JPH0754050B2 - レベル復帰機構を備えるイコライザー装置と当該イコライザー装置を有する緊張装置 - Google Patents
レベル復帰機構を備えるイコライザー装置と当該イコライザー装置を有する緊張装置Info
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- JPH0754050B2 JPH0754050B2 JP1138332A JP13833289A JPH0754050B2 JP H0754050 B2 JPH0754050 B2 JP H0754050B2 JP 1138332 A JP1138332 A JP 1138332A JP 13833289 A JP13833289 A JP 13833289A JP H0754050 B2 JPH0754050 B2 JP H0754050B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は複数のワイヤー等の被緊張部材を介して重量物
を吊り上げ、横引きする場合あるいは複数のPCワイヤー
の応力導入等を行う場合に使用するレベル復帰機構を備
えるイコライザー装置および緊張装置に関する。
を吊り上げ、横引きする場合あるいは複数のPCワイヤー
の応力導入等を行う場合に使用するレベル復帰機構を備
えるイコライザー装置および緊張装置に関する。
[従来の技術] 従来、複数のPCストランド(ワイヤー)に応力導入する
場合には、通常複数のジャッキを使用しつつ各PCストラ
ンドを緊張することにより実施される。
場合には、通常複数のジャッキを使用しつつ各PCストラ
ンドを緊張することにより実施される。
しかして、前記複数のジャッキを使用して、各PCストラ
ンドを緊張する場合に、各PCストランド間に於ける長さ
の誤差を吸収し、各PCストランドに掛かる張力を均等に
すべくイコライザー装置が使用される。
ンドを緊張する場合に、各PCストランド間に於ける長さ
の誤差を吸収し、各PCストランドに掛かる張力を均等に
すべくイコライザー装置が使用される。
かかるイコライザー装置の構成を示すのが第5図で、以
下にその構成について第5図とともに説明すると、1は
イコライザー本体で、このイコライザー本体1には左右
両側部にイコライザーシリンダー2および3が並設され
ている。
下にその構成について第5図とともに説明すると、1は
イコライザー本体で、このイコライザー本体1には左右
両側部にイコライザーシリンダー2および3が並設され
ている。
また両イコライザーシリンダー2および3内側には圧力
均衡室4および5を設けるとともに両圧力均衡室4およ
び5を通路6を介して連通せしめることにより構成され
ている。
均衡室4および5を設けるとともに両圧力均衡室4およ
び5を通路6を介して連通せしめることにより構成され
ている。
さらに、前記圧力均衡室4および5内にはチャック7お
よび8を上下動自在に嵌合したチャックケース9および
10が上下動自在に装着されている。
よび8を上下動自在に嵌合したチャックケース9および
10が上下動自在に装着されている。
また前記イコライザーシリンダー2および3の中心には
被緊張部材としてのPCストランド17および18の挿通孔11
および12を開口するとともにチャックケース9および1
0、チャック7および8にはそれぞれ挿通孔13および1
4、挿通孔15および16を開口し、かつチャック7および
8の挿通孔15および16の内周面にはPCストランド17およ
び18の外周面とのすべり止め用の凹凸(図示しない)を
設けることにより構成されている。
被緊張部材としてのPCストランド17および18の挿通孔11
および12を開口するとともにチャックケース9および1
0、チャック7および8にはそれぞれ挿通孔13および1
4、挿通孔15および16を開口し、かつチャック7および
8の挿通孔15および16の内周面にはPCストランド17およ
び18の外周面とのすべり止め用の凹凸(図示しない)を
設けることにより構成されている。
そして、前記圧力均衡室4および5には作動油19が前記
通路6を介して流通自在に充填されている。
通路6を介して流通自在に充填されている。
尚、第5図中、イコライザーシリンダー2および3内に
装着されたチャックケース9および10とチャック7およ
び8のそれぞれは、イコライザーシリンダー2および3
内より離脱することがないようにイコライザーシリンダ
ー2および3の上側に図示しないシリンダーキャップが
嵌着されている。
装着されたチャックケース9および10とチャック7およ
び8のそれぞれは、イコライザーシリンダー2および3
内より離脱することがないようにイコライザーシリンダ
ー2および3の上側に図示しないシリンダーキャップが
嵌着されている。
さて、前記の如き構成から成るイコライザー装置20につ
いての作用について説明すると、イコライザー本体1の
イコライザーシリンダー2および3の挿通孔11および12
を介してPCストランド17および18をチャック7および8
に挿通せしめてセットした後、図示しない扛重手段にて
矢印21方向にイコライザー装置20を引き上げつつ両PCス
トランド17および18に張力を掛けて応力導入を実施す
る。
いての作用について説明すると、イコライザー本体1の
イコライザーシリンダー2および3の挿通孔11および12
を介してPCストランド17および18をチャック7および8
に挿通せしめてセットした後、図示しない扛重手段にて
矢印21方向にイコライザー装置20を引き上げつつ両PCス
トランド17および18に張力を掛けて応力導入を実施す
る。
しかるに両PCストランド17および18間のたるみに相違が
存在する場合に、たるみの少ない方のPCストランド(例
えばPCストランド17)に引き上げ力が先に掛ることにな
る。しかし、そのPCストランド17を噛持するチャックケ
ース9およびチャック7側の圧力均衡室4の作動油19に
圧力が掛かり、圧力均衡室4の作動油19が通路6を介し
て圧力均衡室5側に流入し、同圧力均衡室5側のチャッ
クケース10を押し上げ、チャック8にて噛持しつつPCス
トランド18に対する引き上げ力が加わる結果、両PCスト
ランド17および18に対する張力の均衡を保持し得るよう
に構成されている。
存在する場合に、たるみの少ない方のPCストランド(例
えばPCストランド17)に引き上げ力が先に掛ることにな
る。しかし、そのPCストランド17を噛持するチャックケ
ース9およびチャック7側の圧力均衡室4の作動油19に
圧力が掛かり、圧力均衡室4の作動油19が通路6を介し
て圧力均衡室5側に流入し、同圧力均衡室5側のチャッ
クケース10を押し上げ、チャック8にて噛持しつつPCス
