似回路15の出力がスイッチ回路16に
より選択される。
きベクトルが正確に検出できれば、完全なフィールド数
の変換が可能である。しかし、実際の画像では、一画面
中でも種々の動きを持つ部分があったり、静止している
部分もあり、シフトを行ったことにより不具合が生じる
部分がある。このような場合には、動き補正回路14の出
力の代わりに直線近似回路15の出力がスイッチ回路16に
より選択される。
直線近似回路15は、連続する2フィールドの映像の夫々
に所定の重み係数を乗算し、乗算出力を加算する補間回
路の構成とされている。第4図を参照して、直線近似回
路15の補正の一例について説明する。
に所定の重み係数を乗算し、乗算出力を加算する補間回
路の構成とされている。第4図を参照して、直線近似回
路15の補正の一例について説明する。
画像F1〜F6は、(1/60)秒毎の連続する6枚の画像であ
る。この画像は、等速度運動の動き物体と静止物体との
両者を含むものである。画像F1が画像f1とされる。第4
図において、破線で示すのが現フィールドの画像の絵柄
である。また、画像F2に(4/5)の重み係数を乗じたも
のと画像F3に(1/5)の重み係数を乗じたものが加算さ
れることにより、画像f2が形成される。同様に、(3/5F
3+2/5F4)により画像f3が形成され、(2/5F4+3/5F5)
により画像f4が形成され、(1/5F5+4/5F6)により画像
f5が形成される。
る。この画像は、等速度運動の動き物体と静止物体との
両者を含むものである。画像F1が画像f1とされる。第4
図において、破線で示すのが現フィールドの画像の絵柄
である。また、画像F2に(4/5)の重み係数を乗じたも
のと画像F3に(1/5)の重み係数を乗じたものが加算さ
れることにより、画像f2が形成される。同様に、(3/5F
3+2/5F4)により画像f3が形成され、(2/5F4+3/5F5)
により画像f4が形成され、(1/5F5+4/5F6)により画像
f5が形成される。
画像F6及び画像F11から形成される画像f16と画像F11及
び画像F12(図示せず)から形成される画像f11とは、重
複するので、一方の画像f6が除去される。
び画像F12(図示せず)から形成される画像f11とは、重
複するので、一方の画像f6が除去される。
直線近似回路15は、動き部分に関しては、二重になった
り、ぼける問題が生じるが、静止部分については、直線
近似による補正の方が動き補正に比して良い。動き補正
回路14が誤処理しているかどうかが誤処理検出回路17に
よって検出される。
り、ぼける問題が生じるが、静止部分については、直線
近似による補正の方が動き補正に比して良い。動き補正
回路14が誤処理しているかどうかが誤処理検出回路17に
よって検出される。
第5図は、誤処理検出回路17の一例の構成を示す。第5
図において、41で示される入力端子に前フィールドF1の
ディジタルビデオ信号が供給され、42で示される入力端
子に現フィールドF2のディジタルビデオ信号が供給され
る。ディジタルビデオ信号の両者が1画素ごとに減算回
路43によって減算され、両フィールドの信号の差ΔFLが
求められる。また、44で示される入力端子に前フィール
ドF1の画像を例えば(2/5)vシフトしたフィールドf11
の信号が供給され、45で示される入力端子に現フィール
ドF2の画像を例えば(−3/5)vシフトしたフィールドf
12の信号が供給される。このフィールドf11及びf12の両
者が1画素ごとに減算回路46によって減算され、両フィ
ールドの信号の差Δfが求められる。
図において、41で示される入力端子に前フィールドF1の
ディジタルビデオ信号が供給され、42で示される入力端
子に現フィールドF2のディジタルビデオ信号が供給され
る。ディジタルビデオ信号の両者が1画素ごとに減算回
路43によって減算され、両フィールドの信号の差ΔFLが
求められる。また、44で示される入力端子に前フィール
ドF1の画像を例えば(2/5)vシフトしたフィールドf11
の信号が供給され、45で示される入力端子に現フィール
ドF2の画像を例えば(−3/5)vシフトしたフィールドf
12の信号が供給される。このフィールドf11及びf12の両
者が1画素ごとに減算回路46によって減算され、両フィ
ールドの信号の差Δfが求められる。
