JPH0750189B2 - 原子炉格納容器配管貫通部の据付工法 - Google Patents
原子炉格納容器配管貫通部の据付工法Info
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- JPH0750189B2 JPH0750189B2 JP3100861A JP10086191A JPH0750189B2 JP H0750189 B2 JPH0750189 B2 JP H0750189B2 JP 3100861 A JP3100861 A JP 3100861A JP 10086191 A JP10086191 A JP 10086191A JP H0750189 B2 JPH0750189 B2 JP H0750189B2
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- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
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- Structure Of Emergency Protection For Nuclear Reactors (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は鉄筋コンクリート製原子
炉格納容器配管貫通部の据付工法に係り、特に配管貫通
部の周囲に取り付けられる配管貫通部の仮設支持を目的
とした補強材と鉄筋コンクリートの鉄筋との干渉を回避
する工法に関する。
炉格納容器配管貫通部の据付工法に係り、特に配管貫通
部の周囲に取り付けられる配管貫通部の仮設支持を目的
とした補強材と鉄筋コンクリートの鉄筋との干渉を回避
する工法に関する。
【0002】
【従来の技術】鉄筋コンクリート製格納容器は、格納容
器内圧等の荷重を受け持つ鉄筋コンクリートと、その内
壁に張られ、機密を保持する鋼板性のライナとからなっ
ている。この原子炉格納容器には各種配管を貫通させる
ための多数の配管貫通部が設置されている。この配管貫
通部は、原子炉格納容器の鉄筋コンクリートの部分でア
ンカとなるため、自重及び配管の荷重に耐えるよう、ラ
イナーと一体の厚板製の内側フランジプレート及び外側
フランジプレートに接続されている。
器内圧等の荷重を受け持つ鉄筋コンクリートと、その内
壁に張られ、機密を保持する鋼板性のライナとからなっ
ている。この原子炉格納容器には各種配管を貫通させる
ための多数の配管貫通部が設置されている。この配管貫
通部は、原子炉格納容器の鉄筋コンクリートの部分でア
ンカとなるため、自重及び配管の荷重に耐えるよう、ラ
イナーと一体の厚板製の内側フランジプレート及び外側
フランジプレートに接続されている。
【0003】従来、配管貫通部の据付は、仮止め用ワイ
ヤーを用いて、ライナと一体の内側フランジプレートに
接続した配管貫通部をライナアンカに仮止めする第1ス
テップと、前記仮止めした配管貫通部の周囲に鉄筋を配
筋する第2ステップと、コンクリートを打設して配管貫
通部を固定する第3ステップとを経て行なわれる。図1
6に第2ステップの実施状況を示す。配管貫通部5はラ
イナーと一体の内側フランジプレート6に溶接され、仮
止め用ワイヤー11等でライナアンカ3に取付けた仮止
め用金具12と外側フランジプレート7を結んで支持さ
れている。配管貫通部5の周囲には鉄筋10が配筋され
ている。
ヤーを用いて、ライナと一体の内側フランジプレートに
接続した配管貫通部をライナアンカに仮止めする第1ス
テップと、前記仮止めした配管貫通部の周囲に鉄筋を配
筋する第2ステップと、コンクリートを打設して配管貫
通部を固定する第3ステップとを経て行なわれる。図1
6に第2ステップの実施状況を示す。配管貫通部5はラ
イナーと一体の内側フランジプレート6に溶接され、仮
止め用ワイヤー11等でライナアンカ3に取付けた仮止
め用金具12と外側フランジプレート7を結んで支持さ
れている。配管貫通部5の周囲には鉄筋10が配筋され
ている。
【0004】鉄筋コンクリート製原子炉格納容器の配管
貫通部5の据付終了後には、配管貫通部5の自重及び配
管から受ける荷重が鉄筋コンクリート9に加わるような
構造となっている。そのため、鉄筋コンクリートの配
筋、コンクリートの打ち込み終了以前には、配管貫通部