トランド18に対する引き上げ力が加わる結果、両PCスト
ランド17および18に対する張力の均衡を保持し得るよう
に構成されている。
[発明が解決しようとする課題] しかるに前述した構成から成るイコライザー装置20にお
ける圧力均衡室4および5の変位量には限度が存在し、
例えば、セット時の各PCストランド17および18のたるみ
差が圧力均衡室4および5の変位量以上存在すると圧力
均衡室4および5による均衡作用が対応しきれず、目的
の効果を達成することができない欠点を有する。
ける圧力均衡室4および5の変位量には限度が存在し、
例えば、セット時の各PCストランド17および18のたるみ
差が圧力均衡室4および5の変位量以上存在すると圧力
均衡室4および5による均衡作用が対応しきれず、目的
の効果を達成することができない欠点を有する。
従って、かかる欠点を解決する方法としては、予め両PC
ストランド17および18の各々にイコライザー装置20を作
動する扛重手段とは別の緊張手段にて予備張力を与え、
たるみを均一にする方法が挙げられるが、かかる予備張
力を与える作業には非常に面倒な作業が要求される欠点
を有する。
ストランド17および18の各々にイコライザー装置20を作
動する扛重手段とは別の緊張手段にて予備張力を与え、
たるみを均一にする方法が挙げられるが、かかる予備張
力を与える作業には非常に面倒な作業が要求される欠点
を有する。
しかも、予備張力を与えても引き込み距離が長い場合、
イコライザー装置20におけるチャック7および8の噛込
み誤差が必ず生じ、この誤差が圧力均衡室4および5の
変位量以上になれば張力不均衡が生じ、勢い張力差が大
きくなると、張力の大きく掛かったPCストランド17ある
いは18を切断してしまう欠点さえ発生する。
イコライザー装置20におけるチャック7および8の噛込
み誤差が必ず生じ、この誤差が圧力均衡室4および5の
変位量以上になれば張力不均衡が生じ、勢い張力差が大
きくなると、張力の大きく掛かったPCストランド17ある
いは18を切断してしまう欠点さえ発生する。
因って本発明はかかる従来のイコライザー装置における
欠点に鑑みて開発されたもので複数の被緊張部材間にお
けるたるみ誤差が大きい場合にも対応し得る均衡作用を
発揮し得るイコライザー装置および緊張装置の提供を目
的とするものである。
欠点に鑑みて開発されたもので複数の被緊張部材間にお
けるたるみ誤差が大きい場合にも対応し得る均衡作用を
発揮し得るイコライザー装置および緊張装置の提供を目
的とするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明イコライザー装置は、イコライザー本体に複数の
イコライザーシリンダーを設けるとともに各イコライザ
ーシリンダーに被緊張部材のチャックを有するチャック
ケースを移動自在に装着し、かつ前記各イコライザーシ
リンダーに設けた各圧力均衡室を互いに連通する通路を
設けて成るイコライザー装置において前記各イコライザ
ーシリンダーにおけるチャックおよびチャックケースの
復帰手段を設けることにより構成したものであるととも
に当該イコライザー装置を有する緊張装置は、イコライ
ザー本体に複数のイコライザーシリンダーを設けるとと
もに各イコライザーシリンダーに被緊張部材のチャック
を有するチャックケースを移動自在に装着し、かつ前記
各イコライザーシリンダーに設けた各圧力均衡室を互い
に連通する通路を設けるとともに前記各イコライザーシ
リンダーにおけるチャックおよびチャックケースの復帰
手段を設けて構成したレベル復帰機構を備えるイコライ
ザー装置と、このイコライザー装置を作動する押圧ジャ
ッキと、前記イコライザー装置の各イコライザーシリン
ダーにおけるチャックおよびチャックケースの復帰手段
としての油圧ピストンの作動回路を前記押圧ジャッキの
作動回路の復帰回路に接続した制御回路と、前記イコラ
イザー装置の各イコライザーシリンダーに備えるチャッ
クおよびチャックケースに対応する複数の盛替チャック
とから成るものである。
イコライザーシリンダーを設けるとともに各イコライザ
ーシリンダーに被緊張部材のチャックを有するチャック
ケースを移動自在に装着し、かつ前記各イコライザーシ
リンダーに設けた各圧力均衡室を互いに連通する通路を
設けて成るイコライザー装置において前記各イコライザ
ーシリンダーにおけるチャックおよびチャックケースの
復帰手段を設けることにより構成したものであるととも
に当該イコライザー装置を有する緊張装置は、イコライ
ザー本体に複数のイコライザーシリンダーを設けるとと
もに各イコライザーシリンダーに被緊張部材のチャック
を有するチャックケースを移動自在に装着し、かつ前記
各イコライザーシリンダーに設けた各圧力均衡室を互い
に連通する通路を設けるとともに前記各イコライザーシ
リンダーにおけるチャックおよびチャックケースの復帰
手段を設けて構成したレベル復帰機構を備えるイコライ
ザー装置と、このイコライザー装置を作動する押圧ジャ
ッキと、前記イコライザー装置の各イコライザーシリン
ダーにおけるチャックおよびチャックケースの復帰手段
としての油圧ピストンの作動回路を前記押圧ジャッキの
作動回路の復帰回路に接続した制御回路と、前記イコラ
イザー装置の各イコライザーシリンダーに備えるチャッ
クおよびチャックケースに対応する複数の盛替チャック
とから成るものである。
本発明イコライザー装置は、各イコライザーシリンダー
におけるチャックおよびチャックケースの復帰手段を設
けることにより、イコライザー装置の作動手段時に常時
均衡作用を発揮するとができ、複数の被緊張部材間にお
ける、たるみ誤差を吸収しつつ適確な緊張作業を遂行す
ることができる。
におけるチャックおよびチャックケースの復帰手段を設
けることにより、イコライザー装置の作動手段時に常時
均衡作用を発揮するとができ、複数の被緊張部材間にお
ける、たるみ誤差を吸収しつつ適確な緊張作業を遂行す
ることができる。
また、本発明の緊張装置は、イコライザー装置の各イコ
ライザーシリンダーにおけるチャックおよびチャックケ
ースの復帰手段としての油圧ピストンの作動回路を、前
記イコライザー装置を作動する押圧ジャッキの作動回路
の復帰回路に接続した制御回路を設けることにより、押
圧ジャッキの復帰動作に連動して、前記イコライザー装
置における復帰手段を作動しつつ緊張作業を遂行するこ
とができ、押圧ジャッキによる緊張動作とイコライザー
装置における復帰手段の動作を連続して、スムースかつ
適確に作動することができる。
ライザーシリンダーにおけるチャックおよびチャックケ
ースの復帰手段としての油圧ピストンの作動回路を、前
記イコライザー装置を作動する押圧ジャッキの作動回路
の復帰回路に接続した制御回路を設けることにより、押