差信号ΔFL及びΔfが比較回路47により比較される。第
6図に示すように、前フィールドF1の画像を(2/5)v
シフトしたフィールドf11の画像と現フィールドF2の画
像を(−3/5)vシフトしたフィールドf12の画像とは、
動き部分に関しては、同一となり、両者の差の画像Δf
は、第6図に示すように、動き部分が除去されたものと
なる。一方、シフトしてない前フィールドF1とF2とは、
静止部分に関しては、同一となる。従って、比較回路47
の比較動作によって、(ΔFL>Δf)が検出される画素
については、動き補正処理が正しいものと判定でき、逆
に、(ΔFL<Δf)が検出される画素については、動き
補正が正しくないと判定できる。
6図に示すように、前フィールドF1の画像を(2/5)v
シフトしたフィールドf11の画像と現フィールドF2の画
像を(−3/5)vシフトしたフィールドf12の画像とは、
動き部分に関しては、同一となり、両者の差の画像Δf
は、第6図に示すように、動き部分が除去されたものと
なる。一方、シフトしてない前フィールドF1とF2とは、
静止部分に関しては、同一となる。従って、比較回路47
の比較動作によって、(ΔFL>Δf)が検出される画素
については、動き補正処理が正しいものと判定でき、逆
に、(ΔFL<Δf)が検出される画素については、動き
補正が正しくないと判定できる。
比較回路47は、(ΔFL>Δf)の時に、‘H'となり、
(ΔFL<Δf)の時に‘L'となる比較出力を発生する。
この比較出力が多数決論理回路48に供給される。多数決
論理回路48は、動きベクトルの検出域ごとに判定を行
う。1個の検出域に含まれる複数の画素の比較出力に関
して、‘H'の数が‘L'の数より多い時に出力端子49に
‘H'の出力信号が発生し、逆に、‘L'の数が‘H'の数よ
り多い時に出力端子49に‘L'の出力信号が発生する。こ
の出力信号がスイッチ回路16の制御信号とされる。スイ
ッチ回路16は、誤処理検出回路17の出力が‘H'の時に、
動き補正回路14からの補正された信号を選択し、一方、
誤処理検出回路17の出力が‘L'の時に、直線近似回路15
からの補正された信号を選択する。
(ΔFL<Δf)の時に‘L'となる比較出力を発生する。
この比較出力が多数決論理回路48に供給される。多数決
論理回路48は、動きベクトルの検出域ごとに判定を行
う。1個の検出域に含まれる複数の画素の比較出力に関
して、‘H'の数が‘L'の数より多い時に出力端子49に
‘H'の出力信号が発生し、逆に、‘L'の数が‘H'の数よ
り多い時に出力端子49に‘L'の出力信号が発生する。こ
の出力信号がスイッチ回路16の制御信号とされる。スイ
ッチ回路16は、誤処理検出回路17の出力が‘H'の時に、
動き補正回路14からの補正された信号を選択し、一方、
誤処理検出回路17の出力が‘L'の時に、直線近似回路15
からの補正された信号を選択する。
c.動き補正回路の一例 第1フィールドのフィールド数変換回路11に設けられた
動き補正回路14及び第2フィールドのフィールド数変換
回路21に設けられた動き補正回路の両者は、基本的に、
第3図に示す動き補正動作を行う。この動き補正は、第
1フィールド又は第2フィールドの一方の信号のみによ
って可能である。しかし、この発明では、垂直方向の動
き補正の精度を2倍にするため、動き補正回路に第1フ
ィールド及び第2フィールドの両者の信号を供給してい
る。
動き補正回路14及び第2フィールドのフィールド数変換
回路21に設けられた動き補正回路の両者は、基本的に、
第3図に示す動き補正動作を行う。この動き補正は、第
1フィールド又は第2フィールドの一方の信号のみによ
って可能である。しかし、この発明では、垂直方向の動
き補正の精度を2倍にするため、動き補正回路に第1フ
ィールド及び第2フィールドの両者の信号を供給してい
る。
第7図は、この発明が適用された動き補正回路の一例の
構成を示す。第1フィールドに関しての動き補正回路14
は、第7図において上側位置に描かれ、シフト処理メモ
リ51,52,53,54とシフト命令変更回路59,60とデータセレ
クタ63,64と判断回路67とにより構成されている。第2
フィールドに関しての動き補正回路は、第7図において
下側位置に描かれているように、シフト処理メモリ55,5
6,57,58とシフト命令変更回路61,62とデータセレクタ6
