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JPH077170B2 - 閃光撮影システム - Google Patents
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JPH077170B2 - 閃光撮影システム - Google Patents

閃光撮影システム

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Publication number
JPH077170B2
JPH077170B2 JP60291933A JP29193385A JPH077170B2 JP H077170 B2 JPH077170 B2 JP H077170B2 JP 60291933 A JP60291933 A JP 60291933A JP 29193385 A JP29193385 A JP 29193385A JP H077170 B2 JPH077170 B2 JP H077170B2
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strobe
aperture value
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義仁 原田
正春 川村
博之 片岡
敏之 熊倉
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、被写体距離、調光ストロボのガイドナンバー
(フル発光時)、フィルム感度などから最適な絞りを決
定する閃光撮影システムの改良に関するものである。
(発明の背景) ストロボのガイドナンバーGNoは絞りをF、被写体距離
をDとすると、 GNo=F×D となる。又、ストロボの光量をPとすると、被写体面上
の明るさEoは距離Dの2乗に反比例するから、式で表
される。
この被写体面の明るさEoの時、フィルム面の明るさEは
絞りFの2乗に反比例するから、 となる。フィルム面の明るさEは、フィルム感度が高く
なれば、少なくならなければならないので、フィルム感
度をSとすると、フィルム面の明るさEはフィルム感度
Sに反比例しなければならない。よって となる。式を底が2の対数にとると、すべてがAPEXで
表記できる。
log2S+log2P∝log2F2+log2D2=log2(GNo)2 式において、log2(k1S)=Sv,log2(k2P)=Pv,log2F2
Av,log2D2=Dv,log2(GN0)2=Gvとおけば(k1,k2は定
数)、式は簡単な下記の式となる。
Sv+Pv=Av+Dv=Gv Sv,Avは公式に定義されているので、ここではPv,Dv,Gv
を定義する。
Pvはストロボの光量で、一般的にはISO100の時のガイド
ナンバーをもってその大小を判断するので、ISO100の時
のGNoをもって定義する。Dv,GvはAvと同様に の系列で定義する。以上を前提の下に第13図のように定
義すると、前記式が成立する。
マニュアルストロボ(調光できないストロボ)を手動で
使用する時は、フィルム感度を考慮してガイドナンバー
を求める。そして、カメラのピントを合わせてレンズの
距離環より距離を求め、式より絞りを計算して手動で
設定する。これと同じことをAPEXに置き換えて式で行
っても同じである。このマニュアルストロボは操作が複
雑であるため、このような複雑な操作を行わず、絞りを
設定すれば手軽に使えるオートストロボ(調光式)が、
近年流行している。これは、式において絞りAvは撮影
者により設定され、距離Dvに応じてガイドナンバーGvが
変化するものである。即ち、最大のGNo(フル発光時)
以下のGNoを用いて撮影が行えるものである。調光スト
ロボの場合は、式は、 Av+Dv≦Sv+Pv(max)=Gv(max) と書き直せ、更に、 Av≦Sv+Pv(max)−Dv と書き直せる。これが調光ストロボの基本APEX式であ
る。
しかし、Dvがある値以上、即ちある距離以上では露出不
足になる欠点を有していた。
そこで、撮影者はできるだけ開放側の絞りを用いて撮影
範囲を拡大しようとする傾向がある。ところが、開放側
の絞りで撮影する場合、充分なピント合わせを行わずに
撮影すると、ピンボケの写真となってしまったり、或い
は近距離撮影ではストロボの調光性能に限界があるた
め、露出オーバーな写真となってしまう。
上記の点を解決するものとして、ストロボは、レリーズ
ボタンの第1ストロークによりプリ発光し、主被写体か
らの反射光を検知して距離を測定し、カメラは、ストロ
ボからの距離情報、ストロボのガイドナンバー(フル発
光時)及びフィルム感度よりストロボ調光可能な最小の
絞り(最も絞り込み側の絞り)を演算し、この演算され
た絞りにカメラの絞りを合わせるストロボ調光システム
が、従来既に使われている。これによれば、ピンボケは
生じず、近距離撮影でも適正露出となり、可能な限り遠
距離まで撮影できる。
ところで、調光ストロボでは、リサイクル時間を考慮し
てあまり大きな調光GNoを用いないようにすることが、
連続発光を可能にする上で有利である。上記のストロボ
調光システムはこの点が不充分であった。
(発明の目的) 本発明の目的は、上述した問題点を解決し、閃光装置の
連続発光性能を向上させることができる閃光撮影システ
ムを提供することである。
(発明の特徴) 上記目的を達成するために、本発明は、被写体距離と閃
光装置の最大発光ガイドナンバーとフィルム感度に基づ
いて適正露光を得るために必要な絞り込み側の限界絞り
値を算出して、該限界絞り値を撮影絞りに設定するとと
もに、前記閃光装置の発光による被写体からの反射光を
撮影絞りを介してフィルム面に伝え、該フィルム面から
の反射光を受光回路にて受光させ、該受光回路による受
光量が所定値に達した際に前記閃光装置の発光を停止さ
せる閃光撮影システムにおいて、前記限界絞り値が所定
の絞り値よりも開放側の絞り値を表す際に該限界絞り値
を撮影絞りとして設定し、前記限界絞り値が所定の絞り
値よりも絞り込み側の絞り値を表す際に撮影絞りとして
前記限界絞り値に対して開放側に所定値移した絞り値を
設定する絞り設定手段を設けたことを特徴とする。
本発明による絞り制御の一例を第1図に示す。所定値を
F5.6にとっている。距離などより演算された最小の絞り
が所定値F5.6以下の場合には、カメラの絞りを最小の絞
りに合わせ、F5.6〜F16の場合には、カメラの絞りをF5.
