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JPH0767039B2 - 不足ピン検出・補充装置 - Google Patents
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JPH0767039B2 - 不足ピン検出・補充装置 - Google Patents

不足ピン検出・補充装置

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JPH0767039B2
JPH0767039B2 JP20258386A JP20258386A JPH0767039B2 JP H0767039 B2 JPH0767039 B2 JP H0767039B2 JP 20258386 A JP20258386 A JP 20258386A JP 20258386 A JP20258386 A JP 20258386A JP H0767039 B2 JPH0767039 B2 JP H0767039B2
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conductor pin
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恒久 高橋
隆 岩田
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、プリント配線板等からなり電子部品を搭載す
るための基板に、導通をとるため等に使用される多数の
導体ピンを打ち込んで、導体ピンを有する電子部品搭載
用基板を形成する製造装置において、前記導体ピンの不
足箇所を検出し、さらに該不足箇所へ前記導体ピンを挿
入補充するにあたって使用される不足ピン検出・補充装
置に関するものである。
(従来の技術) 電子部品搭載用基板には、例えば第9図に示したような
所謂ピングリッドアレイと呼ばれるタイプのものがあ
る。この種の電子部品搭載用基板は、これを構成する基
板に導通を取るための多数(所謂ICチップ1個に対して
70〜200本程度)の導体ピンを打ち込んで形成されるも
のである。すなわち、この電子部品搭載用基板は、近年
富に集積化が進んできている電子部品を、マザーボード
といわゆる大型基板に実装するために使用されるもので
あり、電子部品搭載用基板上の電子部品をマザーボード
上の導体回路に電気的に接続するために、当該基板に形
成した導体回路とこれに導通する多数の導体ピンを有し
ているものなのである。
このような電子部品搭載用基板に使用される導体ピンと
しては種々なものがあるが、例えば第6図に示したよう
な形状を有したものである。第6図左側に示した導体ピ
ンはスタンダードピンと呼ばれ、前述した電子部品搭載
用基板の基板に形成されている穴内に嵌合される頭部
と、当該導体ピンを基板に対して位置決めする一つの鍔
部と、上述したマザーボードに嵌合される支持部とから
なっている。また、第6図右側に示した導体ピンはスタ
ンドオフピンと呼ばれるもので、上記のスタンダードピ
ンとは異なり、鍔部を二個有したものである。下側に位
置する鍔部は、これらの導体ピンが挿入されている基板
をマザーボードに対して所定位置に支持するためのもの
である。いずれにしても、これらの導体ピンは、この長
さが数mm程度、またその直径は0.5mm程度と非常に小さ
く、非常に取り扱いのしにくいものである。従来は、以
上のような種類の異なる導体ピンを供給したい場合、さ
らにそれらが多数である場合、これらの導体ピンが前述
したように非常に小さいものであるため、その大部分を
手作業に頼らざるを得なかった。このような手作業を行
なうにあたっては、次のような種々な不都合な点があっ
た。すなわち 小さな導体ピンを取り扱うこと自体非常に困難なこと
である。
挿入のチェックも目視により行なう場合には作業者の
疲労が大きい。
従ってその作業性は非常に悪い。
さらに、もし導体ピンの供給において該ピンの供給不足
が発生した場合は、次のような手作業を行なうことによ
り供給不足となった導体ピンを補充していた。つまり、 導体ピンの未挿入部分が検出された場合は、装置全体
を一時停止して作業者が手作業にて不足箇所に該当する
ピンを一本ずつ補充するか、不良パレットを装置から取
り出して装置外にて該ピンを補充し、後で装置に戻して
行なう。
あるいは最終工程において、作業者は導体ピンの不足
を目視検査し、もし導体ピンが不足している場合は、該
当するピンを一本ずつ手作業により補充し、装置に再投
入し、再プレスするしかなかった。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は以上のような実状に鑑みてなされたもので、そ