圧ジャッキの復帰動作に連動して、前記イコライザー装
置における復帰手段を作動しつつ緊張作業を遂行するこ
とができ、押圧ジャッキによる緊張動作とイコライザー
装置における復帰手段の動作を連続して、スムースかつ
適確に作動することができる。
[実施例] 以下本発明イコライザー装置および緊張装置の実施例を
図面とともに説明する。
図面とともに説明する。
(第1実施例) 第1図乃至第3図は本発明イコライザー装置の実施例を
示し、第1図および第2図は要部を示す概略的な断面
図、第3図は具体的な構成を示す一部縦断側面図であ
る。
示し、第1図および第2図は要部を示す概略的な断面
図、第3図は具体的な構成を示す一部縦断側面図であ
る。
第1図および第2図において、第5図示のイコライザー
装置20と同一構成部分については同一番号を付して、そ
の説明を省略し、その他の構成部分について以下に説明
する。
装置20と同一構成部分については同一番号を付して、そ
の説明を省略し、その他の構成部分について以下に説明
する。
イコライザー本体1の中央部には、ピストンロッド22を
シリンダー46内に上下動自在に装着した油圧ピストン21
を設けるとともに前記ピストンロッド22の端部にチャッ
ク引込板23を取付けてある。さらに、このチャック引込
板23の両側部23a,23bにはチャックケース9,10の外径よ
り小径であるとともにチャック7,8の外径より大径の開
口部23c,23dを設け、チャック引込板23の両側部23a,23b
をチャックケース9,10の上端面に直接当接せしめつつ係
合し得るようにして、前記イコライザー本体1のチャッ
クケース9,10の復帰手段を構成してある。
シリンダー46内に上下動自在に装着した油圧ピストン21
を設けるとともに前記ピストンロッド22の端部にチャッ
ク引込板23を取付けてある。さらに、このチャック引込
板23の両側部23a,23bにはチャックケース9,10の外径よ
り小径であるとともにチャック7,8の外径より大径の開
口部23c,23dを設け、チャック引込板23の両側部23a,23b
をチャックケース9,10の上端面に直接当接せしめつつ係
合し得るようにして、前記イコライザー本体1のチャッ
クケース9,10の復帰手段を構成してある。
しかして、かかる構成から成る本発明のイコライザー装
置30にて、PCストランド17および18を緊張する場合、第
5図にて説明した場合と同様にPCストランド17および18
をイコライザーシリンダー2および3の各チャック7お
よび8に噛持せしめつつセットした後、イコライザー本
体1を作動する作動手段(図示しない)例えば押圧ジャ
ッキ等の流体圧ジャッキ(以下、単に押圧ジャッキとい
う)を介して第1図矢印方向にイコライザー本体1を押
し上げ、PCストランド17および18に張力を掛ける。
置30にて、PCストランド17および18を緊張する場合、第
5図にて説明した場合と同様にPCストランド17および18
をイコライザーシリンダー2および3の各チャック7お
よび8に噛持せしめつつセットした後、イコライザー本
体1を作動する作動手段(図示しない)例えば押圧ジャ
ッキ等の流体圧ジャッキ(以下、単に押圧ジャッキとい
う)を介して第1図矢印方向にイコライザー本体1を押
し上げ、PCストランド17および18に張力を掛ける。
尚、前記押圧ジャッキのイコライザー本体に対する押圧
時には、油圧ピストン21は不作用状態とし、押圧ジャッ
キの押圧動作による圧力均衡室4,5間における油圧回路
に影響を及ぼすことがないようにする。
時には、油圧ピストン21は不作用状態とし、押圧ジャッ
キの押圧動作による圧力均衡室4,5間における油圧回路
に影響を及ぼすことがないようにする。
さて、前記押圧ジャッキによる押し上げ時において、第
5図の説明と同様に、前記セット時にPCストランド18側
にたるみが存在するとするとたるみのない(あるいは少
ない)PCストランド17に対して張力が掛かる。
5図の説明と同様に、前記セット時にPCストランド18側
にたるみが存在するとするとたるみのない(あるいは少
ない)PCストランド17に対して張力が掛かる。
しかして、これにより、PCストランド17を噛持するチャ
ック7側のチャックケース9がイコライザーシリンダー
2中を下降するのに関連して圧力均衡室4側の作動油19
が通路6を介して圧力均衡室5側に流入してチャックケ
ース10をイコライザーシリンダー3内において上昇せし
め、チャック8に噛持するたるみの多いPCストランド18
を押し上げて、たるみを吸収することができ、その結
果、押圧ジャッキによるPCストランド17および18に対す
る張力を均衡せしめることができる(第2図参照)。
ック7側のチャックケース9がイコライザーシリンダー
2中を下降するのに関連して圧力均衡室4側の作動油19
が通路6を介して圧力均衡室5側に流入してチャックケ
ース10をイコライザーシリンダー3内において上昇せし
め、チャック8に噛持するたるみの多いPCストランド18
を押し上げて、たるみを吸収することができ、その結
果、押圧ジャッキによるPCストランド17および18に対す
る張力を均衡せしめることができる(第2図参照)。
しかし、両PCストランド17,18間のたるみ誤差が、前記
押圧ジャッキの1ストローク動作にて、吸収し得ず、さ
らにPCストランド18にたるみが存在する場合、すなわ
ち、第2図に示す如く、PCストランド17を噛持すつチャ
ック7が嵌合するチャックケース9がイコライザーシリ
ンダー2中を最下端まで下降し、圧力均衡室4側の作動
油19が通路6を介して圧力均衡室5側に流入し、たるみ
のあるPCストランド18を噛持するチャック8が嵌合する
チャックケース10をイコライザーシリンダ3中を上昇せ
しめ、かつこれが最上端まで上昇されても、また、PCス
トランド18にたるみが存在する場合、前記イコライザー
本体1に対する押圧ジャッキによる、次のストローク動
作による張力が、両PCストランド17および18に均等に掛
からない状態となる。
押圧ジャッキの1ストローク動作にて、吸収し得ず、さ
らにPCストランド18にたるみが存在する場合、すなわ
ち、第2図に示す如く、PCストランド17を噛持すつチャ
ック7が嵌合するチャックケース9がイコライザーシリ
ンダー2中を最下端まで下降し、圧力均衡室4側の作動
油19が通路6を介して圧力均衡室5側に流入し、たるみ
のあるPCストランド18を噛持するチャック8が嵌合する
チャックケース10をイコライザーシリンダ3中を上昇せ
しめ、かつこれが最上端まで上昇されても、また、PCス
トランド18にたるみが存在する場合、前記イコライザー
本体1に対する押圧ジャッキによる、次のストローク動
作による張力が、両PCストランド17および18に均等に掛
