JPH0757923B2 - 枕木及び犬くぎの打設方法 - Google Patents
枕木及び犬くぎの打設方法Info
- Publication number
- JPH0757923B2 JPH0757923B2 JP1096122A JP9612289A JPH0757923B2 JP H0757923 B2 JPH0757923 B2 JP H0757923B2 JP 1096122 A JP1096122 A JP 1096122A JP 9612289 A JP9612289 A JP 9612289A JP H0757923 B2 JPH0757923 B2 JP H0757923B2
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- JP
- Japan
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- sleeper
- plug
- dog nail
- hole
- fibers
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- Machines For Laying And Maintaining Railways (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、鉄道軌道等に使用される枕木及び枕木にレー
ル等を締結するための犬くぎの打設方法に関する。
ル等を締結するための犬くぎの打設方法に関する。
(従来の技術) 鉄道軌道等において、レールを敷設するため木製もしく
は長繊維で補強された熱硬化性樹脂発泡体からなる枕木
が使用されている。この枕木にレールを締結するには、
第4図(a)に示すように、レールaの台部bに犬くぎ
cの頭部を係止させるようにして犬くぎcを枕木dに打
設するか、或いは、第4図(b)に示すようにタイプレ
ートeを介して犬くぎcを枕木dに打設するかして行わ
れている。
は長繊維で補強された熱硬化性樹脂発泡体からなる枕木
が使用されている。この枕木にレールを締結するには、
第4図(a)に示すように、レールaの台部bに犬くぎ
cの頭部を係止させるようにして犬くぎcを枕木dに打
設するか、或いは、第4図(b)に示すようにタイプレ
ートeを介して犬くぎcを枕木dに打設するかして行わ
れている。
この場合、犬くぎの打設される位置は、枕木dの両端部
であって木口fに近接しているのが一般的である。
であって木口fに近接しているのが一般的である。
(本発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来技術において、犬くぎを枕木に
打設すると、第5図(a)に示すように枕木dの繊維の
配列方向に剪断破壊を生じるか、或いは第5図(b)に
示すように亀裂を生じ、犬くぎが枕木から抜け易く、ま
た、雨水等の侵入により犬くぎの腐食が早まるという欠
点があった。
打設すると、第5図(a)に示すように枕木dの繊維の
配列方向に剪断破壊を生じるか、或いは第5図(b)に
示すように亀裂を生じ、犬くぎが枕木から抜け易く、ま
た、雨水等の侵入により犬くぎの腐食が早まるという欠
点があった。
特に、枕木が長手方向に向けて埋設された長繊維で補強
された熱硬化性樹脂発泡体からなるものである場合、繊
維の配向方向に沿って剪断破壊もしくは亀裂を生じ易い
という問題があった。具体的には、犬くぎ打設位置が木
口から50mm以内の場合には剪断破壊(第5図(a)参
照)が生じ、50〜100mmの場合には亀裂が生じていた。
された熱硬化性樹脂発泡体からなるものである場合、繊
維の配向方向に沿って剪断破壊もしくは亀裂を生じ易い
という問題があった。具体的には、犬くぎ打設位置が木
口から50mm以内の場合には剪断破壊(第5図(a)参
照)が生じ、50〜100mmの場合には亀裂が生じていた。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもの
で、その目的とするところは、犬くぎを打設したとき
に、枕木の木口付近で剪断破壊もしくは亀裂が発生しな