6一定にし、F16〜F64の場合には、カメラの絞りを最小
の絞りより3段開いた絞りにし、F64以上の場合には、
カメラの絞りをF22一定にする。
(発明の実施例) 第2図は本発明の一例を実施する場合に用いられるスト
ロボの回路を示す。
端子Xは公知のカメラ側のX接点に接続される端子、端
子Sはローレベルで発光可能状態を、ハイレベルで発光
停止を、それぞれ指示する信号がカメラ側から入力する
端子、端子Cは定電圧Vcがカメラ側から入力する端子、
端子Aは絞りのアペックス値を電圧としてカメラ側へ出
力する端子、端子Gは接地される端子で、いずれもカメ
ラの対応する端子に接続される。
1は主発光用キセノン放電管、2は不図示のDC−DCコン
バータにより充電される主キャパシタ、3は公知のトリ
ガ回路、4は主発光用キセノン放電管1に直列に接続さ
れた転流回路、5,6は分圧抵抗、7は反転入力端にスト
ロボ内で作られる定電圧Vreflが印加されたコンパレー
タで、コンパレータ7は主キャパシタ2の充電電圧が所
定値に達した時にハイレベルの充電完了信号を出力す
る。8は抵抗、9は充電完了表示手段である発光ダイオ
ード、10はアンドゲート、11,12はインバータ、13、14
はフリップフロップを形成するオアゲート及びアンドゲ
ート、15,16,17は端子Sに入力するパルスの仕上りのみ
を検出する微分回路を形成するダイオード、抵抗及びキ
ャパシタ、18は抵抗、19は充電完了信号によりオンとな
り、抵抗20及び端子Cを経てカメラ側から電流を引き込
み、それによりカメラ側へストロボが発光可能状態であ
ることを伝達するためのトランジスタ、21は抵抗、22は
オンすることによりトランジスタ19をオフにし、カメラ
側へストロボの発光開始を伝達するためのトランジス
タ、23は反転入力端に定電圧Vref2(<Vc)が印加さ
れ、端子Cに定電圧Vcがカメラ側から入力しているか否
かを検出するコンパレータ、24はアンドゲート、25はプ
リ発光より長い一定時間のパルス幅を有するパルスを出
力するワンショット回路、26はトリガ回路、27はプリ発
光用キセノン放電管、28はプリ発光用キャパシタ、29は
赤外フィルタ、30はインバータ、31,32,33はインバータ
30から出力されるパルスの立上り(ワンショット回路25
の出力パルスの立下り)のみを検出する微分回路を形成
するキャパシタ、ダイオード及び抵抗、34は受光角を規
定するレンズ、35はプリ発光用キセノン放電管27の赤外
光が被写体で反射した光を受光するシリコンホトダイオ
ード、36、37はシリコンホトダイオード35の電流を電圧
に変換する抵抗及び演算増幅器、38はハイパスフィル
タ、39,40,41,42は積分回路を形成する抵抗、積分キャ
パシタ、アナログスイッチ及び演算増幅器、43はA/Dコ
ンバータ、44はアンドゲート24のロールベル出力によっ
てクリア動作を行い、抵抗33からの微分出力によってラ
ッチ動作を行うラッチ回路、45はD/Aコンバータ、FVcは
ストロボ内で作られた定電圧である。
ストロボ動作を第3図のタイミングチャートを参照しな
がら説明する。
ストロボの電源スイッチ(不図示)をオンにすると、主
キャパシタ2及びプリ発光用キャパシタ28が充電され
る。主キャパシタ2の充電電圧が主発光用キセノン放電
管1の発光可能な電圧になると、コンパレータ7はハイ
レベルの充電完了信号を出力し、これにより発光ダイオ
ード9が発光して充電完了を表示する。同時に、トラン
ジスタ19がオンとなる。その後、カメラのレリーズボタ
ンの第1ストロークを押すと、カメラ側から端子Cに定
電圧Vcが印加され、端子Cを経て電流を引き込むことに
よってカメラ側へ発光可能状態であることを伝達する。
また、コンパレータ23の出力がハイレベルとなり、アン
ドゲート24の出力もハイレベルとなって、ワンショット
回路25が動作する。これによりプリ発光用キセノン放電
管27は発光し、被写体に赤外光を放射する。その反射光
はレンズ34を経てシリコンホトダイオード35に入射し、
演算増幅器37からは被写体の明るさに応じた電圧が得ら
れる。ハイパスフィルタ38はプリ発光閃光波形に比べて
殆ど変化しない自然光を除去し、プリ発光閃光波形のみ
を通過させる。この電圧は当然距離の逆2乗に比例した
ものである。ワンショット回路25の出力がハイレベルの
間、アナログスイッチ41はオフになっているので、ハイ
パスフィルタ38の出力電圧は、抵抗39及び積分キャパシ
タ40を電流が流れることにより積分され、演算増幅器42
から出力される。この積分出力はA/Dコンバータ43によ
りディジタル値に変換され、ワンショット回路25の出力
パルスの立下り時にラッチ回路44により記憶される。記
憶されたディジタル値は、D/Aコンバータ45により端子
Cの定電圧Vcを基準として、(11+Dv−Pv(max))×V
c/16という扱い易い電圧に変換され、アナログ距離情報
VEFとしてカメラ側に伝達される。Pv=5[GNo=32(IS
O100)]のアナログ距離情報VEFの一例を第4図に示
す。
このアナログ距離情報VEFをカメラ側が処理し、Av値を
求め、カメラの絞りを制御する。その後、レリーズボタ
ンの第2ストロークを押すと、まず端子Sの電圧がロー
レベルとなり、続いて端子Xの電圧がローレベルとな
る。これによりアンドゲート10の出力がハイレベルとな
り、トリガ回路3が動作して、主発光用キセノン放電管
1が発光する。同時にアンドゲート14の出力もハイレベ
ルとなり、トランジスタ22をオンにして、トランジスタ
19をオフにする。そのため、端子Cへの電流の引き込み
が中止される。一方、カメラではTTL、フィルム面反射
の調光動作を行い始める。そして、適正レベルに至る
と、端子Sの電圧はハイレベルとなり、その立上りで抵
抗16に発生する微分パルスが転流回路4に入力し、主発
光用キセノン放電管1の発光は停止される。第3図は、
1回目のストロボ発光が終了しても充電完了状態が維持
され、2回目のストロボ発光で充電完了状態ではなくな