からない状態となる。
従って、この状態下において、イコライザー本体1に対
する押圧ジャッキによる押し上げ力が引続き加えられた
場合、PCストランド17側にのみ張力が掛かることにな
り、PCストランド17の切断等の原因となる。
する押圧ジャッキによる押し上げ力が引続き加えられた
場合、PCストランド17側にのみ張力が掛かることにな
り、PCストランド17の切断等の原因となる。
そこで、本発明の当該実施例の場合には、前記イコライ
ザー装置30が押圧ジャッキの第2回目のストローク作動
前にチャックおよびチャックケースの復帰手段としての
油圧ピストン21を作動してピストンロッド22を下動せし
めることにより、チャック引込板23の一方の端部23bに
係合するチャックケース10がイコライザーシリンダー3
内において下降される。そして、前記チャックケース10
の下降によって、圧力均衡室5内の作動油19が通路6を
介して圧力均衡室4に流入し、前記ピストンロッド22の
下動端において、両チャックケース9および10は第1回
の状態に復帰される。
ザー装置30が押圧ジャッキの第2回目のストローク作動
前にチャックおよびチャックケースの復帰手段としての
油圧ピストン21を作動してピストンロッド22を下動せし
めることにより、チャック引込板23の一方の端部23bに
係合するチャックケース10がイコライザーシリンダー3
内において下降される。そして、前記チャックケース10
の下降によって、圧力均衡室5内の作動油19が通路6を
介して圧力均衡室4に流入し、前記ピストンロッド22の
下動端において、両チャックケース9および10は第1回
の状態に復帰される。
尚、前記押圧ジャッキが次のストローク動作に移る際の
ピストンロッドの後退動に先き立って、両PCストランド
17,18はイコライザー装置30のチャック7,8とは別のチャ
ック(図示しない)により一旦チャックされて保持され
ており、この状態下において、前記イコライザー装置30
自体が押圧ジャッキのピストンロッドの後退動とともに
第2図示の矢印とは逆方向に下降され、この下降の際
に、前記油圧ピストン21を作動せしめて、引込板23によ
るチャックケース9,10の復帰動作が行われるために、両
PCストランド17,18に対するチャック7,8の噛持作用に影
響されずに、両チャック7,8はチャックケース9,10の復
帰動作とともに復帰されるのである。
ピストンロッドの後退動に先き立って、両PCストランド
17,18はイコライザー装置30のチャック7,8とは別のチャ
ック(図示しない)により一旦チャックされて保持され
ており、この状態下において、前記イコライザー装置30
自体が押圧ジャッキのピストンロッドの後退動とともに
第2図示の矢印とは逆方向に下降され、この下降の際
に、前記油圧ピストン21を作動せしめて、引込板23によ
るチャックケース9,10の復帰動作が行われるために、両
PCストランド17,18に対するチャック7,8の噛持作用に影
響されずに、両チャック7,8はチャックケース9,10の復
帰動作とともに復帰されるのである。
前記第1図示の状態にチャックケース9,10を復帰せし
め、かつその両ケース9,10,のチャック7,8にて再度、両
PCストランド17,18をチャックし、前記押圧ジャッキの
ピストンロッドの後退動の際にチャックしている両PCス
トランド17,18のチャックを開放した状態にて、第2回
目の押圧ジャッキのストローク動作によって、両PCスト
ランド17,18に張力を掛ける。
め、かつその両ケース9,10,のチャック7,8にて再度、両
PCストランド17,18をチャックし、前記押圧ジャッキの
ピストンロッドの後退動の際にチャックしている両PCス
トランド17,18のチャックを開放した状態にて、第2回
目の押圧ジャッキのストローク動作によって、両PCスト
ランド17,18に張力を掛ける。
そして、かかる第2回目のストローク動作により、イコ
ライザー装置30による前記均衡作用によって、再度PCス
トランド18側のたるみが吸収される。
ライザー装置30による前記均衡作用によって、再度PCス
トランド18側のたるみが吸収される。
以下必要に応じて、前記操作を連続して遂行することに
より、両PCストランド17および18間のたるみ誤差を解消
することができる。
より、両PCストランド17および18間のたるみ誤差を解消
することができる。
第3図は第1図のイコライザー装置30の構成をさらに具
体的に構成した場合のイコライザー装置30を示し、第1
図のイコライザー装置30と同一構成部分については同一
番号を付してその説明を省略する。
体的に構成した場合のイコライザー装置30を示し、第1
図のイコライザー装置30と同一構成部分については同一
番号を付してその説明を省略する。
25および26はイコライザーシリンダー2および3のチャ
ックケース9および10の下部に固着したイコライザー用
ピストンで、各イコライザー用ピストン25および26には
PCストランド17および18の挿通用パイプ27および28を一
体に形成し、このパイプ27および28をイコライザー本体
1の各イコライザーシリンダー2および3の挿通孔11お
よび12にスライド自在に挿通することにより前記イコラ
イザー用ピストン25および26は、イコライザーシリンダ
ー2および3に前記チャックケース9および10とともに
上下動自在に装着されている。
ックケース9および10の下部に固着したイコライザー用
ピストンで、各イコライザー用ピストン25および26には
PCストランド17および18の挿通用パイプ27および28を一
体に形成し、このパイプ27および28をイコライザー本体
1の各イコライザーシリンダー2および3の挿通孔11お
よび12にスライド自在に挿通することにより前記イコラ
イザー用ピストン25および26は、イコライザーシリンダ
ー2および3に前記チャックケース9および10とともに
上下動自在に装着されている。
前記イコライザーシリンダー2および3はキヤップ31お
よび32によりシール部材33および34を介して水密的にシ
ールされている。
よび32によりシール部材33および34を介して水密的にシ
ールされている。
また、前記イコライザーピストン25および26のパイプ27
および28とイコライザーシリンダー2および3の挿通孔
11および12間にも同様にOリング36および37が介装され
ている。
および28とイコライザーシリンダー2および3の挿通孔
11および12間にも同様にOリング36および37が介装され
ている。
さらに前記イコライザーシリンダー2の外側部には作動
油19の補給口38を設けてある。
油19の補給口38を設けてある。
そして、前記チャックケース9および10内側には盃状の
