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JPH075208B2 - 紙幣収納装置 - Google Patents
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JPH075208B2 - 紙幣収納装置 - Google Patents

紙幣収納装置

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JPH075208B2
JPH075208B2 JP63126100A JP12610088A JPH075208B2 JP H075208 B2 JPH075208 B2 JP H075208B2 JP 63126100 A JP63126100 A JP 63126100A JP 12610088 A JP12610088 A JP 12610088A JP H075208 B2 JPH075208 B2 JP H075208B2
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plate
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stopper
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純一 有川
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Laurel Bank Machine Co Ltd
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Laurel Bank Machine Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、紙幣の処理機械等に備えられた紙幣収納装
置に係り、詳しくは、装置の内外を連通する紙幣受入口
から装置内の紙幣挿入位置へと縦向きに挿入される紙幣
を、該紙幣と直交する方向に集積させる紙幣収納装置に
関する。
[従来の技術] 紙幣を集積させて収納するために使用される紙幣収納装
置としては、特公昭60−54216号公報に記載されたもの
が従来より知られている。
この紙幣収納装置は、例えば自動預金機に装着されて、
預金のために投入された紙幣を収納して集積するもの
で、第10図に示すように、装置本体1の内外を連通する
紙幣受入口2直下の紙幣挿入位置P1を挟んで互いに対向
させて配置された押し板3及び上下ストッパ4、5の間
に、紙幣受入口2から縦向きに挿入される紙幣Bを、押
し板3を右方向(図中矢印Y1方向)に移動させると共に
上下ストッパ4、5をそれぞれ上下方向(矢印Y2、Y3方
向)に移動させることによって上下ストッパ4、5の右
方に押し込み、続いて、押し込んだ紙幣Bを、上下スト
ッパ4、5を紙幣Bの通路に復帰させると共に押し板3
を紙幣挿入位置P1の左方まで復帰させることによって、
バネ等により常時左方(図中矢印Y4方向)に付勢された
受け板6と、紙幣の通路内に復帰させられた上下ストッ
パ4、5との間で挟持して集積させるようになってい
る。
そして、このような紙幣収納装置にあっては、装置本体
1の側方に施錠可能な開閉蓋(図示略)が設けられてお
り、当該紙幣収納装置が自動預金機から取り外された状
態において、該開閉蓋の施錠を解除して開放することに
より、内部に集積された紙幣Bを取り出すようになって
いる。
[発明が解決しようとする課題] ところで、上述した従来の紙幣収納装置のように内部に
紙幣が収納されるものは、自動預金機等の紙幣処理機に
装着されるか否かに拘わらず、一個の独立した金庫とし
ての性質を帯びるため、施錠可能な開閉蓋以外からは絶
対に紙幣Bを取り出せないことが要求される。しかしな
がら、上述した紙幣収納装置は、集積された紙幣Bの一
方の側の上下端のみが上下ストッパ4、5と係合され
て、大部分は上下ストッパ4、5の隙間から紙幣受入口
2に向けて露出しているため、紙幣受入口2から紙幣B
を抜き取ることも不可能では無い。従って、紙幣受入口
2を開閉するシャッタを設けたり、さらには、シャッタ
を当該紙幣収納装置の装着される紙幣処理機からの着脱
と連動して開閉させる開閉機構を設ける必要が生じ、こ