った例を示している。なお、端子Aからカメラ側へ伝達
される距離情報(Pv(max)−Dv)はアナログ値でな
く、ディジタル値でもよいことはいうまでもない。
第5図は本発明の一例を実施するカメラ側の回路を示
す。
50はROM,RAMをチップ内に持ったシングルチップ型のマ
イクロプロセッサで、24本の入出力ポート、リセット端
子RS及び8ビットパラレルのデータバス端子DBを有す
る。マイクロプロセッサ50内部の演算においては、16進
数を用い、カメラの諸アペックス値には第14図の16進数
を対応させる。例えば、絞りF1.4はアペックス1であ
り、16進数は08H(Hは16進数を表す)である。シャッ
タ秒時1/4000秒はアペックス13、16進数で68Hである。
また、説明をわかりやすくするために、レンズ開放絞り
値をF1.4、レンズ最小絞り値をF32、最高シャッタ秒時
を1/4000秒、同調秒時を1/250秒〜1/60秒、最長秒時を
1秒とするが、この値に限定されないことはいうまでも
ない。
51は、不図示の電源回路より電源が投入されると、一定
時間パワーアップクリア信号を出力するパワーアップク
リア回路、52は0からVcまでのアナログ電圧を第15図に
示される256段階のディジタル値に変換するA/Dコンバー
タ、53はマイクロプロセッサ50よりのディジタル値を第
16図に示されるアナログ電圧に変換するD/Aコンバー
タ、54、55はアナログスイッチ、56は被写体の明るさを
測光するシリコンホトダイオード、57は対数圧縮用ダイ
オード、58は演算増幅器、59〜62は抵抗、63が演算増幅
器、64はストロボのフィルム反射光を測光するシリコン
ホトダイオード、65は対数圧縮用ダイオード、66は演算
増幅器、67は伸張用トランジスタ、68はインバータ、69
はアナログスイッチ、70はストロボ調光用積分キャパシ
タ、71は演算増幅器、72は定電圧源で、調光用コンパレ
ータの基準電圧を出力する。説明上、この基準電圧はVc
+1.0Vとする。
73は調光用コンパレータ、74はインバータ、75はオアゲ
ート、76はフィルム感度ISO入力回路、77はシャッタ優
先モード時にはシャッタ秒時の設定値を、絞り優先モー
ド時には絞りの設定値を、それぞれ入力する設定値入力
回路、78はカメラの第1緊定を解除して、機械的レリー
ズシーケンスを始動させる第1緊定マグネット、79はカ
メラの自動絞りを制御する絞り制御マグネット、80はシ
ャッタ先幕を走行させる先幕マグネット、81はシャッタ
後幕を走行させる後幕マグネット、82〜85はトランジス
タである。
86はレリーズボタンの第1ストロークでオンになる第1
ストロークスイッチで、カメラの測光を開始させる。87
はレリーズボタンの第2ストロークでオンになる第2ス
トロークスイッチで、カメラのシャッタレリーズを開始
させる。88は自動絞りに連動した絞りスイッチで、絞り
が1/8段絞られる毎に1回オンオフする。89はミラーア
ップでオンになるミラーアップスイッチ、90はシャッタ
後幕走行完了でオンになる後幕スイッチ、91はオフでシ
ャッタ優先モードを設定し、オンで絞り優先モードを設
定する第1モード設定スイッチ、92はオフで第1モード
設定スイッチ91により設定されたモードに優先してプロ
グラムモードを設定する第2モード設定スイッチ、93〜
99はプルアップ抵抗、100〜102は抵抗、103は演算増幅
器、104はアナログスイッチ、105はコンパレータ、106
はシャッタ秒時表示回路であり、ポートP04の立上りで
データバスのデータをラッチし、データに対応した表示
を行う。また、ポートP16の信号レベルがハイレベルの
時は、表示を点滅させて、警告表示を行う。107は絞り
表示回路であり、ポートP05の立上りでデータバスのデ
ータをラッチし、データに対応した表示を行う。また、
ポートP17の信号レベルがハイレベルの時は、表示を点
滅させて、警告表示を行う。108はX接点である。Vc,Vc
c,2×Vcは不図示の電源回路より供給される定電圧であ
る。
シャッタ秒時表示回路106と絞り表示回路107とは同様の
回路構成であるので、シャッタ秒時表示回路106の一例
を第6図に示す。
200はラッチ回路で、マイクロプロセッサ50のポートP05
の立上りでデータバスのデータをラッチする。その出力
端子T0〜T3は16進数の第1桁を、T4〜T7は16進数の第2
桁を、それぞれあらわす。201〜204はインバータ、205
はナンドゲートで、マイクロプロセッサ50のポートP16
がローレベルの時はハイレベルを出力し、ハイレベルの
時はクロックパスルを反転して出力する。206は点滅表
示のためのクロックパルス発生回路、207,208,209,210
は、ラッチ回路200の出力が68H〜6FHの時に1/4000秒を
表示するためのアンドゲート、ナンドゲート、抵抗及び
発光ダイオードで、出力ポートP16がハイレベルになる
と、発光ダイオード210は点滅して、警告表示を行う。2
11〜214はラッチ回路200の出力が60H〜67Hの時に1/2000
秒を表示する同様の一組の素子、215〜218はラッチ回路
200の出力が58H〜5FHの時に1/1000秒を表示する同様の
一組の素子、219〜223はラッチ回路200の出力が08H〜0F
Hの時に1秒を表示する同様の一組の素子である。
マイクロプロセッサ50の動作などを第7図乃至第9図の
フローチャートにより説明する。
フローチャートの説明において、ポートP00〜P07をまと
めてPORT0と呼ぶことにする。また、ポートP10〜P17をP
ORT1と呼ぶ。各ポートを一つずつ操作する場合、例えば
ポートP01をハイレベルにする場合、P01←1と表記す
る。ローレベルにする場合、同様にP01←0とする。POR
T0等八つのポートを一まとめに操作する場合、例えばPO
RT1のP17,P16,P15,……P10を10100101にしたい場合、PO
RT1←A5Hと表記する。
A/Dコンバータ52などからデータを入力する場合、まずP
00←1として、測光を選択し、測光情報のA/D変換動作