の解決しようとする問題点は、不足した導体ピンを補充
する場合の従来作業の作業性の悪さである。
そして、本発明の目的とするところは、第一に、不足し
た導体ピンのパレットに対する供給を自動的に行なうこ
とができるようにすることによってその補充作業性を向
上させることができる不足ピン検出・補充装置を提供す
ることにあり、第二には、他の装置に容易に付設するこ
とができて、電子部品搭載用基板の自動製造が行なえる
ようにした不足ピン検出・補充装置を提供することにあ
る。
(問題点を解決するための手段) 以上の問題点を解決するために本発明が採った手段は、
実施例に対応する第1図〜第7図を参照して説明する
と、 導体ピン(40,41)を有する電子部品搭載用基板(60)
を、導体ピン(40,41)の取り付け箇所に対応した導体
ピン挿入穴(55)を備えたパレット(50)を用いて製造
する際に使用される不足ピン検出・補充装置(100)で
あって、導体ピン挿入穴(55)に対する導体ピン(40、
41)の有無を検出してパレット(50)の導体ピン(40、
41)の不足を検出する検出装置(10)と、この検出装置
(10)より不足している導体ピン(40、41)の種類の情
報を受け、選択的に導体ピン(40、41)を供給する供給
装置(20)と、検出装置(10)より不足している導体ピ
ン(40、41)の位置の情報を受け、供給装置(20)より
送られてきた導体ピン(40、41)をパレット(50)の該
当する導体ピン挿入穴(55)内に挿入する補充装置(3
0)とを備えたことを特徴とする不足ピン検出・補充装
置(100)」である。
(発明の作用) 本発明が以上のような手段を採ることによって以下のよ
うな作用がある。
まず、この不足ピン検出・補充装置(100)にあっては
これを構成している検出装置(10)によって、パレット
(50)に挿入されている所定数の導体ピン(40,41)に
対する不足を検知し、導体ピン(40,41)の供給装置(2
0)と、パレット(50)に挿入する補充装置(30)に信
号を送り、供給装置(20)は送られてきた信号に基づい
て導体ピン(40,41)のどちらかを選択して吸引した後
に受け取り装置(14)に吐出供給し、補充装置(30)は
検出装置(10)から送られてきた信号に基づき、その検
出したパレット(50)に、ノズル移動装置(23)により
ノズル(22)を検知位置に移動させ、給送管(21)から
供給されてくる導体ピン(40,41)をパレット(50)の
不足している導体ピン挿入穴(55)に挿入する。ここ
で、該当する導体ピン(40,41)の不足箇所が複数ある
場合は、その信号に基づき、次の位置にノズル(22)を
ノズル移動装置(23)により移動させ、上記の場合と同
様にして、次々と導体ピン(40,41)を補充するのであ
る。
以上のようにして、パレット(50)の導体ピン(40,4
1)が不足している導体ピン挿入穴(55)に検出装置(1
0)の検出信号に基づいて自動的に供給補充し、当該パ
レット(50)の上から電子部品搭載用基板(60)を構成
する基板(61)を押圧すれば、導体ピン(40,41)は基
板(61)のスルーホール等の所定の穴内に嵌合し導体ピ
ン(40,41)の不足がない電子部品搭載用基板(60)を
製造することができるのである。
(実施例) 次に、図面に示した実施例に基づいて、本発明を詳細に
説明する。
第1図には、本発明に係る不足ピン検出・補充装置(10
0)の全体斜視図が示してあり、この不足ピン検出・補
充装置(100)は主として、所定数の導体ピン(40)ま
たは(41)が整列され収納されるべきパレット(50)に
おいて、前記導体ピン(40)または(41)の不足箇所を
検出する検出装置(10)と、この検出装置(10)より不
足しているピンの種類の情報(例えば、導体ピン(40)
または(41))を受け、選択的に導体ピン(40)または
(41)を供給する供給装置(20)と、この供給装置(2
0)の下側に配置されて、前記検出装置(10)よりピン
の不足している位置の情報を受け、前記検出装置(10)
にて検査され搬送されてきたパレット(50)の導体ピン
不足箇所へ、前記導体ピン(40)または(41)を補充す
る補充装置(30)とから構成されている。
なお、この不足ピン検出・補充装置(100)は、第9図
に示したような電子部品搭載用基板(60)を形成するた
めに、第8図に示したような電子部品搭載用基板の自動
製造装置の一部としても使用されるものであり、この第
8図に示した装置の場合にあっては、所定数の導体ピン
が収納されるべきパレット(50)に対して、導体ピンの
不足を検出し、不足している導体ピンの種類、及び位置