の結果機構の複雑化、装置全体の大形化が免れ得ないと
いう欠点があった。
また、集積された紙幣Bの一方の側の上下端のみが、上
下ストッパ4、5と係合されていることから紙質によっ
ては紙幣Bの端部が損傷したり、あるいは、紙幣収納装
置自身を持ち運び際の振動により紙幣Bがばらける恐れ
があるといった欠点も指摘されていた。
この発明は、このような背景の下になされたもので、紙
幣受入口を開閉するシャッタを必要とせず、また、紙幣
端部の損傷や、紙幣のばらけも生じることのない紙幣収
納装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明は、紙幣受入時において、装置の内外を連通す
る紙幣受入口から装置内の紙幣挿入位置へと縦向きに挿
入される紙幣を、前記紙幣受入口より装置内奥側の紙幣
の通路に紙幣と直交する方向に集積させるものであっ
て、前記紙幣挿入位置を挟んで装置内奥側の押し込み位
置と逆側の待機位置との間を往復移動可能に設けられ、
その待機位置から押し込み位置への移動により前記紙幣
挿入位置に挿入された紙幣を該紙幣の表面と直交する方
向から略全面に当接して装置内奥側に押し込む押し板
と、前記押し込み位置よりもさらに装置内奥側の紙幣の
通路に、前記押し板と向かい合うようにして配置される
と共に、紙幣の表面と直交する方向から該紙幣の略全面
に当接可能とされ、さらに、前記待機位置に向けて付勢
された受け板と、前記紙幣挿入位置と前記押し込み位置
との間に設けられ、紙幣の通路に突出・退避可能に設け
られた仕切り板と、前記押し板を往復移動させる押し板
駆動機構と、前記仕切り板を突出・退避させる仕切り板
駆動機構と、を具備する紙幣収納装置において、前記仕
切り板は、突出状態において、前記紙幣挿入位置と前記
押し込み位置との間の紙幣の通路を、押し込み位置にあ
る前記押し板と協働して閉塞可能とされており、前記押
し板駆動機構は、紙幣受入時以外の通常時に前記押し板
が前記押し込み位置にある状態とし、紙幣受入時に、該
押し板を前記待機位置に移動させその後紙幣が前記紙幣
挿入位置に挿入されると該押し板を前記押し込み位置に
移動復帰させ、前記仕切り板駆動機構は、前記押し板の
前記待機位置から前記押し込み位置への移動中にのみ該
仕切り板を退避させることを特徴とする紙幣収納装置を
構成して上記課題の解決を図ったものであり、さらに
は、前記押し板駆動機構と前記仕切り板駆動機構とは一
つの駆動機構とされており、前記仕切り板は、前記押し
板の待機位置から押し込み位置への移動に連動して前記
紙幣の通路から退避されるように設けたものである。
[作用] 上記構成においては、紙幣受入時になると、押し板駆動
機構により押し板が押し込み位置から待機位置へと移動
させられることになり、そして、紙幣挿入位置に紙幣が
挿入されると、押し板駆動機構により押し板が押し込み
位置に向って移動復帰させられて紙幣が押し板の押し込
み位置まで押し込まれる。この押し板の押し込み位置へ
の移動中に仕切り板駆動機構は、仕切り板を退避させ押
し板で移動される紙幣の通過を許容する。そして、この
ような紙幣受入時以外の通常時においては、押し板が押
し込み位置に位置することになり、仕切り板は突出状態
で、押し込み位置にある押し板と協働して、紙幣挿入位
置と押し込み位置との間の紙幣の通路を閉塞する。また
このとき押し板および受け板が略全面に当接した状態で
紙幣を挟んで保持する。
[実施例] 以下、第1図ないし第9図を参照して、本発明の実施例
を説明する。
第9図に示すように本実施例の紙幣収納装置10は、入金
する紙幣を判別計数し集積したうえで収納もしくは返却
する紙幣入金収納機11に装着されて使用されるものであ
り、その構成を説明するに先立って、紙幣入金収納機11
について簡単に説明する。
この紙幣入金収納機11の上部には、入金紙幣が載置され
る紙幣載置台12が配置され、これに続いて、入金紙幣を
一枚ずつ分離して送り出す分離送出機構13が設けられて
いる。そして、判別部14で判別計数された紙幣は、判別
部14の判別結果に応じて、受け入れ不能の場合にはフォ
ークPによりリジェクト口15に送り込まれ、それ以外は
プールドラム16に集積されるようになっている。プール
ドラム16に集積された紙幣を収納する場合には、プール
ドラム16が、時計方向(図中矢印Y5方向)に回転させら
れて、紙幣がプールドラム16下方に装着された紙幣収納