テーパー面を設けるとともにこのチャックケース9およ
び10の内側に嵌装したチャック7および8の外周にはチ
ャックケース9および10のテーパー面に対応するテーパ
ー面を備え、かつ各チャック7および8の内周面にはこ
の挿通孔15および16内に挿通されるPCストランド17およ
び18の挿入方向(第3図では上側方向)へはスライド自
在であるが、逆方向(第3図では下側方向)にはPCスト
ランド17および18の抜脱を防止し得るように噛合刃(図
示しない)を周側方向に刻設することにより形成されて
いる。
テーパー面を設けるとともにこのチャックケース9およ
び10の内側に嵌装したチャック7および8の外周にはチ
ャックケース9および10のテーパー面に対応するテーパ
ー面を備え、かつ各チャック7および8の内周面にはこ
の挿通孔15および16内に挿通されるPCストランド17およ
び18の挿入方向(第3図では上側方向)へはスライド自
在であるが、逆方向(第3図では下側方向)にはPCスト
ランド17および18の抜脱を防止し得るように噛合刃(図
示しない)を周側方向に刻設することにより形成されて
いる。
また、前記チャック7および8の上端には環状のフラン
ジ40および41を取付け、このフランジ40および41をチャ
ックケース9および10に嵌着したチャックキャップ42お
よび43間に弾装したスプリング44および45の弾力によっ
て、常時チャック7および8をチャックケース9および
10内側方向に付勢することにより構成してある。
ジ40および41を取付け、このフランジ40および41をチャ
ックケース9および10に嵌着したチャックキャップ42お
よび43間に弾装したスプリング44および45の弾力によっ
て、常時チャック7および8をチャックケース9および
10内側方向に付勢することにより構成してある。
さらに前記油圧ピストン21はイコライザー本体1の中央
部に設けたシリンダー46内にピストンロッド22を上下動
自在に嵌装するとともにシリンダー46内に作動油47を充
填し、かつチャック引込板23はピストン22の上端にナッ
ト48により固定されている。49はピストンロッド22とシ
リンダー46内側間に介装したOリング、50はシリンダー
46に嵌着したシリンダーキヤップ、51はイコライザーシ
リンダー2の外側に設けたシリンダー46に対する作動油
口をそれぞれ示すものである。
部に設けたシリンダー46内にピストンロッド22を上下動
自在に嵌装するとともにシリンダー46内に作動油47を充
填し、かつチャック引込板23はピストン22の上端にナッ
ト48により固定されている。49はピストンロッド22とシ
リンダー46内側間に介装したOリング、50はシリンダー
46に嵌着したシリンダーキヤップ、51はイコライザーシ
リンダー2の外側に設けたシリンダー46に対する作動油
口をそれぞれ示すものである。
また前記作動油口51は図示しない制御回路に接続するこ
とにより構成する。
とにより構成する。
さて、以上の構成から成るイコライザー装置30について
も、前記した通り、PCストランド17および18に押圧ジャ
ッキを介して張力を掛ける場合には、イコライザーピス
トン25および26のパイプ17および28を介してPCストラン
ド17,18をそれぞれ挿入するとともにチャックおよび8
にチャックしてイコライザー装置30にPCストランド17,1
8をセットする。
も、前記した通り、PCストランド17および18に押圧ジャ
ッキを介して張力を掛ける場合には、イコライザーピス
トン25および26のパイプ17および28を介してPCストラン
ド17,18をそれぞれ挿入するとともにチャックおよび8
にチャックしてイコライザー装置30にPCストランド17,1
8をセットする。
しかる後、イコライザー装置30のイコライザー本体1を
押圧ジャッキ中にて押し上げつつPCストランド17,18に
張力を掛けて緊張する。
押圧ジャッキ中にて押し上げつつPCストランド17,18に
張力を掛けて緊張する。
この時、PCストランド17,18のうちの両者間に、そのセ
ット時等にたるみが存在している場合の両者間の誤差
は、両PCストランド17,18をチャックするチャック7,8の
チャックケース9,10間に設けた圧力均衡室4,5間の油圧
回路によって吸収し、前記押圧ジャッキによる張力不均
衡を解消し、以後の押圧ジャッキによる張力が両PCスト
ランド17,18に均等に掛かるようにすることのできるこ
とは前述した通りである。
ット時等にたるみが存在している場合の両者間の誤差
は、両PCストランド17,18をチャックするチャック7,8の
チャックケース9,10間に設けた圧力均衡室4,5間の油圧
回路によって吸収し、前記押圧ジャッキによる張力不均
衡を解消し、以後の押圧ジャッキによる張力が両PCスト
ランド17,18に均等に掛かるようにすることのできるこ
とは前述した通りである。
また、両PCストランド17,18間におけるたるみ誤差が押
圧ジャッキの1ストローク動作時に、前記イコライザー
装置30における均衡作用によっては吸収しきれない場合
には、押圧ジャッキの復帰動作時に、油圧ピストン21を
作動して、チャック引込板23によって、例えば、第2回
の状態にあるチャックケース10を押圧せしめつつイコラ
イザーシリンダー3内を降下し、かつこのチャックケー
ス10の降下によって圧力均衡室5内の作動油19が通路6
を介して流入することによってイコライザーシリンダー
2内のチャックケース9が上昇し、それぞれ第1図示の
状態に復帰される。
圧ジャッキの1ストローク動作時に、前記イコライザー
装置30における均衡作用によっては吸収しきれない場合
には、押圧ジャッキの復帰動作時に、油圧ピストン21を
作動して、チャック引込板23によって、例えば、第2回
の状態にあるチャックケース10を押圧せしめつつイコラ
イザーシリンダー3内を降下し、かつこのチャックケー
ス10の降下によって圧力均衡室5内の作動油19が通路6
を介して流入することによってイコライザーシリンダー
2内のチャックケース9が上昇し、それぞれ第1図示の
状態に復帰される。
しかして、この状態にて、再度、押圧ジャッキのストロ
ーク動作が遂行されて、イコライザー本体1が押し上げ
られると、前記と同様の作用により、両PCストランド1
7,18間におけるたるみ誤差が吸収され、以後、押圧ジャ
ッキによる緊張作用は、両PCストランド17,18間に不均
衡なく作用し、適確な緊張作業を遂行することができ
る。
ーク動作が遂行されて、イコライザー本体1が押し上げ
られると、前記と同様の作用により、両PCストランド1
7,18間におけるたるみ誤差が吸収され、以後、押圧ジャ
ッキによる緊張作用は、両PCストランド17,18間に不均
衡なく作用し、適確な緊張作業を遂行することができ