5,66と判断回路68とにより構成されている。シフト処理
メモリは、シフト命令の水平方向成分及び垂直方向成分
に応じたアドレス制御により、1フィールドの画像のシ
フトを行う構成とされている。
構成を示す。第1フィールドに関しての動き補正回路14
は、第7図において上側位置に描かれ、シフト処理メモ
リ51,52,53,54とシフト命令変更回路59,60とデータセレ
クタ63,64と判断回路67とにより構成されている。第2
フィールドに関しての動き補正回路は、第7図において
下側位置に描かれているように、シフト処理メモリ55,5
6,57,58とシフト命令変更回路61,62とデータセレクタ6
5,66と判断回路68とにより構成されている。シフト処理
メモリは、シフト命令の水平方向成分及び垂直方向成分
に応じたアドレス制御により、1フィールドの画像のシ
フトを行う構成とされている。
シフト処理メモリ52,54には、第1フィールドの現フィ
ールドのディジタルビデオ信号が供給され、シフト処理
メモリ51,53には、第1フィールドの前フィールドのデ
ィジタルビデオ信号が供給される。フィールドメモリ13
により、入力端子10からの第1フィールドの信号に関し
て現フィールド及び前フィールドの夫々の信号が形成さ
れる。
ールドのディジタルビデオ信号が供給され、シフト処理
メモリ51,53には、第1フィールドの前フィールドのデ
ィジタルビデオ信号が供給される。フィールドメモリ13
により、入力端子10からの第1フィールドの信号に関し
て現フィールド及び前フィールドの夫々の信号が形成さ
れる。
シフト処理メモリ56,58には、第2フィールドの現フィ
ールドのディジタルビデオ信号が供給され、シフト処理
メモリ55,57には、第2フィールドの前フィールドのデ
ィジタルビデオ信号が供給される。フィールドメモリ23
により、入力端子20からの第2フィールドの信号に関し
て、現フィールド及び前フィールドの夫々の信号が形成
される。
ールドのディジタルビデオ信号が供給され、シフト処理
メモリ55,57には、第2フィールドの前フィールドのデ
ィジタルビデオ信号が供給される。フィールドメモリ23
により、入力端子20からの第2フィールドの信号に関し
て、現フィールド及び前フィールドの夫々の信号が形成
される。
入力端子6には、現フィールドの画像に関するシフト命
令が供給され、入力端子7には、前フィールドの画像に
関するシフト命令が供給される。これらのシフト命令
は、動きベクトル検出処理回路5により形成され、第3
図に示すような動き補正を行うためである。第3図は、
水平方向の動き補正動作のみを示しているが、シフト命
令は、(xサンプル,yライン)と垂直方向のシフト命令
をも含んでいる。現フィールドに関するシフト命令は、
シフト処理メモリ52,58に供給されると共に、シフト命
令変更回路60及び62を夫々介してシフト処理メモリ54及
び56に供給される。また、前フィールドに関するシフト
命令は、シフト処理メモリ51,57に供給されると共に、
シフト命令変更回路59及び61を夫々介してシフト処理メ
モリ53及び55に供給される。
令が供給され、入力端子7には、前フィールドの画像に
関するシフト命令が供給される。これらのシフト命令
は、動きベクトル検出処理回路5により形成され、第3
図に示すような動き補正を行うためである。第3図は、
水平方向の動き補正動作のみを示しているが、シフト命
令は、(xサンプル,yライン)と垂直方向のシフト命令
をも含んでいる。現フィールドに関するシフト命令は、
シフト処理メモリ52,58に供給されると共に、シフト命
令変更回路60及び62を夫々介してシフト処理メモリ54及
び56に供給される。また、前フィールドに関するシフト
命令は、シフト処理メモリ51,57に供給されると共に、
シフト命令変更回路59及び61を夫々介してシフト処理メ
モリ53及び55に供給される。
シフト命令変更回路59及び60の両者は、シフト命令の垂
直方向の成分yの値に1を加算し、シフト命令変更回路
61及び62の両者は、シフト命令の垂直方向の成分yの値
から1を減算するものである。従って、シフト命令変更
回路59及び60によって、シフト処理メモリ53及び54の出
力は、シフト量が1ライン多くされたものとなる。一
方、シフト命令変更回路61及び62によって、シフト処理