装置10の紙幣受入口17への送り出される。また、紙幣を
返却する場合には、プールドラム16が反時計方向(図中
矢印Y6方向)に回転させられて、前記リジェクト口15の
下方に設けらた取引口18に紙幣が送り出される。
第1図ないし第8図は本実施例の紙幣収納装置10の概略
構成を示す図で、各図において符号19は装置本体であ
る。この装置本体19は、鉄板を適宜折り曲げて直方体状
に形成したものであり、第1図及び第2図に示すよう
に、その上部には紙幣受入口17が形成され、またその内
部には底板20が水平に配置されている。紙幣受入口17の
幅は紙幣よりわずかに大きい程度とされ、その下部周囲
には一対の紙幣案内板17a、17bが設けられ、第4図に示
すように紙幣Bは、当該紙幣挿入装置10の前後方向(図
中矢印Y7、Y8方向)に対して直交する向きで装置本体19
の内部に挿入される。一方、第3図に示すように底板20
は、当該紙幣収納装置10の左右方向(図において矢印Y
9、Y10方向)に分割して設けられると共に保持板21を介
して装置本体19に固定されており、紙幣受入口17から紙
幣挿入位置P2(第1図参照)に挿入される紙幣が横長の
状態で載置されるようになっている。また、第2図及び
第3図に示すように底板20の左右には側板22、23が配置
されており、これら側板22、23に取り付けられた横案内
板24、25の間隔は紙幣受入口17とほぼ同一に定められ
て、底板20に載置される紙幣の左右方向への移動を規制
するようになっている。
上記底板20には、第1図ないし第3図に示すように受け
板26及び収納ブロック(押し板)27が配置され、それぞ
れの表面の向きは底板20に載置される紙幣と平行となる
ように定められている。
受け板26はその高さが上記底板20に載置される紙幣より
も若干高くなるように定められ、またその幅は紙幣とほ
ぼ同程度とされて、第3図に詳細に示すように、その両
端と上記側板22、23に取り付けられた横案内板24、25と
の間にわずかに隙間が空くようになっている。また、受
け板26の下部両端には、受け板ローラ28が回転自在に取
り付けられており、これら受け板ローラ28は底板20に当
接されて受け板26を支持する。また、受け板26の下部中
央には受け板支持部材(以下、支持部材と略称する)29
が取り付けられている。この支持部材29は左右に分割さ
れた底板20の間から下方に延長されて、底板20に載置さ
れる紙幣と直交する方向に沿って配置された支持軸30に
摺設されており、従って、受け板26は、底板20の上面に
沿って前後方向、すなわち底板20に載置される紙幣と直
交する方向(矢印Y7、Y8方向)に移動可能である。そし
て、第3図により詳しく示すように、支持部材29下端の
一方の側にはバネ31の一端が取り付けられている。この
バネ31は装置本体19の下面に回転自在に取り付けられた
プーリ32(第2図参照)に巻回された上でその他端が装
置本体19下面に穿設されたピン33に係止されており、従
って受け板26は、上記紙幣挿入位置P2に向けて付勢され
る。
一方、上記収納ブロック27は、その高さが底板20に載置
される紙幣の上端より幾から低くなるように定められ、
またその幅は底板20に載置される紙幣の幅とほぼ同程度
とされている。収納ブロック27の下部中央には、収納ブ
ロック支持部材(以下、支持部材と略称する)34が連結
され、さらに支持部材34は、第2図により詳細に示すよ
うに左右に分割された底板20の間から下方に延長されて
上記支持軸30に摺設されており、従って、収納ブロック
27は上記受け板26と同一方向に移動可能である。
また、支持部材34は上記側板22に向けてさらに延長され
た上で側板22と平行に折り曲げられ、折り曲げ部分の先
端には収納ブロックローラ35が回転自在に取り付けられ
ている。収納ブロックローラ35は上記支持軸30の軸方向
に沿って形成されたローラ移動溝36(第6図参照)に嵌
め込まれており、上記支持軸30と共に収納ブロック27を
移動可能に支持するようになっている。
そして、支持部材34は、底板20の下方に配置された動力
伝達軸37の基端と連結されている。この動力伝達軸37
は、収納ブロック27及び後述する上下紙幣ストッパを駆
動する駆動機構38の一部をなす押し板移動機構である収
納ブロック駆動部39を構成するもので、以下この収納ブ
ロック駆動部39の構成について説明する。
収納ブロック駆動部39は動力伝達軸37をその軸方向に往
復させて、収納ブロック27を第5図に示すように押し込
み位置P3と待機位置P4との間で往復させるものである。
第1図ないし第3図に示すように、動力伝達軸37は、装
置本体19の下面に取り付けられた軸受40、41に支持され
て収納ブロック27の移動方向と同一方向に摺動自在とさ
れると共に、該動力伝達軸37に穿設されたピン42と軸受
41との間に張設されたバネ43によって常時装置本体19の
前端19a側に付勢されており、これにより収納ブロック2
7を支持する支持部材34が軸受41に係合されて収納ブロ
ック27は押し込み位置P3に保持される。一方、装置本体
19の動力伝達孔19bに達する位置まで延長された動力伝
達軸37の先端は、動力伝達孔19bを挟んで装置本体19外
部に設けられた図示しないアクチュエータのロッドと係
合可能とされている。そして、アクチュエータのロッド
は図示しない制御部から送出される駆動信号に基づい
て、動力伝達孔19bから装置本体19内部に繰り出されて
動力伝達軸37を押し込むようになっており、これにより
支持部材34が押し込まれて収納ブロック27が待機位置P4
まで移動させられる。また、アクチュエータのロッドが
装置本体19の外部へ後退されると、バネ43によって動力
伝達軸37が弾発されて収納ブロック27が押し込み位置P3
へと復帰させられることとなる。
第1図及び第2図に示すように、上記紙幣挿入口17直下
の紙幣案内板17a側の位置には、上記受け板26と対向さ
せて上下紙幣ストッパ(仕切り板)44、45が配置されて
いる。上紙幣ストッパ44は、その上部に上記紙幣案内板
17aに沿って傾斜する案内片44aが設けられ、その幅は第
2図により詳細に示すように紙幣受入口17よりわずかに
小さい程度とされている。また、上紙幣ストッパ44の下
部は、上記側板22、23の間の隙間一杯にその幅が定めら
れており、その両端には上ストッパ保持板46、47が連結
されている。これら上ストッパ保持板46、47によって上
紙幣ストッパ44は、その下端が収納ブロック27の上端と
わずかの隙間が空く位置、換言すれば、底板20に載置さ
れる紙幣の上端よりいくらか低い位置に保持されると共
に、紙幣受入口17に向かって適宜移動させられるように
なっており、その詳細は後に説明する。
また、下紙幣ストッパ45は、その上部に第2図により詳
細に示すように櫛歯状をなすストッパ片45aが設けら
れ、該ストッパ片45aは左右に分割された底板20の下方
から底板20に形成された図示しない切り欠きを介して押
し込み位置P3にある収納ブロック27内部に突出されてお
り、このため、上述した収納ブロック27には、該収納ブ
ロック27移動時におけるストッパ片45aとの干渉を防ぐ
ストッパ口48が形成されている。また、下紙幣ストッパ
45の下部はストッパ片45aに対して直交する方向に折り
曲げられ、さらにその先端は側板22、23の間に架け渡さ
れた下ストッパ回転軸49に取り付けられている。
上記上ストッパ保持板46、47及び下ストッパ回転軸49
は、上下紙幣ストッパ44、45を収納ブロック27の移動に
伴って上下に移動させるための仕切り板駆動機構である
ストッパ駆動部50の一部を為すものである。このストッ
パ駆動部50と上述した収納ブロック駆動部39とで上記駆
動機構38は構成されており、以下ストッパ駆動部50の構
成について詳細に説明する。
第1図により詳細に示すように、側板23側に配置された
上ストッパ保持板46は、側板23に設けられた上ストッパ
回転軸51に回転自在に支持され、またその先端は側板23
に形成された切り欠き23aを介して側板23の反対側に突
出されて上記上紙幣ストッパ44と連結されている。従っ
て上紙幣ストッパ44は上ストッパ保持板46の反時計方向
(矢印Y11方向)への回転に伴って上方へ移動可能であ
る。そして、上紙幣ストッパ保持板46に設けられたピン
52と、側板23に設けられたピン53との間にはバネ54が張
設されて上ストッパ保持板46を時計方向(矢印Y12)方
向に付勢するようになっており、これにより上ストッパ
保持板46が切り欠き23aと係合されて上紙幣ストッパ44
が紙幣収納ブロック27に近付く側に保持される。また、
上ストッパ回転軸51の下方に向けて延長された上ストッ
パ保持板46の他端には、下ストッパ駆動ピン55が設けら
