JPH0784001B2 - 木質系成形素材の搬送方法 - Google Patents
木質系成形素材の搬送方法Info
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- JPH0784001B2 JPH0784001B2 JP63187830A JP18783088A JPH0784001B2 JP H0784001 B2 JPH0784001 B2 JP H0784001B2 JP 63187830 A JP63187830 A JP 63187830A JP 18783088 A JP18783088 A JP 18783088A JP H0784001 B2 JPH0784001 B2 JP H0784001B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、木質系成形体の製造に用いる木質系成形素材
の搬送方法に関する。
の搬送方法に関する。
(従来の技術) 木質系成形体としては、いわゆるハードボードが良く知
られ、自動車の内装品や電気製品のキャビネット等の基
材としては古くから使用されている。このハードボード
は、一般には、木材チップ等を解繊した木質繊維に結合
材を加えて木質系成形素材を得、この成形素材を抄造あ
るいはロールプレスしてマット化し、このマットを成形
型に供給して熱圧縮成形する工程を経て製造されている
(例えば、特開昭52−11085号公報、特開昭56−9480号
公報等参照)。しかしながら、このような製造方法によ
れば、マット化が必要な分、工程の複雑化や歩留りの低
下が避けられず、かつ成形性も劣って深絞りを有する成
形体の製造が困難になるという問題があった。
られ、自動車の内装品や電気製品のキャビネット等の基
材としては古くから使用されている。このハードボード
は、一般には、木材チップ等を解繊した木質繊維に結合
材を加えて木質系成形素材を得、この成形素材を抄造あ
るいはロールプレスしてマット化し、このマットを成形
型に供給して熱圧縮成形する工程を経て製造されている
(例えば、特開昭52−11085号公報、特開昭56−9480号
公報等参照)。しかしながら、このような製造方法によ
れば、マット化が必要な分、工程の複雑化や歩留りの低
下が避けられず、かつ成形性も劣って深絞りを有する成
形体の製造が困難になるという問題があった。
そこで最近、上記マット化を省略して生産性の向上およ
び成形性の改善を図った木質系成形体の製造方法が確立
され、既に特開昭60−259372号公報、特開昭62−90203
号公報、特開昭62−134215号公報等に紹介されている。
この製造方法は、木材チップを解繊して得た木質繊維に
結合剤等を加えて木質系成形素材を製造する素材製造工
程と、この成形素材を直接あるいは所定形状に集合させ
て成形型に供給し熱圧縮成形する成形工程とに大きく分
けられる。そして通常は、前記素材製造工程と成形工程
とを連続して設け、両工程の設備の連続運転により、ほ
とんど外気に触れることなく成形素材を素材製造工程か
ら成形工程へと搬送し、直ちに熱圧縮成形を行なうよう
にしている。このような製造態様を採るのは、木質繊維
そのものが水分を吸収し易い性質を有し、この水分吸収
によって後の圧縮成形時にスケやフクレ等の欠陥が生じ
るためであり、水分吸収の機会を可及的に少なくしよう
とする配慮による。
び成形性の改善を図った木質系成形体の製造方法が確立
され、既に特開昭60−259372号公報、特開昭62−90203
号公報、特開昭62−134215号公報等に紹介されている。
この製造方法は、木材チップを解繊して得た木質繊維に
結合剤等を加えて木質系成形素材を製造する素材製造工
程と、この成形素材を直接あるいは所定形状に集合させ
て成形型に供給し熱圧縮成形する成形工程とに大きく分
けられる。そして通常は、前記素材製造工程と成形工程
とを連続して設け、両工程の設備の連続運転により、ほ
とんど外気に触れることなく成形素材を素材製造工程か
ら成形工程へと搬送し、直ちに熱圧縮成形を行なうよう
