JPH0789940B2 - メバロン酸の製法 - Google Patents
メバロン酸の製法Info
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- JPH0789940B2 JPH0789940B2 JP4962287A JP4962287A JPH0789940B2 JP H0789940 B2 JPH0789940 B2 JP H0789940B2 JP 4962287 A JP4962287 A JP 4962287A JP 4962287 A JP4962287 A JP 4962287A JP H0789940 B2 JPH0789940 B2 JP H0789940B2
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- mevalonic acid
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はメバロン酸の製造方法、特に、メバロン酸を高
収率で得る方法に関するものである。
収率で得る方法に関するものである。
尚、メバロン酸は酸型とラクトン型の2通りの構造を示
すが、相互に変換することが公知であり、以下本明細書
では特に断らない限り、両型を総称してメバロン酸とい
う。
すが、相互に変換することが公知であり、以下本明細書
では特に断らない限り、両型を総称してメバロン酸とい
う。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする問題点 メバロン酸は、ライト等によって始めて単離された物質
であり(ジャーナル・オブ・ジ・アメリカン・ケミカル
・ソサイエティ(Journal of the American Chemical S
ociety)78巻、5273〜5275頁、1956年)コレステロール
を始めるとする各種イソプレノイド化合物の重〕要な中
間体として知られている。
であり(ジャーナル・オブ・ジ・アメリカン・ケミカル
・ソサイエティ(Journal of the American Chemical S
ociety)78巻、5273〜5275頁、1956年)コレステロール
を始めるとする各種イソプレノイド化合物の重〕要な中
間体として知られている。
又、メバロン酸は、種々の微生物及び植物に対して成育
促進作用を有する等、生物の代謝に重要な役割を果たし
ているため、微生物、植物等の成長促進剤として用いら
れ、また、ピレスロイド系農薬、ユビキノン(呼吸系補
酵素)、ドリコール(多糖類の生合成必須因子)、及び
脂溶性ビタミン等の前駆体等に用いられる。
促進作用を有する等、生物の代謝に重要な役割を果たし
ているため、微生物、植物等の成長促進剤として用いら
れ、また、ピレスロイド系農薬、ユビキノン(呼吸系補
酵素)、ドリコール(多糖類の生合成必須因子)、及び
脂溶性ビタミン等の前駆体等に用いられる。
従来これらの研究には化学合成されたラセミ体が使用さ
れており、天然型のメバロン酸は入手し難いものであっ
た。
れており、天然型のメバロン酸は入手し難いものであっ
た。
天然型のメバロン酸の醗酵法による製造は、アプライド
・マイクロバイオロジー(Applied Microbiology)16、
965(1968)や米国特許第3,617,447号明細書にサッカロ
マイコプシス・フィブリゲラ NRRL Y−7069を用いた
例が記載されているが、その収量は低く、700〜1000μg
/mlにとどまり、工業的な生産には到っていないのが現
状である。
・マイクロバイオロジー(Applied Microbiology)16、
965(1968)や米国特許第3,617,447号明細書にサッカロ
マイコプシス・フィブリゲラ NRRL Y−7069を用いた
例が記載されているが、その収量は低く、700〜1000μg
/mlにとどまり、工業的な生産には到っていないのが現
状である。
従って、本発明の目的は、工業的に実施可能な程度に収
量の良いメバロン酸の製造方法を提供することにある。
量の良いメバロン酸の製造方法を提供することにある。
本発明は、上記目的を、サッカロマイコプシス属に属す