れて下ストッパ駆動レバー56の上端に形成された溝56a
に係合されている。さらに下ストッパ駆動レバー56の下
端は上記下紙幣ストッパ45が取り付けられた下ストッパ
回転軸49に固定され、下ストッパ回転軸49はその軸回り
に回転可能とされている。従って下ストッパ回転軸49に
固定された下紙幣ストッパ45は上ストッパ保持板46によ
ってその移動が拘束されると共に、該上ストッパ保持板
46の反時計方向への回転に伴って下方に向けて移動可能
である。
一方、側板22側に配置された上ストッパ保持板47は、第
6図に詳細に示すように側板22に設けられた上ストッパ
回転軸57に回転自在に支持され、またその先端は側板22
に形成された切り欠き22aを介して側板22の反対側に突
出されて上紙幣ストッパ44と連結されている。そして、
上ストッパ回転軸57の下方に向けて延長された上ストッ
パ保持板47の他端には下ストッパ駆動ピン58が設けら
れ、さらに該下ストッパ駆動ピン58は、上記下ストッパ
回転軸49に固定された下ストッパ駆動レバー59上端の溝
59aに係合されて下ストッパ回転軸49の回転を拘束す
る。
また、上ストッパ保持板47の先端側にはロックピン60が
設けられており、該ロックピン60は側板22に回転自在に
取り付けられたロックレバー61と係合されている。ロッ
クレバー61は、側板22に取り付けられたバネ62によって
常時反時計方向(矢印Y13方向)に付勢されており、上
紙幣ストッパ44の上方への移動を規制する。
上記ロックピン60と上ストッパ回転軸57との間には上ス
トッパ駆動ピン63が設けられ、該上ストッパ駆動ピン63
は上ストッパ保持板47の下方に配置された上ストッパ駆
動レバー64と当接されている。上ストッパ駆動レバー64
は側板22に取り付けられた案内板65に摺設されると共に
該案内板65の下方に配置された駆動レバー支持板66に駆
動レバー軸64aを中心として回転自在に取り付けられて
いる。また、上ストッパ駆動レバー64の上部には切り欠
き64bが形成されると共にロック解除ピン67が取り付け
られており、このロック解除ピン67と装置本体19との間
には第2図にも示すようにバネ68が張設され、上ストッ
パ駆動レバー64を駆動レバー軸64aの回りに時計方向
(図示矢印Y14方向)に付勢した該上ストッパ駆動レバ
ー64と上記上ストッパ駆動ピン63とを係合させる。また
上ストッパ駆動レバー64の下部は上述した側板22のロー
ラ移動溝36に沿って延長され、その先端には、上述した
収納ブロック27が押し込み位置P3に位置する際(第1図
参照)の収納ブロックローラ35に向けて突出するローラ
係合片64cが設けられている。
上記駆動レバー支持板66は側板22に回転軸69を中心とし
て回転自在に取り付けられると共に、その先端はローラ
移動溝36に沿って延長されて上記ローラ移動溝36に嵌め
込まれた収納ブロックローラ35に当接されており、これ
により駆動レバー支持板66が水平に保持されるようにな
っている。そして、駆動レバー支持板66中間の下部には
ローラ係合溝66aが形成されており、収納ブロック駆動
部39によって収納ブロック27が待機位置P4(第4図参
照)との間に移動させられた際には、第7図に示すよう
に駆動レバー支持板66が時計方向(矢印Y15方向)へ回
動させられるようになっている。そして、この状態から
再び収納ブロック27が、押し込み位置P3(第5図参照)
に復帰させられると駆動レバー支持板66は元の水平位置
に復帰させられ、この動作により上記上下紙幣ストッパ
44、45が上下に往復移動させられる。
すなわち、収納ブロック27が待機位置P4へと移動させら
れて、第7図に示すように駆動レバー支持板66が水平状
態から時計方向へ回動させられると、駆動レバー支持板
66に支持された上ストッパ駆動レバー64も下方に移動さ
せられ、この状態において上記ロック解除ピン67は上記
ロックレバー61の下方に引き込まれて該ロックレバー61
の下部と係合され、また上ストッパ駆動ピン63は、上ス
トッパ駆動レバー64の切り欠き64bと係合される。
そして、収納ブロック27の待機位置P4から押し込み位置
P3への復帰動作が開始されると、第7図に示す矢印Y16
方向へ収納ブロックローラ35が移動させられるために、
駆動レバー支持板66は反時計方向(矢印Y17方向)に回
動され、これに伴って上ストッパ駆動レバー64も上方へ