にしている。このような製造態様を採るのは、木質繊維
そのものが水分を吸収し易い性質を有し、この水分吸収
によって後の圧縮成形時にスケやフクレ等の欠陥が生じ
るためであり、水分吸収の機会を可及的に少なくしよう
とする配慮による。
(発明が解決しようとする課題) ところで、木質系成形体の製造にあっては、何らかの理
由により成形工程の設備を一時的に停止し、あるいは生
産体制の都合により素材製造工程と成形工程とを完全に
分離しなければならない場合があり、このような場合
は、素材製造工程で製造した木質系成形素材を一時的に
貯蔵し、あるいは別途離れた地域から輸送しなければな
らないこととなる。しかしながら、上記新たな木質系成
形体の製造方法によれば、木質系成形素材は繊維状で供
されるため、そのまゝ堆積させたのでは著しく嵩が大き
くなり、その全体を外気から遮断して貯蔵しあるいは輸
送するのが極めて困難となって、成形素材の水分吸収を
抑えるのが困難となる。また、その嵩の大きさにより、
保管スペースの拡大や輸送効率の低下が避けられず、コ
スト負担が増大するようになる。
由により成形工程の設備を一時的に停止し、あるいは生
産体制の都合により素材製造工程と成形工程とを完全に
分離しなければならない場合があり、このような場合
は、素材製造工程で製造した木質系成形素材を一時的に
貯蔵し、あるいは別途離れた地域から輸送しなければな
らないこととなる。しかしながら、上記新たな木質系成
形体の製造方法によれば、木質系成形素材は繊維状で供
されるため、そのまゝ堆積させたのでは著しく嵩が大き
くなり、その全体を外気から遮断して貯蔵しあるいは輸
送するのが極めて困難となって、成形素材の水分吸収を
抑えるのが困難となる。また、その嵩の大きさにより、
保管スペースの拡大や輸送効率の低下が避けられず、コ
スト負担が増大するようになる。
本発明は、上記従来の背景に鑑みてなされたもので、外
気からの水分吸収を抑えつゝ貯蔵または輸送を簡便に行
えるようにし、もって木質系成形体の製造設備の変動に
有効に対処し得る木質系成形素材の搬送方法を提供する
ことを目的とする。
気からの水分吸収を抑えつゝ貯蔵または輸送を簡便に行
えるようにし、もって木質系成形体の製造設備の変動に
有効に対処し得る木質系成形素材の搬送方法を提供する
ことを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上記課題を解決するため、木質繊維に結合剤
等を加えた木質系成形素材を圧縮して圧縮体となし、こ
の圧縮体をコンテナに収納して貯蔵し成形設備の近傍に
おいて前記コンテナ内の上部を吸引ケースで覆って該吸
引ケース内と成形設備との間に圧縮空気を循環させ、そ
の圧縮空気を前記コンテナ内の圧縮体に衝突させると共
にその衝突位置を変更しながら該圧縮体を解絡し、この
解絡した成形素材を前記圧縮空気に乗せて成形設備まで
搬送するようにしたことを特徴とする。
等を加えた木質系成形素材を圧縮して圧縮体となし、こ
の圧縮体をコンテナに収納して貯蔵し成形設備の近傍に
おいて前記コンテナ内の上部を吸引ケースで覆って該吸
引ケース内と成形設備との間に圧縮空気を循環させ、そ
の圧縮空気を前記コンテナ内の圧縮体に衝突させると共
にその衝突位置を変更しながら該圧縮体を解絡し、この
解絡した成形素材を前記圧縮空気に乗せて成形設備まで
搬送するようにしたことを特徴とする。
(作用) 上記構成の木質系成形素材の搬送方法においては、一度
圧縮体とすることで成形素材の嵩は大幅に削減され、こ
れを小型のコンテナに収納して簡便に貯蔵しあるいは輸
送できる。しかも、その嵩の小さいことにより貯蔵ある
いは輸送中、例えばシートを用いて簡便に成形素材の外
気から遮断することができる。また、コンテナ内と成形
設備との間を閉回路としてこの中を循環する圧縮空気に
より圧縮体を解絡することにより、解絡中における水分
吸収を抑制できる。
圧縮体とすることで成形素材の嵩は大幅に削減され、こ
れを小型のコンテナに収納して簡便に貯蔵しあるいは輸
送できる。しかも、その嵩の小さいことにより貯蔵ある
いは輸送中、例えばシートを用いて簡便に成形素材の外