はライナ2によって支持されているため、重心がライナ
2よりかなり外側に偏ってしまい、仮止め用ワイヤ11
等でライナアンカ3に取付けた仮止め用金具12と外側
フランジプレート7を結んで配管貫通部5を支持しない
とライナ2及びライナアンカ3が曲げモーメントをうけ
て、変形してしまうことが考えられる。従って、仮止め
用ワイヤー11は変形防止のために必要不可欠な部材で
ある。
貫通部5の据付終了後には、配管貫通部5の自重及び配
管から受ける荷重が鉄筋コンクリート9に加わるような
構造となっている。そのため、鉄筋コンクリートの配
筋、コンクリートの打ち込み終了以前には、配管貫通部
はライナ2によって支持されているため、重心がライナ
2よりかなり外側に偏ってしまい、仮止め用ワイヤ11
等でライナアンカ3に取付けた仮止め用金具12と外側
フランジプレート7を結んで配管貫通部5を支持しない
とライナ2及びライナアンカ3が曲げモーメントをうけ
て、変形してしまうことが考えられる。従って、仮止め
用ワイヤー11は変形防止のために必要不可欠な部材で
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のように仮止めワ
イヤー11は配管貫通部5の据付工程上重要な役割を果
たしているが、配管貫通部5を支持した状態では、鉄筋
10の配置および配筋作業時に、仮止め用ワイヤー11
と鉄筋10とが干渉してしまうという欠点を有してい
る。すなわち従来の鉄筋コンクリート製原子炉格納容器
の配管貫通部の据付工法では、鉄筋コンクリートの鉄筋
配置及び配筋作業時において、配管貫通部を固定するた
めにライナアンカと外側フランジプレートを結ぶ仮止め
用の補強材が、配管貫通部近辺まで入り込んだ鉄筋と干
渉を起こし、鉄筋の配置及び配筋作業を困難なものと
し、据付工期が延長し、建設コストが増加すると言う問
題があった。
イヤー11は配管貫通部5の据付工程上重要な役割を果
たしているが、配管貫通部5を支持した状態では、鉄筋
10の配置および配筋作業時に、仮止め用ワイヤー11
と鉄筋10とが干渉してしまうという欠点を有してい
る。すなわち従来の鉄筋コンクリート製原子炉格納容器
の配管貫通部の据付工法では、鉄筋コンクリートの鉄筋
配置及び配筋作業時において、配管貫通部を固定するた
めにライナアンカと外側フランジプレートを結ぶ仮止め
用の補強材が、配管貫通部近辺まで入り込んだ鉄筋と干
渉を起こし、鉄筋の配置及び配筋作業を困難なものと
し、据付工期が延長し、建設コストが増加すると言う問
題があった。
【0006】本発明の目的は、配管貫通部外側フランジ
プレートとライナアンカの間を結ぶ補強材である仮止め
用ワイヤーと鉄筋コンクリート躯体の鉄筋とが引き起こ
す干渉を最小限に押さえ、配筋作業を円滑に進めること
のできる原子炉格納容器配管貫通部の据付工法を提供す
ることである。
プレートとライナアンカの間を結ぶ補強材である仮止め
用ワイヤーと鉄筋コンクリート躯体の鉄筋とが引き起こ
す干渉を最小限に押さえ、配筋作業を円滑に進めること
のできる原子炉格納容器配管貫通部の据付工法を提供す
ることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明においては次のような手段を採用する。すな
わち、仮止め用ワイヤーを用いて、ライナと一体の内側
フランジプレートに接続した配管貫通部をライナアンカ
に仮止めする第1ステップと、前記仮止めした配管貫通
部の周囲に鉄筋を配筋する第2ステップと、コンクリー
トを打設して配管貫通部を固定する第3ステップとから
なる原子炉格納容器配管貫通部の据付工法において、前
記第2ステップの時点で、配管貫通部の内側フランジプ
レートより格納容器内に突出している部分にバランサー
を取り付けた後、前記仮止め用ワイヤーの少なくとも一
部を取外す。なお、前記第1ステップにおいて、内側フ
ランジプレートにライナアンカを延長接続して内側フラ
ンジプレートの剛性を高め、補強材としての仮止め用ワ
イヤーの本数を減らすことや、また、前記第2ステップ
において、配管貫通部に取り付けたバランサーに中空部
分を設け、その中空部分に水或は砂等を充填することに
よって、配管貫通部の種類に応じたバランサーの重量の
微調整を行なうことを併せて採用することもできる。
に、本発明においては次のような手段を採用する。すな
わち、仮止め用ワイヤーを用いて、ライナと一体の内側
