JPH076928B2 - 電磁線回折装置 - Google Patents
電磁線回折装置Info
- Publication number
- JPH076928B2 JPH076928B2 JP62060815A JP6081587A JPH076928B2 JP H076928 B2 JPH076928 B2 JP H076928B2 JP 62060815 A JP62060815 A JP 62060815A JP 6081587 A JP6081587 A JP 6081587A JP H076928 B2 JPH076928 B2 JP H076928B2
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- Japan
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- rays
- ray
- incident
- degrees
- electromagnetic wave
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電磁線回折装置に関し、特にX線などの電磁
波の入射線束に密接して配置されることを特徴とする半
導体検出器などの電磁波検出器を備えた電磁線回折装置
に関する。
波の入射線束に密接して配置されることを特徴とする半
導体検出器などの電磁波検出器を備えた電磁線回折装置
に関する。
従来、三次元格子である天然の結晶の格子定数aの測定
には、例えば、銅の特性X線(波長λ=0.15405980nm)
を特定の格子面間隔dの回折面で回折させ、その回折角
θを精度良く測るという方法で行ってきた。その1例と
してBond法があるが、その測定精度はよくても精度を△
d/dとして1×10-7であった。なお、△dはdの測定誤
差を示す。
には、例えば、銅の特性X線(波長λ=0.15405980nm)
を特定の格子面間隔dの回折面で回折させ、その回折角
θを精度良く測るという方法で行ってきた。その1例と
してBond法があるが、その測定精度はよくても精度を△
d/dとして1×10-7であった。なお、△dはdの測定誤
差を示す。
上述の回折の関係は2dsin θ=n λでみられるように、
波長λさえ任意の値がとれるならば、回折角θが90度近
くで最も高精度な格子面間隔dが測定できることを示し
ている。しかし、物質定数である特定波長λを持つ特性
X線と、決まった格子面間隔dの結晶の回折面を使うの
で、必ずしも回折角θは90度近くで測定できないという
重大な制約があった。
波長λさえ任意の値がとれるならば、回折角θが90度近
くで最も高精度な格子面間隔dが測定できることを示し
ている。しかし、物質定数である特定波長λを持つ特性
X線と、決まった格子面間隔dの結晶の回折面を使うの
で、必ずしも回折角θは90度近くで測定できないという
重大な制約があった。
本発明は、上述の欠点を除去し、従来一般的に不可能で
あった90度近くの回折角を高精度で測定可能な電磁線回
折装置を提供することを目的とする。
あった90度近くの回折角を高精度で測定可能な電磁線回
折装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、シンクロトロン
放射光の様な高輝度な連続した波長を持つ白色X線を発
生する白色X線発生手段と、測定すべき格子定数をもつ
格子型試料の格子面で90度近くの回折を起こす特定波長
のX線を前記白色X線から選択するモノクロメーター
と、該モノクロメーターからの前記特定波長の入射X線
を通すピンホール型コリメーターと、該ピンホール型コ
リメーターに密接して配設され、該ピンホール型コリメ
ーターを通った前記特定波長の入射X線が前記格子型試
料によって90度近い回折角で回折した回折電磁波を検出
する位置敏感型電磁波検出手段と、を具備したことを特
徴とする。
放射光の様な高輝度な連続した波長を持つ白色X線を発
生する白色X線発生手段と、測定すべき格子定数をもつ
格子型試料の格子面で90度近くの回折を起こす特定波長
のX線を前記白色X線から選択するモノクロメーター
と、該モノクロメーターからの前記特定波長の入射X線
を通すピンホール型コリメーターと、該ピンホール型コ
リメーターに密接して配設され、該ピンホール型コリメ
ーターを通った前記特定波長の入射X線が前記格子型試
料によって90度近い回折角で回折した回折電磁波を検出
する位置敏感型電磁波検出手段と、を具備したことを特
徴とする。
本発明では、入射電磁波(X線)の波長を試料の回折面