気から遮断することができる。また、コンテナ内と成形
設備との間を閉回路としてこの中を循環する圧縮空気に
より圧縮体を解絡することにより、解絡中における水分
吸収を抑制できる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。
る。
始めに本発明の実施対象である木質系成形素材を得るた
めの工程の一例を、第2図にもとづいて説明すると、先
ず貯蔵タンク21内の木材チップW1をチップ洗浄機22へ搬
送し、さらに解繊機23へ搬送して蒸煮、解繊を行ない、
木質繊維W2を得る。次にこの木質繊維W2を乾燥機24の熱
風機25へ送り、ドライヤ26からの熱風に乗せて乾燥を行
ない、これを一旦乾燥機24内のサイクロン27へ貯留す
る。次にこのサイクロン27内の木質繊維W2を混合機28の
ホッパ29へ搬送し、さらに該ホッパ29下の混合機本体30
へ供給する。混合機本体30には撹拌羽根やスプレーノズ
ルが内蔵されており、この中を木質繊維が移動する間、
スプレーノズルから噴射される結合剤、内部離型剤等と
良く混合され、木質系成形素材としてその排出口30aか
ら排出される。
めの工程の一例を、第2図にもとづいて説明すると、先
ず貯蔵タンク21内の木材チップW1をチップ洗浄機22へ搬
送し、さらに解繊機23へ搬送して蒸煮、解繊を行ない、
木質繊維W2を得る。次にこの木質繊維W2を乾燥機24の熱
風機25へ送り、ドライヤ26からの熱風に乗せて乾燥を行
ない、これを一旦乾燥機24内のサイクロン27へ貯留す
る。次にこのサイクロン27内の木質繊維W2を混合機28の
ホッパ29へ搬送し、さらに該ホッパ29下の混合機本体30
へ供給する。混合機本体30には撹拌羽根やスプレーノズ
ルが内蔵されており、この中を木質繊維が移動する間、
スプレーノズルから噴射される結合剤、内部離型剤等と
良く混合され、木質系成形素材としてその排出口30aか
ら排出される。
上記混合機28から排出された木質系成形素材は、通常、
空気圧送により成形工程内の後述するサイクロンへ搬送
され、成形に供される。この成形工程の一例を第3図に
もとづいて説明すると、前記成形素材Waを先ず集合装置
31のホッパ32に供給し、該ホッパ32下の散布容器33およ
び積層容器34内にこれを散布して、積層容器34内の多孔
板35上に堆積させ、所定系業の素材集合体Wbを得る。次
に積層容器34を散布容器33から切離し、別途吸引力を利
して積層容器34から保持容器36に素材集合体Wbを移載
し、その後、保持容器36を成形型37まで移動させ、その
吸引を解除して成形型37内に素材集合体Wbを投入する。
前記成形型37は下型38、上型39および保持枠40から成っ
て、予め所定の温度に加熱されており、型内に投入され
た素材集合体Wbは、上型39の下降により熱圧縮成形さ
れ、一例として厚さ2.5mm、密度0.8g/cm3程度の成形体
Pが得られる。
空気圧送により成形工程内の後述するサイクロンへ搬送
され、成形に供される。この成形工程の一例を第3図に
もとづいて説明すると、前記成形素材Waを先ず集合装置
31のホッパ32に供給し、該ホッパ32下の散布容器33およ
び積層容器34内にこれを散布して、積層容器34内の多孔
板35上に堆積させ、所定系業の素材集合体Wbを得る。次
に積層容器34を散布容器33から切離し、別途吸引力を利
して積層容器34から保持容器36に素材集合体Wbを移載
し、その後、保持容器36を成形型37まで移動させ、その
吸引を解除して成形型37内に素材集合体Wbを投入する。
前記成形型37は下型38、上型39および保持枠40から成っ
て、予め所定の温度に加熱されており、型内に投入され
た素材集合体Wbは、上型39の下降により熱圧縮成形さ
れ、一例として厚さ2.5mm、密度0.8g/cm3程度の成形体
Pが得られる。
本発明は、上記一連の木質系成形体の製造工程の中で、
素材製造工程(第2図)で得た木質系成形素材Waを直接
成形工程(第3図)へ搬送することなく、一旦保管して
おき、必要に応じて成形工程へ供給する場合に適用され
る木質系成形素材の搬送方法に関するものである。
素材製造工程(第2図)で得た木質系成形素材Waを直接
成形工程(第3図)へ搬送することなく、一旦保管して
おき、必要に応じて成形工程へ供給する場合に適用され
る木質系成形素材の搬送方法に関するものである。
本実施例においては、上記素材製造工程で得た木質系成
形素材Waを先ずプレス装置(図示略)により所定密度に
圧縮して圧縮体を得、第1図に示すように、この圧縮体
Mをコンテナ1内に収納、保管しておく。圧縮体Mは、
一例として50〜200kg/m3の密度を有し、成形素材Waを自
重により単に堆積させた場合に比して、その嵩は1/3〜1
/15と極めて小さくなっている。第1図は、本発明の方
法を実行する発送装置を示したもので、成形工程の近傍
に設置されている。この搬送装置は、前記コンテナ1と
同一の開口面積を有する吸引ケース2を備えている。吸
引ケース2は昇降用シリンダ3の作動により昇降駆動さ
れるようになっており、いま吸引ケース2下方に前記コ
ンテナ1を位置決めして該吸引ケース2を下降させる
と、コンテナ1と吸引ケース2との開口端がシール部材
4を介して密接し、これらの内部には外部から隔離した
空間5が画成されるようになる。
形素材Waを先ずプレス装置(図示略)により所定密度に
圧縮して圧縮体を得、第1図に示すように、この圧縮体
Mをコンテナ1内に収納、保管しておく。圧縮体Mは、
一例として50〜200kg/m3の密度を有し、成形素材Waを自
重により単に堆積させた場合に比して、その嵩は1/3〜1
/15と極めて小さくなっている。第1図は、本発明の方
法を実行する発送装置を示したもので、成形工程の近傍
に設置されている。この搬送装置は、前記コンテナ1と
同一の開口面積を有する吸引ケース2を備えている。吸
引ケース2は昇降用シリンダ3の作動により昇降駆動さ
れるようになっており、いま吸引ケース2下方に前記コ
ンテナ1を位置決めして該吸引ケース2を下降させる
と、コンテナ1と吸引ケース2との開口端がシール部材
4を介して密接し、これらの内部には外部から隔離した
空間5が画成されるようになる。
上記吸引ケース2には、上下方向に摺動可能に複数の筒
体6a,6b(こゝでは説明の便宜のため2本の筒体のみを
示す)が設けられている。各筒体6a,6bは、吸引ケース
2の上面に固設したシリンダ7に連結され、該シリンダ
7の駆動により任意上下動し、コンテナ1内の圧縮体M
との間に一定の距離Lを維持できるようになっている。
しかして、一方の筒体6aは上記成形工程(第3図)に設
置されたバグ付サイクロン8とダクト9aにて接続され、
他方の筒体6bは前記サイクロン8に付設した吸引フアン
10とダクト9bにて接続されている。これにより前記コン
テナ1および吸引ケース2により画成された空間5内と
前記サイクロン8との間には、吸引フアン10を介する一
つの閉回路が形成され、この中を圧縮空気が循環するよ
うになる。
体6a,6b(こゝでは説明の便宜のため2本の筒体のみを
示す)が設けられている。各筒体6a,6bは、吸引ケース
2の上面に固設したシリンダ7に連結され、該シリンダ
7の駆動により任意上下動し、コンテナ1内の圧縮体M
との間に一定の距離Lを維持できるようになっている。
しかして、一方の筒体6aは上記成形工程(第3図)に設
置されたバグ付サイクロン8とダクト9aにて接続され、
他方の筒体6bは前記サイクロン8に付設した吸引フアン
10とダクト9bにて接続されている。これにより前記コン
テナ1および吸引ケース2により画成された空間5内と
前記サイクロン8との間には、吸引フアン10を介する一
つの閉回路が形成され、この中を圧縮空気が循環するよ
うになる。
一方、各ダクト9a,9bは、その途中の二箇所がバイパス
ダクト11a,11bによってそれぞれ連絡されている。各バ
イパスダクト11a,11bは、それぞれ一対の切替バルブ12
a,12bによって開閉され、これら切替バルブ12a,12bの同
時作動により前記筒体6a,6bは吐出側と吸引側とに選択
的に切替えられるようになっている。つまり、吸引フア
ン10から吐出された圧縮空気は、切替バルブ12a,12bの
操作により筒体6aと筒体6bの何れか一方から空間5内に
噴出し、コンテナ1内の圧縮体Mに衝突してこれを解絡
する。そして解絡された成形素材Waは他方の筒体へ吸引
される圧縮空気に乗ってサイクロン8まで搬送される。
ダクト11a,11bによってそれぞれ連絡されている。各バ
イパスダクト11a,11bは、それぞれ一対の切替バルブ12
a,12bによって開閉され、これら切替バルブ12a,12bの同
時作動により前記筒体6a,6bは吐出側と吸引側とに選択
的に切替えられるようになっている。つまり、吸引フア
ン10から吐出された圧縮空気は、切替バルブ12a,12bの
操作により筒体6aと筒体6bの何れか一方から空間5内に
噴出し、コンテナ1内の圧縮体Mに衝突してこれを解絡
する。そして解絡された成形素材Waは他方の筒体へ吸引
される圧縮空気に乗ってサイクロン8まで搬送される。
なお、サイクロン8下にはファイバービン13が接続され
ており、サイクロン8の下部のロータリバルブ8aを開放
することによりこのファイバービン13内に成形素材Waが
落し込まれるようになっている。ファイバービン13はコ
ンベア14、ドッフィングローラ15等を内装しており、前
記サイクロン8から落し込まれた成形素材Waは、前記ド
ッフィングローラ15によってさらにほぐされ、その下部
の開口16から前記集合装置31のホッパ32(第3図)へと
供給される。
ており、サイクロン8の下部のロータリバルブ8aを開放
することによりこのファイバービン13内に成形素材Waが
落し込まれるようになっている。ファイバービン13はコ
ンベア14、ドッフィングローラ15等を内装しており、前
記サイクロン8から落し込まれた成形素材Waは、前記ド
ッフィングローラ15によってさらにほぐされ、その下部
の開口16から前記集合装置31のホッパ32(第3図)へと
供給される。
以下、上記構成の搬送装置を用いて行なう木質系成形素
材の搬送方法について説明する。
材の搬送方法について説明する。
本実施例においては、素材成形工程(第2図)で製造し
た木質系成形素材Waを圧縮して圧縮体Mを形成し、この
圧縮体Mをコンテナ1に収納して、例えば離れた地域に
ある成形工程(第3図)の近傍まで陸上輸送する。コン
テナ1は、蓋状のもので開口部をカバーしたり、シート
にてコンテナ1の全体をカバーし、圧縮体Mを外気から
遮断する。
た木質系成形素材Waを圧縮して圧縮体Mを形成し、この
圧縮体Mをコンテナ1に収納して、例えば離れた地域に
ある成形工程(第3図)の近傍まで陸上輸送する。コン
テナ1は、蓋状のもので開口部をカバーしたり、シート
にてコンテナ1の全体をカバーし、圧縮体Mを外気から
遮断する。
そして上記コンテナ1の投入を待って、カバーを外し、
次に昇降用シリンダ3の作動により吸引ケース2を下降
させてコンテナ1に結合し、続いてシリンダ7の作動に
より筒体6a,6bを下降させて、該筒体6a,6bの先端と圧縮
体Mとの間の距離Lを一定に保つ。またこの時、各切替
バルブ12a,12bはバイパスダクト11a,11bの全閉側へ切替
えておく。次に吸引フアン10を運転する。この吸引ファ
ン10の運転により、一方のダクト9bを通じて圧縮空気が
一方の筒体6bへ送られ、該筒体6bから吸引ケース内の空
間へ噴出される。この圧縮空気の噴出流は、コンテナ1
内の圧縮体Mに衝突してこれを解絡し、これによって生
じた繊維状の成形素材Waが他方の筒体6bに吸引される。
この筒体6bに吸引された成形素材Waは、他方のダクト9a
を通じてサイクロン8へ搬送され、圧縮空気と分離され
て、サイクロン8下のファイバービン13に貯まる。一方
分離された圧縮空気は、吸引フアン10を介して循環す
る。
次に昇降用シリンダ3の作動により吸引ケース2を下降
させてコンテナ1に結合し、続いてシリンダ7の作動に
より筒体6a,6bを下降させて、該筒体6a,6bの先端と圧縮
体Mとの間の距離Lを一定に保つ。またこの時、各切替
バルブ12a,12bはバイパスダクト11a,11bの全閉側へ切替
えておく。次に吸引フアン10を運転する。この吸引ファ
ン10の運転により、一方のダクト9bを通じて圧縮空気が
一方の筒体6bへ送られ、該筒体6bから吸引ケース内の空
間へ噴出される。この圧縮空気の噴出流は、コンテナ1
内の圧縮体Mに衝突してこれを解絡し、これによって生
じた繊維状の成形素材Waが他方の筒体6bに吸引される。
この筒体6bに吸引された成形素材Waは、他方のダクト9a
を通じてサイクロン8へ搬送され、圧縮空気と分離され
て、サイクロン8下のファイバービン13に貯まる。一方
分離された圧縮空気は、吸引フアン10を介して循環す
る。
しかして、上記一方の筒体6bからの圧縮空気の噴出によ
り該筒体6b下の圧縮体Mの解絡が進み、片側の圧縮体M
が次第に掘り下げられる。そこで、シリンダ7の作動に
より筒体6a,6bを下降させ、圧縮体Mの上面との間の間
隔Lを常に一定に保つようにする。これによって圧縮体
Mに衝突する圧縮空気の圧力が一定に維持され、効率良
く解絡は進む。次に前記解絡が適宜進んだ時点で、切替
バルブ12a,12bの操作によりバイパスダクト11a,11bを開
く。すると、圧縮空気は、バイパスダクト11bを通じて
他方の筒体6b側へ給送され、感度は他方の筒体6a下の部
分の圧縮体Mが解絡される。解絡された成形素材Waは一
方の筒体6bへ吸引され、バイパスダクト11a、ダクト9a
を通じてサイクロン8へ搬送される。このようにして、
切替バルブ12a,12bの操作により圧縮空気の出口を交互
に切替え、これによってコンテナ1内の圧縮体Mは隅ず
みまで解絡される。
り該筒体6b下の圧縮体Mの解絡が進み、片側の圧縮体M
が次第に掘り下げられる。そこで、シリンダ7の作動に
より筒体6a,6bを下降させ、圧縮体Mの上面との間の間
隔Lを常に一定に保つようにする。これによって圧縮体
Mに衝突する圧縮空気の圧力が一定に維持され、効率良
く解絡は進む。次に前記解絡が適宜進んだ時点で、切替
バルブ12a,12bの操作によりバイパスダクト11a,11bを開
く。すると、圧縮空気は、バイパスダクト11bを通じて
他方の筒体6b側へ給送され、感度は他方の筒体6a下の部
分の圧縮体Mが解絡される。解絡された成形素材Waは一
方の筒体6bへ吸引され、バイパスダクト11a、ダクト9a
を通じてサイクロン8へ搬送される。このようにして、
切替バルブ12a,12bの操作により圧縮空気の出口を交互
に切替え、これによってコンテナ1内の圧縮体Mは隅ず
みまで解絡される。
なお、切替バルブ12a,12bの操作は、例えば吸引ケース
2に位置センサを設けて圧縮体Mの掘り下げ状況を監視
し、この結果にもとづいて切替えるようにしても良く、
あるいは経験的に掘り下げ量を把握して、時間設定で切
替えるようにしても良い。
2に位置センサを設けて圧縮体Mの掘り下げ状況を監視
し、この結果にもとづいて切替えるようにしても良く、
あるいは経験的に掘り下げ量を把握して、時間設定で切
替えるようにしても良い。
こゝで、上記吸引ケース2に取付ける筒体の数や大き
さ、あるいはこれら筒体を閉回路の構成は、上記実施例
に代えて、例えば第4図〜第7図に示すように種々の態
様を採り得る。
さ、あるいはこれら筒体を閉回路の構成は、上記実施例
に代えて、例えば第4図〜第7図に示すように種々の態
様を採り得る。
第4図は、吸引ケース2に取付ける筒体を、2本の大径
の筒第61と多数の小径の筒体62とから構成し、2本の大
径の筒体61を1つの切替バルブVaに集約して吸引側のダ
クト9aに接続すると共に、多数の小径の筒体61をグルー
プ分けして、それぞれを切替バルブVbおよびVcに集約し
て吐出側のダクト9bに接続した実施例を示したものであ
る。この場合、大径の筒体61を常時吸引側に開放し、グ
ループ分けした小径の筒体62を順次開放することによ
り、小径になっている分、筒体62から吐出される圧縮空
気の流速が高まり、圧縮体Mの解絡がより効率的に進む
ようになる。
の筒第61と多数の小径の筒体62とから構成し、2本の大
径の筒体61を1つの切替バルブVaに集約して吸引側のダ
クト9aに接続すると共に、多数の小径の筒体61をグルー
