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JPH0766266B2 - 電子楽器のラウドネス制御装置 - Google Patents
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JPH0766266B2 - 電子楽器のラウドネス制御装置 - Google Patents

電子楽器のラウドネス制御装置

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JPH0766266B2
JPH0766266B2 JP4287556A JP28755692A JPH0766266B2 JP H0766266 B2 JPH0766266 B2 JP H0766266B2 JP 4287556 A JP4287556 A JP 4287556A JP 28755692 A JP28755692 A JP 28755692A JP H0766266 B2 JPH0766266 B2 JP H0766266B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子楽器に関するもの
であり、特に各鍵盤のラウドネス、すなわち各鍵盤の音
量のバランスを自動的に制御するラウドネス制御装置に
関する。
【0002】
【従来技術】管弦楽団の音楽家にとって非常になじみ深
い語は“バランス”である。最も重要な楽句を奏する楽
器のラウドネスと背景音又は伴奏音を奏する楽器のラウ
ドネスとの間の絶えず変化するバランスを維持すること
は、指揮者の重要な仕事の1つである。同時に奏せられ
るいろいろな楽節(musical line)の間の
バランスをとる能力は、従来の音響学的な(accou
stic)ピアノの主な特性の1つである。熟練したピ
アニストは他の楽音との関連でバランスのとれたラウド
ネス関係においていかなる所望の楽音も演奏することが
できる。
【0003】“オルガン”という一般名を与えられてい
る種類の電子鍵盤作動式楽器は、従来のウインドブラウ
ン型オルガン(wind−blown organ)で
経験するのと同じ種類の音楽上のバランス問題をかかえ
ている。このバランス問題は、それによってストップが
完全に“オフ”、又は完全に“オン”になる動作によっ
て発生する。各ストップはオルガンのための楽音選択を
制御する。各ストップは、音の種類又は音色を変えるの
みでなく、一般的に云って各ストップのラウドネスは通
常は他のストップのラウドネスとは関係ないように設計
されている。ソロ鍵盤用のストップが変化すると、その
結果としてソロの楽音と比べて、他の鍵盤又はペダル鍵
盤上での伴奏が大きすぎるか又は低すぎることがしばし
ばある。演奏者は通常ソロと伴奏の楽音との間のバラン
スを正しくとるための手段として3つの選択できる手段
を有している。
【0004】第1に演奏者がソロストップが変わった時
に伴奏ストップを変えることができ、それによって所望
のソロ音色と伴奏のラウドネス及び音色との妥協に達し
ようと試みることができる。このような技術はしばしば
用いられる技術であるが、音楽家がかなりの技価を持っ
ていることが必要である。ラウドネスバランスを得るう
えでまずまずの成功を納めようとする場合でさえ、音楽
家は多数のストップの組合せに対して使用できる楽音と
それらの相対的ラウドネスについて精通していなければ
ならない。
【0005】第2にバランスをとるため選択できる手段
は、各鍵盤のラウドネスを他に関係なく変化させる電子
制御装置を用いることである。そのような制御装置は、
バランスの問題に良い解決策を与えるように思われる
が、実際にはどの鍵盤の場合にもストップの各変化が、
他の鍵盤のラウドネス制御装置に対する変化が行われな
ければならないということを指図することが必要であ
る。そのような理想的なバランス技術は通常は最も熟練
した音楽家以外の全ての音楽家の能力を超えている。
【0006】第3に独立したラウドネス制御装置がオル
ガンに具っている場合でさえ、最高の演奏家以外の全て
の演奏家は楽句(musical line)のバラン
スを無視する傾向があり、単にストップで音色を変える
だけで、その結果生じる鍵盤の相対的ラウドネスのバラ
ンスをとっている。平凡な演奏と優れた演奏とを区別す
るのはこのような微妙なバランスの違いであり、優れた
演奏の場合には音楽家は音色とラウドネスに細心の注意
を払うことによって楽句のムードをセットする。
【0007】音色を選択すると同時に音のラウドネスを
制御するのにストップを使用できるいろいろな電子オル
ガンが設計されている。そのようなシステムのなかで最
もありふれたシステムは、1組のドローバー(draw
bar)を使用し、各ドローバーが作動された鍵盤スイ
ッチに関連した高周波のラウドネスを選択するシステム
である。この種類のシステムは“集積回路を使用する直
流キイド合成オルガン”と第する米国特許第3,63
6,231号に説明されている。この配置を用いると、
9つの制御装置をセットすることによって音色を制御す
ることができる。1つの音色が選択された後に、全部の
ドローバーを同時に動かすことによりラウドネスを変え
ることができる。音色を変えずにラウドネスを変えるこ
とは容易ではなく、実際にはドローバーは音色を変える
ためにだけ用いられる。
【0008】選択された楽音とその相対的ラウドネスの
両方を制御するために1つのストップを用いるためのシ