フランジプレートに接続した配管貫通部をライナアンカ
に仮止めする第1ステップと、前記仮止めした配管貫通
部の周囲に鉄筋を配筋する第2ステップと、コンクリー
トを打設して配管貫通部を固定する第3ステップとから
なる原子炉格納容器配管貫通部の据付工法において、前
記第2ステップの時点で、配管貫通部の内側フランジプ
レートより格納容器内に突出している部分にバランサー
を取り付けた後、前記仮止め用ワイヤーの少なくとも一
部を取外す。なお、前記第1ステップにおいて、内側フ
ランジプレートにライナアンカを延長接続して内側フラ
ンジプレートの剛性を高め、補強材としての仮止め用ワ
イヤーの本数を減らすことや、また、前記第2ステップ
において、配管貫通部に取り付けたバランサーに中空部
分を設け、その中空部分に水或は砂等を充填することに
よって、配管貫通部の種類に応じたバランサーの重量の
微調整を行なうことを併せて採用することもできる。
【0008】
【作用】鉄筋コンクリート躯体の配筋時に、所定の重量
のバランサーを配管貫通部に取付け、薄板鋼板であるラ
イナの内側と外側での配管貫通部の重量バランスを調整
することによって、ライナアンカと配管貫通部外側フラ
ンジプレートを結んでいる仮止め用ワイヤー等の補強材
への力の依存度を低下させることができ、前記仮止め用
ワイヤーを全てあるいは数本残して撤去することが可能
となる。また、内側フランジプレートにライナアンカを
延長接続することにより、内側フランジプレートの剛性
を高め、使用する仮止め用ワイヤーの本数を減少するこ
とが可能となる。さらに前記バランサーに中空部分を設
け、その中空部分に水或は砂等を充填することにより、
配管貫通部の種類に応じた重量の微調整が容易に行なえ
る。
のバランサーを配管貫通部に取付け、薄板鋼板であるラ
イナの内側と外側での配管貫通部の重量バランスを調整
することによって、ライナアンカと配管貫通部外側フラ
ンジプレートを結んでいる仮止め用ワイヤー等の補強材
への力の依存度を低下させることができ、前記仮止め用
ワイヤーを全てあるいは数本残して撤去することが可能
となる。また、内側フランジプレートにライナアンカを
延長接続することにより、内側フランジプレートの剛性
を高め、使用する仮止め用ワイヤーの本数を減少するこ
とが可能となる。さらに前記バランサーに中空部分を設
け、その中空部分に水或は砂等を充填することにより、
配管貫通部の種類に応じた重量の微調整が容易に行なえ
る。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例によ
る鉄筋コンクリート製原子炉格納容器配管貫通部据付工
法を説明する。
る鉄筋コンクリート製原子炉格納容器配管貫通部据付工
法を説明する。
【0010】まず、鉄筋コンクリート製格納容器の全体
構成を図2により説明する。図2において、鉄筋コンク
リート製格納容器は内圧等の荷重を鉄筋コンクリート9
で受持ち、その内壁に張られたライナ2は気密保持する
機能のみを有する構造となっている。配管貫通部5は原
子炉格納容器の内外を貫通する各種配管用に設置されて
おり、原子炉格納容器の鉄筋コンクリート9の部分でア
ンカとなるため、自重及び配管の荷重に耐えるよう厚板
の内側フランジプレート6および外側フランジプレート
7が設置されている。また、図3はこの原子炉格納容器
壁の横断面の拡大図で、ライナ2及びライナアンカ3の
鋼製部分と、鉄筋コンクリート9及び鉄筋10のコンク
リート部からなっている。ライナアンカ3はT字鋼から
成り、ライナ2を補強し、鉄筋10は縦横に配置され
る。
構成を図2により説明する。図2において、鉄筋コンク
リート製格納容器は内圧等の荷重を鉄筋コンクリート9
で受持ち、その内壁に張られたライナ2は気密保持する
機能のみを有する構造となっている。配管貫通部5は原
子炉格納容器の内外を貫通する各種配管用に設置されて
おり、原子炉格納容器の鉄筋コンクリート9の部分でア
ンカとなるため、自重及び配管の荷重に耐えるよう厚板
の内側フランジプレート6および外側フランジプレート
7が設置されている。また、図3はこの原子炉格納容器
壁の横断面の拡大図で、ライナ2及びライナアンカ3の
鋼製部分と、鉄筋コンクリート9及び鉄筋10のコンク
リート部からなっている。ライナアンカ3はT字鋼から
成り、ライナ2を補強し、鉄筋10は縦横に配置され
る。