い枕木及び犬くぎの打設方法を提供することにある。
で、その目的とするところは、犬くぎを打設したとき
に、枕木の木口付近で剪断破壊もしくは亀裂が発生しな
い枕木及び犬くぎの打設方法を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明の枕木は、繊維の配列方向が長手方向となされた
枕木本体に、犬くぎ辺長の1.5倍以上の直径の穴が穿設
され、該穿設穴に、該穿設穴と略同径で且つ一定方向に
繊維が配列された埋栓が挿入され、該埋栓の繊維の配列
方向と前記枕木本体の繊維の配列方向が交叉しているこ
とを特徴とするものである。
枕木本体に、犬くぎ辺長の1.5倍以上の直径の穴が穿設
され、該穿設穴に、該穿設穴と略同径で且つ一定方向に
繊維が配列された埋栓が挿入され、該埋栓の繊維の配列
方向と前記枕木本体の繊維の配列方向が交叉しているこ
とを特徴とするものである。
また、本発明の犬くぎの打設方法は、繊維方向が長手方
向となされた枕木本体の犬くぎが打設される位置に、犬
くぎ辺長の1.5倍以上の直径で穴を穿設する工程と、該
穿設穴と略同径で且つ一定方向に繊維が配列された埋栓
を、その埋栓の繊維方向が前記枕木本体の繊維方向と交
叉するようにして、接着剤を介して穿設穴に挿入する工
程と、挿入された埋栓の略中央部に犬くぎを打設する工
程とからなるものである。
向となされた枕木本体の犬くぎが打設される位置に、犬
くぎ辺長の1.5倍以上の直径で穴を穿設する工程と、該
穿設穴と略同径で且つ一定方向に繊維が配列された埋栓
を、その埋栓の繊維方向が前記枕木本体の繊維方向と交
叉するようにして、接着剤を介して穿設穴に挿入する工
程と、挿入された埋栓の略中央部に犬くぎを打設する工
程とからなるものである。
本発明において、繊維方向が長手方向となされた枕木と
して、天然の木材のほか、例えば、長手方向に向けて埋
設された長繊維で補強された熱硬化性樹脂発泡体が用い
られ、これら木材或いは熱硬化性樹脂発泡体は柱状体に
形成されている。
して、天然の木材のほか、例えば、長手方向に向けて埋
設された長繊維で補強された熱硬化性樹脂発泡体が用い
られ、これら木材或いは熱硬化性樹脂発泡体は柱状体に
形成されている。
また、上記枕木に穿設される穴としては、犬くぎ辺長の
1.5倍以上の直径の穴であって、犬くぎが打設される位
置すなわち木口の至近位置に穿設される。
1.5倍以上の直径の穴であって、犬くぎが打設される位
置すなわち木口の至近位置に穿設される。
本発明における埋栓は、上記穿設穴と同径のもので、前
記枕木と同じ材料から円柱状に加工して得られる。この
場合、上記埋栓の繊維方向が埋栓の挿入方向に対して直
交して一定方向に配列している。
記枕木と同じ材料から円柱状に加工して得られる。この
場合、上記埋栓の繊維方向が埋栓の挿入方向に対して直
交して一定方向に配列している。
本発明において犬くぎ辺長とは、打ち込まれる犬くぎの
首下部分であって、角柱部の横断面における一辺の長さ
をいう。
首下部分であって、角柱部の横断面における一辺の長さ
をいう。
本発明において、穿設穴及び埋栓の直径がそれぞれ上記
のように制限されるのは、犬くぎ辺長の1.5倍未満で
は、犬くぎを埋栓に打設したときに、枕木の木口付近が
剪断破壊もしくは亀裂を生じるので好ましくない。
のように制限されるのは、犬くぎ辺長の1.5倍未満で
は、犬くぎを埋栓に打設したときに、枕木の木口付近が
剪断破壊もしくは亀裂を生じるので好ましくない。
(作用) 本発明は上記した構成となされているので、枕木本体の
長手方向に配列された繊維と交叉している埋栓は、枕木
本体の長手方向に圧縮され易くなっている。従って、埋
栓に犬くぎが打設され、犬くぎが、埋栓に楔状に打ち込
まれると、枕木本体の長手方向に生じる圧縮応力は、埋
栓の繊維の配列方向に交叉する方向に作用し、埋栓を押
し潰すことによって吸収されるから、枕木本体の木口側
にまで剪断応力が及ぶということがない。
長手方向に配列された繊維と交叉している埋栓は、枕木
本体の長手方向に圧縮され易くなっている。従って、埋
栓に犬くぎが打設され、犬くぎが、埋栓に楔状に打ち込
