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JPH0777342B2 - 複合形半導体出力回路 - Google Patents
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JPH0777342B2 - 複合形半導体出力回路 - Google Patents

複合形半導体出力回路

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JPH0777342B2
JPH0777342B2 JP63073344A JP7334488A JPH0777342B2 JP H0777342 B2 JPH0777342 B2 JP H0777342B2 JP 63073344 A JP63073344 A JP 63073344A JP 7334488 A JP7334488 A JP 7334488A JP H0777342 B2 JPH0777342 B2 JP H0777342B2
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和浩 松田
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、同一半導体基板上にバイポーラトランジス
タ及びMOSFETを混在させたBi(バイ)−CMOS等の集積回
路(以下、ICともいう)における複合形半導体出力回路
に関する。
(従来の技術) 同一半導体基板上にバイポーラトランジスタ及びMOSFET
を混在させたBi−CMOSICは、その両素子の特性が活かさ
れて高速化、大規模化及び低消費電力化等が図れるとい
う有利性を有している。
従来のこのようなBi−CMOSICにおける外部からの電源供
給方式としては、安定化電源を介して単一種類の所定の
電圧をその内部回路及び周辺回路等へ共通に供給し、こ
の所定の電圧を直接、バイポーラトランジスタ及びMOSF
ETに印加するという方式がとられていた。しかし、この
ような構成のBi−CMOSICを、より一層の大規模化等のた
めに、微細化していくと、MOSFETの耐圧が低下してバイ
ポーラトランジスタの耐圧を大きく下まわり、結果とし
て供給電源電圧を下げなければならなくなる。しかし、
供給電源電圧を、例えば5V以下に低下すると、他のTTLI
C、CMOSIC、又はBi−CMOSIC等との信号レベルの確保が
できなくなり、これらのICを使用した装置のコストアッ
プを招くことになる。
第5図は、上述のような電源供給方式のとられたBi−CM
OSICにおける出力回路の従来例を示している。同図中、
1はバイポーラトランジスタ及びMOSFETからなるBi−CM
OS等で構成された内部回路、2はプリバッファ回路であ
り、pチャネルMOSFET(以下、pMOS等のようにいう)M1
及びnMOSM2からなるCMOSインバータ回路で構成されてい
る。また、3はメインバッファ回路であり、npnバイポ
ーラトランジスタQ2、Q3、pMOSM23、nMOSM28、M30、接
合形ダイオードD4、D5及び抵抗R2等の素子からなるBi−
CMOSで構成されている。4はプリバッファ回路2の入力
端子、5はメインバッファ回路3の入力端子、6はメイ
ンバッファ回路3を介して外部へ接続される出力端子、
7はICチップ外から図示省略の安定化電源を介して単一
種類の所定の電圧を内部回路1、プリバッファ回路2及
びメインバッファ回路3からなる出力回路等に供給する
電源端子である。
そして、電源端子7に他のICと共通の例えば5Vの電源電
圧が印加されると、内部回路1の動作により、その出
力、即ち、プリバッファ回路2の入力端子4がHレベル
となったとき、その電位V4は5Vに上昇し、pMOSM1のソー
ス・ドレイン間、nMOSM2のゲート・ソース間、pMOM23
ゲート・ソース間及びnMOSM28のゲート・ドレイン間に
それぞれ5Vが加わり、nMOSM30のゲート・ドレイン間に5
VからダイオードD51段分のビルトイン電圧0.7Vを差引
いた4.3Vの電圧が印加される。
また、これと逆に内部回路1の動作により、入力端子4