間隔dに応じてモノクロメータで任意に選んで90度近く
の回折角を作り、その回折X線を極めて微少に入射線に
密接した位置敏感型の電磁波検出器で受光検出する。
間隔dに応じてモノクロメータで任意に選んで90度近く
の回折角を作り、その回折X線を極めて微少に入射線に
密接した位置敏感型の電磁波検出器で受光検出する。
このように、本発明によれば、回折角が90度近くで精度
よく測定できるので、格子間隔を高精度で測定すること
ができる。すなわち、本発明によれば、結晶の格子定数
のある参照値からのずれを従来の方法による結果に対し
て、例えば1桁も高精度で測ることができる。
よく測定できるので、格子間隔を高精度で測定すること
ができる。すなわち、本発明によれば、結晶の格子定数
のある参照値からのずれを従来の方法による結果に対し
て、例えば1桁も高精度で測ることができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明す
る。
る。
第1図は、本発明の一実施例の構成を示す。本図におい
て、シンクロトロン放射光の様な高輝度な連続した波長
を持つ強力な白色X線源1から放射された白色X線2
は、適切なモノクロメーター、好ましくは4結晶モノク
ロメーター3で分光されて、測定すべき格子定数をもつ
試料結晶(格子型試料)6の格子面で90度近くの回折を
起こす特定波長λのX線(単色X線)4になる。このX
線4は、ピンホール型コリメーター5で平行線束にされ
て、試料結晶6に入射する。上記4結晶モノクロメータ
ー3は1個のGe単結晶からチャネルカットで切り出され
たもの2組ででき、この(440)反射を使って発散角が
5秒程度の入射X線が得られ、またそのことによってプ
ラス,マイナス反射の両方で鋭い回折線ピークが得られ
る。上記ピンホール型コリメーター3の先端口径は1mm
程度で充分である。
て、シンクロトロン放射光の様な高輝度な連続した波長
を持つ強力な白色X線源1から放射された白色X線2
は、適切なモノクロメーター、好ましくは4結晶モノク
ロメーター3で分光されて、測定すべき格子定数をもつ
試料結晶(格子型試料)6の格子面で90度近くの回折を
起こす特定波長λのX線(単色X線)4になる。このX
線4は、ピンホール型コリメーター5で平行線束にされ
て、試料結晶6に入射する。上記4結晶モノクロメータ
ー3は1個のGe単結晶からチャネルカットで切り出され
たもの2組ででき、この(440)反射を使って発散角が
5秒程度の入射X線が得られ、またそのことによってプ
ラス,マイナス反射の両方で鋭い回折線ピークが得られ
る。上記ピンホール型コリメーター3の先端口径は1mm
程度で充分である。
この試料結晶6をその結晶の回折面に含まれている回転
軸(試料回転軸)9の周りで回転させれば、その回折面
で回折された回折X線7は入射X線4の光軸に密接して
光軸と直角方向に設置された固体電磁波検出器8に入射
する。その入射位置は例えばマルチチャンネルアナライ
ザ11で出力表示される。その際、試料結晶6での回折角
θが、丁度90度近くにするには、モノクロメーター3の
入射X線4とのなす角度(モノクロメーター回折角)10
を調節して、X線4の波長λを適当に変えることによっ
てできる。上記固体電磁波検出器8は、湾曲形状の位置
敏感型電磁波検出器であり、試料結晶4の回転軸を中心
とした半径をその回転軸と検出器8の表面の距離による
弧の一部とする。
軸(試料回転軸)9の周りで回転させれば、その回折面
で回折された回折X線7は入射X線4の光軸に密接して
光軸と直角方向に設置された固体電磁波検出器8に入射
する。その入射位置は例えばマルチチャンネルアナライ
ザ11で出力表示される。その際、試料結晶6での回折角
θが、丁度90度近くにするには、モノクロメーター3の
入射X線4とのなす角度(モノクロメーター回折角)10
を調節して、X線4の波長λを適当に変えることによっ
てできる。上記固体電磁波検出器8は、湾曲形状の位置
敏感型電磁波検出器であり、試料結晶4の回転軸を中心
とした半径をその回転軸と検出器8の表面の距離による
弧の一部とする。
上記のように、シンクロトロン放射光の様な高輝度な連
続した波長を持つ白色X線2を使用しているので、格子
定数に合わせた波長を選択できる。この波長の選択は上
記の様にモノクロメーター3の角度を調整することによ
って得ることができる。また、ピンホール型コリメータ
ー3と位置敏感型電磁波検出器8を使って、半導体検出
素子に密接して入射X線の通路を作っているので、死角
は2mm以下に限定できる。したがって、ブラッグ角は89.