まれると、枕木本体の長手方向に生じる圧縮応力は、埋
栓の繊維の配列方向に交叉する方向に作用し、埋栓を押
し潰すことによって吸収されるから、枕木本体の木口側
にまで剪断応力が及ぶということがない。
(実施例) 以下、本発明枕木及び犬くぎの打設方法の一実施例を図
面を参照しながら説明する。
面を参照しながら説明する。
第1図において、1は枕木本体、2は硬質ウレタン樹脂
からなる熱硬化性樹脂発泡体、3はガラスロービングか
らなる長繊維である。長繊維3は長手方向に向けて配列
され、上記発泡体2中に分散され埋設された状態で枕木
本体1を構成する。
からなる熱硬化性樹脂発泡体、3はガラスロービングか
らなる長繊維である。長繊維3は長手方向に向けて配列
され、上記発泡体2中に分散され埋設された状態で枕木
本体1を構成する。
4は枕木本体1の木口5付近に穿設される穴である。
6は埋栓で、上記枕木本体1に用いたものと同じ材質の
材料から円柱状に形成されてなる。埋栓4の発泡体中に
分散され埋設された長繊維7は、埋栓6の打ち込み軸方
向に対して直交するように配列されている。
材料から円柱状に形成されてなる。埋栓4の発泡体中に
分散され埋設された長繊維7は、埋栓6の打ち込み軸方
向に対して直交するように配列されている。
該埋栓6は、前記穿設穴4に硬化性樹脂からなるエポキ
シ系の接着剤を介して埋設され、第2図に示すようにレ
ール8が枕木に載置される際に犬くぎ9が打ち込まれる
ことになる。
シ系の接着剤を介して埋設され、第2図に示すようにレ
ール8が枕木に載置される際に犬くぎ9が打ち込まれる
ことになる。
上記穿設穴4と埋栓6とはその直径が略同じであって、
第3図に示すように、それぞれの直径dは犬くぎ9の辺
長Dの1.5倍以上であり、埋栓6の繊維5の配列方向
は、枕木本体1の繊維3の配列方向に対して交叉角度α
は30〜90゜の範囲である。
第3図に示すように、それぞれの直径dは犬くぎ9の辺
長Dの1.5倍以上であり、埋栓6の繊維5の配列方向
は、枕木本体1の繊維3の配列方向に対して交叉角度α
は30〜90゜の範囲である。
次に、枕木への犬くぎの打設方法について、例えば、鉄
道軌道に敷設されている枕木に犬くぎを打設する例につ
いて説明する。
道軌道に敷設されている枕木に犬くぎを打設する例につ
いて説明する。
第1図および第3図において、繊維3の配列方向が長手
方向となされた枕木本体1の犬くぎ9が打設される位置
に、犬くぎ9の辺長Dの1.5倍以上の直径で穴4を穿設
する。該穿設穴4と同径の埋栓6を、その埋栓6の繊維
5の配列方向が前記枕木本体1の繊維3の配列方向と交
叉するようにして、熱硬化性樹脂からなる接着剤を介し
て穿設穴4に打ち込む。
方向となされた枕木本体1の犬くぎ9が打設される位置
に、犬くぎ9の辺長Dの1.5倍以上の直径で穴4を穿設
する。該穿設穴4と同径の埋栓6を、その埋栓6の繊維
5の配列方向が前記枕木本体1の繊維3の配列方向と交
叉するようにして、熱硬化性樹脂からなる接着剤を介し
て穿設穴4に打ち込む。
続いて、埋栓4の略中央部に下穴を穿設して該下穴に大
くぎ9を打設し、犬くぎの頭部91をレール8の台部81に
係止させる。このとき、犬くぎ9が埋栓4に楔状に打ち
込まれ、圧縮応力が発生する。該埋栓4は枕木本体1の
長手方向に押し潰され圧縮応力は吸収され、枕木本体1
の木口5側を剪断しようとする力が弱まる。
くぎ9を打設し、犬くぎの頭部91をレール8の台部81に
係止させる。このとき、犬くぎ9が埋栓4に楔状に打ち
込まれ、圧縮応力が発生する。該埋栓4は枕木本体1の
長手方向に押し潰され圧縮応力は吸収され、枕木本体1
の木口5側を剪断しようとする力が弱まる。
(発明の効果) 本発明の枕木及び犬くぎの打設方法は、以上の通りの構
成となされているので、犬くぎの打設位置が木口に近接
していても、埋栓への犬くぎの打設によって、枕木の木
口付近で剪断破壊や亀裂を生じることがなく、犬くぎが
枕木から抜けるということがない。
成となされているので、犬くぎの打設位置が木口に近接
していても、埋栓への犬くぎの打設によって、枕木の木
口付近で剪断破壊や亀裂を生じることがなく、犬くぎが