る微生物を培地中で培養することによりメバロン酸を製
造するに際し、窒素源としては有機態窒素源のみを添加
した培地を用いて培養し、次いで該培養物からメバロン
酸を得ることを特徴とするメバロン酸の製造方法を提供
することにより達成したものである。
る微生物を培地中で培養することによりメバロン酸を製
造するに際し、窒素源としては有機態窒素源のみを添加
した培地を用いて培養し、次いで該培養物からメバロン
酸を得ることを特徴とするメバロン酸の製造方法を提供
することにより達成したものである。
本発明に使用されるサッカロマイコプシス(Saccharomu
copsis)属に属する微生物としては、サッカロマイコプ
シス・フィブリゲラ(Saccharomucopsis fibuliger
a)、サッカロマイコプシス・カプスラリス(Saccharom
ucopsis capsularis)等が例示出来、これらの内最も好
ましいのは、サッカロマイコプシス・フィブリゲラ(Sa
ccharomycopsis fibuligera)であり、これらに属する
株としては、例えば、IFO 0107、IFO 0103、IFO 010
4、IFO 0105、IFO 0106、IFO 0109、IFO 0111、IFO
1665、IFO 1711、IFO 1744、IFO 1745、AHU 411
3、IAM 4247、OUT 6071、HUT 7234、ATCC 2080、AT
CC 2082、ATCC 2088、ATCC 9947、ATCC 20145、ATC
C 24945、ATCC 44872、ATCC 46252、ATCC 46253、A
TCC 46949、ATCC 52921、NRRL Y−1060、NRRL Y
−1064、NRRL Y−2385、NRRL Y−7061、NRRL Y−
7221、NRRL Y−7324、NRRL Y−7464、NRR Y−906
9、DSM 70554、IAM 4025、IFO 1342、IFO 0800、IF
O 1880、IFO 0980、IFO 1477、IFO 1254、IFO 097
5、IFO 0807、IFO 0984、IAM 4945、IFO 1850、IAM
4307、IFO 0672、IAM 4771、IAM 12236、IAM 122
41、IFO 1002、IFO 1003、IFO 1626、IFO 1572、IF
O 1574、IFO 1146、IFO 1213、IFO 1287、IFO 095
4、IFO 0941、IFO 8812を挙げることが出来る。
copsis)属に属する微生物としては、サッカロマイコプ
シス・フィブリゲラ(Saccharomucopsis fibuliger
a)、サッカロマイコプシス・カプスラリス(Saccharom
ucopsis capsularis)等が例示出来、これらの内最も好
ましいのは、サッカロマイコプシス・フィブリゲラ(Sa
ccharomycopsis fibuligera)であり、これらに属する
株としては、例えば、IFO 0107、IFO 0103、IFO 010
4、IFO 0105、IFO 0106、IFO 0109、IFO 0111、IFO
1665、IFO 1711、IFO 1744、IFO 1745、AHU 411
3、IAM 4247、OUT 6071、HUT 7234、ATCC 2080、AT
CC 2082、ATCC 2088、ATCC 9947、ATCC 20145、ATC
C 24945、ATCC 44872、ATCC 46252、ATCC 46253、A
TCC 46949、ATCC 52921、NRRL Y−1060、NRRL Y
−1064、NRRL Y−2385、NRRL Y−7061、NRRL Y−
7221、NRRL Y−7324、NRRL Y−7464、NRR Y−906
9、DSM 70554、IAM 4025、IFO 1342、IFO 0800、IF
O 1880、IFO 0980、IFO 1477、IFO 1254、IFO 097
5、IFO 0807、IFO 0984、IAM 4945、IFO 1850、IAM
4307、IFO 0672、IAM 4771、IAM 12236、IAM 122