の情報により導体ピンの不足箇所に適当な導体ピンを補
充するために使用されるものである。
さて、不足ピン検出・補充装置(100)を構成する検出
装置(10)は、パレット(50)に収納されるべき多数の
導体ピンの有無を瞬時に検出できるものでなくてはなら
ない。例えば、CCDカメラとパレット(50)の下方から
上方に向けての透過光を組合わせて、前記導体ピンの有
向を検出する方法がある。この場合、当然なことではあ
るが、予め導体ピンの種類ごとに所定の位置を記憶させ
ておくことが必要である。
供給装置(20)は、例えば第1図に示したように、検出
装置(10)の次工程に対応する位置に配置され、導体ピ
ン(40)または(41)を収納したテーブル(11)と、前
記導体ピンを選択的に吸引吐出する吸引吐出装置(12)
と、当該吸引吐出装置(12)を搬送する搬送装置(13)
と、当該吸引吐出装置(12)より吐出された前記導体ピ
ンを受け取るための受け取り装置(14)とを有するもの
である。
テーブル(11)は、第2図に示したように、導体ピン
(40)または(41)用の挿入穴(51)及び挿入穴(5
2)、テーブル位置決め穴(53)を有している。当該穴
(51)、(52)、(53)は、テーブル(11)の半径方向
において一列に並んでいる。また、円周方向においては
等分割されている。
テーブル(11)は、位置決めピン穴(54)を有し、位置
決めピンを介しテーブル回転装置(15)に固定されてい
る。
前記テーブル位置決め穴(53)は、位置決めセンサー
(16)との組合せによりテーブル回転装置(15)による
テーブル(11)の回転を所定の位置にて停止させるため
のものである。この時、導体ピン(40)または(41)の
上側には吸引吐出装置(12)が配置された状態となる。
本実施例の場合、一回の吸引に対して導体ピン(40)及
び(41)のどちらか一方が一本のみ必要であるため、第
1図、第2図に示したように、テーブル(11)の挿入穴
(51)を導体ピン(40)用とし、挿入穴(52)を導体ピ
ン(41)用とした。また、導体ピン(40)または(41)
に対応して吸引装置(12)は、吸引吐出穴(12a)、及
び吸引吐出穴(12b)を各1穴ずつ有している。
これらの吸引吐出穴(12a)及び(12b)は、導体ピン
(40)または(41)を上方から空気の圧力差によって吸
引するものであるため、その形状は第2図に示したよう
に、導体ピン(40)または(41)の頭部と鍔部に対応す
る形状にしてある。そして、吸引吐出穴(12a)及び(1
2b)は吸引管(17)に連結しているが、当該吸引管(1
7)は各々独立して吸引できる構造となっている。この
ように構成することにより、吸引吐出装置(12)を空気
の吸引側に作動させれば、空気圧によって導体ピン(4
0)または(41)は、吸引吐出穴(12a)または(12b)
側に吸引され当該吸引吐出穴内にて保持されるのであ
る。さらに、前述のように吸引管(17)は各々独立して
吸引できる構造となっているため、検出装置(10)から
の情報により、導体ピン(40)と(41)のどちらか一方
のみを吸引することができるのである。
また、搬送装置(13)に接続されている吸引吐出装置
(12)は、テーブル(11)の所定位置と受け取り装置
(14)の所定位置間を復動するように構成されている。
搬送装置(13)は、第3図、第4図に示したように吸引
した導体ピンの種類により、受け取り装置(14)側での
停止位置を変えられるようになっている。すなわち、導
体ピン(40)が吸引されたときは、ストッパー(18)が
引っ込み、受取り装置(14)の所定位置には吸引吐出穴
(12a)が位置するようになっており、導体ピン(41)
が吸引されたときは、ストッパー(18)が突出し、受取
り装置(14)の所定位置には吸引吐出穴(12b)が位置
するようになっている。
吸引吐出装置(12)によって吸引された導体ピンは、受
け取り装置(14)の所定位置に動くと、例えば、吸引の
停止により受取り位置(14)を介し補充装置(30)を構
成する給送管(21)に受け渡される。
補充装置(30)は、供給装置の下側に配置され受け取り
装置(14)に接続されて受け取った導体ピン(40)また
は(41)を給送する給送管(21)と、この給送管(21)
の下端に接続されたノズル(22)と、ノズル(22)をパ
レット(50)の所定の位置へ移動するノズル移動装置
(23)と、給送管(21)内の空気を吸引する吸引装置
(24)とを有している。すなわち、この補充装置(30)
は、吸引吐出装置(12)から受け取った導体ピン(40)
または(41)をパレット(50)の所定の位置に補充する
ものである。
給送管(21)は、それ自体可撓性を有していてその下端
の位置を自由に変えることができるようになっている。