ステムは、“楽音波形発生装置”と第する米国特許第
3,823,390号に記載されている。理論的には、
この特許に記載されているストップ制御システムは、選
択された各音色のラウドネスを調節するのに使用でき
る。実際には、演奏者は各ストップ制御装置にレベルを
選択的にセットするのに十分な時間がないので、演奏し
ている間バランスを維持することは不可能なことが判
る。音楽家は通常はこれらのストップを完全にオンの位
置又は完全にオフの位置に作動させるので、個々のスト
ップラウドネス制御装置の特質は完全に無駄になる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第1の目的
は、鍵盤間の選択された任意のラウドネスバランスを自
動的に維持するための手段を提供することである。本発
明の第2の目的は、各鍵盤上で作動された楽音の数に適
応した選択された任意のラウドネスバランスを自動的に
維持することである。本発明の第3の目的は、各鍵盤上
で作動された楽音の音色に適応した選択された任意のラ
ウドネスバランスを自動的に維持することである。
【0010】
【課題を解決するための手段及び作用】米国特許第4,
085,644号(特開昭52−27621号)に記載
されている種類の複音シンセサイザにおいては、計算サ
イクルとデータ転送サイクルとがそれぞれ別個に反復し
て実施され、楽音波形に変換されるデータを与える。計
算サイクルの期間中には、予め選択された楽音を特徴づ
ける記憶された1組の高調波係数を用いて離散的フーリ
エ演算を実施することによって主データセットがつくり
出される。計算はいづれの楽音周波数とも非同期である
高速度で行われる。フーリエ演算に必要な高調波係数お
よび直交関数はデジタル形式で記憶され、計算はデジタ
ル的に行われることが好ましい。計算サイクルの終わり
に主データセットは主レジスタに記憶される。計算サイ
クルのに引き続いて転送サイクルが開始されるが、この
転送サイクルの期間中には、複数の音調レジスタのうち
の予め選択されたレジスタへ主データセットが転送され
る。計算サイクルと転送サイクルの期間中は楽音発生は
中断することなく継続する。
【0011】本発明は、鍵盤間の選択されたラウドネス
バランスがそれによって維持され、いろいろなオルガン
鍵盤に対して作動されたストップとは無関係な改良され
た配置を指向する。ソロ鍵盤と伴奏鍵盤との間の所望す
るラウドネスバランスを表す定数を選択するためにレベ
ル制御信号が用いられる。計算サイクルの期間中に、ソ
ロ鍵盤用の作動されたすべてのストップに応答してラウ
ドネス値が計算される。伴奏鍵盤の作動されたストップ
によって選択された高調波係数はラウドネス値に規格化
(scale)され、それによって予め選択されたラウ
ドネスバランスを維持する。ソロ鍵盤と伴奏鍵盤の両方
の鍵盤上の楽音数または音色が変わるにつれて、予め選
択されたラウドネスバランスを維持するための手段が具
えられている。
【0012】
【実施例】本発明は、選択された何組かの高調波係数を
用いて離散的フーリエ変換を実施することにより楽音波
形の連続する点を計算する種類の楽音発生システムの改
良を施行する。この種類の楽音発生システムは、ここに
参考のために述べてある“複音シンセサイザ”と題する
米国特許第4,085,644号(特開昭52−276
21号)に記載されている。以下の説明において、参考
のために述べてある特許に記載されているシステムのす
べての素子は、その参考特許に用いられている同一番号
の素子に対応する2桁数字によって識別される。3桁数
字によって識別されるシステム素子ブロックは、本発明
の改良を実施するために複音シンセサイザは追加された
素子に対応する。
【0013】1.2つの鍵盤間のラウドネスバランス維
2組の楽音発生器が図1に示されている。1組はソロ鍵
盤上で作動される鍵盤スイッチへ割当てられ、他の1組
は伴奏鍵盤上で作動される鍵盤スイッチへ割当てられ
る。通常の配置は、ソロ鍵盤には上鍵盤を用い、伴奏鍵
盤には下鍵盤を用いることである。
【0014】全鍵盤の鍵スイッチの集合体は、図1に楽
器鍵盤スイッチ12と表示してあるブロックによって一
般的に示されている。いづれかの鍵盤上で鍵スイッチが
作動されると、音調検出・割当装置14がそのような作
動及び解放(release)を検出し、オクターブ内
におけるその音、鍵盤スイッチのオクターブナンバー、
鍵盤識別ナンバーに対応する情報をメモリ(図示せず)
に記憶する。このメモリは音調検出・割当装置14の1
構成要素である。適当な音調検出・割当装置サブシステ
ムの動作は、ここに参考のために述べた“鍵盤スイッチ
検出・割当装置”と第する米国特許第4,022,09
8号(特開昭52−44626号)に記載されている。
【0015】計算サイクルは実行制御回路16によって
開始される。計算サイクルは、1つ又はそれ以上の鍵が
いづれかの鍵盤上で作動された時に開始させることがで
きる。計算サイクルの開始は転送サイクルが完了するま
で抑止されるので、楽音発生は計算サイクルと転送サイ
クルが反復連続して行われる間、中断することなく継続
することができる。
【0016】計算サイクルの開始時に、実行制御回路1
6は語カウンタ19および高調波カウンタ20の内容を
初期状態にリセットする。語カウンタ19は、楽音波形
1周期に対し等間隔におかれた点の数に対応してモジュ
ロ64をカウントするように実行されている。語カウン