が終了するまで待ち、データバス端子DBより8ビットデ
ータを読み込んだ後、P00←0にして、A/D変換選択を解
除するという操作が必要であるが、それを省略して下記
のように表記する。
ACC←(AEAD) なおACCはアキュムレータを意味する。同様にP01でアナ
ログ距離情報をA/D変換する場合 ACC←(EFAD) P02でISO情報を入力する場合 ACC←(ISO) P03で設定値を入力する場合 ACC←(ATP) と表記する。
シャッタ秒時表示回路106などにデータを出力する場合
も、P04←1としてデータバス端子DBにアキュムレータA
CCから8ビットのデータを出力し、その後P04←0とし
てラッチさせる操作が必要であり、 (TvDISP)←ACC と表記する。同様に、絞り表示回路107への出力は (AvDISP)←ACC D/Aコンバータ53への出力は (DAP)←ACC と表記する。
不図示の電源回路より電源が投入されると、パワーアッ
プクリア回路51が一定時間ローレベルを出力し、マイク
ロプロセッサ50をリセットする。リセットされたマイク
ロプロセッサ50は、第7図のフローチャートのAより順
次プログラムを実行する。
#1 PORT0←00H,PORT1←00H ポートP00〜P07及びP10〜P17の出力をすべてローレベル
にする。これにより、A/Dコンバータ52、フィルム感度I
SO入力回路76、設定値入力回路77、シャッタ秒時表示回
路106、絞り表示表示回路107及びD/Aコンバータ53を非
選択にし、マグネット78〜81をすべてオフにし、ストロ
ボ調光用積分キャパシタ70を放電させ、端子Sの電圧を
ハイレベルにし、シャッタ秒時表示回路106及び絞り表
示表示回路107の点滅を点灯に切り換える。
#2 (TvDISP)←00H,(AvDISP)←00H シャッタ秒時表示回路106及び絞り表示表示回路107に00
Hを出力し、表示を消灯する。
#3 P20 ポートP20をセンスする。第1ストロークスイッチ86が
オフならば、#1,#2,#3のループを繰り返して、第1
ストロークスイッチ86がオンになるのを待つ。
『ストロボプログラムモード』 今、カメラのチャージが完了して、後幕スイッチ90がオ
フになり、ストロボの主キャパシタ2(第2図)は充電
を完了しているものとする。また、第2モード設定スイ
ッチ92がオフで、プログラムモードが設定されているも
のとする。撮影者は被写体をファインダでとらえて、レ
リーズボタンの第1ストロークを押し込むと、第1スト
ロークスイッチ86がオンとなり、カメラは測光を開始す
る。第7図では#3の分岐命令で#4へ分岐する。
#4 ACC←(AEAD) 外光の明るさBvをシリコンホトダイオード56で測光す
る。
Bv=0の時にシリコンホトダイオード56を流れる電流Is
pdをioとすると、明るさBvの時、Ispd=2Bv×ioにな
る。
演算増幅器58の出力電圧をV58とすると、 とあらわせる。
但し、k :ボルツマン定数 q :電子の荷電 T :絶対温度 Is :逆方向飽和電流 また、演算増幅器63の出力V63は、抵抗59,62,60,61の抵
抗値をR1,R2,R3,R4とすると、 とあらわせる。
となるように抵抗値R1,R2,R3,R4を選択すれば、V63
=Vc(1−Bv/32)となる。
#5 Bv←−ACC 外光の明るさBvは演算増幅器63によって反転されるか
ら、16進の負数をとることによって元に戻す。例えば、
Bv=1の時、A/D変換値はF8Hとなり、16進の負数をとる
と、08HつまりBv=1のアペックス値となる。Bv=8の
時、A/D変換値はC0Hとなり、負数は40Hとなる。この値
をレジスタBvに格納する。
#6 Sv←(ISO) フィルム感度ISO入力回路76よりISOのアペックスコード
を入力し、レジスタSvに格納する。
#7 Ev←Bv+Sv 外光の明るさBvとフィルム感度SvよりEv値を演算し、レ
ジスタEvに格納する。
#8 P07←1 ポートP07をハイレベルにして、アナログスイッチ104を
オンにする。すると、演算増幅器103の出力は抵抗100を
経てフィードバックされるので、端子Cの電圧はVcに立
ち上がる。今、ストロボが充電していると、端子Cより
一定電流を吸い込むので、演算増幅器103の出力電圧はV
cより高くなる。したがって、コンパレータ105の非反転
入力端の電圧もVcを越え、コンパレータ105の出力はハ
イレベルに反転する。
この時、端子Cの電圧の立上りで、ストロボは前述のよ
うに赤外プリ発光して、被写体距離を測距し、アナログ
電圧に変換して、アナログ距離情報VEFとして端子Aか
ら出力する。
#9 P27 コンパレータ105の出力を判別する。ストロボが充電完
了状態であるとすると、#8で説明したようにコンパレ
ータ105の出力はハイレベルであるので、Bを経て第8
図の#10へ分岐する。
#10 ACC←(EFAD) ストロボからのアナログ距離情報VEFをディジタル値に
変換し、アキュムレータに格納する。
#11 AvEF←Sv+58H−ACC/2 ディジタル距離情報より最小の絞り(アペックス値)を
演算し、レジスタAvEFに格納する。58Hは定数である。A
CCを1/2しているのは、ストロボ側の1段Vc/16をカメラ
側の1段Vc/32に変換するためである。
例えば、ISO100,GNo=32,8mの距離の被写体に対して、
絞りは32÷8=F4となるから、端子Aの電圧は第4図よ
り3Vc/4,A/D変換値はC0Hになり、 AvEF=28H+58H−C0H/2=20H つまりF4の絞りのコードになる。
#12 P26 第2モード設定スイッチ92の状態を判別する。今、プロ
グラムモードを選択しているので、オフであり、#13へ
分岐する。
#13〜#19は、#7で演算したEv値を用いて、第10図に
示されたストロボプログラム線SPにのっとったシャッタ
秒時と絞りを決定する。
#13 Ev:98H Ev値をアペックス19(16進数で98H)と比較し、大きい