41、IFO 1002、IFO 1003、IFO 1626、IFO 1572、IF
O 1574、IFO 1146、IFO 1213、IFO 1287、IFO 095
4、IFO 0941、IFO 8812を挙げることが出来る。
尚、IFO、ATCC、NRRL、DSM、AHU、IAM、OUT、HUTはそれ
ぞれ財団法人醗酵研究所保存菌株、アメリカンタイプ・
カルチャー・コレクション保存菌株、ARSノーザンレジ
ョナル・リサーチセンター保存菌株、ドイチェ・ザンム
ルング・フォン・ミクロオルガニズメン保存菌株、北海
道大学農学部保存菌株、東京大学応用微生物研究所保存
菌株、大阪大学工学部醗酵工学科保存菌株、広島大学工
学部醗酵工学科保存菌株を示す。
ぞれ財団法人醗酵研究所保存菌株、アメリカンタイプ・
カルチャー・コレクション保存菌株、ARSノーザンレジ
ョナル・リサーチセンター保存菌株、ドイチェ・ザンム
ルング・フォン・ミクロオルガニズメン保存菌株、北海
道大学農学部保存菌株、東京大学応用微生物研究所保存
菌株、大阪大学工学部醗酵工学科保存菌株、広島大学工
学部醗酵工学科保存菌株を示す。
本発明で使用する培地組成としては、窒素源としては有
機態窒素源のみ、例えばペプトン、イーストエキストラ
クト、ミートエキストラクト、カゼイン、大豆粉等を使
用し、無機窒素源を添加しない限り通常使用される培地
を使用することができ、具体的な培地組成の例として
は、例えば炭素源5〜15重量%、有機態窒素源0.5〜3
重量%及び水(残部)からなる培地を挙げることがで
き、更に燐酸塩、カリウム塩、マグネシウム塩、カルシ
ウム塩等の無機塩類を各々0.01〜5重量%含むものも挙
げることができる。
機態窒素源のみ、例えばペプトン、イーストエキストラ
クト、ミートエキストラクト、カゼイン、大豆粉等を使
用し、無機窒素源を添加しない限り通常使用される培地
を使用することができ、具体的な培地組成の例として
は、例えば炭素源5〜15重量%、有機態窒素源0.5〜3
重量%及び水(残部)からなる培地を挙げることがで
き、更に燐酸塩、カリウム塩、マグネシウム塩、カルシ
ウム塩等の無機塩類を各々0.01〜5重量%含むものも挙
げることができる。
尚、培地中に非イオン界面活性剤0.02〜0.1重量%を含
有させると、メバロン酸の取得量が増加するのが好まし
い。
有させると、メバロン酸の取得量が増加するのが好まし
い。
また、本発明のメバロン酸の製造方法においては、培養
中の培養物における培養液(培養物の濾液)の炭素源濃
度を2〜15重量%、好ましくは5〜10重量%に維持する
と、メバロン酸の取得量を増加させることができるので
好ましい。
中の培養物における培養液(培養物の濾液)の炭素源濃
度を2〜15重量%、好ましくは5〜10重量%に維持する
と、メバロン酸の取得量を増加させることができるので
好ましい。
炭素源濃度を上記範囲に維持する方法としては、少なく
とも炭素源を含む基質を培養中の培養物に添加する方法
を挙げることができる。
とも炭素源を含む基質を培養中の培養物に添加する方法
を挙げることができる。
上記基質の添加を行う場合には、培養物における培養液
(培養物の濾液)中の炭素源濃度が上記範囲に維持され
るように培養物に流加するのが良い。しかしながら、一
般に炭素源濃度の測定には長時間を要するので基質添加
時期の判断は培養物のpH又は溶存酸素量を指標とするの
が良い。
(培養物の濾液)中の炭素源濃度が上記範囲に維持され
るように培養物に流加するのが良い。しかしながら、一
般に炭素源濃度の測定には長時間を要するので基質添加
時期の判断は培養物のpH又は溶存酸素量を指標とするの
が良い。
pHを指標とする場合にはpHが7以上となる点が、また、
溶存酸素量を指標とする場合には溶存酸素量が一旦低下
し、再度上昇し始めた時点、即ち溶存酸素量の曲線の
(飽和を初期値とする)極小値の通過直後が指標とな
る。
溶存酸素量を指標とする場合には溶存酸素量が一旦低下
し、再度上昇し始めた時点、即ち溶存酸素量の曲線の
(飽和を初期値とする)極小値の通過直後が指標とな
る。
尚、この時添加する基質の量は、予め、指標の時点にお
ける炭素源濃度を測定しておき、それに応じた量を流加
すればよい。