タ19は実行制御回路16によって与えられる信号によ
り増分される。このカウンタのカウント状態は、ソロ主
レジスタ34及び伴奏主レジスタ134へデータをアド
レスし、またそれらにレジスタからデータをアドレスア
ウトするのに用いられる。
【0017】高調波カウンタ20は、語カウンタ19が
その初期カウント状態に戻る度ごとに増分される。高調
波カウンタ20はモジュロ32をカウントするように実
行されている。一般原則として、高調波の最大数は、楽
音波形1周期を規定する等間隔におかれている点の数の
1/2より大ではない。
【0018】ゲート22は実行制御回路16からの信号
に応答して高調波カウンタの現在の状態を加算器−アキ
ュムレータ21へ転送し、この加算器−アキュムレータ
は転送されたデータをそのアキュムレータ内の現在のデ
ータに加算する。加算器−アキュムレータ21の内容は
変数値と呼ばれ、正弦波関数表24から記憶されている
三角関数をアドレスするのに用いられる。
【0019】正弦波関数表24からアドレスアウトされ
た三角関数データ値は、乗算器28および乗算器128
の両方へ1入力として与えられる。図1に示してあるシ
ステムが2つの楽音発生チャネルに分かれるのはこの時
点においてである。ソロ楽音発生器用の主データセット
が計算され、ソロ主レジスタ34に記憶される。伴奏楽
音発生器用の主データセットも同時に計算され、伴奏主
レジスタ134に記憶される。
【0020】ソロ主データセットを発生させるのに用い
られた高調波係数はソロ高調波メモリ27に記憶され、
一方伴奏主データセットを発生させるのに用いられた高
調波係数は伴奏高調波メモリ127に記憶される。多数
のストップスイッチの各々に対応して1組の高調波係数
が記憶される。ストップスイッチはまた楽音スイッチと
も呼ばれる。これらのスイッチは高調波カウンタ20の
カウント状態に応答してメモリアドレス25によってア
ドレスアウトされる高調波係数を選択し、これにより楽
音の音色も決定される。
【0021】記憶された各組の高調波係数とともに、関
連したラウドネス値も記憶される。このラウドネス値
は、関連した1組の高調波係数から発生した楽音に対し
て予め選択されたラウドネス(音量)に対応する。この
ラウドネス値は、対応する1組の高調波係数の各々の2
乗した量の和として計算することができる。この和は通
常は予め選択された定数の乗算器によって乗算され、図
1のいろいろな計算素子に対する数値の規格化(num
eric scaling)を行うソロ手鍵盤に対する
ラウドネス値Psiは下記の関係から計算できる。
【0022】 但し、iは1組のストップスイッチのうちの第i番目の
ストップを示し、数ciqは第i番目のストップに対する
ソロ高調波係数である。K′は予め選択された規格化
(scale)定数である。
【0023】もしソロ楽音は、選択されたソロストップ
の組合せから発生される場合、この組合せラウドネス値
は、選択された各組の高調波係数に対する個々のラウド
ネス値として評価される。従って、 但し、Mは作動されたストップスイッチの数を示す。
【0024】同様な方法で、もし伴奏者(accomp
animent voice)によって選択された伴奏
ストップの組合せから発生される場合、この組合せラウ
ドネス値は、選択された各組の伴奏音高調波係数に対す
る個々のラウドネス値の和として評価される。従って、 但し、Lは作動された伴奏ストップスイッチの数を示
し、選択された伴奏音に対するラウドネス値は下記の関
係から計算される。
【0025】 iは1組の選択された伴奏スイッチのうちの第i番目の
ストップを示し、diqは第i番目のストップに対して記
憶された伴奏高調波係数である。
【0026】加算器−アキュムレータ250は、ソロ高
調波係数を含むメモリ27からアドレスアウトされた個
々のラウドネス値Psiに対する和であるソロラウドネス
値Psを加算し累算する。同様に、加算器−アキュムレ
ータ251は、伴奏高調波係数を含むメモリ127から
アドレスアウトされた個々のラウドネス値Paiに対する
和である伴奏ラウドネス値Paを加算し累算する。
【0027】ラウドネスバランス比率データRは、レベ
ル制御信号に応答して比率メモリ205に記憶された1
組の数からアクセスされる。レベル制御信号は音楽家が
作動させる楽器コンソール制御装置によって選択するこ
とができる。ラウドネスバランス比率データRはソロ音
(voice)(上鍵盤)と伴奏音(voice)(下
鍵盤)との間の選択可能な所望のバランスを表す数値で
ある。従ってラウドネスバランス比率データRは2つの
ラウドネス値の選択された比率を表す数値である。
【0028】加算器−アキュムレータ250に含まれる
ソロラウドネス値Psの値は、比率メモリ(ratio
memory)205からアドレスアウトされたラウ
ドネスバランス比率データRの値と乗算器201におい
て乗算される。倍率メモリ(scale factor
memory)204は、1組の倍率(scalef
actors)を記憶するのに用いられるアドレス可能
メモリである。これらの桁移動数はラウドネス倍率デー
タKによって示される。
【0029】加算器−アキュムレータ251に含まれる
ソロラウドネス値Paは、倍率メモリ204からアクセ
スされたラウドネス倍率データKと乗算器202におい
て乗算され、積の値KPaをつくる。積の値KPaは規
格化されたラウドネス値RPsと比較器203によって
比較される。積の値KPaが値RPsとの予め選択され