がLレベルになってその電位V4が接地電位である0Vに下
降した場合も、各MOSFETのゲート・ソース間、ゲート・
ドレイン間及びソース・ドレイン間には5Vないし4.3Vの
電圧が加わって出力回路としての所要の動作がなされ
る。
(発明が解決しようとする課題) しかし、大規模化などのために、Bi−CMOSICの構成素子
が微細化され、MOSFETのゲート耐圧及びドレイン耐圧が
低下し、これらの耐圧が前述の電源電圧である5Vを下回
るまで低下するようになると、MOSFETがゲート破壊或い
はパンチスルーを起して動作しなくなるという問題があ
った。そして、このゲート破壊及びパンチスルーを回避
するために、電源端子7に5Vより低い電圧V7を供給して
動作させると、内部回路1の動作により、プリバッファ
回路2の入力端子4がHレベルとなったとき、メインバ
ッファ回路3を構成しているnpnバイポーラトランジス
タQ2のベースに、その電圧V7が印加され、そのエミッタ
電極、即ち、当該ICの外部へ接続される出力端子6に
は、npnバイポーラトランジスタQ2のビルトイン電圧VT
(0.7V)分だけ低下した電圧(V7−VT)が発生する。こ
のため、このICの次段に5V電源で動作する他のCMOSIC又
はBi−CMOSICを接続すると、このCMOSIC又はBi−CMOSIC
の入力レベルが低下し、動作マージンの劣化及びこのCM
OSIC或いはBi−CMOSICでの消費電力の増大を招いてしま
う。また、MOSFETの耐圧低下のために、電源電圧V7を、
例えば2.7Vより低くしなければならなくなると、出力端
子6には、2.0V程度よりも低い電圧が発生し、TTLICの
動作保証入力のHレベル2.0Vを下回ることになり、他の
TTLICとの直接接続ができなくなってしまうという問題
があった。
さらに、終段に接続されて大電流駆動が必要とされるメ
インバッファ回路に供給する電源と内部回路に供給する
電源とが共通になっていたので、出力回路の動作時に発
生するメインバッファ部の電源上に誘起される雑音が内
部回路側に回り込んで、内部回路の動作が不安定になる
という問題があった。
この発明は上記事情に基づいてなされたもので、素子の
微細化が進んでMOSFETのゲート耐圧及びドレイン耐圧が
低下しても、これらの低耐圧MOSFETを耐圧以下の安全な
電圧で動作させることができ、また、他のCMOSIC等との
信号レベルインターフェース条件を満足することができ
て、これらICの動作マージンを劣化させることなく直接
接続を可能とすることができ、さらには、出力回路の動
作時に発生するメインバッファ部の電源上に誘起される
雑音が内部回路側に回り込むことがなく、内部回路を安
定に動作させることのできる複合形半導体出力回路を提
供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明は上記課題を解決するために、同一半導体基板
に形成したバイポーラトランジスタ及びMOSFETを構成素
子としてなる集積回路における複合形半導体出力回路で
あって、外部から供給される第1の電源電圧を所要電圧
値の第2の電源電圧に降圧するDC−DCコンバータと、内
部回路とともに前記第2の電源電圧で動作し当該内部回
路からの出力信号が入力されるプリバッファ回路と、前
記第1の電源電圧で動作し前記プリバッファ回路を介し
て入力される前記内部回路からの出力信号をレベル変換
する信号レベル変換回路と、該信号レベル変換回路から
出力される信号を入力して外部への出力信号の2値のレ
ベルをそれぞれプルアップ及びプルダウンする手段が備
えられ前記第1の電源電圧で動作するメインバッファ回
路とを有し、前記レベル変換回路と前記メインバッファ
回路のプルダウン手段とは、ゲートに所定値のバイアス
電圧が印加されるMOSFETとゲートに入力信号が印加され
る論理用MOSFETとの2個のトランジスタを直列接続した
ペアトランジスタを単位として構成してなることを要旨
とする。
(作用) 上記構成において、素子の微細化が進み、MOSFETのゲー
ト耐圧及びドレイン耐圧が低下しても、これら低耐圧MO
SFETで構成されるプリバッファ回路及び内部回路等に