ける炭素源濃度を測定しておき、それに応じた量を流加
すればよい。
添加する基質は、少なくとも炭素源を含むものであれば
良く、培養前の培地組成と同一でも異なっていても良い
が、好ましい炭素源としては、例えば、グルコース、フ
ラクトース、マルトース、マルトエキス、グリセリン、
酢酸塩等が挙げられる。また、添加する時の基質の形態
は、無菌状態であれば制限されないが、殺菌の容易性等
から水溶液として用いるのが好ましく、その場合の濃度
も制限されないが、高濃度(例えば、40%以上)とする
のが好ましい。
良く、培養前の培地組成と同一でも異なっていても良い
が、好ましい炭素源としては、例えば、グルコース、フ
ラクトース、マルトース、マルトエキス、グリセリン、
酢酸塩等が挙げられる。また、添加する時の基質の形態
は、無菌状態であれば制限されないが、殺菌の容易性等
から水溶液として用いるのが好ましく、その場合の濃度
も制限されないが、高濃度(例えば、40%以上)とする
のが好ましい。
本発明の製造方法の好ましい具体的実施態様は以下の通
りである。
りである。
即ち、炭素源、有機態窒素源、細胞膜の可溶化作用を持
つ非イオン界面活性剤及び無機塩類を所定量含有する培
地に微生物を接種し、20〜40℃、好ましくは25〜35℃で
震盪培養するか、100〜500rpm、好ましくは200〜400rp
m、0.2〜1.5VVM、好ましくは0.5〜1.0VVMで通気撹拌培
養し、所定時間培養した後、培養物における培養液中の
炭素源濃度の測定、pHの測定、又は溶存酸素量の測定に
より、前記基質を培養物に流加(添加)する。このよう
な基質の流加を必要回数行い、それ以上メバロン酸の生
産量が向上しないと判断した時点で培養を終了する。培
養終了後、培養物を遠心分離、濾過等公知の方法で菌体
を除き、逆浸透法、減圧蒸留等により濃縮するか、ブタ
ノールや酢酸エチルを用いた向流分配法或いはシリカゲ
ル、ポーラスポリマー樹脂、イオン交換樹脂等を使用し
たカラムクロマトグラフィ法、分子蒸留法、結晶化法等
の公知の精製技術の組合せにより処理してメバロン酸を
得ることができる。
つ非イオン界面活性剤及び無機塩類を所定量含有する培
地に微生物を接種し、20〜40℃、好ましくは25〜35℃で
震盪培養するか、100〜500rpm、好ましくは200〜400rp
m、0.2〜1.5VVM、好ましくは0.5〜1.0VVMで通気撹拌培
養し、所定時間培養した後、培養物における培養液中の
炭素源濃度の測定、pHの測定、又は溶存酸素量の測定に
より、前記基質を培養物に流加(添加)する。このよう
な基質の流加を必要回数行い、それ以上メバロン酸の生
産量が向上しないと判断した時点で培養を終了する。培
養終了後、培養物を遠心分離、濾過等公知の方法で菌体
を除き、逆浸透法、減圧蒸留等により濃縮するか、ブタ
ノールや酢酸エチルを用いた向流分配法或いはシリカゲ
ル、ポーラスポリマー樹脂、イオン交換樹脂等を使用し
たカラムクロマトグラフィ法、分子蒸留法、結晶化法等
の公知の精製技術の組合せにより処理してメバロン酸を
得ることができる。
尚、本発明の方法における培地には、本発明の目的の範
囲内で、所望により消泡剤等を添加することができる。
また、培養液中の炭素源濃度の測定は、グルコースオキ
シダーゼを用いる酵素法等により行い、この場合の「培
養液」とは、培養物を遠心分離、濾過等により菌体等を
除いた溶液部をいう。
囲内で、所望により消泡剤等を添加することができる。
また、培養液中の炭素源濃度の測定は、グルコースオキ
シダーゼを用いる酵素法等により行い、この場合の「培
養液」とは、培養物を遠心分離、濾過等により菌体等を
除いた溶液部をいう。
以下に本発明の実施例を示すが、本発明はこれらに限定
されるものではない。
されるものではない。
尚、実施例、比較例におけるメバロン酸の定量は以下の
ようにして行った。
ようにして行った。
試料溶液0.8mlをスピッチ管に取り、1N−HCl溶液を用い
てpHを2に調整する。これにNa2SO4lgを加え、更に酢酸
エチル2.0mlを加えて撹拌後、上層を取る。下層に更に
酢酸エチル2.0mlを加えて撹拌後、上層を取り前回の上
層と合わせる。再度この操作を行い、酢酸エチル層計6.