【0011】鉄筋コンクリート製原子炉格納容器配管貫
通部の据付工法は大きく3つのステップに分けることが
でき、以下図4、1、5にそれを示す。図4は第1ステ
ップで、鋼製部分の搬入据付状態を示す。配管貫通部5
はライナ2とライナアンカ3から成る大形ブロックに内
側フランジプレート6を介して取付けられている。ま
た、外側フランジプレート7とライナアンカ3には仮止
め用金具12を介して仮止め用ワイヤー11が結ばれ、
配管貫通部5をサポートしている。
通部の据付工法は大きく3つのステップに分けることが
でき、以下図4、1、5にそれを示す。図4は第1ステ
ップで、鋼製部分の搬入据付状態を示す。配管貫通部5
はライナ2とライナアンカ3から成る大形ブロックに内
側フランジプレート6を介して取付けられている。ま
た、外側フランジプレート7とライナアンカ3には仮止
め用金具12を介して仮止め用ワイヤー11が結ばれ、
配管貫通部5をサポートしている。
【0012】図4に示す大形ブロックは例えばリング状
をしており、これを順次下から上に積み上げていく。リ
ング状の大形ブロックが一段できた時点で、図1に示す
ような第2ステップに進む。
をしており、これを順次下から上に積み上げていく。リ
ング状の大形ブロックが一段できた時点で、図1に示す
ような第2ステップに進む。
【0013】図1は鉄筋コンクリートの鉄筋10の配置
及び配筋を行う状況を示している。図4において存在し
た配管貫通部5の補強材である仮止め用ワイヤー11等
は全て、あるいは一部を残して撤去され、代わって配管
貫通部5の内側フランジプレート6より内側にバランサ
ー13が取付けられている。
及び配筋を行う状況を示している。図4において存在し
た配管貫通部5の補強材である仮止め用ワイヤー11等
は全て、あるいは一部を残して撤去され、代わって配管
貫通部5の内側フランジプレート6より内側にバランサ
ー13が取付けられている。
【0014】次に、第3ステップであるコンクリートの
打ち込みを行う。図5はコンクリートを打ち込む直前の
状況を示す。配管貫通部5の近辺まで鉄筋が配置され、
周囲にはコンクリート型枠15が設置されている。コン
クリートを打ち込んだ後、バランサー13およびコンク
リート型枠15は取外される。
打ち込みを行う。図5はコンクリートを打ち込む直前の
状況を示す。配管貫通部5の近辺まで鉄筋が配置され、
周囲にはコンクリート型枠15が設置されている。コン
クリートを打ち込んだ後、バランサー13およびコンク
リート型枠15は取外される。
【0015】本実施例によれば、仮止め用ワイヤー11
を全てあるいは数本残して撤去することができるので、
鉄筋コンクリート製原子炉格納容器配管貫通部の据付け
時に問題となる鉄筋コンクリートの鉄筋10と配管貫通
部仮止め用補強材11の干渉問題が改善され、配筋作業
時間が短縮される。
を全てあるいは数本残して撤去することができるので、
鉄筋コンクリート製原子炉格納容器配管貫通部の据付け
時に問題となる鉄筋コンクリートの鉄筋10と配管貫通
部仮止め用補強材11の干渉問題が改善され、配筋作業
時間が短縮される。
【0016】また、図6に示すように、内側フランジプ
レート6にライナアンカ3を延長接続して、内側フラン
ジプレート6の剛性を高めた構造で大形のブロックを構
成する場合も考えられる。この場合、中小径の配管貫通
部の据付においては、剛性を高めたことにより、搬出、
据付、鉄筋の配置及び配筋の各工程において仮止め用ワ
イヤ等の補強材や、バランサーなどは特に必要とせず、
効率良く各作業が行える場合がある。しかし、大口径の
重量配管貫通部の場合には図6で示したような構造であ
っても剛性不足で、補強材として仮止め用ワイヤー等が
必要となる。そこで、本発明によるバランサーの取付け
が有効となる。図7、8、9にそれぞれ図6に示した構
造を用いた場合の、鉄筋コンクリート格納容器配管貫通
部据付工法の3つのステップにおける配管貫通部据付状
態を示す。本実施例の据付工法の内容は図6に示した構
造を用いた以外、図4、1、5の場合と同じである。
レート6にライナアンカ3を延長接続して、内側フラン
ジプレート6の剛性を高めた構造で大形のブロックを構
成する場合も考えられる。この場合、中小径の配管貫通
部の据付においては、剛性を高めたことにより、搬出、
据付、鉄筋の配置及び配筋の各工程において仮止め用ワ
イヤ等の補強材や、バランサーなどは特に必要とせず、