は、他のCMOSICの電源電圧等と同一電圧レベルの第1の
電源電圧が、DC−DCコンバータで降圧され、低耐圧MOSF
ETの耐圧以下の安全な電圧レベルからなる第2の電源電
圧とされて印加され、第1の電源電圧で動作する信号レ
ベル変換回路は、ゲートに所定値のバイアス電圧、例え
ば上記第2の電源電圧以下のバイアス電圧が印加される
MOSFETとゲートに入力信号が印加される論理用MOSFETと
の2個のトランジスタを直列接続したペアトランジスタ
を単位として構成され、各MOSFETはプリバッファ回路等
と同様に、低耐圧MOSFETの耐圧以下の安全な電圧レベル
で動作する。また、内部回路からの出力信号が信号レベ
ル変換回路でレベル変換され、さらに、メインバッファ
回路では、外部への出力信号のHレベル及びLレベルが
それぞれプルアップ及びプルダウンされる。而して、他
のCMOSIC等との信号レベルインターフェース条件を満足
することができ、これらICの動作マージンを劣化させる
ことなく直接接続が可能とされる。さらに、メインバッ
ファ回路に供給される第1の電源と、内部回路に供給さ
れる第2の電源が分離されて、出力回路の動作時に発生
するメインバッファ部の電源上に誘起される雑音が内部
回路の電源に回り込むことが防止され、内部回路が安定
に動作する。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、この発明の第1実施例を示す図である。な
お、第1図及び後述の各実施例を示す第2図ないし第4
図において、前記第5図における回路機器及び素子等と
同一ないし均等のものは、前記と同一符号を以って示
し、重複した説明を省略する。
まず、複合形半導体出力回路の構成を説明すると、第1
図中、7は外部から図示省略の安定化電源を介して所定
値からなる第1の電源電圧V7が供給される第1の電源端
子、10はDC−DCコンバータ、8はDC−DCコンバータによ
り第1の電源電圧V7よりも低い第2の電源電圧V8が発生
する第2の電源端子であり、第2の電源端子8は内部回
路1及びプリバッファ回路20に共通に接続されている。
プリバッファ回路20は、各pMOSとnMOS、M1とM2、M3とM4
及びM5とM6でそれぞれ構成された各インバータ回路が備
えられている。30は信号レベル変換回路であり、3個の
接合形ダイオードD1、D2、D3、抵抗R1及びゲートに入力
信号が印加される論理用pMOSM7,nMOSM10ならびにゲー
トに所定値のバイアス電圧が印加されるpMOSM9,nMOSM8
で構成されている。また、40はメインバッファ回路であ
り、プルアップ手段としてのnpnバイポーラトランジス
タQ1からなるプルアップ回路41及びプルダウン手段とし
てのゲートに所定値のバイアス電圧が印加されるnMOSM
12とゲートに入力信号が印加される論理用nMOSM14から
なるプルダウン回路42が備えられている。上述の信号レ
ベル変換回路30及びメインバッファ回路40には、第1の
電源端子7からの第1の電源電圧V7が直接、加えられて
いる。
9はプルアップ回路の入力信号端子、11はプルダウン回
路の入力信号端子、12、13、14は信号レベル変換回路の
内部端子、15はpMOSM9のゲートバイアス印加端子、16は
nMOSM8のゲートバイアス印加端子、17はnMOSM12のゲー
トバイアス印加端子、18はプルダウン回路の内部端子で
ある。
次に、上述のように構成された複合形半導体出力回路の
作用を説明する。
内部回路1の動作により、その出力、即ち、プリバッフ
ァ回路の入力端子4がHレベルとなったとき、その電位
V4は、第2の電源電圧V8に上昇し、MOSFETはM1、M4、M6
が非導通状態、M2、M3、M5が導通状態となり、各入力信
号端子5、11の電位V5、V11は、プリバッファ回路20に
供給された第2の電源電圧V8まで上昇する。従って、入
力信号端子5に接続されたnMOSM10、他の入力信号端子1
1に接続されたnMOSM14が導通状態となる。
また、信号レベル変換回路30内の内部端子12の電位V12
は、各ダイオードD1、D2、D3のビルトイン電圧をVDとす
ると、 V12V8+3VD 以上でなければ導通せず、いま、V8=3V、VD=0.7Vとす