場合は#14へ進む。
#14 Tv←1/250,Av←F32,P17←1 シャッタ秒時を1/250同調秒時に、絞りをカメラの最小
絞りのF32にするが、それでも外光オーバーになるの
で、絞り表示回路107を警告のために点滅動作させる。
#15 Ev:70H Ev値をアペックス14(16進数で70H) と比較し、大きい場合は#16へ分岐する。
#16 Tv←1/250,Av←Ev−Tv シャッタ秒時を1/250同調秒時に、絞りを演算により求
める。この場合、絞りはF5.6〜F32の範囲内になる。
#17 Ev:60H Ev値をアペックス12(16進数で60H)と比較し、大きい
場合は#18へ分岐する。
#18 Av←F5.6,Tv←Ev−Tv 絞りをF5.6に設定し、シャッタ秒時を演算により求め
る。この場合、シャッタ秒時は1/60〜1/250の範囲内に
なる。
#19 Tv←1/60,Av←Ev−Tv シャッタ秒時を1/60秒にし、絞りを演算により求める。
この場合、絞りはF1.4〜F5.6の範囲内になる。
#13〜#19の演算で、外光に適正なシャッタ秒時と絞り
の組み合わせが得られた。また、この時のシャッタ秒時
は1/250から1/60までの同調秒時を選択することで、ス
リット露光にはならない。
#20 Bv:30H Bv値がアペックス6(曇天程度)以上の場合#21へ、6
以下ならば#24へ、それぞれ分岐する。
#21 AvEF:F1.4 外光の明るさBvが6以上の場合は、外光を優先した日中
シンクロ撮影と判断し、#13〜#19で求めた外光に対し
て適正なシャッタ秒時と絞りを用いて制御を行う。した
がって、この時ストロボは外光に対する補助光として発
光する。
しかし、ストロボからの距離情報より演算された最小の
絞りAvEFがF1.4以下、つまりISO100の時の被写体距離が
32m以上の場合は、ストロボ発光の効果がないので、#2
2へ分岐する。
#22 AvEF+28H:Av 外光に対する適正な絞りAvが演算された最小の絞りAvEF
より5段以上絞り込み側にある時、つまりストロボがフ
ル発光しても5段以上アンダーの時も、ストロボの効果
がないので、#23へ分岐する。
#23 P16←1,P17←1 ストロボ低輝度警告のため、シャッタ秒時表示回路106
と絞り表示回路107を同時に点滅動作させる。
#20でBv≦6の場合は、#24へ分岐する。#24〜#31で
はストロボからの距離情報より演算した最小の絞りAvEF
に基ずいてカメラの絞りを決定する。
#24 AvEF:F64 AvEFがF64より大きい場合は#25へ分岐する。
#25 AvEF←F22 AvEFの絞り込み側をF22で制限する。
#26 AvEF:F16 AvEFがF16より大きい場合は#27へ分岐する。
#27 AvEF←AvEF−18H F6≦AvEF<F64の場合、AvEFを3段(18H)減ずる。これ
は距離が2m(ISO100,GNo=30)より近い時はストロボを
フル発光させる絞りより3段開いた絞りで制御し、3段
小さいガイドナンバーで発光させることによりリサイク
ル時間を短くし、連続発光を可能にする。また、絞りの
シフトは3段であるので、近距離撮影でも、閃光波形の
減衰部分で発光停止を行うことができ、適正露出とする
ことができる。
#28 AvEF:F5.6 AvEFがF5.6より大きい場合は#29へ分岐する。
#29 AvEF←F5.6 F5.6≦AvEF<F16の場合、絞りをF5.6一定にする。
AvEFがF5.6以下の場合、ストロボからの距離情報より演
算した最小の絞りをそのまま用いる。これは、5.6mより
被写体が遠い場合、フル発光する絞りを選択することに
より、遠い被写体でも充分光量が届くようにするためで
ある。また、開放絞りF1.4に固定するよりは、できるだ
けピンボケを防ぐことができる。
#30 Av:AvEF #24〜#29で求めた、ストロボからの距離情報に基づく
絞りAvEFと、#13〜#19で求めた、外光に基づく絞りAv
とを比較する。
#31 Av←AvEF 絞りAvEFが絞りAvより絞り込み側の時、即ち、ストロボ
光が主光になる時、AvにAvEFを代入することで、ストロ
ボからの距離に基づく絞りAvEFをカメラの絞りに決定す
る。以上のように、#24〜#31によって決定された絞り
は、第1図に示される通りである。#24〜#31が本発明
の特徴に係るところである。
なお、絞りAvEFが絞りAvより開放側の時、即ち、外光が
主光になる時は、外光に基づく絞りAvをそのままカメラ
の絞りとして決定する。
#32 Av:F1.4 絞りAvをF1.4と比較する。
#33 Av←F1.4,P16&P17←1 絞りAvが開放絞りF1.4より開放側である時、カメラの絞
りをF1.4にすると共にシャッタ秒時表示回路106及び絞
り表示回路107を点滅動作させる。これにより、外光に
よっても、ストロボによっても、適正露光が不可能であ
ることを警告する。
#13〜#33で決定された絞りを第11図に示す。第11図
(A)はISO6、第11図(B)はISO100、第11図(C)は
ISO1600の場合をそれぞれ示す。第11図で点線より下側
が警告の領域である。
#33からはCを経て第7図の#34へ進む。
#34 (TvDISP)←Tv, (AvDISP)←Av シャッタ秒時及び絞りを表示する。
#35 P21 第2ストロークスイッチ87をセンスする。第2ストロー
クスイッチ87がオンされていなければ、#3へ戻り、#
3〜#34のループを繰り返し行い、測光、演算表示を繰
り返す。レリーズボタンを第2ストロークまで押し込む
と、第2ストロークスイッチ87がオンになり、#36へ分
岐する。
#36 P24 後幕スイッチ90をセンスする。チャージ完了していなけ
れば、#3へ分岐する。チャージ完了していれば、Eを
経て第9図に示されるレリーズ制御へ進む。
#37 P10←1 ポートP10にハイレベルを出力する。これにより、トラ
ンジスタ82はオンとなり、第1緊定マグネット78を励磁
する。カメラの第1緊定が解除され、不図示の機械的レ
