JPH0773715B2 - 汚泥圧入装置 - Google Patents
汚泥圧入装置Info
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- JPH0773715B2 JPH0773715B2 JP9281492A JP9281492A JPH0773715B2 JP H0773715 B2 JPH0773715 B2 JP H0773715B2 JP 9281492 A JP9281492 A JP 9281492A JP 9281492 A JP9281492 A JP 9281492A JP H0773715 B2 JPH0773715 B2 JP H0773715B2
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- Treatment Of Sludge (AREA)
- Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は汚泥の圧入を受ける機器
に対して汚泥を圧入する汚泥圧入装置に関し、特にある
程度まで脱水した脱水汚泥の圧入に有効な汚泥圧入装置
に関する。 【0002】 【従来の技術】本発明の説明に先立って、本発明者らの
開発に係り本発明による汚泥圧入装置がきわめて効果的
に適用される汚泥油化装置について説明する。 【0003】図2は上記汚泥油化装置のフローを示す説
明図であり、有機性汚泥1をまず脱水装置2たとえば遠
心分離機、ベルトプレス式脱水機などによりあらかじめ
脱水し、当該脱水汚泥3を圧入装置4により予熱器5に
供給する。なお、有機性汚泥にあまり多量の水分が含ま
れていると、後述する熱化学的反応において多量の熱量
を消費するので、当該脱水装置2で水分含有率80%以
下に脱水することが望ましい。さらに、後述する熱化学
的反応において、有機性汚泥にアルカリ成分を共存させ
た方が反応が効率よく進むので、有機性汚泥にあらかじ
め炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、ギ酸ナトリウム、ギ
酸カリウム、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、石灰
などのアルカリ成分を添加することが好ましい。前述の
圧入装置4としては、例えば高圧スラリーポンプなどを
使用することができる。 【0004】予熱器5は、後述する冷却器7によって熱
を与えられた熱媒体8を用いて脱水汚泥3を間接的に予
熱するもので、掻面式熱交換器の内部に脱水汚泥3を流
通させ、その外部から前記熱媒体8により熱を与えた
り、あるいは、いわゆる多管式熱交換器等を用い、管の
内部に脱水汚泥3を通流させ、管の外部から熱媒体8に
より熱を与えるものなどを用いることができる。 【0005】予熱器5により予熱した脱水汚泥3を、次
いで反応器6に供給し、ここで有機性汚泥3を高温高圧
の条件下に熱化学的に反応させる。当該反応器6は、前
述した予熱器5と同じ掻面式熱交換器、あるいは、多管
式熱交換器を用い、後述する第1熱交換器24により加
熱された熱媒体8により間接的に脱水汚泥3を加熱する
もので、通常250℃〜350℃の温度および当該温度
の水蒸気圧に相当する圧力、あるいは、それ以上の圧力
で反応させるものである。なお、脱水汚泥3は、予熱器
5内および反応器6による反応前および反応中において
は、まだ流動性の悪いスラリー状を呈しており、したが
って、多管式熱交換器を用いるより、掻面式熱交換器を
用いることが望ましい。また、図面では予熱器5と反応
器6を別々に設置しているが、予熱器5と反応器6を一
体物としても差し支えなく、脱水汚泥の流入側前半部を
予熱部とし、流出側後半部を反応部とすることもでき
る。 【0006】このように有機性汚泥を高温高圧で処理す
ると、バイオマスが熱化学的に変成し、種々の可燃性液
体が生成すると同時に流動性が極めて良好なものに変化