るとV125.1Vでなければ導通しない。ここで、第1の
電源端子7は、他のIC(主にTTLIC)との親和性から、
例えば5V電源が使用されるので、結局、ダイオードD1
D2、D3は非導通状態となって、内部端子12の電位V12=V
7(5V)まで上昇する。従って、pMOSM7は非導通状態と
なる。
ここで、pMOSの閾値電圧をVthpとしてゲートバイアス印
加端子15にV8−|Vthp|以下の一定バイアス電圧V15を与
え、他のゲートバイアス印加端子16に、V8と同一の一定
のバイアス電圧V16を与えておくと、nMOSM8、M10が導通
し、内部端子13の電位V13は、 V15+|Vthp|=V8 まで変化し、pMOSM9が非導通状態となり、nMOSM8、M10
は導通状態であるから、結局、プルアップ回路の入力信
号端子9は、接地電位まで下降し、npnバイポーラトラ
ンジスタQ1は非導通状態となる。
一方、プルダウン回路の入力信号端子11及びnMOSM12
ゲートバイアス印加端子17は、第2の電源電圧V8の電位
にあり、両nMOSM12、M14は導通状態にあるから、外部出
力端子6は接地電位0Vまでプルダウンされる。
上述のような動作をするから、第1、第2の電源端子
7、8から接地に至る直流電流パスはカットオフされ、
且つ全てのMOSFETには第2の電源電圧V8より高いゲート
・ソース間電圧、ゲート・ドレイン間電圧、ゲート・バ
ックゲート間電圧及びソース・ドレイン間電圧は印加さ
れることがない。
次に、上述とは逆に、内部回路1から出力された信号が
Lレベルになると、V4=0Vとなり、各入力信号端子5、
11の電位は、それぞれV5=V11=0Vに転じる。このと
き、ダイオードD1、D2、D3は導通状態となり、内部端子
12は、ダイオードのビルトイン電圧VDの3段分、即ちV
12=3VDまで下降し、pMOSM7は導通状態になる。
一方、nMOSM10は非導通状態となり、nMOSの閾値電圧をV
thnとして、V17=V8であるから、内部端子14は、V8−Vt
hnまで上昇し、nMOSM8が非導通となる。そして、pMOSM7
が導通状態にあるから、内部端子13はV7まで上昇し、 V15=V8−|Vthp|<V7 であるから、pMOSM9は導通状態となり、プルアップ回路
の入力信号端子9は、第1の電源電圧V7まで上昇する。
さらに、V11=0Vであるから、nMOM14は非導通状態であ
り、内部端子18は、V17=V8であるから、V8−Vthnまで
上昇してnMOSM12が非導通となる。
従って、npnバイポーラトランジスタQ1に第1の電源端
子7よりベース電流が供給されて導通し、npnバイポー
ラトランジスタQ1のエミッタ電位、即ち、外部出力端子
6の電位は、その順方向ベース・エミッタ間電圧をVBE
として、V7−VBEまでプルアップされる。
このように動作するので、抵抗R1に十分高い抵抗値のも
のを使用すれば、第1の電源端子7から、R1、D1、D2
D3、M4を介して流れる直流電流を十分に小さく抑えるこ
とができ、また、nMOSM8のソース・ドレイン間電圧はV7
−V8+Vthnであり、 2V8−V7+Vthn0 の範囲でV8より小さくなり、nMOSM12のソース・ドレイ
ン間電圧は、 V7−VBE−V8+Vthn であって、 2V8−V7+VBE+Vthn0 の範囲でV8より小さくなり、典型的にはV7=5V、V8=3V
程度、Vthn=VBE=0.7V程度が設定されるため、全てのM
OSFETには第2の電源電圧V8より高いゲート・ソース間
電圧、ゲート・ドレイン間電圧、ゲート・バックゲート
間電圧、ソース・ドレイン間電圧が加わることはない。
さらに、出力端子6の電圧V6は、V6=V7−VBEであるか
らV8とは無関係であり、MOSFET耐圧の低下のためにV8
V7より下げても、この出力回路の出力電圧は低下するこ
とがない。この結果から明らかなように、その効果とし
ては、低消費電力にしてIC外部へ出力する出力信号のレ
ベルを、他のBi−CMOSICの信号レベルと同一条件とする
ことができる。また、これと同時に、このICを構成する
全MOSFETの高信頼性、高性能性を保証することができ
る。