た差の範囲内にない場合には、その差の値はアドレスデ
ータ信号として与えられ、倍率メモリ204から新たな
ラウドネス信号データKをアドレスするのに用いられ
る。
【0030】倍率メモリ204に記憶されたラウドネス
倍率データKの値は、KPaがRPsより小さければ大
きいほうの値が倍率メモリ204からアドレスアウトさ
れるようにアドレス位置に記憶される。KPaがRPs
より大きければ、小さいほうのラウドネス倍率データK
が倍率メモリ204からアドレスアウトされる。KPa
がRPsと等しいか、又はKPaとRPsとの差が上記
の予め選択された差の値より小さければ、ラウドネス倍
率データKの現在値は不変のままである。
【0031】RPsとKPaとの差が小さい場合にラウ
ドネス倍率データKの値を変化させないでおく目的は、
上述したようなラウドネスバランスを補償するシステム
が真のバランス点付近で発振するのを防止するためであ
る。
【0032】倍率メモリ204からアドレスアウトされ
たラウドネス倍率データKは、伴奏高調波メモリ127
から読出された伴奏高調波係数diを乗算器211にお
いて乗算又は規格化(scale)するのに用いられ
る。その結果えられる規格化された高調波係数は規格化
されたデータセットと呼ばれる。
【0033】上述した適応性のある鍵盤バランスシステ
ムは予め選択された単一のラウドネスレベルでソロ楽音
(voice)を発生させるものではない点に注目する
べきである。実際には、ソロ楽音レベル及び音色は、作
動されたソロストップスイッチの組合せが変化するにつ
れて、通常の、又は正常の方法で変化する。ソロストッ
プスイッチの各組合せに対して、伴奏楽音(voic
e)のラウドネスは自動的に適応性をもって調整され、
レベル制御信号によって選択されたラウドネスバランス
比率データRを満足させる。
【0034】伴奏楽音(voice)に対する作動され
たストップスイッチの組合せの変化は、出力伴奏音色の
所望の変化を生じさせ、これらの楽音(voice)の
ラウドネスレベルは自動的に適応性を持って調節され、
レベル制御信号によって決定されたソロ楽音(voic
e)とラウドネスのバランスを保つ。
【0035】ソロ主レジスタ34に記憶された主データ
セットはソロ楽音発生器301へ与えられて、参考のた
め述べた米国特許第4,0859644号(特開昭52
−27621号)に記載されている方法で出力可聴ソロ
楽音を発生させる。同様な方法で、伴奏主レジスタ13
4に記憶された主データセットは伴奏楽音発生器302
へ与えられて、出力可聴伴奏楽音を発生させる。
【0036】2.ラウドネス値の対数計算 図2は、図1に示した基本システムの代りの実施例を示
す。この代りの実施例は、システムパラメータの対数値
を用いているので、図1に示す乗算器の代わりに加算器
を用いることができる。図2に示すシステムにおいて
は、倍率メモリは、比較器203によって与えられる単
一のメモリアクセス値によって同時にアクセスされるラ
ウドネス倍率データKの値とlogK値を記憶する。
【0037】図2に示すシステムにおいては、logP
sの値はソロ高調波メモリ27から与えられ、logP
aの値は伴奏高調波メモリ127から与えられる。同様
に、比率メモリ205はレベル制御信号に応答して対数
値logRを与える。加算器210は和logR+lo
gPsを1入力として比較器203へ与える。この入力
値は加算器261によって比較器203へ与えられたl
ogK+logPaの値と比較される。
【0038】図2に示すシステムは、図1に示すシステ
ムと比較してより簡単な配置を提供するように思われ
る。なぜかというと、対数データの加算の使用は、図1
において必要とされるデータの乗算よりも実行が簡単か
つ経済的であるからである。隠れた困難さはストップス
イッチによって選択された高調波係数セットの組合せに
対してlogPsとlogPaの値をえる必要があると
いう点にある。構成部分のラウドネスパラメータlog
Pa及びlogPsの値だけを記憶することはできな
い。なぜならば、そのような対数量を合計してもlog
Ps及びlogPaの所望する値はえられないからであ
る。
【0039】通常の解決策は、式(2)および式(3)
によって合計し伴奏ラウドネス値Paおよびソロラウド
ネス値Psをつくる線形値Ps及びPaを記憶すること
である。ついで伴奏ラウドネス値Paおよびソロラウド
ネス値Psの値を周知の技術により所望のlogPaお
よびlogPsの対数形に変換する。logKの対数値
を記憶する代わりに、倍率メモリ204からアクセスア
ウトされたラウドネス倍率データKの値からlogKを
得るために対数変換器を用いることができる。
【0040】3.押鍵数に応じたラウドネスバランス維
各鍵盤上で奏せられる楽音数がほぼ等しいままでいる場
合には、図1に示すシステムは優れたラウドネスバラン
スの補償を与える。各鍵盤上で常に同数の楽音を奏する
事がいつでも可能とは限らないので、図3に示すサブシ
ステムにより示されるような音調補償論理を導入するこ
とができる。このシステムは、ストップスイッチの組合
せおよび両鍵盤上で作動される楽音数の両方に適応する
鍵盤間のラウドネスバランスを維持する。
【0041】音調検出・割当装置14にはソロ押鍵数N
sの値および伴奏押鍵数Naの値を与える後述のサブシ
ステムが具えられている。ソロ押鍵数Nsはソロ鍵盤上
で現在作動されている鍵スイッチの数であり、伴奏押鍵
数Naは伴奏鍵盤上で現在作動されている鍵スイッチの