8度は取れることとなる。ブラッグ角が89.8度取れる場
合には87.5度に比べてブラッグ角の決定精度が同じ1秒
である場合、下記のように1桁以上の精度で格子定数を
決定できる(この時の波長は1.98892Aを使った)。
続した波長を持つ白色X線2を使用しているので、格子
定数に合わせた波長を選択できる。この波長の選択は上
記の様にモノクロメーター3の角度を調整することによ
って得ることができる。また、ピンホール型コリメータ
ー3と位置敏感型電磁波検出器8を使って、半導体検出
素子に密接して入射X線の通路を作っているので、死角
は2mm以下に限定できる。したがって、ブラッグ角は89.
8度は取れることとなる。ブラッグ角が89.8度取れる場
合には87.5度に比べてブラッグ角の決定精度が同じ1秒
である場合、下記のように1桁以上の精度で格子定数を
決定できる(この時の波長は1.98892Aを使った)。
ブラッグ角 1秒変化での格子定数の変化(Δd) 87.5度 1.9×10-7A 89.8度 1.5×10-8A このように、回折X線をできるだけブラッグ角の90度近
くで捕らえるので、格子定数を非常に高精度で測定でき
る。
くで捕らえるので、格子定数を非常に高精度で測定でき
る。
第2図は上述の固体電磁波検出器8の検出面側の構成例
を示す。本図に示すように、上述のX線4はコリメータ
ー5を通り、紙面に垂直で手前方向に入射X線4が通る
穴状の通路12を通って、紙面手前に置いてある試料結晶
6(第1図参照)に入射する。この試料結晶6で回折さ
れた回折X線7(第1図参照)は、通路12に密接した一
次元の位置敏感型半導体検出器群(センサアレー)14の
例えば15或は16の地点に入射しその入射地点が正確に検
出される。
を示す。本図に示すように、上述のX線4はコリメータ
ー5を通り、紙面に垂直で手前方向に入射X線4が通る
穴状の通路12を通って、紙面手前に置いてある試料結晶
6(第1図参照)に入射する。この試料結晶6で回折さ
れた回折X線7(第1図参照)は、通路12に密接した一
次元の位置敏感型半導体検出器群(センサアレー)14の
例えば15或は16の地点に入射しその入射地点が正確に検
出される。
この様な電磁波検出器8を第1図の様にX線回折装置に
配置すれば、電磁波検出器8と回転軸9との間の距離、
モノクロメーター3と入射X線4とのなす角度10を固定
することによって、試料結晶6の格子面間隔dに近い値
d±△dを有する異なった試料結晶の格子面間隔を相対
的に精度よく測ることができる。
配置すれば、電磁波検出器8と回転軸9との間の距離、
モノクロメーター3と入射X線4とのなす角度10を固定
することによって、試料結晶6の格子面間隔dに近い値
d±△dを有する異なった試料結晶の格子面間隔を相対
的に精度よく測ることができる。
現在、位置分解能がほぼ10μmという比較的高分解能の
位置敏感型半導体検出器が提供されているので、例え
ば、入射X線4の線幅を、0.1mmにし、電磁波検出器8
と回転軸9の距離を400mmにし、回線X線7の半値幅が
角度にしてせいぜい10秒であれば、89.95度程度の回折
角が採れ、測定精度を△d/dとして5×10-8の精度で測
定することが可能となる。
位置敏感型半導体検出器が提供されているので、例え
ば、入射X線4の線幅を、0.1mmにし、電磁波検出器8
と回転軸9の距離を400mmにし、回線X線7の半値幅が
角度にしてせいぜい10秒であれば、89.95度程度の回折
角が採れ、測定精度を△d/dとして5×10-8の精度で測
定することが可能となる。
なお、上述の本実施例ではX線による回折装置を例示し
たが、本発明はこれに限定されず、例えば、電子線又は
中性子線による回折装置にも適用できる。
たが、本発明はこれに限定されず、例えば、電子線又は
中性子線による回折装置にも適用できる。
更に、電磁波検出器8についても第3図に示すように、
上述の穴状の通路12の代りに間隙状の通路16を設け、そ
の通路16の周辺に検出器群14を配置してもよい。
上述の穴状の通路12の代りに間隙状の通路16を設け、そ
の通路16の周辺に検出器群14を配置してもよい。
以上説明したように、本発明によれば、シンクロトロン
放射光の様な高輝度な連続した波長を持つ白色X線を使
用し、かつピンホール型コリメーターと位置敏感型電磁
波検出器を使って半導体検出素子に密接して入射X線の
通路を作ることで、従来は一般的に不可能であった90度
近くの回折角を入射線に密接した位置敏感型検出器で精
度よく測れるようにしたので、結晶の格子定数のある参
照値からのずれを従来の方法による結果に対して1桁も
高精度で測ることが可能となる高精度な電磁線回折装置
が得られる。