リーズシーケンスが始動する。
#38 P11←1 ポートP11にハイレベルを出力することにより、トラン
ジスタ83はオンとなり、絞り制御マグネット79を励磁し
て、絞り制御を開始する。
#39 WAIT 10ms 第1緊定が解除されるのに充分な時間10ms待つ。
#40 P10←0 第1緊定マグネット78の励磁を停止する。
#41 ACC←Av−F1.4 決定されたカメラの絞りAvと開放絞りF1.4との絞り段差
を求めて、アキュムレータに格納する。
#42〜#44は絞り込み制御のルーチンである。#37で始
動された機械的レリーズシーケンスが絞り機構を駆動
し、絞りは開放から絞り始められる。それに従って絞り
が1/8段絞り込まれる毎に絞りスイッチ88がオンオフを
1回行い、1パルスを発生する。
#42 ACC:0 絞り込むべき段数が0ならば、#45へ分岐する。
#43 P22 1パルス 絞りスイッチ88のオンオフにより1パルスが発生するの
を待つ。
#44 ACC←ACC−1 アキュムレータの値から1を引く。
#42〜#44のループにより、#41で求められた絞り込み
段数分のパルスが計数されると、 #45へ進む。
#45 P11←0 絞り制御マグネット78の励磁を停止することにより絞り
込み機構を停止させる。このようにして絞りAvにカメラ
の絞りを一致させることができる。
#46 P27 ストロボが充電完了しているかどうかを判別する。充電
完了していなければ、#55へ進む。今、充電完了してい
るから、#47へ進む。
#47 Bv:28H Bv値がアペックス5より大きい時、#49へ進み、小さい
時、#48へ進む。
#48 (DAP)←Sv D/Aコンバータ53へフィルム感度を出力する。D/Aコンバ
ータ53は第16図に示される電圧を伸張用トランジスタ67
のエミッタに出力する。例えばISO100の時、Vc−(4kT/
q)ln2の電圧を出力する。
#54 P14←1,P15←1 ポートP14,P15からハイレベルを出力する。これによ
り、ストロボ調光用積分キャパシタ70の短絡が解除さ
れ、積分が開始される。始めはストロボ調光用積分キャ
パシタ70の電荷は0であるから、演算増幅器71の出力は
Vc、したがって調光用コンパレータ73の出力はローレベ
ルになっている。オアゲート74の二つの入力が共にロー
レベルになるから、端子Sの電圧もローレベルになり、
ストロボの発光を可能にする。
#55 P12←1 先幕マグネット83が励磁され、シャッタ先幕が走行を開
始する。
#56 WAIT 一定時間待つ。
#57 P12←0 先幕マグネット83の励磁を停止する。シャッタ先幕が走
行完了すると、X接点108がオンとなり、ストロボが発
光する。
ストロボ光は被写体に反射し、撮影レンズを通してフィ
ルムに露光される。フィルムに照射される光量をLfとす
る。また、フィルムに照射される光の一部はフィルム面
で反射し、シリコンホトダイオード64に入射する。この
光量をLspdとする。Lspdはフィルム面の光量の2-4倍で
あるものとする。シリコンホトダイオード64の光電流を
Ispdとすると、演算増幅器66の出力電圧V66は下記のよ
うになる。
トランジスタのベース・エミッタ電圧Vbeは、ISO100の
時、下式であらわされる。
したがって、伸張用トランジスタ67のコレクタ電流Ice
は、 Ice=Is・e(q/kT)vbe=24・Ispd となる。つまり、24倍に増幅される。同様にして、ISO6
の時は20倍、ISO1600の時は28倍になる。コレクタ電流I
ceがストロボ調光用積分キャパシタ70に蓄積されていく
と、演算増幅器71の出力電圧V71は、 となり、出力電圧V71はストロボの発光に従ってVcから
上昇し、定電圧源72の電圧と等しくなると、調光用コン
パレータ73の出力がローレベルからハイレベルに反転
し、端子Sの電圧をハイレベルに立ち上げる。これによ
り、前述したように、転流回路4(第2図)がストロボ
の発光を停止させる。この時のストロボによるフィルム
露光量をPとすると、 となる。シリコンホトダイオード64の変換効率δを1ル
ックス当たり4nAと仮定すると、 となる。C=400pF,ΔV=1.0Vと設定したとすると、 P=0.1 lux・sec となる。つまり、ISO100の適正フィルム露光量でストロ
ボ発光を停止することができる。
また、ISOを変えることことにより、伸張用トランジス
タ67の電流増幅率が変化するので、ISOに対応した適正
なストロボ露光を行うことができる。
#58 TIMER←Tv タイマにシャッタ秒時を代入する。
#59 TIMER完 タイマがシャッタ秒時を計時する間待つ。
#60 P13←1 後幕マグネット81を励磁して、シャッタ後幕の走行を開
始させる。
#61 WAIT 一定時間待つ。
#62 P13←0 後幕マグネット81の励磁を停止する。
#63 P14←0,P15←0 ストロボ調光用積分キャパシタ70に蓄積された電荷を放
電させる。また、端子Sの電圧をハイレベルに保持し
て、ストロボの発光を禁止する。その後、Dを経て第7
図の#3へ戻る。
以上のようにして、外光の明るさBvがアペックス5以下
の時は、ストロボによってフィルムを適正に露光するこ
とができる。
#47で外光の明るさBvがアペックス5以上の時は日中シ
ンクロ撮影と判断して、#49へ分岐する。日中シンクロ
撮影は、主被写体と背景の輝度差が大きい時ストロボを
補助光として使用して、双方を適正に露光するために行
う。
しかし、背景を適正に露光し、且つ主被写体をストロボ
により適正露光すると、合成写真のような不自然な写真
となってしまう。そのため、背景を適正に露光し、スト
ロボを1〜2段アンダーに調光して自然な日中シンクロ
写真にする。
#49 Bv:48H 外光の明るさBvをアペックス9と比較する。
#50 (DAP)←Sv+0CH Bvが9以上の場合には1.5段(0CH)アンダーのストロボ
調光を行う。
