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JPH0748663B2 - デジタルレベル調整回路 - Google Patents
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JPH0748663B2 - デジタルレベル調整回路 - Google Patents

デジタルレベル調整回路

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JPH0748663B2
JPH0748663B2 JP1174421A JP17442189A JPH0748663B2 JP H0748663 B2 JPH0748663 B2 JP H0748663B2 JP 1174421 A JP1174421 A JP 1174421A JP 17442189 A JP17442189 A JP 17442189A JP H0748663 B2 JPH0748663 B2 JP H0748663B2
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  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、音量調整等のレベル調整をデジタル処理で
行なうデジタルレベル調整回路に係り、特にデルタ・シ
グマ変調器を用いたオーバーサンプリング型のデジタル
・アナログ変換器を利用して構成したものに関する。
(従来の技術) 周知のように、デジタルオーディオ機器の分野では、音
量調整等のレベル調整を、デジタル・アナログ変換する
前に、デジタル処理で行なうようにすることが考えられ
ている。このようにレベル調整をデジタル処理で行なう
ようにすれば、従来のように可変抵抗器を使用すること
によって生じる信号の歪みや経年劣化等の諸問題を解決
できるだけでなく、小形化を促進し経済的にも有利とす
ることができる。
第6図は、このような従来のデジタルレベル調整回路を
示している。すなわち、これは、入力端子11に供給され
たデジタルデータに、乗算回路12により定数k′(1≧
k′≧0)を乗算して、出力端子13から取り出すように
したもので、この定数k′を制御端子14に供給するコン
トロール信号で制御することにより、レベル調整が行な
われるものである。
しかしながら、このような従来のデジタルレベル調整回
路では、次のような問題が生じる。まず、デジタル式の
乗算回路12は、デジタル加算回路等と比較すると、その
構成が格段に複雑であり、回路規模が大型になりがちで
ある。また、定数k′を乗算することにより、取り扱う
デジタルデータのビット長が増大する。例えばk′=1/
4(減衰率12dB)の場合を考えると、第7図に示すよう
に、16ビットのデジタルデータが2ビット増加して18ビ
ットになる。さらに、減衰率が1dB(=0.891)のような
端数を乗算すると、よりビット数が増加することにな
る。
一方、デジタルオーディオ機器では、デジタルデータは
最終的にはデジタル・アナログ変換されるわけである
が、このデジタル・アナログ変換器のビット数を1ビッ
ト増やすことは、相当な経済的不利を招き、さらに数ビ
ット以上増やすことは、技術的に困難になる。また、だ
からと言って、増加したビット数を切り捨てたり四捨五
入したりすると、低レベルの信号に歪みが生じたりとも
すれば消失してしまうと言う不都合が生じる。
(発明が解決しようとする課題) 以上のように、従来のデジタルレベル調整回路は、回路
構成が複雑で大型化するとともに、ビット長の増大によ
る性能の劣化及び経済的不利を招くという問題を有して
いる。
そこで、この発明は上記事情を考慮してなされたもの
で、簡易な構成でビット長の増加もなく高性能なレベル
調整を行うことができ、経済的にも有利である極めて良
好なデジタルレベル調整回路を提供することを目的とす
る。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明に係るデジタルレベル調整回路は、入力デジタ
ルデータと帰還データとを加算する加算手段と、この加
算手段の出力データを2値量子化する量子化手段と、こ
の量子化手段の出力データと加算手段の出力データとの
差を算出する減算手段と、この減算手段の出力データを
デジタル処理して帰還データを生成するフィルタ手段と
を備えたデルタ・シグマ変調回路を対象としている。
そして、量子化手段の出力データに所定の定数k(≧
1)を乗算して減算手段に供給する乗算手段を備え、定
数kの値を制御することにより、量子化手段の出力デー
タのレベルを調整するように構成したものである。
(作用) 上記のような構成によれば、量子化手段の出力データに
所定の定数k(≧1)を乗算して減算手段に供給するこ
とで、デルタ・シグマ変調回路のフルスケールレベルを
大きくし、入力デジタルデータのレベルを等価的に下げ
て、量子化手段からの出力データのレベルを調整するこ
とができる。また、量子化手段の出力データが2値しか
ないことを考えると、この出力データをk倍する乗算手
段としては、簡単なロジック回路で構成することがで
き、回路規模の縮小を図ることができる。
さらに、量子化手段の出力データをk倍することにより
ビット数が増加するが、もともと2次以上のデルタ・シ
グマ変調回路では、ループ内での演算を入力デジタルデ
ータのビット数よりもかなり大きくしており、定数kの
値が極端に大きくならない限り、回路規模の増大やビッ
トの切り捨て等の問題は生じることがないものである。
(実施例) 以下、この発明の一実施例について図面を参照して詳細
に説明する。第1図において、15はデジタルデータの供
給される入力端子である。この入力端子15に供給された
デジタルデータは、加算回路16により、フィルタ回路17
から出力される帰還データと加算される。そして、この
加算回路16から出力されるデータyは、2値量子化回路
18に供給される。この2値量子化回路18は、第2図に示
すように、入力されたデータyが、正のとき例えば16ビ
ットの+側フルスケール値、負のとき16ビットの−側フ
ルスケール値に対応するデータy′を出力する。
そして、上記2値量子化回路18から出力されたデータ
y′は、乗算回路19で所定の定数k(≧1)が乗算され
た後、減算回路20により、加算回路16の出力データyと
の差のデータeが算出され、前記フィルタ回路17に供給