する。次いで、反応器6を経た固形物と可燃性液体と水
との混合物スラリー9を加圧状態のまま冷却器7に供給
し、熱媒体8により間接的に冷却する。このようにして
冷却することにより熱が与えられた熱媒体8を前記予熱
器5の熱源として用いることにより、反応器6により与
えた熱を効果的に回収する。なお、冷却器7としては、
薄膜流下式熱交換器、満管熱交換器、掻面式熱交換器等
を用いることができるが、当該混合物スラリー9は、流
動性が極めて良好なので、熱効率の最もすぐれている薄
膜流下式熱交換器を用いることが望ましい。 【0007】このようにして冷却した混合物スラリー9
を、次いで大気開放装置10に供給し、加圧下の状態か
ら常圧下の状態とする。 【0008】大気解放装置10としては、例えば冷却器
7から混合物スラリー9を受ける受槽と、当該受槽の下
部に設けたレッドダウンバルブを用いることができる。 【0009】大気開放装置10によって送給される混合
物スラリー9を、続いて浮上分離槽11に送給し、混合
物スラリー9中の可燃性液体から、特に水に浮く一部の
可燃性液体である油状物質12を選択的に回収する。な
お、水に浮く一部の可燃性液体が液中の固形物に付着し
ている場合は、浮上分離槽11に供給する前に撹拌する
とよい。なお、浮上分離槽11としては、槽内に単に混
合物スラリー9をある時間滞留させ、浮上する油状物質
12をスキマー等で掻き取るもの、あるいは、いわゆる
簡単な構造のオイルセパレータ等を用いることができ
る。浮上分離槽11によって油状物質12を除いた混合
物スラリー9を、次いで抽出槽13に送り、後述する溶
剤回収装置20で回収した溶剤14を加え充分に撹拌
し、混合物スラリー9中の可燃性液体を抽出する。当該
抽出槽13としては、混合物スラリー9と溶剤14とを
必要かつ充分に接触できるものであればどのような型式
のものでもよく、混合物スラリー9と溶剤14との混合
物を槽内で撹拌機で撹拌する簡単なものでも差し支えな
い。 【0010】なお、用いる溶剤14としては、混合物ス
ラリー9中の全ての可燃性液体を可及的に抽出可能で、
かつ、蒸発回収しやすいものが好ましく、通常はベンゼ
ン、トルエン、アセトン、塩化メチレン等を用いる。 【0011】抽出槽13からバッチ式に、あるいは、連
続的に得られる混合物15を、次いで三相分離機16に
送給し、ここで廃水17と固形物18と抽出物19とに
分離する。当該三相分離機16は、いわゆる遠心分離機
であって、比重の異なる廃水17と固形物18と抽出物
19とをそれぞれ遠心作用によって分離するもので公知
のものを用いることができる。当該三相分離機16によ
って得られる抽出物19を、次いで溶剤回収装置20に
送給し、ここで後述する第2熱交換器25で加熱した熱
媒体8で間接的に加熱し、溶剤14を蒸発させ、蒸発残
渣である可燃性液体21を回収する。なお、図面では溶
剤回収装置20から回収した溶剤14を直接抽出槽13
に供給しているが、実際は溶剤回収装置20から得られ
る気体状の溶剤を冷却器(図示せず)で冷却液化し、液
状の溶剤14として回収するものである。 【0012】以上に述べた実施態様では、上述した浮上
分離槽11、抽出槽13、三相分離機16、溶剤回収装
置20等が反応物中の可燃性液体を回収する装置に相当
するが、特にこれらの組み合わせに限定されることな
く、要は反応物中から可燃性液体を効果的に回収できる
ものであればどんなものでもよい。 【0013】22は加熱炉であって、溶剤回収装置20
から回収した可燃性液体21、あるいは、浮上分離槽1
1から回収した油状物質12を燃料として用いるもの
で、これらの燃料を燃焼させることにより得られる熱風
23を、第1熱交換器24に供給して、前記反応器6に
用いる熱媒体8を加熱し、次いで当該熱風23を続いて
第2熱交換器25に供給して、前記溶剤回収装置20で
用いる熱媒体8を加熱する。なお、26は排ガスであ
り、27は燃焼用空気、28は燃焼灰を示す。 【0014】なお、図2に示したフローにおいて大気開