次いで、第2図には、この発明の第2実施例を示す。第
2図中、21はプリバッファ回路、31は信号レベル変換回
路であり、この信号レベル変換回路31は、ゲートに所定
値のバイアス電圧が印加されるpMOSM15,M17,M21,nMO
SM16,M18,M24及び論理用pMOSM11,M13,M19,nMOS
M20,M22,M26で構成されている。
24、25、26は信号レベル変換回路の入力信号端子、27、
28、29、32、33、34、35、36は信号レベル変換回路の内
部端子、37はpMOSM15、M17のゲートバイアス印加端子、
38はpMOSM21のゲートバイアス印加端子、39はnMOSM16
M18のゲートバイアス印加端子、43はnMOSM24のゲートバ
イアス印加端子である。
この実施例の複合形半導体出力回路は、上述のように構
成されているので、内部回路1から出力された信号がL
レベルで、その電位が接地電位0Vであると、プリバッフ
ァ回路21の各MOSFETは、M1、M4、M5が導通、M2、M3、M6
が非導通となり、各入力信号端子25の電位V25、24の電
位V24、26の電位V26、11の電位V11は、それぞれV25
V8、V24=V26=V11=0Vとなる。
従って、nMOSM22が導通、M20が非導通となり、内部端子
35の電位V35は0Vとなり、前記第1実施例の場合と同様
に、pMOSの閾値電圧をVthpとして、ゲートバイアス印加
端子37、38にはV8−|Vthp|、39、43にはV8の電圧を与え
れば、nMOSM24は導通して内部端子33の電位V33は0Vとな
る。このとき、内部端子27の電位V27が、 V27>V37+|Vthp| であればpMOSM17が導通し、 V27=V37+|Vthp|=V8 まで電位は降下する。V8<V7であるからpMOSM11は導通
し、内部端子28の電位V28はV7まで上昇しpMOSM13を非導
通とする。また、pMOSM15は導通状態にあり、内部端子3
2の電位V32は、V39によってクランプされ、nMOSの閾値
電圧をVthnとして、 V39=V8−Vthn まで上昇してnMOSM16は非導通状態となる。
MOSFETM19、M21、M24、M26の動作は、前記第1実施例の
場合と同様であり、この実施例の場合は、V27=V8であ
るから、M19が導通し、入力信号端子24の電位V24=0Vで
あるからM26が非導通であり、プルアップ回路の入力信
号端子9の電位V9はV7まで上昇し、第1の電源端子7か
らnpnバイポーラトランジスタQ1のベース電流が供給さ
れて、これが導通となる。
メインバッファ回路40の動作も前記第1実施例のものと
同様であり、この場合npnバイポーラトランジスタQ1
導通、V11=0VであるからM14は非導通であり、外部出力
端子6の電位V6は、npnバイポーラトランジスタQ1の閾
値電圧をVBEとしてV7−VBEまでプルアップされる。
このように動作するから、両電源端子7、8から接地に
至る直流電流パスはカットオフされ、且つ全てのMOSFET
は前記第1実施例の場合と同様にしてV8より高いゲート
・ソース間電圧、ゲート・ドレイン間電圧、ゲート・バ
ックゲート間電圧、ソース・ドレイン間電圧が印加され
ることはない。さらに、V6=V7−VBEであるから、MOSFE
T耐圧の低下のためにV8をV7より下げても、この出力回
路の出力電圧が低下することがないことも前記第1実施
例の場合と同様である。
次に、内部回路1から出力された信号がHレベルに転
じ、V4=V8になると、各入力信号端子の電位は、V25=0
V、V24=V26=V11=V8となる。信号レベル変換回路31
は、M13、M17、M24、M22とM11、M15、M16、M20に関して
対称的な構成を有しており、上述の場合と対称的な動作
が生じ、V28=V8、V27=V7となる。このとき、M19は非
導通となり、V26=V8であるから、M26が導通してV9=0V
となる。
従って、npnバイポーラトランジスタQ1は非導通とな
り、V11=V8であるからM14が導通して外部出力端子6の
電位V6は、接地電位0Vにプルダウンされる。
このように動作するから、この場合も両電源端子7、8