される。なお、乗算回路19の定数kは、制御端子21に供
給されるコントロール信号によって可変することができ
る。そして、上記フィルタ回路17は、量子化回路18の量
子化ノイズのパワーを低周波領域で小さくするように、
上記データeをデジタル処理することにより、前記帰還
データを生成するものである。なお、2値量子化回路18
から出力されるデータy′は、1ビットD/A(デジタル
/アナログ)変換回路22によりアナログ信号に変換され
て、出力端子23から取り出される。
ここで、上記乗算回路19を除く、加算回路16,フィルタ
回路17,2値量子化回路18及び減算回路20は、デルタ・シ
グマ変調回路を構成している。この場合、加算回路16の
ビット数は、1次のデルタ・シグマ変調では入力デジタ
ルデータのビット数と同じでよいが、2次以上のデルタ
・シグマ変調では20ビット以上が必要となる。このた
め、2値量子化回路18から出力される16ビットフルスケ
ール値を、20ビットで表現すると、 16ビットの+側フルスケール値 00000111111111111111 16ビットの−側フルスケール値 11111000000000000001 となる。
ところで、このままの値を用いると、乗算回路19が20ビ
ット以上のビット長を必要とするものになってしまう。
そこで、フルスケール値を正負両側に1LSBだけ広げる
と、 16ビットの+側フルスケール値 00001000000000000000 16ビットの−側フルスケール値 11111000000000000000 となり、上位5ビットの演算で済むことになる。
この上位5ビットのデータが、乗算回路19に供給され
る。この乗算回路19は、入力が2値しかないので、非常
に簡易な構成で実現することができる。すなわち、第3
図及び第4図に減衰率を0〜15dBにしたときの定数kの
値と、乗算した結果y′とを示している。これを見てわ
かるように、乗算回路19は、単純なロジック回路やROM
(読み出し専用メモリ)等を用いて構成することができ
る。なお、第3図及び第4図は、演算ビット数が12ビッ
ト及び8ビットと異なるだけで、本質的な差異はなく、
演算ビット数は減衰率の精度をどの程度とるかによって
決定される。実用上は、第4図に示す程度のビット数を
とれば十分である。
そして、乗算回路19により2値量子化回路18の出力をk
倍することによって、2値量子化回路18の出力の信号成
分は1/kに減衰し、このデータを入力した1ビットD/A変
換回路22の出力信号も1/kに減衰する。
その後、減算回路20により、上記加算回路16の出力デー
タyから乗算回路19の出力データy′が減算される。第
4図に示す値を用いれば、減算回路20のビット数は8ビ
ットで済むことになる。そして、この減算回路20の出力
データeが、フィルタ回路17に供給され帰還データが生
成される。このフィルタ回路17の特性H(Z)は、n次
デルタ・シグマ変調の場合、 H(Z)=1−(1−Z-1)n となる。
第5図は、この発明の他の実施例を示している。すなわ
ち、減算回路20の出力を、遅延回路24を介して加算回路
16に供給するとともに、加算回路25,フィルタ回路26,2
値量子化回路27,乗算回路28及び減算回路29よりなるデ
ルタ・シグマ変調回路に供給する。そして、減算回路30
により、2値量子化回路27の出力から、該出力を遅延回
路31で遅延させたデータを減算し、その減算出力を加算
回路32によって2値量子化回路18の出力と加算して、1
ビットD/A変換回路22に供給するようにしている。
この第5図に示す回路は、乗算回路19,28を除けば、マ
ルチステージノイズシェイピング(MASH)方式デジタル
/アナログ変換回路と称されるもので、デルタ・シグマ
変調回路を従属接続することにより、量子化ノイズの低
減を図ったものである。そして、この方式のデジタル/
アナログ変換回路にも、上記実施例と全く同様に、複数
個存在する2値量子化回路18,27の各出力それぞれを、
乗算回路19,28でk倍してから減算回路20,29に供給する
ことにより、高性能なデジタルレベル調整を行うことが
できる。
なお、この発明は上記各実施例に限定されるものではな
く、この外その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実
施することができる。
[発明の効果] 以上詳述したようにこの発明によれば、簡易な構成でビ
ット長の増加もなく高性能なレベル調整を行うことがで
き、経済的にも有利である極めて良好なデジタルレベル
調整回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係るデジタルレベル調整回路の一実
施例を示すブロック構成図、第2図は同実施例の2値量
子化回路の特性図、第3図及び第4図はそれぞれ同実施
例における減衰率、定数k及び乗算結果の一例を示す
図、第5図はこの発明の他の実施例を示すブロック構成
図、第6図は従来のデジタルレベル調整回路を示すブロ
ック構成図、第7図は同従来回路の問題点を説明するた
めの図である。 11…入力端子、12…乗算回路、13…出力端子、14…制御
端子、15…入力端子、16…加算回路、17…フィルタ回
路、18…2値量子化回路、19…乗算回路、20…減算回
路、21…制御端子、22…1ビットD/A変換回路、23…出
力端子、24…遅延回路、25…加算回路、26…フィルタ回
路、27…2値量子化回路、28…乗算回路、29,30…減算
回路、31…遅延回路、32…加算回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力デジタルデータと帰還データとを加算
    する加算手段と、この加算手段の出力データを2値量子
    化する量子化手段と、この量子化手段の出力データと前
    記加算手段の出力データとの差を算出する減算手段と、
    この減算手段の出力データをデジタル処理して前記帰還
    データを生成するフィルタ手段とを備えたデルタ・シグ
    マ変調回路において、前記量子化手段の出力データに所
    定の定数k(≧1)を乗算して前記減算手段に供給する
    乗算手段を具備し、前記定数kの値を制御することによ
    り、前記量子化手段の出力データのレベルを調整するよ
    うに構成してなることを特徴とするデジタルレベル調整
    回路。
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