枕木から抜けるということがない。
第1図は本発明枕木を説明する一部切欠斜視図、第2図
は本発明犬くぎの打設方法を説明する一部切欠斜視図、
第3図は埋栓が枕木本体の穿設穴に挿入された状態の寸
法関係を説明する一部切欠拡大斜視図、第4図(a),
(b)はそれぞれ従来例を説明する断面図、第5図
(a),(b)は従来例により犬くぎが打設されたとき
の枕木の木口付近の破壊状態を示す一部切欠拡大斜視図
である。 符号の説明 1……枕木本体、3……繊維、4……穿設穴、5……木
口、6……埋栓、7……埋栓内部の繊維、8……レー
ル、9……犬くぎ。
は本発明犬くぎの打設方法を説明する一部切欠斜視図、
第3図は埋栓が枕木本体の穿設穴に挿入された状態の寸
法関係を説明する一部切欠拡大斜視図、第4図(a),
(b)はそれぞれ従来例を説明する断面図、第5図
(a),(b)は従来例により犬くぎが打設されたとき
の枕木の木口付近の破壊状態を示す一部切欠拡大斜視図
である。 符号の説明 1……枕木本体、3……繊維、4……穿設穴、5……木
口、6……埋栓、7……埋栓内部の繊維、8……レー
ル、9……犬くぎ。
Claims (2)
- 【請求項1】繊維の配列方向が長手方向となされた枕木
本体に、犬くぎ辺長の1.5倍以上の直径の穴が穿設さ
れ、該穿設穴に、該穿設穴と略同径で且つ一定方向に繊
維が配列された埋栓が挿入され、該埋栓の繊維の配列方
向と前記枕木本体の繊維の配列方向が交叉していること
を特徴とする枕木。 - 【請求項2】繊維方向が長手方向となされた枕木本体の
犬くぎが打設される位置に、犬くぎ辺長の1.5倍以上の
直径で穴を穿設する工程と、該穿設穴と略同径で且つ一
定方向に繊維が配列された埋栓を、その埋栓の繊維方向
が前記枕木本体の繊維方向と交叉するようにして、接着
剤を介して穿設穴に挿入する工程と、挿入された埋栓の
略中央部に犬くぎを打設する工程とからなる犬くぎの打
設方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1096122A JPH0757923B2 (ja) | 1989-04-14 | 1989-04-14 | 枕木及び犬くぎの打設方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1096122A JPH0757923B2 (ja) | 1989-04-14 | 1989-04-14 | 枕木及び犬くぎの打設方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02274901A JPH02274901A (ja) | 1990-11-09 |
| JPH0757923B2 true JPH0757923B2 (ja) | 1995-06-21 |
Family
ID=14156578
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1096122A Expired - Lifetime JPH0757923B2 (ja) | 1989-04-14 | 1989-04-14 | 枕木及び犬くぎの打設方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0757923B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4682383B2 (ja) * | 2006-03-22 | 2011-05-11 | 日本発條株式会社 | 合成まくらぎ及びその成形方法 |
| JP4848567B2 (ja) * | 2007-05-09 | 2011-12-28 | 日本発條株式会社 | 合成枕木 |
-
1989
- 1989-04-14 JP JP1096122A patent/JPH0757923B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02274901A (ja) | 1990-11-09 |
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