放装置10から得られる混合物スラリー9を浮上分離槽
11に供給し、あらかじめ油状物質12を選択的に回収
しているが、本工程を省略し、大気開放装置10から得
られる混合物スラリー9を直接抽出槽13に供給し、存
在する可燃性液体の全てを抽出しても差し支えない。な
お、このように油状物質12の回収工程を省略すると、
溶剤14の使用量が若干増加するとともに、溶剤回収装
置20から得られる可燃性液体21中には前述の油状物
質12も含まれることとなる。 【0015】 【発明が解決しようとする課題】前述した汚泥油化装置
における汚泥の圧入装置4としては、高圧スラリーポン
プの使用が考えられるが、汚泥は脱水装置2によりある
程度まで脱水されて脱水汚泥3になっているので、これ
を次工程の予熱器5へ供給するには、かなりの高圧下に
て脱水汚泥を送出しなければならない。したがって、本
発明の目的は、このような脱水汚泥を高圧下で次工程機
器へ圧入することができる汚泥圧入装置を提供すること
にある。 【0016】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明による汚泥圧入装置は、汚泥貯槽、汚泥供給
ポンプ、第1の開閉弁、第2の開閉弁および汚泥の圧入
を受ける機器を直列に配管接続し、ピストンを内蔵する
シリンダのピストン下部側を上記第1および第2の開閉
弁間に配管接続し、さらに、上記シリンダのピストン上
部側を並列に配設した高圧ポンプおよび第3の開閉弁を
介して液面計を有する作動液槽に配管接続してなり、上
記汚泥供給ポンプおよび高圧ポンプの駆動操作と上記第
1、2および3の開閉弁の開閉操作とにより上記機器へ
の汚泥圧入を行なうにしたことを特徴とするものであ
る。 【0017】 【実施例】以下に本発明の実施例について、その作用と
ともに図面を参照して詳細に説明する。 【0018】図1は本発明の一実施例を示すもので、図
2に示す本発明者らの開発に係る汚泥油化装置におい
て、脱水汚泥3を該汚泥の圧入を受ける機器である予熱
器5へ圧入するのに用いられる。 【0019】脱水汚泥3の貯槽、供給用ポンプ42、弁
40、弁43および予熱器5は直列に配設される。な
お、38は脱水汚泥供給管、39は脱水汚泥排出管であ
る。 【0020】ピストン32を内蔵したシリンダ33のピ
ストン下部側は、第1の開閉弁である弁40および第2
の開閉弁である弁43間の脱水汚泥供給管38に配管接
続されている。また、同じく、シリンダ33のピストン
上部側は、並列に配設された高圧ポンプである往復動ポ
ンプ36および第3の開閉弁である弁41を介して作動
液槽35に配管接続されている。 【0021】作動液槽35の上部および下部には、それ
ぞれ液面計34Aおよび34Bが設けられている。 【0022】図1に示した汚泥圧入装置4の操作は、ま
ず図に示した如くピストン32の上方部に作動液、たと
えば水を満たした状態で弁40、41を開口して供給ポ
ンプ42を駆動して脱水汚泥3を供給管38からシリン
ダ33の下方部から流入させる。当該流入に伴いピスト
ン32が上昇し、かつピストン32の上部の水は配管3
7、弁41を介して作動液槽35内に流入する。当該作
動液槽35内の水位は供給した脱水汚泥3の容量に応じ
て上昇するので、当該水位が液面計34Aに達した点で
脱水汚泥3の供給を止める。次いで弁41、40を閉じ
往復動ポンプ36を駆動して、作動液槽35内の水を圧
入し、ピストン32を介してシリンダ33内を加圧す
る。次いでシリンダ33内の圧力を十分に高めた後、弁
43を開口しシリンダ33内の脱水汚泥3を水およびピ
ストン32を介して圧入する。当該圧入に伴いピストン
32が下降しシリンダ内の脱水汚泥3は予熱器5に供給
される。なお作動液槽内の水位が液面計34Bに達した
点で圧入を止め、前述した操作を繰り返す。 【0023】 【発明の効果】本発明の汚泥圧入装置によれば、圧入す
べき機器に対して高圧で汚泥を供給することができ、か
つ本装置は、製造コストも安価であり操作が簡単で自動