この給送管(21)の下端には、第5図に示したようにノ
ズル(22)が接続してある。
パレット(50)の下側に位置する部分には吸引装置(2
4)が配置してある。この吸引装置(24)は、パレット
(50)が所定の位置に配されたとき、パレット(50)の
導体ピン不足穴を介して給送管(21)内の空気を吸引す
るものであり、これによって導体ピン(40)または(4
1)を給送管(21)を通してパレット(50)側に吸引す
るためのものである。このとき、ノズル(22)は、検出
装置(10)からの情報により、ノズル移動装置(23)に
よってパレット(50)における未挿入の導体ピン挿入穴
(55)に対応している。
なお、この不足ピン検出・補充装置(100)において、
導体ピン(40)または(41)がその移動途中において円
滑に移動しないようなことが万が一あった場合に対処す
るために、この不足ピン検出・補充装置(100)のノズ
ル(22)付近、及びパレット(50)の少なくともいずれ
か一つに対して振動を与えるようにして実施しても良
い。
また、本実施例の不足ピン検出・補充装置(100)にあ
っては、第8図に示した電子部品搭載用基板の自動製造
装置の略中間部に配置してある。この第8図に示した自
動製造装置は、第9図に示した電子部品搭載用基板(6
0)を構成する基板(61)と、導体ピン(40)及び(4
1)とを順次供給し、当該装置1台で電子部品搭載用基
板(60)の製造を一貫して行なうものであるが、その自
動製造の効率を高めるために、本発明の不足ピン検出・
補充装置(100)をその略中間部に設けるとともに、さ
らに、電子部品搭載用基板(60)の品質を高めるために
この不足ピン検出・補充装置(100)の後方に三次元変
位装置(200)を配置したものである。
この場合に使用される三次元変位装置(200)は、不足
ピン検出・補充装置(100)によって供給された導体ピ
ン(40)または(41)の異形頭部の方向を他の導体ピン
(40)または(41)とともに同一方向にするために、導
体ピン(40)または(41)に対して振動等を与えて方向
整列を行ない、これによりより品質的に信頼性の高い電
子部品搭載用基板(60)を製造可能とするものである。
以下に、この三次元変位装置(200)について説明す
る。
この三次元変位装置(200)を第10図及び第11図を参照
して説明すると、その主な構成は次の通りである。すな
わち、 「支持台(210)に対して回転不能で上下動可能に支持
された支持軸(221)を有する支持手段(220)と この支持手段(220)に連結されてその全体が前後動す
る前後動台部(230)と、 この前後動台部(230)に連結されて作業台(241)を左
右動可能に支持する左右動台部(240)と、 支持手段(220)にこれと相対回転可能でかつこの支持
手段(220)と共に上下動可能に支持され、前後動台部
(230)側、作業台(241)側及び支持台(210)側に設
けた各カムフォロア(232)(243)(214)にそれぞれ
当接するカム面(252)(253)(251)を有し、かつ支
持台(210)側に配置された駆動モータ(260)等の駆動
装置の歯車(261)と噛合する歯面(254)を有するカム
筒(250)とを備えるとともに、 このカム筒(250)内に、少なくとも前後動台部(230)
及び左右動台部(240)とを収納して配置したことを特
徴とするカムを用いた三次元変位装置(200)」 である。
すなわち、駆動モータ(260)の駆動力によってカム筒
(250)を支持台(210)に対して回転させて、このカム
筒(250)に形成した各カム面(252)(253)(251)に
当接した各カムフォロア(232)(243)(214)の追従
により、前後動台部(230)を前後方向に、左右動台部
(240)の作業台(241)を左右方向に、そしてこれらの
前後動台部(230)、左右動台部(240)及び支持手段
(220)をカム筒(250)とともに上下方向に移動させる
ことによって、最終的にワーク収納用のパレット等を支
持する作業台(241)を、上下、前後、左右の三次元方
向に変位可能とするものである。
第10図には、この三次元変位装置(200)の斜視図が示
してあり、この三次元変位装置(200)は、駆動モータ
(260)が取付けられて所定の基枠に水平状に固定され
る支持台(210)と、この支持台(210)に支持軸(22
1)を介して吊下される支持手段(220)と、この支持手
段(220)に順次接続される前後動台部(230)及び左右
動台部(240)と、これらの前後動台部(230)及び左右
動台部(240)を収納するカム筒(250)とを備えてい
る。
支持台(210)は、第11図に示したように、その略中央