メモリ55及び56の出力は、シフト量が1ライン少なくさ
れたものとなる。
直方向の成分yの値に1を加算し、シフト命令変更回路
61及び62の両者は、シフト命令の垂直方向の成分yの値
から1を減算するものである。従って、シフト命令変更
回路59及び60によって、シフト処理メモリ53及び54の出
力は、シフト量が1ライン多くされたものとなる。一
方、シフト命令変更回路61及び62によって、シフト処理
メモリ55及び56の出力は、シフト量が1ライン少なくさ
れたものとなる。
一例として、シフト処理メモリ51及び52の夫々から第1
フィールドの第24番目のラインの信号が出力されている
時には、シフト処理メモリ53及び54の夫々から第1フィ
ールドの第25番目のラインの信号が出力される。この時
には、シフト処理メモリ57及び58の夫々から第24番目の
ラインとペアの第337番目のラインの信号が出力され、
シフト処理メモリ55及び56の夫々から第336番目のライ
ンの信号が出力される。
フィールドの第24番目のラインの信号が出力されている
時には、シフト処理メモリ53及び54の夫々から第1フィ
ールドの第25番目のラインの信号が出力される。この時
には、シフト処理メモリ57及び58の夫々から第24番目の
ラインとペアの第337番目のラインの信号が出力され、
シフト処理メモリ55及び56の夫々から第336番目のライ
ンの信号が出力される。
データセレクタ63,64,65,66の夫々は、3個の入力端子
a,b,cと1個の出力端子dとを有する。データセレクタ6
3の出力端子dが導出された出力端子71には、第1フィ
ールドの前フィールドのシフトされた出力信号が得ら
れ、データセレクタ64の出力端子dが導出された出力端
子72には、第1フィールドの現フィールドのシフトされ
た出力信号が得られる。このデータセレクタ63及び64
は、判断回路67からの制御信号によって制御される。出
力端子71及び72に得られたシフト処理された信号が加算
されて1/2されることにより動き補正出力信号とされ
る。また、このシフト処理された2個の出力信号が前述
のように、誤処理検出回路17に供給されている。
a,b,cと1個の出力端子dとを有する。データセレクタ6
3の出力端子dが導出された出力端子71には、第1フィ
ールドの前フィールドのシフトされた出力信号が得ら
れ、データセレクタ64の出力端子dが導出された出力端
子72には、第1フィールドの現フィールドのシフトされ
た出力信号が得られる。このデータセレクタ63及び64
は、判断回路67からの制御信号によって制御される。出
力端子71及び72に得られたシフト処理された信号が加算
されて1/2されることにより動き補正出力信号とされ
る。また、このシフト処理された2個の出力信号が前述
のように、誤処理検出回路17に供給されている。
判断回路67には、現フィールドに関するシフト命令と前
フィールドに関するシフト命令とが供給される。前述の
ように、現フィールドに関するシフト命令は、検出され
た動きベクトルvに(−1,−4/5,−3/5,−2/5,−1/5)
の各係数を乗じたものであり、前フィールドに関するシ
フト命令は、動きベクトルvに(1/5,2/5,3/5,4/5,1)
の各係数を乗じたものである。動きベクトルvの垂直方
向の成分は、整数であるため、シフト命令には、1/5の
整数倍の端数が生じる。判断回路67は、現フィールド及
び前フィールドの夫々のシフト命令に関して、方向及び
端数を判断して最適の信号をデータセレクタが選択する
ような制御信号を発生する。
フィールドに関するシフト命令とが供給される。前述の
ように、現フィールドに関するシフト命令は、検出され
た動きベクトルvに(−1,−4/5,−3/5,−2/5,−1/5)
の各係数を乗じたものであり、前フィールドに関するシ
フト命令は、動きベクトルvに(1/5,2/5,3/5,4/5,1)
の各係数を乗じたものである。動きベクトルvの垂直方
向の成分は、整数であるため、シフト命令には、1/5の
整数倍の端数が生じる。判断回路67は、現フィールド及
び前フィールドの夫々のシフト命令に関して、方向及び
端数を判断して最適の信号をデータセレクタが選択する
ような制御信号を発生する。
即ち、垂直方向のシフト命令に関して、端数の2/5及び3
/5は0.5に、端数の1/5と2/5は切り捨て、端数の4/5は切