制御も容易であるという利点を有している。
に対して汚泥を圧入する汚泥圧入装置に関し、特にある
程度まで脱水した脱水汚泥の圧入に有効な汚泥圧入装置
に関する。 【0002】 【従来の技術】本発明の説明に先立って、本発明者らの
開発に係り本発明による汚泥圧入装置がきわめて効果的
に適用される汚泥油化装置について説明する。 【0003】図2は上記汚泥油化装置のフローを示す説
明図であり、有機性汚泥1をまず脱水装置2たとえば遠
心分離機、ベルトプレス式脱水機などによりあらかじめ
脱水し、当該脱水汚泥3を圧入装置4により予熱器5に
供給する。なお、有機性汚泥にあまり多量の水分が含ま
れていると、後述する熱化学的反応において多量の熱量
を消費するので、当該脱水装置2で水分含有率80%以
下に脱水することが望ましい。さらに、後述する熱化学
的反応において、有機性汚泥にアルカリ成分を共存させ
た方が反応が効率よく進むので、有機性汚泥にあらかじ
め炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、ギ酸ナトリウム、ギ
酸カリウム、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、石灰
などのアルカリ成分を添加することが好ましい。前述の
圧入装置4としては、例えば高圧スラリーポンプなどを
使用することができる。 【0004】予熱器5は、後述する冷却器7によって熱
を与えられた熱媒体8を用いて脱水汚泥3を間接的に予
熱するもので、掻面式熱交換器の内部に脱水汚泥3を流
通させ、その外部から前記熱媒体8により熱を与えた
り、あるいは、いわゆる多管式熱交換器等を用い、管の
内部に脱水汚泥3を通流させ、管の外部から熱媒体8に
より熱を与えるものなどを用いることができる。 【0005】予熱器5により予熱した脱水汚泥3を、次
いで反応器6に供給し、ここで有機性汚泥3を高温高圧
の条件下に熱化学的に反応させる。当該反応器6は、前
述した予熱器5と同じ掻面式熱交換器、あるいは、多管
式熱交換器を用い、後述する第1熱交換器24により加
熱された熱媒体8により間接的に脱水汚泥3を加熱する
もので、通常250℃〜350℃の温度および当該温度
の水蒸気圧に相当する圧力、あるいは、それ以上の圧力
で反応させるものである。なお、脱水汚泥3は、予熱器
5内および反応器6による反応前および反応中において
は、まだ流動性の悪いスラリー状を呈しており、したが
って、多管式熱交換器を用いるより、掻面式熱交換器を
用いることが望ましい。また、図面では予熱器5と反応
器6を別々に設置しているが、予熱器5と反応器6を一
体物としても差し支えなく、脱水汚泥の流入側前半部を
予熱部とし、流出側後半部を反応部とすることもでき
る。 【0006】このように有機性汚泥を高温高圧で処理す
ると、バイオマスが熱化学的に変成し、種々の可燃性液
体が生成すると同時に流動性が極めて良好なものに変化
する。次いで、反応器6を経た固形物と可燃性液体と水
との混合物スラリー9を加圧状態のまま冷却器7に供給
し、熱媒体8により間接的に冷却する。このようにして
冷却することにより熱が与えられた熱媒体8を前記予熱
器5の熱源として用いることにより、反応器6により与
えた熱を効果的に回収する。なお、冷却器7としては、
薄膜流下式熱交換器、満管熱交換器、掻面式熱交換器等
を用いることができるが、当該混合物スラリー9は、流
動性が極めて良好なので、熱効率の最もすぐれている薄
膜流下式熱交換器を用いることが望ましい。 【0007】このようにして冷却した混合物スラリー9
を、次いで大気開放装置10に供給し、加圧下の状態か
ら常圧下の状態とする。 【0008】大気解放装置10としては、例えば冷却器
7から混合物スラリー9を受ける受槽と、当該受槽の下
部に設けたレッドダウンバルブを用いることができる。 【0009】大気開放装置10によって送給される混合
物スラリー9を、続いて浮上分離槽11に送給し、混合
物スラリー9中の可燃性液体から、特に水に浮く一部の