部に上方に突出する支持部(211)を有するとともに、
その外周にフランジ部(213)を有している。支持部(2
11)は、その内部に収納したスプライン軸受(215)等
を介して、後述の支持軸(221)を上下方向の移動は可
能にするが、回転は不能にすべく支持するもので、この
支持部(211)の上端と支持軸(221)の先端に設けたス
プリング受金具間にはスプリングが(212)介装してあ
る。このスプリング(212)は支持軸(221)を当該支持
台(210)の上方に常に付勢すべく作用するものであ
る。また、この支持台(210)のフランジ部(213)には
カムフォロア(214)が設けてあり、このカムフォロア
(214)はその回転軸が水平になるようにして支持台(2
10)に支持されている。なお、当該支持台(210)の一
部には、後述の歯車(261)用の軸を通すための穴が形
成してある。
この支持台(210)に上下動可能で回転不能に支持され
た支持軸(221)の下端部には、支持手段(220)が取付
けられている。この支持手段(220)は、上記の支持軸
(221)と、この支持軸(221)の下端に固定的に連結し
た支持基台(222)とを有している。この支持基台(22
2)は、その外周に取付けたベアリング(223)によって
後述のカム筒(250)と回転自在に接触しており、この
支持基台(222)及び支持軸(221)を有する支持手段
(220)はカム筒(250)内に収納されている。以上のこ
とにより、この支持手段(220)は、支持台(210)に対
して上下方向の移動は可能であるが、支持台(210)に
対する回転は不能となっている。なお、この支持手段
(220)は、カム筒(250)の外部に露出してもよい程度
の空間が周囲に十分ある場合には、これを露出させても
よいものである。
支持手段(220)の支持基台(222)には、第11図、第14
図及び第15図に示したように、略水平常に配置された連
結軸(231)を介して前後動台部(230)が連結されてい
る。この前後動台部(230)は、その連結軸(231)を支
持手段(220)側の支持基台(222)に形成した水平状の
貫通孔内に摺動自在に挿入するとともに、当該前後動台
部(230)の一部と上記支持基台(222)間に配置したス
プリング(233)によって、当該前後動台部(230)の支
持部(234)をカム筒(250)側に付勢するようになって
いる。そして、この前後動台部(230)を構成している
支持部(234)の一部には、カム筒(250)の第二カム面
(252)に当接するカムフォロア(232)が取付けてあ
る。これにより、この前後動台部(230)の支持部(23
4)は前述した支持手段(220)に対して移動(この移動
方向を便宜上前後方向とする)自在となっており、その
カムフォロア(232)によってカム筒(250)から力を受
けたとき、支持台(210)に対して前後動するのであ
る。
この前後動台部(230)を構成している支持部(234)の
一部(図示下端部)には、第11図、第16図及び第17図に
示したように、略水平状に配置された連結軸(242)を
介して、作業台(241)を有する左右動台部(240)が連
結されている。この左右動台部(240)は、その連結軸
(242)を前後動台部(230)側の支持部(234)に形成
した水平状の貫通孔内に摺動自在に挿入するとともに、
当該左右動台部(240)の一部と上記支持部(234)間に
配置したスプリング(244)によって当該左右動台部(2
40)をカム筒(250)側に付勢するようになっている。
そして、この左右動台部(240)を構成している作業台
(241)の一部には、カム筒(250)の第三カム面(25
3)に当接するカムフォロア(243)が取付けてある。こ
れにより、この左右動台部(240)は前述した前後動台
部(230)に対して移動(この移動方向を便宜上左右方
向とする)自在となっており、そのカムフォロア(24
3)によってカム筒(250)から力を受けたとき、上記前
後動台部(230)に対して前後動するのである。
そして、上記の支持手段(220)、前後動台部(230)及
び左右動台部(240)はカム筒(250)内に収納されてい
るのである。カム筒(250)は、第11図に示したよう
に、支持手段(220)側のベアリング(223)を介して支
持台(210)に対して回転自在に支持されているととも
に、その外周に形成した歯面(254)に駆動モータ(26
0)側の歯車が噛合している。これにより、このカム筒
(250)は、駆動モータ(260)が回転駆動したとき、あ
たかも宙に浮いたような状態で支持軸(221)の周囲に
おいて回転し得るのである。すなわち、このカム筒(25
0)は、前述したように、上記の支持手段(220)の支持