り上げの各処理が行われる。切り捨て及び切り上げの処
理は、シフト処理メモリ51,52,53,54の夫々においてな
され、端数0.5に変換する処理が判断回路67においてな
される。また、シフト命令の極性が+の時は、シフト方
向が下側と判断され、その極性が−の時は、シフト方向
が上側と判断される。
/5は0.5に、端数の1/5と2/5は切り捨て、端数の4/5は切
り上げの各処理が行われる。切り捨て及び切り上げの処
理は、シフト処理メモリ51,52,53,54の夫々においてな
され、端数0.5に変換する処理が判断回路67においてな
される。また、シフト命令の極性が+の時は、シフト方
向が下側と判断され、その極性が−の時は、シフト方向
が上側と判断される。
前フィールドのシフトされた出力を発生するためのデー
タセレクタ63の入力端子aにシフト処理メモリ55の出力
が供給され、その入力端子bにシフト処理メモリ51の出
力が供給され、その入力端子cにシフト処理メモリ57の
出力が供給される。現フィールドのシフトされた出力を
発生するデータセレクタ64の入力端子aにシフト処理メ
モリ56の出力が供給され、その入力端子bにシフト処理
メモリ52の出力が供給され、その入力端子cにシフト処
理メモリ58の出力が供給される。データセレクタ63及び
64の入力端子bに例えば前フィールドの第24番目のライ
ン及び現フィールドの第24番目のラインの信号が供給さ
れている時に、各々の入力端子aには、各フィールドの
第336番目のラインの信号が供給され、また、各々の入
力端子cには、各フィールドの第337番目のラインの信
号が供給されている。
タセレクタ63の入力端子aにシフト処理メモリ55の出力
が供給され、その入力端子bにシフト処理メモリ51の出
力が供給され、その入力端子cにシフト処理メモリ57の
出力が供給される。現フィールドのシフトされた出力を
発生するデータセレクタ64の入力端子aにシフト処理メ
モリ56の出力が供給され、その入力端子bにシフト処理
メモリ52の出力が供給され、その入力端子cにシフト処
理メモリ58の出力が供給される。データセレクタ63及び
64の入力端子bに例えば前フィールドの第24番目のライ
ン及び現フィールドの第24番目のラインの信号が供給さ
れている時に、各々の入力端子aには、各フィールドの
第336番目のラインの信号が供給され、また、各々の入
力端子cには、各フィールドの第337番目のラインの信
号が供給されている。
従って、判断回路67で0.5ラインの上側シフトと判断さ
れると、データセレクタ63及び64の各出力端子dが入力
端子aと接続される制御がなされ、また、0.5ライン下
側シフトと判断されると、データセレクタ63及び64の各
出力端子dが入力端子cと接続される制御がなされ、更
に、整数ラインのシフトと判断されると、データセレク
タ63及び64の各出力端子dが入力端子bと接続される制
御がなされる。
れると、データセレクタ63及び64の各出力端子dが入力
端子aと接続される制御がなされ、また、0.5ライン下
側シフトと判断されると、データセレクタ63及び64の各
出力端子dが入力端子cと接続される制御がなされ、更
に、整数ラインのシフトと判断されると、データセレク
タ63及び64の各出力端子dが入力端子bと接続される制
御がなされる。
上述の第1フィールドに関するデータセレクタ63及び64
と同様に、第2フィールドに関するデータセレクタ65及
び66が動作する。前フィールドのシフトされた出力を発
生するためのデータセレクタ65の入力端子aにシフト処
理メモリ51の出力が供給され、その入力端子bにシフト
処理メモリ57の出力が供給され、その入力端子cにシフ
ト処理メモリ53の出力が供給される。現フィールドのシ
フトされた出力を発生するためのデータセレクタ66の入
力端子aにシフト処理メモリ52の出力が供給され、その
入力端子bにシフト処理メモリ58の出力が供給され、そ
の入力端子cにシフト処理メモリ54の出力が供給され
る。
と同様に、第2フィールドに関するデータセレクタ65及
び66が動作する。前フィールドのシフトされた出力を発
生するためのデータセレクタ65の入力端子aにシフト処
理メモリ51の出力が供給され、その入力端子bにシフト
処理メモリ57の出力が供給され、その入力端子cにシフ
ト処理メモリ53の出力が供給される。現フィールドのシ