数である。図3に示すシステムは下記の関係を維持する
ように適応性をもって動作する。
【0042】 K×Na×Pa = R×Ns×Ps (5) ラウドネスバランス比率データR(ratio num
ber)Rはレベル制御信号に応答して比率メモリ20
5から選択される。乗算器215は、乗算器201への
1入力として出力積値NsPsを与える。乗算器201
は、比較器203への1入力として積値RNsPsを与
える。乗算器216は、乗算器202への1入力として
積値NaPaを与える。乗算器202は、比較器203
へ値KNaPaを与える。比較器203は、図1に示す
システムについて上記に説明したように動作して、倍率
メモリ204からラウドネス倍率データKをアドレスす
る。
【0043】ソロ手鍵盤上で鍵スイッチが1つも作動し
ていない場合には、図1、図2および図3に示す比較器
203は動作して倍率メモリ204からラウドネス倍率
データK=1などの固定値を選択する。ソロ押鍵数Ns
の値=0によって示されるように上鍵盤上で鍵スイッチ
が1つも作動していない場合には、割当信号は発生しな
い。
【0044】図4は各鍵盤上で作動した鍵スイッチ数に
対する伴奏押鍵数Naの値およびソロ押鍵数Nsの値を
得るのに用いられる回路を示す。2桁数字は、参考のた
めに上述した米国特許第4,022,098号(特開昭
52−44626号)の図面に示されている同一数字の
素子に対応する。割当・検出論理システム305は、作
動された鍵スイッチを検出し、符号化された識別データ
をメモリアドレスデータ書込み回路83により割当メモ
リ82に書込み、この論理は参考のためのべた上記特許
に記載されている。符号化されたデータは、デビジョン
ナンバー(鍵盤指定ナンバー)、オクターブナンバーお
よびオクターブ内の楽音により作動された鍵スイッチを
識別する。デビジョン1又はソロ鍵盤が走査されると線
42上に信号が現われる。デビジョン2又は伴奏鍵盤が
走査されると、線43上に信号が現われる。
【0045】記憶された各語が割当メモリ82から逐次
読出されるにつれて、デビジョン復号回路306は符号
化された鍵盤デビジョン情報を復号する。復号されたソ
ロ鍵盤鍵作動情報はソロカウンタ307を増分させるよ
うに供給され、復号された伴奏鍵盤鍵作動情報は伴奏カ
ウタ308を増分させるように供給される。ソロカウン
タ307はソロ鍵盤走査の開始時に線42上の信号によ
りリセットされ、伴奏カウンタ308は伴奏鍵盤走査の
開始時に線43上の信号によりリセットされる。ソロ鍵
盤走査の終了時にソロカウンタ307のカウント状態は
ソロ押鍵数Nsであり、伴奏鍵盤走査の終了時に伴奏カ
ウンタ308のカウント状態は伴奏押鍵数Naである。
【0046】2進数のソロ押鍵数Nsを構成する各ビッ
トは、ノアゲート309への入力として用いられる。こ
のゲートの出力は、2進数のソロ押鍵数Nsを構成する
すべてのビットが“0”であれば論理“1”である。こ
の論理“1”は比較器203に割当てなし(NO AS
SIGNMENT)信号を与える。
【0047】個々のソロラウドネス値Ps又は伴奏ラウ
ドネス値Paを記憶する代わりに、これらの値は対応す
る高調波係数から容易に計算することができる。記憶さ
れた値を用いる代わりにラウドネス値を計算する別の配
置は、参考のためのべた米国特許第4,085,644
号(特開昭52−27621号)に記載されているよう
な、高調波係数が時間的に変化する形式で変わるシステ
ムにおいて有用である。
【0048】図5は組合せられたソロラウドネス値Ps
を計算するためのシステムを示す。2桁数字を持つシス
テム素子は、米国特許第4,085,644号(特開昭
52−27621号)に記載されている同一数字の素子
に対応する。
【0049】ソロ高調波係数はメモリ27から読出され
た高調波係数Ciは、フォルマント係数メモリ73から
読出されたフォルトマント係数と、フォルトマント乗算
器74において再び乗算される。フォルトマント乗算器
74によって与えられた積の値はスクエアラ(squa
rer)220により2乗される。2乗された値は2乗
高調波係数と呼ばれる。スクエアラ220からの出力値
は、加算器−アキュムレータ221内のアキュムレータ
の内容へ連続的に加算されて所望のソロラウドネス値P
sを与える。
【0050】図5に示す方法で得られたソロラウドネス
値Psの値は、現在の計算サイクルに計算される値に対
応する点に注目すべきである。この値は計算サイクルが
終了するまでは得られないので、図1及び図3に示すよ
うな適応性のあるラウドネスシステムに対しては、反復
して続く計算サイクルのうちの直前の計算サイクルの期
間中に得られたソロラウドネス値Psの値を用いること
が便利である。
【0051】本発明は1つのソロ鍵盤と1つの伴奏鍵盤
との間のバランスの場合について図示してあるが、その
伴奏鍵盤の代わりにペダル鍵盤を用いうることは自明で
ある。上述したラウドネス値比較配置を反復することに
よって、ラウドネスバランスシステムを拡張し、ソロ鍵
盤のような一定の鍵盤と所望する数の他の鍵盤との間の
予めセットされたラウドネスバランスを維持し得ること
もまた明らかである。
【0052】4.実施の態様 (1)その各々が1列の鍵スイッチを有する第1および
第2鍵盤をもち、第1および第2波形の連続する点が数
組の選択された高調波係数を使用して離散的フーリエ変
換により計算される楽器において、1組の高調波係数と
1つのラウドネス値からなるデータセットを各々が記憶