から接地に至る直流電流パスはカットオフされ、かつ全
てのMOSFETには、前述の場合と同様にしてV8より高いゲ
ート・ソース間電圧、ゲート・ドレイン間電圧、ゲート
・バックゲート間電圧、ソース・ドレイン間電圧が印加
されることはない。この結果から明らかなように、その
効果としては、前記第1実施例よりもさらに低消費電力
にして、IC外部へ出力する出力信号レベルを、他のBi−
CMOSICの信号レベルと同一条件とすると同時に、このIC
を構成するMOSFETの高信頼性、高性能性が保証される。
また、プリバッファ回路内にNANDゲート、NORゲート等
で構成したトライステート機能を具備させた出力回路を
構成することも容易に実現することが可能である。
第3図は、このトライステート機能を具備した第3実施
例を示している。この実施例は、前記第1実施例の出力
回路におけるプリバッファ回路にトライステート機能を
付加したものである。第3図中、45、46はCMOS又はBi−
CMOS構成のインバータゲート、G1、G4は、それぞれCMOS
又はBi−CMOS構成の2入力NANDゲート、2入力NORゲー
ト、44はプリバッファ回路22の制御入力端子である。
この制御入力端子44にHレベル電位V44を印加すると、
信号レベル変換回路の入力信号端子5の電位はV8、V11
=0VとなりpMOSM7(第1図参照)は非導通、nMOSM10
導通となってV9=0Vとなる。従って、V11=0Vであるか
ら、npnバイポーラトランジスタQ1、M14ともに非導通と
なって、出力はハイインピーダンス状態が実現される。
一方、制御入力端子44がLレベルで0Vであると、プリバ
ッファ回路22は、前記第1実施例の場合と同様の動作を
する。
次いで、第4図は、前記第2実施例の出力回路における
プリバッファ回路にトライステート機能を付加した第4
実施例を示している。同図中、プリバッファ回路23内に
おける47、48、49、51はCMOS又はBi−CMOS構成のインバ
ータゲート、G2、G3はCMOSまたはBi−CMOS構成の2入力
NANDゲートである。
この実施例は、前記第3実施例の場合と同様に、制御入
力端子44にHレベル電位V8を印加すると、V25=V11=0
V、V24=V26=V8となるから、V27(第2図参照)=V7
M26は導通で、V9=0Vとなりnpnバイポーラトランジスタ
Q1は非導通、V11=0VであるからM14は非導通となって、
出力はハイインピーダンス状態が実現される。一方、制
御入力端子44がLレベルで0Vであると、プリバッファ回
路23は、前記第2実施例の場合と同様の動作をする。
なお、上述の各実施例において、メインバッファ回路40
におけるプルアップ回路41に、TTLインターフェース専
用として、エミッタフォロアダーリントン接続構成にし
た場合、エミッタフォロア+ダイオード1段の縦列接続
構成にした場合、並びにプルダウン回路42にバイポーラ
トランジスタを用いたエミッタ接地回路で構成した場合
の各場合においても、前述の各実施例の作用効果と同様
の作用効果を有することは明らかである。また、各実施
例において、DC−DCコンバータ10を介さずに、第2の電
源電圧V8を直接、外部から第2の電源端子8に供給する
ようにしても各実施例で述べた作用効果を有することは
明らかである。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明によれば、外部から供給
される第1の電源電圧を所要電圧値の第2の電源電圧に
降圧させるDC−DCコンバータを備え、内部回路の次段に
は、この内部回路とともに上記第2の電源電圧で動作す
るプリバッファ回路を接続し、このプリバッファ回路の
次段には上記第1の電源電圧で動作する信号レベル変換
回路を接続し、終段には、その信号レベル変換回路から
出力される信号を入力して外部への出力信号の2値のレ
ベルをそれぞれプルアップ及びプルダウンする手段を備
え上記第1の電源電圧で動作するメインバッファ回路を
有し、前記レベル変換回路と前記メインバッファ回路の
プルダウン手段とは、ゲートに所定値のバイアス電圧が
印加されるMOSFETとゲートに入力信号が印加される論理