向けて移動させられる。この時、上述のようにロック解
除ピン67がロックレバー61の下部と係合されているた
め、ロックレバー61は時計方向(矢印Y18方向)へ回動
させられ、これによりロックレバー61がロックピン60か
ら離間されて上ストッパ保持板47の反時計方向(矢印Y1
1方向)への回動動作の規制が解除される。さらに駆動
レバー支持板66の反時計方向への回動動作が続けられる
と、第8図に示すように上ストッパ駆動レバー64の切り
欠き64bの下部と上ストッパ駆動ピン63とが係合されて
上ストッパ保持板47が反時計方向(矢印Y11方向)へ回
動するように持ち上げられ、これにより上紙幣ストッパ
44が上方へ移動させられる。また、上ストッパ保持板47
の動作に伴って、上記下ストッパ駆動ピン58と係合され
た下ストッパ駆動レバー59は時計方向(矢印Y19方向)
に回動され、これにより下ストッパ回転軸49が回転させ
られて、第5図に示すように下紙幣ストッパ45が下方に
移動させられる。
そして、第8図に示すように、さらに収納ブロックロー
ラ35が矢印Y16方向へ移動させられて、収納ブロック27
が押し込み位置P3までほぼ移動させられると、上ストッ
パ駆動レバー64の下部先端に形成されたローラ係合片64
cが収納ブロックローラ35と係合されて、上ストッパ駆
動レバー64は駆動レバー軸64aの回りに反時計方向(矢
印Y20方向)へと回動させられ、上ストッパ駆動レバー6
4の切り欠き64bがロックピン63から離間させられる。こ
こで、上述したように上紙幣ストッパ44は、側板23側に
配置されたバネ54(第2図参照)によって常時下方に向
けて付勢されており、従って、上ストッパ駆動レバー64
の切り欠き64bがロックピン63から離間させられた瞬間
に上紙幣ストッパ44は下方に復帰させられ、これに伴っ
て上ストッパ保持板47が時計方向(矢印Y12方向)に回
動させて、下紙幣ストッパ45(第1図参照)が元の位置
に復帰され、またロックピン60とロックレバー61が再び
係合されて上下紙幣ストッパ44、45の上下への移動が規
制される。以上によりストッパ駆動部50の各構成要素は
第6図に示す元の状態へと復帰され、次の収納ブロック
27の動作に備えて待機させられるのである。
第3図に示すように、装置本体19の上面であって上記受
け板26の上方の位置には、該受け板26とほぼ同一幅を有
する開閉蓋70が設けられている。この開閉蓋70は装置本
体19の側面に取り付けられた施錠部71と連結され、該施
錠部71の施錠を解除することによってのみ開閉可能とさ
れている。また、第1図に示すように装置本体19の後端
19cには取っ手72が設けられており、当該紙幣収納装置1
0を上述した紙幣入金収納機11(第9図参照)へ装着
し、また取り出す際の作業性を向上させる配慮が為され
ている。
しかして以上のように構成された紙幣収納装置10にあっ
ては、次のようにして紙幣が内部に集積される。
上述した紙幣入金収納機11のプールドラム16(第9図参
照)に紙幣が集積された後、紙幣収納命令が図示しない
制御部から指令されると、第4図に示すように集積され
た紙幣Bが紙幣受入口17に向けて送り出される。する
と、駆動機構38の収納ブロック駆動部39に設けられた図
示しないアクチュエータのロッドが動力伝達孔19bから
装置本体19の内部に繰り出された動力伝達軸37が押し込
まれ、これにより収納ブロック27が押し込み位置P3から
待機位置P4へと移動させられる。この時ストッパ駆動部
50も起動させられるが、この状態では上述のようにまだ
上下紙幣ストッパ44、45は駆動されず、従って、バネ31
(第1図参照)によって紙幣挿入位置P2に向けて付勢さ
れた受け板26は、上紙幣ストッパ44及び下紙幣ストッパ
45のストッパ片45aに係止されて収納ブロック27の押し
込み位置P3に保持される。
収納ブロック27が待機位置P4へ移動させられると、紙幣
受入口17から紙幣挿入位置P2に向けて紙幣Bが挿入され
て底板20に載置される。すると、収納ブロック駆動部39
のアクチュエータのロッドが後退されられて、第5図に
示すように収納ブロック27が押し込み位置P3へ向けて移
動させられ紙幣挿入位置P2に挿入された紙幣は受け板26
に向けて押し込まれる。この時、受け板26の移動を規制
している上下紙幣ストッパ44、45は、ストッパ駆動部50