る。
また、前記油圧ピストン21によるチャックケース9,10の
復帰操作を押圧ジャッキの復帰動作毎に繰り返し行うこ
とによって、押圧ジャッキの押圧動作時に常時イコライ
ザー装置30本来の目的を適確に遂行することができ、両
PCストランド17,18間における、たるみ誤差等による切
断の発生を防止することができる。
復帰操作を押圧ジャッキの復帰動作毎に繰り返し行うこ
とによって、押圧ジャッキの押圧動作時に常時イコライ
ザー装置30本来の目的を適確に遂行することができ、両
PCストランド17,18間における、たるみ誤差等による切
断の発生を防止することができる。
尚、その他の操作説明については、前述した通りであ
る。
る。
(第2実施例) 第4図は、第1実施例のイコライザー装置を備えるPCス
トランドの緊張装置の実施例を示す縦断側面図である。
トランドの緊張装置の実施例を示す縦断側面図である。
しかして、かかる緊張装置60は、枠体61の下側枠61aに
押圧ジャッキ62および63を設置するとともにこの押圧ジ
ャッキ62,63のラム64,65に、前記第1実施例のイコライ
ザー装置30のイコライザー本体1を固定することによ
り、イコライザー装置30を保持せしめてある。
押圧ジャッキ62および63を設置するとともにこの押圧ジ
ャッキ62,63のラム64,65に、前記第1実施例のイコライ
ザー装置30のイコライザー本体1を固定することによ
り、イコライザー装置30を保持せしめてある。
また、前記枠体61の上側枠61bには、前記イコライザー
装置30のチャック7,8に対応せしめて、盛替チャック66
および67を設置してある。
装置30のチャック7,8に対応せしめて、盛替チャック66
および67を設置してある。
前記盛替チャック66および67は、チャック本体68,69を
上側枠61bに固定するとともにチャック本体68,69内側に
設けた盃状のテーパー面に対応するテーパー面を備える
チャック70,71をチャック本体68,69の内側に嵌装するこ
とにより構成されている。
上側枠61bに固定するとともにチャック本体68,69内側に
設けた盃状のテーパー面に対応するテーパー面を備える
チャック70,71をチャック本体68,69の内側に嵌装するこ
とにより構成されている。
また、チャック本体68,69およびチャック70,71の軸心に
は、PCストランドの挿通孔72,73,74,75をそれぞれ開口
されている。
は、PCストランドの挿通孔72,73,74,75をそれぞれ開口
されている。
以上の構成から成る緊張装置60の作用説明について、以
下には2本のPCストランド17および18を同時に緊張する
場合について説明する。
下には2本のPCストランド17および18を同時に緊張する
場合について説明する。
まず、2本のPCストランド17および18をイコライザー装
置30のイコライザーシリンダー2および3の下側より挿
通孔11および12を介してチャックケース9および10とチ
ャック7および8の挿通孔13,14,15および16中を挿通し
て上側に貫通後、枠体61の盛替チャック66および67のチ
ャック本体68および69の挿通孔72および73よりチャック
70および71の挿通孔74および75中を挿通して盛替チャッ
ク66および67上側に貫通せしめてセットする。
置30のイコライザーシリンダー2および3の下側より挿
通孔11および12を介してチャックケース9および10とチ
ャック7および8の挿通孔13,14,15および16中を挿通し
て上側に貫通後、枠体61の盛替チャック66および67のチ
ャック本体68および69の挿通孔72および73よりチャック
70および71の挿通孔74および75中を挿通して盛替チャッ
ク66および67上側に貫通せしめてセットする。
かかるセットの完了後、押圧ジャッキ62および63の押上
側に送油することにより、ラム64および65を上昇せしめ
て、イコライザー装置30を押し上げ、チャック7および
8に噛持される2本のPCストランド17および18を押圧ジ
ャッキ62および63のストローク分だけ上側に引き込むこ
とができる。
側に送油することにより、ラム64および65を上昇せしめ
て、イコライザー装置30を押し上げ、チャック7および
8に噛持される2本のPCストランド17および18を押圧ジ
ャッキ62および63のストローク分だけ上側に引き込むこ
とができる。
しかる後、押圧ジャッキ62および63の戻り側に送油する
ことによりイコライザー装置30は下側に下降して元位置
に復帰するが、この際PCストランド17および18は盛替チ
ャック66および67に噛持されて、そのまま保れる。
ことによりイコライザー装置30は下側に下降して元位置
に復帰するが、この際PCストランド17および18は盛替チ
ャック66および67に噛持されて、そのまま保れる。
しかして、再度、押圧ジャッキ62および63の押上側に送
油することにより、PCストランド17および18の引き込み
を遂行出来、以下前記と同様の操作を繰返すことによ
り、PCストランド17および18の所要の緊張作業を行うこ
とができる。
油することにより、PCストランド17および18の引き込み
を遂行出来、以下前記と同様の操作を繰返すことによ
り、PCストランド17および18の所要の緊張作業を行うこ
とができる。
さて、前記2本のPCストランド17および18の緊張作業中
の引き込みにおいて、2本のPCストランド17および18の
うちの弛みの少ないPCストランドを噛持するチャック7
あるいは8に最初に負荷が掛かり、その負荷がイコライ
ザーピストン25あるいは26(第3図参照)に伝わり、圧
力均衡室4あるいは5内の作動油19が通路6を介して圧
力均衡室5あるいは4内に流入し、弛みの多い側のイコ
ライザーピストン26あるいは25を押上げ、そのイコライ
ザーピストン26あるいは25を介してチャック8あるいは
7が押上げられることによって2本のPCストランド17お
よび18の相互間における弛み誤差を解消することができ
る。
の引き込みにおいて、2本のPCストランド17および18の
うちの弛みの少ないPCストランドを噛持するチャック7
あるいは8に最初に負荷が掛かり、その負荷がイコライ
ザーピストン25あるいは26(第3図参照)に伝わり、圧
力均衡室4あるいは5内の作動油19が通路6を介して圧
力均衡室5あるいは4内に流入し、弛みの多い側のイコ
ライザーピストン26あるいは25を押上げ、そのイコライ
ザーピストン26あるいは25を介してチャック8あるいは
7が押上げられることによって2本のPCストランド17お
よび18の相互間における弛み誤差を解消することができ
る。
しかし、かかる1回のイコライザー装置30における作動
にて、2本のPCストランド17および18の弛み誤差が解消