用MOSFETとの2個のトランジスタを直列接続したペアト
ランジスタを単位として構成したので、素子の微細化が
進み、MOSFETのゲート耐圧及びドレイン耐圧が低下して
も、これら低耐圧MOSFETで構成されるプリバッファ回路
及び内部回路等を他のCMOSIC及びBi−CMOSIC等の電源電
圧より低い耐圧以下の安全な電源電圧で動作させること
ができる。また、上記と同様に低耐圧MOSFETで構成さ
れ、且つ次段のメインバッファ回路の駆動能力を高める
ために第1の電源電圧で動作してその出力信号レベルを
当該第1の電源電圧動作レベルまで上昇させる信号レベ
ル変換回路と、同じく第1の電源電圧で動作するメイン
バッファ回路におけるプルダウン手段とは、ペアトラン
ジスタを単位として構成することにより、上記と同様
に、各MOSFETを耐圧以下の安全な電圧レベルで動作させ
ることができる。したがって、超微細な低耐圧MOSFETの
信頼性が保証されてその使用が可能とされるから、Bi−
CMOSICの大規模化、高速化及び低消費電力化を十分に図
ることができ、また、他のCMOSIC、Bi−CMOSIC、又はTT
LICとの信号レベルインターフェース条件を満足させる
ことができ、これらICの動作マージンを劣化させること
なく直接接続を可能とすることができるという利点があ
る。
さらに、終段に接続されて大電流駆動が必要とされるメ
インバッファ回路に供給する第1の電源と、内部回路に
供給する第2の電源とが分離された構成になっているか
ら、出力回路の動作時に発生するメインバッファ部の電
源上に誘起される雑音が内部回路の電源に回り込むこと
がなく、内部回路が安定に動作するという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る複合形半導体出力回路の第1実
施例を示す回路図、第2図はこの発明の第2実施例を示
す回路図、第3図はこの発明の第3実施例を示す回路
図、第4図はこの発明の第4実施例を示す回路図、第5
図は従来の複合形半導体出力回路の回路図である。 1:内部回路、6:出力端子、7:第1の電源端子、8:第2の
電源端子、10:DC−DCコンバータ、20、21、22、23:プリ
バッファ回路、30、31:信号レベル変換回路、40:メイン
バッファ回路、41:プルアップ回路(プルアップ手
段)、42:プルダウン回路(プルダウン手段)、M1
M28:MOSFET、Q1:npnバイポーラトランジスタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀口 勝治 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−21323(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同一半導体基板に形成したバイポーラトラ
    ンジスタ及びMOSFETを構成素子としてなる集積回路にお
    ける複合形半導体出力回路であって、 外部から供給される第1の電源電圧を所要電圧値の第2
    の電源電圧に降圧するDC−DCコンバータと、内部回路と
    ともに前記第2の電源電圧で動作し当該内部回路からの
    出力信号が入力されるプリバッファ回路と、前記第1の
    電源電圧で動作し前記プリバッファ回路を介して入力さ
    れる前記内部回路からの出力信号をレベル変換する信号
    レベル変換回路と、該信号レベル変換回路から出力され
    る信号を入力して外部への出力信号の2値のレベルをそ
    れぞれプルアップ及びプルダウンする手段が備えられ前
    記第1の電源電圧で動作するメインバッファ回路とを有
    し、前記信号レベル変換回路と前記メインバッファ回路
    のプルダウン手段とは、ゲートに所定値のバイアス電圧
    が印加されるMOSFETとゲートに入力信号が印加される論
    理用MOSFETとの2個のトランジスタを直列接続したペア
    トランジスタを単位として構成してなることを特徴とす
    る複合形半導体出力回路。
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