JPH0748450B2 - エレクトレツト材 - Google Patents
エレクトレツト材Info
- Publication number
- JPH0748450B2 JPH0748450B2 JP5054387A JP5054387A JPH0748450B2 JP H0748450 B2 JPH0748450 B2 JP H0748450B2 JP 5054387 A JP5054387 A JP 5054387A JP 5054387 A JP5054387 A JP 5054387A JP H0748450 B2 JPH0748450 B2 JP H0748450B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- metal plate
- primer layer
- electret material
- teflon
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Electrostatic, Electromagnetic, Magneto- Strictive, And Variable-Resistance Transducers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はエレクトレットコンデンサマイクロホン等に使
用するエレクトレット材に関する。
用するエレクトレット材に関する。
従来の技術 従来、この種のエレクトレット材は第3図に示す部分拡
大断面図の如く、金属板1の表面にテフロン系等のディ
スパージョン液2を塗布後焼成するとともに、かつこの
表面上にテフロン系等の高分子フィルム3をローラー等
による熱融着により形成している。(特開昭51−87798
号公報による) 次に上記従来例の詳細な製造工程について説明を行な
う。第4図はこの工程図である。まず、金属板1の表面
の油脂分、汚れ等を除去するため、トリクレンもしくは
アルカリ脱脂等により洗浄後、温風等により表面の乾燥
を行なう。次にこの金属板1の表面上にテフロン系等の
ディスパージョン液2を2〜4μm程度塗布し、このデ
ィスパージョン液2の融点付近以上である300〜350℃程
度の高温炉により、水分等を除去し、金属板1の表面上
に融着させるために焼成を行なう。次にこの表面上に10
〜20μm程度のテフロン系等の高分子フィルム3をロー
ラー等により、融点付近の300℃程度の高温を印加しな
がらディスパージョン層2に熱融着することにより完成
する。
大断面図の如く、金属板1の表面にテフロン系等のディ
スパージョン液2を塗布後焼成するとともに、かつこの
表面上にテフロン系等の高分子フィルム3をローラー等
による熱融着により形成している。(特開昭51−87798
号公報による) 次に上記従来例の詳細な製造工程について説明を行な
う。第4図はこの工程図である。まず、金属板1の表面
の油脂分、汚れ等を除去するため、トリクレンもしくは
アルカリ脱脂等により洗浄後、温風等により表面の乾燥
を行なう。次にこの金属板1の表面上にテフロン系等の
ディスパージョン液2を2〜4μm程度塗布し、このデ
ィスパージョン液2の融点付近以上である300〜350℃程
度の高温炉により、水分等を除去し、金属板1の表面上
に融着させるために焼成を行なう。次にこの表面上に10
〜20μm程度のテフロン系等の高分子フィルム3をロー
ラー等により、融点付近の300℃程度の高温を印加しな
がらディスパージョン層2に熱融着することにより完成
する。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記従来例のエレクトレット材は高分子
フィルム3とディスパージョン層2の融着強度は充分で
あるが、金属板1との融着強度が弱く、剥離等が発生し
エレクトレット材としては不充分である。
フィルム3とディスパージョン層2の融着強度は充分で
あるが、金属板1との融着強度が弱く、剥離等が発生し
エレクトレット材としては不充分である。
この原因としては、洗浄工程における金属板1の表面の
脱脂等が不完全であったり、洗浄液の残留があったりす
るので、高温印加により表面に酸化膜等を生じ、融着強
度を劣化させるものであると考えられる。この対策とし
て金属板1の表面にNiメッキ等の金属メッキを施すこと
も考えられ、多少の改善効果は望めるが、低価格で高温
に耐え得るメッキはないと言ってもよい。数種の一般的
金属メッキの実験を行なったが同様な結果が得られた。
脱脂等が不完全であったり、洗浄液の残留があったりす
るので、高温印加により表面に酸化膜等を生じ、融着強
度を劣化させるものであると考えられる。この対策とし
て金属板1の表面にNiメッキ等の金属メッキを施すこと
も考えられ、多少の改善効果は望めるが、低価格で高温