効率良く各作業が行える場合がある。しかし、大口径の
重量配管貫通部の場合には図6で示したような構造であ
っても剛性不足で、補強材として仮止め用ワイヤー等が
必要となる。そこで、本発明によるバランサーの取付け
が有効となる。図7、8、9にそれぞれ図6に示した構
造を用いた場合の、鉄筋コンクリート格納容器配管貫通
部据付工法の3つのステップにおける配管貫通部据付状
態を示す。本実施例の据付工法の内容は図6に示した構
造を用いた以外、図4、1、5の場合と同じである。
【0017】本実施例によれば、前述の実施例の効果に
加えて、使用する仮止め用ワイヤー11の本数を減少す
ることができるので、仮止め用ワイヤー11の取り付け
の作業量が低減する。
加えて、使用する仮止め用ワイヤー11の本数を減少す
ることができるので、仮止め用ワイヤー11の取り付け
の作業量が低減する。
【0018】前記鉄筋コンクリート製原子炉格納容器配
管貫通部据付工程の第2ステップに用いるバランサー1
3は図1に示すように配管貫通部5の内端にバランサー
取付金具14によって固定されるもので、金具14は、
配管貫通部5の外端を閉じる閉止板8から伸びるロッド
8Aにネジ止めなどにより取付けられる。このバランサ
ー13は、鉄筋コンクリート躯体の鉄筋の配置作業及び
コンクリートの打ち込みが終了するまで取り付けられ、
その後金具14を取り外すことによって取り外される。
尚、この閉止板8は、もともとはこの後に行なわれる原
子炉格納容器の耐圧試験のために使用されるものであっ
て、試験後は除去される。
管貫通部据付工程の第2ステップに用いるバランサー1
3は図1に示すように配管貫通部5の内端にバランサー
取付金具14によって固定されるもので、金具14は、
配管貫通部5の外端を閉じる閉止板8から伸びるロッド
8Aにネジ止めなどにより取付けられる。このバランサ
ー13は、鉄筋コンクリート躯体の鉄筋の配置作業及び
コンクリートの打ち込みが終了するまで取り付けられ、
その後金具14を取り外すことによって取り外される。
尚、この閉止板8は、もともとはこの後に行なわれる原
子炉格納容器の耐圧試験のために使用されるものであっ
て、試験後は除去される。
【0019】バランサー13の取付機構の他の例として
は、図10に示すように配管貫通部5の内側に弾力性の
あるゴムまたは合成樹脂等の部材16を挿入して固定
し、これによりバランサー取付金具14Aの先端を支持
することでバランサー13を配管貫通部5に加工を施す
ことなしに容易に着脱が可能となる方法もある。この機
構の断面図を図11に示す。金具14Aの先端にくさび
型部材14aが設けられ、その先端にねじ14bが切ら
れている。ねじ14bをナット17にねじ込むことによ
りくさび型部材14aの作用でゴムまたは合成樹脂部材
16が圧縮されその径が膨張して固定される。
は、図10に示すように配管貫通部5の内側に弾力性の
あるゴムまたは合成樹脂等の部材16を挿入して固定
し、これによりバランサー取付金具14Aの先端を支持
することでバランサー13を配管貫通部5に加工を施す
ことなしに容易に着脱が可能となる方法もある。この機
構の断面図を図11に示す。金具14Aの先端にくさび
型部材14aが設けられ、その先端にねじ14bが切ら
れている。ねじ14bをナット17にねじ込むことによ
りくさび型部材14aの作用でゴムまたは合成樹脂部材
16が圧縮されその径が膨張して固定される。
【0020】また、図12に示すようなネジ止め等によ
って配管貫通部5の外側から締付することによる固定す
るバランサー取付金具14Bを用いることで、バランサ
ー13Bを配管貫通部5に加工を施すことなしに容易に
着脱が可能となる方法もある。
って配管貫通部5の外側から締付することによる固定す
るバランサー取付金具14Bを用いることで、バランサ
ー13Bを配管貫通部5に加工を施すことなしに容易に
着脱が可能となる方法もある。
【0021】また、図13に示すように配管貫通部の外
周上に4か所程度にボッチ状のバランサー取付金具14
Cを溶接し、バランサー13C側に図14に示すような
溝18を切り、金具14Cをこの溝18に挿入したのち
バランサー13Cを回転させるインターロック機構によ
りバランサー13Cを固定させる方法もある。
周上に4か所程度にボッチ状のバランサー取付金具14
Cを溶接し、バランサー13C側に図14に示すような
溝18を切り、金具14Cをこの溝18に挿入したのち
バランサー13Cを回転させるインターロック機構によ
りバランサー13Cを固定させる方法もある。
【0022】また図13に示す構造に関しては図15に
示すようにバランサー13Dに中空部分を設け、栓20
を取外して水或は砂等を重りとして充填し、重量を調整
する方法が考えられる。この方法によれば配管貫通部の
種類に応じてバランサー重量の微調整を容易に行なうこ
とができる。
示すようにバランサー13Dに中空部分を設け、栓20
を取外して水或は砂等を重りとして充填し、重量を調整
する方法が考えられる。この方法によれば配管貫通部の
種類に応じてバランサー重量の微調整を容易に行なうこ
とができる。
【0023】本実施例によれば、配管貫通部5の種類に
応じた重量の微調整が行なえるので、バランサーの取付
け作業が容易となる。尚、図15は、図13に示すバラ
ンサーの応用例であるが、図12のものでも同様な構成
とすることができる。
応じた重量の微調整が行なえるので、バランサーの取付
け作業が容易となる。尚、図15は、図13に示すバラ
ンサーの応用例であるが、図12のものでも同様な構成
とすることができる。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、前記仮止め用ワイヤー
を全てあるいは数本残して撤去することができるので、
鉄筋コンクリート製原子炉格納容器配管貫通部の据付け
時に問題となる鉄筋コンクリートの鉄筋と配管貫通部仮
止め用補強材の干渉問題が改善され、配筋作業時間が短
縮される。また、使用する仮止め用ワイヤーの本数を減
少することができるので、仮止め用ワイヤー取り付けの
作業量も低減する。さらに配管貫通部の種類に応じた重
量の微調整が行なえるので、バランサーの取付け作業が
容易となる。以上により、工期短縮および、建設コスト
の大幅な低減が可能となる。
を全てあるいは数本残して撤去することができるので、
鉄筋コンクリート製原子炉格納容器配管貫通部の据付け
時に問題となる鉄筋コンクリートの鉄筋と配管貫通部仮
止め用補強材の干渉問題が改善され、配筋作業時間が短
縮される。また、使用する仮止め用ワイヤーの本数を減
少することができるので、仮止め用ワイヤー取り付けの
作業量も低減する。さらに配管貫通部の種類に応じた重
量の微調整が行なえるので、バランサーの取付け作業が
容易となる。以上により、工期短縮および、建設コスト
の大幅な低減が可能となる。
【図1】本発明の一実施例による鉄筋コンクリート製原
子炉格納容器配管貫通部の据付工法に係わる図2のB部
の断面図であって、コンクリート打設前の鉄筋配置時の
状況を示す。
子炉格納容器配管貫通部の据付工法に係わる図2のB部
の断面図であって、コンクリート打設前の鉄筋配置時の
状況を示す。
【図2】鉄筋コンクリート製原子炉格納容器の縦断面図
である。
である。
【図3】図2のA−A断面拡大図である。
【図4】図1に示した配管貫通部の鉄筋配置前の状況を
外側フランジプレート側から見た図である。
外側フランジプレート側から見た図である。
【図5】図1に示した配管貫通部のコンクリートの打ち
込み直前の据付状況を示す図である。
込み直前の据付状況を示す図である。
【図6】内側フランジプレートにライナアンカを延長接
続して、剛性を高めた構造で構成した配管貫通部の図4
と同様な図である。
続して、剛性を高めた構造で構成した配管貫通部の図4
と同様な図である。
【図7】図6で示した構造を採用し、本発明の他の実施
例に係わる配管貫通部の搬入据付状況の断面図である。
例に係わる配管貫通部の搬入据付状況の断面図である。
【図8】図7に示した配管貫通部の鉄筋配置時の状況を
示す図である。
示す図である。
【図9】図8で示した配管貫通部のコンクリートの打設
直前の状況を示す図である。
直前の状況を示す図である。
【図10】バランサーの取付け機構の他の実施例を示す
断面図である。
断面図である。
【図11】図10に示したバランサー取付機構の拡大断
面図である。
面図である。
【図12】バランサー取付け機構のさらに他の実施例を
示す図である。
示す図である。
【図13】バランサー取付け機構のさらに他の実施例を
示す図である
示す図である
【図14】図13に示したインターロック方式のバラン
サーをC−C方向から見た拡大図を示す。
サーをC−C方向から見た拡大図を示す。
【図15】本発明で使用するバランサーの他の実施例を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図16】従来のコンクリート製原子炉格納容器配管貫
通部の拡大図であり、鉄筋配置時の状況を示す。
通部の拡大図であり、鉄筋配置時の状況を示す。
1 鉄筋コンクリート製原子炉格納容器 2 ライナ 3 ライナアンカ 5 配管貫通部 6 内側フランジプレート 7 外側フランジプレート 9 鉄筋コンクリート 10 鉄筋 11 仮止め用ワイヤー 13、13A、13B、13C、13D バランサー 14、14A、14B、14C バランサー取付金具 19 バランサーに設けた中空部分
Claims (3)
- 【請求項1】 仮止め用ワイヤーを用いて、ライナと一
体の内側フランジプレートに接続した配管貫通部をライ
ナアンカに仮止めする第1ステップと、前記仮止めした
配管貫通部の周囲に鉄筋を配筋する第2ステップと、コ
ンクリートを打設して配管貫通部を固定する第3ステッ
プとからなる原子炉格納容器配管貫通部の据付工法にお
いて、前記第2ステップの時点で、配管貫通部の内側フ
ランジプレートより格納容器内に突出している部分にバ
ランサーを取り付けた後、前記仮止め用ワイヤーの少な
くとも一部を取外すことを特徴とする原子炉格納容器配
管貫通部の据付工法。 - 【請求項2】 前記第1ステップにおいて、内側フラン
ジプレートにライナアンカを延長接続して内側フランジ
プレートの剛性を高め、補強材としての仮止め用ワイヤ
ーの本数を減らすことを特徴とする請求項1記載の原子
炉格納容器配管貫通部の据付工法。 - 【請求項3】 前記第2ステップにおいて、配管貫通部
に取り付けたバランサーに中空部分を設け、その中空部
分に水或は砂等を充填することによって、配管貫通部の
種類に応じたバランサーの重量の微調整を行なうことを
特徴とする請求項1記載の原子炉格納容器配管貫通部の
据付工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3100861A JPH0750189B2 (ja) | 1991-05-02 | 1991-05-02 | 原子炉格納容器配管貫通部の据付工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3100861A JPH0750189B2 (ja) | 1991-05-02 | 1991-05-02 | 原子炉格納容器配管貫通部の据付工法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04329396A JPH04329396A (ja) | 1992-11-18 |
| JPH0750189B2 true JPH0750189B2 (ja) | 1995-05-31 |
Family
ID=14285098
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3100861A Expired - Lifetime JPH0750189B2 (ja) | 1991-05-02 | 1991-05-02 | 原子炉格納容器配管貫通部の据付工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0750189B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003084089A (ja) * | 2001-09-14 | 2003-03-19 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | ライナ構造体 |
| EP3545531B1 (en) * | 2016-11-28 | 2022-01-05 | Westinghouse Electric Company Llc | Pressure boundary bolted anti-ejection device |
-
1991
- 1991-05-02 JP JP3100861A patent/JPH0750189B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04329396A (ja) | 1992-11-18 |
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