0mlを得、これを蒸発乾固する。この乾固物を3,4−ジメ
トキシベンズアルデヒドを内部標準としてガスクロマト
グラフィにより定量した。尚、ガスクロマトグラフィの
条件は以下の通り。
てpHを2に調整する。これにNa2SO4lgを加え、更に酢酸
エチル2.0mlを加えて撹拌後、上層を取る。下層に更に
酢酸エチル2.0mlを加えて撹拌後、上層を取り前回の上
層と合わせる。再度この操作を行い、酢酸エチル層計6.
0mlを得、これを蒸発乾固する。この乾固物を3,4−ジメ
トキシベンズアルデヒドを内部標準としてガスクロマト
グラフィにより定量した。尚、ガスクロマトグラフィの
条件は以下の通り。
カラムサイズ:直径3mm長さ1000mm(ステンレス製) カラム液相:10%Thermon−3000 カラムサポート:chromsorb W AW−DMCS 80〜100メ
ッシュ カラム温度:180℃ インジェクション温度:230℃ キャリアーガス:N2(40ml/分) 〔実施例1、比較例1〕 グルコース10重量%、マルトエキストラクト1重量%、
ペプトン0.5重量%、イーストエキストラクト0.1重量
%、KH2PO40.3重量%、MgSO4・7H2O0.05重量%、CaCO31
重量%、残部水からなる培地20と200mlを用意し、該2
00mlの培地にサッカロマイコプシス・フィブリゲラIFO
1744を1白金耳接種し28℃で3日間震盪培養しておい
たものを、上記20の培地に接種し、28℃、回転数300r
pm、通気量20/分で通気撹拌培養した。
ッシュ カラム温度:180℃ インジェクション温度:230℃ キャリアーガス:N2(40ml/分) 〔実施例1、比較例1〕 グルコース10重量%、マルトエキストラクト1重量%、
ペプトン0.5重量%、イーストエキストラクト0.1重量
%、KH2PO40.3重量%、MgSO4・7H2O0.05重量%、CaCO31
重量%、残部水からなる培地20と200mlを用意し、該2
00mlの培地にサッカロマイコプシス・フィブリゲラIFO
1744を1白金耳接種し28℃で3日間震盪培養しておい
たものを、上記20の培地に接種し、28℃、回転数300r
pm、通気量20/分で通気撹拌培養した。
6日間培養を継続して得られたメバロン酸の量は1160μ
g/mlであった。
g/mlであった。
また、上記培地に更に塩化アンモニウムを0.3重量%添
加して培養した場合(比較例1)は6日間培養してメバ
ロン酸の量は910μg/mlであった。
加して培養した場合(比較例1)は6日間培養してメバ
ロン酸の量は910μg/mlであった。
〔実施例2〕 実施例1と同様の培地を、28℃、回転数300rpm、通気量
20/分でグルコース濃度、pH、溶存酸素量を測定しつ
つ通気撹拌培養した。
20/分でグルコース濃度、pH、溶存酸素量を測定しつ
つ通気撹拌培養した。
培養3日目に培養液中のグルコース量を測定してグルコ
ース濃度が5%以下になったことを確認した後、この時
点でグルコースの50重量%水溶液を2.0kg流加し、培養
を継続した。更に、培養6日目及び培養9日目にそれぞ
れグルコースの50重量%水溶液を2.0kgを流加し、計12
日間培養を継続し培養を終了した。培養終了後、培養物