に耐え得るメッキはないと言ってもよい。数種の一般的
金属メッキの実験を行なったが同様な結果が得られた。
本発明はこの様な従来の問題を解決するものであり、高
分子フィルム3の剥離等が発生しにくく、充分な融着強
度を有する品質の優れたエレクトレット材を提供するこ
とを目的とするものである。
分子フィルム3の剥離等が発生しにくく、充分な融着強
度を有する品質の優れたエレクトレット材を提供するこ
とを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、金属板の表面に耐
熱プライマー層を形成し、この表面上にディスパージョ
ン液を塗布後焼成するとともに、かつこの表面上に高分
子フィルムを熱融着により形成する様にしたものであ
る。
熱プライマー層を形成し、この表面上にディスパージョ
ン液を塗布後焼成するとともに、かつこの表面上に高分
子フィルムを熱融着により形成する様にしたものであ
る。
作用 本発明は上記の様な構成により次の様な効果を有する。
すなわち、金属板の表面に耐熱プライマー層を形成して
いるので、高温酸化等が生じにくいとともに、テフロン
系物質は金属面に融着しにくいが、プライマー層及びデ
ィスパージョン液が表面活性剤の役目をし、金属面に強
く密着しているので、剥離等の発生しにくい高品質のエ
レクトレット材とすることができる。
すなわち、金属板の表面に耐熱プライマー層を形成して
いるので、高温酸化等が生じにくいとともに、テフロン
系物質は金属面に融着しにくいが、プライマー層及びデ
ィスパージョン液が表面活性剤の役目をし、金属面に強
く密着しているので、剥離等の発生しにくい高品質のエ
レクトレット材とすることができる。
実施例 第1図は本発明の一実施例を示す部分拡大断面図であ
る。同図において4はポリアミドイミド系等の耐熱プラ
イマーであり、金属板1の表面上に塗布され密着してい
るとともに、この表面上にディスパージョン液2を塗布
し焼成するとともに、かつ前記表面上に高分子フィルム
3を熱融着等により形成している。
る。同図において4はポリアミドイミド系等の耐熱プラ
イマーであり、金属板1の表面上に塗布され密着してい
るとともに、この表面上にディスパージョン液2を塗布
し焼成するとともに、かつ前記表面上に高分子フィルム
3を熱融着等により形成している。
次に上記実施例の詳細な製造工程について説明する。第
2図はこの工程図である。まず、金属板1の表面の油脂
分、汚れ等をトリクレン、アルカリ脱脂等により洗浄を
行ない除去し、温風等により乾燥を行なう。次にこの表
面上にポリアミドイミド系等の耐熱プライマー4を2〜
4μm程度塗布する。この耐熱プライマー4はあらかじ
め塗布しやすい様、ジメチル、MEK等の有機溶剤を70%
程度入れてある。塗布後80℃程度の温度でプライマー層
4を形成する。このプライマーはテフロン系等とは違い
金属面に対し強い密着が得られる。
2図はこの工程図である。まず、金属板1の表面の油脂
分、汚れ等をトリクレン、アルカリ脱脂等により洗浄を
行ない除去し、温風等により乾燥を行なう。次にこの表
面上にポリアミドイミド系等の耐熱プライマー4を2〜
4μm程度塗布する。この耐熱プライマー4はあらかじ
め塗布しやすい様、ジメチル、MEK等の有機溶剤を70%
程度入れてある。塗布後80℃程度の温度でプライマー層
4を形成する。このプライマーはテフロン系等とは違い
金属面に対し強い密着が得られる。
このプライマー層4の表面は複数の小さな凹凸が形成さ
れる。次にこの表面層上にテフロン系等のディスパージ
ョン液2を2〜4μm程度塗布し、融点付近以上である
300〜350℃程度の高温炉で焼成を行なう。この場合、デ
ィスパージョン液2の水分等が除去し、プライマー層4
の凹凸に溶け込むため、この界面で強い融着が得られ
る。又、このプライマー層4とディスパージョン層2の
合わせての厚さは3〜6μm程度となり、従来と同程度
の厚さとなる。
れる。次にこの表面層上にテフロン系等のディスパージ
ョン液2を2〜4μm程度塗布し、融点付近以上である
300〜350℃程度の高温炉で焼成を行なう。この場合、デ
ィスパージョン液2の水分等が除去し、プライマー層4
の凹凸に溶け込むため、この界面で強い融着が得られ
る。又、このプライマー層4とディスパージョン層2の
合わせての厚さは3〜6μm程度となり、従来と同程度
の厚さとなる。
又、焼成の際に金属面にはプライマー層が形成されてい
るので高温酸化等は発生しにくい。
るので高温酸化等は発生しにくい。
次にこの表面上に10〜20μm程度のテフロン系等の高分
子フィルム3をローラー等により、融点付近の300℃程
度の高温を印加しながらディスパージョン層2に熱融着
する。従って、各層は強い密着が得られるので剥離が発
生しにくい。
子フィルム3をローラー等により、融点付近の300℃程