フトされた出力を発生するためのデータセレクタ66の入
力端子aにシフト処理メモリ52の出力が供給され、その
入力端子bにシフト処理メモリ58の出力が供給され、そ
の入力端子cにシフト処理メモリ54の出力が供給され
る。
データセレクタ65及び66の夫々は、入力端子bに供給さ
れる信号のラインの上側又は下側の隣接ラインの信号を
判断回路68からの制御信号に応じて選択することによ
り、0.5ラインの垂直方向の画像シフトを行う。
れる信号のラインの上側又は下側の隣接ラインの信号を
判断回路68からの制御信号に応じて選択することによ
り、0.5ラインの垂直方向の画像シフトを行う。
d.動き補正回路の他の例 第8図は、この発明が適用された動き補正回路の他の例
を示す。この他の例は、第7図に示す動き補正回路にお
けるシフト処理メモリ53,54,55,56を除去し、画像シフ
トに本来的に必要とされるシフト処理メモリ51,52,57,5
8と夫々対応するシフト処理メモリ81,82,83,84を用いた
構成である。
を示す。この他の例は、第7図に示す動き補正回路にお
けるシフト処理メモリ53,54,55,56を除去し、画像シフ
トに本来的に必要とされるシフト処理メモリ51,52,57,5
8と夫々対応するシフト処理メモリ81,82,83,84を用いた
構成である。
データセレクタ87及び88の夫々の入力端子bにシフト処
理メモリ81及び82の出力が供給され、夫々の入力端子c
にシフト処理メモリ83及び84の出力が供給される。この
データセレクタ87及び88は、判断回路85により形成され
る制御信号によって制御される。0.5ラインの下側への
シフトが必要と判断される時には、データセレクタ87及
び88の夫々の入力端子cと出力端子dとが接続され、出
力端子91及び92には、シフト処理された第1フィールド
の出力信号が得られる。
理メモリ81及び82の出力が供給され、夫々の入力端子c
にシフト処理メモリ83及び84の出力が供給される。この
データセレクタ87及び88は、判断回路85により形成され
る制御信号によって制御される。0.5ラインの下側への
シフトが必要と判断される時には、データセレクタ87及
び88の夫々の入力端子cと出力端子dとが接続され、出
力端子91及び92には、シフト処理された第1フィールド
の出力信号が得られる。
第2フィールドの信号に関するデータセレクタ89及び90
の夫々の入力端子bにシフト処理メモリ83及び84の出力
が供給され、夫々の入力端子aにシフト処理メモリ81及
び82の出力が供給される。これらのデータセレクタ89及
び90は、判断回路86により形成される制御信号によって
制御される。0.5ラインの上側へのシフトが必要と判断
される時には、データセレクタ89及び90の夫々の入力端
子aと出力端子dとが接続され、出力端子93及び94に
は、シフト処理された第2フィールドの出力信号が得ら
れる。
の夫々の入力端子bにシフト処理メモリ83及び84の出力
が供給され、夫々の入力端子aにシフト処理メモリ81及
び82の出力が供給される。これらのデータセレクタ89及
び90は、判断回路86により形成される制御信号によって
制御される。0.5ラインの上側へのシフトが必要と判断
される時には、データセレクタ89及び90の夫々の入力端
子aと出力端子dとが接続され、出力端子93及び94に
は、シフト処理された第2フィールドの出力信号が得ら
れる。
この第8図に示す動き補正回路の他の例は、一方向のシ
フトに制限されるために、第7図に示す動き補正回路の
ように、2倍の精度にはならないが、確率的には、1.5
倍に垂直方向の精度を上げることができる。
フトに制限されるために、第7図に示す動き補正回路の
ように、2倍の精度にはならないが、確率的には、1.5
倍に垂直方向の精度を上げることができる。
e.応用例 この発明は、(HD方式→PAL方式)の方式変換における
フィールド数変換装置に限らず、(HD方式→SECAM方
式)の方式変換,帯域圧縮伝送等に適用することができ
る。
フィールド数変換装置に限らず、(HD方式→SECAM方
式)の方式変換,帯域圧縮伝送等に適用することができ
る。
この発明に依れば、第1フィールドの信号と第2フィー
ルドの信号とが同時に在ることを利用し、従来のよう
に、垂直方向の画像シフト量を四捨五入して整数化せず