によって収納ブロック27に押し込まれる紙幣の通路外へ
とそれぞれ上下に移動させられ、このため紙幣は収納ブ
ロック27と受け板26との間で挟持される。
受け板26と収納ブロック27との間で紙幣が挟持された後
も、収納ブロック27は受け板26の圧力に抗して押し込み
位置P3まで移動させられる。そして、収納ブロック27が
押し込み位置P3に復帰させられると、ストッパ駆動部50
によって上下紙幣ストッパ44、45がそれぞれ元の位置へ
と復帰させられ、収納ブロック27に押し込まれた紙幣の
通路は第2図に示すように収納ブロック27、上紙幣スト
ッパ44及び下紙幣ストッパ45のストッパ片45aによって
ほぼ完全に閉塞される。以上により一連の紙幣収納動作
は終了し、紙幣が装置本体2内部、すなわち押し込み位
置P3に復帰させられた収納ブロック27と受け板26との間
に収納されたこととなる。
紙幣が収納された状態において再度紙幣収納指令が発せ
られると、第4図に示すように再び収納ブロック27が待
機位置P4へと移動させられる。この時受け板26と収納ブ
ロック27の間に収納された紙幣は、上下紙幣ストッパ4
4、45にその上下端が拘束されて、該上紙幣ストッパ4
4、下紙幣ストッパ45のストッパ片45a及び受け板26の間
で挟持される。そして、新たに挿入された紙幣は収納ブ
ロック27によって押し込み位置P3に向かって押し込ま
れ、上下紙幣ストッパ44、45の上下への移動によって先
に収納された紙幣と新たに挿入された紙幣とが受け板26
と収納ブロック27との間に集積される。この後集積され
た紙幣は収納ブロック27によってさらに押し込まれて、
押し込み位置P3より装置本体19の前端19a側に収納され
る。
以上のようにして紙幣が繰り返し収納されて、受け板26
が装置本体19前端19a側の移動限界位置まで達すると、
紙幣収納装置10は紙幣入金収納装置11から取り出され、
内部に収納された紙幣は、施錠部71の施錠を解除して開
閉蓋70を開放することにより装置本体19の外部へ取り出
される(第3図参照)。
以上説明したように本実施例の紙幣収納装置10にあって
は、収納ブロック27によって紙幣が押し込み収納された
後、紙幣の通路が収納ブロック27、上紙幣ストッパ44及
び下紙幣ストッパ45のストッパ片45aによってほぼ完全
に閉塞されるので、紙幣受入口17から内部に収納された
紙幣を取り出すことは全く不可能である。従って、紙幣
受入口17を開閉するシャッタや該シャッタを紙幣入金収
納機11の着脱と連動させて開閉させる開閉機構を設ける
必要は無く、このため機構が簡素化され、装置全体の大
きさも小形化される。
また、装置本体内部に収納された紙幣は、受け板26と収
納ブロック27との間でほぼ全面に渡って挟持されてお
り、このため紙幣端部が損傷したり、装置を持ち運ぶ際
に紙幣がばらけてしまうといったような問題が生じるこ
とも無いのである。
なお、本実施例では特に紙幣入金収納機に着脱される紙
幣収納装置について説明したが、本発明の紙幣収納装置
はこれに限らず、紙幣を内部に収納する紙幣収納装置で
あれば他の使用形態であっても当然に適用されるもので
ある。
さらに、上下紙幣ストッパ44、45を駆動機構38で駆動さ
せる必要は必ずしも無い。例えば、上紙幣ストッパ44及
び下紙幣ストッパ45のストッパ片45aを、それぞれの上
下端で回動自在に支持させると共に、紙幣の通路を閉塞
する側に向けてバネ等で付勢するような構成も考えられ
る。このような構成を取る場合には、上紙幣ストッパ44
及び下紙幣ストッパ45のストッパ片45aは、紙幣の通過
によって紙幣自身に押し込まれて紙幣の通路外へ退避さ
れ、紙幣の通過後はバネ等に付勢されて再び紙幣の通路
内へ戻されることとなり、実施例と全く同様の作用効果
が期待できるのである。
また、上下紙幣ストッパ44、45の配置も紙幣の通路を上
下に挟む必然性は無く、紙幣通路の側方から挟み込むこ
とも可能であり、さらには単体とすることも十分に考え
られ、要するに、収納ブロック27の移動時に受け板26の
表面に集積された紙幣を押さえ付けることができて、か
つ、収納ブロック27の復帰時には収納ブロック27と協働
して紙幣の通路を閉塞できれば良いのである。さらに、
収納ブロック27も本実施例のようにブロック状に形成す
る必然性は無く、適度の板厚を備えた一枚板でも十分に