プ分けして、それぞれを切替バルブVbおよびVcに集約し
て吐出側のダクト9bに接続した実施例を示したものであ
る。この場合、大径の筒体61を常時吸引側に開放し、グ
ループ分けした小径の筒体62を順次開放することによ
り、小径になっている分、筒体62から吐出される圧縮空
気の流速が高まり、圧縮体Mの解絡がより効率的に進む
ようになる。
また上記第4図に示すものの変形例として、第5図に示
すように、2本の大径の筒体61に対してより多数の小径
の筒体62を配し、これら小径の筒体62をたすきがけの態
様でグループ分けするようにしても良い。この場合、大
径の筒大61を中心にして吸引ケース2の左右で順次回路
を切替えることにより、より大型のコンテナ1を対象に
圧縮体Mの解絡を行なうことができる。
すように、2本の大径の筒体61に対してより多数の小径
の筒体62を配し、これら小径の筒体62をたすきがけの態
様でグループ分けするようにしても良い。この場合、大
径の筒大61を中心にして吸引ケース2の左右で順次回路
を切替えることにより、より大型のコンテナ1を対象に
圧縮体Mの解絡を行なうことができる。
また前出第4図、第5図に示すように多数の小径の筒体
62を用いることなく、第6図に示すように、吸引ケース
2に平行な2つの案内路2aを設け、各案内路2aに沿って
小径の筒体62を気密下に移動させるようにすることがで
きる。この場合、小径の筒体62は2本の使用で済み、装
置のより簡略化を達成し得る。
62を用いることなく、第6図に示すように、吸引ケース
2に平行な2つの案内路2aを設け、各案内路2aに沿って
小径の筒体62を気密下に移動させるようにすることがで
きる。この場合、小径の筒体62は2本の使用で済み、装
置のより簡略化を達成し得る。
さらに上記第6図に示すものの変形例として、第7図に
示すように、大径の筒体61の周りに円形の案内路2bを設
け、この案内路2bに沿って複数の小径の筒体62を移動さ
せるようにしても良い。この場合、小径の筒体62のカバ
ーする範囲が広がり、コンテナ1内のより隅ずみまで圧
縮体Mを解絡することができ、特に小型のコンテナ1に
向けて好適となる。
示すように、大径の筒体61の周りに円形の案内路2bを設
け、この案内路2bに沿って複数の小径の筒体62を移動さ
せるようにしても良い。この場合、小径の筒体62のカバ
ーする範囲が広がり、コンテナ1内のより隅ずみまで圧
縮体Mを解絡することができ、特に小型のコンテナ1に
向けて好適となる。
(発明の効果) 本発明にかゝる木質系成形素材の搬送方法によれば、成
形素材を圧縮体としてコンテナ内に収納し、閉回路を循
環する圧縮空気により圧縮体を解絡し成形設備まで搬送
するようにしたので、貯蔵または輸送中はもとより解絡
中における成形素材の水分吸収を容易に抑制でき、しか
も、圧縮体の解絡も十分となって、木質系成形体の製造
設備に変動があっても成形体の品質の安定向上に大きく
寄与する効果を奏する。また、成形素材を圧縮体とする
ことで、コンテナ容量の削減が可能になるばかりか輸送
効率も向上し、成形素材の貯蔵や輸送にかかるコストを
大幅に低減できる。さらに、圧縮空気の衝突位置を変更
しながら圧縮体を解絡するので、コンテナ内の圧縮体を
効率良く、かつコンテナ内の隅々まで解絡でき、前記し
た成形素材を圧縮体とすることによる効果を最大限に発
揮されることが可能になる。
形素材を圧縮体としてコンテナ内に収納し、閉回路を循
環する圧縮空気により圧縮体を解絡し成形設備まで搬送
するようにしたので、貯蔵または輸送中はもとより解絡
中における成形素材の水分吸収を容易に抑制でき、しか
も、圧縮体の解絡も十分となって、木質系成形体の製造
設備に変動があっても成形体の品質の安定向上に大きく
寄与する効果を奏する。また、成形素材を圧縮体とする
ことで、コンテナ容量の削減が可能になるばかりか輸送
効率も向上し、成形素材の貯蔵や輸送にかかるコストを
大幅に低減できる。さらに、圧縮空気の衝突位置を変更
しながら圧縮体を解絡するので、コンテナ内の圧縮体を
効率良く、かつコンテナ内の隅々まで解絡でき、前記し
た成形素材を圧縮体とすることによる効果を最大限に発
揮されることが可能になる。
第1図は、本発明にかゝる木質系成形素材のの搬送方法
を実行する装置例を示す模式図、第2図は、本発明の実
行対象である木質系成形素材の製造工程の一例を示す模
式図、第3図は木質系素材を用いた成形工程の一例を示
す模式図、第4図〜第7図は本搬送装置の変形例を示す
模式図である。 Wa……木質系成形素材 M……圧縮体 1……コンテナ 2……吸引ケース 6a,6b、61,62……筒体 8……サイクロン 9a,9b……ダクト 10……吸引フアン
を実行する装置例を示す模式図、第2図は、本発明の実
行対象である木質系成形素材の製造工程の一例を示す模
式図、第3図は木質系素材を用いた成形工程の一例を示
す模式図、第4図〜第7図は本搬送装置の変形例を示す
模式図である。 Wa……木質系成形素材 M……圧縮体 1……コンテナ 2……吸引ケース 6a,6b、61,62……筒体 8……サイクロン 9a,9b……ダクト 10……吸引フアン
Claims (1)
- 【請求項1】木質繊維に結合剤等を加えた木質系成形素
材を圧縮して圧縮体となし、この圧縮体をコンテナに収
納して貯蔵し、成形設備の近傍において前記コンテナ内
の上部を吸引ケースで覆って該吸引ケース内と成形設備
との間に圧縮空気を循環させ、この圧縮空気を前記コン
テナ内の圧縮体に衝突させると共にその衝突位置を変更
しながら該圧縮体を解絡し、この解絡した成形素材を前
記圧縮空気に乗せて成形設備まで搬送することを特徴と
する木質系成形素材の搬送方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63187830A JPH0784001B2 (ja) | 1988-07-27 | 1988-07-27 | 木質系成形素材の搬送方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63187830A JPH0784001B2 (ja) | 1988-07-27 | 1988-07-27 | 木質系成形素材の搬送方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0236906A JPH0236906A (ja) | 1990-02-06 |
| JPH0784001B2 true JPH0784001B2 (ja) | 1995-09-13 |
Family
ID=16212985
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63187830A Expired - Lifetime JPH0784001B2 (ja) | 1988-07-27 | 1988-07-27 | 木質系成形素材の搬送方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0784001B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5632450Y2 (ja) * | 1974-12-28 | 1981-08-01 | ||
| JPS6056719A (ja) * | 1983-09-05 | 1985-04-02 | Saito Kazumasa | じゃりまたは砂等粒体の搬送装置 |
| JPS6356125U (ja) * | 1986-09-29 | 1988-04-14 |
-
1988
- 1988-07-27 JP JP63187830A patent/JPH0784001B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0236906A (ja) | 1990-02-06 |
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Legal Events
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