#51 ACC←Bv−28H #52 ACC←(3×ACC)/8 #53 (DAP)←Sv+ACC #51〜#53においては、Bvがアペックス5から9までの
間では、輝度に応じてストロボ調光を少しずつアンダー
にする。例えば、Bv=6の場合3/8段アンダー、Bv=7
の場合3/4段アンダーにする。#48〜#53の演算結果の
調光レベルは第12図に示されるようになる。
以上により、ストロボプログラムモードでは外光輝度と
主被写体距離より最適なシャッタ秒時、絞り及び調光レ
ベルを決定することができる。
『ストロボ絞り優先モード、ストロボシャッタ優先モー
ド』 次にストロボモードで、撮影者が絞りを設定する絞り優
先モード及びシャッタ秒時を設定するシャッタ優先モー
ドについて説明する。
#1〜#11はストロボプログラムモードと同様なので、
説明を省略し、第8図の#12から説明する。
#12 P26 ポートP26はローレベルならば、絞り優先域いはシャッ
タ優先なので、#64へ進む。
#64 P25 第1モード設定スイッチ91のオンオフ状態を判別する。
オフであれば、シャッタ優先モードであるので、#71へ
分岐し、オンであれば、絞り優先モードであるので、#
65へ分岐する。
#65 Av←(ATP) 設定値入力回路77より撮影者が設定した絞りに対応した
16進数が入力される。
#66 Tv←Ev−Av シャッタ秒時Tvを演算する。
#67 Tv:1/250 演算したシャッタ秒時を1/250秒と比較する。
#68 Tv←1/250,P16←1 演算したシャッタ秒時が同調秒時の1/250秒より速けれ
ば、シャッタ秒時を1/250秒にして、警告のためにシャ
ッタ秒時表示回路106を点滅動作させる。
#69 Tv:1秒 演算したシャッタ秒時を1秒と比較する。
#70 Tv←1秒,P16←1 演算したシャッタ秒時が最長秒時の1秒より遅ければ、
シャッタ秒時を1秒にして、警告のためにシャッタ秒時
表示回路106を点滅動作させる。このようにして、設定
された絞りに対して外光に適正なシャッタ秒時を演算す
る。
#71 Tv←(ATP) 設定値入力回路77より撮影者設定のシャッタ秒時に対応
した16進数が入力される。
#72 Tv:1/250 設定されたシャッタ秒時を1/250秒と比較する。
#73 Tv←1/250 同調秒時の1/250秒より速いシャッタ秒時が設定された
時は、スリット露光になるため、シャッタ秒時を1/250
秒にする。
#74 Av←Ev−Tv 外光に適正な絞りAvを演算により求める。
#75 AvE:F32 演算した絞りをF32と比較する。
#76 Av←F32,P17←1 演算した絞りがF32より絞り込み側にある時は、絞りをF
32にして、警告のために絞り表示回路107を点滅動作さ
せる。
#77 Av:F1.4 演算した絞りをF1.4と比較する。
#78 Av←F1.4,P17←1 演算した絞りがF1.4より開放側にある時は、絞りをF1.4
にして、警告のために絞り表示回路107を点滅動作させ
る。
#79 AvEF:F1.0 ストロボからの距離情報が、絞りに換算してF1.0より遠
い場合には、ストロボは適正露光に充分な光量を与える
ことができないので、#80へ分岐する。
#80 P16←1,P17←1 シャッタ秒時表示回路106と絞り表示回路107を共に点滅
動作させることで、ストロボの光が届かないことを撮影
前に警告する。
#81 Bv:30H Bv>6ならば、#83へ分岐し、Bv≦6ならば、#82へ分
岐する。
#82 AvEF+18H:Av #11で演算した最小の絞りAvEFが、実際に制御するカメ
ラの絞りAvより大きい(絞り込み側にある)時は、スト
ロボのガイドナンバーが主被写体に充分な光量を与えて
調光できることを示す。逆に最小の絞りAvEFがカメラの
絞りAvより小さい(開放側にある)時は、ストロボがフ
ル発光しても、適正光量を与えることができないので、
警告しなければならない。
ところが、#82では最小の絞りAvEFが3段以上カメラの
絞りAvより小さい時に始めて警告する。これは、Bv≦6
では、測距における誤差を考えて、多少アンダーでも或
る程度写真として許容できる露光値まで警告を出さない
ようにしたためである。
#83 AvEF+28H:Av Bv>6の場合、日中シンクロ撮影となり、#49〜#53で
説明したように多少アンダー目に露光するので、最小の
絞りAvEFが5段以上カメラの絞りAvより小さい時のみ警
告する。
これ以後の動作はストロボプログラムモードと同様であ
る。
『AEモード』 ストロボが接続されていない場合、或いはストロボの主
キャパシタ2(第2図)の充填が完了していない場合、
カメラはAEモードの制御を行う。
#1〜#9はストロボモードと同様である。#8でアナ
ログスイッチ104をオンにするが、端子Cがオープン状
態になっているので、演算増幅器103の出力がVcとな
り、コンパレータ105の出力はローレベルとなる。した
がって、#9で#84へ分岐する。
#84 P26 第2モード設定スイッチ92の状態を判別し、プログラム
モードであれば、#98へ分岐する。
#85 P25 第1モード設定スイッチ91の状態を判別する。シャッタ
優先モードであれば、#92へ分岐し、絞り優先モードで
あれば、#86へ分岐する。
#86〜#91は絞り優先の演算であり、#65〜#70とほぼ
同様に、設定された絞りAvに対して外光に適当なシャッ
タ秒時を演算する。
#92〜#97はシャッタ優先の演算であり、#71〜#78と
ほぼ同様に、設定されたシャッタ秒時Tvに対して外光に
適当な絞りを演算する。
#98〜#107はAEプログラムモードの演算である。
#98 Av←Ev/2−0CH Ev値より絞りAvを演算する。
#99 Av:F32 演算した絞りをF32と比較する。
#100 Av←F32 演算した絞りがF32より絞り込み側にある時は、絞りをF
32にする。
#101 Av:F1.4 演算した絞りをF1.4と比較する。
#102 Av←F1.4 演算した絞りF1.4より開放側にある時は、絞りをF1.4に
する。