から得たメバロン酸を、前記定量法により測定したとこ
ろ、メバロン酸の量は2010μg/mlであった。
ース濃度が5%以下になったことを確認した後、この時
点でグルコースの50重量%水溶液を2.0kg流加し、培養
を継続した。更に、培養6日目及び培養9日目にそれぞ
れグルコースの50重量%水溶液を2.0kgを流加し、計12
日間培養を継続し培養を終了した。培養終了後、培養物
から得たメバロン酸を、前記定量法により測定したとこ
ろ、メバロン酸の量は2010μg/mlであった。
第1図は、本実施例における培養時間と、溶存酸素量
(飽和=100とする)、pH、グルコース量(重量%)、
及びメバロン酸量(重量%)それぞれとの関係を示すグ
ラフで、このグラフから、培養3日目に培養液中のグル
コース濃度が5%以下となった直後にpHが7を越え、溶
存酸素量は極小値を通過している事がわかる。
(飽和=100とする)、pH、グルコース量(重量%)、
及びメバロン酸量(重量%)それぞれとの関係を示すグ
ラフで、このグラフから、培養3日目に培養液中のグル
コース濃度が5%以下となった直後にpHが7を越え、溶
存酸素量は極小値を通過している事がわかる。
〔実施例3〕 イーストエキストラクトをミートエキストラクトに替え
たほかは実施例2と同様にして培養した。その結果得ら
れたメバロン酸の量は2070μg/mlであった。
たほかは実施例2と同様にして培養した。その結果得ら
れたメバロン酸の量は2070μg/mlであった。
〔実施例4〕 ペプトンをカゼインに替えたほかは実施例2と同様にし
て培養した。その結果得られたメバロン酸の量は1970μ
g/mlであった。
て培養した。その結果得られたメバロン酸の量は1970μ
g/mlであった。
〔実施例5〕 サッカロマイコプシス・フィブリゲラIFO1744をサッカ
ロマイコプシス・フィブリゲラIFO 0107に替えたほか
は実施例2と同様に培養した。その結果得られたメバロ
ン酸の量は8590μg/mlであった。
ロマイコプシス・フィブリゲラIFO 0107に替えたほか
は実施例2と同様に培養した。その結果得られたメバロ
ン酸の量は8590μg/mlであった。
〔実施例6〕 実施例2で得た培養物を22を回転数5000rpmで遠心分
離し濾液14を得た。これを逆浸透膜を用いて4に濃
縮後50重量%リン酸水を用いてpH2とし、4の酢酸エ
チルで3回抽出し、酢酸エチル層12を得た。これを0.
02N水酸化ナトリウム水5に転溶し、50重量%リン酸
水にてpH2とした後、ダイヤイオンHP−20(登録商標)
カラム(1)を通した。この流出液を、4の酢酸エ
チルで3回抽出し、酢酸エチル層12を得た。これを無
水硫酸ナトリウムにて脱水後蒸発乾固させた。この乾固
物を少量のアセトン/ベンゼン(1/7)に溶解させ、シ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(ワコーゲルC−20
0(登録商標)、1500g)により分離した。メバロン酸を
含む画分を乾固し、無色の油状物質14.4gを得た。
離し濾液14を得た。これを逆浸透膜を用いて4に濃
縮後50重量%リン酸水を用いてpH2とし、4の酢酸エ
チルで3回抽出し、酢酸エチル層12を得た。これを0.