度の高温を印加しながらディスパージョン層2に熱融着
する。従って、各層は強い密着が得られるので剥離が発
生しにくい。
尚、本発明の場合、工程が増えコストアップとなる様に
思われるが、実際には耐熱プライマー層4は金属板1へ
の密着強度が強いため、従来の様に金属板1の洗浄に多
大な工程をかける必要もなく、トリクレン脱脂程度です
むため、トータル的には同程度のコストにて剥離しにく
い高品質のエレクトレット材が得られる。
思われるが、実際には耐熱プライマー層4は金属板1へ
の密着強度が強いため、従来の様に金属板1の洗浄に多
大な工程をかける必要もなく、トリクレン脱脂程度です
むため、トータル的には同程度のコストにて剥離しにく
い高品質のエレクトレット材が得られる。
発明の効果 本発明は上記実施例より明らかな様に金属板の表面に耐
熱プライマー層を形成しているので、テフロン系等の高
分子フィルムの融着に際し、高温酸化等の影響が少な
く、かつディスパージョン液の塗布後に高温焼成するこ
とにより、この液の水分を除去し、このプライマー層に
強く密着し、強い融着が得られるので剥離等の発生しに
くい高品質のエレクトレット材とすることができる効果
を有する。
熱プライマー層を形成しているので、テフロン系等の高
分子フィルムの融着に際し、高温酸化等の影響が少な
く、かつディスパージョン液の塗布後に高温焼成するこ
とにより、この液の水分を除去し、このプライマー層に
強く密着し、強い融着が得られるので剥離等の発生しに
くい高品質のエレクトレット材とすることができる効果
を有する。
第1図は本発明の一実施例におけるエレクトレット材の
部分拡大断面図、第2図は同図の製造工程図、第3図は
従来例における部分拡大断面図であり、第4図は同図の
製造工程図である。 1…金属板、2…テフロン系等のディスパージョン層、
3…テフロン系等の高分子フィルム、4…ポリアミドイ
ミド系等の耐熱プライマー層。
部分拡大断面図、第2図は同図の製造工程図、第3図は
従来例における部分拡大断面図であり、第4図は同図の
製造工程図である。 1…金属板、2…テフロン系等のディスパージョン層、
3…テフロン系等の高分子フィルム、4…ポリアミドイ
ミド系等の耐熱プライマー層。
Claims (1)
- 【請求項1】金属板の表面にポリイミド系等の耐熱プラ
イマー層を形成し、前記耐熱プライマー層の表面上にデ
ィスパージョン液を塗布後焼成し、この焼成した表面上
にテフロン系等の高分子フィルムを熱融着等により形成
したエレクトレット材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5054387A JPH0748450B2 (ja) | 1987-03-05 | 1987-03-05 | エレクトレツト材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5054387A JPH0748450B2 (ja) | 1987-03-05 | 1987-03-05 | エレクトレツト材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63216326A JPS63216326A (ja) | 1988-09-08 |
| JPH0748450B2 true JPH0748450B2 (ja) | 1995-05-24 |
Family
ID=12861928
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5054387A Expired - Lifetime JPH0748450B2 (ja) | 1987-03-05 | 1987-03-05 | エレクトレツト材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0748450B2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5513420B2 (ja) | 2011-01-31 | 2014-06-04 | 株式会社和光 | インキ入り容器 |
-
1987
- 1987-03-05 JP JP5054387A patent/JPH0748450B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5513420B2 (ja) | 2011-01-31 | 2014-06-04 | 株式会社和光 | インキ入り容器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63216326A (ja) | 1988-09-08 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |