JPH0750802B2 - 超伝導磁束量子論理回路 - Google Patents
超伝導磁束量子論理回路Info
- Publication number
- JPH0750802B2 JPH0750802B2 JP3168055A JP16805591A JPH0750802B2 JP H0750802 B2 JPH0750802 B2 JP H0750802B2 JP 3168055 A JP3168055 A JP 3168055A JP 16805591 A JP16805591 A JP 16805591A JP H0750802 B2 JPH0750802 B2 JP H0750802B2
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- Japan
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- loop
- sub
- logic circuit
- flux quantum
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- Logic Circuits (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】超伝導磁束量子論理回路は超高速
アナログ・デジタル変換器、超高速デジタル・アナログ
変換器、超高速加算器等に用いられる。特にその超高速
加算器は脳磁界計測用多チャンネルSQUID磁束計の
信号処理に用いることができる。
アナログ・デジタル変換器、超高速デジタル・アナログ
変換器、超高速加算器等に用いられる。特にその超高速
加算器は脳磁界計測用多チャンネルSQUID磁束計の
信号処理に用いることができる。
【0002】
【従来技術】磁束駆動型超伝導磁束量子論理回路(特開
昭61−34986号公報参照)を図6に示す。同図で
L1 は第1の副ル−プ、L2 は第2の副ル−プ、Sはト
ランスの2次側、Pはトランスの1次側、Tはトランス
そしてJ1 、J2 はジョセフソン接合である。この超伝
導磁束量子論理回路ではトランス結合とジョセフソン結
合とがスイッチ部を構成している。図8と図9とを参照
して動作を説明する。先ずトランスの1次側Pにクロッ
ク交流電流を流すとそれによって交番磁束が発生する。
この磁束の振幅の変化に応じてジョセフソン接合が開閉
する。ジョセフソン接合の電流・電圧特性を示す図9か
ら明らかなように、クロック交流信号がからへ変化
すると電圧はからへヒステリシスル−プを描いて変
化する。この変化の内からは電圧状態でジョセフソ
ン接合は超伝導状態にはなくスイッチ部は開いている。
このスイッチ部が開いている状態では、図8の左の図に
示すように磁束量子Φ0 =h/2e(hはプランクの定
数、eは電子の電荷量)は主ル−プ内にはあるが、左右
の副ル−プの何れにも含まれてはいない。臨界点を超
えると、電圧は零となりジョセフソン接合は超伝導状態
となり、この状態はからを経て再び臨界点を超
えるまで継続し、その間スイッチ部は閉じ、磁束量子Φ
0 は図8の右上又は左下に示すように左右何れかの副ル
−プに入る。左右どちらの副ル−プに磁束量子Φ0 を入
れるかは外的条件(入力信号)によるのであり、この外
的条件に応じて左右何れかの副ル−プに入った状態を0
もしくは1に対応させることにより超伝導磁束量子論理
回路として機能させることができる。電圧・電流特性が
ヒステリシスを持っている場合について説明したが、電
圧・電流特性のがに接近し、がに接近して
電圧・電流特性がヒステリシスを持たない場合でも全く
同様に動作することは図9から理解されよう。
昭61−34986号公報参照)を図6に示す。同図で
L1 は第1の副ル−プ、L2 は第2の副ル−プ、Sはト
ランスの2次側、Pはトランスの1次側、Tはトランス
そしてJ1 、J2 はジョセフソン接合である。この超伝
導磁束量子論理回路ではトランス結合とジョセフソン結
合とがスイッチ部を構成している。図8と図9とを参照
して動作を説明する。先ずトランスの1次側Pにクロッ
ク交流電流を流すとそれによって交番磁束が発生する。
この磁束の振幅の変化に応じてジョセフソン接合が開閉
する。ジョセフソン接合の電流・電圧特性を示す図9か
ら明らかなように、クロック交流信号がからへ変化
すると電圧はからへヒステリシスル−プを描いて変
化する。この変化の内からは電圧状態でジョセフソ
ン接合は超伝導状態にはなくスイッチ部は開いている。
このスイッチ部が開いている状態では、図8の左の図に
示すように磁束量子Φ0 =h/2e(hはプランクの定
数、eは電子の電荷量)は主ル−プ内にはあるが、左右
の副ル−プの何れにも含まれてはいない。臨界点を超
えると、電圧は零となりジョセフソン接合は超伝導状態
となり、この状態はからを経て再び臨界点を超
えるまで継続し、その間スイッチ部は閉じ、磁束量子Φ
0 は図8の右上又は左下に示すように左右何れかの副ル
−プに入る。左右どちらの副ル−プに磁束量子Φ0 を入
れるかは外的条件(入力信号)によるのであり、この外
的条件に応じて左右何れかの副ル−プに入った状態を0
もしくは1に対応させることにより超伝導磁束量子論理
回路として機能させることができる。電圧・電流特性が
ヒステリシスを持っている場合について説明したが、電
圧・電流特性のがに接近し、がに接近して
電圧・電流特性がヒステリシスを持たない場合でも全く
同様に動作することは図9から理解されよう。
【0003】図6の磁束駆動型超伝導磁束量子論理回路
は満足すべきものではあるが、磁束駆動型であるためト
ランス2次側のインダクタンスと、トランスの1次側と
2次側との相互インダクタンスとはある必要とする大き
さとしなければならず、このためスイッチ部のコイルの
サイズを小さくすることができず、製作の困難さとあい
まって、どうしても回路が大きくなるという問題があっ
た。
は満足すべきものではあるが、磁束駆動型であるためト
ランス2次側のインダクタンスと、トランスの1次側と
2次側との相互インダクタンスとはある必要とする大き
さとしなければならず、このためスイッチ部のコイルの
サイズを小さくすることができず、製作の困難さとあい
まって、どうしても回路が大きくなるという問題があっ
た。
【0004】図7に従来の電流注入型のスイッチを含む
超伝導磁束量子論理回路を示す。動作にあたってはクロ
ック電流は片方の副ル−プL2 だけに流れる。この比較
的大きい副ル−プに流れるクロック電流は隣接する論理
回路の誤動作を生じさせる雑音磁界をつくる。
超伝導磁束量子論理回路を示す。動作にあたってはクロ
ック電流は片方の副ル−プL2 だけに流れる。この比較
的大きい副ル−プに流れるクロック電流は隣接する論理
回路の誤動作を生じさせる雑音磁界をつくる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上に鑑み、本発明は
微細加工技術が許す限り小さくすることができ、周囲へ
雑音磁界を漏洩させることのない超伝導磁束量子論理回
路を提供することを目的とする。
微細加工技術が許す限り小さくすることができ、周囲へ
雑音磁界を漏洩させることのない超伝導磁束量子論理回
路を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の本発明の目的は電
流注入型超伝導磁束量子論理回路のスイッチ部を改良す
ることにより達成される。すなわち、図1に示すように
スイッチ部は第1の副ル−プL1 の第2の副ル−プL2
への隣接側の部分l1 に直列に接続した一対のジョセフ
ソン接合J1 ,J2 と、第2の副ル−プL2 の第1の副
ル−プL1 への隣接側の部分l2 に直列に接続した一対
のジョセフソン接合J3 ,J4 と、各対の2つのジョセ
フソン接合の接続点C1 ,C2 に接続したクロック信号
供給手段と、各対のジョセフソン接合と副ル−プとの接
続点を相互に接続する手段l3 、l4 とを含む。ここに
使用するジョセフソン接合は準平面型ジョセフソン接合
であり、図5にその構成の概略を示す。同図において1
0は超伝導体(ニオブ)であり、12は絶縁層であり、
11は超伝導体(ニオブ)であり、そして13は常伝導
金属の弱結合部であり、一例としてその接合面積は2.
2×10-11 cm2 である。このデバイスを液体ヘリウ
ム温度にすると超伝導状態となり、無電圧で有限値の電
流(クロック電流)が超伝導体11、常伝導金属13、
超伝導体10を流れる。この超伝導状態でスイッチ部は
閉じ、主ル−プは2つの副ル−プに分けられ、一方の副
ル−プへ量子磁束を入れる。
流注入型超伝導磁束量子論理回路のスイッチ部を改良す
ることにより達成される。すなわち、図1に示すように
スイッチ部は第1の副ル−プL1 の第2の副ル−プL2
への隣接側の部分l1 に直列に接続した一対のジョセフ
ソン接合J1 ,J2 と、第2の副ル−プL2 の第1の副
ル−プL1 への隣接側の部分l2 に直列に接続した一対
のジョセフソン接合J3 ,J4 と、各対の2つのジョセ
フソン接合の接続点C1 ,C2 に接続したクロック信号
供給手段と、各対のジョセフソン接合と副ル−プとの接
続点を相互に接続する手段l3 、l4 とを含む。ここに
使用するジョセフソン接合は準平面型ジョセフソン接合
であり、図5にその構成の概略を示す。同図において1
0は超伝導体(ニオブ)であり、12は絶縁層であり、
11は超伝導体(ニオブ)であり、そして13は常伝導
金属の弱結合部であり、一例としてその接合面積は2.
2×10-11 cm2 である。このデバイスを液体ヘリウ
ム温度にすると超伝導状態となり、無電圧で有限値の電
流(クロック電流)が超伝導体11、常伝導金属13、
超伝導体10を流れる。この超伝導状態でスイッチ部は
閉じ、主ル−プは2つの副ル−プに分けられ、一方の副
ル−プへ量子磁束を入れる。
【0007】図1においてクロック電流はC1 −J2 −
l4−J4 −C2 を通り、そしてC1−J1 −l3−J3 −
C2 を通って流れ、いずれの副ル−プも流れることはな
く、隣接回路に対して雑音磁界を発生することはない。
又このスイッチ部は構造が簡単であり、集積回路として
作り易く、微細加工技術の限界まで小さくすることがで
き、それに従って集積度を上げることができる。
l4−J4 −C2 を通り、そしてC1−J1 −l3−J3 −
C2 を通って流れ、いずれの副ル−プも流れることはな
く、隣接回路に対して雑音磁界を発生することはない。
又このスイッチ部は構造が簡単であり、集積回路として
作り易く、微細加工技術の限界まで小さくすることがで
き、それに従って集積度を上げることができる。
【0008】
【実施例】本発明の第1の実施例を図2に示し、そのス
イッチ部を図10に示す。10、は水晶基板(図の紙面
に相当)に形成したニオブ膜であり、J1 、J2 、
J3 、J4 は図5のジョセフソン接合であって、図5に
示すようにニオブ膜10の上に絶縁層12を介してニオ
ブ膜11を形成し、常伝導金属の弱結合部13を形成す
る。クロック電流の流れは図10に示す。
イッチ部を図10に示す。10、は水晶基板(図の紙面
に相当)に形成したニオブ膜であり、J1 、J2 、
J3 、J4 は図5のジョセフソン接合であって、図5に
示すようにニオブ膜10の上に絶縁層12を介してニオ
ブ膜11を形成し、常伝導金属の弱結合部13を形成す
る。クロック電流の流れは図10に示す。
【0009】本発明の第2の実施例を図3に示し、第3
の実施例を図4に示す。いずれも第1の実施例に比して
製作し易い。
の実施例を図4に示す。いずれも第1の実施例に比して
製作し易い。
【0010】
【発明の効果】本発明に従ってスイッチ部を構成するこ
とによりクロック電流は極めて限られた中心区域に流
れ、周囲への雑音源となるような広範囲に磁束を漏洩す
ることはない。又、そのスイッチ部の構成は非常に小さ
く、密度の高い集積回路の形成に有利である。
とによりクロック電流は極めて限られた中心区域に流
れ、周囲への雑音源となるような広範囲に磁束を漏洩す
ることはない。又、そのスイッチ部の構成は非常に小さ
く、密度の高い集積回路の形成に有利である。
【図1】図1は本発明の超伝導磁束量子論理回路の回路
構成を示す。
構成を示す。
【図2】図2は本発明の第1の実施例を示す。
【図3】図3は本発明の第2の実施例を示す。
【図4】図4は本発明の第3の実施例を示す。
【図5】図5は準平面型ジョセフソン接合を略図的に示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図6】図6は従来の超伝導磁束量子論理回路の回路構
成を示す。
成を示す。
【図7】図7は別の従来の超伝導磁束量子論理回路の回
路構成を示す。
路構成を示す。
【図8】図8は超伝導磁束量子論理回路の動作説明図で
ある。
ある。
【図9】図9はジョセフソン接合の電圧・電流特性を示
すグラフである。
すグラフである。
【図10】図10は本発明の第1の実施例のスイッチ部
の拡大斜視図である。
の拡大斜視図である。
J1 、J2 、J3 、J4 はジョセフソン接合 10、11はニオブ膜 12は絶縁層 13は常伝導金属 L1 は第1の副ル−プ L2 は第2の副ル−プ l1 は第1の副ル−プL1 の第2の副ル−プL2 への隣
接側の部分 l2 は第2の副ル−プL2 の第1の副ル−プL1 への隣
接側の部分 C1 ,C2 は接続点 l3 、l4 は副ル−プとジョセフソン接合の接続点を相
互に接続する手段
接側の部分 l2 は第2の副ル−プL2 の第1の副ル−プL1 への隣
接側の部分 C1 ,C2 は接続点 l3 、l4 は副ル−プとジョセフソン接合の接続点を相
互に接続する手段
Claims (2)
- 【請求項1】 1つの超伝導主ル−プと、この超伝導主
ル−プを2つの隣接した第1と第2の副ル−プに分割す
るスイッチ部とを備えた超伝導磁束量子論理回路におい
て、前記のスイッチ部は第1の副ル−プの第2の副ル−
プへの隣接側の部分に直列に接続した一対のジョセフソ
ン接合と、第2の副ル−プの第1の副ル−プへの隣接側
の部分に直列に接続した一対のジョセフソン接合と、各
対の2つのジョセフソン接合の接続点に接続したクロッ
ク信号供給手段と、各対のジョセフソン接合と副ル−プ
との接続点を相互に接続する手段とを含むことを特徴と
した超伝導磁束量子論理回路。 - 【請求項2】 ジョセフソン接合の電極部が酸化物高温
超伝導体である請求項1に記載の超伝導磁束量子論理回
路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3168055A JPH0750802B2 (ja) | 1991-07-09 | 1991-07-09 | 超伝導磁束量子論理回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3168055A JPH0750802B2 (ja) | 1991-07-09 | 1991-07-09 | 超伝導磁束量子論理回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0522118A JPH0522118A (ja) | 1993-01-29 |
| JPH0750802B2 true JPH0750802B2 (ja) | 1995-05-31 |
Family
ID=15860997
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3168055A Expired - Fee Related JPH0750802B2 (ja) | 1991-07-09 | 1991-07-09 | 超伝導磁束量子論理回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0750802B2 (ja) |
-
1991
- 1991-07-09 JP JP3168055A patent/JPH0750802B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0522118A (ja) | 1993-01-29 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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