出来ない場合には、油圧ピストン21を作動し、チャック
引込板23を介してチャック7あるいは8を元位置に復帰
せしめた後、前記PCストランド17および18の引き込みを
遂行することにより、両者間の弛み誤差を解消すること
ができ、さらにこの作動を繰り返すことにより、両者間
における大きな弛み誤差も解消することができるのであ
る。
にて、2本のPCストランド17および18の弛み誤差が解消
出来ない場合には、油圧ピストン21を作動し、チャック
引込板23を介してチャック7あるいは8を元位置に復帰
せしめた後、前記PCストランド17および18の引き込みを
遂行することにより、両者間の弛み誤差を解消すること
ができ、さらにこの作動を繰り返すことにより、両者間
における大きな弛み誤差も解消することができるのであ
る。
尚、前記緊張装置60における押圧ジャッキ62および63の
油圧回路をイコライザー装置30における油圧ピストン21
のシリンダー46内に対する作動油口51(第3図参照)に
対して、制御自在に連結する。
油圧回路をイコライザー装置30における油圧ピストン21
のシリンダー46内に対する作動油口51(第3図参照)に
対して、制御自在に連結する。
すなわち、作動油口51を押圧ジャッキ62および63の戻り
側の油圧回路に接続して構成する。
側の油圧回路に接続して構成する。
しかして、前記動作中、押圧ジャッキ62および63のラム
64および65が復帰するとき、戻り側圧力が上昇して油圧
ピストン21の作動油圧口51を介して作動油がシリンダー
46内(戻り側)に流入され、ピストンロッド22が下降し
て第3図の状態に復帰されることによってチャック引込
板23が下降し、チャック7および8を元位置に復帰せし
めることができる。
64および65が復帰するとき、戻り側圧力が上昇して油圧
ピストン21の作動油圧口51を介して作動油がシリンダー
46内(戻り側)に流入され、ピストンロッド22が下降し
て第3図の状態に復帰されることによってチャック引込
板23が下降し、チャック7および8を元位置に復帰せし
めることができる。
すなわち、前記押圧ジャッキ62および63によるPCストラ
ンド17および18の緊張動作に関連して、イコライザー装
置30におけるチャック7および8の復帰動作をも自動的
に遂行し得るものである。
ンド17および18の緊張動作に関連して、イコライザー装
置30におけるチャック7および8の復帰動作をも自動的
に遂行し得るものである。
従って、かかる構成によりイコライザー装置30における
1回の動作にてPCストランド17および18の弛み誤差を解
消出来ない場合のイコライザー装置30の繰り返しの動作
を押圧ジャッキ62および63の動作すなわち、PCストラン
ド17および18の緊張作業の動作に関連して自動的に遂行
出来、同時にそれはPCストランド17および18間の大きな
弛み誤差の解消を自動的に遂行し得ることを意味する。
尚、以上の第1および第2実施例の説明中、被緊張部材
についてはPCストランドについて説明したがその他の線
状部材の応力導入あるいは複数本の吊上ワイヤあるいは
棒状の部材にて支持した重量物の吊上、横引き等にも同
効の作用を以て適用し得るものである。
1回の動作にてPCストランド17および18の弛み誤差を解
消出来ない場合のイコライザー装置30の繰り返しの動作
を押圧ジャッキ62および63の動作すなわち、PCストラン
ド17および18の緊張作業の動作に関連して自動的に遂行
出来、同時にそれはPCストランド17および18間の大きな
弛み誤差の解消を自動的に遂行し得ることを意味する。
尚、以上の第1および第2実施例の説明中、被緊張部材
についてはPCストランドについて説明したがその他の線
状部材の応力導入あるいは複数本の吊上ワイヤあるいは
棒状の部材にて支持した重量物の吊上、横引き等にも同
効の作用を以て適用し得るものである。
また、チャック7および8、盛替チャック66および67の
構成については被緊張部材の形状、構成に対応せしめ
て、目的の噛持作用と不噛持作用を適宜得られる構成を
以て実施すればよく、実施例の構成に限定されるもので
はない。
構成については被緊張部材の形状、構成に対応せしめ
て、目的の噛持作用と不噛持作用を適宜得られる構成を
以て実施すればよく、実施例の構成に限定されるもので
はない。
加えて、押圧ジャッキ62および63の構成についても、こ
れに換えて一台のジャッキ、例えば中心部に複数本の被
緊張部材の挿通孔を有するジャッキ等を適用しつつ実施
し得るものである。
れに換えて一台のジャッキ、例えば中心部に複数本の被
緊張部材の挿通孔を有するジャッキ等を適用しつつ実施
し得るものである。
[発明の効果] 以上の説明から明らかな通り、本発明によれば、複数本
の線状部材の緊張あるいはその他の線状、棒状部材を介
する重量物の吊上、横引等の作業を各部材間におけるた
るみ誤差の多少に関係なく解消せしめつつ遂行すること
ができ、複数の被緊張部材のいずれかに過負荷が掛か
り、切断してしまう等の事故を防止することができる
等、作業の安全性を向上し得る。
の線状部材の緊張あるいはその他の線状、棒状部材を介
する重量物の吊上、横引等の作業を各部材間におけるた
るみ誤差の多少に関係なく解消せしめつつ遂行すること
ができ、複数の被緊張部材のいずれかに過負荷が掛か
り、切断してしまう等の事故を防止することができる
等、作業の安全性を向上し得る。
また、複数本の被緊張部材の長さをそろえる予備緊張作
業を不要とし、作業の簡易化を計ることができるととも
に各緊張チャックの噛み込み誤差による張力誤差を解消
し得る。
業を不要とし、作業の簡易化を計ることができるととも
に各緊張チャックの噛み込み誤差による張力誤差を解消
し得る。
第1図乃至第3図は本発明イコライザー装置の第1実施
例を示し、第1図および第2図は要部を示す概略的な断
面図、第3図は具体的な構成を示す一部縦断側面図、第
4図は本発明緊張装置の実施例を示す縦断側面図、第5
図は従来のイコライザー装置を示す断面図である。 1……イコライザー本体 2,3……イコライザーシリンダー 4,5……圧力均衡室 6……通路 7,8……チャック 9,10……チャックケース 11,12,13,14,15,16,……挿通孔 17,18……PCストランド 19……作動油 20,30,60……イコライザー装置 21……油圧ピストン 22……ピストン 23……チャック引込板 25,26……イコライザー用ピストン 27,28……挿通用パイプ 31,32……キャップ 33,34……シール部材 36,37……Oリング 38……補給口 40,41……フランジ 42,43……チャックキャップ 44,45……スプリング 46……シリンダー 47……作動油 48……ナット 49……Oリング 50……シリンダーキャップ 51……作動油口 60……緊張装置 61……枠体 62,63……押圧ジャッキ 64,65……ラム 66,67……盛替チャック 68,69……本体 70,71……チャック 72,73,74,75……挿通孔