する複数の第1高調波メモリと、1組の高調波係数と1
つのラウドネス値からなるデータセットを各々が記憶す
る複数の第2高調波メモリと、上記複数の第1高調波メ
モリに記憶されたデータセットと上記複数の第2高調波
メモリに記憶されたデータセットとを読出すためのメモ
リアドレッシング手段と、上記の予め選択されたラウド
ネス比率に対応するレベル制御信号に応答して比率Rを
発生させる比率数発生器と、上記第1鍵盤と結合され、
上記複数の第1高調波メモリから読出されたデータセッ
トを選択する第1の複数の楽音スイッチと、上記第2鍵
盤と結合され、上記複数の第2高調波メモリから読出さ
れたデータセットを選択する第2の複数の楽音スイッチ
と、上記比率Rに応答して上記第2の複数の楽音スイッ
チによって選択されたデータセットがその大きさを規格
化され規格化データデットを発生するラウドネスバラン
ス手段と、上記第1の複数の楽音スイッチにより選択さ
れたデータセットに応答して波形を計算する第1計算手
段と、上記規格化データセットに応答して波形を計算す
る第2計算手段と、その各々が上記第1鍵盤上の作動さ
れた鍵スイッチと結合され上記第1計算手段により計算
された波形を可聴楽音に変換する複数の第1楽音発生器
と、その各々が上記第2鍵盤上の作動された鍵スイッチ
と結合され、上記第2計算手段により計算された波形を
可聴楽音に変換する複数の第2楽音発生器とから構成さ
れ、第1鍵盤上で作動された鍵スイッチに応答して発生
した楽音と第2鍵盤上で作動された鍵スイッチに応答し
て発生した楽音との間の予め選択されたラウドネス比率
を維持するための装置。
【0053】(2)上記ラウドネスバランス手段は、上
記第1の複数の楽音スイッチによって選択されたデータ
セットから上記ラウドネス値の和Psを得るための第1
アキュムレータ手段と、上記第2の複数の楽音スイッチ
によって選択されたデータセットから上記ラウドネス値
の和Paを得るための第2アキュムレータ手段と、上記
第1アキュムレータ手段に含まれる和Psと上記比率R
とを乗算して第1の積の数RPsを発生させる第1乗算
器手段と、倍率信号に応答して倍率Kを発生させる倍率
発生器と、上記第2アキュムレータ手段に含まれる和P
aと上記倍率Kとを乗算して第2の積の数KPaを発生
させるための第2乗算器手段と、上記第1積数RPsと
上記第2積数KPaに応答し上記倍率信号を発生させる
比較手段とを含む装置。
【0054】(3)上記比較手段は、上記第1鍵盤上で
鍵スイッチが1つも作動されていない場合には予め選択
された未作動時の大きさ(default magni
tude)を有する倍率信号が発生され、上記第2積数
KPaが上記第1積数RPsより小さい場合には増大し
た大きさを有する上記倍率信号が発生され、上記第2積
数KPaが上記第1積数RPsより大きい場合には減少
した大きさを有する上記倍率信号が発生され、上記第1
積数RPsと上記第2積数KPaの絶対値の差が予め選
択された差数より小さい場合には上記倍率信号の大きさ
が不変である倍率発生手段を含む上記第2項による装
置。
【0055】(4)上記倍率発生器手段は、上記の予め
選択された未作動時の大きさを有する倍率信号に応答し
て単位量の倍率Kを発生させ、発生した倍率Kが上記倍
率信号の大きさに応答する倍率回路を含む上記第3項に
よる装置。
【0056】(5)上記倍率回路が、上記倍率信号に応
答して読出される上記倍率Kの値を記憶するアドレス可
能メモリを含む上記第4項による装置。
【0057】(6)上記比率数発生器は、上記レベル制
御信号に応答して読出される上記比率Rの値を記憶する
アドレス可能メモリを含む上記第2項による装置。
【0058】(7)上記ラウドネスバランス手段は、上
記第2の複数の楽音スイッチにより選択された高調波係
数の絶対値と上記倍率Kとを乗算する第3乗算器手段を
更に含む上記第2項による装置。
【0059】(8)その各々が1列の鍵スイッチを含む
第1及び第2鍵盤を有し、第1及び第2波形の連続する
点が数組の選択された高調波係数を用いて離散的フーリ
エ変換により計算される装置において、上記第1鍵盤上
で作動された鍵スイッチの押鍵数Nsを決定するための
第1鍵盤検出装置と、上記第2鍵盤上で作動された鍵ス
イッチの押鍵数Nsを決定するための第2鍵盤検出装置
と、その各々が1組の高調波係数と1つのラウドネス値
からなるデータセットを記憶する複数の第1高調波メモ
リと、その各々が1組の高調波係数と1つのラウドネス
値からなるデータセットを記憶する複数の第2高調波メ
モリと、上記複数の第1高調波メモリに記憶されたデー
タセットと上記複数の第2高調波メモリに記憶されたデ
ータセットを読出すためのメモリアドレッシング手段
と、上記の予め選択されたラウドネス比率に対応するレ
ベル制御信号に応答して比率Rを発生させる比率数発生
器と、上記第1鍵盤に結合され、上記複数の第1高調波
メモリから読出されたデータセットを選択する第1の複
数の楽音スイッチと、上記第2鍵盤に結合され、上記複
数の第2高調波メモリから読出されたデータセットを選
択する第2の複数の楽音スイッチと、上記比率R、上記
鍵スイッチ数Na及び上記鍵スイッチ数Nsに対応し、
上記第2の複数の楽音スイッチにより選択されたデータ
セットの大きさを規格化して規格化データセットを生じ
させるラウドネスバランス手段と、上記第1の複数の楽
音スイッチにより選択されたデータセットに応答して波
形を計算するための第1計算手段と、上記規格化データ