可燃性液体である油状物質12を選択的に回収する。な
お、水に浮く一部の可燃性液体が液中の固形物に付着し
ている場合は、浮上分離槽11に供給する前に撹拌する
とよい。なお、浮上分離槽11としては、槽内に単に混
合物スラリー9をある時間滞留させ、浮上する油状物質
12をスキマー等で掻き取るもの、あるいは、いわゆる
簡単な構造のオイルセパレータ等を用いることができ
る。浮上分離槽11によって油状物質12を除いた混合
物スラリー9を、次いで抽出槽13に送り、後述する溶
剤回収装置20で回収した溶剤14を加え充分に撹拌
し、混合物スラリー9中の可燃性液体を抽出する。当該
抽出槽13としては、混合物スラリー9と溶剤14とを
必要かつ充分に接触できるものであればどのような型式
のものでもよく、混合物スラリー9と溶剤14との混合
物を槽内で撹拌機で撹拌する簡単なものでも差し支えな
い。 【0010】なお、用いる溶剤14としては、混合物ス
ラリー9中の全ての可燃性液体を可及的に抽出可能で、
かつ、蒸発回収しやすいものが好ましく、通常はベンゼ
ン、トルエン、アセトン、塩化メチレン等を用いる。 【0011】抽出槽13からバッチ式に、あるいは、連
続的に得られる混合物15を、次いで三相分離機16に
送給し、ここで廃水17と固形物18と抽出物19とに
分離する。当該三相分離機16は、いわゆる遠心分離機
であって、比重の異なる廃水17と固形物18と抽出物
19とをそれぞれ遠心作用によって分離するもので公知
のものを用いることができる。当該三相分離機16によ
って得られる抽出物19を、次いで溶剤回収装置20に
送給し、ここで後述する第2熱交換器25で加熱した熱
媒体8で間接的に加熱し、溶剤14を蒸発させ、蒸発残
渣である可燃性液体21を回収する。なお、図面では溶
剤回収装置20から回収した溶剤14を直接抽出槽13
に供給しているが、実際は溶剤回収装置20から得られ
る気体状の溶剤を冷却器(図示せず)で冷却液化し、液
状の溶剤14として回収するものである。 【0012】以上に述べた実施態様では、上述した浮上
分離槽11、抽出槽13、三相分離機16、溶剤回収装
置20等が反応物中の可燃性液体を回収する装置に相当
するが、特にこれらの組み合わせに限定されることな
く、要は反応物中から可燃性液体を効果的に回収できる
ものであればどんなものでもよい。 【0013】22は加熱炉であって、溶剤回収装置20
から回収した可燃性液体21、あるいは、浮上分離槽1
1から回収した油状物質12を燃料として用いるもの
で、これらの燃料を燃焼させることにより得られる熱風
23を、第1熱交換器24に供給して、前記反応器6に
用いる熱媒体8を加熱し、次いで当該熱風23を続いて
第2熱交換器25に供給して、前記溶剤回収装置20で
用いる熱媒体8を加熱する。なお、26は排ガスであ
り、27は燃焼用空気、28は燃焼灰を示す。 【0014】なお、図2に示したフローにおいて大気開
放装置10から得られる混合物スラリー9を浮上分離槽
11に供給し、あらかじめ油状物質12を選択的に回収
しているが、本工程を省略し、大気開放装置10から得
られる混合物スラリー9を直接抽出槽13に供給し、存
在する可燃性液体の全てを抽出しても差し支えない。な
お、このように油状物質12の回収工程を省略すると、
溶剤14の使用量が若干増加するとともに、溶剤回収装
置20から得られる可燃性液体21中には前述の油状物
質12も含まれることとなる。 【0015】 【発明が解決しようとする課題】前述した汚泥油化装置
における汚泥の圧入装置4としては、高圧スラリーポン
プの使用が考えられるが、汚泥は脱水装置2によりある
程度まで脱水されて脱水汚泥3になっているので、これ
を次工程の予熱器5へ供給するには、かなりの高圧下に
て脱水汚泥を送出しなければならない。したがって、本
発明の目的は、このような脱水汚泥を高圧下で次工程機
器へ圧入することができる汚泥圧入装置を提供すること