02N水酸化ナトリウム水5に転溶し、50重量%リン酸
水にてpH2とした後、ダイヤイオンHP−20(登録商標)
カラム(1)を通した。この流出液を、4の酢酸エ
チルで3回抽出し、酢酸エチル層12を得た。これを無
水硫酸ナトリウムにて脱水後蒸発乾固させた。この乾固
物を少量のアセトン/ベンゼン(1/7)に溶解させ、シ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(ワコーゲルC−20
0(登録商標)、1500g)により分離した。メバロン酸を
含む画分を乾固し、無色の油状物質14.4gを得た。
比旋光度〔α〕▲25 D▼=−21.6゜ (C=2.31、エタノール)であった。
本発明のメバロン酸の製造方法によれば、工業的に実施
可能な程度に高収量でメバロン酸を得ることができる。
可能な程度に高収量でメバロン酸を得ることができる。
第1図は、本発明の実施例1における培養時間と、溶存
酸素量(飽和=100とする)、pH、グルコース量(重量
%)、及びメバロン酸量(μg/ml)それぞれとの関係を
表すグラフであり、図中、1はメバロン酸量、2はグル
コース量、3はpH、4は溶存酸素量をそれぞれ示す。
酸素量(飽和=100とする)、pH、グルコース量(重量
%)、及びメバロン酸量(μg/ml)それぞれとの関係を
表すグラフであり、図中、1はメバロン酸量、2はグル
コース量、3はpH、4は溶存酸素量をそれぞれ示す。
Claims (6)
- 【請求項1】サッカロマイコプシス属に属する微生物を
培地中で培養することによりメバロン酸を製造するに際
し、窒素源として有機態窒素源のみを添加した培地を用
いて培養し、次いで該培養物からメバロン酸を得ること
を特徴とするメバロン酸の製法。 - 【請求項2】有機態窒素源として、ペプトン、イースト
エキストラクト、ミートエキストラクト、カゼイン大豆
粉からなる群から選ばれた1種または2種以上の物質を
使用することを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記
載のメバロン酸の製法。 - 【請求項3】培養中の培養物に少なくとも炭素源を含む
基質を添加して培養することを特徴とする特許請求の範
囲第(1)項の何れかに記載のメバロン酸の製法。 - 【請求項4】培養液(培養物の濾液)中の炭素円濃度が
2〜15重量%に維持されるように基質の添加を行うこと
を特徴とする特許請求の範囲第(3)項記載のメバロン
酸の製法。 - 【請求項5】基質の添加を培養物のpHが7以上になった
時点で行うことを特徴とする特許請求の範囲第(3)項
に記載のメバロン酸の製法。 - 【請求項6】基質の添加を培養物の溶存酸素量を示す曲
線(対培養日数)の変曲点を通過した時点で行うことを
特徴とする特許請求の範囲第(3)項に記載のメバロン
酸の製法。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4962287A JPH0789940B2 (ja) | 1987-03-04 | 1987-03-04 | メバロン酸の製法 |
| AT88103319T ATE86664T1 (de) | 1987-03-04 | 1988-03-03 | Verfahren zur herstellung von mevalonischer saeure. |
| EP88103319A EP0281143B1 (en) | 1987-03-04 | 1988-03-03 | Process for producing mevalonic acid |
| DE8888103319T DE3878946T2 (de) | 1987-03-04 | 1988-03-03 | Verfahren zur herstellung von mevalonischer saeure. |
| ES88103319T ES2053596T3 (es) | 1987-03-04 | 1988-03-03 | Un proceso para la produccion de acido mevalonico. |
| US07/629,184 US5149641A (en) | 1987-03-04 | 1990-12-17 | Process for producing mevalonic acid |
| GR930400328T GR3007316T3 (ja) | 1987-03-04 | 1993-03-11 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4962287A JPH0789940B2 (ja) | 1987-03-04 | 1987-03-04 | メバロン酸の製法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63216486A JPS63216486A (ja) | 1988-09-08 |
| JPH0789940B2 true JPH0789940B2 (ja) | 1995-10-04 |
Family
ID=12836330
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4962287A Expired - Lifetime JPH0789940B2 (ja) | 1987-03-04 | 1987-03-04 | メバロン酸の製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0789940B2 (ja) |
-
1987
- 1987-03-04 JP JP4962287A patent/JPH0789940B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63216486A (ja) | 1988-09-08 |
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