セットに応答して波形を計算するための第2計算手段
と、その各々が上記第1鍵盤上で作動された鍵スイッチ
に結合され、上記第1計算手段によって計算された波形
を可聴楽音に変換する複数の第1楽音発生器と、その各
々が上記第2鍵盤上で作動された鍵スイッチに結合さ
れ、上記第2計算手段によって計算された波形を可聴楽
音に変換する複数の第2楽音発生器とを含む、第1鍵盤
上で作動された鍵スイッチ数に応答して発生する楽音と
第2鍵盤上で作動された鍵スイッチ数に応答して発生す
る楽音との間の予め選択されたラウドネス比率を維持す
るための装置。
【0060】(9)上記ラウドネスバランス手段は、上
記第1の複数の楽音スイッチにより選択されたデータセ
ットから上記ラウドネス値の和Psを得るための第1ア
キュムレータ手段と、上記第2の複数の楽音スイッチに
より選択されたデータセットから上記ラウドネス値の和
Paを得るための第2アキュムレータ手段と、上記第1
アキュムレータ手段に含まれる和Psと上記数Nsとを
乗算して第1積数NsPsを発生させるための第1乗算
器手段と、上記第1積数NsPsと上記比率Rとを乗算
して第2積数RNsPsを発生させるための第2乗算器
手段と、上記第2乗算器手段に含まれる和Paと上記数
Naとを乗算して第3積数を発生させるための第3乗算
器手段と、倍率信号に応答して倍率Kを発生させる倍率
発生器と、上記第3積数NaPaと上記比率数Kとを乗
算して第4積数KNaPaを生じさせるための第4乗算
器手段と、上記第2積数RNsPsと上記第4積数KN
aPaに応答して上記倍率信号を発生させる比較手段と
を含む上記第8項による装置。
【0061】(10)その各々が1列の鍵スイッチを含む
第1および第2鍵盤をもち、第1および第2波形の連続
する点が数組の選択された高調波係数を用いて離散的フ
ーリエ変換により計算される装置において、その各々が
1組の高調波係数を記憶する複数の第1高調波メモリ
と、その各々が1組の高調波係数を記憶する複数の第2
高調波メモリと、上記複数の第1高調波メモリに記憶さ
れた高調波係数と上記複数の第2高調波メモリに記憶さ
れた高調波係数とを読出すためのメモリアドレッシング
手段と、上記の予め選択されたラウドネス比率に対応す
るレベル制御信号に応答して比率Rを発生させる比率数
発生器と、上記第1鍵盤に結合され、上記複数の第1高
調波メモリから読出された高調波係数を選択する第1の
複数の楽音スイッチと、上記第2鍵盤に結合され、上記
複数の第2高調波メモリから読出された高調波係数を選
択する第2の複数の楽音スイッチと、上記第1の複数の
楽音スイッチにより選択された高調波係数に応答してラ
ウドネス値Psを発生させ、上記第2の複数の楽音スイ
ッチにより選択された高調波係数に応答してラウドネス
値Paを発生させるラウドネス値発生器と、上記ラウド
ネス値Psおよびラウドネス値Paに応答し、上記第2
の複数の楽音スイッチにより選択された高調波係数の絶
対値を上記数Rに応答して規格化して規格化データセッ
トを生じさせるラウドネスバランス手段と、上記第1の
複数の楽音スイッチにより選択された高調波係数に応答
して波形を計算するための第1計算手段と、上記規格化
データセットに応答して波形を計算するための第2計算
手段と、その各々が上記第1鍵盤上で作動された鍵スイ
ッチに結合され、上記第1計算手段によって計算された
波形を可聴音に変換する複数の第1楽音発生器と、その
各々が上記第2鍵盤上で作動された鍵スイッチに結合さ
れ、上記第2計算手段によって計算された波形を可聴音
に変換する複数の第2楽音発生器とを含む、第1鍵盤上
で作動された鍵スイッチに応答して発生する楽音と第2
鍵盤上で作動された鍵スイッチに応答して発生する楽音
との間の予め選択されたラウドネス比率を維持するため
の装置。
【0062】(11)上記ラウドネス値発生器は、上記第
1の複数の楽音スイッチにより選択された上記高調波係
数の各々の絶対値を二乗して第1の組の二乗高調波係数
を発生させる第1スクエアラ手段と、上記第2の複数の
楽音スイッチにより選択された上記高調波係数の各々の
絶対値を二乗して第2の組の二乗高調波係数を発生させ
る第2スクエアラ手段と、上記第1の組の二乗高調波係
数を合計して上記ラウドネス値Psを発生させる第1加
算器手段と、上記第2の組の二乗高調波係数を合計して
上記ラウドネス値Paを発生させる第2加算器手段とを
含む上記第10項による装置。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例の概略的なブロック図であ
る。
【図2】本発明の別の実施例の概略的なブロック図であ
る。
【図3】作動された鍵盤楽音数に適応性のある本発明の
別の実施例の概略的なブロック図である。
【図4】作動した鍵スイッチをカウントするためのサブ
システムの概略的なブロック図である。
【図5】ラウドネス値を計算するためのサブシステムの
概略的なブロック図である。
【符号の説明】
12…楽器鍵盤スイッチ、14…音調割当・検出装置、
16…実行制御回路、19…語カウンタ、20…高調波
カウンタ、21、250、251…加算器−アキュムレ
ータ、22…、ゲート、24…正弦波関数表、25…メ
モリアドレスデコーダ、27…ソロ高調波メモリ、2
8、128、201、202、211…乗算器、33、
133…加算器、34…ソロ主レジスタ、127…伴奏
高調波メモリ、134…伴奏主レジスタ、203…比較
器、204…倍率メモリ、205…比率メモリ、301