#103 Tv←Ev−Av 演算した絞り値に基づいて適正なシャッタ秒時Tvを演算
する。
#104 Tv:1/4000 演算したシャッタ秒時を1/4000秒と比較する。
#105 Tv←1/4000,P16←1,P17←1 演算したシャッタ秒時が1/4000秒より速ければ、シャッ
タ秒時を1/4000秒にして、警告のためにシャッタ秒時表
示回路106及び絞り表示回路107を点滅動作させる。
#106 Tv:1秒 演算したシャッタ秒時を1秒と比較する。
#107 Tv←1秒,P16←1,P17←1 演算したシャッタ秒時が1秒より遅ければ、シャッタ秒
時を1秒にして、警告のためにシャッタ秒時表示回路10
6及び絞り表示回路107を点滅動作させる。このようにし
て、AEモード時のプログラム、シャッタ優先、絞り優先
のシャッタ秒時と絞りを演算する。これらの値は第10図
のプログラム線AEに示される通りとなる。
以後、ストロボモードと同様、第1ストロークスイッチ
86がオンしている間、#3〜#9の測光、#84〜#107
の演算、#34〜#36の表示のルーチンを順に繰り返し実
行する。
更に、第2ストロークスイッチ87がオンになれば、第9
図のレリーズ制御ルーチンに進み、自動絞りとシャッタ
の制御を行う。
(変形例) 図示実施例では、距離情報をストロボから得ているが、
カメラの距離検出装置から得てもよいし、距離環から得
てもよい。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、限界絞り値が所
定の絞り値よりも開放側の絞り値を表す際に、即ち被写
体が遠方に位置している際に、限界絞り値を撮影絞りと
して設定し、できる限り遠方の被写体に対しても適正露
光が得られるようにしたから、適正露光を得られる連動
距離範囲を拡大させることができ、一方、限界絞り値が
所定の絞り値よりも絞り込み側の絞り値を表す際に、即
ち被写体が近距離に位置している際に、撮影絞りとして
限界絞り値に対して開放側に所定値移した絞り値を設定
し、TTL調光が行われた際にフル発光よりも少ない発光
量にて適正露光が得られるようにしたから、閃光装置の
閃光エネルギーの消費を少なくし、次の撮影までの閃光
装置の閃光エネルギーの充電時間、即ちリサイクル時間
を短くし、短時間にて連続発光を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による絞り制御の一例を示す特性図、第
2図は本発明を実施する場合に用いられるストロボの一
例を示す回路図、第3図は第2図図示回路の各部の動作
を示すタイミングチャート、第4図はストロボの距離情
報の一例を示す図、第5図は本発明を実施するカメラの
一例を示す回路図、第5図はシャッタ秒時表示回路の一
例を示す回路図、第7図、第8図及び第9図は本発明の
一実施例を示すフローチャート、第10図はストロボモー
ドとAEモードのプログラム線図、第11図はストロボプロ
グラムモードの絞りを示す図、第12図はストロボ調光レ
ベル特性を示す図、第13図は距離、光量及びガイドナン
バーのアペックス値を示す図、第14図はアペックス値と
16進数の対応を示す図、第15図はA/D変換値を示す図、
第16図はD/A変換値を示す図である。 1……主発光用キセノン放電管、4……転流回路、27…
…プリ発光用キセノン放電管、35……シリコンホトトラ
ンジスタ、40……積分キャパシタ、45……D/Aコンバー
タ、VEF……アナログ距離情報、50……マイクロプロセ
ッサ、64……シリコンホトダイオード、67……伸張用ト
ランジスタ、70……ストロボ調光用積分キャパシタ、76
……フィルム感度ISO入力回路、77……設定値入力回
路、78……第1緊定マグネット、79……絞り制御マグネ
ット、80……先幕マグネット、81……後幕マグネット、
86……第1ストロークスイッチ、87……第2ストローク
スイッチ、88……絞りスイッチ、106……シャッタ秒時
表示回路、107……絞り表示回路108……X接点、AvEF…
…距離情報に基づく絞り、Av……絞り。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 片岡 博之 神奈川県川崎市高津区下野毛770番地 キ ヤノン株式会社玉川事業所内 (72)発明者 熊倉 敏之 神奈川県川崎市高津区下野毛770番地 キ ヤノン株式会社玉川事業所内 (56)参考文献 特開 昭58−117532(JP,A)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被写体距離と閃光装置の最大発光ガイドナ
    ンバーとフィルム感度に基づいて適正露光を得るために
    必要な絞り込み側の限界絞り値を算出して、該限界絞り
    値を撮影絞りに設定するとともに、前記閃光装置の発光
    による被写体からの反射光を撮影絞りを介してフィルム
    面に伝え、該フィルム面からの反射光を受光回路にて受
    光させ、該受光回路による受光量が所定値に達した際に
    前記閃光装置の発光を停止させる閃光撮影システムにお
    いて、 前記限界絞り値が所定の絞り値よりも開放側の絞り値を
    表す際に該限界絞り値を撮影絞りとして設定し、前記限
    界絞り値が所定の絞り値よりも絞り込み側の絞り値を表
    す際に撮影絞りとして前記限界絞り値に対して開放側に
    所定値移した絞り値を設定する絞り設定手段を設けたこ
    とを特徴とする閃光撮影システム。
  2. 【請求項2】閃光装置にプリ発光を行わせ、該プリ発光
    による被写体からの反射光を受光部にて受光させ、該受
    光部出力に応じて限界絞り値を算出する特許請求の範囲
    第1項記載の閃光撮影システム。
JP60291933A 1985-12-26 1985-12-26 閃光撮影システム Expired - Lifetime JPH077170B2 (ja)

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