にある。 【0016】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明による汚泥圧入装置は、汚泥貯槽、汚泥供給
ポンプ、第1の開閉弁、第2の開閉弁および汚泥の圧入
を受ける機器を直列に配管接続し、ピストンを内蔵する
シリンダのピストン下部側を上記第1および第2の開閉
弁間に配管接続し、さらに、上記シリンダのピストン上
部側を並列に配設した高圧ポンプおよび第3の開閉弁を
介して液面計を有する作動液槽に配管接続してなり、上
記汚泥供給ポンプおよび高圧ポンプの駆動操作と上記第
1、2および3の開閉弁の開閉操作とにより上記機器へ
の汚泥圧入を行なうにしたことを特徴とするものであ
る。 【0017】 【実施例】以下に本発明の実施例について、その作用と
ともに図面を参照して詳細に説明する。 【0018】図1は本発明の一実施例を示すもので、図
2に示す本発明者らの開発に係る汚泥油化装置におい
て、脱水汚泥3を該汚泥の圧入を受ける機器である予熱
器5へ圧入するのに用いられる。 【0019】脱水汚泥3の貯槽、供給用ポンプ42、弁
40、弁43および予熱器5は直列に配設される。な
お、38は脱水汚泥供給管、39は脱水汚泥排出管であ
る。 【0020】ピストン32を内蔵したシリンダ33のピ
ストン下部側は、第1の開閉弁である弁40および第2
の開閉弁である弁43間の脱水汚泥供給管38に配管接
続されている。また、同じく、シリンダ33のピストン
上部側は、並列に配設された高圧ポンプである往復動ポ
ンプ36および第3の開閉弁である弁41を介して作動
液槽35に配管接続されている。 【0021】作動液槽35の上部および下部には、それ
ぞれ液面計34Aおよび34Bが設けられている。 【0022】図1に示した汚泥圧入装置4の操作は、ま
ず図に示した如くピストン32の上方部に作動液、たと
えば水を満たした状態で弁40、41を開口して供給ポ
ンプ42を駆動して脱水汚泥3を供給管38からシリン
ダ33の下方部から流入させる。当該流入に伴いピスト
ン32が上昇し、かつピストン32の上部の水は配管3
7、弁41を介して作動液槽35内に流入する。当該作
動液槽35内の水位は供給した脱水汚泥3の容量に応じ
て上昇するので、当該水位が液面計34Aに達した点で
脱水汚泥3の供給を止める。次いで弁41、40を閉じ
往復動ポンプ36を駆動して、作動液槽35内の水を圧
入し、ピストン32を介してシリンダ33内を加圧す
る。次いでシリンダ33内の圧力を十分に高めた後、弁
43を開口しシリンダ33内の脱水汚泥3を水およびピ
ストン32を介して圧入する。当該圧入に伴いピストン
32が下降しシリンダ内の脱水汚泥3は予熱器5に供給
される。なお作動液槽内の水位が液面計34Bに達した
点で圧入を止め、前述した操作を繰り返す。 【0023】 【発明の効果】本発明の汚泥圧入装置によれば、圧入す
べき機器に対して高圧で汚泥を供給することができ、か
つ本装置は、製造コストも安価であり操作が簡単で自動
制御も容易であるという利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の汚泥圧入装置のフローを示す説明図。
【図2】本発明による汚泥圧入装置が効果的に適用でき
る汚泥油化装置のフローを示す説明図。 1…有機性汚泥 2…脱水装置 3…脱水汚泥 4…圧入装置 5…予熱器 6…反応器 7…冷却器 8…熱媒体 9…混合物スラリー 10…大気開放装置 11…浮上分離槽 12…油状物質 13…抽出槽 14…溶剤 15…混合物 16…三相分離機 17…廃水 18…固形物 19…抽出物 20…溶剤回収装置 21…可燃性液体 22…加熱炉 23…熱風 24…第1熱交換器 25…第2熱交換器 26…排ガス 27…燃焼用空気 28…燃焼灰 29…固液分離機 30…混合溶液 31…抽出装置 32…ピストン 33…シリンダ 34…液面計 35…作動液槽 36…往復動ポンプ 37…配管 38…供給管 39…排出管 40、41…弁 42…供給ポンプ 43…弁