により、上下動のみ可能でかつその回転軸の横方向の移
動がない状態で回転するのである。
また、このカム筒(250)の外周には、第11図〜第13図
に示したように、支持台(210)側のカムフォロア(21
4)に対応する第一カム面(251)が形成してあり、この
カム筒(250)の下側内周には前後動台部(230)側のカ
ムフォロア(232)と左右動台部(240)側のカムフォロ
ア(243)にそれぞれ対応する第二カム面(252)及び第
三カム面(253)が形成してある。
このカム筒(250)の第一カム面(251)は、本実施例の
場合、カム筒(250)の外周にてその軸方向に対して一
回上下動する連続した曲面としてあり、これに当接して
いる支持台(210)側のカムフォロア(214)から反作用
を受けるものである。換言すれば、このカム筒(250)
は、これが一回転するとその第一カム面(251)によっ
て支持台(210)側に固定的に支持されたカムフォロア
(214)から反作用を受け、前述したように、上下方向
の一定間隔の間で支持台(210)に対して一回上下動す
るのである。
また、カム筒(250)の下部内側に形成した第二カム面
(252)は、第11図、第14図及び第15図に示したよう
に、カム筒(250)の内周に沿って連続する一つの曲面
として形成してあり、そのカム筒(250)外周面に対す
る半径方向の距離が連続的に変化するようになってい
る。従って、カム筒(250)がその回転軸の位置を変え
ないで回転すると、このカム筒(250)の第二カム面(2
52)に当接している前後動台部(230)側のカムフォロ
ア(232)に当該第二カム面(252)の形状に応じた力が
加えられる。これにより、前後動台部(230)側の支持
部(234)について見れば、カム筒(250)の第二カム面
(252)からの力及びスプリング(233)の反発力によっ
て、当該前後動台部(230)の支持部(234)が前述した
ように前後動するのである。
さらに、カム筒(250)の下部内側に形成した第三カム
面(253)(本例にあっては、上記の第二カム面(252)
の下側に位置している)は、第11図、第16図及び第17図
に示したように、カム筒(250)の内周に沿って連続す
る一つの曲面として形成してあり、そのカム筒(250)
外周面に対する半径方向の距離が連続的に変化するよう
になっている。従って、カム筒(250)がその回転軸の
位置を変えないで回転すると、このカム筒(250)の第
三カム面(253)に当接している左右動台部(240)側の
カムフォロア(243)に当該第三カム面(253)の形状に
応じた力が加えられる。これにより、左右動台部(24
0)側の作業台(241)について見れば、カム筒(250)
の第三カム面(253)からの力及びスプリング(244)の
反発力によって、当該左右動台部(240)の作業台(24
1)が前述したように左右動するのである。
なお、図示した上記の例にあっては、カム筒(250)が
一回転する間に、第一カム面(251)、第二カム面(25
2)及び第三カム面(253)が一回変位するようにしたも
のについて説明したが、これらの変位する角度や量は適
宜設定することができるものである。つまり、作業台
(241)に接続されるパレット等内のワークに必要な変
位や振動に応じて、第一カム面(251)、第二カム面(2
52)及び第三カム面(253)の変位する角度や量は変更
することができるものである。また、第一カム面(25
1)、第二カム面(252)及び第三カム面(253)の変位
時期についても適宜設定できるものであり、それぞれが
同時あるいは別個に変位するようにして実施してもよい
ものである。
また、上記の例にあっては、前後動台部(230)側の連
結軸(231)と左右動台部(240)側の連結軸(242)と
が直交するようにして、それぞれ前後方向及び左右方向
に各前後動台部(230)及び左右動台部(240)が移動す
るようにした例について説明したが、これらの連結軸
(231)と連結軸(242)とが他の角度で交差するように
して実施してもよいものである。
このカムを用いた三次元変位装置が以上のような構成を
採ることによって以下のような作用がある。
まず、この三次元変位装置(200)にあっては、第11図
に示したように、支持手段(220)の支持軸(221)によ
って前後動台部(230)及び左右動台部(240)が支持台
(210)に対して順次下方に吊下されており、これらの
外側に位置するカム筒(250)はベアリング(223)を介
して支持基台(222)に対し回転可能に支持されてい
る。また、支持軸(221)は、支持台(210)の支持部
(211)によって、支持台(210)に対して回転不能でか
つ上下動可能に支持されている。これにより、特にカム