例を示し、第1図および第2図は要部を示す概略的な断
面図、第3図は具体的な構成を示す一部縦断側面図、第
4図は本発明緊張装置の実施例を示す縦断側面図、第5
図は従来のイコライザー装置を示す断面図である。 1……イコライザー本体 2,3……イコライザーシリンダー 4,5……圧力均衡室 6……通路 7,8……チャック 9,10……チャックケース 11,12,13,14,15,16,……挿通孔 17,18……PCストランド 19……作動油 20,30,60……イコライザー装置 21……油圧ピストン 22……ピストン 23……チャック引込板 25,26……イコライザー用ピストン 27,28……挿通用パイプ 31,32……キャップ 33,34……シール部材 36,37……Oリング 38……補給口 40,41……フランジ 42,43……チャックキャップ 44,45……スプリング 46……シリンダー 47……作動油 48……ナット 49……Oリング 50……シリンダーキャップ 51……作動油口 60……緊張装置 61……枠体 62,63……押圧ジャッキ 64,65……ラム 66,67……盛替チャック 68,69……本体 70,71……チャック 72,73,74,75……挿通孔
Claims (4)
- 【請求項1】イコライザー本体に複数のイコライザーシ
リンダーを設けるとともに各イコライザーシリンダーに
被緊張部材のチャックを有するチャックケースを移動自
在に装着し、かつ前記各イコライザーシリンダーに設け
た各圧力均衡室を互いに連通する通路を設けて成るイコ
ライザー装置において前記各イコライザーシリンダーに
おけるチャックおよびチャックケースの復帰手段を設け
ることにより構成したことを特徴とするレベル復帰機構
を備えるイコライザー装置。 - 【請求項2】イコライザー本体に複数のイコライザーシ
リンダーを設けるとともに各イコライザーシリンダーに
被緊張部材のチャックを有するチャックケースを移動自
在に装着し、かつ前記各イコライザーシリンダーに設け
た各圧力均衡室を互いに連通する通路を設けるとともに
前記各イコライザーシリンダーにおけるチャックおよび
チャックケースの復帰手段を設けて構成したレベル復帰
機構を備えるイコライザー装置と、このイコライザー装
置を作動する押圧ジャッキと、前記イコライザー装置の
各イコライザーシリンダーにおけるチャックおよびチャ
ックケースの復帰手段としての油圧ピストンの作動回路
を前記押圧ジャッキの作動回路の復帰回路に接続した制
御回路と、前記イコライザー装置の各イコライザーシリ
ンダーに備えるチャックおよびチャックケースに対応す
る複数の盛替チャックとから成るレベル復帰機構を備え
るイコライザー装置を有する緊張装置。 - 【請求項3】前記各イコライザーシリンダーにおけるチ
ャックおよびチャックケースの復帰手段は流体シリンダ
ーのピストンに前記チャックケースの復帰板を設けるこ
とにより構成したことを特徴とする請求項1および2記
載のレベル復帰機構を備えるイコライザー装置。 - 【請求項4】前記イコライザー本体を作動する押圧ジャ
ッキは中心部に前記複数の被緊張部材を挿通する挿通孔
を備えるジャッキ(センターホールジャッキ−商標)に
て構成したことを特徴とする請求項2記載のレベル復帰
機構を備えるイコライザー装置を有する緊張装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1138332A JPH0754050B2 (ja) | 1989-05-31 | 1989-05-31 | レベル復帰機構を備えるイコライザー装置と当該イコライザー装置を有する緊張装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1138332A JPH0754050B2 (ja) | 1989-05-31 | 1989-05-31 | レベル復帰機構を備えるイコライザー装置と当該イコライザー装置を有する緊張装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH033894A JPH033894A (ja) | 1991-01-09 |
| JPH0754050B2 true JPH0754050B2 (ja) | 1995-06-07 |
Family
ID=15219433
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1138332A Expired - Lifetime JPH0754050B2 (ja) | 1989-05-31 | 1989-05-31 | レベル復帰機構を備えるイコライザー装置と当該イコライザー装置を有する緊張装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0754050B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101852518B1 (ko) * | 2017-12-01 | 2018-04-27 | 삼성엔지니어링 주식회사 | 양중장치 및 양중방법 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5580564B2 (ja) * | 2009-09-25 | 2014-08-27 | 株式会社大林組 | ジャッキ式吊り上げ時の弛み取り方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6178959A (ja) * | 1984-09-27 | 1986-04-22 | ヤマハ化工建設株式会社 | 鋼製線状体の反復緊張装置 |
-
1989
- 1989-05-31 JP JP1138332A patent/JPH0754050B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101852518B1 (ko) * | 2017-12-01 | 2018-04-27 | 삼성엔지니어링 주식회사 | 양중장치 및 양중방법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH033894A (ja) | 1991-01-09 |
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