…ソロ楽音発生器、302…伴奏楽音発生器。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】楽音の発生を指示する第1鍵盤と、 この第1鍵盤とは別であって、同じく楽音の発生を指示
    する第2鍵盤と、 上記第1鍵盤の音色を指定する第1音色指定手段と、 上記第2鍵盤の音色を指定する第2音色指定手段と、 上記第1鍵盤の操作に応じて、上記第1音色指定手段に
    よって指定された音色に応じた波形を生成する第1波形
    生成手段と、 上記第2鍵盤の操作に応じて、上記第2音色指定手段に
    よって指定された音色に応じた波形を生成する第2波形
    生成手段と、 上記第1鍵盤のラウドネス値と第2鍵盤のラウドネス値
    とのバランスを表わすラウドネスバランスを選択するラ
    ウドネスバランス選択手段と、 このラウドネスバランス選択手段によって選択されたラ
    ウドネスバランスに応じたラウドネスバランスデータを
    発生するラウドネスバランスデータ発生手段と、 上記第2の波形生成手段によって生成される波形のラウ
    ドネス値を、このラウドネス値の大きさと、上記第1の
    波形生成手段によって生成される波形のラウドネス値と
    の大きさとの比率に対し、上記ラウドネスバランスデー
    タ発生手段によって発生されたラウドネスバランスデー
    タを乗算した大きさのラウドネス値に変化させるラウド
    ネスバランス手段と、 上記第1の波形生成手段によって生成された波形のラウ
    ドネス値と、上記第2の波形生成手段によって生成され
    た波形のラウドネス値につき、この両ラウドネス値の一
    方または両方が変化したとき、上記第2の波形生成手段
    によって生成される波形のラウドネス値の大きさを変え
    て上記変化を補償し、これにより、上記ラウドネスバラ
    ンス手段による上記両ラウドネス値のバランスを上記ラ
    ウドネスバランスデータに応じたものに維持するバラン
    ス維持手段とを備えたことを特徴とする電子楽器のラウ
    ドネス制御装置。
  2. 【請求項2】上記第1の波形生成手段及び第2の波形生
    成手段は、1組の高調波係数に基づいてフーリエ変換に
    より波形を生成する手段であることを特徴とする請求項
    1記載の電子楽器のラウドネス制御装置。
  3. 【請求項3】上記ラウドネスバランス手段は、上記ラウ
    ドネスバランスデータ発生手段によって発生されたラウ
    ドネスバランスデータが「1」のとき、上記第2鍵盤の
    ラウドネス値を上記第1鍵盤のラウドネス値に一致させ
    るように制御する手段であることを特徴とする請求項1
    または2記載の電子楽器のラウドネス制御装置。
  4. 【請求項4】楽音の発生を指示する第1鍵盤と、 この第1鍵盤とは別であって、同じく楽音の発生を指示
    する第2鍵盤と、 上記第1鍵盤の操作に応じて、波形を生成する第1波形
    生成手段と、 上記第2鍵盤の操作に応じて、波形を生成する第2波形
    生成手段と、 上記第1鍵盤のラウドネス値と第2鍵盤のラウドネス値
    とのバランスを表わすラウドネスバランスを選択するラ
    ウドネスバランス選択手段と、 このラウドネスバランス選択手段によって選択されたラ
    ウドネスバランスに応じたラウドネスバランスデータを
    発生するラウドネスバランスデータ発生手段と、 上記第2の波形生成手段によって生成される波形の押鍵
    数に応じたラウドネス値を、このラウドネス値の大きさ
    と、上記第1の波形生成手段によって生成される波形の
    押鍵数に応じたラウドネス値との大きさとの比率に対
    し、上記ラウドネスバランスデータ発生手段によって発
    生されたラウドネスバランスデータを乗算した大きさの
    ラウドネス値に変化させるラウドネスバランス手段と、 上記第1の波形生成手段によって生成された波形の押鍵
    数に応じたラウドネス値と、上記第2の波形生成手段に
    よって生成された波形の押鍵数に応じたラウドネス値に
    つき、この両ラウドネス値の一方または両方が変化した
    とき、上記第2の波形生成手段によって生成される押鍵
    数に応じた波形のラウドネス値の大きさを変えて上記変
    化を補償し、これにより、上記ラウドネスバランス手段
    による上記両ラウドネス値のバランスを上記ラウドネス
    バランスデータに応じたものに維持するバランス維持手
    段とを備えたことを特徴とする電子楽器のラウドネス制
    御装置。
  5. 【請求項5】上記第1の波形生成手段及び第2の波形生
    成手段は、1組の高調波係数に基づいてフーリエ変換に
    より波形を生成する手段であることを特徴とする請求項
    4記載の電子楽器のラウドネス制御装置。
  6. 【請求項6】上記ラウドネスバランス手段は、上記ラウ
    ドネスバランスデータ発生手段によって発生されたラウ
    ドネスバランスデータが「1」のとき、上記第2鍵盤の
    ラウドネス値を上記第1鍵盤のラウドネス値に一致させ
    るように制御する手段であることを特徴とする請求項4
    または5記載の電子楽器のラウドネス制御装置。
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