筒(250)はその中心軸位置が変わることなく上下方向
にのみ移動するのである。
そして、駆動モータ(260)によってカム筒(250)を回
転させると、このカム筒(250)の第一カム面(251)に
は支持台(210)側のカムフォロア(214)が第12図に示
したように当接しているから、このカムフォロア(21
4)の反作用及び支持台(210)側のスプリング(212)
の反発力によって、当該カム筒(250)は支持台(210)
に対して上下動する。
すなわち、カム筒(250)に設けた第一カム面(251)の
基準位置から当該第一カム面(251)の変位する量及び
その変位角度に応じて、当該カム筒(250)は、その空
間(R)内に収納されている後述の支持手段(220)、
前後動台部(230)及び左右動台部(240)とともに、支
持台(210)に対して上下動するのである。従って、こ
のカム筒(250)の上下動によって、最終的に左右動台
部(240)のパレット等が連結される作業台(241)も支
持台(210)に対して上下動するのである。
また、このカム筒(250)内に収納され支持軸(221)に
よって支持台(210)に対する回転を阻止された状態で
支持されている前後動台部(230)にあっては、そのカ
ムフォロア(232)がカム筒(250)の第二カム面(25
2)に当接しているから、このカムフォロア(232)の反
作用及びこの前後動台部(230)側のスプリング(233)
によって、当該前後動台部(230)は第14図に示したよ
うに前後動する。
すなわち、この前後動台部(230)は、その連結軸(23
1)を介して上側に位置する支持手段(220)に対して前
後動可能となっており、かつそのカムフォロア(232)
がスプリング(233)によってカム筒(250)側の第二カ
ム面(252)に付勢された状態で当接している。これに
より、当該前後動台部(230)に対してカム筒(250)が
その中心軸位置を変えないで相対回転することにより、
当該前後動台部(230)は支持台(210)に対して前後動
することになるのである。このように、当該前後動台部
(230)は第二カム面(252)の変位する量及びその変位
角度に応じて支持手段(220)に対し前後動するのであ
る。
さらに、この前後動台部(230)にその支持部(234)を
介して連結された左右動台部(240)にあっては、その
カムフォロア(243)がカム筒(250)の第三カム面(25
3)に当接してるから、当該左右動台部(240)がこの第
三カム面(253)の反作用及びこの左右動台部(240)側
のスプリング(244)の付勢力を受けたとき、当該左右
動台部(240)に連結されている作業台(241)が支持台
(210)に対して左右動するのである。
すなわち、この左右動台部(240)は、その連結軸(24
2)を介して前後動台部(230)側の支持部(234)に対
して左右動可能に支持されているから、カム筒(250)
が回転すれば、このカム筒(250)の第三カム面(253)
に当接している左右動台部(240)側のカムフォロア(2
43)によって、当該左右動台部(240)に設けられた作
業台(241)が第三カム面(253)の変位する量及びその
変位角度に応じて前後動台部(230)に対し前後動する
のである。
以上の作用説明にあっては、各カム筒(250)、前後動
台部(230)及び左右動台部(240)の作業台(241)の
作用をそれぞれ別個に説明したが、これらの作用は各カ
ムフォロア(232)(243)(214)及びこれにそれぞれ
当接するカム面(252)(253)(251)の形状によって
同時に、あるいは別個独立した状態で行なうようにする
ことができるものであることは勿論である。また、各カ
ム面(252)(253)(251)の形状によって各変位量を
適宜変更することは自由に行なうことができるものであ
る。
(発明の効果) 以上詳述した通り、本発明にあっては、上記実施例にて
例示した如く、 導体ピン(40,41)を有する電子部品搭載用基板(60)
を、導体ピン(40,41)の取り付け箇所に対応した導体
ピン挿入穴(55)を備えたパレット(50)を用いて製造
する際に使用される不足ピン検出・補充装置(100)で
あって、導体ピン挿入穴(55)に対する導体ピン(40、
41)の有無を検出してパレット(50)の導体ピン(40、
41)の不足を検出する検出装置(10)と、この検出装置
(10)より不足している導体ピン(40、41)の種類の情
報を受け、選択的に導体ピン(40、41)を供給する供給
装置(20)と、検出装置(10)より不足している導体ピ
ン(40、41)の位置の情報を受け、供給装置(20)より
送られてきた導体ピン(40、41)をパレット(50)の該