放射光の様な高輝度な連続した波長を持つ白色X線を使
用し、かつピンホール型コリメーターと位置敏感型電磁
波検出器を使って半導体検出素子に密接して入射X線の
通路を作ることで、従来は一般的に不可能であった90度
近くの回折角を入射線に密接した位置敏感型検出器で精
度よく測れるようにしたので、結晶の格子定数のある参
照値からのずれを従来の方法による結果に対して1桁も
高精度で測ることが可能となる高精度な電磁線回折装置
が得られる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の電磁線回折装置の一実施例の構成を示
す平面図、 第2図は第1図の検出器部分の詳細な正面図、 第3図は第1図の検出器部分の他の実施例の正面図であ
る。 1……X線源、 2……白色X線、 3……モノクロメータ、 4……単色X線(入射X線)、 5……コリメーター、 6……試料、 7……回折X線、 8……位置敏感型電磁波検出器、 9……試料回転軸、 10……モノクロメーター回折角、 11……マルチ チャンネル アナライザ、 12……入射X線の穴状の通路、 14……一次元位置敏感型半導体検出器群、 15,16……回折X線の検出器への入射点、 17……入射X線の間隙状の通路。
す平面図、 第2図は第1図の検出器部分の詳細な正面図、 第3図は第1図の検出器部分の他の実施例の正面図であ
る。 1……X線源、 2……白色X線、 3……モノクロメータ、 4……単色X線(入射X線)、 5……コリメーター、 6……試料、 7……回折X線、 8……位置敏感型電磁波検出器、 9……試料回転軸、 10……モノクロメーター回折角、 11……マルチ チャンネル アナライザ、 12……入射X線の穴状の通路、 14……一次元位置敏感型半導体検出器群、 15,16……回折X線の検出器への入射点、 17……入射X線の間隙状の通路。
Claims (1)
- 【請求項1】シンクロトロン放射光の様な高輝度な連続
した波長を持つ白色X線を発生する白色X線発生手段
と、 測定すべき格子定数をもつ格子型試料の格子面で90度近
くの回折を起こす特定波長のX線を前記白色X線から選
択するモノクロメーターと、 該モノクロメーターからの前記特定波長の入射X線を通
すピンホール型コリメーターと、 該ピンホール型コリメーターに密接して配設され、該ピ
ンホール型コリメーターを通った前記特定波長の入射X
線が前記格子型試料によって90度近い回折角で回折した
回折電磁波を検出する位置敏感型電磁波検出手段と、 を具備したことを特徴とする電磁線回折装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62060815A JPH076928B2 (ja) | 1987-03-16 | 1987-03-16 | 電磁線回折装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62060815A JPH076928B2 (ja) | 1987-03-16 | 1987-03-16 | 電磁線回折装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63225159A JPS63225159A (ja) | 1988-09-20 |
| JPH076928B2 true JPH076928B2 (ja) | 1995-01-30 |
Family
ID=13153224
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62060815A Expired - Lifetime JPH076928B2 (ja) | 1987-03-16 | 1987-03-16 | 電磁線回折装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH076928B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5126280B2 (ja) * | 1972-07-05 | 1976-08-05 | ||
| JPS61178650A (ja) * | 1985-02-05 | 1986-08-11 | Rigaku Denki Kk | 微小部x線回折装置 |
-
1987
- 1987-03-16 JP JP62060815A patent/JPH076928B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63225159A (ja) | 1988-09-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |