JPH0789578B2 - 自己整合けい素化合物化mos工法による精密抵抗体の製造方法 - Google Patents
自己整合けい素化合物化mos工法による精密抵抗体の製造方法Info
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Landscapes
- Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
- Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般的には半導体素子
に関し、具体的には集積回路を製作する、自己整合けい
素化合物化CMOS工法に両立する精密抵抗体を形成す
る方法に関する。
に関し、具体的には集積回路を製作する、自己整合けい
素化合物化CMOS工法に両立する精密抵抗体を形成す
る方法に関する。
【0002】
【従来の技術】高性能にして高速度な集積回路素子にお
いては、集積回路チップ間の信号路は、有効な伝送線路
である。チップの入力/出力回路のインピーダンスは、
信号路のインピーダンスと異なり、これにより、反射を
発生して信号を劣化する。チップ上の抵抗を信号路の抵
抗と整合するためのオンチップ抵抗体は、この信号劣化
の反射を低減する最も有効な方法である。適切に整合さ
せるため、抵抗体は、好適に、±10%(シグマ)の許
容範囲で10〜50オーム範囲の選択値を有する。通常
の工法により製作されたMOS形集積回路の場合、この
抵抗と許容範囲の必要条件は、N+ 拡散により形成され
た抵抗体を使用することによりよく満足される。
いては、集積回路チップ間の信号路は、有効な伝送線路
である。チップの入力/出力回路のインピーダンスは、
信号路のインピーダンスと異なり、これにより、反射を
発生して信号を劣化する。チップ上の抵抗を信号路の抵
抗と整合するためのオンチップ抵抗体は、この信号劣化
の反射を低減する最も有効な方法である。適切に整合さ
せるため、抵抗体は、好適に、±10%(シグマ)の許
容範囲で10〜50オーム範囲の選択値を有する。通常
の工法により製作されたMOS形集積回路の場合、この
抵抗と許容範囲の必要条件は、N+ 拡散により形成され
た抵抗体を使用することによりよく満足される。
【0003】抵抗体は、必要な抵抗を付与するために、
適切な長さ、幅、及び不純物の濃度の拡散領域を使用す
ることにより、集積回路素子に形成される。従来の素子
では、抵抗体を生成する拡散領域は、MOS形集積回路
のソース/ドレイン領域と同時に形成される。しかし、
自己整合したけい素化合物化されたソース/ドレイン領
域を使用している現在のCMOS工法では、抵抗体は、
非常にやっかいな工程段階を別個に導入せずには、これ
までの方法によって生成することは出来ない。この工程
段階では、非常に厳密な自己整合が必要とされる。
適切な長さ、幅、及び不純物の濃度の拡散領域を使用す
ることにより、集積回路素子に形成される。従来の素子
では、抵抗体を生成する拡散領域は、MOS形集積回路
のソース/ドレイン領域と同時に形成される。しかし、
自己整合したけい素化合物化されたソース/ドレイン領
域を使用している現在のCMOS工法では、抵抗体は、
非常にやっかいな工程段階を別個に導入せずには、これ
までの方法によって生成することは出来ない。この工程
段階では、非常に厳密な自己整合が必要とされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】集積回路に抵抗体要素
を製作するほかの各種の方法が提案された。例えば、抵
抗体は、米国特許 4,110,776、4,209,716 、4,291,328
、あるいは4,416,049 に記載されているように、第1
レベルあるいは第2レベルの多結晶けい素層に形成され
る。または、抵抗体要素は、米国特許 4,212,083に記載
されているように、外域の酸化物の下に埋められた不純
物注入領域により形成される。しかし、これらの従来の
方法では、そのほかに工程段階が必要であるか、抵抗体
の抵抗値と許容範囲、あるいは抵抗の温度係数、あるい
はほかの特性が不十分であるので、この目的には適して
いない。
を製作するほかの各種の方法が提案された。例えば、抵
抗体は、米国特許 4,110,776、4,209,716 、4,291,328
、あるいは4,416,049 に記載されているように、第1
レベルあるいは第2レベルの多結晶けい素層に形成され
る。または、抵抗体要素は、米国特許 4,212,083に記載
されているように、外域の酸化物の下に埋められた不純
物注入領域により形成される。しかし、これらの従来の
方法では、そのほかに工程段階が必要であるか、抵抗体
の抵抗値と許容範囲、あるいは抵抗の温度係数、あるい
はほかの特性が不十分であるので、この目的には適して
いない。
【0005】
【課題を解決するための手段】多様な形の本発明は、抵
抗体より成る回路素子を集積回路素子の製作段階で製作
する方法にある。前記の方法は、a)トランジスタのゲ
ートを半導体の本体の表面にあるトランジスタ領域に形
成する段階と、b)共形の酸化物の被覆を堆積する段階
と、c)前記表面の抵抗体の領域をマスキングし前記ト
ランジスタ領域を露出する段階と、d)前記表面を方向
性を有する手法でエッチングして、前記酸化物を前記抵
抗体領域に残し、また前記ゲートに隣接する側壁スペー
サを前記トランジスタ領域に残す段階と、e)前記表面
上のけい素化合物化領域を前記抵抗体上の前記酸化物の
両側に、及び前記側壁スペーサに隣接するソース/ドレ
イン領域に同時に形成する段階とより成っている。
尚、本願明細書において「共形」とは、半導体の本体の
一面の輪郭と同じ輪郭を有することを意味する。即ち、
酸化物の被覆は半導体の本体の一面全域に渡って堆積さ
れる。
抗体より成る回路素子を集積回路素子の製作段階で製作
する方法にある。前記の方法は、a)トランジスタのゲ
ートを半導体の本体の表面にあるトランジスタ領域に形
成する段階と、b)共形の酸化物の被覆を堆積する段階
と、c)前記表面の抵抗体の領域をマスキングし前記ト
ランジスタ領域を露出する段階と、d)前記表面を方向
性を有する手法でエッチングして、前記酸化物を前記抵
抗体領域に残し、また前記ゲートに隣接する側壁スペー
サを前記トランジスタ領域に残す段階と、e)前記表面
上のけい素化合物化領域を前記抵抗体上の前記酸化物の
両側に、及び前記側壁スペーサに隣接するソース/ドレ
イン領域に同時に形成する段階とより成っている。
尚、本願明細書において「共形」とは、半導体の本体の
一面の輪郭と同じ輪郭を有することを意味する。即ち、
酸化物の被覆は半導体の本体の一面全域に渡って堆積さ
れる。
【0006】本発明の一つの実施例により、精密抵抗体
が、トランジスタのソース/ドレイン領域と同時に生成
された拡散領域により、集積回路に形成される。CMO
S製作工程では、Pチャネルトランジスタに使用されて
いるように、このN型抵抗体領域がN型ウエルに形成さ
れる。抵抗体は、マスクとして蒸着された酸化物層によ
り形成され、この酸化物層は、トランジスタ・ゲートの
側壁スペーサを形成するためにも使用される。側壁スペ
ーサは、ゲートと自己整合したソース/ドレイン領域上
に、自己整合したケイ素化合物化領域を形成する場合に
使用され、このケイ素化合物は、また抵抗体の接触面と
しても使用される。抵抗体の抵抗値は、マスクとして残
された蒸着酸化物の層の幅により定義されるが、これは
厳密な位置合せの段階を少しも必要としない。抵抗体が
生成される堆積酸化物の領域の大きさを設定するために
厳密でないマスキング段階だけを追加して、自己整合し
たけい素化合物化されたソース/ドレイン領域を有する
CMOS集積回路を製作する標準的工程を使用すること
が出来る。
が、トランジスタのソース/ドレイン領域と同時に生成
された拡散領域により、集積回路に形成される。CMO
S製作工程では、Pチャネルトランジスタに使用されて
いるように、このN型抵抗体領域がN型ウエルに形成さ
れる。抵抗体は、マスクとして蒸着された酸化物層によ
り形成され、この酸化物層は、トランジスタ・ゲートの
側壁スペーサを形成するためにも使用される。側壁スペ
ーサは、ゲートと自己整合したソース/ドレイン領域上
に、自己整合したケイ素化合物化領域を形成する場合に
使用され、このケイ素化合物は、また抵抗体の接触面と
しても使用される。抵抗体の抵抗値は、マスクとして残
された蒸着酸化物の層の幅により定義されるが、これは
厳密な位置合せの段階を少しも必要としない。抵抗体が
生成される堆積酸化物の領域の大きさを設定するために
厳密でないマスキング段階だけを追加して、自己整合し
たけい素化合物化されたソース/ドレイン領域を有する
CMOS集積回路を製作する標準的工程を使用すること
が出来る。
【0007】実施例による次の好適実施態様の説明か
ら、本発明は一層詳細に理解され、さらに付属図面に関
連して理解されるであろう。
ら、本発明は一層詳細に理解され、さらに付属図面に関
連して理解されるであろう。
【0008】
【実施例】図1及び図1aに関して、半導体チップ10
が示されており、これには本発明により構成された精密
抵抗体11が、Nチャネルトランジスタ12とPチャネ
ルトランジスタ13を有するCMOS素子に形成されて
いる。チップは、P- エピタキシャル層15を有するP
+ 基板より成っており、抵抗体11とPチャネルトラン
ジスタ13は、分離したN型ウエル16と17に形成さ
れている。本発明の一つの実施態様の一面より、Nチャ
ネルトランジスタのソースとドレインの領域18は、P
- エピタキシャル層15に進入された浅いN+ 領域を形
成している多量のN型不純物注入により形成され、Nウ
エル16に進入される同じ多量のN型不純物注入が、精
密抵抗体11のN型抵抗領域20を生成するために使用
される。Pチャネルトランジスタ13のソースとドレイ
ンの領域21は、N型ウエル17に進入されて浅いP+
領域を形成している多量のP型不純物注入により形成さ
れる。トランジスタ12と13のゲート22と23は、
薄いゲート酸化物で覆われまたソースとドレインの領域
のチャネル領域を覆っている多結晶ケイ素電極であり、
ソースとドレインの領域は、ゲートと自己整列してい
る。側壁スペーサ24と25は、多結晶ケイ素ゲート2
2と23の側面に使用されて、ソースとドレインの領域
18と21上にケイ素化合物化した面26と27を形成
する場合に自己整合という特徴を付与している。けい素
化合物化された領域28と29がまた、多結晶けい素の
ゲート22と23の頭部に形成されている。本発明の一
つの実施態様の特徴により、抵抗体領域20の頭部の酸
化物の層30は、側壁スペーサ24と25と同時に形成
され、けい素化合物化領域26、27、28、29と同
時に形成された自己整合されたけい素化合物化領域31
と32は、抵抗体領域20の端部と接触している。けい
素化合物化領域が形成された後、低温堆積された酸化物
層33がウェハの全面を覆い、この酸化物層33にエッ
チングされた導電路により、抵抗体11の両側の接続子
34と35、及びトランジスタ12と13のソース/ド
レイン接続子36と37、の金属−けい素化合物の接触
が形成される。金属接続子34〜37は、接触領域38
あるいは39においてけい素化合物化領域と接触する。
精密抵抗体とN及びPチャネルトランジスタ12と13
に使用されたこの領域は、高温(熱的)フィールド酸化
物領域40により基板面にくっきりと輪郭が形成されて
いる。第2(あるいは第3)レベル金属被覆が、中間層
酸化物(図示せず)により第1レベル金属接触子及び相
互接続子34〜37から分離している。
が示されており、これには本発明により構成された精密
抵抗体11が、Nチャネルトランジスタ12とPチャネ
ルトランジスタ13を有するCMOS素子に形成されて
いる。チップは、P- エピタキシャル層15を有するP
+ 基板より成っており、抵抗体11とPチャネルトラン
ジスタ13は、分離したN型ウエル16と17に形成さ
れている。本発明の一つの実施態様の一面より、Nチャ
ネルトランジスタのソースとドレインの領域18は、P
- エピタキシャル層15に進入された浅いN+ 領域を形
成している多量のN型不純物注入により形成され、Nウ
エル16に進入される同じ多量のN型不純物注入が、精
密抵抗体11のN型抵抗領域20を生成するために使用
される。Pチャネルトランジスタ13のソースとドレイ
ンの領域21は、N型ウエル17に進入されて浅いP+
領域を形成している多量のP型不純物注入により形成さ
れる。トランジスタ12と13のゲート22と23は、
薄いゲート酸化物で覆われまたソースとドレインの領域
のチャネル領域を覆っている多結晶ケイ素電極であり、
ソースとドレインの領域は、ゲートと自己整列してい
る。側壁スペーサ24と25は、多結晶ケイ素ゲート2
2と23の側面に使用されて、ソースとドレインの領域
18と21上にケイ素化合物化した面26と27を形成
する場合に自己整合という特徴を付与している。けい素
化合物化された領域28と29がまた、多結晶けい素の
ゲート22と23の頭部に形成されている。本発明の一
つの実施態様の特徴により、抵抗体領域20の頭部の酸
化物の層30は、側壁スペーサ24と25と同時に形成
され、けい素化合物化領域26、27、28、29と同
時に形成された自己整合されたけい素化合物化領域31
と32は、抵抗体領域20の端部と接触している。けい
素化合物化領域が形成された後、低温堆積された酸化物
層33がウェハの全面を覆い、この酸化物層33にエッ
チングされた導電路により、抵抗体11の両側の接続子
34と35、及びトランジスタ12と13のソース/ド
レイン接続子36と37、の金属−けい素化合物の接触
が形成される。金属接続子34〜37は、接触領域38
あるいは39においてけい素化合物化領域と接触する。
精密抵抗体とN及びPチャネルトランジスタ12と13
に使用されたこの領域は、高温(熱的)フィールド酸化
物領域40により基板面にくっきりと輪郭が形成されて
いる。第2(あるいは第3)レベル金属被覆が、中間層
酸化物(図示せず)により第1レベル金属接触子及び相
互接続子34〜37から分離している。
【0009】図2から図6に関して、図1と図1aの素
子を製作する方法が説明されている。これらの図2から
図6は、製作工程の連続した段階にある。シリコンウェ
ハの極く小さい部分だけがこれらの図面に示されている
ことは理解され、図示されたトランジスタと抵抗体は、
各チップ内のこの種の約数十万個の構成要素を有する稠
密な回路に形成された素子の単なる例示にすぎない。個
々のユニットに分断する前の、約6ないし8インチ直径
のウェハには通常、数百個のチップが、形成されてい
る。
子を製作する方法が説明されている。これらの図2から
図6は、製作工程の連続した段階にある。シリコンウェ
ハの極く小さい部分だけがこれらの図面に示されている
ことは理解され、図示されたトランジスタと抵抗体は、
各チップ内のこの種の約数十万個の構成要素を有する稠
密な回路に形成された素子の単なる例示にすぎない。個
々のユニットに分断する前の、約6ないし8インチ直径
のウェハには通常、数百個のチップが、形成されてい
る。
【0010】酸化けい素の層41を生成する熱的酸化の
工程段階の後に、フォトレジストのマスク42が、図2
に示すように、Nチャネルトランジスタが形成される領
域に被覆される。被覆されない領域の酸化けい素を除去
するエッチング段階の後に、燐の注入が行われて、次の
高温処理段階によりけい素中に進入されるとき、図3に
示すように、N型ウエル16と17を形成する浅い領域
を形成する。周囲の酸化物層40は、図3に示すよう
に、エピタキシャル層15上の酸化物の薄い層に窒化け
い素の層44を最初に堆積することにより形成され、次
に、ホトマスキングとエッチング段階でこの酸化物と窒
化物の層44のパターンニングを行って、トランジスタ
と抵抗体が形成される領域のみの酸化物と窒化物を残
す。次に、ウェハは熱的酸化段階で処理されて、酸化物
と窒化物44が除去された領域にフィールド酸化物40
を形成する。酸化物と窒化物の層44が剥離される。次
の段階は、一般に熱的酸化により、ゲート酸化物45を
形成し、次に、ウェハの全面に多結晶けい素の層を堆積
することにより、ゲート22と23を形成し、図4と図
4aに示すように、フォトレジスト・マスキングにより
層をパターン形成し、次に、ゲート22と23(及び多
結晶けい素の相互接続子)だけを残す。Pチャネルトラ
ンジスタ13の領域は、フォトレジスト・マスクにより
被覆され、次に、多結晶けい素ゲート22をN+ ソース
/ドレイン領域18と21を形成するマスクとして使用
してひ素の注入が、この時点で行われ、同時に、抵抗体
の領域20がこの注入により形成される。フォトレジス
ト・マスクが剥離され、次に、抵抗体11の領域とNチ
ャネルトランジスタ12の領域は、ほかのフォトレジス
ト・マスクにより覆われ、P+ 注入が行われて、Pチャ
ネルトランジスタ13のソース/ドレイン領域21を形
成する。次に、ウェハ面は、側壁スペーサ24と25の
形成に使用される低温堆積酸化物の共形被膜46で覆わ
れる。この酸化物は、精密抵抗体11の形状を設定する
ためにも使用され、このために、フォトレジストのマス
ク47が、抵抗体になる領域20に形成される。マスク
47は、酸化物46の上表面の全面にフォトレジストを
堆積し、次に抵抗体の大きさを設定する目的のためだけ
に作製されたマスクを通した光に露出することにより、
形成される。この方法のほかの段階は、すべて、側壁ス
ペーサと自己整列してけい素化合物のソース/ドレイン
領域を使用するNウエルCMOS製作工程にすでに提示
されているので、このフォトレジスト・マスクとエッチ
ング段階(及び次のマスク47の除去)は、本発明の抵
抗体を生成するために標準的CMOS製作工程に追加さ
れた唯一の製作段階である。マスク47を形成し、次に
このマスクを除去するこれらの追加段階では、抵抗体の
値はマスク47の幅(拡散領域20の所与の抵抗率と関
連して)により決定されるので、抵抗体の値を設定する
ウェハ面のほかの幾何学形状との、厳密な位置合せは必
要ではない。反応イオンエッチングなどの方向性(異方
性)エッチングが、マスク47によって被覆されない面
の領域の堆積酸化物層46をすべて除去するために使用
されるが、所定の量の酸化物だけがこの段階で除去され
るので、側壁スペーサ24と25が残り、図5と図5a
に示すように、その厚さは多結晶けい素ゲート22と2
3の上下段差の近くに形成される。次の段階は、図6に
示すように、けい素化合物化領域26、27、28、2
9、31、32を形成する。この段階は、最初にマスク
47を剥離し、次にコバルトまたはほかのこの種の金属
をウェハの全表面に蒸着し、引続いてけい素が露出して
いる場所でけい素と金属との反応によりけい素化合物を
形成する熱処理を行うことにより達成される。酸化物で
被覆された領域では、金属は反応せず、その後清浄処理
により除去される。このようにして、けい素化合物が、
多結晶けい素ゲート22と23の頭部とトランジスタの
ソース/ドレイン領域に形成され、同様に酸化物層30
の両側の低抵抗接触面により抵抗体11を形成する。自
己整合したけい素化合物の面が形成された後、ウェハの
全表面は、図1に示すように、低温蒸着の酸化物33で
被覆され、そしてフォトレジスト・マスキングとエッチ
ングの段階が行われて、接触面38と39のけい素化合
物化領域と接触する電導路があけられる。次に、アルミ
ニウムなどの金属被膜をまず施し、フォトレジスト・マ
スキングとエッチングを用いてこの金属層のパターンを
形成して、図1と図1aに示すように、接続子34、3
5、36、37を残すことにより、接触子と相互接続子
の金属被膜層が形成される。
工程段階の後に、フォトレジストのマスク42が、図2
に示すように、Nチャネルトランジスタが形成される領
域に被覆される。被覆されない領域の酸化けい素を除去
するエッチング段階の後に、燐の注入が行われて、次の
高温処理段階によりけい素中に進入されるとき、図3に
示すように、N型ウエル16と17を形成する浅い領域
を形成する。周囲の酸化物層40は、図3に示すよう
に、エピタキシャル層15上の酸化物の薄い層に窒化け
い素の層44を最初に堆積することにより形成され、次
に、ホトマスキングとエッチング段階でこの酸化物と窒
化物の層44のパターンニングを行って、トランジスタ
と抵抗体が形成される領域のみの酸化物と窒化物を残
す。次に、ウェハは熱的酸化段階で処理されて、酸化物
と窒化物44が除去された領域にフィールド酸化物40
を形成する。酸化物と窒化物の層44が剥離される。次
の段階は、一般に熱的酸化により、ゲート酸化物45を
形成し、次に、ウェハの全面に多結晶けい素の層を堆積
することにより、ゲート22と23を形成し、図4と図
4aに示すように、フォトレジスト・マスキングにより
層をパターン形成し、次に、ゲート22と23(及び多
結晶けい素の相互接続子)だけを残す。Pチャネルトラ
ンジスタ13の領域は、フォトレジスト・マスクにより
被覆され、次に、多結晶けい素ゲート22をN+ ソース
/ドレイン領域18と21を形成するマスクとして使用
してひ素の注入が、この時点で行われ、同時に、抵抗体
の領域20がこの注入により形成される。フォトレジス
ト・マスクが剥離され、次に、抵抗体11の領域とNチ
ャネルトランジスタ12の領域は、ほかのフォトレジス
ト・マスクにより覆われ、P+ 注入が行われて、Pチャ
ネルトランジスタ13のソース/ドレイン領域21を形
成する。次に、ウェハ面は、側壁スペーサ24と25の
形成に使用される低温堆積酸化物の共形被膜46で覆わ
れる。この酸化物は、精密抵抗体11の形状を設定する
ためにも使用され、このために、フォトレジストのマス
ク47が、抵抗体になる領域20に形成される。マスク
47は、酸化物46の上表面の全面にフォトレジストを
堆積し、次に抵抗体の大きさを設定する目的のためだけ
に作製されたマスクを通した光に露出することにより、
形成される。この方法のほかの段階は、すべて、側壁ス
ペーサと自己整列してけい素化合物のソース/ドレイン
領域を使用するNウエルCMOS製作工程にすでに提示
されているので、このフォトレジスト・マスクとエッチ
ング段階(及び次のマスク47の除去)は、本発明の抵
抗体を生成するために標準的CMOS製作工程に追加さ
れた唯一の製作段階である。マスク47を形成し、次に
このマスクを除去するこれらの追加段階では、抵抗体の
値はマスク47の幅(拡散領域20の所与の抵抗率と関
連して)により決定されるので、抵抗体の値を設定する
ウェハ面のほかの幾何学形状との、厳密な位置合せは必
要ではない。反応イオンエッチングなどの方向性(異方
性)エッチングが、マスク47によって被覆されない面
の領域の堆積酸化物層46をすべて除去するために使用
されるが、所定の量の酸化物だけがこの段階で除去され
るので、側壁スペーサ24と25が残り、図5と図5a
に示すように、その厚さは多結晶けい素ゲート22と2
3の上下段差の近くに形成される。次の段階は、図6に
示すように、けい素化合物化領域26、27、28、2
9、31、32を形成する。この段階は、最初にマスク
47を剥離し、次にコバルトまたはほかのこの種の金属
をウェハの全表面に蒸着し、引続いてけい素が露出して
いる場所でけい素と金属との反応によりけい素化合物を
形成する熱処理を行うことにより達成される。酸化物で
被覆された領域では、金属は反応せず、その後清浄処理
により除去される。このようにして、けい素化合物が、
多結晶けい素ゲート22と23の頭部とトランジスタの
ソース/ドレイン領域に形成され、同様に酸化物層30
の両側の低抵抗接触面により抵抗体11を形成する。自
己整合したけい素化合物の面が形成された後、ウェハの
全表面は、図1に示すように、低温蒸着の酸化物33で
被覆され、そしてフォトレジスト・マスキングとエッチ
ングの段階が行われて、接触面38と39のけい素化合
物化領域と接触する電導路があけられる。次に、アルミ
ニウムなどの金属被膜をまず施し、フォトレジスト・マ
スキングとエッチングを用いてこの金属層のパターンを
形成して、図1と図1aに示すように、接続子34、3
5、36、37を残すことにより、接触子と相互接続子
の金属被膜層が形成される。
【0011】本発明のほかの実施例では、図7と図7a
に示すように、抵抗体の大きさを設定するために酸化物
の領域30の形成(及び当然であるが側壁スペーサの形
成)に使用される低温堆積の酸化物層も、抵抗体の周囲
の枠状範囲48内の所定の位置に残され、ウェハ面上の
フィールド酸化物40の内縁をすべて被覆し、フィール
ド酸化物から離れてけい素化合物領域を間隔をおいて設
けている。この構成により、けい素化合物の真下のN+
拡散領域とP型エピタキシャル領域間の表面に沿った距
離が増大し、従って、精密抵抗体は、高い静電圧に耐え
ることが可能となる。抵抗体の回りの酸化物層の枠状範
囲48の形を除いて、図7と図7aの素子の製作工程
は、図1から図6の工程と同じである。
に示すように、抵抗体の大きさを設定するために酸化物
の領域30の形成(及び当然であるが側壁スペーサの形
成)に使用される低温堆積の酸化物層も、抵抗体の周囲
の枠状範囲48内の所定の位置に残され、ウェハ面上の
フィールド酸化物40の内縁をすべて被覆し、フィール
ド酸化物から離れてけい素化合物領域を間隔をおいて設
けている。この構成により、けい素化合物の真下のN+
拡散領域とP型エピタキシャル領域間の表面に沿った距
離が増大し、従って、精密抵抗体は、高い静電圧に耐え
ることが可能となる。抵抗体の回りの酸化物層の枠状範
囲48の形を除いて、図7と図7aの素子の製作工程
は、図1から図6の工程と同じである。
【0012】このようにして、上述の精密抵抗体は、限
界的に厳密な位置合せを必要とする工程段階を何ら追加
することなく、標準的CMOS工程と両立する工程によ
り製作出来ることが理解される。形成された抵抗値の大
きさは、インピーダンス整合に必要な範囲、すなわち1
0〜50オームの範囲にある。自己整列のけい素化合物
ソース/ドレイン領域は、CMOS集積回路のN及びP
チャネルトランジスタに使用されるが、けい素化合物化
領域は抵抗体に使用される必要はない。けい素化合物化
領域面は、拡散したソース/ドレイン領域より数倍も低
い面積抵抗率を有しており、従って中間値をもたらす抵
抗のように機能することが出来ない。
界的に厳密な位置合せを必要とする工程段階を何ら追加
することなく、標準的CMOS工程と両立する工程によ
り製作出来ることが理解される。形成された抵抗値の大
きさは、インピーダンス整合に必要な範囲、すなわち1
0〜50オームの範囲にある。自己整列のけい素化合物
ソース/ドレイン領域は、CMOS集積回路のN及びP
チャネルトランジスタに使用されるが、けい素化合物化
領域は抵抗体に使用される必要はない。けい素化合物化
領域面は、拡散したソース/ドレイン領域より数倍も低
い面積抵抗率を有しており、従って中間値をもたらす抵
抗のように機能することが出来ない。
【0013】本発明は、特定の実施例に関して説明され
たが、この説明は、限定された意味で解釈されるもので
はない。開示された実施例の多くの修正及び本発明のほ
かの実施例は、本説明関する技術に精通した人には明ら
かである。従って、添付の請求の範囲は、本発明の本来
の範囲にあるものとして、すべてのこの種の修正あるい
は実施例を包含するものである。
たが、この説明は、限定された意味で解釈されるもので
はない。開示された実施例の多くの修正及び本発明のほ
かの実施例は、本説明関する技術に精通した人には明ら
かである。従って、添付の請求の範囲は、本発明の本来
の範囲にあるものとして、すべてのこの種の修正あるい
は実施例を包含するものである。
【図1】ほかの構成要素に沿って、図1aの1−1線に
沿って切断された、本発明の一つの実施例による精密抵
抗体を有する半導体集積回路の小部分の断面図である。
図1aは図1の素子の平面図である。
沿って切断された、本発明の一つの実施例による精密抵
抗体を有する半導体集積回路の小部分の断面図である。
図1aは図1の素子の平面図である。
【図2】及び
【図3】及び
【図4】及び
【図5】及び
【図6】本発明の一つの実施例による精密抵抗体の中間
の製造段階における図1と図1aの素子の断面図であ
る。図4a、5a、6aは図4、5、6の各素子の平面
図である。
の製造段階における図1と図1aの素子の断面図であ
る。図4a、5a、6aは図4、5、6の各素子の平面
図である。
【図7】図7aの7−7線に沿って切断された、本発明
のほかの実施例による精密抵抗体を有する半導体集積回
路の小部分の断面図である。図7aは図7の素子の平面
図である。
のほかの実施例による精密抵抗体を有する半導体集積回
路の小部分の断面図である。図7aは図7の素子の平面
図である。
Claims (11)
- 【請求項1】 抵抗体より成る回路素子を集積回路素子
の製造において製作する方法にして、この方法が、 (a)トランジスタ・ゲート(22、23)を半導体の
本体(10)の一面のトランジスタ領域内に形成し、 (b)酸化物被膜(46)を前記の面上に全面的に堆積
し、 (c)前記酸化物被覆(46)の抵抗体領域(20)を
マスキング(47)し且つ前記トランジスタ領域を露出
し、 (d)前記酸化物被覆(46)を方向性を有してエッチ
ングして、酸化物(46)を前記抵抗体領域(20)に
残し、且つ前記ゲート(22、23)に隣接した部分に
側壁スペーサ(24、25)として前記トランジスタ領
域に残し、 (e)けい素化合物化領域(31、32)を前記抵抗体
領域(20)上の前記酸化物(30)の両側の前記面上
に形成し、同時に、けい素化合物化領域(26、27)
を前記側壁スペーサ(24、25)に隣接するソース/
ドレイン領域(18、21)に形成する段階より成る前
記の方法。 - 【請求項2】 前記トランジスタ・ゲートをマスクとし
て使用して不純物を前記の面に導入し、前記トランジス
タのソース/ドレイン領域(18、21)を形成しまた
抵抗体部分を前記抵抗体領域の下に形成する段階より成
ることを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 不純物を導入する前記段階が、N型とP
型の不純物を導入し、これによりNチャンネルとPチャ
ンネルの両方のトランジスタを形成する個々の段階より
成ることを特徴とする請求項2に記載の方法。 - 【請求項4】 前記抵抗体領域をマスキングする前記段
階が前記トランジスタ領域を囲む枠状の領域をマスキン
グすることにより成ることを特徴とする請求項1から請
求項3のうちのいずれかに記載の方法。 - 【請求項5】 前記抵抗体領域がP型基板内のN型ウエ
ルを覆っていることを特徴とする請求項1から請求項4
のうちのいずれかに記載の方法。 - 【請求項6】 前記けい素化合物化領域の接触面に金属
−半導体の接触を形成する段階より成ることを特徴とす
る請求項1に記載の方法。 - 【請求項7】 集積回路素子の製造において回路素子を
マスキングする方法にして、 (a)半導体の本体の面上のトランジスタ領域にトラン
ジスタ・ゲート(22、32)を形成し、 (b)酸化物被覆(46)を前記の面に全面的に堆積
し、 (c)前記トランジスタ領域から間隔をあけて配置され
た選択された範囲において前記酸化物被覆(46)をマ
スキング(47)し且つ前記トランジスタ領域を露出
し、 (d)方向性を有して前記酸化物被覆(46)をエッチ
ングして、酸化物(30)を前記の選択された範囲に残
し且つ前記ゲート(22、23)に隣接する側壁スペー
サ(24、25)として前記トランジスタ領域に残し、 (e)前記選択された範囲の前記酸化物(30)の両側
の前記の面と、前記側壁スペーサ(24、25)に隣接
するソース/ドレイン領域(18、21)にけい素化合
化物領域(31、32)を同時に形成する段階より成る
ことを特徴とする前記の方法。 - 【請求項8】 前記トランジスタ・ゲートをマスクとし
て使用して不純物を前記の面に導入し、前記トランジス
タのソース/ドレイン領域を形成し且つ前記の選択され
た範囲の下に領域を形成して抵抗素子を形成する段階よ
り成ることを特徴とする請求項7に記載の方法。 - 【請求項9】 不純物を導入する前記段階が、N型とP
型の不純物を導入し、これによりNチャンネルとPチャ
ンネルの両方のトランジスタを形成することを特徴とす
る請求項8に記載の方法。 - 【請求項10】 前記の選択された範囲をマスキングす
る前記段階が、前記の選択された範囲を囲む枠状の領域
をマスキングすることより成っていることを特徴とする
請求項7に記載の方法。 - 【請求項11】 前記の選択された範囲がP型基板内の
N型ウエルを覆っていることを特徴とする請求項7に記
載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US07/515,854 US5134088A (en) | 1990-04-27 | 1990-04-27 | Precision resistor in self-aligned silicided mos process |
| US515854 | 1990-04-27 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04229647A JPH04229647A (ja) | 1992-08-19 |
| JPH0789578B2 true JPH0789578B2 (ja) | 1995-09-27 |
Family
ID=24053043
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3097102A Expired - Lifetime JPH0789578B2 (ja) | 1990-04-27 | 1991-04-26 | 自己整合けい素化合物化mos工法による精密抵抗体の製造方法 |
Country Status (8)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5134088A (ja) |
| EP (1) | EP0455376B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0789578B2 (ja) |
| KR (1) | KR940002390B1 (ja) |
| AU (1) | AU640473B2 (ja) |
| CA (1) | CA2041362C (ja) |
| DE (1) | DE69127928T2 (ja) |
| TW (1) | TW240331B (ja) |
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| JPH07226504A (ja) * | 1994-02-09 | 1995-08-22 | Nec Corp | Mos型半導体装置及びその製造方法 |
| JP2934738B2 (ja) | 1994-03-18 | 1999-08-16 | セイコーインスツルメンツ株式会社 | 半導体装置およびその製造方法 |
| JP3297784B2 (ja) * | 1994-09-29 | 2002-07-02 | ソニー株式会社 | 拡散層抵抗の形成方法 |
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| JP3243151B2 (ja) * | 1995-06-01 | 2002-01-07 | 東芝マイクロエレクトロニクス株式会社 | 半導体装置の製造方法 |
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| DE69832162D1 (de) | 1998-07-22 | 2005-12-08 | St Microelectronics Srl | Herstellungsverfahren für ein elektronisches Bauelement, das MOS Transistoren mit salizidierten Übergängen und nicht salizidierten Widerständen enthält |
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1991
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