当する導体ピン挿入穴(55)内に挿入する補充装置(3
0)とを備えたことにその構成上の特徴があり、これに
より、パレット(50)に対して、導体ピン(40)または
(41)の不足している位置、及びその導体ピンの種類を
検出し、当該導体ピンを適当な位置へ補充することを自
動的に行なうことができる。したがって、パレット(5
0)に対して、導体ピンの不足の検出作業、及び当該導
体ピンの補充作業を簡単かつ確実に行なうことのできる
不足ピン検出・補充装置(100)を提供することができ
るのである。
また、この不足ピン検出・補充装置(100)は、第8図
に示したような電子部品搭載用基板の自動製造装置等に
簡単に付設することができ、汎用性の高い不足ピン検出
・補充装置(100)であることは勿論、当該自動製造装
置の自動化をより一層高め、品質的にも信頼性の高い電
子部品搭載用基板を製造できるものである。
さらに、この不足ピン検出・補充装置(100)は、前述
したように導体ピン(40)または(41)を確実に必要な
場所に挿入することができるものであるから、導体ピン
を不足箇所へ補充する場合だけでなく、これ自体で電子
部品搭載用基板を形成する装置における導体ピンを挿入
する装置とすることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る不足ピン検出・補充装置の斜視
図、第2図は、供給装置を構成する吸引吐出装置とテー
ブルを中心とする要部拡大縦断面図、第3図、第4図
は、供給装置を構成する吸引吐出装置と受け取り装置を
中心とする要部拡大縦断面図、第5図は、補充装置を構
成するノズル部の近傍を示す拡大縦断面図である。 また、第6図は、導体ピンを示す拡大正面図、第7図
は、導体ピン挿入穴を示すパレットの拡大断面図、第8
図は、当該不足ピン検出・補充装置が採用される一例を
示す電子部品搭載用基板の自動製造装置を示す斜視図、
第9図は導体ピンを有する電子部品搭載用基板の一例を
示す斜視図である。 さらに、第10図〜第17図は第8図に示した電子部品搭載
用基板の自動製造装置の一部を構成し、本発明に係る不
足ピン検出・補充装置の後方に配置される三次元変位装
置を示すものであり、第10図はその全体斜視図、第11図
は第10図の縦断面図、第12図はカム筒の一部破断側面
図、第13図は同平面図、第14図は第11図のV−V線の位
置で切って見た横断面図、第15図は同部分正面図、第16
図は第11図のVII−VII線に沿って見た横断面図、第17図
は同部分正面図である。 符号の説明 100……不足ピン検出・補充装置、10……検出装置、11
……テーブル、12……吸引吐出装置、12a……吸引吐出
穴、12b……吸引吐出穴、13……搬送装置、14……受け
取り装置、15……テーブル回転装置、16……位置決めセ
ンサー、17……吸引管、18……ストッパー、20……供給
装置、21……給送管、22……ノズル、23……ノズル移動
装置、24……吸引装置、30……補充装置、40……導体ピ
ン(スタンダードピン)、41……導体ピン(スタンドオ
フピン)、50……パレット、51……挿入穴、52……挿入
穴、53……テーブル位置決め穴、54……位置決めピン
穴、55……導体ピン挿入穴、60……電子部品搭載用基
板、61……基板。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】導体ピンを有する電子部品搭載用基板を、
    前記導体ピンの取り付け箇所に対応した導体ピン挿入穴
    を備えたパレットを用いて製造する際に使用される不足
    ピン検出・補充装置であって、 前記導体ピン挿入穴に対する前記導体ピンの有無を検出
    して前記パレットの導体ピンの不足を検出する検出装置
    と、 この検出装置より不足している導体ピンの種類の情報を
    受け、選択的に導体ピンを供給する供給装置と、 前記検出装置より不足している導体ピンの位置の情報を
    受け、前記供給装置より送られてきた導体ピンを前記パ
    レットの該当する導体ピン挿入穴内に挿入する補充装置
    とを備えたことを特徴とする不足ピン検出・補充装置。
JP20258386A 1986-08-28 1986-08-28 不足ピン検出・補充装置 Expired - Lifetime JPH0767039B2 (ja)

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JP4552346B2 (ja) * 2001-04-17 2010-09-29 イビデン株式会社 導体ピンの補充方法及び補充装置
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