る汚泥油化装置のフローを示す説明図。 1…有機性汚泥 2…脱水装置 3…脱水汚泥 4…圧入装置 5…予熱器 6…反応器 7…冷却器 8…熱媒体 9…混合物スラリー 10…大気開放装置 11…浮上分離槽 12…油状物質 13…抽出槽 14…溶剤 15…混合物 16…三相分離機 17…廃水 18…固形物 19…抽出物 20…溶剤回収装置 21…可燃性液体 22…加熱炉 23…熱風 24…第1熱交換器 25…第2熱交換器 26…排ガス 27…燃焼用空気 28…燃焼灰 29…固液分離機 30…混合溶液 31…抽出装置 32…ピストン 33…シリンダ 34…液面計 35…作動液槽 36…往復動ポンプ 37…配管 38…供給管 39…排出管 40、41…弁 42…供給ポンプ 43…弁
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【1】 汚泥貯槽、汚泥供給ポンプ、第1の開閉弁、第
2の開閉弁および汚泥の圧入を受ける機器を直列に配管
接続し、ピストンを内蔵するシリンダのピストン下部側
を上記第1および第2の開閉弁間に配管接続し、さら
に、上記シリンダのピストン上部側を並列に配設した高
圧ポンプおよび第3の開閉弁を介して液面計を有する作
動液槽に配管接続してなり、上記汚泥供給ポンプおよび
高圧ポンプの駆動操作と上記第1、2および3の開閉弁
の開閉操作とにより上記機器への汚泥圧入を行なうよう
にしたことを特徴とする汚泥圧入装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9281492A JPH0773715B2 (ja) | 1992-04-13 | 1992-04-13 | 汚泥圧入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9281492A JPH0773715B2 (ja) | 1992-04-13 | 1992-04-13 | 汚泥圧入装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7839385A Division JPH0780000B2 (ja) | 1985-04-15 | 1985-04-15 | 汚泥油化装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05111695A JPH05111695A (ja) | 1993-05-07 |
| JPH0773715B2 true JPH0773715B2 (ja) | 1995-08-09 |
Family
ID=14064890
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9281492A Expired - Fee Related JPH0773715B2 (ja) | 1992-04-13 | 1992-04-13 | 汚泥圧入装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0773715B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7712863B2 (ja) * | 2021-12-09 | 2025-07-24 | Ube三菱セメント株式会社 | セメントクリンカの製造方法、セメントクリンカの製造システム、汚泥供給方法、及び汚泥供給装置 |
-
1992
- 1992-04-13 JP JP9281492A patent/JPH0773715B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05111695A (ja) | 1993-05-07 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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