用は足りる。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明にあっては、紙幣受入時
以外の通常時においては、押し板が押し込み位置に位置
することになり、仕切り板は突出状態で、押し込み位置
にある押し板と協働して、紙幣挿入位置と押し込み位置
との間の紙幣の通路を閉塞することになる。したがっ
て、紙幣受入口からの紙幣の抜取りを防止できる。しか
も、紙幣受入口を開閉するシャッタや、このシャッタを
開閉させる開閉機構を別途設ける必要も無く、このため
機構が簡素化されると共に、装置全体の大きさも小形化
される。
また、装置内に収納された紙幣は、略全面が押し板と受
け板との間に挟まれて保持されるため、紙幣端部の損傷
や、装置運搬時に紙幣がばらけるといった問題が発生し
ないのである。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第9図は本実施例の紙幣収納装置を示す図
であり、第1図は紙幣収納装置の概略構成を示す断面
図、第2図は第1図のA−A線における断面図、第3図
は第1図のB−B線における断面図、第4図は待機位置
に移動させられた収納ブロックを示す図、第5図は待機
位置から押し込み位置へと復帰させられる収納ブロック
を示す図、第6図は上下紙幣ストッパを駆動するストッ
パ駆動部の構成を示す図、第7図は収納ブロックが待機
位置に移動させられた時のストッパ駆動部を示す図、第
8図は収納ブロックが再び押し込み位置へと復帰させら
れる時のストッパ駆動部を示す図、第9図は本実施例の
紙幣収納装置が装着される紙幣入金収納機の概略構成
図、そして第10図は従来の紙幣収納装置の構成を示す図
である。 10……紙幣収納装置、17……紙幣受入口、26……受け
板、27……収納ブロック(押し板)、38……駆動機構、
44……上紙幣ストッパ(仕切り板)、45……下紙幣スト
ッパ(仕切り板)、B……紙幣、P2……紙幣挿入位置、
P3……押し込み位置、P4……待機位置。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙幣受入時において、装置の内外を連通す
    る紙幣受入口から装置内の紙幣挿入位置へと縦向きに挿
    入される紙幣を、前記紙幣受入口より装置内奥側の紙幣
    の通路に紙幣と直交する方向に集積させるものであっ
    て、 前記紙幣挿入位置を挟んで装置内奥側の押し込み位置と
    逆側の待機位置との間を往復移動可能に設けられ、その
    待機位置から押し込み位置への移動により前記紙幣挿入
    位置に挿入された紙幣を該紙幣の表面と直交する方向か
    ら略全面に当接して装置内奥側に押し込む押し板と、 前記押し込み位置よりもさらに装置内奥側の紙幣の通路
    に、前記押し板と向かい合うようにして配置されると共
    に、紙幣の表面と直交する方向から該紙幣の略全面に当
    接可能とされ、さらに、前記待機位置に向けて付勢され
    た受け板と、 前記紙幣挿入位置と前記押し込み位置との間に設けら
    れ、紙幣の通路に突出・退避可能に設けられた仕切り板
    と、 前記押し板を往復移動させる押し板駆動機構と、 前記仕切り板を突出・退避させる仕切り板駆動機構と、 を具備する紙幣収納装置において、 前記仕切り板は、突出状態において、前記紙幣挿入位置
    と前記押し込み位置との間の紙幣の通路を、押し込み位
    置にある前記押し板と協働して閉塞可能とされており、 前記押し板駆動機構は、紙幣受入時以外の通常時に前記
    押し板が前記押し込み位置にある状態とし、紙幣受入時
    に、該押し板を前記待機位置に移動させその後紙幣が前
    記紙幣挿入位置に挿入されると該押し板を前記押し込み
    位置に移動復帰させ、 前記仕切り板駆動機構は、前記押し板の前記待機位置か
    ら前記押し込み位置への移動中にのみ該仕切り板を退避
    させることを特徴とする紙幣収納装置。
  2. 【請求項2】前記押し板駆動機構と前記仕切り板駆動機
    構とは一つの駆動機構とされており、前記仕切り板は、
    前記押し板の待機位置から押し込み位置への移動に連動
    して前記紙幣の通路から退避されるように設けられてい
    ることを特徴とする請求項1記載の紙幣収納装置。
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