に、0.5ラインの画像シフト量を実現することができ
る。従って、垂直方向の動き補正の精度を従来の精度と
比べて1.5倍又は2倍に高くすることができる。特に速
度が遅い動き画像の処理にこの発明を適用することによ
り、スムーズな出力画像を形成することができる。
ルドの信号とが同時に在ることを利用し、従来のよう
に、垂直方向の画像シフト量を四捨五入して整数化せず
に、0.5ラインの画像シフト量を実現することができ
る。従って、垂直方向の動き補正の精度を従来の精度と
比べて1.5倍又は2倍に高くすることができる。特に速
度が遅い動き画像の処理にこの発明を適用することによ
り、スムーズな出力画像を形成することができる。
第1図はこの発明を適用することができる方式変換装置
の一例のブロック図、第2図は方式変換装置における入
力信号の処理の説明に用いる略線図、第3図は動き補正
動作の説明に用いる略線図、第4図は直線近似動作の説
明に用いる略線図、第5図は誤処理検出回路の一例のブ
ロック図、第6図は誤処理検出の説明のための略線図、
第7図は動き補正回路の一例のブロック図、第8図は動
き補正回路の他の例のブロック図である。 図面における主要な符号の説明 1:HD方式のテレビジョン信号の入力端子、4:前処理回
路、5:動きベクトル検出処理回路、13,23:フィールドメ
モリ、14:動き補正回路、51〜58,81〜84:シフト処理メ
モリ、63,64,65,66,87,88,89,90:データセレクタ、67,6
8,85,86:判断回路。
の一例のブロック図、第2図は方式変換装置における入
力信号の処理の説明に用いる略線図、第3図は動き補正
動作の説明に用いる略線図、第4図は直線近似動作の説
明に用いる略線図、第5図は誤処理検出回路の一例のブ
ロック図、第6図は誤処理検出の説明のための略線図、
第7図は動き補正回路の一例のブロック図、第8図は動
き補正回路の他の例のブロック図である。 図面における主要な符号の説明 1:HD方式のテレビジョン信号の入力端子、4:前処理回
路、5:動きベクトル検出処理回路、13,23:フィールドメ
モリ、14:動き補正回路、51〜58,81〜84:シフト処理メ
モリ、63,64,65,66,87,88,89,90:データセレクタ、67,6
8,85,86:判断回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 豊 東京都世田谷区砧1丁目10番11号 日本放 送協会放送技術研究所内 (72)発明者 大村 俊郎 東京都世田谷区砧1丁目10番11号 日本放 送協会放送技術研究所内 (72)発明者 栗田 泰市郎 東京都世田谷区砧1丁目10番11号 日本放 送協会放送技術研究所内 (72)発明者 大塚 吉道 東京都世田谷区砧1丁目10番11号 日本放 送協会放送技術研究所内 (72)発明者 二宮 佑一 東京都世田谷区砧1丁目10番11号 日本放 送協会放送技術研究所内 (72)発明者 西澤 台次 東京都世田谷区砧1丁目10番11号 日本放 送協会放送技術研究所内
Claims (1)
- 【請求項1】方式変換により第1フィールド画像と第2
フィールド画像とが同時に存在するディジタルテレビジ
ョン信号の、第1フィールド画像信号が供給され、検出
された動きベクトルに基づいて画像シフト処理を行う第
1のシフト処理用メモリと、 上記ディジタルテレビジョン信号の、第2フィールド画
像信号が供給され、上記動きベクトルに基づいて画像シ
フト処理を行う第2のシフト処理メモリと、 上記第1のシフト処理用メモリから出力される所定のラ
インのデータと、上記第2のシフト処理用メモリから出
力され上記所定のラインのデータに空間的に隣接するラ
インのデータとの一方を選択するデータセレクタと、 上記動きベクトルの垂直方向の成分の大きさから上記デ
ータセレクタを制御する信号を形成する手段と を備えたことを特徴とするテレビジョン画像の動き補正
装置。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60165075A JPH0746861B2 (ja) | 1985-07-26 | 1985-07-26 | テレビジヨン画像の動き補正装置 |
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